JPH06264844A - 内燃機関の燃料供給管の取付構造 - Google Patents

内燃機関の燃料供給管の取付構造

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JPH06264844A
JPH06264844A JP5054031A JP5403193A JPH06264844A JP H06264844 A JPH06264844 A JP H06264844A JP 5054031 A JP5054031 A JP 5054031A JP 5403193 A JP5403193 A JP 5403193A JP H06264844 A JPH06264844 A JP H06264844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection valve
fuel injection
supply pipe
fastening
face
Prior art date
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Pending
Application number
JP5054031A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Doke
勝治 道家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH06264844A publication Critical patent/JPH06264844A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】燃料噴射弁のシール性を低下させることなく、
燃料供給管の取付作業の能率を向上させる。 【構成】吸気マニホールド11の着座部11cにスペー
サ14を締結面14b及び案内面14dが形成された面
を上にして載置せしめ、その上方より締結用部材15
を、燃料供給管13に垂直面15cが当接して、摺動面
15aがスペーサ14の案内面14d上部に位置するよ
うに配した後、燃料噴射弁12の軸方向と略垂直方向か
らボルト16を孔14e、15dに挿入して着座部11
cに螺設された雌ねじ部11dに螺入させる。そして、
スペーサ14の上面に締結用部材15の下面が当接する
までボルト16を螺入させて締め付けると、締結用部材
15の摺動面15aがスペーサ14の案内面14dに沿
って摺動することによって締結用部材15が矢印方向に
移動し、垂直面15cにより燃料供給管13を燃料噴射
弁12の軸方向へ押圧する方向に力が作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料供給管
の取付構造に関し、特に、燃料噴射弁のシール性を低下
させることなく、燃料供給管の取付け作業性を容易にし
た技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の燃料噴射式内燃機関の燃料供給管
の取付構造は、例えば、実開昭64−11311号公報
や図3に示されるようなものがある。即ち、図3に示さ
れるものは、吸気マニホールド1のシリンダヘッド取付
面近傍には、燃料噴射弁2が装着され、その頭部には燃
料供給管3が接続されてブラケット4を介してボルト5
により締め付け固定されている。
【0003】これらの取付構造は、燃料噴射弁2のシー
ル性を確保する必要から該燃料噴射弁2の軸方向とボル
ト5による締付方向とを一致するような構造としてい
る。そして、その後吸気マニホールド1にコレクタ6を
装着して組み立てていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる従来
の内燃機関の燃料供給管の取付構造にあっては、部品点
数削減の要請に伴い吸気マニホールド1とコレクタ6と
を一体構造にした場合には、燃料噴射弁2及び燃料供給
管3を、吸気マニホールド1のシリンダヘッド取付面近
傍に取り付ける場合、コレクタ6が邪魔をしてストレー
ト工具によるボルト締めができず、燃料供給管3の取付
作業の能率性が悪化するといった問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
なされたものであり、燃料噴射弁のシール性を低下させ
ることなく、燃料供給管の取付け作業の能率を向上させ
た内燃機関の燃料供給管の取付構造を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、内燃機関の吸気マニホールド外壁に装
着された燃料噴射弁の頭部に接続される燃料供給管の取
付構造において、前記燃料噴射弁の頭部近傍を通って燃
料噴射弁の軸と略直角な方向に対向する吸気マニホール
ド外壁位置に、燃料噴射弁の軸と略平行な締結面と、該
締結面の燃料噴射弁頭部側の端部から燃料噴射弁軸に近
づく方向に傾斜して延びる案内面とを設けると共に、前
記締結面及び案内面と接合可能な各面及び前記燃料噴射
弁の頭部との間に燃料供給管を挟んで接合可能な燃料噴
射弁の軸と略垂直な面を備えた締結用部材を設け、該締
結用部材を前記締結面に締結することにより案内面との
接合面の案内面に沿った移動に伴い燃料供給管との接合
面が燃料噴射弁の軸方向に移動して燃料供給管を燃料噴
射弁の頭部に押圧する締結力を発生させる構成とした。
【0007】
【作用】かかる構成によれば、吸気マニホールドの外壁
に装着された燃料噴射弁の頭部に燃料供給管を接続した
状態で、締結用部材を吸気マニホールドに設けた締結面
に締結すると、該締結用部材の案内面との接合面が案内
面に沿って移動し、これに伴い燃料供給管との接合面が
燃料噴射弁の軸方向に移動して、燃料供給管を燃料噴射
弁の頭部に押圧する締結力が発生する。
【0008】これにより、燃料噴射弁の軸方向への押圧
で該燃料噴射弁のシール性が確保されると共に、例え
ば、吸気マニホールドとコレクタとを一体構造にしたも
のにおいても、燃料噴射弁の軸方向と略垂直方向からボ
ルトにより締め付け作業を行えるので、コレクタが邪魔
にならず燃料供給管の取付け作業の効率化を図ることが
できる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図に基づいて説明
する。先ず、図1及び図2において、本発明の一実施例
に係る燃料供給管の取付構造を説明する。即ち、図にお
いて、吸気マニホールド11はコレクタ11aと一体的
に形成される。吸気マニホールド11外壁の端部近傍に
は、燃料噴射弁12を装着するための取付部11bが形
成されると共に、該吸気マニホールド11中間部外壁に
は燃料噴射弁12の軸方向に対して略直交する位置に着
座部11cが突設されている。そして、前記取付部11
bには、燃料噴射弁12が装着され、その頭部に燃料供
給管13が接続されている。
【0010】スペーサ14は、その下面14aが前記着
座部11cに当接させられると共に、上面には燃料噴射
弁12の軸と略平行な締結面14bと、該締結面14b
の燃料噴射弁12頭部側の端部14cから燃料噴射弁1
2軸に近づく方向に傾斜して延びる案内面14dとが形
成されており、締結面14bには上方よりボルト16を
貫通させるための孔14eが穿設されている。
【0011】締結用部材15は、前記案内面14dと接
合可能な摺動面15a及び締結面14bと接合可能な面
15bを有すると共に、前記燃料噴射弁12の頭部との
間に燃料供給管13を挟んで接合可能な燃料噴射弁12
の軸と略垂直な垂直面15cを備え、上面には上方より
ボルト16貫通孔15dが穿設されている。次に、図2
により本発明の作用を説明する。
【0012】先ず、吸気マニホールド11の着座部11
cにスペーサ14を締結面14b及び案内面14dが形
成された面を上にして載置せしめる。次に、その上方よ
り締結用部材15を、燃料供給管13に垂直面15cが
当接して、摺動面15aがスペーサ14の案内面14d
上部に位置するように配した後、燃料噴射弁12の軸方
向と略垂直方向からボルト16を孔14e、15dに挿
入して着座部11cに螺設された雌ねじ部11dに螺入
させる。
【0013】そして、スペーサ14の上面に締結用部材
15の下面が当接するまでボルト16を螺入させて締め
付けると、締結用部材15の摺動面15aがスペーサ1
4の案内面14dに沿って摺動することによって締結用
部材15が矢印方向に移動し、垂直面15cにより燃料
供給管13を燃料噴射弁12の軸方向へ押圧する方向に
力が作用する。このように燃料噴射弁12は軸方向へ押
圧されるので、該燃料噴射弁のシール性が確保されると
共に、例えば、吸気マニホールド11とコレクタ11a
とを一体構造にしたものにおいても、燃料噴射弁12の
軸方向と略垂直方向からボルト16により締め付け作業
を行えるので、コレクタ11aが邪魔にならず燃料供給
管13の取付作業の効率化を図ることができる。
【0014】なお、以上の実施例では、本発明に係る内
燃機関の燃料供給管の取付構造について、吸気マニホー
ルドとコレクタとを一体構造にしたものについて説明し
てきたが、これに限定されるものではなく、両者を別体
構造にしたものについても適用できることは当然であ
る。また、スペーサと吸気マニホールド着座部とを別体
構造としたものについて説明してきたが、これらを一体
構造とすることも可能であり、部品点数を削減して上記
と同様の効果を奏することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
締結用部材を前記締結面に締結することにより案内面と
の接合面の案内面に沿った移動に伴い燃料供給管との接
合面が燃料噴射弁の軸方向に移動して燃料供給管を燃料
噴射弁の頭部に押圧する締結力を発生させる構成とした
ので、例えば、吸気マニホールドとコレクタとを一体構
造にしたものにおいて、燃料噴射弁のシール性を低下さ
せることなく、燃料供給管の取付け作業の効率化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る内燃機関の燃料供給管の取付構
造を示す側面図。
【図2】 図1の着座部の取付構造を示す要部拡大断面
図。
【図3】 従来の内燃機関の燃料供給管の取付構造を示
す側面図。
【符号の説明】
11 吸気マニホールド 11a コレクタ 11b 取付部 11c 着座部 12 燃料噴射弁 13 燃料供給管 14 スペーサ 14b 締結面 14d 案内面 15 締結用部材 15a 摺動面 15c 垂直面 16 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の吸気マニホールド外壁に装着さ
    れた燃料噴射弁の頭部に接続される燃料供給管の取付構
    造において、 前記燃料噴射弁の頭部近傍を通って燃料噴射弁の軸と略
    直角な方向に対向する吸気マニホールド外壁位置に、燃
    料噴射弁の軸と略平行な締結面と、該締結面の燃料噴射
    弁頭部側の端部から燃料噴射弁軸に近づく方向に傾斜し
    て延びる案内面とを設けると共に、 前記締結面及び案内面と接合可能な各面及び前記燃料噴
    射弁の頭部との間に燃料供給管を挟んで接合可能な燃料
    噴射弁の軸と略垂直な面を備えた締結用部材を設け、 該締結用部材を前記締結面に締結することにより案内面
    との接合面の案内面に沿った移動に伴い燃料供給管との
    接合面が燃料噴射弁の軸方向に移動して燃料供給管を燃
    料噴射弁の頭部に押圧する締結力を発生させる構成とし
    たことを特徴とする内燃機関の燃料供給管の取付構造。
JP5054031A 1993-03-15 1993-03-15 内燃機関の燃料供給管の取付構造 Pending JPH06264844A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6148799A (en) * 1996-02-12 2000-11-21 Filterwerk Mann & Hummel Gmbh Intake system
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