JPH0629976B2 - 単層型電子写真用感光体 - Google Patents
単層型電子写真用感光体Info
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- JPH0629976B2 JPH0629976B2 JP60055948A JP5594885A JPH0629976B2 JP H0629976 B2 JPH0629976 B2 JP H0629976B2 JP 60055948 A JP60055948 A JP 60055948A JP 5594885 A JP5594885 A JP 5594885A JP H0629976 B2 JPH0629976 B2 JP H0629976B2
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- JP
- Japan
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- titanyl phthalocyanine
- phthalocyanine
- type
- layer type
- layer
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/06—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
- G03G5/0664—Dyes
- G03G5/0696—Phthalocyanines
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真用感光体に関し、さらに詳しくは、可
視光から近赤外光に亙る広範囲の波長領域において高い
光感度を有し、特に半導体レザーを光源として用いたレ
ーザービームプリンタ等に適した長波長光感応性の単層
型電子写真用感光体に関する。
視光から近赤外光に亙る広範囲の波長領域において高い
光感度を有し、特に半導体レザーを光源として用いたレ
ーザービームプリンタ等に適した長波長光感応性の単層
型電子写真用感光体に関する。
フタロシアニン化合物が光導電性を示すことが1968
年に発見されて以来、光電変換材料として非常に多くの
研究が成されてきた。近年、ノンインパクトプリンティ
ングテクノロジーの発展に伴って半導体レーザを書き込
み用ヘッドとするレーザービームプリンターの開発研究
が盛んに行なわれている。電子写真方式で用いるレーザ
ービームプリンターでは先ず、一様にコロナ帯電された
感光体にインプット信号に基づく変調されたレーザービ
ームを走査露光して静電潜像を形成した後、トナー現像
及び転写を行うことにより画像形成が行なわれる。この
ようなレーザー記録方式により画質の向上が計られ、特
に半導体レーザーを用いることより装置の単純化、小型
化、また低価格化が可能となるなどの利点が生ずる。
年に発見されて以来、光電変換材料として非常に多くの
研究が成されてきた。近年、ノンインパクトプリンティ
ングテクノロジーの発展に伴って半導体レーザを書き込
み用ヘッドとするレーザービームプリンターの開発研究
が盛んに行なわれている。電子写真方式で用いるレーザ
ービームプリンターでは先ず、一様にコロナ帯電された
感光体にインプット信号に基づく変調されたレーザービ
ームを走査露光して静電潜像を形成した後、トナー現像
及び転写を行うことにより画像形成が行なわれる。この
ようなレーザー記録方式により画質の向上が計られ、特
に半導体レーザーを用いることより装置の単純化、小型
化、また低価格化が可能となるなどの利点が生ずる。
現在、安定に動作する半導体レーザーの発振波長はほと
んどが近赤外領域(λ>780nm)にある。従って、そ
れに用いる記録用感光体は780nm〜850nmの長波長
領域において高感度を有する必要がある。この場合実用
感度として要求される単色赤外光照射の半減露光量 は10erg/cm2以下である。このような長波長域で高感
度を示す光導電性物質の中でフタロシアニン化合物は特
に注目されている。
んどが近赤外領域(λ>780nm)にある。従って、そ
れに用いる記録用感光体は780nm〜850nmの長波長
領域において高感度を有する必要がある。この場合実用
感度として要求される単色赤外光照射の半減露光量 は10erg/cm2以下である。このような長波長域で高感
度を示す光導電性物質の中でフタロシアニン化合物は特
に注目されている。
従来、電子写真用感光体にはセレン、テルル、硫化カド
ミウム、酸化亜鉛のような無機化合物、あるいはポリN
−ビニルカルバゾール、ビスアゾ顔料のような有機化合
物が用いられている。しかしこれらは780nm〜900
nmの長波長域において十分な光感度を有するとはいえ
ず、また近年、セレン、テルル、ヒ素の合金を用いる感
光体または色素増感された硫化カドミウムを用いる感光
体が800nm近辺の長波長領域において高感度を有する
ことが報告されているが、それらはいずれも強い毒性を
有し社会問題としての環境安全性が再検討されている。
またアモルファスシリコンを用いる感光体は特定のドー
ピング法および作成法によりその感光領域を長波長域に
のばす可能性があると考えられるが、現段階では成膜速
度が遅く量産性に問題があり低価格の感光体とはいい難
い。これまで検討が行なわれたフタロシアニン化合物の
中で780nm以上の長波長域において高感度を示す化合
物としては、X型無金属フタロシアニン、ε型銅フタロ
シアニン、バナジルフタロシアニン等を挙げることが出
来る。
ミウム、酸化亜鉛のような無機化合物、あるいはポリN
−ビニルカルバゾール、ビスアゾ顔料のような有機化合
物が用いられている。しかしこれらは780nm〜900
nmの長波長域において十分な光感度を有するとはいえ
ず、また近年、セレン、テルル、ヒ素の合金を用いる感
光体または色素増感された硫化カドミウムを用いる感光
体が800nm近辺の長波長領域において高感度を有する
ことが報告されているが、それらはいずれも強い毒性を
有し社会問題としての環境安全性が再検討されている。
またアモルファスシリコンを用いる感光体は特定のドー
ピング法および作成法によりその感光領域を長波長域に
のばす可能性があると考えられるが、現段階では成膜速
度が遅く量産性に問題があり低価格の感光体とはいい難
い。これまで検討が行なわれたフタロシアニン化合物の
中で780nm以上の長波長域において高感度を示す化合
物としては、X型無金属フタロシアニン、ε型銅フタロ
シアニン、バナジルフタロシアニン等を挙げることが出
来る。
一方、高感度化のために、フタロシアニンの蒸着膜を電
荷発生層とする積層型感光体が検討され、周期律表III
a族及びIV族の金属を中心金属とするフタロシアニンの
なかで、比較的高い感度を有するものが幾つか得られて
いる。このような金属フタロシアニンに関する文献とし
て、例えば特開昭56-96040、同56-33977、同57-14653
8、同57-153982、同57-141581、同57-142458、同57-146
538、同58-40798などがある。
荷発生層とする積層型感光体が検討され、周期律表III
a族及びIV族の金属を中心金属とするフタロシアニンの
なかで、比較的高い感度を有するものが幾つか得られて
いる。このような金属フタロシアニンに関する文献とし
て、例えば特開昭56-96040、同56-33977、同57-14653
8、同57-153982、同57-141581、同57-142458、同57-146
538、同58-40798などがある。
しかしながら、蒸着膜の作成には高真空排気装置を必要
とし、設備費が高くなることから上記の如き有機感光体
は高価格のものとならざるを得ない。
とし、設備費が高くなることから上記の如き有機感光体
は高価格のものとならざるを得ない。
これに対し、フタロシアニンを分散せしめた樹脂溶液の
塗装によって感光層を形成する方法によれば、製造が容
易で製造コストも低減できるが、多くの場合、高感度感
光体を製造することは難しい。この方法により、フタロ
シアニンを分散せしめた樹脂溶液を導電性基板上に塗装
することによって電荷発生層を形成し、その上に電荷輸
送層を塗設して成る積層型感光体が検討されている。こ
のような積層型感光体としては無金属フタロシアニン
(特開昭58-182639号)やインジウムフタロシアニン
(特開昭59-155851号)を用いたものがあり、前者は8
00nm以下の波長領域において比較的高い感度を有する
ものの、800nm以上の長波長領域において急激に感度
が低下する等の欠点を有し、後者は実用化に対して感度
が不充分である等の欠点を有している。
塗装によって感光層を形成する方法によれば、製造が容
易で製造コストも低減できるが、多くの場合、高感度感
光体を製造することは難しい。この方法により、フタロ
シアニンを分散せしめた樹脂溶液を導電性基板上に塗装
することによって電荷発生層を形成し、その上に電荷輸
送層を塗設して成る積層型感光体が検討されている。こ
のような積層型感光体としては無金属フタロシアニン
(特開昭58-182639号)やインジウムフタロシアニン
(特開昭59-155851号)を用いたものがあり、前者は8
00nm以下の波長領域において比較的高い感度を有する
ものの、800nm以上の長波長領域において急激に感度
が低下する等の欠点を有し、後者は実用化に対して感度
が不充分である等の欠点を有している。
更に、積層型感光体の多くは感光体表面にコロナ放電で
負の帯電を行うタイプのもので、放電に伴なうオゾンの
発生や帯電電位の環境による変化が大きい等の欠点を有
する。コロナ放電で正の帯電を行なうタイプのものとし
ては、無金属フタロシアニンを用いた例があるが、感度
は波長800nmにおいて半減露光量 であり(特願昭57-66963号)、いまだ実用化には至って
いない。
負の帯電を行うタイプのもので、放電に伴なうオゾンの
発生や帯電電位の環境による変化が大きい等の欠点を有
する。コロナ放電で正の帯電を行なうタイプのものとし
ては、無金属フタロシアニンを用いた例があるが、感度
は波長800nmにおいて半減露光量 であり(特願昭57-66963号)、いまだ実用化には至って
いない。
本発明の解決課題は、上記従来技術の問題点を改良し、
可視光から近赤外光に亙る500〜900nmの波長領域、特に
多くの半導体レーザー光の波長が存在する800〜90
0nmの長波長領域において高い光感度を有し、且つ、正
のコロナ帯電で使用することができる単層型電子写真用
感光体の提供にある。
可視光から近赤外光に亙る500〜900nmの波長領域、特に
多くの半導体レーザー光の波長が存在する800〜90
0nmの長波長領域において高い光感度を有し、且つ、正
のコロナ帯電で使用することができる単層型電子写真用
感光体の提供にある。
本発明はα形チタニルフタロシアニンを結着剤中に分散
させて成る単層型電子写真用感光体により前記の目的を
達成した。
させて成る単層型電子写真用感光体により前記の目的を
達成した。
本発明で用いられるα形チタニルフタロシアニンとはα
形の結晶形を有するチタニルフタロシアニンを意味し、
種々の核置換体を包含するが、前記問題点を解決するた
めにより一層好適なものは、 一般式 (式中、X1、X2、X3、X4は各々独立的にCl又はBrを表
わし、n、m、l、kは各々独立的に0〜4の数字を表
わす。)で表わされるα形チタニルフタロシアニンであ
る。
形の結晶形を有するチタニルフタロシアニンを意味し、
種々の核置換体を包含するが、前記問題点を解決するた
めにより一層好適なものは、 一般式 (式中、X1、X2、X3、X4は各々独立的にCl又はBrを表
わし、n、m、l、kは各々独立的に0〜4の数字を表
わす。)で表わされるα形チタニルフタロシアニンであ
る。
本発明に用いられるα形チタニルフタロシアニンのう
ち、特に好適なものはチタニルフタロシアニン(TiOP
c)、チタニルクロロフタロシアニン(TiOPcCl)及びそ
れらの混合物である。
ち、特に好適なものはチタニルフタロシアニン(TiOP
c)、チタニルクロロフタロシアニン(TiOPcCl)及びそ
れらの混合物である。
本発明で使用するα形チタニルフタロシアニンは、例え
ば、四塩化チタンとフタロジニトリルをα−クロロナフ
タレン溶媒中で反応させて得られるジクロロチタニウム
フタロシアニン(TiCl2Pc)又は四フッ化チタンとフタ
ロジニトリルをα−クロロナフタレン溶媒中で反応させ
て得られるジブロモチタニルフタロシアニン(TiBr2P
c)をピリジン、アミンの如きハロゲン化水素捕促剤を
含むアンモニア水中で加水分解した後引き続いて、2−
エトキシエタノール、ジグライム、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチ
ルピロリドン、ピリジン、モルホリン等の電子供与性の
溶媒で処理することにより製造することができる。
ば、四塩化チタンとフタロジニトリルをα−クロロナフ
タレン溶媒中で反応させて得られるジクロロチタニウム
フタロシアニン(TiCl2Pc)又は四フッ化チタンとフタ
ロジニトリルをα−クロロナフタレン溶媒中で反応させ
て得られるジブロモチタニルフタロシアニン(TiBr2P
c)をピリジン、アミンの如きハロゲン化水素捕促剤を
含むアンモニア水中で加水分解した後引き続いて、2−
エトキシエタノール、ジグライム、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチ
ルピロリドン、ピリジン、モルホリン等の電子供与性の
溶媒で処理することにより製造することができる。
このようにして得られるα形チタニルフタロシアニンの
Cu−Ka線を用いたX線回折図を第1図(b)に示す。この
α形チタニウムフタロシアニンは、X線回折図において
7.6°,10.2°,12.6°,13.2°,15.1°,16.2°,17.
2°,18.3°,22.5°,24.2°,25.3°,28.6°の各ブ
ラッグ角2θ(但し、±0.2の誤差範囲を含む。)で特
性ピークを有するものである。
Cu−Ka線を用いたX線回折図を第1図(b)に示す。この
α形チタニウムフタロシアニンは、X線回折図において
7.6°,10.2°,12.6°,13.2°,15.1°,16.2°,17.
2°,18.3°,22.5°,24.2°,25.3°,28.6°の各ブ
ラッグ角2θ(但し、±0.2の誤差範囲を含む。)で特
性ピークを有するものである。
上記加水分解反応においてハロゲン化水素捕捉剤を使用
しないときは、アシッドペースト法に従って、加水分解
生成物を濃硫酸に溶解させ、その溶解液を氷水中に注ぎ
入れ、生ずる沈澱物を濾取、洗浄する方法によってα形
チタニルフタロシアニンを製造することができる。アシ
ッドペースト法はα形フタロシアニンの一般的製造方法
としてよく知られており、例えばモザー・アンド・トー
マス著「フタロシアニン化合物」(1963年発行)に
記載されている。このアシッドペースト法によって製造
されるα形チタニルフタロシアニンは、結晶サイズが極
小サイズとなるので、そのX線回折図〔第1図(c)〕に
おける特性ピークの出方は第1図(b)に示すごとくシャ
ープではないが、前記電子供与性溶剤で処理すればその
X線回折図は第1図(b)と同様のシャープなものとなる
ものであり、また光導電特性もハロゲン化水素捕促剤を
使用する前記方法により製造されるα形チタニルフタロ
シアニン同等である。
しないときは、アシッドペースト法に従って、加水分解
生成物を濃硫酸に溶解させ、その溶解液を氷水中に注ぎ
入れ、生ずる沈澱物を濾取、洗浄する方法によってα形
チタニルフタロシアニンを製造することができる。アシ
ッドペースト法はα形フタロシアニンの一般的製造方法
としてよく知られており、例えばモザー・アンド・トー
マス著「フタロシアニン化合物」(1963年発行)に
記載されている。このアシッドペースト法によって製造
されるα形チタニルフタロシアニンは、結晶サイズが極
小サイズとなるので、そのX線回折図〔第1図(c)〕に
おける特性ピークの出方は第1図(b)に示すごとくシャ
ープではないが、前記電子供与性溶剤で処理すればその
X線回折図は第1図(b)と同様のシャープなものとなる
ものであり、また光導電特性もハロゲン化水素捕促剤を
使用する前記方法により製造されるα形チタニルフタロ
シアニン同等である。
本発明で使用するα形チタニルフタロシアニンは、ハロ
ゲン原子又はその置換位置又はその置換数の相違にも拘
らず、それらのX線回折図には、共通の、前記特定ピー
クが認められる。
ゲン原子又はその置換位置又はその置換数の相違にも拘
らず、それらのX線回折図には、共通の、前記特定ピー
クが認められる。
α形チタニルフタロシアニンはボールミル、サンドミル
或いはアトライター等の摩砕装置で微細な粒子になるま
で充分摩砕して使用することが好ましい。その際、摩砕
剤として、通常用いられるガラスビーズ、スチールビー
ズ、アルミナビーズが使用でき、必要に応じて、食塩、
重炭酸ソーダ等の摩砕助剤を用いることもできる。ま
た、摩砕時に分散媒を必要とするときは摩砕時の温度で
液状のものが好ましく、例えば、2−エトキシエタノー
ル、ジクライム、ジオキサン、テトラヒドロフラン、N,
N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ピ
リジン、モルホリン或いはポリエチレングリコール等の
如き結晶形の変化を促進しないような溶媒が使用でき
る。
或いはアトライター等の摩砕装置で微細な粒子になるま
で充分摩砕して使用することが好ましい。その際、摩砕
剤として、通常用いられるガラスビーズ、スチールビー
ズ、アルミナビーズが使用でき、必要に応じて、食塩、
重炭酸ソーダ等の摩砕助剤を用いることもできる。ま
た、摩砕時に分散媒を必要とするときは摩砕時の温度で
液状のものが好ましく、例えば、2−エトキシエタノー
ル、ジクライム、ジオキサン、テトラヒドロフラン、N,
N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ピ
リジン、モルホリン或いはポリエチレングリコール等の
如き結晶形の変化を促進しないような溶媒が使用でき
る。
本発明で結着剤として使用する樹脂は、一般に電子写真
用感光体の結着剤として用いられている樹脂が挙げら
れ、好適なものとしては、例えばフェノール樹脂、ユリ
ア樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ケイ素樹脂、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、キシレン樹脂、ウレタ
ン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリア
リレート樹脂、飽和ポリエステル樹脂、フエノキシ樹脂
等が挙げられる。
用感光体の結着剤として用いられている樹脂が挙げら
れ、好適なものとしては、例えばフェノール樹脂、ユリ
ア樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ケイ素樹脂、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、キシレン樹脂、ウレタ
ン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリア
リレート樹脂、飽和ポリエステル樹脂、フエノキシ樹脂
等が挙げられる。
第2図にα形チタニルフタロシアニンを結着剤中に分散
して成る本発明の感光層をガラス基板上に塗設し、測定
したX線回折図(Cu-Ka線)である。この図より結着剤
に分散させたα形チタニルフタロシアニンもまた前記の
第1図の(b)又は(c)と同じブラッグ角の特定ピークを有
することがわかる。
して成る本発明の感光層をガラス基板上に塗設し、測定
したX線回折図(Cu-Ka線)である。この図より結着剤
に分散させたα形チタニルフタロシアニンもまた前記の
第1図の(b)又は(c)と同じブラッグ角の特定ピークを有
することがわかる。
本発明の電子写真用感光体は、例えば、前記した微細化
されたα形チタニルフタロシアニンを適当な有機溶剤中
に溶解した樹脂の溶液に加え、常法の分散機(ボールミ
ル、ペイントシェーカー、レッドデイビル、超音波分散
機等)により均一に分散させ、これを導電性支持体上
に、塗布、乾燥することにより作製できる。塗布は、通
常の浸漬法及びロールコーター、ワイヤーバー、ドクタ
ーブレードなどを用いる。
されたα形チタニルフタロシアニンを適当な有機溶剤中
に溶解した樹脂の溶液に加え、常法の分散機(ボールミ
ル、ペイントシェーカー、レッドデイビル、超音波分散
機等)により均一に分散させ、これを導電性支持体上
に、塗布、乾燥することにより作製できる。塗布は、通
常の浸漬法及びロールコーター、ワイヤーバー、ドクタ
ーブレードなどを用いる。
適当な溶媒としては、例えば、ベンゼンや、トルエンの
如き芳香族炭化水素類;アセトンや、ブタノンの如きケ
トン類;メチレンクロライド、やクロロホルムの如きハ
ロゲン化炭化水素類;エチルエーテルの如きエーテル
類;テトラヒドロフラン、ジオキサンの如き環状エーテ
ル類;酢酸エチル、メチルセロソルブアセテートの如き
エステル類が挙げられ、これらのうち一種又は二種以上
を用いることができる。
如き芳香族炭化水素類;アセトンや、ブタノンの如きケ
トン類;メチレンクロライド、やクロロホルムの如きハ
ロゲン化炭化水素類;エチルエーテルの如きエーテル
類;テトラヒドロフラン、ジオキサンの如き環状エーテ
ル類;酢酸エチル、メチルセロソルブアセテートの如き
エステル類が挙げられ、これらのうち一種又は二種以上
を用いることができる。
本発明の単層型電子写真用感光体は導電性支持体上にα
形チタニルフタロシアニンを結着剤中に分散させて成る
感光層を設けたものである。
形チタニルフタロシアニンを結着剤中に分散させて成る
感光層を設けたものである。
感光層の厚さは3〜50μが好ましく、更に好ましくは
5〜20μであり、感光層中のα形チタニルフタロシア
ニンの割合は1〜50重量%が好ましく、更に好ましく
は10〜50重量%である。
5〜20μであり、感光層中のα形チタニルフタロシア
ニンの割合は1〜50重量%が好ましく、更に好ましく
は10〜50重量%である。
本発明の感光体の導電性支持体には、例えばアルミニウ
ム等の金属板、金属管または金属箔、アルミニウム等の
金属を蒸着したプラスチックフィルム、或は導電処理を
施した紙などが用いられる。
ム等の金属板、金属管または金属箔、アルミニウム等の
金属を蒸着したプラスチックフィルム、或は導電処理を
施した紙などが用いられる。
以上のようにして得られる感光体には導電性支持体と感
光層の間に、必要に応じて接着層またはバリヤ層を設け
ることができる。これらの層の材料としては、ポリアミ
ド、ニトロセルロース、カゼイン、ポリビニルアルコー
ル等であり、その膜厚は1μ以下が望ましい。
光層の間に、必要に応じて接着層またはバリヤ層を設け
ることができる。これらの層の材料としては、ポリアミ
ド、ニトロセルロース、カゼイン、ポリビニルアルコー
ル等であり、その膜厚は1μ以下が望ましい。
以下、本発明を実施例により、具体的に説明するが、本
発明は、その要旨を越えない限り、以下の実施例に限定
されるものではない。
発明は、その要旨を越えない限り、以下の実施例に限定
されるものではない。
I.α形チタニルフタロシアニンの製造 フタロジニトリル40gと4塩化チタン18g及びα−
クロロナフタレン500mの混合物を窒素気流下24
0〜250℃で3時間加熱撹拌して反応を完結させた。
その後、過し、生成物であるジクロロチタニウムフタ
ロシアニンを収得した。得られたジクロロチタニウムフ
タロシアニンを濃アンモニア水300m及びピリジン
300mと共に1時間加熱還流し、目的物であるα形
チタニルフタロシアニン18gを得た。生成物はアセト
ンにより、ソックスレー抽出器で充分洗浄を行った。
クロロナフタレン500mの混合物を窒素気流下24
0〜250℃で3時間加熱撹拌して反応を完結させた。
その後、過し、生成物であるジクロロチタニウムフタ
ロシアニンを収得した。得られたジクロロチタニウムフ
タロシアニンを濃アンモニア水300m及びピリジン
300mと共に1時間加熱還流し、目的物であるα形
チタニルフタロシアニン18gを得た。生成物はアセト
ンにより、ソックスレー抽出器で充分洗浄を行った。
この生成物を質量スペクトル分析したところ、チタニル
フタロシアニン(M+576)を主成分とし、クロル化チタ
ニルフタロシアニン(M+610)を少量含むものであっ
た。
フタロシアニン(M+576)を主成分とし、クロル化チタ
ニルフタロシアニン(M+610)を少量含むものであっ
た。
II.電子写真用感光体の製造 実施例1 前記Iにより得たα形チタニルフタロシアニンをアルミ
ナビーズを用いたボールミルにより、64時間摩砕した。
その微細化チタニルフタロシアニン3部、ポリエステル
樹脂(「バイロン200」、(株)東洋紡製)をジクロ
ロメタン/1,1,2−トリクロロエタン混合液(6/4)に溶
解した溶液(14%)42部、ガラスビーズ45部をガラ
ス容器に入れペイントシェーカーにより2時間撹拌した
後、乾燥膜厚が10μとなるようにアルミ板上に塗布
し、単層型電子写真感光体を作成した。この感光体の感
度を「ペーパーアナライザーSP-428(川口電機製作所社
製)を用いて、まず感光体を暗所で印加電圧+6kVのコ
ロナ放電により帯電させ初期電位(V0)を測定し、次に1
0秒間暗所に放置し10秒後の表面電位保持率(V10/V
0)を測定した。ついで、タングステンランプから、そ
の表面照度5ルックスで光照射を行い、表面電位が1/2
又は1/5に減少するまでの時間を測定する方法で光感度E
1/2及びE1/5を測定した。
ナビーズを用いたボールミルにより、64時間摩砕した。
その微細化チタニルフタロシアニン3部、ポリエステル
樹脂(「バイロン200」、(株)東洋紡製)をジクロ
ロメタン/1,1,2−トリクロロエタン混合液(6/4)に溶
解した溶液(14%)42部、ガラスビーズ45部をガラ
ス容器に入れペイントシェーカーにより2時間撹拌した
後、乾燥膜厚が10μとなるようにアルミ板上に塗布
し、単層型電子写真感光体を作成した。この感光体の感
度を「ペーパーアナライザーSP-428(川口電機製作所社
製)を用いて、まず感光体を暗所で印加電圧+6kVのコ
ロナ放電により帯電させ初期電位(V0)を測定し、次に1
0秒間暗所に放置し10秒後の表面電位保持率(V10/V
0)を測定した。ついで、タングステンランプから、そ
の表面照度5ルックスで光照射を行い、表面電位が1/2
又は1/5に減少するまでの時間を測定する方法で光感度E
1/2及びE1/5を測定した。
また、同様にして露光開始後15秒後の表面電位(V15)
も測定した。
も測定した。
更に830nmに分光された光(光強度10mw/m2)を照射
して測定し、同様に光感度(E1/2,E1/5)を測定した。
して測定し、同様に光感度(E1/2,E1/5)を測定した。
この感光体の分光感度は第3図に示すように520〜9
00nmの広い範囲でレーザープリンター用感光体の実用
化感度E1/2=10erg/cm2(E1/2-1=0.1cm2/erg)を超
えている。
00nmの広い範囲でレーザープリンター用感光体の実用
化感度E1/2=10erg/cm2(E1/2-1=0.1cm2/erg)を超
えている。
加えて、実施例1と同一の塗料を透明なPETフィルム上
に塗布し、測定した可視吸収スペクトルを第4図に示
す。このように650nmと830nmに極大吸収を示す。また、
第2図はこの塗料のX線回折図である。
に塗布し、測定した可視吸収スペクトルを第4図に示
す。このように650nmと830nmに極大吸収を示す。また、
第2図はこの塗料のX線回折図である。
実施例2 前記Iで得たα形チタニルフタロシアニン1部を濃硫酸
10部に5℃以下に保ちながら溶解し、引き続いて2時
間撹拌を続けた。この溶液を氷水200部に徐々に滴下
し、撹拌し、沈澱物を蒸留水で充分洗浄した。(このよ
うにして得られたα形チタニルフタロシアニンのX線回
折図が第1図(c)である。) このα形チタニウムフタロシアニンを用いて、実施例1
と同様の方法で単層型電子写真用感光体を作成し、先と
同様の方法で感光体特性を測定した。
10部に5℃以下に保ちながら溶解し、引き続いて2時
間撹拌を続けた。この溶液を氷水200部に徐々に滴下
し、撹拌し、沈澱物を蒸留水で充分洗浄した。(このよ
うにして得られたα形チタニルフタロシアニンのX線回
折図が第1図(c)である。) このα形チタニウムフタロシアニンを用いて、実施例1
と同様の方法で単層型電子写真用感光体を作成し、先と
同様の方法で感光体特性を測定した。
比較例 前記Iで得たα形チタニルフタロシアニンをα−クロロ
ナフタレンにより再結晶精製して得たβ形チタニルフタ
ロシアニンを用いて、実施例1と同様の方法で単層型電
子写真用感光体を作成し、先と同様の方法で感光体特性
を測定した。
ナフタレンにより再結晶精製して得たβ形チタニルフタ
ロシアニンを用いて、実施例1と同様の方法で単層型電
子写真用感光体を作成し、先と同様の方法で感光体特性
を測定した。
以上の実施例及び比較例の感光体特性を第1表にまとめ
て掲げる。
て掲げる。
〔発明の効果〕 本発明の単層型電子写真用感光体は、α形チタニルフタ
ロシアニンを結着剤中に分散してなる感光層を有するこ
とにより、520〜900nmの広い波長領域で高い感度
を有するものであり、P型(正帯電型)感光体として優
れたものである。特に700〜900nm前後の光源を用
いたレーザービームプリンターや液晶プリンター用の感
光体として優れている。
ロシアニンを結着剤中に分散してなる感光層を有するこ
とにより、520〜900nmの広い波長領域で高い感度
を有するものであり、P型(正帯電型)感光体として優
れたものである。特に700〜900nm前後の光源を用
いたレーザービームプリンターや液晶プリンター用の感
光体として優れている。
本発明の単層型電子写真感光体は、レーザービームプリ
ンターのみでなく、半導体レーザー等の750〜850
nmの光源を使用したその他の各種光記録デバイスにも応
用することができる。
ンターのみでなく、半導体レーザー等の750〜850
nmの光源を使用したその他の各種光記録デバイスにも応
用することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、チタニルフタロシアニンのX線回折図であ
る。 (a)…β形チタニルフタロシアニン (b)…α形チタニルフタロシアニン (c)…アシッドペースト法処理をしたα形チタニルフタ
ロシアニン 第2図は、本発明の単層型電子写真用感光体の感光層の
X線回折図である。 第3図は、本願発明の単層型電子写真用感光体の相対分
光感度を表わす図である。 第4図は、本願発明の単層型電子写真用感光体及び比較
例の単層型電子写真用感光体の吸収スペクトルを表わす
図である。
る。 (a)…β形チタニルフタロシアニン (b)…α形チタニルフタロシアニン (c)…アシッドペースト法処理をしたα形チタニルフタ
ロシアニン 第2図は、本発明の単層型電子写真用感光体の感光層の
X線回折図である。 第3図は、本願発明の単層型電子写真用感光体の相対分
光感度を表わす図である。 第4図は、本願発明の単層型電子写真用感光体及び比較
例の単層型電子写真用感光体の吸収スペクトルを表わす
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−166959(JP,A) 特開 昭60−26947(JP,A) 特開 昭59−49544(JP,A) 特開 昭59−214034(JP,A) 特開 昭60−95441(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 (式中、X1、X2、X3及びX4は各々独立的にCl
又はBrを表わし、n、m、l及びkは各々独立的に0
又は1〜4の整数を表わす。)で表わされるα形チタニ
ルフタロシアニンを結着剤中に分散させて成る感光層を
有することを特徴とする単層型電子写真用感光体。 - 【請求項2】α形チタニルフタロシアニンがX線回折図
において、7.6°,10.2°,12.6°,13.2°,15.1°,1
6.2°,17.2°,18.3°,22.5°,24.2°,25.3°及び2
8.6°の各ブラッグ角2θでピークを有するα形チタニ
ルフタロシアニンである特許請求の範囲第1項の単層型
電子写真用感光体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60055948A JPH0629976B2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 単層型電子写真用感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60055948A JPH0629976B2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 単層型電子写真用感光体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61217050A JPS61217050A (ja) | 1986-09-26 |
JPH0629976B2 true JPH0629976B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=13013294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60055948A Expired - Lifetime JPH0629976B2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 単層型電子写真用感光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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US6225015B1 (en) | 1998-06-04 | 2001-05-01 | Mitsubishi Paper Mills Ltd. | Oxytitanium phthalocyanine process for the production thereof and electrophotographic photoreceptor to which the oxytitanium phthalocyanine is applied |
DE69925212T2 (de) | 1998-08-25 | 2006-02-23 | Canon K.K. | Elektrophotographisches lichtempfindliches Element, Prozesskartusche und elektrophotographisches Gerät |
DE69928896T2 (de) | 1998-10-28 | 2006-08-24 | Sharp K.K. | Elektrophotographischer Photorezeptor, der kristallines Oxotitanylphthalocyanin enthält |
JP2000206710A (ja) | 1999-01-08 | 2000-07-28 | Sharp Corp | 電子写真感光体及び電子写真画像形成法 |
US6291120B1 (en) | 1999-05-14 | 2001-09-18 | Sharp Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photoreceptor and coating composition for charge generating layer |
DE60030212T2 (de) | 1999-06-25 | 2007-07-19 | Canon K.K. | Elektrophotographisches lichtempfindliches Element, Verfahrenskartusche und elektrophotographisches Gerät welches dieses Element umfasst |
EP1130475B1 (en) | 2000-01-31 | 2010-04-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Production process for phthalocyanine crystals |
US6465143B2 (en) | 2000-01-31 | 2002-10-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member, process cartridge and electrophotographic apparatus |
JP4849385B2 (ja) | 2000-10-24 | 2012-01-11 | 保土谷化学工業株式会社 | フタロシアニン組成物及びその製造方法、並びにそれを用いた電子写真感光体 |
US6773856B2 (en) | 2001-11-09 | 2004-08-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member, process cartridge, and electrophotographic apparatus |
KR100503078B1 (ko) | 2002-12-13 | 2005-07-21 | 삼성전자주식회사 | 단층형 전자사진 감광체 |
CN101928474A (zh) | 2004-03-04 | 2010-12-29 | 三菱化学株式会社 | 酞菁组合物和使用该组合物的光电导材料、电子照相感光体、电子照相感光体盒和成像装置 |
JP4547675B2 (ja) | 2005-12-27 | 2010-09-22 | 富士電機システムズ株式会社 | 電子写真感光体 |
WO2007108488A1 (ja) | 2006-03-20 | 2007-09-27 | Mitsubishi Chemical Corporation | フタロシアニン結晶、並びにそれを用いた電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 |
JP4798494B2 (ja) | 2006-04-07 | 2011-10-19 | 富士電機株式会社 | 電子写真用感光体およびその製造方法 |
JP5245288B2 (ja) * | 2006-05-18 | 2013-07-24 | 三菱化学株式会社 | 電子写真感光体、画像形成装置及び電子写真カートリッジ |
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---|---|---|---|---|
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JPS59166959A (ja) * | 1983-03-14 | 1984-09-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 積層型電子写真感光体 |
JPS59214034A (ja) * | 1983-05-19 | 1984-12-03 | Sumitomo Chem Co Ltd | 電子写真感光体の製造方法 |
JPS6026947A (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-09 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 有機系電子写真用感光体 |
JPS6095441A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-28 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 光半導体材料 |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP60055948A patent/JPH0629976B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61217050A (ja) | 1986-09-26 |
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