JPH06300773A - 交通事故データ記録装置及び交通事故再現システム - Google Patents
交通事故データ記録装置及び交通事故再現システムInfo
- Publication number
- JPH06300773A JPH06300773A JP5092626A JP9262693A JPH06300773A JP H06300773 A JPH06300773 A JP H06300773A JP 5092626 A JP5092626 A JP 5092626A JP 9262693 A JP9262693 A JP 9262693A JP H06300773 A JPH06300773 A JP H06300773A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- acceleration
- traffic accident
- angular velocity
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P1/00—Details of instruments
- G01P1/12—Recording devices
- G01P1/127—Recording devices for acceleration values
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C5/00—Registering or indicating the working of vehicles
- G07C5/08—Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
- G07C5/0841—Registering performance data
- G07C5/085—Registering performance data using electronic data carriers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Recording Measured Values (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取り付けが簡便で安価な交通事故データ記録
装置及び交通事故再現システムを提供する。 【構成】 交通事故データ記録装置1を、加速度センサ
3と、必要に応じて角速度センサ4と、メモリ8と、メ
モリ8への記録を制御する制御部7とによって構成す
る。制御部7は加速度センサ3又は角速度センサの出力
データが所定の値を超えるとその時点を交通事故発生時
点と認識し、その前後又はそれ以降の加速度データ及び
角速度データをメモリ8に残しておく。これらのデータ
を交通事故再現システムを用いて解析することにより、
交通事故発生時の様子を再現することができる。
装置及び交通事故再現システムを提供する。 【構成】 交通事故データ記録装置1を、加速度センサ
3と、必要に応じて角速度センサ4と、メモリ8と、メ
モリ8への記録を制御する制御部7とによって構成す
る。制御部7は加速度センサ3又は角速度センサの出力
データが所定の値を超えるとその時点を交通事故発生時
点と認識し、その前後又はそれ以降の加速度データ及び
角速度データをメモリ8に残しておく。これらのデータ
を交通事故再現システムを用いて解析することにより、
交通事故発生時の様子を再現することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の陸上交通機
関、船舶等の海上交通機関、更には航空機等に搭載し
て、交通事故(陸上、海上及び空中で発生する交通機関
の事故を総称する概念をいう)発生時に於けるこれらの
交通機関の加速度及び角速度のデータを記憶する交通事
故データ記録装置、及びその交通事故データ記録装置に
記憶された交通事故データを用いて交通事故を再現する
交通事故再現システムに関するものである。
関、船舶等の海上交通機関、更には航空機等に搭載し
て、交通事故(陸上、海上及び空中で発生する交通機関
の事故を総称する概念をいう)発生時に於けるこれらの
交通機関の加速度及び角速度のデータを記憶する交通事
故データ記録装置、及びその交通事故データ記録装置に
記憶された交通事故データを用いて交通事故を再現する
交通事故再現システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、交通事故が発生した場合、事故
発生時にその交通機関がどのような状態にあったかを知
ることは、事故の原因を究明するうえで非常に有益であ
る。交通事故発生時のデータを記憶する代表的なものと
して、航空機に搭載されるフライトレコーダが知られて
いる。この航空機用のフライトレコーダは、飛行中、機
内の油圧シリンダ、速度計、センサ等から有線で絶えず
機体の速度、加速度等のデータを受け取り、これを記録
している。そして、その記録は、少なくとも飛行機が一
度離陸して着陸完了するまでの間は継続される。
発生時にその交通機関がどのような状態にあったかを知
ることは、事故の原因を究明するうえで非常に有益であ
る。交通事故発生時のデータを記憶する代表的なものと
して、航空機に搭載されるフライトレコーダが知られて
いる。この航空機用のフライトレコーダは、飛行中、機
内の油圧シリンダ、速度計、センサ等から有線で絶えず
機体の速度、加速度等のデータを受け取り、これを記録
している。そして、その記録は、少なくとも飛行機が一
度離陸して着陸完了するまでの間は継続される。
【0003】このようなフライトレコーダは、前述のよ
うに機内の油圧シリンダ、速度計、センサ等からのデー
タの供給を必要とする非常に大がかりなものであり、大
型の交通機関である航空機以外にこれを搭載した例は見
られない。
うに機内の油圧シリンダ、速度計、センサ等からのデー
タの供給を必要とする非常に大がかりなものであり、大
型の交通機関である航空機以外にこれを搭載した例は見
られない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、航空機以外の例
えば船舶、自動車等の交通機関の交通事故に於いても、
事故発生当時のその交通機関の例えば加速度、角速度等
のデータを解析することは、事故の原因を究明するうえ
で非常に有益である。ところが、上述のフライトレコー
ダは非常に大がかりな装置であるため、これを他の交通
機関に応用することは、理論上は可能であっても実際上
は、取り付け作業の煩雑さ、費用等の面から不可能であ
る。
えば船舶、自動車等の交通機関の交通事故に於いても、
事故発生当時のその交通機関の例えば加速度、角速度等
のデータを解析することは、事故の原因を究明するうえ
で非常に有益である。ところが、上述のフライトレコー
ダは非常に大がかりな装置であるため、これを他の交通
機関に応用することは、理論上は可能であっても実際上
は、取り付け作業の煩雑さ、費用等の面から不可能であ
る。
【0005】にもかかわらず、事故後にその事故の状況
を正しく且つ容易に再現したいという必要性は高いの
で、交通事故発生当時のその交通機関の状況を示すデー
タを記録する簡易で安価な装置があれば、その装置の果
たす社会的役割は大きなものとなると考えられる。
を正しく且つ容易に再現したいという必要性は高いの
で、交通事故発生当時のその交通機関の状況を示すデー
タを記録する簡易で安価な装置があれば、その装置の果
たす社会的役割は大きなものとなると考えられる。
【0006】本発明はこのような点に鑑みて為されたも
のであり、本発明の目的は、取り付けが簡便で安価な交
通事故データ記録装置及び交通事故再現システムを提供
することである。
のであり、本発明の目的は、取り付けが簡便で安価な交
通事故データ記録装置及び交通事故再現システムを提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る交通事故デ
ータ記録装置は、交通機関に取り付けて使用され、交通
事故発生時点以後の所定の時間帯に於ける前記交通機関
の加速度データを記憶する交通事故データ記録装置であ
って、3次元空間に於ける少なくとも前記交通機関の進
行方向の加速度を計測して加速度データを出力する加速
度計測手段と、前記加速度データを記憶するための記憶
手段と、前記加速度計測手段に於いて得られた加速度デ
ータが所定の値を超えた時点を交通事故発生時点と認識
して前記加速度データの前記記憶手段への記憶を開始さ
せ、前記交通事故発生時点以後の所定時間経過後に前記
加速度データの前記記憶手段への記憶を停止させる制御
手段とを備えたことを特徴とする。
ータ記録装置は、交通機関に取り付けて使用され、交通
事故発生時点以後の所定の時間帯に於ける前記交通機関
の加速度データを記憶する交通事故データ記録装置であ
って、3次元空間に於ける少なくとも前記交通機関の進
行方向の加速度を計測して加速度データを出力する加速
度計測手段と、前記加速度データを記憶するための記憶
手段と、前記加速度計測手段に於いて得られた加速度デ
ータが所定の値を超えた時点を交通事故発生時点と認識
して前記加速度データの前記記憶手段への記憶を開始さ
せ、前記交通事故発生時点以後の所定時間経過後に前記
加速度データの前記記憶手段への記憶を停止させる制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る交通事故データ記録装
置は、交通機関に取り付けて使用され、交通事故発生時
点の前後の所定の時間帯に於ける前記交通機関の加速度
データを記憶する交通事故データ記録装置であって、3
次元空間に於ける少なくとも前記交通機関の進行方向の
加速度を計測して加速度データを出力する加速度計測手
段と、所定時間前から現時点までの前記加速度データを
一定周期でエンドレスで常時記憶する記憶手段と、前記
加速度計測手段に於いて得られた加速度データが所定の
値を超えた時点を交通事故発生時点と認識して、該交通
事故発生時点以後の所定の時間経過後に前記加速度デー
タの前記記憶手段への記憶を停止させる制御手段とを備
えたことを特徴とする。
置は、交通機関に取り付けて使用され、交通事故発生時
点の前後の所定の時間帯に於ける前記交通機関の加速度
データを記憶する交通事故データ記録装置であって、3
次元空間に於ける少なくとも前記交通機関の進行方向の
加速度を計測して加速度データを出力する加速度計測手
段と、所定時間前から現時点までの前記加速度データを
一定周期でエンドレスで常時記憶する記憶手段と、前記
加速度計測手段に於いて得られた加速度データが所定の
値を超えた時点を交通事故発生時点と認識して、該交通
事故発生時点以後の所定の時間経過後に前記加速度デー
タの前記記憶手段への記憶を停止させる制御手段とを備
えたことを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る交通事故データ記録装
置は、交通機関に取り付けて使用され、交通事故発生時
点以後の所定の時間帯に於ける前記交通機関の加速度デ
ータ及び角速度データを記憶する交通事故データ記録装
置であって、3次元空間に於ける少なくとも前記交通機
関の進行方向の加速度を計測して加速度データを出力す
る加速度計測手段と、3次元空間に於ける少なくとも一
方向を軸とする角速度を計測して角速度データを出力す
る角速度計測手段と、前記加速度データ及び前記角速度
データを記憶するための記憶手段と、前記加速度計測手
段に於いて得られた加速度データ又は前記角速度計測手
段に於いて得られた角速度データが所定の値を超えた時
点を交通事故発生時点と認識して前記加速度データ及び
前記角速度データの前記記憶手段への記憶を開始させ、
前記交通事故発生時点以後の所定時間経過後に前記加速
度データ及び前記角速度データの前記記憶手段への記憶
を停止させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
置は、交通機関に取り付けて使用され、交通事故発生時
点以後の所定の時間帯に於ける前記交通機関の加速度デ
ータ及び角速度データを記憶する交通事故データ記録装
置であって、3次元空間に於ける少なくとも前記交通機
関の進行方向の加速度を計測して加速度データを出力す
る加速度計測手段と、3次元空間に於ける少なくとも一
方向を軸とする角速度を計測して角速度データを出力す
る角速度計測手段と、前記加速度データ及び前記角速度
データを記憶するための記憶手段と、前記加速度計測手
段に於いて得られた加速度データ又は前記角速度計測手
段に於いて得られた角速度データが所定の値を超えた時
点を交通事故発生時点と認識して前記加速度データ及び
前記角速度データの前記記憶手段への記憶を開始させ、
前記交通事故発生時点以後の所定時間経過後に前記加速
度データ及び前記角速度データの前記記憶手段への記憶
を停止させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】更に、本発明に係る交通事故データ記録装
置は、交通機関に取り付けて使用され、交通事故発生時
点の前後の所定の時間帯に於ける前記交通機関の加速度
データ及び角速度データを記憶する交通事故データ記録
装置であって、3次元空間に於ける少なくとも前記交通
機関の進行方向の加速度を計測して加速度データを出力
する加速度計測手段と、3次元空間に於ける少なくとも
一方向を軸とする角速度を計測して角速度データを出力
する角速度計測手段と、所定時間前から現時点までの前
記加速度データ及び前記角速度データを一定周期でエン
ドレスで常時記憶する記憶手段と、前記加速度計測手段
に於いて得られた加速度データ又は前記角速度計測手段
に於いて得られた角速度データが所定の値を超えた時点
を交通事故発生時点と認識して、該交通事故発生時点以
後の所定の時間経過後に前記加速度データ及び前記角速
度データの前記記憶手段への記憶を停止させる制御手段
とを備えたことを特徴とする。
置は、交通機関に取り付けて使用され、交通事故発生時
点の前後の所定の時間帯に於ける前記交通機関の加速度
データ及び角速度データを記憶する交通事故データ記録
装置であって、3次元空間に於ける少なくとも前記交通
機関の進行方向の加速度を計測して加速度データを出力
する加速度計測手段と、3次元空間に於ける少なくとも
一方向を軸とする角速度を計測して角速度データを出力
する角速度計測手段と、所定時間前から現時点までの前
記加速度データ及び前記角速度データを一定周期でエン
ドレスで常時記憶する記憶手段と、前記加速度計測手段
に於いて得られた加速度データ又は前記角速度計測手段
に於いて得られた角速度データが所定の値を超えた時点
を交通事故発生時点と認識して、該交通事故発生時点以
後の所定の時間経過後に前記加速度データ及び前記角速
度データの前記記憶手段への記憶を停止させる制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0011】本発明に係る交通事故再現システムは、上
記交通事故データ記録装置から取り出した加速度データ
に基づいて、前記交通機関の加速度を解析することを特
徴とする。
記交通事故データ記録装置から取り出した加速度データ
に基づいて、前記交通機関の加速度を解析することを特
徴とする。
【0012】また、本発明に係る交通事故再現システム
は、上記交通事故データ記録装置から取り出した加速度
データ及び角速度データに基づいて、前記交通機関の加
速度及び角速度を解析することを特徴とする。
は、上記交通事故データ記録装置から取り出した加速度
データ及び角速度データに基づいて、前記交通機関の加
速度及び角速度を解析することを特徴とする。
【0013】また、前記加速度データの解析で得られた
加速度に基づいて、前記交通機関の速度を視覚的に再現
する構成を付加してもよい。
加速度に基づいて、前記交通機関の速度を視覚的に再現
する構成を付加してもよい。
【0014】更に、前記加速度データ及び角速度データ
の解析で得られた加速度及び角速度に基づいて、前記交
通機関の速度及び姿勢を視覚的に再現する構成を付加し
てもよい。
の解析で得られた加速度及び角速度に基づいて、前記交
通機関の速度及び姿勢を視覚的に再現する構成を付加し
てもよい。
【0015】
【作用】上記の構成を有する交通事故データ記録装置
は、自動車、船舶、航空機等の交通機関に取り付けて使
用されるものである。通常、交通機関が交通事故に遭遇
した場合には、急ブレーキがかけられ、或いは急ブレー
キをかけることなく何かに衝突し或いは追突されるの
で、その交通機関の加速度と角速度を記録しておけば、
その急激な変化によって交通事故発生時点を知ることが
できる。本発明の交通事故データ記録装置は、この交通
事故発生時点以降の所定の時間帯又は交通事故発生時点
前後に亘る所定の時間帯に於ける交通機関の加速度デー
タと、必要に応じて角速度データとを記憶する装置であ
る。
は、自動車、船舶、航空機等の交通機関に取り付けて使
用されるものである。通常、交通機関が交通事故に遭遇
した場合には、急ブレーキがかけられ、或いは急ブレー
キをかけることなく何かに衝突し或いは追突されるの
で、その交通機関の加速度と角速度を記録しておけば、
その急激な変化によって交通事故発生時点を知ることが
できる。本発明の交通事故データ記録装置は、この交通
事故発生時点以降の所定の時間帯又は交通事故発生時点
前後に亘る所定の時間帯に於ける交通機関の加速度デー
タと、必要に応じて角速度データとを記憶する装置であ
る。
【0016】加速度データは、事故発生時点に於けるそ
の交通機関の速度変化を示すものであり、これによって
例えば衝突時の衝撃を知ることができる。この加速度デ
ータは加速度計測手段に於いて計測され、3次元空間に
於ける少なくとも交通機関の進行方向と、必要に応じて
この進行方向以外の方向とについて計測される。この計
測は、交通機関が運行している間、常時行われる。加速
度計測手段には、歪みゲージ式、静電容量式、圧電式、
作動トランス式等、各種の形式の加速度センサを用いる
ことができる。加速度計測手段で計測された加速度は、
加速度データとして出力される。
の交通機関の速度変化を示すものであり、これによって
例えば衝突時の衝撃を知ることができる。この加速度デ
ータは加速度計測手段に於いて計測され、3次元空間に
於ける少なくとも交通機関の進行方向と、必要に応じて
この進行方向以外の方向とについて計測される。この計
測は、交通機関が運行している間、常時行われる。加速
度計測手段には、歪みゲージ式、静電容量式、圧電式、
作動トランス式等、各種の形式の加速度センサを用いる
ことができる。加速度計測手段で計測された加速度は、
加速度データとして出力される。
【0017】角速度データは、事故発生時点に於けるそ
の交通機関の向き或いは姿勢の変化を示すものであり、
これによって事故当時、その交通機関の向きがどのよう
に変化したかを知ることができる。この角速度データは
角速度計測手段に於いて計測され、3次元空間に於ける
少なくとも一方向を軸とする角速度と、必要に応じてそ
れ以外の方向を軸とする角速度とについて計測される。
この計測も交通機関が運行している間、常時行われる。
角速度計測手段には市販の各種の角速度センサを用いる
ことができる。角速度計測手段で計測された角速度は、
角速度データとして出力される。
の交通機関の向き或いは姿勢の変化を示すものであり、
これによって事故当時、その交通機関の向きがどのよう
に変化したかを知ることができる。この角速度データは
角速度計測手段に於いて計測され、3次元空間に於ける
少なくとも一方向を軸とする角速度と、必要に応じてそ
れ以外の方向を軸とする角速度とについて計測される。
この計測も交通機関が運行している間、常時行われる。
角速度計測手段には市販の各種の角速度センサを用いる
ことができる。角速度計測手段で計測された角速度は、
角速度データとして出力される。
【0018】加速度計測手段から出力された加速度デー
タ及び角速度計測手段から出力された角速度データは、
記憶手段で記憶される。記憶手段としては、例えば半導
体メモリ、磁気媒体を用いた磁気記録装置等を挙げるこ
とができる。本発明に於いては、記憶手段へのこれらの
データの記憶は、制御手段によって制御されている。
タ及び角速度計測手段から出力された角速度データは、
記憶手段で記憶される。記憶手段としては、例えば半導
体メモリ、磁気媒体を用いた磁気記録装置等を挙げるこ
とができる。本発明に於いては、記憶手段へのこれらの
データの記憶は、制御手段によって制御されている。
【0019】即ち、交通事故発生時点以後に於ける加速
度データ及び必要に応じて角速度データを記憶する交通
事故データ記録装置では、制御手段は、加速度計測手段
に於いて得られた加速度データ又は角速度計測手段に於
いて得られた角速度データが所定の値を超えた時点を交
通事故発生時点と認識する。そして、この交通事故発生
時点が認識されると加速度データ及び必要に応じて角速
度データの記憶手段への記憶を開始させ、交通事故発生
時点から所定の時間経過後に加速度データ及び角速度デ
ータの記憶手段への記憶を停止させる。この構成によ
り、記憶手段には、その交通機関が交通事故を起こした
時点から、その交通機関が完全に停止するまでの間の加
速度データ及び必要に応じて角速度データが記憶され
る。
度データ及び必要に応じて角速度データを記憶する交通
事故データ記録装置では、制御手段は、加速度計測手段
に於いて得られた加速度データ又は角速度計測手段に於
いて得られた角速度データが所定の値を超えた時点を交
通事故発生時点と認識する。そして、この交通事故発生
時点が認識されると加速度データ及び必要に応じて角速
度データの記憶手段への記憶を開始させ、交通事故発生
時点から所定の時間経過後に加速度データ及び角速度デ
ータの記憶手段への記憶を停止させる。この構成によ
り、記憶手段には、その交通機関が交通事故を起こした
時点から、その交通機関が完全に停止するまでの間の加
速度データ及び必要に応じて角速度データが記憶され
る。
【0020】また、交通事故発生時点の前後に亘る加速
度データ及び必要に応じて角速度データを記憶する交通
事故データ記録装置では、記憶手段は加速度データ及び
角速度データの記憶を常時行っている。この記録はエン
ドレスで行われ、従って、一定の周期で古い記憶データ
は新しい記憶データによって順次上書きされる。制御手
段は、加速度計測手段に於いて得られた加速度データ又
は角速度計測手段に於いて得られた角速度データが所定
の値を超えた時点を交通事故発生時点と認識する。そし
て、この交通事故発生時点以後の所定の時間経過後に加
速度データ及び角速度データの記憶手段への記憶を停止
させる。この構成により、記憶手段には、その交通機関
が交通事故を起こした時点より所定時間だけ遡った時点
から、その交通機関が完全に停止するまでの間のデータ
が記憶される。
度データ及び必要に応じて角速度データを記憶する交通
事故データ記録装置では、記憶手段は加速度データ及び
角速度データの記憶を常時行っている。この記録はエン
ドレスで行われ、従って、一定の周期で古い記憶データ
は新しい記憶データによって順次上書きされる。制御手
段は、加速度計測手段に於いて得られた加速度データ又
は角速度計測手段に於いて得られた角速度データが所定
の値を超えた時点を交通事故発生時点と認識する。そし
て、この交通事故発生時点以後の所定の時間経過後に加
速度データ及び角速度データの記憶手段への記憶を停止
させる。この構成により、記憶手段には、その交通機関
が交通事故を起こした時点より所定時間だけ遡った時点
から、その交通機関が完全に停止するまでの間のデータ
が記憶される。
【0021】本発明の交通事故再現システムは、上記交
通事故データ記録装置から取り出した加速度データ及び
必要に応じて角速度データに基づいて、交通機関の加速
度及び角速度を解析するものである。交通事故発生時点
に於ける交通機関の加速度及び角速度を知ることができ
れば、その原因の分析が非常に容易となる。
通事故データ記録装置から取り出した加速度データ及び
必要に応じて角速度データに基づいて、交通機関の加速
度及び角速度を解析するものである。交通事故発生時点
に於ける交通機関の加速度及び角速度を知ることができ
れば、その原因の分析が非常に容易となる。
【0022】また、本発明の交通事故再現システムは、
事故を起こした交通機関の加速度及び必要に応じて角速
度に基づいて、その交通機関の速度及び向きを例えばデ
ィスプレイ等に視覚的に再現する構成とすることがで
き、その原因の分析が更に容易となる。
事故を起こした交通機関の加速度及び必要に応じて角速
度に基づいて、その交通機関の速度及び向きを例えばデ
ィスプレイ等に視覚的に再現する構成とすることがで
き、その原因の分析が更に容易となる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいてより
詳細に説明する。図1は交通事故データ記録装置1の概
略構成を示すブロック図であり、この交通事故データ記
録装置1はセンサ部2と、A/D変換器5,6と、制御
部7と、半導体メモリ8とによって構成されている。セ
ンサ部2は3次元空間の直交座標系に於けるX軸、Y軸
及びZ軸の3方向の加速度を計測する3次元加速度セン
サ3と、角速度を計測する3次元角速度センサ4とを有
している。交通事故データ記録装置1は、図2に示すよ
うに、例えば自動車の運転座席9の下方に水平に取り付
けられる。その際、3次元加速度センサ3及び3次元角
速度センサ4のX、Y、Z座標は、特に限定されるもの
ではないが、本実施例では図2及び図3に示す方向にと
るものとする。
詳細に説明する。図1は交通事故データ記録装置1の概
略構成を示すブロック図であり、この交通事故データ記
録装置1はセンサ部2と、A/D変換器5,6と、制御
部7と、半導体メモリ8とによって構成されている。セ
ンサ部2は3次元空間の直交座標系に於けるX軸、Y軸
及びZ軸の3方向の加速度を計測する3次元加速度セン
サ3と、角速度を計測する3次元角速度センサ4とを有
している。交通事故データ記録装置1は、図2に示すよ
うに、例えば自動車の運転座席9の下方に水平に取り付
けられる。その際、3次元加速度センサ3及び3次元角
速度センサ4のX、Y、Z座標は、特に限定されるもの
ではないが、本実施例では図2及び図3に示す方向にと
るものとする。
【0024】図3に示すように、交通事故データ記録装
置1はケース10内に収納され、ケース10に設けられ
た穴11にネジを通して固定することにより、自動車に
取り付けられる。ケース10は交通事故発生時の衝撃に
耐え得るように、十分な強度を有していることが必要で
ある。図4はケース10内に交通事故データ記録装置1
が収納されている様子を示している。交通事故データ記
録装置1は、図5に示すように、本体1aとカバー1b
とを更に有しており、本体1aにはコネクタ部12が設
けられている。このコネクタ部12は後にコンピュータ
等のデータ解析用の機器に接続する際に使用されるが、
自動車に取り付けた状態では、カバー1bによって封止
されている。
置1はケース10内に収納され、ケース10に設けられ
た穴11にネジを通して固定することにより、自動車に
取り付けられる。ケース10は交通事故発生時の衝撃に
耐え得るように、十分な強度を有していることが必要で
ある。図4はケース10内に交通事故データ記録装置1
が収納されている様子を示している。交通事故データ記
録装置1は、図5に示すように、本体1aとカバー1b
とを更に有しており、本体1aにはコネクタ部12が設
けられている。このコネクタ部12は後にコンピュータ
等のデータ解析用の機器に接続する際に使用されるが、
自動車に取り付けた状態では、カバー1bによって封止
されている。
【0025】さて、図1において、加速度センサ3は、
例えば急ブレーキ、衝突、追突等によって自動車に加わ
る衝撃を加速度として検知し、角速度センサ4は自動車
の旋回を角速度として検知する。加速度センサ3及び角
速度センサ4の出力はアナログ量であるため、A/D変
換器5,6でディジタル量に変換された後、加速度デー
タ及び角速度データとして制御部7に入力される。本実
施例では、加速度センサ3とA/D変換器5とによって
加速度計測手段が構成されている。また、角速度センサ
4とA/D変換器6とによって角速度計測手段が構成さ
れている。また、本実施例では制御部7は制御手段とし
て機能しており、例えばマイクロコンピュータで構成さ
れている。制御部7はA/D変換器5,6の出力データ
を取り込むとともに、必要に応じてこれをメモリ8に格
納する。本実施例ではメモリ8が記憶手段として機能し
ている。なお、メモリ8として例えばRAM、E2 PR
OM等の半導体メモリを用いることができるが、RAM
の場合は専用のバックアツプ電源を設けておく必要があ
る。
例えば急ブレーキ、衝突、追突等によって自動車に加わ
る衝撃を加速度として検知し、角速度センサ4は自動車
の旋回を角速度として検知する。加速度センサ3及び角
速度センサ4の出力はアナログ量であるため、A/D変
換器5,6でディジタル量に変換された後、加速度デー
タ及び角速度データとして制御部7に入力される。本実
施例では、加速度センサ3とA/D変換器5とによって
加速度計測手段が構成されている。また、角速度センサ
4とA/D変換器6とによって角速度計測手段が構成さ
れている。また、本実施例では制御部7は制御手段とし
て機能しており、例えばマイクロコンピュータで構成さ
れている。制御部7はA/D変換器5,6の出力データ
を取り込むとともに、必要に応じてこれをメモリ8に格
納する。本実施例ではメモリ8が記憶手段として機能し
ている。なお、メモリ8として例えばRAM、E2 PR
OM等の半導体メモリを用いることができるが、RAM
の場合は専用のバックアツプ電源を設けておく必要があ
る。
【0026】本実施例では、加速度センサ3及び角速度
センサ4による計測は、それぞれX軸、Y軸及びZ軸の
3方向について行われる。従って、制御部7は3方向の
加速度及び3方向の角速度について独立にデータの制御
を行い、メモリ8も3方向の加速度及び3方向の角速度
についてのデータ記憶を行っている。
センサ4による計測は、それぞれX軸、Y軸及びZ軸の
3方向について行われる。従って、制御部7は3方向の
加速度及び3方向の角速度について独立にデータの制御
を行い、メモリ8も3方向の加速度及び3方向の角速度
についてのデータ記憶を行っている。
【0027】本実施例では、X軸、Y軸及びZ軸の3方
向のそれぞれについて、加速度データ及び角速度データ
の閾値が制御部7に予め設定されており、制御部7はそ
の閾値を超えるデータが入力されると、その時点を交通
事故発生時点と認識する。例えば、予め設定した各方向
の加速度データの閾値をXAM、YAM及びZAM、計測され
た各方向の加速度データをXA 、YA 及びZA とする
と、以下の関係、即ち、 XA >XAM YA >YAM ZA >ZAM の何れかが成立した場合に交通事故が発生したと判断さ
れ、その時点が交通事故発生時点と認識される。即ち、
XA 、YA 及びZA の全てが閾値を超えている必要はな
く、何れか1つでも閾値を超えていれば交通事故が発生
したと判断される。
向のそれぞれについて、加速度データ及び角速度データ
の閾値が制御部7に予め設定されており、制御部7はそ
の閾値を超えるデータが入力されると、その時点を交通
事故発生時点と認識する。例えば、予め設定した各方向
の加速度データの閾値をXAM、YAM及びZAM、計測され
た各方向の加速度データをXA 、YA 及びZA とする
と、以下の関係、即ち、 XA >XAM YA >YAM ZA >ZAM の何れかが成立した場合に交通事故が発生したと判断さ
れ、その時点が交通事故発生時点と認識される。即ち、
XA 、YA 及びZA の全てが閾値を超えている必要はな
く、何れか1つでも閾値を超えていれば交通事故が発生
したと判断される。
【0028】同様に、例えば、予め設定した各方向を軸
とする角速度データの閾値をXWM,YWM及びZWM、計測
された各方向を軸とする角速度データをXW 、YW 及び
ZWとすると、以下の関係、即ち、 XW >XWM YW >YWM ZW >ZWM の何れかが成立した場合に交通事故が発生したと判断さ
れ、その時点が交通事故発生時点と認識される。従っ
て、本実施例では、XA 、YA 、ZA 、XW 、YW及び
ZW の全てが閾値を超えている必要はなく、何れか1つ
でも閾値を超えていれば交通事故が発生したと判断され
る。尚、急ブレーキをかけた場合や衝突が生じた場合に
は加速度は負になり、追突されてスピードが増す場合は
正になるので、閾値を超えるか否かの判断は、加速度デ
ータの絶対値を用いて行われる。
とする角速度データの閾値をXWM,YWM及びZWM、計測
された各方向を軸とする角速度データをXW 、YW 及び
ZWとすると、以下の関係、即ち、 XW >XWM YW >YWM ZW >ZWM の何れかが成立した場合に交通事故が発生したと判断さ
れ、その時点が交通事故発生時点と認識される。従っ
て、本実施例では、XA 、YA 、ZA 、XW 、YW及び
ZW の全てが閾値を超えている必要はなく、何れか1つ
でも閾値を超えていれば交通事故が発生したと判断され
る。尚、急ブレーキをかけた場合や衝突が生じた場合に
は加速度は負になり、追突されてスピードが増す場合は
正になるので、閾値を超えるか否かの判断は、加速度デ
ータの絶対値を用いて行われる。
【0029】次に、制御部7の制御動作を図6に示すフ
ローチャートに従って説明する。制御部7は、自動車の
エンジンがかかると図6のシーケンスをスタートする。
まず、ステップ10で加速度センサ3及び角速度センサ
4からA/D変換器5,6を介して出力される加速度デ
ータ及び角速度データを取り込み、次にステップ15で
交通事故発生を示すFLAGが立っているか、即ち、F
LAG=1か否かの判定を行う。最初はこのフラグは立
っていないので、次のステップ20へ進む。ステップ2
0,25,30,35,40及び45は、交通事故が発
生したか否かの判定を行なうステップであり、上述した
ように入力された加速度データXA 、YA 、ZA 、及び
角速度データXW 、YW 、ZW が、それぞれ各閾値
XAM、YAM、ZAM、及びXWM、YWM、ZWMより大きいか
否かを判定するステップである。これらの入力データX
A 、YA 、ZA 、XW 、YW 及びZW が全て閾値以下で
ある場合は、異常なしとしてステップ10へ戻り、同じ
ステップ10〜45を繰り返し実行する。
ローチャートに従って説明する。制御部7は、自動車の
エンジンがかかると図6のシーケンスをスタートする。
まず、ステップ10で加速度センサ3及び角速度センサ
4からA/D変換器5,6を介して出力される加速度デ
ータ及び角速度データを取り込み、次にステップ15で
交通事故発生を示すFLAGが立っているか、即ち、F
LAG=1か否かの判定を行う。最初はこのフラグは立
っていないので、次のステップ20へ進む。ステップ2
0,25,30,35,40及び45は、交通事故が発
生したか否かの判定を行なうステップであり、上述した
ように入力された加速度データXA 、YA 、ZA 、及び
角速度データXW 、YW 、ZW が、それぞれ各閾値
XAM、YAM、ZAM、及びXWM、YWM、ZWMより大きいか
否かを判定するステップである。これらの入力データX
A 、YA 、ZA 、XW 、YW 及びZW が全て閾値以下で
ある場合は、異常なしとしてステップ10へ戻り、同じ
ステップ10〜45を繰り返し実行する。
【0030】ステップ20〜45で加速度データ及び角
速度データのうちの一つにでも閾値を超えたものがある
と、ステップ50へ進んでFLAGが1に設定される。
次に、ステップ55でタイマーをスタートさせる。この
タイマーは制御部7が例えばマイクロコンピュータであ
る場合、そのマイクロコンピュータのタイマーの機能を
利用することができる。ステップ55でタイマーをスタ
ートさせた後、ステップ60へ進み、メモリ8に入カデ
ータXA 、YA 、ZA 、XW 、YW 及びZW を書き込
む。このとき、事故発生時間をこれらのデータと共にメ
モリ8に書き込んでおくのが望ましい。入力データの書
き込みが終った後、ステップ65で前記タイマーのス夕
ートから所定の時間Tが経過したか否か判定する。この
時間Tは、事故が発生してから完全にその自動車が停止
するまでの時間より十分長くなるように設定される。従
って、メモリ8もこの時間Tに合わせた大きさの容量を
有している必要がある。所定の時間Tが経過していなけ
れば、ステップ10へ戻り、加速度センサ3及び角速度
センサ4からA/D変換器5,6を介して次のデー夕を
入力する。
速度データのうちの一つにでも閾値を超えたものがある
と、ステップ50へ進んでFLAGが1に設定される。
次に、ステップ55でタイマーをスタートさせる。この
タイマーは制御部7が例えばマイクロコンピュータであ
る場合、そのマイクロコンピュータのタイマーの機能を
利用することができる。ステップ55でタイマーをスタ
ートさせた後、ステップ60へ進み、メモリ8に入カデ
ータXA 、YA 、ZA 、XW 、YW 及びZW を書き込
む。このとき、事故発生時間をこれらのデータと共にメ
モリ8に書き込んでおくのが望ましい。入力データの書
き込みが終った後、ステップ65で前記タイマーのス夕
ートから所定の時間Tが経過したか否か判定する。この
時間Tは、事故が発生してから完全にその自動車が停止
するまでの時間より十分長くなるように設定される。従
って、メモリ8もこの時間Tに合わせた大きさの容量を
有している必要がある。所定の時間Tが経過していなけ
れば、ステップ10へ戻り、加速度センサ3及び角速度
センサ4からA/D変換器5,6を介して次のデー夕を
入力する。
【0031】次に、ステップ15では、既にFLAGは
1に設定されているので、ステップ15からステップ6
0へ進み、その入力データをXA 、YA 、ZA 、XW 、
YW及びZW をその時刻とともにメモリ8へ書き込む。
ステップ65で事故発生時点から時間Tが経過したか否
か判定し、経過していなければステップ10へ再び戻
り、同様にステップ10,15,60及び65を繰り返
す。そして、時間Tが経過すると、ステップ65からス
テップ70へ進み、制御シーケンスを終了する。
1に設定されているので、ステップ15からステップ6
0へ進み、その入力データをXA 、YA 、ZA 、XW 、
YW及びZW をその時刻とともにメモリ8へ書き込む。
ステップ65で事故発生時点から時間Tが経過したか否
か判定し、経過していなければステップ10へ再び戻
り、同様にステップ10,15,60及び65を繰り返
す。そして、時間Tが経過すると、ステップ65からス
テップ70へ進み、制御シーケンスを終了する。
【0032】以上のように、本実施例では交通事故が発
生していない間はメモリ8にデータの書き込みを行なわ
ないが、交通事故が発生すると、それ以降、T時間の
間、データの書き込みを行なう。
生していない間はメモリ8にデータの書き込みを行なわ
ないが、交通事故が発生すると、それ以降、T時間の
間、データの書き込みを行なう。
【0033】次に示す図7は、交通事故が発生した時点
以後の加速度データ及び角速度データを残すたけでな
く、交通事故発生前のデータも残すように構成した実施
例に於けるフローチャートを示している。この実施例で
は、交通事故発生前の通常の状態に於いても加速度デー
タ及び角速度データのメモリ8への記億を行っており、
メモリ8が一杯になると、最も古いデータに対して順次
上書きを行い、絶えずエンドレスで最新のデータがメモ
リ8に記憶されている。
以後の加速度データ及び角速度データを残すたけでな
く、交通事故発生前のデータも残すように構成した実施
例に於けるフローチャートを示している。この実施例で
は、交通事故発生前の通常の状態に於いても加速度デー
タ及び角速度データのメモリ8への記億を行っており、
メモリ8が一杯になると、最も古いデータに対して順次
上書きを行い、絶えずエンドレスで最新のデータがメモ
リ8に記憶されている。
【0034】この構成では、自動車のエンジンがスター
トすると、図7に示すシーケンスが開始される。ステッ
プ100で加速度センサ3及び角速度センサ4からA/
D変換器5,6を介して出力される加速度データ及び角
速度データを取り込み、ステップ115で交通事故発生
を示すフラグFLAGが立っているか、即ち、FLAG
=1か否かの判定を行う。最初はこのフラグFLAGは
立っていないので、ステップ120に進む。ステップ1
20は交通事故が発生したか否かの判定を行なうステッ
プであり、前述の図6のステップ20〜45を簡略化し
て示したものである。ステップ120で交通事故が発生
していないと判定されると、入力された加速度データX
A 、YA 、ZA 、及び角速度データXW 、YW 、ZW を
ステップ125でメモリ8に書き込んだ後、ステップ1
00へ戻る。次に、再びステップ115でFLAGが1
に設定されているか否かを判定し、更にステップ120
で交通事故が発生していないと判定されると、更にステ
ップ125で加速度データ及び角速度データがメモリ8
に記憶される。このように、交通事故が発生してFLA
Gが1に設定されるまで、ステップ100,115,1
20,125が繰り返される。
トすると、図7に示すシーケンスが開始される。ステッ
プ100で加速度センサ3及び角速度センサ4からA/
D変換器5,6を介して出力される加速度データ及び角
速度データを取り込み、ステップ115で交通事故発生
を示すフラグFLAGが立っているか、即ち、FLAG
=1か否かの判定を行う。最初はこのフラグFLAGは
立っていないので、ステップ120に進む。ステップ1
20は交通事故が発生したか否かの判定を行なうステッ
プであり、前述の図6のステップ20〜45を簡略化し
て示したものである。ステップ120で交通事故が発生
していないと判定されると、入力された加速度データX
A 、YA 、ZA 、及び角速度データXW 、YW 、ZW を
ステップ125でメモリ8に書き込んだ後、ステップ1
00へ戻る。次に、再びステップ115でFLAGが1
に設定されているか否かを判定し、更にステップ120
で交通事故が発生していないと判定されると、更にステ
ップ125で加速度データ及び角速度データがメモリ8
に記憶される。このように、交通事故が発生してFLA
Gが1に設定されるまで、ステップ100,115,1
20,125が繰り返される。
【0035】ステップ120で交通事故が発生している
と判定されると、ステップ130で交通事故発生を示す
FLAGを立て、次に、ステップ135でタイマーをス
タートさせる。その後、ステップ125で加速度データ
及び角速度データをメモリ8に書き込み、ステップ10
0へ戻る。
と判定されると、ステップ130で交通事故発生を示す
FLAGを立て、次に、ステップ135でタイマーをス
タートさせる。その後、ステップ125で加速度データ
及び角速度データをメモリ8に書き込み、ステップ10
0へ戻る。
【0036】次のステップ115ではFLAG=1と判
定されるのでステップ140へ進み、メモリ8に加速度
データ及び角速度データを記億させるとともに時間Tを
経過したか否かを判定し、時間Tを経過していなければ
再びステップ100,115,140及び145を繰り
返して実行する。ステップ145でT時間を経過したと
判定されると、この制御シーケンスを終了する。
定されるのでステップ140へ進み、メモリ8に加速度
データ及び角速度データを記億させるとともに時間Tを
経過したか否かを判定し、時間Tを経過していなければ
再びステップ100,115,140及び145を繰り
返して実行する。ステップ145でT時間を経過したと
判定されると、この制御シーケンスを終了する。
【0037】ここで、メモリ8における記録方式につい
て図8を参照しながら説明する。なお、図8では記憶す
べきデータXA 、YA 、ZA 、XW 、YW 及びZW のう
ち、加速度データXA についてのみ説明するが、これ以
外のデータについても同様である。まず、通常状態、即
ち交通事故が発生していない状態では、デー夕XA はア
ドレスA0 、A1 、…An に順次書き込まれ、An まで
書き込まれると再びA0 に戻って上書を行なう。説明を
簡単にするためA0 、A1 、…AN には、それぞれ図7
のステップ100で入力される1回ごとのデータXA が
ステップ125で書き込まれるものとする。そして、交
通事故発生が判定されると、その時点のデータXA を記
憶しているアドレスAP よりもt時間前からのデータ、
即ちAL〜AP に記憶されているデータも残すこととす
ると、夕イマーに設定する時間Tは、メモリ8の全体に
データを書き込むのに要する時間をT0 とすると、T=
T0 −tに設定しておけばよいことになる。このように
時間Tを設定することにより、交通事故発生前のデー
タ、即ちAL 〜AP に記憶されたデータと、交通事故発
生後のデー夕、即ちAP 〜AN 及びA0 〜AL に記憶さ
れたデータとが残ることになる。
て図8を参照しながら説明する。なお、図8では記憶す
べきデータXA 、YA 、ZA 、XW 、YW 及びZW のう
ち、加速度データXA についてのみ説明するが、これ以
外のデータについても同様である。まず、通常状態、即
ち交通事故が発生していない状態では、デー夕XA はア
ドレスA0 、A1 、…An に順次書き込まれ、An まで
書き込まれると再びA0 に戻って上書を行なう。説明を
簡単にするためA0 、A1 、…AN には、それぞれ図7
のステップ100で入力される1回ごとのデータXA が
ステップ125で書き込まれるものとする。そして、交
通事故発生が判定されると、その時点のデータXA を記
憶しているアドレスAP よりもt時間前からのデータ、
即ちAL〜AP に記憶されているデータも残すこととす
ると、夕イマーに設定する時間Tは、メモリ8の全体に
データを書き込むのに要する時間をT0 とすると、T=
T0 −tに設定しておけばよいことになる。このように
時間Tを設定することにより、交通事故発生前のデー
タ、即ちAL 〜AP に記憶されたデータと、交通事故発
生後のデー夕、即ちAP 〜AN 及びA0 〜AL に記憶さ
れたデータとが残ることになる。
【0038】次に、図9に交通事故発生前のデータと交
通事故発生後のデータとを別々のメモリに残すようにし
た実施例を示す。この実施例では、第1メモリ8Aと第
2メモリ8Bとが記憶手段として用いられている。それ
以外の構成は、前述の図1と同様であり、対応する部分
には同じ符号を付してある。これらのメモリ8A、8B
は互いに別個のメモリであってもよく、1つのメモリを
2つの領域に分割したものであってもよい。
通事故発生後のデータとを別々のメモリに残すようにし
た実施例を示す。この実施例では、第1メモリ8Aと第
2メモリ8Bとが記憶手段として用いられている。それ
以外の構成は、前述の図1と同様であり、対応する部分
には同じ符号を付してある。これらのメモリ8A、8B
は互いに別個のメモリであってもよく、1つのメモリを
2つの領域に分割したものであってもよい。
【0039】図10は図9の構成を有する交通事故記憶
データに於けるフローチャートを示しており、このフロ
ーチャートは、図7のフローチャートとほぼ同じである
が、入力データをメモリ8に記憶するステップ125に
代えて入力データをメモリ8Aに記憶するステップ22
5が設けられると共に、同じく入力データをメモリ8に
記憶するステップ140に代えて入力データをメモリ8
Bに記憶するステップ240が設けられている点で異な
っている。本実施例では、交通事故が発生していない場
合は、ステップ100で取り込んたデータをステップ2
25で第1メモリ8Aに記憶する。このメモリ8Aへの
記憶は一杯になると上書するエンドレス方式で行われ
る。そして、交通事故が発生すると、図7のフローチャ
ートで説明した場合と同様のステップが行われるが、ス
テップ100で取り込んたデータがステップ240で第
2メモリ8Bに書き込まれる点が異なる。このように、
本実施例によれば、交通事故発生前の加速度データ及び
角速度データは第1メモリ8Aに記憶されるとと共に、
交通事故発生後は、これらのデータが第2メモリ8Bへ
記憶されるように切り替えられる。
データに於けるフローチャートを示しており、このフロ
ーチャートは、図7のフローチャートとほぼ同じである
が、入力データをメモリ8に記憶するステップ125に
代えて入力データをメモリ8Aに記憶するステップ22
5が設けられると共に、同じく入力データをメモリ8に
記憶するステップ140に代えて入力データをメモリ8
Bに記憶するステップ240が設けられている点で異な
っている。本実施例では、交通事故が発生していない場
合は、ステップ100で取り込んたデータをステップ2
25で第1メモリ8Aに記憶する。このメモリ8Aへの
記憶は一杯になると上書するエンドレス方式で行われ
る。そして、交通事故が発生すると、図7のフローチャ
ートで説明した場合と同様のステップが行われるが、ス
テップ100で取り込んたデータがステップ240で第
2メモリ8Bに書き込まれる点が異なる。このように、
本実施例によれば、交通事故発生前の加速度データ及び
角速度データは第1メモリ8Aに記憶されるとと共に、
交通事故発生後は、これらのデータが第2メモリ8Bへ
記憶されるように切り替えられる。
【0040】上述した図6、図7及び図10のフローチ
ャートに於いては、加速度データ及び角速度データをメ
モリに記録する周期については触れなかったが、この記
録は連続的に行う必要はなく、所定時間間隔でサンプリ
ングして記録するようにすることが好ましい。また、交
通事故が発生した場合、事故発生以降のデータについて
は詳細であることが望ましいが、事故発生以前のデータ
については厳密に知る必要はない。従って、図7、図1
0の実施例ではデータのサンプリング及び記録の周期は
交通事故発生時点を境に変えることがより好ましい。但
し、図6の実施例では、交通事故発生時点以後のデータ
を記録するたけであるから、記録周期を変える必要はな
い。
ャートに於いては、加速度データ及び角速度データをメ
モリに記録する周期については触れなかったが、この記
録は連続的に行う必要はなく、所定時間間隔でサンプリ
ングして記録するようにすることが好ましい。また、交
通事故が発生した場合、事故発生以降のデータについて
は詳細であることが望ましいが、事故発生以前のデータ
については厳密に知る必要はない。従って、図7、図1
0の実施例ではデータのサンプリング及び記録の周期は
交通事故発生時点を境に変えることがより好ましい。但
し、図6の実施例では、交通事故発生時点以後のデータ
を記録するたけであるから、記録周期を変える必要はな
い。
【0041】次に、上述のようにして加速度データ及び
角速度データを記録した交通事故データ記録装置を使用
して、自動車の交通事故を解析するための交通事故再現
システムについて説明する。まず、交通事故データ記録
装置を自動車から取り外し、図11に示すように、メモ
リ8,又は8A及び8Bからパーソナルコンピュータ2
0に加速度データ及び角速度データを読み出す。次に、
パーソナルコンピュータ20でこれらのデータを解析
し、図12に示す如く、モニターディスプレイ21の画
面にX軸、Y軸及びZ軸に関して自動車の速度、向き、
姿勢等を視覚的に映し出す。このとき、例えば図13に
示す如く、急ブレーキをかけた時点(a)から激突停止
(f)までの自動車の様子を1秒ごとの画像として再現
することができる。なお、このように画像を画面に再現
するだけでなく、プリンタ22(図11)で紙にプリン
トアウトすることによっても再現できる。
角速度データを記録した交通事故データ記録装置を使用
して、自動車の交通事故を解析するための交通事故再現
システムについて説明する。まず、交通事故データ記録
装置を自動車から取り外し、図11に示すように、メモ
リ8,又は8A及び8Bからパーソナルコンピュータ2
0に加速度データ及び角速度データを読み出す。次に、
パーソナルコンピュータ20でこれらのデータを解析
し、図12に示す如く、モニターディスプレイ21の画
面にX軸、Y軸及びZ軸に関して自動車の速度、向き、
姿勢等を視覚的に映し出す。このとき、例えば図13に
示す如く、急ブレーキをかけた時点(a)から激突停止
(f)までの自動車の様子を1秒ごとの画像として再現
することができる。なお、このように画像を画面に再現
するだけでなく、プリンタ22(図11)で紙にプリン
トアウトすることによっても再現できる。
【0042】以上説明したように、上記各実施例の交通
事故データ記録装置は、自動車の速度計、ブレーキの油
圧計等からのデータを必要としないので、これらのデー
タを供給する配線が不要である。従って、自動車の例え
ばシートの下に固定するだけの簡単な作業で、交通事故
の解析を容易に行うことが可能となる。
事故データ記録装置は、自動車の速度計、ブレーキの油
圧計等からのデータを必要としないので、これらのデー
タを供給する配線が不要である。従って、自動車の例え
ばシートの下に固定するだけの簡単な作業で、交通事故
の解析を容易に行うことが可能となる。
【0043】また、本実施例の交通事故再現システム
は、上記交通事故データ記録装置で記録したデータに基
づいて、交通事故発生時に於ける自動車の速度、姿勢、
向き等を容易に解析することができるので、交通事故の
原因究明を非常に短時間に、しかも正確に行うことがで
きる。また、交通事故を視覚的に再現することができる
ので、事故原因究明を容易に行うことが可能となる。
は、上記交通事故データ記録装置で記録したデータに基
づいて、交通事故発生時に於ける自動車の速度、姿勢、
向き等を容易に解析することができるので、交通事故の
原因究明を非常に短時間に、しかも正確に行うことがで
きる。また、交通事故を視覚的に再現することができる
ので、事故原因究明を容易に行うことが可能となる。
【0044】上記実施例においては、1台の自動車の交
通事故データ記録装置に記録されたデータに基づいて事
故を再現した場合について説明したが、追突事故等のよ
うな場合は追突した車と追突された車のそれぞれの交通
事故データ記録装置のデータを解析し、同時にそれらの
車の様子を再現するようにすると、その追突事故をより
一層詳細にかつ正確に解析することができる。また、1
台の自動車に図14に示す如く複数の交通事故データ記
録装置を搭載してもよく、この場合にはその自動車の交
通事故をより詳細に記録することができ、より詳細に交
通事故を解析することができる。
通事故データ記録装置に記録されたデータに基づいて事
故を再現した場合について説明したが、追突事故等のよ
うな場合は追突した車と追突された車のそれぞれの交通
事故データ記録装置のデータを解析し、同時にそれらの
車の様子を再現するようにすると、その追突事故をより
一層詳細にかつ正確に解析することができる。また、1
台の自動車に図14に示す如く複数の交通事故データ記
録装置を搭載してもよく、この場合にはその自動車の交
通事故をより詳細に記録することができ、より詳細に交
通事故を解析することができる。
【0045】上述の各実施例では、いずれも交通事故デ
ータ記録装置及び交通事故再現システムを自動車に適用
した場合について示したが、船舶、航空機等の他の交通
機関に搭載して航行中の交通事故の記録及びその再現に
適用することもできる。他の交通機関に交通事故データ
記録装置を適用する場合には、その交通機関の速度に合
わせて、加速度データ及び角速度データを記録する時間
帯の長さ、加速度データ及び角速度データの閾値を変更
する必要がある。一般に、交通機関の速度が大きい程デ
ータを記録する時間帯の長さは短く、その記録を行う間
隔も短く設定される。従って、船舶の場合には記録する
時間帯の長さは長く、その記録を行う間隔も長く設定さ
れる。また、航空機の場合には例えば機体に異常が発生
してから事故発生まで相当の時間があるので、それに応
じてメモリ容量を大きくする必要がある。
ータ記録装置及び交通事故再現システムを自動車に適用
した場合について示したが、船舶、航空機等の他の交通
機関に搭載して航行中の交通事故の記録及びその再現に
適用することもできる。他の交通機関に交通事故データ
記録装置を適用する場合には、その交通機関の速度に合
わせて、加速度データ及び角速度データを記録する時間
帯の長さ、加速度データ及び角速度データの閾値を変更
する必要がある。一般に、交通機関の速度が大きい程デ
ータを記録する時間帯の長さは短く、その記録を行う間
隔も短く設定される。従って、船舶の場合には記録する
時間帯の長さは長く、その記録を行う間隔も長く設定さ
れる。また、航空機の場合には例えば機体に異常が発生
してから事故発生まで相当の時間があるので、それに応
じてメモリ容量を大きくする必要がある。
【0046】更に、上記各実施例では加速度及び角速度
のそれぞれについて3方向のデータを記録する場合につ
いて説明したが、詳細な事故の解析が必要でない場合に
は、加速度のみを計測する構成としてもよい。また、X
軸、Y軸及びZ軸の3方向全てについて加速度を計測す
る必要はなく、少なくとも自動車の進行方向について計
測を行うことができれば、事故の解析に十分である場合
もある。同様に、角速度についても、3方向の全てにつ
いて角速度を計測する必要はない。また、宇宙衛星を利
用したGPS(Grobal Positioning System )を用いて
絶対時間及び特に船舶の場合には絶対位置を記録するよ
うにすれば、より厳密な事故解析が可能となる。
のそれぞれについて3方向のデータを記録する場合につ
いて説明したが、詳細な事故の解析が必要でない場合に
は、加速度のみを計測する構成としてもよい。また、X
軸、Y軸及びZ軸の3方向全てについて加速度を計測す
る必要はなく、少なくとも自動車の進行方向について計
測を行うことができれば、事故の解析に十分である場合
もある。同様に、角速度についても、3方向の全てにつ
いて角速度を計測する必要はない。また、宇宙衛星を利
用したGPS(Grobal Positioning System )を用いて
絶対時間及び特に船舶の場合には絶対位置を記録するよ
うにすれば、より厳密な事故解析が可能となる。
【0047】
【発明の効果】本発明の交通事故データ記録装置は、従
来のフライトレコーダのように、この装置を取り付けた
交通機関の各部からの信号の供給を必要としないので、
これらの信号を供給する配線が不要である。従って、交
通機関に本発明の交通事故データ記録装置を取り付ける
だけの簡単な作業で、交通事故の解析を容易に行うこと
が可能となる。また、加速度センサ及び角速度センサは
汎用性の高い単独のユニットとして供給されているもの
を使用することができるので、フライトレコーダの場合
に比較して格段に低価格で交通事故データ記録装置を作
製することが可能である。
来のフライトレコーダのように、この装置を取り付けた
交通機関の各部からの信号の供給を必要としないので、
これらの信号を供給する配線が不要である。従って、交
通機関に本発明の交通事故データ記録装置を取り付ける
だけの簡単な作業で、交通事故の解析を容易に行うこと
が可能となる。また、加速度センサ及び角速度センサは
汎用性の高い単独のユニットとして供給されているもの
を使用することができるので、フライトレコーダの場合
に比較して格段に低価格で交通事故データ記録装置を作
製することが可能である。
【0048】また、本実施例の交通事故再現システム
は、上記交通事故データ記録装置で記録したデータに基
づいて、交通事故発生時に於ける交通機関の速度、姿
勢、向き等を容易に解析することができる。従って、交
通事故の原因究明を非常に短時間に、しかも正確に行う
ことができる。また、交通事故を視覚的に再現すること
ができるので、事故原因究明を容易に行うことが可能と
なる。
は、上記交通事故データ記録装置で記録したデータに基
づいて、交通事故発生時に於ける交通機関の速度、姿
勢、向き等を容易に解析することができる。従って、交
通事故の原因究明を非常に短時間に、しかも正確に行う
ことができる。また、交通事故を視覚的に再現すること
ができるので、事故原因究明を容易に行うことが可能と
なる。
【0049】更に、本発明によれば、記録されるデータ
は交通事故発生時の所定の時間帯に於けるデータだけで
あるので、メモリ容量が小さくて済む。また、交通事故
データ記録装置は加速度センサと、必要に応じて角速度
センサと、半導体メモリと、マイクロコンピュータ等の
微小な制御手段等を有しているたけであるので、装置全
体が小型化できるという利点がある。
は交通事故発生時の所定の時間帯に於けるデータだけで
あるので、メモリ容量が小さくて済む。また、交通事故
データ記録装置は加速度センサと、必要に応じて角速度
センサと、半導体メモリと、マイクロコンピュータ等の
微小な制御手段等を有しているたけであるので、装置全
体が小型化できるという利点がある。
【図1】 本発明の一実施例に係る交通事故データ記録
装置の概略構成を示すブロック図である。
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の交通事故データ記録装置を自動車に取
り付けた様子を示す図である。
り付けた様子を示す図である。
【図3】 図1の交通事故データ記録装置を収納するケ
ースを示す図である。
ースを示す図である。
【図4】 図1の交通事故データ記録装置を図3のケー
スに収納した状態を示す図である。
スに収納した状態を示す図である。
【図5】 交通事故データ記録装置のカバーを外した状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図6】 交通事故データ記録装置の制御部の制御動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図7】 交通事故データ記録装置の制御部の他の制御
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
【図8】 メモリにおける記録方式を説明する図であ
る。
る。
【図9】 本発明の他の実施例に係る交通事故データ記
録装置の概略構成を示すブロック図である。
録装置の概略構成を示すブロック図である。
【図10】 図9の交通事故データ記録装置の制御部の
制御動作を示すフローチャートである。
制御動作を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の一実施例に係る事故再現システム
の概略構成を示すブロック図である。
の概略構成を示すブロック図である。
【図12】 ディスプレイ画面に交通事故を視覚的に再
現した状態を示す図である。
現した状態を示す図である。
【図13】 (a)〜(f)は交通事故発生時の様子を
時系列的に示す図である。
時系列的に示す図である。
【図14】 自動車の複数の交通事故データ記録装置を
装着した状態を示す図である。
装着した状態を示す図である。
1 交通事故データ記録装置 3 加速度センサ 4 角速度センサ 5,6 A/D変換器 7 制御部 8 メモリ 20 パーソナルコンピュータ
Claims (8)
- 【請求項1】 交通機関に取り付けて使用され、交通事
故発生時点以後の所定の時間帯に於ける前記交通機関の
加速度データを記憶する交通事故データ記録装置であっ
て、 3次元空間に於ける少なくとも前記交通機関の進行方向
の加速度を計測して加速度データを出力する加速度計測
手段と、 前記加速度データを記憶するための記憶手段と、 前記加速度計測手段に於いて得られた加速度データが所
定の値を超えた時点を交通事故発生時点と認識して前記
加速度データの前記記憶手段への記憶を開始させ、前記
交通事故発生時点以後の所定時間経過後に前記加速度デ
ータの前記記憶手段への記憶を停止させる制御手段とを
備えたことを特徴とする交通事故データ記録装置。 - 【請求項2】 交通機関に取り付けて使用され、交通事
故発生時点の前後の所定の時間帯に於ける前記交通機関
の加速度データを記憶する交通事故データ記録装置であ
って、 3次元空間に於ける少なくとも前記交通機関の進行方向
の加速度を計測して加速度データを出力する加速度計測
手段と、 所定時間前から現時点までの前記加速度データを一定周
期でエンドレスで常時記憶する記憶手段と、 前記加速度計測手段に於いて得られた加速度データが所
定の値を超えた時点を交通事故発生時点と認識して、該
交通事故発生時点以後の所定の時間経過後に前記加速度
データの前記記憶手段への記憶を停止させる制御手段と
を備えたことを特徴とする交通事故データ記録装置。 - 【請求項3】 交通機関に取り付けて使用され、交通事
故発生時点以後の所定の時間帯に於ける前記交通機関の
加速度データ及び角速度データを記憶する交通事故デー
タ記録装置であって、 3次元空間に於ける少なくとも前記交通機関の進行方向
の加速度を計測して加速度データを出力する加速度計測
手段と、 3次元空間に於ける少なくとも一方向を軸とする角速度
を計測して角速度データを出力する角速度計測手段と、 前記加速度データ及び前記角速度データを記憶するため
の記憶手段と、 前記加速度計測手段に於いて得られた加速度データ又は
前記角速度計測手段に於いて得られた角速度データが所
定の値を超えた時点を交通事故発生時点と認識して、前
記加速度データ及び前記角速度データの前記記憶手段へ
の記憶を開始させ、前記交通事故発生時点以後の所定時
間経過後に前記加速度データ及び前記角速度データの前
記記憶手段への記憶を停止させる制御手段とを備えたこ
とを特徴とする交通事故データ記録装置。 - 【請求項4】 交通機関に取り付けて使用され、交通事
故発生時点の前後の所定の時間帯に於ける前記交通機関
の加速度データ及び角速度データを記憶する交通事故デ
ータ記録装置であって、 3次元空間に於ける少なくとも前記交通機関の進行方向
の加速度を計測して加速度データを出力する加速度計測
手段と、 3次元空間に於ける少なくとも一方向を軸とする角速度
を計測して角速度データを出力する角速度計測手段と、 所定時間前から現時点までの前記加速度データ及び前記
角速度データを一定周期でエンドレスで常時記憶する記
憶手段と、 前記加速度計測手段に於いて得られた加速度データ又は
前記角速度計測手段に於いて得られた角速度データが所
定の値を超えた時点を交通事故発生時点と認識して、該
交通事故発生時点以後の所定の時間経過後に前記加速度
データ及び前記角速度データの前記記憶手段への記憶を
停止させる制御手段とを備えたことを特徴とする交通事
故データ記録装置。 - 【請求項5】 請求項1又は2に記載の交通事故データ
記録装置から取り出した加速度データに基づいて、前記
交通機関の加速度を解析することを特徴とする交通事故
再現システム。 - 【請求項6】 請求項3又は4に記載の交通事故データ
記録装置から取り出した加速度データ及び角速度データ
に基づいて、前記交通機関の加速度及び角速度を解析す
ることを特徴とする交通事故再現システム。 - 【請求項7】 前記加速度データの解析で得られた加速
度に基づいて、前記交通機関の速度を視覚的に再現する
請求項5記載の交通事故再現システム。 - 【請求項8】 前記加速度データ及び角速度データの解
析で得られた加速度及び角速度に基づいて、前記交通機
関の速度及び姿勢を視覚的に再現する請求項6に記載の
交通事故再現システム。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5092626A JP2521024B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 交通事故デ―タ記録装置及び交通事故再現システム |
US08/227,733 US5446659A (en) | 1993-04-20 | 1994-04-14 | Traffic accident data recorder and traffic accident reproduction system |
CA002121403A CA2121403C (en) | 1993-04-20 | 1994-04-15 | Traffic accident data recorder and traffic accident reproduction system |
DE69411072T DE69411072T2 (de) | 1993-04-20 | 1994-04-18 | Verkehrsunfalldatenschreiber und System zur Wiedergabe des Hergangs von Verkehrsunfällen |
EP94302730A EP0621564B1 (en) | 1993-04-20 | 1994-04-18 | Traffic accident data recorder and traffic accident reproduction system |
AU60507/94A AU669785B2 (en) | 1993-04-20 | 1994-04-18 | Traffic accident data recorder and traffic accident reproduction system |
CN94104359A CN1078369C (zh) | 1993-04-20 | 1994-04-20 | 交通事故重现系统 |
KR1019940008304A KR100286848B1 (ko) | 1993-04-20 | 1994-04-20 | 교통사고 데이타 기록장치 및 교통사고 재현 시스템 |
HK98113885A HK1012839A1 (en) | 1993-04-20 | 1998-12-17 | Traffic accident data recorder and traffic accident reproduction system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5092626A JP2521024B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 交通事故デ―タ記録装置及び交通事故再現システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06300773A true JPH06300773A (ja) | 1994-10-28 |
JP2521024B2 JP2521024B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=14059660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5092626A Expired - Fee Related JP2521024B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 交通事故デ―タ記録装置及び交通事故再現システム |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5446659A (ja) |
EP (1) | EP0621564B1 (ja) |
JP (1) | JP2521024B2 (ja) |
KR (1) | KR100286848B1 (ja) |
CN (1) | CN1078369C (ja) |
AU (1) | AU669785B2 (ja) |
CA (1) | CA2121403C (ja) |
DE (1) | DE69411072T2 (ja) |
HK (1) | HK1012839A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002538456A (ja) * | 1999-03-01 | 2002-11-12 | ビー マックレラン スコット | 自己充足型の車両の動き記録装置及び記録方法 |
JP2009211509A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Denso Corp | 車両挙動再現装置 |
JP2011520128A (ja) * | 2008-05-08 | 2011-07-14 | エル−3 コミュニケーションズ コーポレーション | 加速度計および誤差補償方法 |
CN103366416A (zh) * | 2013-07-18 | 2013-10-23 | 上海创程车联网络科技有限公司 | 一种车辆数据采集及发送装置 |
CN109658543A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-04-19 | 北京摩拜科技有限公司 | 一种车辆的车轮故障处理方法、车辆及系统 |
Families Citing this family (179)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10361802B1 (en) | 1999-02-01 | 2019-07-23 | Blanding Hovenweep, Llc | Adaptive pattern recognition based control system and method |
US8352400B2 (en) | 1991-12-23 | 2013-01-08 | Hoffberg Steven M | Adaptive pattern recognition based controller apparatus and method and human-factored interface therefore |
US6542077B2 (en) | 1993-06-08 | 2003-04-01 | Raymond Anthony Joao | Monitoring apparatus for a vehicle and/or a premises |
US5917405A (en) | 1993-06-08 | 1999-06-29 | Joao; Raymond Anthony | Control apparatus and methods for vehicles |
US6546363B1 (en) * | 1994-02-15 | 2003-04-08 | Leroy G. Hagenbuch | Apparatus for tracking and recording vital signs and task-related information of a vehicle to identify operating patterns |
US7765039B1 (en) | 1994-02-15 | 2010-07-27 | Hagenbuch Leroy G | Apparatus for tracking and recording vital signs and task-related information of a vehicle to identify operating patterns |
US5600558A (en) * | 1994-08-12 | 1997-02-04 | Caterpillar Inc. | Data exception reporting system |
US5857159A (en) * | 1994-08-12 | 1999-01-05 | Caterpillar Inc. | Data recording and display system |
US5784007A (en) * | 1994-09-27 | 1998-07-21 | Pepper; Jeffrey W. | Traffic signal sound monitor |
US8799461B2 (en) * | 1994-11-29 | 2014-08-05 | Apple Inc. | System for collecting, analyzing, and transmitting information relevant to transportation networks |
US9832610B2 (en) | 1994-11-29 | 2017-11-28 | Apple Inc. | System for collecting, analyzing, and transmitting information relevant to transportation networks |
US5638273A (en) * | 1995-03-29 | 1997-06-10 | Remote Control Systems, Inc. | Vehicle data storage and analysis system and methods |
DE19514008A1 (de) * | 1995-04-13 | 1996-10-17 | Vdo Schindling | Fahrdatenregistriergerät für Kraftfahrzeuge |
KR100194354B1 (ko) * | 1995-07-28 | 1999-06-15 | 전주범 | 안티 록 브레이크 시스템의 동작기록장치 |
CN1055342C (zh) * | 1995-10-10 | 2000-08-09 | 王秀美 | 交通事故现场计算机辅助勘查方法 |
US8140358B1 (en) | 1996-01-29 | 2012-03-20 | Progressive Casualty Insurance Company | Vehicle monitoring system |
US8090598B2 (en) | 1996-01-29 | 2012-01-03 | Progressive Casualty Insurance Company | Monitoring system for determining and communicating a cost of insurance |
US6587046B2 (en) | 1996-03-27 | 2003-07-01 | Raymond Anthony Joao | Monitoring apparatus and method |
US10152876B2 (en) | 1996-03-27 | 2018-12-11 | Gtj Ventures, Llc | Control, monitoring, and/or security apparatus and method |
US10011247B2 (en) | 1996-03-27 | 2018-07-03 | Gtj Ventures, Llc | Control, monitoring and/or security apparatus and method |
US7253731B2 (en) | 2001-01-23 | 2007-08-07 | Raymond Anthony Joao | Apparatus and method for providing shipment information |
JP3272960B2 (ja) * | 1996-08-19 | 2002-04-08 | 株式会社データ・テック | ドライビングレコーダ及び車両の運行解析装置 |
AU7359398A (en) | 1997-04-17 | 1998-11-11 | Stage Iii Technologies, L.C. | Vehicle crash data recorder, locator and communicator |
US7088387B1 (en) * | 1997-08-05 | 2006-08-08 | Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. | Video recording device responsive to triggering event |
US6315180B1 (en) | 1997-08-28 | 2001-11-13 | D. Scott Watkins | Camera mount |
US6076026A (en) | 1997-09-30 | 2000-06-13 | Motorola, Inc. | Method and device for vehicle control events data recording and securing |
US6389340B1 (en) * | 1998-02-09 | 2002-05-14 | Gary A. Rayner | Vehicle data recorder |
US9075136B1 (en) | 1998-03-04 | 2015-07-07 | Gtj Ventures, Llc | Vehicle operator and/or occupant information apparatus and method |
US6430488B1 (en) * | 1998-04-10 | 2002-08-06 | International Business Machines Corporation | Vehicle customization, restriction, and data logging |
US6771176B2 (en) * | 1998-05-29 | 2004-08-03 | William Jude Wilkerson | Acceleration monitoring and safety data accounting system for motor vehicles and other types of equipment |
US6788207B2 (en) * | 1998-05-29 | 2004-09-07 | William Jude Wilkerson | Braking response and following distance monitoring and safety data accounting system for motor vehicles and other types of equipment |
US6445408B1 (en) | 1998-07-22 | 2002-09-03 | D. Scott Watkins | Headrest and seat video imaging apparatus |
US6215518B1 (en) | 1998-07-22 | 2001-04-10 | D. Scott Watkins | Headrest and seat video imaging apparatus |
US6198502B1 (en) * | 1998-07-22 | 2001-03-06 | D. Scott Watkins | Headrest and seat video imaging apparatus |
US6201568B1 (en) * | 1998-07-22 | 2001-03-13 | D. Scott Watkins | Headrest video camera |
ATE391329T1 (de) * | 1998-09-04 | 2008-04-15 | Innovative Solutions & Support | Flachbildschirm mit zwei cpu's für flugzeugcockpit |
JP3044025B1 (ja) * | 1998-12-09 | 2000-05-22 | 株式会社データ・テック | 運転傾向性の分析が可能な運行管理システム及びその構成装置 |
US7966078B2 (en) | 1999-02-01 | 2011-06-21 | Steven Hoffberg | Network media appliance system and method |
US6185490B1 (en) | 1999-03-15 | 2001-02-06 | Thomas W. Ferguson | Vehicle crash data recorder |
US6397132B1 (en) | 1999-09-30 | 2002-05-28 | Siemens Automotive Corporation | Electronic thronttle control with accident recordal unit |
FR2799557B1 (fr) * | 1999-10-07 | 2002-02-15 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Calculateur central d'habitacle de vehicule automobile |
US6246933B1 (en) * | 1999-11-04 | 2001-06-12 | BAGUé ADOLFO VAEZA | Traffic accident data recorder and traffic accident reproduction system and method |
US6366199B1 (en) * | 2000-02-04 | 2002-04-02 | General Electric Company | Method and apparatus for measuring and accumulating critical automobile warranty statistical data |
US20020004729A1 (en) * | 2000-04-26 | 2002-01-10 | Christopher Zak | Electronic data gathering for emergency medical services |
US6556905B1 (en) | 2000-08-31 | 2003-04-29 | Lisa M. Mittelsteadt | Vehicle supervision and monitoring |
US7941258B1 (en) | 2000-08-31 | 2011-05-10 | Strategic Design Federation W, Inc. | Automobile monitoring for operation analysis |
US7584033B2 (en) * | 2000-08-31 | 2009-09-01 | Strategic Design Federation W. Inc. | Automobile monitoring for operation analysis |
US7890353B2 (en) * | 2000-10-02 | 2011-02-15 | Computer Sciences Corporation | Computerized method and system of liability assessment for an accident using environmental, vehicle, and driver conditions and driver actions |
ITBO20000721A1 (it) * | 2000-12-12 | 2002-06-12 | Oxid S R L N | Dispositivo elettronico da installare a bordo di veicoli e/o natanti , per rilevare informazioni particolarmente utili in caso di sinistro , |
US20020107912A1 (en) * | 2001-02-08 | 2002-08-08 | Lear Corporation | Motor vehicle drive recorder system which records motor vehicle data proximate an event declared by a motor veicle occupant |
AU2002364036A1 (en) | 2001-12-24 | 2003-07-15 | Digimarc Id Systems, Llc | Laser etched security features for identification documents and methods of making same |
US7815124B2 (en) | 2002-04-09 | 2010-10-19 | L-1 Secure Credentialing, Inc. | Image processing techniques for printing identification cards and documents |
AU2002364255A1 (en) | 2001-12-24 | 2003-07-15 | Digimarc Id Systems, Llc | Covert variable information on id documents and methods of making same |
US7694887B2 (en) | 2001-12-24 | 2010-04-13 | L-1 Secure Credentialing, Inc. | Optically variable personalized indicia for identification documents |
JP3883887B2 (ja) * | 2002-03-11 | 2007-02-21 | 三菱電機株式会社 | エアバッグシステムの衝突履歴記憶方法 |
US6882912B2 (en) * | 2002-03-19 | 2005-04-19 | Ford Global Technologies, Llc | Real time stamping synchronization system |
US10562492B2 (en) | 2002-05-01 | 2020-02-18 | Gtj Ventures, Llc | Control, monitoring and/or security apparatus and method |
US6825767B2 (en) | 2002-05-08 | 2004-11-30 | Charles Humbard | Subscription system for monitoring user well being |
US7824029B2 (en) | 2002-05-10 | 2010-11-02 | L-1 Secure Credentialing, Inc. | Identification card printer-assembler for over the counter card issuing |
US6795759B2 (en) * | 2002-08-26 | 2004-09-21 | International Business Machines Corporation | Secure logging of vehicle data |
US20040054556A1 (en) * | 2002-09-09 | 2004-03-18 | Stephan Wahlbin | Computerized method and system for determining causation in premises liability for an accident |
US7672860B2 (en) * | 2002-09-09 | 2010-03-02 | Computer Sciences Corporation | Computerized method and system for determining the contribution of defenses to premises liability for an accident |
US20040054558A1 (en) * | 2002-09-09 | 2004-03-18 | Stefan Wahlbin | Computerized method and system for determining claimant status in premises liability for an accident |
US7702528B2 (en) * | 2002-09-09 | 2010-04-20 | Computer Sciences Corporation | Computerized method and system for determining breach of duty in premises liability for an accident |
US20040054557A1 (en) * | 2002-09-09 | 2004-03-18 | Stefan Wahlbin | Computerized method and system for estimating premises liability for an accident |
JP2004110473A (ja) * | 2002-09-19 | 2004-04-08 | Hitachi Ltd | 車両用ドライブレコーダ |
US7804982B2 (en) | 2002-11-26 | 2010-09-28 | L-1 Secure Credentialing, Inc. | Systems and methods for managing and detecting fraud in image databases used with identification documents |
US7660725B2 (en) * | 2002-11-27 | 2010-02-09 | Computer Sciences Corporation | Computerized method and system for estimating an effect on liability based on the stopping distance of vehicles |
US7702529B2 (en) * | 2002-11-27 | 2010-04-20 | Computer Sciences Corporation | Computerized method and system for estimating an effect on liability using claim data accessed from claim reporting software |
US20040102984A1 (en) * | 2002-11-27 | 2004-05-27 | Stefan Wahlbin | Computerized method and system for estimating liability using recorded vehicle data |
US6909985B2 (en) * | 2002-11-27 | 2005-06-21 | Lockheed Martin Corporation | Method and apparatus for recording changes associated with acceleration of a structure |
US7809586B2 (en) * | 2002-11-27 | 2010-10-05 | Computer Sciences Corporation | Computerized method and system for estimating an effect on liability using a comparison of the actual speed of a vehicle in an accident and time and distance traveled by the vehicles in a merging vehicle accident |
US20040103005A1 (en) * | 2002-11-27 | 2004-05-27 | Stefan Wahlbin | Computerized method and system for estimating monetary damages due to injuries in an accident from liability estimated using a computer system |
US7792690B2 (en) * | 2002-11-27 | 2010-09-07 | Computer Sciences Corporation | Computerized method and system for estimating an effect on liability of the speed of vehicles in an accident and time and distance traveled by the vehicles |
US7895063B2 (en) | 2002-11-27 | 2011-02-22 | Computer Sciences Corporation | Computerized method and system for creating pre-configured claim reports including liability in an accident estimated using a computer system |
US7805321B2 (en) * | 2002-11-27 | 2010-09-28 | Computer Sciences Corporation | Computerized method and system for estimating liability for an accident from an investigation of the accident |
US7725334B2 (en) * | 2002-11-27 | 2010-05-25 | Computer Sciences Corporation | Computerized method and system for estimating liability for an accident using dynamic generation of questions |
US7818187B2 (en) * | 2002-11-27 | 2010-10-19 | Computer Sciences Corporation | Computerized method and system for estimating liability |
ITRM20030160A1 (it) * | 2003-04-08 | 2004-10-09 | Koroliouk Dmitri | Registratore di informazione automobilistica con cella memorizzante re sistente ai fattori distruttivi. |
US7225991B2 (en) | 2003-04-16 | 2007-06-05 | Digimarc Corporation | Three dimensional data storage |
US20050060205A1 (en) * | 2003-09-02 | 2005-03-17 | Woods Randall K. | Systems and methods for a graphical input display in an insurance processing system |
US20050108063A1 (en) | 2003-11-05 | 2005-05-19 | Madill Robert P.Jr. | Systems and methods for assessing the potential for fraud in business transactions |
US20050192850A1 (en) * | 2004-03-01 | 2005-09-01 | Lorenz Scott K. | Systems and methods for using data structure language in web services |
US7983835B2 (en) | 2004-11-03 | 2011-07-19 | Lagassey Paul J | Modular intelligent transportation system |
JP4375161B2 (ja) * | 2004-08-18 | 2009-12-02 | 株式会社豊田中央研究所 | 車両安定化制御装置 |
US20060059021A1 (en) * | 2004-09-15 | 2006-03-16 | Jim Yulman | Independent adjuster advisor |
US7348895B2 (en) * | 2004-11-03 | 2008-03-25 | Lagassey Paul J | Advanced automobile accident detection, data recordation and reporting system |
JP4813126B2 (ja) * | 2005-08-23 | 2011-11-09 | カルソニックカンセイ株式会社 | 車両用データ記録装置 |
US8520069B2 (en) * | 2005-09-16 | 2013-08-27 | Digital Ally, Inc. | Vehicle-mounted video system with distributed processing |
US20070150138A1 (en) | 2005-12-08 | 2007-06-28 | James Plante | Memory management in event recording systems |
US10878646B2 (en) | 2005-12-08 | 2020-12-29 | Smartdrive Systems, Inc. | Vehicle event recorder systems |
US9201842B2 (en) | 2006-03-16 | 2015-12-01 | Smartdrive Systems, Inc. | Vehicle event recorder systems and networks having integrated cellular wireless communications systems |
US8996240B2 (en) | 2006-03-16 | 2015-03-31 | Smartdrive Systems, Inc. | Vehicle event recorders with integrated web server |
US8373567B2 (en) | 2006-05-08 | 2013-02-12 | Drivecam, Inc. | System and method for identifying non-event profiles |
US8314708B2 (en) | 2006-05-08 | 2012-11-20 | Drivecam, Inc. | System and method for reducing driving risk with foresight |
US7536457B2 (en) | 2006-05-08 | 2009-05-19 | Drivecam, Inc. | System and method for wireless delivery of event data |
US9836716B2 (en) | 2006-05-09 | 2017-12-05 | Lytx, Inc. | System and method for reducing driving risk with hindsight |
US20080043736A1 (en) * | 2006-08-18 | 2008-02-21 | Drivecam, Inc. | Data Transfer System and Method |
US7804426B2 (en) | 2006-05-08 | 2010-09-28 | Drivecam, Inc. | System and method for selective review of event data |
US7659827B2 (en) | 2006-05-08 | 2010-02-09 | Drivecam, Inc. | System and method for taking risk out of driving |
US20070268158A1 (en) * | 2006-05-09 | 2007-11-22 | Drivecam, Inc. | System and Method for Reducing Driving Risk With Insight |
US7859392B2 (en) | 2006-05-22 | 2010-12-28 | Iwi, Inc. | System and method for monitoring and updating speed-by-street data |
US9067565B2 (en) | 2006-05-22 | 2015-06-30 | Inthinc Technology Solutions, Inc. | System and method for evaluating driver behavior |
US7873610B2 (en) | 2006-05-26 | 2011-01-18 | Andrew S Poulsen | Meta-configuration of profiles |
US7899610B2 (en) | 2006-10-02 | 2011-03-01 | Inthinc Technology Solutions, Inc. | System and method for reconfiguring an electronic control unit of a motor vehicle to optimize fuel economy |
US8649933B2 (en) | 2006-11-07 | 2014-02-11 | Smartdrive Systems Inc. | Power management systems for automotive video event recorders |
US8989959B2 (en) | 2006-11-07 | 2015-03-24 | Smartdrive Systems, Inc. | Vehicle operator performance history recording, scoring and reporting systems |
US8868288B2 (en) | 2006-11-09 | 2014-10-21 | Smartdrive Systems, Inc. | Vehicle exception event management systems |
US20080147267A1 (en) * | 2006-12-13 | 2008-06-19 | Smartdrive Systems Inc. | Methods of Discretizing data captured at event data recorders |
US8139820B2 (en) | 2006-12-13 | 2012-03-20 | Smartdrive Systems Inc. | Discretization facilities for vehicle event data recorders |
TW200828193A (en) * | 2006-12-29 | 2008-07-01 | Inventec Appliances Corp | Method for dealing with a traffic accident and appratus thereof |
JP4720770B2 (ja) * | 2007-04-02 | 2011-07-13 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用情報記録システム |
US8239092B2 (en) | 2007-05-08 | 2012-08-07 | Smartdrive Systems Inc. | Distributed vehicle event recorder systems having a portable memory data transfer system |
US8825277B2 (en) | 2007-06-05 | 2014-09-02 | Inthinc Technology Solutions, Inc. | System and method for the collection, correlation and use of vehicle collision data |
US8666590B2 (en) | 2007-06-22 | 2014-03-04 | Inthinc Technology Solutions, Inc. | System and method for naming, filtering, and recall of remotely monitored event data |
US9129460B2 (en) | 2007-06-25 | 2015-09-08 | Inthinc Technology Solutions, Inc. | System and method for monitoring and improving driver behavior |
US7999670B2 (en) | 2007-07-02 | 2011-08-16 | Inthinc Technology Solutions, Inc. | System and method for defining areas of interest and modifying asset monitoring in relation thereto |
US8818618B2 (en) | 2007-07-17 | 2014-08-26 | Inthinc Technology Solutions, Inc. | System and method for providing a user interface for vehicle monitoring system users and insurers |
US8577703B2 (en) | 2007-07-17 | 2013-11-05 | Inthinc Technology Solutions, Inc. | System and method for categorizing driving behavior using driver mentoring and/or monitoring equipment to determine an underwriting risk |
US9117246B2 (en) | 2007-07-17 | 2015-08-25 | Inthinc Technology Solutions, Inc. | System and method for providing a user interface for vehicle mentoring system users and insurers |
US8040018B2 (en) * | 2007-08-01 | 2011-10-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Piezoelectric transformer type high-voltage power apparatus and image forming apparatus |
TW200909267A (en) * | 2007-08-21 | 2009-03-01 | Appro Technology Inc | Incident recording storage device for vehicle |
CN101173856B (zh) * | 2007-08-30 | 2010-10-27 | 上海交通大学 | 基于摄影测量与车身外轮廓变形的汽车碰撞事故再现方法 |
US7876205B2 (en) | 2007-10-02 | 2011-01-25 | Inthinc Technology Solutions, Inc. | System and method for detecting use of a wireless device in a moving vehicle |
US20090187428A1 (en) * | 2008-01-18 | 2009-07-23 | Frank Scalet | Evaluating effectiveness of claims evaluation, assessment, and settlement processes |
AT507033B1 (de) | 2008-06-05 | 2011-09-15 | Efkon Ag | Verfahren und system zur simultanen fahrzeug- und fahrprofilüberwachung |
KR20100016840A (ko) * | 2008-08-05 | 2010-02-16 | 한국전자통신연구원 | 선박 제어 장치 및 그 방법 |
US8688180B2 (en) | 2008-08-06 | 2014-04-01 | Inthinc Technology Solutions, Inc. | System and method for detecting use of a wireless device while driving |
US10657738B2 (en) * | 2008-10-27 | 2020-05-19 | International Business Machines Corporation | Reconstructing an accident for a vehicle involved in the accident |
US8503972B2 (en) * | 2008-10-30 | 2013-08-06 | Digital Ally, Inc. | Multi-functional remote monitoring system |
US20100123779A1 (en) * | 2008-11-18 | 2010-05-20 | Dennis Michael Snyder | Video recording system for a vehicle |
US8963702B2 (en) | 2009-02-13 | 2015-02-24 | Inthinc Technology Solutions, Inc. | System and method for viewing and correcting data in a street mapping database |
US8892341B2 (en) | 2009-02-13 | 2014-11-18 | Inthinc Technology Solutions, Inc. | Driver mentoring to improve vehicle operation |
US8188887B2 (en) | 2009-02-13 | 2012-05-29 | Inthinc Technology Solutions, Inc. | System and method for alerting drivers to road conditions |
CA2761794C (en) * | 2009-04-03 | 2016-06-28 | Certusview Technologies, Llc | Methods, apparatus, and systems for acquiring and analyzing vehicle data and generating an electronic representation of vehicle operations |
US9916625B2 (en) | 2012-02-02 | 2018-03-13 | Progressive Casualty Insurance Company | Mobile insurance platform system |
JP5257467B2 (ja) * | 2011-01-27 | 2013-08-07 | 株式会社デンソー | 車両用データ記録装置 |
US8922986B2 (en) | 2011-05-31 | 2014-12-30 | Honda Motor Co., Ltd. | Data recorder |
JP5447997B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2014-03-19 | 株式会社デンソー | 車両用データ記録装置 |
US9852636B2 (en) * | 2012-05-18 | 2017-12-26 | International Business Machines Corproation | Traffic event data source identification, data collection and data storage |
US9728228B2 (en) | 2012-08-10 | 2017-08-08 | Smartdrive Systems, Inc. | Vehicle event playback apparatus and methods |
WO2014052898A1 (en) | 2012-09-28 | 2014-04-03 | Digital Ally, Inc. | Portable video and imaging system |
US10272848B2 (en) | 2012-09-28 | 2019-04-30 | Digital Ally, Inc. | Mobile video and imaging system |
US10764542B2 (en) | 2014-12-15 | 2020-09-01 | Yardarm Technologies, Inc. | Camera activation in response to firearm activity |
US9958228B2 (en) | 2013-04-01 | 2018-05-01 | Yardarm Technologies, Inc. | Telematics sensors and camera activation in connection with firearm activity |
US10546441B2 (en) | 2013-06-04 | 2020-01-28 | Raymond Anthony Joao | Control, monitoring, and/or security, apparatus and method for premises, vehicles, and/or articles |
US10075681B2 (en) | 2013-08-14 | 2018-09-11 | Digital Ally, Inc. | Dual lens camera unit |
US10390732B2 (en) | 2013-08-14 | 2019-08-27 | Digital Ally, Inc. | Breath analyzer, system, and computer program for authenticating, preserving, and presenting breath analysis data |
US9159371B2 (en) | 2013-08-14 | 2015-10-13 | Digital Ally, Inc. | Forensic video recording with presence detection |
US9253452B2 (en) | 2013-08-14 | 2016-02-02 | Digital Ally, Inc. | Computer program, method, and system for managing multiple data recording devices |
US9191992B2 (en) | 2013-09-27 | 2015-11-17 | Interntaional Business Machines Corporation | System and method for participants data retrieval post accident or event |
US9501878B2 (en) | 2013-10-16 | 2016-11-22 | Smartdrive Systems, Inc. | Vehicle event playback apparatus and methods |
WO2015060805A1 (en) * | 2013-10-22 | 2015-04-30 | Ant Bilisim Elektronik Ve Enerji Teknolojileri Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | A system for processing data obtained from black boxes |
US9172477B2 (en) | 2013-10-30 | 2015-10-27 | Inthinc Technology Solutions, Inc. | Wireless device detection using multiple antennas separated by an RF shield |
US9610955B2 (en) | 2013-11-11 | 2017-04-04 | Smartdrive Systems, Inc. | Vehicle fuel consumption monitor and feedback systems |
US8892310B1 (en) | 2014-02-21 | 2014-11-18 | Smartdrive Systems, Inc. | System and method to detect execution of driving maneuvers |
CN103854336B (zh) * | 2014-02-27 | 2016-04-06 | 深圳市锐明技术股份有限公司 | 一种判别车辆急右转不良驾驶行为的方法及装置 |
JP5689993B1 (ja) * | 2014-02-28 | 2015-03-25 | 株式会社ブリヂストン | 車両走行状態監視装置 |
US9412211B2 (en) * | 2014-03-25 | 2016-08-09 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | System and method for on-vehicle dynamic accident recreation using accident data recording |
TWI606342B (zh) | 2014-10-20 | 2017-11-21 | 愛克勝企業公司 | 分散式控制的系統及方法 |
US9663127B2 (en) | 2014-10-28 | 2017-05-30 | Smartdrive Systems, Inc. | Rail vehicle event detection and recording system |
US11069257B2 (en) | 2014-11-13 | 2021-07-20 | Smartdrive Systems, Inc. | System and method for detecting a vehicle event and generating review criteria |
US9679420B2 (en) | 2015-04-01 | 2017-06-13 | Smartdrive Systems, Inc. | Vehicle event recording system and method |
US9841259B2 (en) | 2015-05-26 | 2017-12-12 | Digital Ally, Inc. | Wirelessly conducted electronic weapon |
US10013883B2 (en) | 2015-06-22 | 2018-07-03 | Digital Ally, Inc. | Tracking and analysis of drivers within a fleet of vehicles |
US10192277B2 (en) | 2015-07-14 | 2019-01-29 | Axon Enterprise, Inc. | Systems and methods for generating an audit trail for auditable devices |
WO2017136646A1 (en) | 2016-02-05 | 2017-08-10 | Digital Ally, Inc. | Comprehensive video collection and storage |
US11961341B2 (en) | 2016-04-19 | 2024-04-16 | Mitchell International, Inc. | Systems and methods for determining likelihood of incident relatedness for diagnostic trouble codes |
US10152836B2 (en) | 2016-04-19 | 2018-12-11 | Mitchell International, Inc. | Systems and methods for use of diagnostic scan tool in automotive collision repair |
JP6853494B2 (ja) * | 2016-09-05 | 2021-03-31 | 日本電気株式会社 | ドライブレコーダ |
US10521675B2 (en) | 2016-09-19 | 2019-12-31 | Digital Ally, Inc. | Systems and methods of legibly capturing vehicle markings |
CN106769084A (zh) * | 2016-12-07 | 2017-05-31 | 广东技术师范学院 | 一种汽车姿态监测系统 |
US10911725B2 (en) | 2017-03-09 | 2021-02-02 | Digital Ally, Inc. | System for automatically triggering a recording |
CN107038874B (zh) * | 2017-06-01 | 2024-01-23 | 广东工业大学 | 一种车祸监测方法及装置 |
CN107554519A (zh) * | 2017-08-31 | 2018-01-09 | 上海航盛实业有限公司 | 一种汽车辅助驾驶装置 |
GB2568053A (en) * | 2017-11-01 | 2019-05-08 | Charles Handsaker Joseph | Vehicle monitoring system for capturing vehicle incidents |
US11024137B2 (en) | 2018-08-08 | 2021-06-01 | Digital Ally, Inc. | Remote video triggering and tagging |
EP3693747B1 (en) * | 2019-02-07 | 2022-03-30 | Veoneer Sweden AB | Improvements in or relating to storage of accelerometer data |
US11950017B2 (en) | 2022-05-17 | 2024-04-02 | Digital Ally, Inc. | Redundant mobile video recording |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6078326U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-31 | トーヨーカネツ株式会社 | ロ−タリ−プツシヤ− |
JPS62128320U (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-14 | ||
JPH06160120A (ja) * | 1992-11-24 | 1994-06-07 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | 自動車走行記録装置 |
JP3008767U (ja) * | 1994-09-09 | 1995-03-20 | 日本ゼニスパイプ株式会社 | 防火水槽,貯水槽等の底設ピット構造 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2818388A1 (de) * | 1978-04-27 | 1979-11-08 | Moto Meter Ag | Anordnung zum registrieren von fahrunfaellen bei kraftfahrzeugen |
IT8243505A0 (it) * | 1982-02-19 | 1982-02-19 | Domenico Colonnelli | Car black box |
US4533962A (en) * | 1982-08-05 | 1985-08-06 | Decker Ronald R | Vehicle performance detection and recording apparatus |
DE3405757A1 (de) * | 1983-02-26 | 1984-10-04 | Edmund 7016 Gerlingen Zottnik | Unfalldatenschreiber |
FR2574928B1 (fr) * | 1984-12-19 | 1988-08-26 | France Etat Armement | Enregistreur de parametres analogiques sur memoire numerique statique |
US4817118A (en) * | 1987-06-29 | 1989-03-28 | Step Engineering | Mobile incident logger |
US4939652A (en) * | 1988-03-14 | 1990-07-03 | Centrodyne Inc. | Trip recorder |
JPH0281795A (ja) * | 1988-09-17 | 1990-03-22 | Tokyo Keiki Co Ltd | 航行体の安定化装置 |
US5046007A (en) * | 1989-06-07 | 1991-09-03 | Accutek Industries, Inc. | Motor vehicle data collection device |
JP2547881B2 (ja) * | 1990-03-14 | 1996-10-23 | 矢崎総業株式会社 | 車両運行データの記録解析システム及び記録装置 |
DE4103599A1 (de) * | 1991-02-07 | 1992-08-13 | Friedrich Fredmueller | Kurzweg - schreiber (kws) |
DE4111171C1 (ja) * | 1991-04-06 | 1992-05-27 | Mannesmann Kienzle Gmbh, 7730 Villingen-Schwenningen, De | |
DE4136968C1 (ja) * | 1991-11-11 | 1992-11-12 | Mannesmann Kienzle Gmbh, 7730 Villingen-Schwenningen, De |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP5092626A patent/JP2521024B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-04-14 US US08/227,733 patent/US5446659A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-04-15 CA CA002121403A patent/CA2121403C/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-04-18 EP EP94302730A patent/EP0621564B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-04-18 AU AU60507/94A patent/AU669785B2/en not_active Ceased
- 1994-04-18 DE DE69411072T patent/DE69411072T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-04-20 KR KR1019940008304A patent/KR100286848B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1994-04-20 CN CN94104359A patent/CN1078369C/zh not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-12-17 HK HK98113885A patent/HK1012839A1/xx not_active IP Right Cessation
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6078326U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-31 | トーヨーカネツ株式会社 | ロ−タリ−プツシヤ− |
JPS62128320U (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-14 | ||
JPH06160120A (ja) * | 1992-11-24 | 1994-06-07 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | 自動車走行記録装置 |
JP3008767U (ja) * | 1994-09-09 | 1995-03-20 | 日本ゼニスパイプ株式会社 | 防火水槽,貯水槽等の底設ピット構造 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002538456A (ja) * | 1999-03-01 | 2002-11-12 | ビー マックレラン スコット | 自己充足型の車両の動き記録装置及び記録方法 |
JP2009211509A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Denso Corp | 車両挙動再現装置 |
JP2011520128A (ja) * | 2008-05-08 | 2011-07-14 | エル−3 コミュニケーションズ コーポレーション | 加速度計および誤差補償方法 |
CN103366416A (zh) * | 2013-07-18 | 2013-10-23 | 上海创程车联网络科技有限公司 | 一种车辆数据采集及发送装置 |
CN109658543A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-04-19 | 北京摩拜科技有限公司 | 一种车辆的车轮故障处理方法、车辆及系统 |
CN109658543B (zh) * | 2018-11-27 | 2021-07-09 | 汉海信息技术(上海)有限公司 | 一种车辆的车轮故障处理方法、车辆及系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2521024B2 (ja) | 1996-07-31 |
EP0621564B1 (en) | 1998-06-17 |
AU6050794A (en) | 1994-10-27 |
CN1109163A (zh) | 1995-09-27 |
DE69411072T2 (de) | 1999-01-07 |
HK1012839A1 (en) | 1999-08-06 |
KR100286848B1 (ko) | 2001-04-16 |
CA2121403A1 (en) | 1994-10-21 |
US5446659A (en) | 1995-08-29 |
CN1078369C (zh) | 2002-01-23 |
CA2121403C (en) | 1999-11-02 |
EP0621564A2 (en) | 1994-10-26 |
AU669785B2 (en) | 1996-06-20 |
EP0621564A3 (en) | 1996-01-17 |
DE69411072D1 (de) | 1998-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2521024B2 (ja) | 交通事故デ―タ記録装置及び交通事故再現システム | |
US4533962A (en) | Vehicle performance detection and recording apparatus | |
US5477141A (en) | Registration arrangement for motor vehicles with a measured value presentation suitable for evaluating accidents | |
KR100226365B1 (ko) | 드라이빙 레코더, 차량의 운행해석장치 및 기억매체 | |
CN104520674B (zh) | 动产数据记录仪和发射机 | |
US6185490B1 (en) | Vehicle crash data recorder | |
US20080051988A1 (en) | In-vehicle controller | |
KR20070019202A (ko) | 화물운송환경 데이터 처리 시스템 및 그 처리 방법 | |
JP2001097252A (ja) | 車両の事故データレコーダの記録部を制御する方法、および車両の事故データレコーダ | |
US20050088522A1 (en) | Accelerometer activator for in-car video | |
US20020107912A1 (en) | Motor vehicle drive recorder system which records motor vehicle data proximate an event declared by a motor veicle occupant | |
KR100227912B1 (ko) | 자동차의 운행정보 기록장치 | |
US3394381A (en) | Acceleration recorder | |
CN218297594U (zh) | 一种车辆动态制动性能测试仪 | |
KR100503303B1 (ko) | 차량의 블랙박스 장치 | |
RU2102263C1 (ru) | Устройство замера и фиксации параметров движения транспортного средства | |
JPH0954889A (ja) | 交通事故再現システム及びデータ再生装置 | |
KR20000074070A (ko) | 차량의 사고 기록장치 | |
JPS59201083A (ja) | 自動車運転練習システム | |
JPH06160120A (ja) | 自動車走行記録装置 | |
Klein et al. | Driver Performance Measurement and Analysis System (DPMAS). Volume 1, Description and Operations Manual | |
Stevens | A truck rollover warning system: preliminary results | |
Panicker et al. | INSTRUMENTATION FOR FUNCTIONAL TESTING OF AEROSPACE MECHANISMS | |
Backaitis et al. | The Development and Performance of a Self-contained Solid State Digital Crash Recorder for Anthropomorphic Dummies | |
JPH06321195A (ja) | フライトデータレコーダ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |