JPH0629610U - オイルフィルタの取付構造 - Google Patents
オイルフィルタの取付構造Info
- Publication number
- JPH0629610U JPH0629610U JP6512292U JP6512292U JPH0629610U JP H0629610 U JPH0629610 U JP H0629610U JP 6512292 U JP6512292 U JP 6512292U JP 6512292 U JP6512292 U JP 6512292U JP H0629610 U JPH0629610 U JP H0629610U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil filter
- block
- filter mounting
- oil
- oil pan
- Prior art date
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オイルパンの取付工数の削減とシール性の向
上。 【構成】 中空スタッドボルト状のオイルフィルタ取付
ガイド1は一端側1aをブロック2に刻まれた雌ねじ3
と螺合し、他端側1bに刻まれた雄ねじ4にオイルフィ
ルタが取り付けられている。そして、オイルフィルタ取
付ガイド1には、鍔6が設けられており、オイルパン7
のフランジ部7aを該鍔6とブロック2とで挾み締め付
けてオイルパンをブロックに固定している。
上。 【構成】 中空スタッドボルト状のオイルフィルタ取付
ガイド1は一端側1aをブロック2に刻まれた雌ねじ3
と螺合し、他端側1bに刻まれた雄ねじ4にオイルフィ
ルタが取り付けられている。そして、オイルフィルタ取
付ガイド1には、鍔6が設けられており、オイルパン7
のフランジ部7aを該鍔6とブロック2とで挾み締め付
けてオイルパンをブロックに固定している。
Description
【0001】
本考案は内燃機関のオイルフィルタ取付構造に関する。
【0002】
従来のオイルフィルタ取付構造としては、例えば図5に示すようなものがある (例えば、実開昭60−124611号公報参照)。
【0003】 すなわち、オイルフィルタ101を図示しないオイルパンに連通する通路10 2,103を有する支持本体104に取り付け、該支持本体をブロックに固定し ていた。
【0004】
しかしながら、このような従来のオイルフィルタの取付構造にあっては、ボル トで確実に固定する必要があるので、加工工数及び部品点数が増加するという問 題点があった。
【0005】 また、図6に示したようにオイルパン105の取付レール106はオイルフィ ルタ101を避けて設けられているので、形状が複雑となり、かつ締付ボルト1 07が増加するという問題点があった。
【0006】 本考案は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、構造の単 純なオイルフィルタの取付構造を提供することを目的としている。
【0007】
このため本考案は、一端側をブロックに固定し、他端側からオイルフィルタを 取付ける中空スタッドボルト状のオイルフィルタ取付ガイドの外周面にナット部 を設け、該ナット部とブロックとの間にオイルパンのフランジ部を挾み、該フラ ンジ部をオイルフィルタ取付ガイドにより締め付けてオイルパンをブロックに固 定するようにした。
【0008】
オイルパンのフランジ部がブロックとナット部とに挾まれ、ナット部でブロッ クに押圧固定される。このため、オイルパンはブロックに強固に固定される。
【0009】 また、オイルフィルタ取付ガイドがオイルパン固定ボルトを兼ねているので、 オイルパン固定ボルトの本数は減少する。
【0010】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1〜図4は、本考案の一実施例を 示す図である。
【0011】 まず構成を説明する。図1及び図2に示す如く、中空スタッドボルト状のオイ ルフィルタ取付ガイド1は一端側1aをブロック2に刻まれた雌ねじ3と螺合し 、他端側1bに刻まれた雄ねじ4にオイルフィルタ5が取り付けられている。
【0012】 そして、オイルフィルタ取付ガイド1にはナット部である鍔6が設けられてお り、オイルパン7のフランジ7aを該鍔6とブロック2とで挾み締め付けて、オ イルフィルタ5をオイルパンのフランジ7aを介してブロック2に固定するとと もに、オイルパン7をブロック2に固定している。
【0013】 ここで、以上説明した実施例においては、ナット部はオイルフィルタ取付ガイ ド1の外周に鍔6を設けて構成しているが、オイルフィルタ取付ガイド1外周の ねじを利用して六角ナットを螺合しても良い。なお、8はリリーフバルブである 。
【0014】 図3〜図4には、オイルパン7取付面の一例を示す。オイルパン7のフランジ 7aには、オイルフィルタ取付穴9及びオイル出入口10,11が穿たれている 。そして、フランジ7aはナット部6によって抑えられブロックに固定されてい る。
【0015】 次に作用を説明する。オイルフィルタ取付ガイド1にはナット部である鍔6が 設けられている。そして、オイルパンフランジ部7aをブロック2と鍔6とで挾 み、オイルフィルタ取付ガイド1をブロック2に刻まれた雌ねじ3にねじ込むこ とによって、オイルフィルタ取付ガイド1をブロックに固定すると同時に、オイ ルパン7をブロックに固定している。
【0016】 この際、オイルフィルタ取付ガイド1はオイルパン固定ボルトを兼ねており、 他のオイルパン固定ボルトと同様の高い軸力でオイルパン7をブロック2に固定 する。
【0017】 従って、従来のオイルパン固定ボルトの本数を低減することができ、また、ブ ロック2とオイルパン7間のシール性が確保される。
【0018】
以上説明してきたように本考案によれば、オイルフィルタ取付ガイドとオイル パン固定ボルトが兼用されるのでオイルパン固定ボルトの本数が減少し、生産性 が向上する。
【0019】 また、オイルパンがブロックに強固に固定されるので、ブロックをオイルパン 間のシール性が向上する。
【図1】本考案の一実施例を示す一部を断面した正面
図。
図。
【図2】同じく一実施例のオイルフィルタ付近を示す側
面図。
面図。
【図3】同じく一実施例のオイルパンフランジ部を示す
平面図。
平面図。
【図4】同じく一実施例のオイルパンフランジ部のオイ
ルパン取付部を示す平面図。
ルパン取付部を示す平面図。
【図5】従来のオイルフィルタ取付例を示す正面断面
図。
図。
【図6】従来のオイルパンフランジ部の一例を示す平面
図。
図。
1…オイルフィルタ取付ガイド 2…ブロック 3…雌ねじ 4…雄ねじ 5…オイルフィルタ 6…ナット部 7…オイルパン 8…リリーフバルブ 9…取付穴 10,11…オイル出入口
Claims (1)
- 【請求項1】 一端側をブロックに固定し、他端側から
オイルフィルタを取付ける中空スタッドボルト状のオイ
ルフィルタ取付ガイドの外周面にナット部を設け、該ナ
ット部とブロックとの間にオイルパンのフランジ部を挾
み、該フランジ部をオイルフィルタ取付ガイドにより締
め付けてオイルパンをブロックに固定することを特徴と
するオイルフィルタの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992065122U JP2575954Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | オイルフィルタの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992065122U JP2575954Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | オイルフィルタの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0629610U true JPH0629610U (ja) | 1994-04-19 |
JP2575954Y2 JP2575954Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=13277762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992065122U Expired - Fee Related JP2575954Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | オイルフィルタの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575954Y2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010255457A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関におけるオイルパンの構造 |
FR2981699A1 (fr) * | 2011-10-19 | 2013-04-26 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Bloc moteur thermique, procede d'assemblage du bloc moteur et entretoise destinee equiper le bloc moteur |
JP2014025436A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車用内燃機関のオイルフィルタ配置構造 |
CN111636943A (zh) * | 2020-05-28 | 2020-09-08 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 发动机的润滑系统及汽车 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP1992065122U patent/JP2575954Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010255457A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関におけるオイルパンの構造 |
FR2981699A1 (fr) * | 2011-10-19 | 2013-04-26 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Bloc moteur thermique, procede d'assemblage du bloc moteur et entretoise destinee equiper le bloc moteur |
JP2014025436A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車用内燃機関のオイルフィルタ配置構造 |
CN111636943A (zh) * | 2020-05-28 | 2020-09-08 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 发动机的润滑系统及汽车 |
CN111636943B (zh) * | 2020-05-28 | 2022-02-01 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 发动机的润滑系统及汽车 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2575954Y2 (ja) | 1998-07-02 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |