JP4037209B2 - エレベータ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、火災時に乗降口を塞ぐ防火シャッタ装置を備えたエレベータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、火災時に乗降口を塞ぐ防火シャッタ装置を備えたエレベータ装置は、例えば特開2001−276243や特開2001−276244等に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術は、乗場側に、防火シャッタの収納部を含む防火シャッタ装置を設置していることから、この防火シャッタ装置による乗場側、特に乗場の天井設計が左右されることについての配慮がなされていなかった。
【0004】
本発明の目的は、防火シャッタ装置を備えても乗場側の設計が自由に行い得るエレベータ装置を提供することにある。
【0005】
本発明の別の目的は、防火シャッタ装置の保守点検作業が容易に行えるエレベータ装置を提供することにある。
【0006】
本発明のさらに別の目的は、防火シャッタ装置の組み込みが容易なエレベータ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、防火シャッタ装置のシャッタ収納部を、昇降路内に望ませて設置させると共に、前記シャッタ収納部と乗かごとの鉛直投影を離したのである。また、前記シャッタ収納部のシャッタの巻付け体を駆動する電動機を前記巻付け体の延長上に設け、さらに前記防火シャッタ装置を乗場ドア装置と一体化したのである。
【0008】
上記のように、防火シャッタ装置の上部のシャッタ収納部を、前記昇降路内に設置させることにより、乗場側にシャッタ収納部用の設置スペースを確保する必要がなくなるので、乗場側を自由に設計することができる。また、乗場側の天井裏にシャッタ収納部を設けた場合、シャッタ収納部の保守点検に際しては、天井を取外し、踏み台を用いて天井裏のシャッタ収納部を点検するか、狭域な天井裏に入り込んで保守点検しなければならないが、上記のように、シャッタ収納部を昇降路内に設置していることにより、乗かごの天上に乗った状態で容易に保守点検作業を行うことができる。
【0009】
さらに、シャッタ収納部のシャッタの巻付け体を駆動する電動機を巻付け体の延長上に設けたため、シャッタ収納部内に電動機を一体に収納でき、これによって部品数を減らし、シャッタ収納部の取付け作業を簡素化することができる。
【0010】
また、ドアレール等を含む乗場ドア装置と防火シャッタ装置を一体化させたので、乗場ドア装置の据付けと同時に防火シャッタ装置の据付けを行うことができ、防火シャッタ装置の組み込み作業を容易にすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明による第1の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。一般的に、エレベータ装置は、建屋1内に垂直に貫通して形成された昇降路2と、この昇降路2内を昇降する乗かご3と、前記昇降路2を区画する建屋1の建屋壁1Wを貫通して前記昇降路2と各階床の乗場4とを連通する乗降口5と、この乗降口5を開閉し前記乗かご3のかごドア3Dと対向する乗場ドア6とを備えている。
【0012】
前記乗かご3は、ロープ7によって吊り下げられ、このロープ7を図示しない巻上機の綱車に巻掛け、巻上機を駆動することにより昇降するように構成されている。
【0013】
前記乗場ドア6は、前記乗降口5を昇降路2側から塞ぐように、上端はドアハンガ8を介して水平なドアレール9に吊り下げられている。ドアレール9は、建屋1に取付けられた強度部材10に支持されている。また、前記乗場ドア6の下端は、乗場4の床と連なる乗降口5の昇降路側端に設けられた敷居11に案内されており、これらドアレール9と敷居11とに案内されて乗場ドア6は、乗かご3側から動力を得て横方向に開閉する。
【0014】
前記乗場ドア6の乗場4側には、閉じられた時の乗場ドア6の左右両側と上部を被う縦枠12A,12B及び天枠12Cからなる第1三方枠12が設けられている。さらに、第1三方枠12の乗場4側には、前記乗降口5の床側を除く左右両側と上部を区画する縦枠13A,13B及び天枠13Cからなる第2三方枠13が設けられている。これら第1三方枠12と第2三方枠13とは裏側で強度部材を介して一体化され、建屋1の建屋壁1W等に固定される。しかし、第1三方枠12と第2三方枠13とを一体化せずに、夫々建屋1の建屋壁1W等に固定すれば、分割された状態としておいても差し支えない。
【0015】
乗場4側の上方には天井14が張られ、その裏側には図示しないが電線や通信線、換気や空気調節用のダクト、水道管やガス管、さらには天井照明器具が配設されている。
【0016】
上記構成は、通常のエレベータ装置と殆ど同じであるが、さらに、本実施の形態においては、前記乗場ドア6の乗場4側を火災時に被う防火シャッタ装置15が設けられている。
【0017】
この防火シャッタ装置15は、例えばシリカクロス材の耐火シート等からなるシャッタ16と、このシャッタ16を通常時には巻付けておく巻付け体17と、これらを収納するシャッタ収納部18と、このシャッタ収納部18の下側に延在し前記シャッタ16をその幅方向両側で案内する左右一対のシャッタガイド19とを備えている。シャッタ収納部18は、前記シャッタガイド19側に開口部20を有し、この開口部20から前記シャッタ16の端を引き出している。前記開口部20から引き出された前記シャッタ16の端部には全幅に亘っておもり21が取付けられている。
【0018】
このような防火シャッタ装置15は、前記シャッタ収納部18が乗場ドア6の上方で、平面的に見て上階の敷居11U先端から上階の建屋梁1Bまでの寸法Wの間、云い代えれば上階の敷居11U先端と前記乗降口5の昇降路側端との間に設置される。そして、前記シャッタガイド19は、前記第1三方枠12と第2三方枠13の間に配置される。このような位置にシャッタ収納部18を設置することにより、シャッタ収納部18と乗かご3との鉛直投影は離れることになり、乗かご3の昇降に際してシャッタ収納部18が障害となることはなくなる。勿論、前記シャッタ収納部18は、乗降口5の上部に位置する建屋梁1Bや乗降口5の左右の建屋壁1W等に固定され、前記シャッタガイド19は前記第1三方枠12と第2三方枠13等に固定する。尚、防火シャッタ装置15を前記第1三方枠12や第2三方枠13及びドアレール9に対する位置関係を正確にして前記強度部材10と一体化しておくことにより、防火シャッタ装置15を乗場ドア装置と共に建屋1側に取付けることができる。その結果、一体化した構成部品のいずれか一方の芯出しをして固定部分に取付けることにより、残る構成部品の芯出しを省略することができる。
【0019】
上記構成において、シャッタ16は、通常時は、図1に示すように、シャッタ収納部18の開口部20近傍に図示しない保持機構によって保持されており、乗客の乗かご3への乗降を妨げないようにしている。そして、火災時には火災報知器や火災検知器に連動して、あるいは人為的操作によって前記保持機構を解除する。前記保持機構の解除により、シャッタ16は、おもり21の自重によって前記シャッタガイド19に沿って下降してゆき、第2三方枠13で区画された乗降口5を最終的に塞ぐのである。火災沈下後には、前記シャッタ16を図示しない手動操作機構あるいは電動巻上機構等の巻上手段によって元の位置に戻すのである。
【0020】
以上のように本実施の形態によれば、特に大きな設置空間を必要とする防火シャッタ装置15のシャッタ収納部18を、昇降路2内で上階側の敷居11Uの下方空間に設置したので、従来のようにシャッタ収納部を乗場4側に設置していた場合に比べて、乗場4側、特に天井14裏側の設計が自由に行える利点がある。
【0021】
さらに、シャッタ収納部18の保守点検に際しては、乗かご3の天井に乗って作業を行うことにより、その作業は容易になる。また、昇降路2内の乗かご3上での作業となるので、乗場4側に歩行者がいても何等問題となることはない。さらに、乗かご3の天井部には、作業用の囲いが設置されているので、安全な作業を行うことができる。
【0022】
これに対し、従来は、乗場4側に作業台を移動して天井14を取外し、その上で、作業台に載ってシャッタ収納部の保守点検を行わねばならず、さらに、乗場4側に歩行者がいる場合には、作業用の囲いを設置して歩行者を遠ざけねばならないと云う不都合がある。また、天井14を取外さない場合には、天井14の裏側の狭域な空間内にて作業をしなければならず、多大な労力を費やす問題がある。
【0023】
このほか、シャッタ収納部18を含む防火シャッタ装置15を、ドアレール9と補強部材10とを含む乗場ドア装置を一体化させているので、乗場ドア装置の据付け時に同時に防火シャッタ装置15の据付けを行うことができる。尚、一体化する場合、例えばドアレール9を基準にして各部品の寸法関係を正確に設定しておくことにより、各部品ごとに据付時に芯出し作業を行う必要はなくなって据付作業をより簡単化することができる。
【0024】
上記第1の実施の形態は、階床間隔Hが比較的低く、建屋梁1Bから敷居11,11Uまでの寸法Wが比較的大きい建屋構造についてのエレベータ装置を説明した。
【0025】
図4に示す第2の実施の形態は、階床間隔Hは上記実施の形態と同程度で、建屋梁1Bから敷居11,11Uまでの寸法Wnが比較的狭い建屋構造についてのエレベータ装置である。基本構成は第1の実施の形態と同じであるので、同一部品には同一符号を付し、再度の説明は省略する。ただ、防火シャッタ装置22の構成が第1の実施の形態とは異なる。
【0026】
即ち、建屋梁1Bから敷居11,11Uまでの寸法Wnが比較的狭いので、第1の実施の形態における防火シャッタ装置15を用いたのでは、シャッタ収納部18が乗かご3の昇降通路上に出張ってシャッタ収納部18と乗かご3の鉛直投影が重なってしまい、乗かご3の昇降を妨げてしまう。そこで、本実施の形態においては、このシャッタ16を巻付ける巻付け体17を、小径の二つの巻付け体17A,17Bとしてシャッタ収納部23を縦長で厚さが薄い形状としたのである。即ち、シャッタ16の巻付けを上下方向に間隔を持った平行な巻付け体17A,17Bに跨らせて巻付けることによりシャッタ収納部の薄型化を図ったのである。
【0027】
このように、本実施の形態によれば、シャッタ収納部23を薄型化したので、建屋梁1Bから敷居11,11U先端までの寸法Wn、云い代えれば敷居11,11U先端と乗降口5の昇降路側端との間の寸法Wnが比較的狭い建屋においても、昇降路2内にシャッタ収納部23を設置することができる。そのほか、本実施の形態によれは、第1の実施の形態と同じ効果を奏することができる。
【0028】
図5に示す第3の実施の形態は、階床間隔Hhが比較的高く、建屋梁1Bから敷居11,11Uまでの寸法Wnが第2の実施の形態と同様に比較的狭い建屋に設置されるエレベータ装置である。
【0029】
この建屋は、階床間隔Hhが高いことから、建屋梁1Bの下方に余裕のある空間部が存在する。この空間部、即ち、乗降口5の乗場4側端と敷居11,11U先端までの幅寸法Wwの空間部を利用して防火シャッタ装置15のシャッタ収納部18を設置したのである。それ以外の構成は第1の実施の形態と同じであるので、同一部品には同一符号を付して再度の説明を省略した。
【0030】
本実施の形態によれば、巻付け体17が1つで構成が単純な防火シャッタ装置15を用いることができるほか、第1の実施の形態と同じ効果を奏することができる。
【0031】
この外、第3の実施の形態において、建屋梁1Bの下方に建屋壁が延在する建屋構成においては、この壁部を切欠いたり、建屋壁の一部を削って前記敷居11,11U先端との間に特定空間を形成し、この特定空間に前記シャッタ収納部18,23の一部あるいは全部を収納するようにしてもよい。
【0032】
しかし、いずれにせよ本発明においては、シャッタ収納部18,23を昇降路2内から保守点検できるように、昇降路内にシャッタ収納部18,23の一部あるいは全部を臨ませることが必須である。
【0033】
図6及び図7に示す第4の実施の形態は、昇降路2に接近して設けられた建屋梁1Bの昇降路2側に建屋壁1Wを設け、この建屋壁1Wに前記昇降路2と各階床の乗場4とを連通する乗降口5を開口させた構成の建屋1に防火シャッタ装置15を設けたものである。
【0034】
この防火シャッタ装置15のシャッタ収納部18は、平面的に見て上階側の建屋梁1Bと乗場ドア6との間に設置される。そして前記シャッタ収納部18は、乗場ドア6を支持する構造物である懸垂案内装置6Gと上階の敷居11Uとの間から昇降路2側に臨ませている。前記懸垂案内装置6Gは、図1に示すドアハンガ8,ドアレール9,建屋1に取付けられた強度部材10等から構成されている構造物である。
【0035】
このように本実施の形態によれば、上階の敷居11U先端から上階の建屋梁1Bまで寸法W内にシャッタ収納部18が設置されることになる。それ以外の構成は第1の実施の形態と同じであるので、同一部品には同一符号を付して再度の説明を省略した。
【0036】
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同じ効果を奏することができる。
【0037】
ところで、上記各実施の形態のうち、図5に示す実施の形態と図6及び図7に示す実施の形態においては、乗降口5の幅寸法内にシャッタ収納部18が設置される構成である。そのために、下降したシャッタ16を巻付け体17に巻き戻す手動操作機構あるいは電動巻上機構を薄型にして前記乗降口5の幅寸法内に設置する工夫が必要である。しかし、前記乗降口5の幅寸法内に設置できない場合には、前記乗降口5の外側に手動操作機構あるいは電動巻上機構を設置する工夫をしなければならない。
【0038】
しかしながら、図1〜図3に示す実施の形態及び図4に示す実施の形態における防火シャッタ装置15,22のシャッタ収納部18,23は、乗降口5の外側に設置されている。このような場合には、図8に示す第5の実施の形態のように、シャッタ16を巻付ける巻付け体17の巻付け軸24を一方向に延長して乗降口5の間口寸法Woよりも大きく張出させる。そして、巻付け軸24の張出し端に電動機25を連結することにより、特殊な工夫を必要とすることなく、電動機25を設けることができる。しかも、電動機25を含めてシャッタ収納部18S内に収納できるので、シャッタ収納部18Sの乗降口5近傍への取付けと同時に電動機25も取付けることができる。
【0039】
尚、上記第5の実施の形態は、電動機25の回転軸と巻付け軸24とを直結しているが、電動機25の回転軸と巻付け軸24とは必ずしも同一軸線上で直結しなくてもよい。
【0040】
また、以上の説明は、乗り場ドア6を支持する強度部材10を、建屋1に取付ける構成である。しかし、図9に示す第6の実施の形態のように、シャッタ収納部18Sを建屋梁1BにL型ブラケット等の固定具26を介して固定し、固定されたシャッタ収納部18Sに乗場ドア6を吊る強度部材10を含む乗場ドア装置を取付けるようにしてもよい。この場合、シャッタ収納部18Sの建屋梁1Bへの取付け部を基準に強度部材10内のドアレール9の芯出しをしておけば、シャッタ収納部18Sの取付けと同時にドアレール9の芯出しが行えるので、作業性が向上する。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、防火シャッタ装置を備えても乗場側の設計が自由に行え、及び/又は防火シャッタ装置の保守点検作業が容易に行え、及び/又は防火シャッタ装置の組み込みが容易なエレベータ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態によるエレベータ装置の乗降口近傍を示す縦断側面図。
【図2】図1を乗場側から見た正面図。
【図3】図2のIII−III線に沿う横断平面図。
【図4】本発明による第2の実施の形態を示す図1相当図。
【図5】本発明による第3の実施の形態を示す図1相当図。
【図6】本発明による第4の実施の形態を示す図1相当図。
【図7】図6のVII−VII線に沿う横断平面図。
【図8】本発明による第5の実施の形態を示す昇降路側から乗場ドア側を見た背面図。
【図9】本発明による第6の実施の形態を示す図8のIX−IX線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…建屋、1B…建屋梁、2…昇降路、3…乗かご、4…乗場、5…乗降口、6…乗場ドア、6G…懸垂案内装置、11,11U…敷居、12…第1三方枠、13…第2三方枠、15,22…防火シャッタ装置、16…シャッタ、17,17A,17B…巻付け体、18,23…シャッタ収納部、19…シャッタガイド、25…電動機、26…固定具。
Claims (8)
- 乗かごが昇降する昇降路と、この昇降路と各階の乗場間を夫々連通する乗降口と、この乗降口を開閉する乗場ドアと、火災時、上部に前記乗降口を塞ぐシャッタを収納するシャッタ収納部を設けたエレベータ装置において、前記シャッタ収納部を前記昇降路内で前記乗場ドアの敷居先端と前記乗降口の昇降路側端との間に設置し、このシャッタ収納部から前記乗場ドアの乗場側を前記シャッタが下降するように構成したことを特徴とするエレベータ装置。
- 乗かごが昇降する昇降路と、この昇降路と各階の乗場間を夫々連通する乗降口と、この乗降口を開閉する乗場ドアと、火災時、上部に前記乗降口を塞ぐシャッタを収納するシャッタ収納部を設けたエレベータ装置において、前記シャッタ収納部は、前記乗場ドアの懸垂案内装置よりも高い位置であって、上階側の乗場ドアの敷居先端と前記乗降口の乗場側端との間に設置し、前記シャッタが前記乗場ドアの乗場側を下降するように構成したことを特徴とするエレベータ装置。
- 前記シャッタは、前記乗場ドアの反昇降路側で前記乗降口を塞ぐように位置していることを特徴とする請求項1又は2記載のエレベータ装置。
- 乗かごが昇降する昇降路と、この昇降路と乗場間を連通する乗降口と、この乗降口を開閉する乗場ドアと、火災時、上部に前記乗降口を塞ぐシャッタを収納するシャッタ収納部を設けた防火シャッタ装置とを備えたエレベータ装置において、前記シャッタ収納部を、平面的に見て上階側の建屋梁と前記乗場ドアとの間であって、前記乗場ドアの懸垂案内装置よりも高い位置に設置したことを特徴とするエレベータ装置。
- 前記シャッタ収納部は、間隔をもった2つの巻付け体を有し、前記シャッタは、前記2つの巻付け体に跨って巻付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエレベータ装置。
- 前記シャッタ収納部は、前記乗場ドアを支持する構造物と一体化されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のエレベータ装置。
- 前記シャッタ収納部は、内部にシャッタを巻付ける巻付け体を有すると共に、この巻付け体の延長上にこの巻付け体を駆動する電動機を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエレベータ装置。
- 前記シャッタ収納部は、前記昇降路を形成した建屋に取付けられ、建屋に取付けられた前記シャッタ収納部に前記乗場ドアを支持する構造物が取付けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエレベータ装置。
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