JPH06262708A - 封筒等の折り込み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 封筒の表裏面に対して、自動両面複写機を用
いて画像を記録する装置において、蓋部材を開いて画像
を記録したものを、蓋部材を閉じて次の工程に向けて容
易に送り出し得るようにする。 【構成】 蓋部材を開いた状態で画像記録を行った後
で、用紙搬送路の所定の位置に折り込み装置５を配置
し、折り込み装置に設けた折り込み部材１０により、封
筒１の蓋部材３を自動的に閉じる作用を行うようにす
る。前記折り込み部材１０では、軸１２を介して揺動可
能なプレート１１を配置し、封筒１の蓋部材３をプレー
トの傾斜面に当接させて、蓋部材を折り線を介して折り
曲げる作用を付与し、封筒の先端部がプレートを押圧す
る状態で、軸を介してプレートを揺動させ、その後は蓋
部材が閉じられる状態を維持して、折り込みと搬送作用
を行う搬送ローラ装置１９に向けて搬送し、蓋部材の折
り込み作用を良好に行い得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の画
像形成装置において、封筒に対して画像を記録する際
に、開封状態の封筒の蓋部材を閉じる作用を行う装置に
関し、特に、用紙搬送路の所定の位置に折り込み装置を
配置して、蓋部材を自動的に閉じた状態で、次の工程に
向けて送り出し可能な封筒等の折り込み装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】電子写真複写機やプリンタ等のように、
電子写真方式を用いて記録紙を作成する装置において
は、感光体ドラム等の画像担持体に形成するトナー画像
を、用紙に転写した後で定着装置を通して定着し、記録
紙として排出させる手段を用いている。前記画像形成装
置においては、所定のサイズに切断された用紙類を使用
することの他に、封筒のような用紙類に対して宛名や差
出人の記録を行うことも行われている。一般の封筒で
は、図６に示されるように、封筒１の本体の開封部に
は、蓋部材３を折り目２を介して折り込み可能に設けて
あり、封筒を作成した状態では、蓋部材３は折り込まれ
た状態にあることが一般的である。

【０００３】そして、前記図６に示されるような封筒に
対して、宛先等を記録する場合に、最初の記録の段階で
は、蓋部材の部分を下流側に向けた状態で手差しトレイ
等にセットする。そして、トレイからの給紙の際に、ト
レイの給紙部に配置する開封機構を用いて蓋部材を開
き、電子写真複写機等の用紙搬送路内での搬送を行っ
て、宛先等の記録を行うようにしている。また、差出人
等を封筒の裏面に記録する場合には、封筒を用紙搬送路
内で反転し、蓋部材の部分を先端部に向ける状態で搬送
することが行われている。ところが、蓋部材を開いた状
態のままで、電子写真複写機の用紙搬送路内を搬送しよ
うとすると、蓋部材の部分が用紙搬送路の他の突出物に
引っ掛かったりして、搬送作用を良好に行い得ないとい
う問題が発生する。

【０００４】さらに、封筒を開封した状態のままで、用
紙搬送路内を搬送しようとする場合に、用紙搬送路に配
置する搬送ローラ装置でのニップと送り作用が付与され
ることにより、封筒を構成する２枚の用紙にずれが生じ
て、用紙にしわが生じたりする等の問題がある。そこ
で、前述したような問題を解消するために、従来の複写
機を用いて宛先等を記録する場合には、自動両面複写機
の機能を使用せずに、表面の記録と裏面の記録の作業を
別々に行う等の手段を用いて、用紙搬送路内での搬送に
対する問題が生じないようにしている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところが、最近では、
封筒に宛名や差出人の記録を行う際に、自動両面複写機
を使用することの要望が多く出ており、作業能率を向上
させる必要が生じている。ところが、自動両面複写機を
使用して封筒の両面に記録する場合には、用紙搬送路の
途中に反転機構等を配置することの他に、中間トレイに
対して片面に画像を記録した封筒を収容する等の動作を
行う必要がある。また、封筒の蓋部材を開いたり閉じた
りする作用を行う手段を用紙搬送路に配置して、封筒を
搬送する途中で、開封することと、開封した封筒の蓋部
材を自動的に閉じる機構を設けることが必要となる。

【０００６】前述したような目的に対応させるために、
例えば、特開昭５９−１２３７００号公報等に示される
ように、開封した封筒の蓋部材を自動的に閉じる機構を
組み込むことが考えられる。ところが、前記従来例に示
されるように、封筒の蓋部材を自動的に閉じる機構を自
動両面複写機に組み込むことは、その機構が複雑になる
ことの他に、操作性と信頼性等にも多くの問題があり、
小型の自動両面複写機等の装置に対して容易に適用でき
ないという問題がある。

【０００７】

【発明の目的】本発明は、前述したように、封筒の両面
に記録を行う際の問題を解消するもので、自動両面複写
機の用紙搬送路の所定の位置に容易に組み込むことがで
きるとともに、開封した状態の封筒に対して、蓋部材を
閉じる作用を正確に行い得るとともに、閉じるための機
構を簡素化できるような封筒等の折り込み装置を提供す
ることを目的としている。

【０００８】

【課題を解決するための手段および作用】本発明は、封
筒等に画像を記録する画像形成装置に関する。本発明に
おいては、封筒の蓋部材の部分を開封した状態で、前記
蓋部材を先端部に向けて搬送する用紙搬送路の所定の位
置に折り込み装置を配置し、前記折り込み装置は、プレ
ートを支軸を介して揺動可能に設け、前記折り込み部材
を構成するプレートに対して回転方向の力を制御する手
段を配置して折り込み部材を構成し、封筒の蓋部材の部
分を前記折り込み部材に押圧しながら、封筒を前進させ
ることにより、前記折り込み部材を支軸を介して揺動さ
せるとともに、蓋部材を折り込む方向に曲げる作用を加
えて、下流部に配置する折り込みローラ部材に向けて搬
送する手段を構成している。また、本発明の装置では、
折り込み部材を支軸を介して揺動可能な１枚のプレート
により構成し、前記プレートに対して、スプリングによ
る抵抗付与手段を配置することができる。

【０００９】さらに、本発明の折り込み部材では、十字
状に組み合わせたプレートを回転可能に設け、前記プレ
ートに対してスプリングにより回転方向の抵抗を付与す
るとともに、封筒の蓋部材をプレートの支軸に向けて案
内し、封筒の移動速度に対して、折り込み部材の回転速
度を小さく設定する状態で、蓋部材の折り込み作用を行
うことが可能である。前記構成の他に、本発明において
は、十字状にプレートを組み合わせた折り込み部材に対
して、支軸に低速回転させる駆動機構を配置して、封筒
の速度と折り込み部材の回転速度の差により、蓋部材を
折り込む作用を発揮できるようにすることが可能であ
る。また、本発明の装置では、折り込み部材の上流部に
ゲート部材を配置して、搬送されてくる封筒の表裏の向
きに応じて、蓋部材の折り込み方向を異ならせるような
手段を用いることもできる。

【００１０】前述したように構成したことにより、折り
込み装置における折り込み部材のプレートを、スプリン
グにより一方の回転の抵抗を付与した状態に設ける場合
には、封筒を前進させながら蓋部材を折り込み部材のプ
レートに押圧して、蓋部材を自動的に折り込むことがで
きる。また、回転軸に設けた十字状のプレートにより折
り込み部材を構成する場合、および、折り込み部材を駆
動機構を用いて低速で駆動する方式を用いる場合には、
蓋部材の折り込みの動作を能率良く行うことができる。
さらに、折り込み部材の上流部に切換えゲート手段を配
置して、封筒の表裏の向きに対応させる手段を組み合わ
せて設けることにより、自動両面複写機内での封筒の搬
送モードに対応させて蓋部材の折り込みの動作を容易に
行う機構を構成することができる。そして、自動両面複
写機の用紙搬送路内部に本発明の蓋部材折り込み機構を
配置することにより、自動両面複写機の機能を使用し
て、封筒に対する画像の記録の作業を能率良く行い得る
とともに、封筒の蓋部材の開閉の動作をコピーモードに
対応させて任意に設定することが可能になる。

【００１１】

【実施例】図示される例にしたがって、本発明の封筒等
の折り込み装置を説明する。図１に示される例は、自動
両面複写機等の画像形成装置に配置する用紙搬送路に対
して、その所定の位置に折り込み装置５を配置し、蓋部
材３を開いた状態の封筒１を、蓋部材を先端部に突出さ
せた状態で、用紙搬送路内を搬送したものに対して、折
り込み装置５により蓋部材を閉じる作用を行う場合を示
している。前記折り込み装置５の上流部に配置する用紙
搬送路１６には、搬送ローラ装置１７を配置して、封筒
に対する搬送作用を行うようにする。また、折り込み装
置５の下流部の用紙搬送路１８では、ローラ装置１９
を、封筒１に対する搬送作用と、蓋部材の折り込みの作
用を行うものとして設けている。

【００１２】前記折り込み装置５に配置する折り込み部
材１０は、図２にも示されるように、１枚の板状のプレ
ート１１の中央部を支軸１２により回転可能に支持し、
プレート１１の一方の端部にはスプリング１３を配置し
ている。前記スプリング１３は、用紙搬送路の側部の所
定の位置に設けたブラケット１４と、プレート１１との
間に配置され、前記ブラケットの一部に立上がり部を設
けて、プレート１１に対するストッパ１５として用いて
いる。そして、前記図２に示されるように、プレート１
１の自由側の面に封筒の蓋部材３を当接させ、封筒１の
進行に追従させてプレート１１を回転させることによ
り、蓋部材３を封筒１の本体に対して折り込む動作を行
わせるようにする。

【００１３】本発明の折り込み装置では、図１に示され
るように、用紙搬送路１６を搬送されてくる封筒１の蓋
部材３は、図の実線で示される位置にあるプレート１１
に対して、蓋部材３が当接する状態で封筒１が搬送ロー
ラ装置１７により送られる作用が行われる。その際に、
プレート１１の傾斜面に当接した蓋部材３は、折り線の
部分を介して次第に折り曲げられる状態となり、封筒の
本体の先端部がプレート１１の面に当接すると、封筒が
プレート１１を押圧する状態となる。そして、スプリン
グの力に対抗して、封筒がプレート１１を押して、図の
時計方向に揺動させるような作用を加える。その状態で
封筒がさらに進められると、封筒１により折り込み部材
が大きく揺動される状態となり、図の鎖線で示されるよ
うに、折り込み部材１１が大きく揺動され、プレート１
１の自由側端部がストッパに当接して揺動が停止され
る。その後で、封筒はプレートの傾斜面に沿って摺動す
るとともに、蓋部材を折った状態を維持して、下流部の
用紙搬送路１８に案内され、用紙搬送路に配置した搬送
ローラ装置１９により蓋部材を折り込む作用を行って、
下流部に向けて搬送される。

【００１４】

【実施例２】前記図１に示されるように、１枚の板状の
プレートを用いることの他に、本発明においては、図３
に示すように、２枚のプレートを十字状に組み合わせた
折り込み部材２０を配置して構成した折り込み装置５ａ
を用いることができる。前記図３に示される折り込み部
材の例においては、前記図１のように、封筒の蓋部材の
折り方向を一方向に向けた状態で搬送を行い、蓋部材を
折り込む機構のものとして構成することができるが、そ
の他に、図示されるように、上流側の用紙搬送路３０に
対して分岐ゲート３２を配置し、封筒の表裏面の向きに
対応させて、折り込み部材による折り込み方向を、任意
に選択できるように構成することも可能である。

【００１５】前記図３に示される折り込み部材２０で
は、図４に示されるように、プレートを十字状に組み合
わせたものを、支軸２３を介して回転可能に設けるとと
もに、折り込み部材を回転させる動作を制御するため
に、ストッパ２５を設けている。前記ストッパ２５は、
ソレノイド２７とスプリング２８とにより揺動を制御す
る機構を設け、用紙搬送路の所定の位置に配置するセン
サＳを用いて、ソレノイドに対する動作の制御を行うよ
うにしている。また、前記折り込み装置５ａの下流部に
は、封筒の向きに対応させて、封筒を案内するために上
下の用紙路３４、３５を配置しており、前記上下の用紙
路を中ガイド３３により分割して設けている。そして、
前記２つの用紙路の合流部には、折り込みの作用と、搬
送作用を行う搬送ローラ装置３６を配置している。

【００１６】前記図３に示されるように構成された折り
込み装置では、封筒の蓋部材の向きに対応させて、ゲー
ト３２の切換えを行って封筒を案内することにより、蓋
部材をプレート２１、２２のいずれかの傾斜面に当接さ
せ、蓋部材の先端部が軸の部分に当接して、折り線を介
して折り曲げる作用を付与する。そして、封筒の先端部
がプレートを押圧する状態でソレノイドを作動させ、蓋
部材を折り込んだ状態の封筒を、蓋部材がプレートの傾
斜面に沿って摺動する状態で、上下の用紙路のいずれか
に案内する。その後で、封筒を搬送ローラ装置３６のニ
ップ部を通すことにより、蓋部材を折り線を介して折り
込んで、下流部の処理装置に向けて搬送する。

【００１７】前述したように構成される折り込み部材２
０では、例えば、ストッパ２５を図４に示されるように
配置すると、ゲートの上側を通ってくる封筒に対して
は、前記図１の例の場合と同様に、蓋部材の折り込みの
動作を行わせることができる。そして、任意のタイミン
グでソレノイドを作動させることにより、折り込み部材
による蓋部材の規制を解除して、搬送ローラ装置に向け
て送り込み、封止状態に設定することができる。これに
対して、ゲートの下側を案内して、蓋部材を上側に向け
て折り込む場合には、ストッパの背面をプレートに当接
させる状態で、折り込み部材の回転を規制する手段を用
いることになる。したがって、そのような状態では、折
り込み部材の初期の停止位置を規定してから、封筒を通
過させるような制御方式を用いることが必要となる。

【００１８】そこで、前記図３に示されるように、十字
状にプレートを組み合わせて構成した折り込み部材を用
いる場合に、例えば、図５に示されるように、折り込み
部材２０の軸２３に対して、駆動手段を配置して、折り
込み部材を低速で回転させながら、蓋部材の折り込みの
動作を行う機構を構成することができる。前記図５の駆
動装置は、正逆回転可能なモータ４０に減速用のギヤ装
置４１を接続し、軸２３に対する駆動を行う機構を構成
している。そして、前記駆動機構に対する制御装置に
は、ゲート切換えの動作と、封筒の位置を検知するセン
サとを組み合わせて設け、封筒の表裏の向きと、搬送さ
れてくる位置の情報に応じて、モータに対する駆動方向
と速度を設定して、折り込み部材を低速で回転させるよ
うにする。したがって、折り込み部材の回転方向と回転
速度とを規定することによって、封筒の先端部に突出す
る蓋部材の表裏の向きと、用紙搬送装置の速度とに応じ
て、折り込み部材に対する回転の作用を行い、蓋部材の
折り込みの動作を行うことができる。

【００１９】なお、前述したように構成される本発明の
折り込み装置においては、蓋部材に対する折り込みの作
用を付与する際に、抵抗を付与する部材としてのスプリ
ングは、折り込み部材に対して任意の位置に配置するこ
とができるものであり、軸に対して他の抵抗手段を設け
ることもできる。また、ソレノイドを用いて折り込み部
材の回転の制御を行う装置においても、ソレノイドを作
動させるタイミングを設定することは、封筒の用紙の質
等に応じて設定可能であり、それ等の条件は自動両面複
写機の用紙搬送速度等の条件に対応させて構成すること
もできる。さらに、本発明の折り込み装置は、自動両面
複写機等の用紙搬送路の任意の位置に配置することが可
能であり、封筒の蓋部材を折り込む必要のある位置に容
易に配置することができる。

【００２０】

【発明の効果】本発明の封筒等の折り込み装置は、前述
したように構成したものであるから、折り込み装置にお
ける折り込み部材のプレートを、スプリングにより一方
の回転の抵抗を付与した状態に設ける場合には、封筒を
前進させながら蓋部材を折り込み部材のプレートに押圧
して、蓋部材を自動的に折り込むことができる。また、
折り込み部材を回転軸に設けた十字状のプレートにより
構成する場合、および、折り込み部材を駆動機構を用い
て低速で駆動する方式を用いる場合には、蓋部材の折り
込みの動作を能率良く行うことができる。さらに、折り
込み部材の上流部に切換えゲート手段を配置して、封筒
の表裏の向きに対応させる手段を組み合わせて設けるこ
とにより、自動両面複写機内での封筒の搬送モードに対
応させて蓋部材の折り込みの動作を容易に行う機構を構
成することができる。そして、自動両面複写機の用紙搬
送路内部に本発明の蓋部材折り込み機構を配置すること
により、自動両面複写機の機能を使用して、封筒に対す
る画像の記録の作業を能率良く行い得るとともに、封筒
の蓋部材の開閉の動作をコピーモードに対応させて任意
に設定することが可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の折り込み装置の構成を示す側面図で
ある。

【図２】 折り込み部材の構成を示す斜視図である。

【図３】 本発明の第２の実施例である折り込み装置の
構成を示す側面図である。

【図４】 図３に用いる折り込み部材の構成を示す斜視
図である。

【図５】 本発明の折り込み部材の別の構成を示す斜視
図である。

【図６】 一般的な封筒の構成を示す説明図である。

【符号の説明】 １ 封筒、 ３ 蓋部材、 ５ 折り込み装置、
１０・２０ 折り込み部材、 １１・２１・２２
プレート、１４ ブラケット、 １５・２５ スト
ッパ、１９・２９ 搬送ローラ装置、 ３０ 上流
側用紙路、３２ ゲート、 ３３ 中ガイド、 ３
６ 搬送ローラ装置。

フロントページの続き (72)発明者 宮崎 三男 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 高階 真治 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 封筒等に画像を記録する画像形成装置に
   おいて、 封筒の蓋部材の部分を開封した状態で、前記蓋部材を先
   端部に向けて搬送する用紙搬送路の所定の位置に折り込
   み装置を配置し、 前記折り込み装置は、プレートを支軸を介して揺動可能
   に設け、前記折り込み部材を構成するプレートに対して
   回転方向の力を制御する手段を配置し、 封筒の蓋部材の部分を前記折り込み部材に押圧しなが
   ら、封筒を前進させることにより、前記折り込み部材を
   支軸を介して揺動させるとともに、 蓋部材を折り込む方向に曲げる作用を加えて、下流部に
   配置する折り込みローラ部材に向けて、封筒を搬送する
   手段を構成することを特徴とする封筒等の折り込み装
   置。