JPH0122926Y2 - - Google Patents

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JPH0122926Y2
JPH0122926Y2 JP4664983U JP4664983U JPH0122926Y2 JP H0122926 Y2 JPH0122926 Y2 JP H0122926Y2 JP 4664983 U JP4664983 U JP 4664983U JP 4664983 U JP4664983 U JP 4664983U JP H0122926 Y2 JPH0122926 Y2 JP H0122926Y2
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JP
Japan
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diameter
exhaust manifold
stud bolt
hole
mounting hole
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JP4664983U
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English (en)
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JPS59152165U (ja
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  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、エンジンのエキゾーストマニホール
ドガスケツトに係り、特にスチールラミネートガ
スケツトのスタツドボルト取付穴部の変形及びス
タツドボルトの損傷防止を図つたエキゾーストマ
ニホールドガスケツトに関する。
従来の技術 従来、第1図及び第2図に示すように、シリン
ダヘツド1とエキゾーストマニホールド2との間
にスタツドボルト3により締め付け介装されるよ
うにした複数の鋼板Sを重ね合わせてなるエキゾ
ーストマニホールドガスケツト4においては、エ
キゾーストマニホールド1が熱膨張により矢印
A,Bの如く伸びてフランジ部2aが動くと、従
来のエキゾーストマニホールドガスケツト4にお
いては、取付穴4aの直径が鋼板S全部について
同一にスタツドボルト3の直径より若干大きめに
形成されていたので、フランジ部2aをスタツド
ボルト3で締め付けたときに、取付穴4aの縁部
4bがフランジ部2aのスタツドボルト3用の、
該スタツドボルトの直径よりも相当大きい直径の
大径穴2bに食い込んでしまい、フランジ部2a
の動きに追従し、スタツドボルト3に当たつて変
形し、ガスのシール性能が悪化し、スタツドボル
ト3に傷がつき、その強度が低下するという欠点
があつた。
目 的 本考案は、上記した従来技術の欠点を除くため
になされたものであつて、その目的とするところ
は、スタツドボルトに対する取付穴の直径を重ね
合わされた鋼板の表面部においてのみ、エキゾー
ストマニホールドのフランジ部の大径穴よりも大
きく形成することによつて、スタツドボルトによ
る締付けの際に取付穴の縁部がエキゾーストマニ
ホールドの大径穴に食い込まないようにすること
であり、またこれによつてたとえエキゾーストマ
ニホールドが熱膨張により変形しても、エキゾー
ストマニホールドガスケツトがこれに追従しない
ようにしてガスのシール性能を良好に保ち、しか
もスタツドボルトを傷つけないようにすることで
ある。
構 成 要するに本考案は、シリンダヘツドと、スタツ
ドボルトの直径よりも相当大きい直径の大径穴が
形成されたフランジ部を有するエキゾーストマニ
ホールドとの間に、該フランジ部を介して前記ス
タツドボルトにより締め付け介装されるようにし
た複数の鋼板を重ね合わせてなるエキゾーストマ
ニホールドガスケツトにおいて、前記フランジ部
に当接する表面部の取付穴の直径を該フランジ部
の前記大径穴よりも大きく形成し、板厚中央部の
前記取付穴の直径を前記スタツドボルトに対する
位置決め穴として該スタツドボルトの直径よりも
若干大きく形成してなることを特徴とするもので
ある。
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明す
る。第3図及び第4図において、シリンダヘツド
1、エキゾーストマニホールド2、フランジ部2
a、大径穴2b及びスタツドボルト3は第1図及
び第2図に示す従来例と同一であるのでこれらに
ついての説明は省略する。
本考案に係るエキゾーストマニホールドガスケ
ツト14は、シリンダヘツド1とエキゾーストマ
ニホールド2との間にスタツドボルト3により締
め付け介装されており、複数の鋼板Sを重ね合わ
せて形成されている。そしてエキゾーストマニホ
ールド2のフランジ部2aに当接する表面部S1
取付穴14aの直径D1を該フランジ部2aのス
タツドボルト3用の大径穴2bの直径d1よりも大
きく形成してあり、板厚中央部S2,S3の取付穴1
4cの直径D2をスタツドボルト3に対する位置
決め穴として該スタツドボルトの直径d2よりも若
干大きく形成してある。またシリンダヘツド1に
当接する表面部S4の取付穴14aの直径D1も同
様に大径穴2bの直径d1よりも大きく形成してあ
る。これはエキゾーストマニホールドガスケツト
14の表裏面を同一形状にしておく方が組立の際
に便利であるためである。
作 用 本考案は、上記のように構成されており、以下
その作用について説明する。ナツト15を介して
スタツドボルト3によりエキゾーストマニホール
ド2をシリンダヘツド1に対して締め付けた場
合、取付穴14aの直径D1が大径穴2bの直径
d1より大きいため、表面部S1の取付穴14aの縁
部14bは大径穴2b内に食い込むことがない。
これはフランジ部2aに当接する表面部S1の板厚
が、スタツドボルト3による締付力によりゼロに
ならない限り、フランジ部2aは中央部S2には絶
対に当接せず、従つて該フランジ部、即ち大径穴
2bの角部により直接押圧されることがないため
である。またエキゾーストマニホールドガスケツ
ト14の位置決めは、取付穴14cにより行われ
るので問題はない。
そこでエキゾーストマニホールド2が熱膨張し
てフランジ部2aが第1図に示すように矢印A又
はBの如く動いた場合でも、エキゾーストマニホ
ールド14はシリンダヘツド1に対して押圧され
ており、縁部14bの大径穴2bに対する食込み
がないので、これに追従せず静止している。従つ
てガスのシール性が良好に保たれ、スタツドボル
ト3がエキゾーストマニホールドガスケツト14
により傷つけられることもない。
効 果 本考案は、上記のように構成され、作用するも
のであるから、スタツドボルトに対する取付穴の
直径を重ね合わされた鋼板の表面部においての
み、エキゾーストマニホールドのフランジ部の大
径穴よりも大きく形成したので、スタツドボルト
による締付けの際に取付穴の縁部がエキゾースト
マニホールドの大径穴に食い込まないという効果
が得られ、この結果たとえばエキゾーストマニホ
ールドが熱膨張により変形しても、エキゾースト
マニホールドガスケツトがこれに追従しないこと
になるのでガスのシール性能が良好に保たれ、し
かもスタツドボルトを傷つけることがないから該
スタツドボルトの強度が損われることがないとい
う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエキゾーストマニホールドの正面図、
第2図は従来例に係るエキゾーストマニホールド
ガスケツトの取付状態を示す要部縦断面図、第3
図及び第4図は本考案の実施例に係り、第3図は
第2図と同様の要部縦断面図、第4図は要部拡大
縦断面図である。 1はシリンダヘツド、2はエキゾーストマニホ
ールド、2aはフランジ部、2bは大径穴、3は
スタツドボルト、14はエキゾーストマニホール
ドガスケツト、14a,14cは取付穴、D1
取付穴14aの直径、D2は取付穴14cの直径、
d1は大径穴2bの直径、d2はスタツドボルト3の
直径、Sは鋼板、S1は表面部、S2,S3は中央部で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダヘツドと、スタツドボルトの直径より
    も相当大きい直径の大径穴が形成されたフランジ
    部を有するエキゾーストマニホールドとの間に、
    該フランジ部を介して前記スタツドボルトにより
    締め付け介装されるようにした複数の鋼板を重ね
    合わせてなるエキゾーストマニホールドガスケツ
    トにおいて、前記フランジ部に当接する表面部の
    取付穴の直径を該フランジ部の前記大径穴よりも
    大きく形成し、板厚中央部の前記取付穴の直径を
    前記スタツドボルトに対する位置決め穴として該
    スタツドボルトの直径よりも若干大きく形成して
    なることを特徴とするエキゾーストマニホールド
    ガスケツト。
JP4664983U 1983-03-30 1983-03-30 エキゾ−ストマニホ−ルドガスケツト Granted JPS59152165U (ja)

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JP4664983U JPS59152165U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 エキゾ−ストマニホ−ルドガスケツト

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Publication Number Publication Date
JPS59152165U JPS59152165U (ja) 1984-10-12
JPH0122926Y2 true JPH0122926Y2 (ja) 1989-07-12

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