JPH0626413Y2 - ドアコーナーピース - Google Patents

ドアコーナーピース

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JPH0626413Y2
JPH0626413Y2 JP1151389U JP1151389U JPH0626413Y2 JP H0626413 Y2 JPH0626413 Y2 JP H0626413Y2 JP 1151389 U JP1151389 U JP 1151389U JP 1151389 U JP1151389 U JP 1151389U JP H0626413 Y2 JPH0626413 Y2 JP H0626413Y2
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JP
Japan
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corner piece
piece body
door
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vehicle
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Inventor
史嗣 角川
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日産車体株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ドアコーナーピースに関するものである。
従来の技術 車両用ドアのウエスト部の端部に取り付けられるコーナ
ーピースとしては、例えば第3図に示すようなものが知
られている。
即ち、図外のフロントサイドドアには略三角形状に形成
された金属製のコーナーピース本体1が取り付けられて
いる。コーナーピース本体1は車両の前後方向に延在さ
れてその前側縁1a及び後側縁1bが車室外側に略直角
に折曲成形され、前側縁1aにはドアサッシュ2が配置
され、後側縁1bには断面略コの字状のガラスガイド3
がスポット溶接により接合されている。尚、上記ガラス
ガイド3の内部にはドアウインドウガラス4の端縁を受
容してドアウインドウガラス4を案内するガラスラン5
が取り付けられている。
そして、上記コーナーピース本体1の車室内側と車室外
側から樹脂製のインナカバー6とアウタカバー7とがビ
ス8に取り付けられ、コーナーピース本体1及びガラス
ガイド3が覆われるようになっている。
尚、上記ドアサッシュ2には基部2aにドアウェザース
トリップ9が取り付けられ、このドアウェザーストリッ
プ9は車体のフロントピラー10に密接され、フロント
ピラー10の後側の接合フランジ部11に取り付けられ
たウエルトシール12がドアサッシュ2に密接するよう
になっている(この類似構造は例えば、特開昭61−1
29322号公報に示されている)。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記構造にあっては、例えば、車体のフ
ロントピラー10とドアサッシュ2の車室外側端縁との
隙を小さくしたいという理由からドアサッシュ2の基部
2aを車室内側に向けてドアウインドウガラス4側方向
に傾斜させた場合は、ドアサッシュ2の傾斜に伴ってガ
ラスガイド3の底壁3aを第3図に鎖線で示すように、
車室内側に向けてドアウインドウガラス4の端縁方向に
傾斜させた斜状に形成すると、コーナーピース本体1の
後側縁1bを同様にコーナーピース本体1の一般面部に
対して鋭角状に折曲成形しなければならず、この後側縁
1bとガラスガイド3の底壁3aとのスポット溶接作業
の際にスポット溶接ガンとコーナーピース本体1とが干
渉してしまい溶接作業を行うことができないという問題
がある。
これに対して、コーナーピース本体1の一般面部の中途
を車室外側に折曲して傾斜させ、後側縁1bを車室内側
へ折り曲げて底壁3aに当接させるようにすれば、上記
後側縁1bがコーナーピース本体1の一般面部に対して
鈍角を成すため後側縁1bと底壁3aのスポット溶接作
業に支障はないが、コーナーピース本体1の一般面部の
平坦性が損なわれ、インナカバー6及びアウタカバー7
の取付位置が確保し難くなる等の問題が生ずる。
そこで、この考案は、ガラスガイドとコーナーピース本
体との溶接作業が行い易いドアコーナーピースを提供す
るものである。
課題を解決するための手段 車両用ドアのウエスト部の端部に、側縁部と車両の前後
方向に延在された一般面部とを設けたコーナーピース本
体が取り付けられ、このコーナーピース本体の側縁部に
ドアウインドウガラスを案内する断面略コの字状のガラ
スガイドが取り付けられているドアコーナーピースにお
いて、上記コーナーピース本体の側縁部が一般面部と平
行に形成され、上記ガラスガイドの底壁が車室内側に向
けてドアウインドウガラスの端縁方向に傾斜されてコー
ナーピース本体の側縁部と鈍角をなすように形成され、
ガラスガイドの内側壁が上記コーナーピース本体の側縁
部に接合されている。
作用 ガラスガイドの内側壁とコーナーピース本体の側縁部を
溶接する際に、ガラスガイドの底壁が車室内側に向けて
ドアウインドウガラスの端縁方向に傾斜されてコーナー
ピース本体の側縁部と鈍角をなすように形成されている
ため、スポット溶接ガンがガラスガイドの底壁と干渉せ
ずスムーズな溶接作業が可能となる。
実施例 以下、この考案の一実施例を図面と共に説明する。
第1,2図において、車両用ドアとしてのフロントサイ
ドドア13には、そのウエスト部14の前端に略三角形
状に形成された金属製のコーナーピース本体1が取り付
けられている。
コーナーピース本体1は、車両の前後方向に延在された
平坦な一般面部1cに後述するがインナカバー6とアウ
タカバー7を取り付けるための取付孔15が形成された
ものであり、前側縁1aは前端が車室外側の斜め方向に
延在された斜状に折曲成形され、一方側縁部としての後
側縁1bは、車室内側でかつ斜め後方に形成された段差
部1dを介して一般面部1cと連続され、後端が後方に
延在されて一般面部1cと平行に形成されている。
そして、コーナーピース本体1の前側縁1aは車室内側
に向けてドアウインドウガラス4側方向に傾斜させたド
アサッシュ2の基部2aの後側面に取り付けられ、コー
ナーピース本体1の後側縁1bにはその車室外側面にド
アウインドウガラス4を案内する断面略コの字状のガラ
スガイド3がドアウインドウガラス4に向かった前方へ
開口してスポット溶接により接合されている。
具体的にはガラスガイド3はその底壁3aが車室内側に
向けてドアウインドウガラス4の端縁方向に傾斜された
斜状に形成されコーナーピース本体1の後側縁1bと鈍
角を成すものであり、上記底壁3aがコーナーピース本
体1の段差部1dに当接され、車室内側に配置された内
側壁3bがコーナーピース本体1の後側縁1bに車幅方
向で接合されるようになっている。
そして、上記コーナーピース本体1の取付孔15にクリ
ップ16,17を備えた各々インナカバー6とアウタカ
バー7が取り付けられインナカバー6によりコーナーピ
ース本体1の車室内側面及びガラスガイド3の内側壁3
bが覆われ、アウタカバー7によりコーナーピース本体
1の車室外側面及びガラスガイド3の外側壁3cが覆わ
れている。
上記実施例構造によれば、ドアサッシュ2の基部2aの
形状に伴って底壁3aが斜状に形成されたガラスガイド
3をコーナーピース本体1にスポット溶接する場合に、
ガラスガイド3の内側壁3bとコーナーピース本体1の
後側縁1bとを、車室内側とガラスガイド3の内部に溶
接ガンの各電極を入れて車幅方向から簡単に溶接するこ
とができる。また、この作業の際にガラスガイド3は適
正に位置決めされることが必要となるが、前述したよう
にコーナーピース本体1の段差部1dにガラスガイド3
の底壁3aを当接させることで、位置決めがなされるた
め、取付誤差が生ずることはない。
そして、コーナーピース本体1の一般面部1cは平坦状
態にされているためインナカバー6及びアウタカバー7
を取り付けるための取付孔15の設定も容易であり、イ
ンナカバー6及びアウタカバー7が平坦な形状で成形で
きる点で有利となる。
尚、この考案は上記実施例に限られるものではなく、例
えば、適用されるコーナーピースはリヤドア側のもので
あっても良い。
考案の効果 以上説明してきたようにこの考案によれば、ガラスガイ
ドをコーナーピース本体に溶接する場合に、ガラスガイ
ドの底壁が車室内側に向けてドアウインドウガラスの端
縁方向に傾斜されてコーナーピース本体の側縁部と鈍角
をなすように形成されているため、スポット溶接ガンが
ガラスガイドの底壁と干渉せず、したがって、スムーズ
に溶接作業を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の第2図のI−I線に沿う
断面図、第2図は同斜視図、第3図は従来技術の断面説
明図である。 1…コーナーピース本体、1b…後側縁(側縁部)、3
…ガラスガイド、3a…底壁、3b…内側壁、13…フ
ロントサイドドア(車両用ドア)、14…ウエスト部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用ドアのウエスト部の端部に、側縁部
    と車両の前後方向に延在された一般面部とを設けたコー
    ナーピース本体が取り付けられ、このコーナーピース本
    体の側縁部にドアウインドウガラスを案内する断面略コ
    の字状のガラスガイドが取り付けられているドアコーナ
    ーピースにおいて、上記コーナーピース本体の側縁部が
    一般面部と平行に形成され、上記ガラスガイドの底壁が
    車室内側に向けてドアウインドウガラスの端縁方向に傾
    斜されてコーナーピース本体の側縁部と鈍角をなすよう
    に形成され、ガラスガイドの内側壁が上記コーナーピー
    ス本体の側縁部に接合されていることを特徴とするドア
    コーナーピース。
JP1151389U 1989-02-02 1989-02-02 ドアコーナーピース Expired - Fee Related JPH0626413Y2 (ja)

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JPH02102820U JPH02102820U (ja) 1990-08-15
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WO2013125015A1 (ja) * 2012-02-23 2013-08-29 トヨタ自動車株式会社 車両用ドア構造

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JPH02102820U (ja) 1990-08-15

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