JPH06292589A - ピリジン誘導体の製造方法 - Google Patents
ピリジン誘導体の製造方法Info
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- JPH06292589A JPH06292589A JP10620893A JP10620893A JPH06292589A JP H06292589 A JPH06292589 A JP H06292589A JP 10620893 A JP10620893 A JP 10620893A JP 10620893 A JP10620893 A JP 10620893A JP H06292589 A JPH06292589 A JP H06292589A
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- pyridinone
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】アースロバクター(Arthrobacte
r)属に属する微生物の培養液、該菌体、該菌体処理物
または該菌体由来の酵素を3−(アミノメチル)ピリジ
ンに作用せしめることを特徴とする5−(アミノメチ
ル)−2(1H)−ピリジノンの製造法。 【効果】農医薬の中間原料として有用である5−(アミ
ノメチル)−2(1H)−ピリジノンを簡便に製造する
ことができる。
r)属に属する微生物の培養液、該菌体、該菌体処理物
または該菌体由来の酵素を3−(アミノメチル)ピリジ
ンに作用せしめることを特徴とする5−(アミノメチ
ル)−2(1H)−ピリジノンの製造法。 【効果】農医薬の中間原料として有用である5−(アミ
ノメチル)−2(1H)−ピリジノンを簡便に製造する
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微生物の培養液、該菌
体、該菌体処理物または該菌体由来の酵素による5−
(アミノメチル)−2(1H)−ピリジノンの製造法に
関するものである。5−(アミノメチル)−2(1H)
−ピリジノンは農医薬の中間原料として有用な物質であ
る。
体、該菌体処理物または該菌体由来の酵素による5−
(アミノメチル)−2(1H)−ピリジノンの製造法に
関するものである。5−(アミノメチル)−2(1H)
−ピリジノンは農医薬の中間原料として有用な物質であ
る。
【0002】
【従来の技術】5−(アミノメチル)−2(1H)−ピ
リジノンを製造する方法は、化学合成法(J.Org.
Chem.,56,4636(1991)、等)が知ら
れている。一方、微生物によるピリジン化合物の水酸化
物の製造法は、6−ヒドロキシニコチン酸(特開昭60
−196193,特開昭60−196194,特開平4
−131088,特開平4−304893)、6−ヒド
ロキシピコリン酸(特開平4−304894,特開平4
−316490)、等が知られているが、3−(アミノ
メチル)ピリジンを水酸化して5−(アミノメチル)−
2(1H)−ピリジノンを製造する方法は知られていな
い。
リジノンを製造する方法は、化学合成法(J.Org.
Chem.,56,4636(1991)、等)が知ら
れている。一方、微生物によるピリジン化合物の水酸化
物の製造法は、6−ヒドロキシニコチン酸(特開昭60
−196193,特開昭60−196194,特開平4
−131088,特開平4−304893)、6−ヒド
ロキシピコリン酸(特開平4−304894,特開平4
−316490)、等が知られているが、3−(アミノ
メチル)ピリジンを水酸化して5−(アミノメチル)−
2(1H)−ピリジノンを製造する方法は知られていな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、5−
(アルキルアミノメチル)−2(1H)−ピリジノンの
微生物あるいは酵素を用いる製造法をすでに提供した
(特願平4−86156)。しかし、より入手容易な3
−(アミノメチル)ピリジンから水酸化物が収率よく得
られれば、汎用性が広がる。本発明の目的は、5−(ア
ミノメチル)−2(1H)−ピリジノンの簡便な製造法
を提供することである。
(アルキルアミノメチル)−2(1H)−ピリジノンの
微生物あるいは酵素を用いる製造法をすでに提供した
(特願平4−86156)。しかし、より入手容易な3
−(アミノメチル)ピリジンから水酸化物が収率よく得
られれば、汎用性が広がる。本発明の目的は、5−(ア
ミノメチル)−2(1H)−ピリジノンの簡便な製造法
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、微生物あ
るいは酵素を用いる5−(アミノメチル)−2(1H)
−ピリジノンの製造法を提供すべく、鋭意検討した結
果、3−(アミノメチル)ピリジンから5−(アミノメ
チル)−2(1H)−ピリジノンを生成し得る微生物を
見い出し、本発明を完成した。即ち、本発明は、アース
ロバクター(Arthrobacter)属に属する微
生物の培養液、該菌体、該菌体処理物または該菌体由来
の酵素を3−(アミノメチル)ピリジンに作用せしめる
ことを特徴とする5−(アミノメチル)−2(1H)−
ピリジノンの製造法である。
るいは酵素を用いる5−(アミノメチル)−2(1H)
−ピリジノンの製造法を提供すべく、鋭意検討した結
果、3−(アミノメチル)ピリジンから5−(アミノメ
チル)−2(1H)−ピリジノンを生成し得る微生物を
見い出し、本発明を完成した。即ち、本発明は、アース
ロバクター(Arthrobacter)属に属する微
生物の培養液、該菌体、該菌体処理物または該菌体由来
の酵素を3−(アミノメチル)ピリジンに作用せしめる
ことを特徴とする5−(アミノメチル)−2(1H)−
ピリジノンの製造法である。
【0005】本発明において使用するアースロバクター
(Arthrobacter)属に属する微生物は、例
えばアースロバクター・オキシダンス(Arthrob
acter oxydans)JCM2521、アース
ロバクター・ウレアファシエンス(Arthrobac
ter ureafaciens)JCM3873など
が挙げられる。本発明に従えば、アースロバクター(A
rthrobacter)属菌を適当な培地中で培養し
て得た培養物を酵素源として、3−(アミノメチル)ピ
リジンに作用させて5−(アミノメチル)−2(1H)
−ピリジノンを製造することができる。
(Arthrobacter)属に属する微生物は、例
えばアースロバクター・オキシダンス(Arthrob
acter oxydans)JCM2521、アース
ロバクター・ウレアファシエンス(Arthrobac
ter ureafaciens)JCM3873など
が挙げられる。本発明に従えば、アースロバクター(A
rthrobacter)属菌を適当な培地中で培養し
て得た培養物を酵素源として、3−(アミノメチル)ピ
リジンに作用させて5−(アミノメチル)−2(1H)
−ピリジノンを製造することができる。
【0006】3−(アミノメチル)ピリジンからの5−
(アミノメチル)−2(1H)−ピリジノンの製造にお
いて、3−(アミノメチル)ピリジンに本微生物を作用
せしめる方法は、本微生物を3−(アミノメチル)ピリ
ジンを含む培地中に培養してもよいし、また本微生物の
菌体、菌体処理物または酵素を水溶液中で3−(アミノ
メチル)ピリジンに接触せしめてもよい。本微生物を培
養することにより3−(アミノメチル)ピリジンを5−
(アミノメチル)−2(1H)−ピリジノンに変換せし
める方法としては培養当初より3−(アミノメチル)ピ
リジンを含有する培地に本発明の微生物を培養してもよ
いし、また培養途中に3−(アミノメチル)ピリジンを
培地に添加してもよい。
(アミノメチル)−2(1H)−ピリジノンの製造にお
いて、3−(アミノメチル)ピリジンに本微生物を作用
せしめる方法は、本微生物を3−(アミノメチル)ピリ
ジンを含む培地中に培養してもよいし、また本微生物の
菌体、菌体処理物または酵素を水溶液中で3−(アミノ
メチル)ピリジンに接触せしめてもよい。本微生物を培
養することにより3−(アミノメチル)ピリジンを5−
(アミノメチル)−2(1H)−ピリジノンに変換せし
める方法としては培養当初より3−(アミノメチル)ピ
リジンを含有する培地に本発明の微生物を培養してもよ
いし、また培養途中に3−(アミノメチル)ピリジンを
培地に添加してもよい。
【0007】本微生物の培養のために用いられる培地は
本微生物が資化しうる炭素源、窒素源、無機イオンさら
に必要ならば有機栄養源を含む通常の培地である。炭素
源としては、グルコース等の炭水化物、グリセロール等
のアルコール類、有機酸、ピリジンアルカロイド、その
他が適宜使用される。窒素源としては、アンモニウム塩
や硝酸塩、その他が用いられる。無機イオンとしては、
マグネシウムイオン、マンガンイオン、カルシウムイオ
ン、鉄イオン、リン酸イオン、その他が必要に応じ適宜
使用される。有機栄養源としては、ビタミン、アミノ酸
等およびこれらを含有する酵母エキス、ポリペプトン、
肉エキス、その他が適宜用いられる。培養は好気的条件
下に、pH5〜8.5、温度5〜40℃の適当な範囲に
制御しつつ行えば望ましい結果が得られる。かくして1
ないし10日間培養を行えば、3−(アミノメチル)ピ
リジンは5−(アミノメチル)−2(1H)−ピリジノ
ンに効率よく変換される。
本微生物が資化しうる炭素源、窒素源、無機イオンさら
に必要ならば有機栄養源を含む通常の培地である。炭素
源としては、グルコース等の炭水化物、グリセロール等
のアルコール類、有機酸、ピリジンアルカロイド、その
他が適宜使用される。窒素源としては、アンモニウム塩
や硝酸塩、その他が用いられる。無機イオンとしては、
マグネシウムイオン、マンガンイオン、カルシウムイオ
ン、鉄イオン、リン酸イオン、その他が必要に応じ適宜
使用される。有機栄養源としては、ビタミン、アミノ酸
等およびこれらを含有する酵母エキス、ポリペプトン、
肉エキス、その他が適宜用いられる。培養は好気的条件
下に、pH5〜8.5、温度5〜40℃の適当な範囲に
制御しつつ行えば望ましい結果が得られる。かくして1
ないし10日間培養を行えば、3−(アミノメチル)ピ
リジンは5−(アミノメチル)−2(1H)−ピリジノ
ンに効率よく変換される。
【0008】一方、本微生物の菌体、菌体処理物または
酵素を水溶液中にて3−(アミノメチル)ピリジンと接
触せしめて作用せしめる場合には、3−(アミノメチ
ル)ピリジンと菌体、菌体処理物または酵素を懸濁また
は溶解した水溶液を温度5〜45℃、好ましくは25〜
40℃、pH5〜10、好ましくは6〜8に保ちつつ暫
時撹拌または静置すればよい。 3−(アミノメチル)
ピリジンの濃度は0.1〜30%、好ましくは0.5〜
10%であり、必要ならば3−(アミノメチル)ピリジ
ンは反応の間、追補添加される。菌体としては、菌体を
含む培養液をそのまま用いてもよい。また、これを一旦
培養液より分離し、洗浄してまたは洗浄せずに使用して
もよい。菌体処理物としては、機械的破砕菌体、超音波
にて処理した菌体、凍結乾燥菌体、アセトン乾燥菌体、
リゾチーム等の酵素で処理した菌体、界面活性剤やトル
エン等で処理した菌体、菌体の蛋白画分、その他が適宜
用いられる。
酵素を水溶液中にて3−(アミノメチル)ピリジンと接
触せしめて作用せしめる場合には、3−(アミノメチ
ル)ピリジンと菌体、菌体処理物または酵素を懸濁また
は溶解した水溶液を温度5〜45℃、好ましくは25〜
40℃、pH5〜10、好ましくは6〜8に保ちつつ暫
時撹拌または静置すればよい。 3−(アミノメチル)
ピリジンの濃度は0.1〜30%、好ましくは0.5〜
10%であり、必要ならば3−(アミノメチル)ピリジ
ンは反応の間、追補添加される。菌体としては、菌体を
含む培養液をそのまま用いてもよい。また、これを一旦
培養液より分離し、洗浄してまたは洗浄せずに使用して
もよい。菌体処理物としては、機械的破砕菌体、超音波
にて処理した菌体、凍結乾燥菌体、アセトン乾燥菌体、
リゾチーム等の酵素で処理した菌体、界面活性剤やトル
エン等で処理した菌体、菌体の蛋白画分、その他が適宜
用いられる。
【0009】菌体を得る方法は前記の培地および培養方
法がそのまま採用できる。培地にはさらに3−(アミノ
メチル)ピリジンあるいはピリジンアルカロイドを少量
添加すれば、3−(アミノメチル)ピリジンを5−(ア
ミノメチル)−2(1H)−ピリジノンに変換する活性
の高い菌体が得られる。また、培養時間はこの場合、微
生物が十分増殖すればよいので、6ないし72時間程度
で培養を終えてもよい。水溶液には必要に応じて、グル
コース等の炭水化物、グリセロール等のアルコール類、
有機酸、ピリジンアルカロイド、あるいはブリリアント
・クレシル・ブルー、メチレン・ブルー、その他の人工
電子受容体、界面活性剤、金属イオン等が添加されると
反応収率が向上する場合がある。
法がそのまま採用できる。培地にはさらに3−(アミノ
メチル)ピリジンあるいはピリジンアルカロイドを少量
添加すれば、3−(アミノメチル)ピリジンを5−(ア
ミノメチル)−2(1H)−ピリジノンに変換する活性
の高い菌体が得られる。また、培養時間はこの場合、微
生物が十分増殖すればよいので、6ないし72時間程度
で培養を終えてもよい。水溶液には必要に応じて、グル
コース等の炭水化物、グリセロール等のアルコール類、
有機酸、ピリジンアルカロイド、あるいはブリリアント
・クレシル・ブルー、メチレン・ブルー、その他の人工
電子受容体、界面活性剤、金属イオン等が添加されると
反応収率が向上する場合がある。
【0010】かくして1ないし150時間も経過すれ
ば、水溶液中には多量の5−(アミノメチル)−2(1
H)−ピリジノンが生成蓄積される。このようにして得
られた5−(アミノメチル)−2(1H)−ピリジノン
を培養液または水溶液より採取する方法は、溶媒抽出、
クロマトグラフィー等、通常の分離・精製方法が採用で
きる。
ば、水溶液中には多量の5−(アミノメチル)−2(1
H)−ピリジノンが生成蓄積される。このようにして得
られた5−(アミノメチル)−2(1H)−ピリジノン
を培養液または水溶液より採取する方法は、溶媒抽出、
クロマトグラフィー等、通常の分離・精製方法が採用で
きる。
【0011】本発明において、5−(アミノメチル)−
2(1H)−ピリジノンには、次のような互変異性体が
存在する。
2(1H)−ピリジノンには、次のような互変異性体が
存在する。
【0012】
【化1】
【0013】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に具体的に
説明する。本発明は、以下の実施例のみに限定されるも
のではなく、本発明の技術分野における通常の変更をす
ることができる。 実施例1 リン酸二カリウム 10.0g/l、リン酸一カリウム
4.0g/l、硫酸アンモニウム 1.0g/l、酵
母エキス 1.0g/l、ニコチン 4.0g/l、M
gSO4 .7H2 O 100mg/l、CaCl2 .2H
2 O 20mg/l、MnSO4 .4〜6H2 O 40mg
/l、FeSO4 .7H2 O 2mg/lを含む培地(p
H7.0)を調製し、121℃で10分間滅菌後、10
0ml容三角フラスコ(バッフル付)に20ml分注した。
これにLB寒天培地で30℃にて一晩培養したアースロ
バクター・ウレアファシエンス(Arthrobact
er ureafaciens)JCM3873を1白
金耳接種し、30℃で20時間振盪培養した。この培養
液から菌体を遠心分離により採取し、0.1Mリン酸緩
衝液(pH7.0)で一回洗浄し、菌体を集めた。この
洗浄菌体を3−(アミノメチル)ピリジン 20mMを含
む0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0)1mlに添加し
て、30℃で96時間振盪し、反応を行った。反応終了
後、遠心分離により菌体を除いた。高速液体クロマトグ
ラフ法により3−(アミノメチル)ピリジンの残存量か
ら、5−(アミノメチル)−2(1H)−ピリジノンの
生成量を求めたところ、12mM(反応率58%)であっ
た。生成した5−(アミノメチル)−2(1H)−ピリ
ジノンの構造は、薄層クロマトグラフ法による分取後、
文献(J.Org.Chem.,56,4636(19
91))記載のスペクトルデータと一致することによ
り、確認した。
説明する。本発明は、以下の実施例のみに限定されるも
のではなく、本発明の技術分野における通常の変更をす
ることができる。 実施例1 リン酸二カリウム 10.0g/l、リン酸一カリウム
4.0g/l、硫酸アンモニウム 1.0g/l、酵
母エキス 1.0g/l、ニコチン 4.0g/l、M
gSO4 .7H2 O 100mg/l、CaCl2 .2H
2 O 20mg/l、MnSO4 .4〜6H2 O 40mg
/l、FeSO4 .7H2 O 2mg/lを含む培地(p
H7.0)を調製し、121℃で10分間滅菌後、10
0ml容三角フラスコ(バッフル付)に20ml分注した。
これにLB寒天培地で30℃にて一晩培養したアースロ
バクター・ウレアファシエンス(Arthrobact
er ureafaciens)JCM3873を1白
金耳接種し、30℃で20時間振盪培養した。この培養
液から菌体を遠心分離により採取し、0.1Mリン酸緩
衝液(pH7.0)で一回洗浄し、菌体を集めた。この
洗浄菌体を3−(アミノメチル)ピリジン 20mMを含
む0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0)1mlに添加し
て、30℃で96時間振盪し、反応を行った。反応終了
後、遠心分離により菌体を除いた。高速液体クロマトグ
ラフ法により3−(アミノメチル)ピリジンの残存量か
ら、5−(アミノメチル)−2(1H)−ピリジノンの
生成量を求めたところ、12mM(反応率58%)であっ
た。生成した5−(アミノメチル)−2(1H)−ピリ
ジノンの構造は、薄層クロマトグラフ法による分取後、
文献(J.Org.Chem.,56,4636(19
91))記載のスペクトルデータと一致することによ
り、確認した。
【0014】
【発明の効果】本発明によって、農医薬の中間原料とし
て有用である5−(アミノメチル)−2(1H)−ピリ
ジノンをアースロバクター(Arthrobacte
r)属に属する微生物を利用して、3−(アミノメチ
ル)ピリジンから簡便に製造することが可能になった。
て有用である5−(アミノメチル)−2(1H)−ピリ
ジノンをアースロバクター(Arthrobacte
r)属に属する微生物を利用して、3−(アミノメチ
ル)ピリジンから簡便に製造することが可能になった。
Claims (1)
- 【請求項1】アースロバクター(Arthrobact
er)属に属する微生物の培養液、該菌体、該菌体処理
物または該菌体由来の酵素を3−(アミノメチル)ピリ
ジンに作用せしめることを特徴とする5−(アミノメチ
ル)−2(1H)−ピリジノンの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10620893A JPH06292589A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | ピリジン誘導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10620893A JPH06292589A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | ピリジン誘導体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06292589A true JPH06292589A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=14427746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10620893A Pending JPH06292589A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | ピリジン誘導体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06292589A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008263876A (ja) * | 2007-04-23 | 2008-11-06 | Yuki Gosei Kogyo Co Ltd | α−ヒドロキシアシルピリジンの製造方法 |
-
1993
- 1993-04-08 JP JP10620893A patent/JPH06292589A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008263876A (ja) * | 2007-04-23 | 2008-11-06 | Yuki Gosei Kogyo Co Ltd | α−ヒドロキシアシルピリジンの製造方法 |
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