JP2000351522A - 用紙後処理装置、画像形成装置及び用紙搬送装置 - Google Patents

用紙後処理装置、画像形成装置及び用紙搬送装置

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JP2000351522A
JP2000351522A JP11160924A JP16092499A JP2000351522A JP 2000351522 A JP2000351522 A JP 2000351522A JP 11160924 A JP11160924 A JP 11160924A JP 16092499 A JP16092499 A JP 16092499A JP 2000351522 A JP2000351522 A JP 2000351522A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステイプル処理時の用紙搬送の待ち時間を短
縮して、用紙搬送性を向上し、プリント生産性を確保す
るとともに、厚手の用紙の搬送を可能にした用紙後処理
装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置本体Aから排出され用紙後
処理装置FS内に搬入された用紙Pを搬送する搬送手段
は、中間スタッカ33へ用紙Pを送り込む第2搬送ロー
ラ手段32、第2搬送ローラ手段32の搬送方向上流に
配置され第2搬送ローラ手段32へ用紙Pを挟持して搬
送する第1搬送ローラ手段31、第1搬送ローラ手段3
1から第2搬送ローラ手段32へ搬送される用紙Pを案
内する用紙案内通路h、を有し、第1搬送ローラ手段3
1に、第1搬送ローラ手段31の挟持押圧力を変更可能
にする押圧力変更手段を設け、制御手段9は、第1搬送
ローラ手段31及び第2搬送ローラ手段32にて、複数
の用紙Pを重ねて同時に搬送することが可能であるよう
に、且つ、第1搬送ローラ手段31により搬送される用
紙Pの挟持押圧力を変更するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
プリンタ、ファクシミリ、印刷機等の画像形成装置にお
いて、画像形成された用紙を受け入れ、綴じ手段により
綴じ処理を施した後、排紙皿上に排出する用紙後処理装
置、用紙後処理装置を備えた画像形成装置及び用紙搬送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置本体より排出される画像形
成済みの複数枚の用紙を、コピー部数ごとに整合して綴
じ手段等の後処理手段により後処理を施す用紙後処理装
置が利用される。
【0003】この種の用紙後処理装置は、複写機、プリ
ンタ、ファクシミリ等の画像形成装置本体と機能が接続
されていて、コピーまたはプリントプロセスのシーケン
ス作動に対応して駆動される。
【0004】従って画像形成プロセスを高速で処理する
ことの可能な画像形成装置本体に対しては、その処理速
度に追従して機能を果すことの出来る高速処理の可能な
用紙後処理装置が必要とされる。
【0005】このような高速処理が可能な用紙後処理装
置に関しては、すでに特開昭60−142359号、同
60−158463号、同62−239169号さらに
特開昭62−288002号、同63−267667
号、特開平2−276691号、特公平5−41991
号の各公報に開示されている。
【0006】前記用紙後処理装置においては、画像形成
装置本体から搬出された画像形成済みの用紙は、搬送ロ
ーラにより挟持、搬送されて、中間スタッカ内に整合さ
れながら順次積載されて1冊分の用紙束として収納後
に、ステイプラ等による後処理が行われ、綴じ処理され
た用紙束は、前記中間スタッカの底部に設けられた排出
ベルトに載せて搬送され、さらに上下一対の排紙ローラ
によって挟持されて排紙皿上に排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】(第1の課題)特開平
9−235069号公報には、画像形成装置から搬出さ
れた用紙を案内する第1のシート進入通路と、前記第1
のシート進入通路の上流側において分岐し、下流側にお
いて合流する第2のシート進入通路と、前記第1のシー
ト進入通路第2のシート進入通路からそれぞれ搬送され
た2枚のシートの各先端部を突き当ててシートを重ね合
わせ状態に支持したのち前記2枚のシートを前記中間ス
タッカに送り出す搬送手段とを有し、先行のシート束が
中間スタッカ上で積載、整合、綴じ合わせ処理中に、後
続のシートの1枚目を第1のシート進入通路を経て停止
中の搬送ローラ対に当接させて停止させ、2枚目のシー
トを第2のシート進入通路を経て1枚目のシートに重ね
て前記停止中の搬送ローラ対に当接させて停止状態に待
機させ、ステイプラにより綴じ合わせされた先行のシー
ト束が前記中間スタッカから排出後に、前記搬送ローラ
対を駆動回転して、後続のシート束の1枚目と2枚目と
を重ね合わせたまま同時に前記中間スタッカに送り込む
シート後処理装置により、シート後処理装置を小型化
し、先行のシート束の後処理装置と後続のシート束搬送
の引継間で、シート後処理装置を停止させることなく効
率良くシートの搬送を実行することが開示されている。
【0008】(第2の課題)搬送ローラにより厚紙を2
枚重ねて同時搬送するには、大きな搬送圧力が必要であ
り、駆動源も大きくなってしまう。この大きな搬送圧力
により1枚目の用紙を送り出し、搬送方向下流側の搬送
ローラの外周面に突き当てると、ローラ汚れやローラ寿
命低下等の問題が生じる。
【0009】(第3の課題)上記の第2の課題を解決す
るため、搬送ローラの搬送圧力を変化させるように制御
したり、搬送経路を別個に設けると、用紙後処理装置が
複雑になる。
【0010】(第4の課題)搬送手段により搬送された
用紙の先端部を突き当てて先端揃えした後、前記中間ス
タッカ内に用紙を排出するとき、用紙の搬送性を向上す
るため、駆動ローラユニットと従動ローラユニットとか
ら成る搬送ローラにより、用紙搬送方向に平行する方向
に波型形状を形成させる。
【0011】図16は従来の用紙後処理装置の搬送ロー
ラを示し、図16(a)は正面図、図16(b)は側断
面図である。
【0012】前記中間スタッカ入口の駆動ローラユニッ
トの回転軸R0は、装置本体に回転可能に軸支され、駆
動源に接続して駆動回転する。回転軸R0には、外周面
が弾性ゴムから成る駆動ローラ体R1と、駆動ローラ体
R1の外径より大きい外径を有する硬質材から成るフラ
ンジローラR2とが固定されている。
【0013】フランジローラR2は、搬送手段により搬
送された用紙Pの先端部を突き当てて先端揃えするとと
もに、用紙Pに波型形状を形成する。
【0014】従動ローラユニットの従動ローラ(ピンチ
ローラ)R3は、ローラ押圧バネspによりバネ付勢さ
れて、駆動ローラ体R1に圧接する。
【0015】厚手の用紙を駆動ローラ体R1と従動ロー
ラR3とにより圧接して搬送するとき、ローラ押圧バネ
spによるバネ付勢力を強く設定されていなければなら
ない。しかし、この強いバネ付勢力により、薄手の用紙
を搬送すると、用紙Pに傷をつけてしまう。
【0016】この第4の課題は、薄手の用紙に傷をつけ
ることなく、厚手の用紙の搬送能力を向上させることを
目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】(1)上記第1の課題を
解決する本発明の用紙後処理装置は、画像形成装置本体
から排出された用紙を搬送する搬送手段、前記搬送手段
により搬送された用紙を積載収容する中間スタッカ、前
記中間スタッカに積載収容された用紙の束に綴じ処理す
る綴じ手段、綴じ処理された用紙の束を排出せしめる排
出手段、前記搬送手段を駆動する駆動手段、前記駆動手
段の駆動を制御する制御手段、を有する用紙後処理装置
において、前記搬送手段は、前記中間スタッカへ用紙を
送り込む第2搬送ローラ手段、前記第2搬送ローラ手段
の搬送方向上流に配置され前記第2搬送ローラ手段へ用
紙を挟持して搬送する第1搬送ローラ手段、前記第1搬
送ローラ手段から前記第2搬送ローラ手段へ搬送される
用紙を案内する用紙案内通路、を有し、前記第1搬送ロ
ーラ手段に、前記第1搬送ローラ手段の挟持押圧力を変
更可能にする押圧力変更手段を設け、前記制御手段は、
前記第1搬送ローラ手段及び前記第2搬送ローラ手段に
て、複数の用紙を重ねて同時に搬送することが可能であ
るように、且つ、前記第1搬送ローラ手段により搬送さ
れる用紙の挟持押圧力を変更するように制御することを
特徴とするものである(請求項1)。
【0018】(2)上記第2の課題を解決する本発明の
用紙後処理装置は、画像形成装置本体から排出された用
紙を搬送する搬送手段、前記搬送手段により搬送された
用紙を積載収容する中間スタッカ、前記中間スタッカに
積載収容された用紙の束に綴じ処理する綴じ手段、綴じ
処理された用紙の束を排出せしめる排出手段、前記搬送
手段を駆動する駆動手段、前記駆動手段の駆動を制御す
る制御手段、を有する用紙後処理装置において、前記搬
送手段は、前記中間スタッカへ用紙を送り込む第2搬送
ローラ手段、前記第2搬送ローラ手段の搬送方向上流に
配置され前記第2搬送ローラ手段へ用紙を挟持して搬送
する第1搬送ローラ手段、前記第1搬送ローラ手段から
前記第2搬送ローラ手段へ搬送される用紙を案内する用
紙案内通路、を有し、前記制御手段は、前記第1搬送ロ
ーラ手段及び前記第2搬送ローラ手段にて、複数の用紙
を重ねて同時に搬送することが可能であるように制御す
るとともに、厚紙用紙に設定された場合には、厚紙用紙
の2枚重ね送りを禁止するように制御することを特徴と
するものである(請求項4)。
【0019】(3)上記第3の課題を解決する本発明の
用紙後処理装置は、画像形成装置から排出された用紙を
搬送手段により搬送し、中間スタッカ上に積載収容し、
綴じ手段により綴じ処理した後、排出手段により排出さ
せる用紙後処理装置において、前記搬送手段は、用紙を
挟持して搬送する第1搬送ローラ手段と、該第1搬送ロ
ーラ手段の搬送方向下流に配置され、用紙を前記中間ス
タッカに搬送する第2搬送ローラ手段と、前記第1搬送
ローラ手段と第2搬送ローラ手段間の用紙搬送通路を形
成する対向する1対のガイド部材と、前記用紙搬送通路
の一部を用紙通過可能な最小限間隔の通路に形成するた
めガイド部材に突設した案内部と、前記第1搬送ローラ
手段の駆動ローラに圧着される従動ローラの圧着を解除
する圧着解除手段とを有し、前記圧着解除手段が前記第
1搬送ローラ手段の駆動ローラに圧着される従動ローラ
の圧着を解除したとき、前記ガイド部材に設けた案内部
が前記駆動ローラ側に用紙を押し付け、用紙搬送を可能
にすることを特徴とするものである(請求項6)。
【0020】(4)上記第4の課題を解決する本発明の
用紙後処理装置は、画像形成装置から排出された用紙を
搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送された用
紙の先端部を突き当てて先端揃えした後、中間スタッカ
上に用紙を排出する搬送駆動ローラと搬送従動ローラと
から成る搬送ローラ手段と、前記中間スタッカ上に積載
された用紙束を綴じ処理する綴じ手段とから構成し、前
記搬送駆動ローラは、駆動源に接続する回転軸と、前記
回転軸に固定され前記搬送従動ローラの従動ローラ体に
圧接する駆動ローラ体と、前記駆動ローラ体の回転軸方
向の一方の側端に近接し前記回転軸に固定された硬質フ
ランジ部材と、前記駆動ローラ体の回転軸方向の他方の
側端に近接し前記回転軸に固定された弾性フランジ部材
とから成り、前記搬送駆動ローラと搬送従動ローラとの
回転により、用紙を挟持して搬送し、用紙に搬送方向に
平行する波型形状を形成させることを特徴とするもので
ある(請求項7)。
【0021】(5)本発明の画像形成装置は、前記
(1)〜(4)の何れかに記載の用紙後処理装置を備え
て成ることを特徴とするものである(請求項9)。
【0022】(6)本発明の用紙搬送装置は、用紙を搬
送する搬送ローラ手段を備えた用紙搬送装置において、
前記搬送ローラ手段は搬送ローラと該搬送ローラの挟持
押圧力を変更する押圧力変更手段とを備え、前記押圧力
変更手段を板バネ、揺動部材、揺動駆動部材、揺動受け
部材、ソレノイドにより構成し、前記押圧力変更手段は
用紙の厚さを認識する認識手段により認識される用紙の
厚さに応じて前記搬送ローラの挟持押圧力を可変とした
ことを特徴とするものである(請求項10)。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の用紙後処理装置及
び用紙後処理装置を備えた画像形成装置を添付図面に基
づいて説明する。
【0024】図1は画像形成装置本体A、用紙後処理装
置FSを備えた画像形成装置の全体構成図である。
【0025】図示の画像形成装置本体Aは、画像処理手
段1、画像書き込み手段2、画像形成手段3、カセット
給紙手段4、定着手段5、本体排紙手段6、自動両面コ
ピー搬送手段(ADU)7を備えている。画像形成装置
本体Aの図示の左側面の本体排紙手段6側には、用紙後
処理装置FSが連結されている。
【0026】画像書き込み手段2においては、半導体レ
ーザからの出力光が画像形成手段3の感光体ドラムに照
射され、潜像を形成する。画像形成手段3においては、
帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理
が行われ、カセット給紙手段4から搬送された用紙Pに
画像が転写される。画像を担持した用紙Pは、定着装置
5により定着され、本体排紙手段6から用紙後処理装置
FSに送り込まれる。
【0027】或いは搬送路切り替え板6Aにより自動両
面コピー搬送手段7に送り込まれた片面画像処理済みの
用紙Pは、再び画像形成手段3において両面画像処理
後、本体排紙手段6から用紙後処理装置FSの受け入れ
部11に搬入される。
【0028】用紙後処理装置FS内の用紙搬送路は、以
下の第1搬送路〜第3搬送路より成る。
【0029】(1)第1搬送路10:受け入れ部11か
ら入口部ローラ12、切り替えゲートD1右側方の通路
a、通路bを経て排紙ローラ14に至る図示右側のほぼ
垂直方向の搬送路。
【0030】(2)第2搬送路20:切り替えゲートD
1斜め下方の通路c、搬送ローラ21、切り替えゲート
D2上方の通路d、搬送ローラ22、通路e、搬送ロー
ラ23、排出手段24に至る逐次1枚排紙又はシフト排
紙の搬送路。
【0031】(3)第3搬送路30:搬送ローラ21か
ら分岐して、切り替えゲートD3斜め下方の通路g1
(又は通路g2)、第1搬送ローラ手段31、通路h、
第2搬送ローラ手段32、中間スタッカ33、排出ベル
ト38を経て、排出手段24に至る綴じ処理用の搬送
路。
【0032】図2は用紙後処理装置FSの構成を示す断
面図である。図3は、1枚目の用紙P1の搬送経路を示
す断面図である。
【0033】小サイズの用紙の綴じ処理が設定される
と、ソレノイドSD2が作動して用紙搬送方向切り替え
手段である切り替えゲートD2の先端部を上方に跳ね上
げ、通路dを遮断する。次に、ソレノイドSD3が作動
して切り替えゲートD3の先端部を上方に跳ね上げ、通
路g2を遮断し、通路g1を開放し、用紙P1を通過可
能にする。
【0034】搬送ローラ21に挟持されて通路g1に送
り込まれた1枚目の用紙P1は、通路g1を通過し、第
1搬送ローラ手段31に挟持されて通路hを通過し、用
紙先端部が停止状態の第2搬送ローラ手段32の搬送駆
動ローラ32Aと搬送従動ローラ32Bとのニップ位置
近傍のローラ外周面に当接して停止する。この用紙停止
状態において、用紙P1の後端部は通路g1内にあり、
後続の2枚目の用紙P2の先端部との干渉が防止され
る。
【0035】図4は、2枚目の用紙P2の搬送経路を示
す断面図である。
【0036】2枚目の用紙P2の先端部が搬送ローラ2
1を通過する以前に、ソレノイドSD3が作動して切り
替えゲートD3の先端部を下方に揺動し、通路g1を遮
断し、通路g2を開放し、用紙P2を通過可能にする。
【0037】用紙P2は、通路g2を通過し、第1搬送
ローラ手段31に挟持されて通路hを通過し、用紙先端
部が停止状態の第2搬送ローラ手段32の搬送駆動ロー
ラ32Aと搬送従動ローラ32Bのニップ位置近傍のロ
ーラ外周面に当接して停止する。従って、通路hには用
紙P1,P2が重なった状態に収容され、用紙P1,P
2の各先端部は、第2搬送ローラ手段32のローラ外周
面に当接して停止している。
【0038】中間スタッカ33上でステイプル処理され
た先行の用紙束が、排出ベルト38により排出された
後、後続の用紙束となる1枚目の用紙P1と、2枚目の
用紙P2が2枚重ねの状態で、第2搬送ローラ手段32
に同時に挟持されて、中間スタッカ33上に排出され
る。
【0039】図5は用紙後処理装置のモータ駆動手段を
示す構成図である。
【0040】駆動モータM1は、タイミングベルトTB
1,TB2を介して、搬送ローラ21の駆動ローラ21
Aを回転させる。駆動ローラ21Aの軸上に固定された
歯車G1は歯車G2、タイミングベルトTB3を経て入
口部ローラ12の駆動ローラ12Aを回転させる。ま
た、歯車G1は歯車G3、タイミングベルトTB4を経
て搬送ローラ13の駆動ローラ13Aを回転させる。
【0041】タイミングベルトTB4に巻回された中間
プーリの軸上に固定された歯車G4は歯車G5に噛合
し、排紙ローラ14の駆動ローラ14Aを回転させる。
【0042】駆動モータM2は、タイミングベルトTB
5を介して、第1搬送ローラ手段31の駆動ローラ31
Aを回転させる。駆動ローラ31Aの軸上に固定された
歯車G6は歯車G7を経て搬送ローラ22の駆動ローラ
22Aを回転させる。また、タイミングベルトTB5
は、歯車G8,G9,G10から成る歯車列を経て搬送
ローラ23の駆動ローラ23Aを回転させる。
【0043】駆動モータM3は、タイミングベルトTB
6を介して、第2搬送ローラ手段32の搬送駆動ローラ
32Aを駆動回転させる。搬送従動ローラ32Bは搬送
駆動ローラ32Aに圧接して従動回転し、用紙Pを挟
持、搬送する。搬送駆動ローラ32Aは、タイミングベ
ルトTB7を介して、搬送補助回転部材32Cを回転さ
せる。
【0044】駆動モータM4は、タイミングベルトTB
8,TB9を介して排出手段24の上ローラ部材24B
を回転させるとともに、歯車G11,G12とタイミン
グベルトTB10を経て下ローラ部材24Aを回転させ
る。さらに、下ローラ部材24Aを駆動する中間プーリ
は、タイミングベルトTB11を介して駆動プーリ37
Aを回転させ、排出ベルト38を回動させる。
【0045】駆動モータM5は、歯車列G13を介して
駆動プーリ61を駆動回転させ、駆動プーリ61と上方
の従動プーリ62とを巻回するワイヤ63を回動させ
る。ワイヤ63の一部には、昇降排紙皿60の基部が係
止部材64により固定されている。昇降排紙皿60は、
その基部に回転自在に支持されたローラ65がレール部
材66に摺動し、ワイヤ63が回動することにより、レ
ール部材66に沿って昇降可能である。
【0046】図6はソレノイド駆動手段の構成図であ
る。
【0047】ソレノイドSD1は切り替えゲートD1
を、ソレノイドSD2は切り替えゲートD2を、ソレノ
イドSD3は切り替えゲートD3を、それぞれ揺動可能
に駆動して、用紙Pの搬送路を切り替える。ソレノイド
SD4は、駆動ローラ31Aに圧接する従動ローラ31
Bの押圧力を強弱切り替えする。
【0048】(第1の実施の形態)図7(a)は、駆動
ローラ31Aに圧接する従動ローラ31Bの押圧力変更
手段の断面図、図7(b)はその要部拡大断面図、図8
は押圧力変更手段の斜視図、図9は押圧力変更手段の側
面図である。
【0049】エチレン−プロピレンゴム(EPDM)等
の弾性ゴムから成る駆動ローラ31Aと、ポリアセター
ル(POM)等の硬質樹脂から成る従動ローラ31Bと
のニップ位置を通過する用紙Pは、装置本体に固定され
た固定ガイド板41と、開閉可能に支持された可動ガイ
ド板42とを所定間隔に平行保持せしめることで形成さ
れた通路h内を通過する。
【0050】可動ガイド板42は通常は固定ガイド板4
1と一体に保持され、用紙を通過可能になし、ジャム処
理時に開放して通路h内の搬送不良用紙を取り出し可能
にしている。
【0051】可動ガイド板42の2箇所に形成された切
り曲げ部42aに穿設された長穴部42bは、従動ロー
ラ31Bの軸31Cを移動可能に支持する。
【0052】可動ガイド板42の一部には、2枚の板バ
ネ43,44の各一端が固定されて2枚重ねで片持ち支
持されている。板バネ43,44はバネ性を有するステ
ンレス薄板鋼板で形成され、自由端である先端部は従動
ローラ31Bの軸31Cの軸方向中央部を押圧し、バネ
付勢する。
【0053】板バネ43のバネ圧は、1枚目の用紙P1
と2枚目の用紙P2とを重ね送りするために最適な押圧
力に設定されている。板バネ44のバネ圧は、厚手の用
紙を搬送するために最適な押圧力に設定され、板バネ4
3のバネ圧より大きい。
【0054】可動ガイド板42には揺動軸45が揺動可
能に軸支されている。揺動軸45の中央部付近には、揺
動部材46の基部がネジ固定されている。揺動部材46
の上部近傍には、角窓部46aが穿設され、板バネ44
の先端部44aが突出している。揺動軸45の軸端付近
には、揺動受け部材47が固定されている。
【0055】固定ガイド板41には、基板48が固定さ
れている。基板48には、搬送圧切り替え手段のソレノ
イドSD4、揺動駆動部材49が配設されている。揺動
駆動部材49は軸49aを中心に揺動可能である。揺動
駆動部材49の一端の受け部49bは、バネ付勢されて
ソレノイドSD4のプランジャーピンSD4aに当接す
る。揺動駆動部材49の他端の押圧部49cは揺動受け
部材47に当接する。
【0056】画像形成済みの用紙が画像形成装置本体A
から用紙後処理装置FSに送り込まれ、第1の用紙束が
中間スタッカ33上でステイプル処理されている間に、
後続の第2の用紙束となる先頭の1枚目の用紙P1と後
続の2枚目の用紙P2とが第1搬送ローラ手段31に挟
持されて待機状態にある。
【0057】この用紙P1,P2が厚手の用紙(例え
ば、斤量約200g/m2の用紙)に設定されていると
きには、ソレノイドSD4はオフに保持されて作動せ
ず、揺動駆動部材49及び揺動部材46は初期位置に保
持され、2枚の板バネ43,44は重ね合った状態で従
動ローラ31Bの軸31Cを強く押圧する。従って、従
動ローラ31Bには、2枚の板バネ43,44の合成圧
力が加えられ、駆動ローラ31Aを強く押圧する。
【0058】通路hは、図3、図4に示すように、湾曲
しているから、腰の強い厚手の用紙Pを挟持して搬送す
る第1搬送ローラ手段31は大きな押圧力が必要であ
る。特に、用紙P1,P2が厚手の用紙である場合に
は、さらに大きな押圧力が必要である。この強い押圧力
は、2枚の板バネ43,44の合成圧力により得られ
る。
【0059】なお、この2枚の板バネ43,44による
強い押圧力は、厚手の用紙を2枚重ね送りする場合、厚
手の用紙を1枚送りする場合、普通紙(例えば、斤量6
0〜90g/m2の用紙)を1枚送りする場合等に適用
される。
【0060】しかし、厚紙より腰の弱い普通紙を2枚重
ね送りする場合には、下記の不具合が発生しないよう
に、第1搬送ローラ手段31の押圧力を弱くすることが
必要である。
【0061】 下流の第2搬送ローラ手段32の外周
面に用紙の先端部を突き当てる際に、第1搬送ローラ手
段31の押圧力が強いと、用紙の先端部が第2搬送ロー
ラ手段32の外周面に強く当たり、つぶされる。
【0062】 第1搬送ローラ手段31の押圧力が強
いと、弾性体から成る駆動ローラ31Aと硬質樹脂から
成る従動ローラ31Bとに挟持された普通紙が、弾性体
に食い込み皺を発生させる。
【0063】 強い押圧力により第1搬送ローラ手段
31の弾性体に紙粉等による汚れが発生する。
【0064】図10は、第1搬送ローラ手段31により
普通紙を2枚重ね送りするときの、押圧力変更手段の断
面図である。
【0065】先行の用紙束が中間スタッカ33上で、綴
じ処理され、排紙される過程では、後続の用紙束は中間
スタッカ33上に搬入されず、待機していなければなら
ない。このため、コピー生産性が低下する。
【0066】この待機時間を低減してコピー生産性を向
上させるため、2枚の用紙を重ね送りする搬送モードが
設定される。即ち、後続の用紙束の1枚目の用紙P1を
第2搬送ローラ手段32の手前の待機位置で停止させ
る。引き続き2枚目の用紙P2を前記待機位置まで搬送
して、1枚目の用紙P1と重ねた状態で停止させる。
【0067】先行の用紙束が、綴じ処理を終了し、中間
スタッカ33上から排出された後、後続の用紙束となる
1枚目の用紙P1と、2枚目の用紙P2とを重ねた状態
で第2搬送ローラ手段32により搬送して、同時に中間
スタッカ33上に搬送する。
【0068】1枚目の用紙(普通紙)P1と2枚目の用
紙(普通紙)P2とを重ね送りする搬送モードが設定さ
れると、ソレノイドSD4が吸引駆動し、プランジャー
ピンSD4aが揺動駆動部材49の一端の受け部49b
を押圧して、揺動駆動部材49を軸49aを中心に図示
の時計方向に揺動させる。
【0069】揺動駆動部材49の揺動により、押圧部4
9cは揺動受け部材47を押圧して、揺動軸45及び揺
動部材46を図示の時計方向に揺動させる。
【0070】揺動部材46の揺動により、揺動部材46
の角窓部46aの上部は、板バネ44の先端部44aを
押圧して、強制的に板バネ43から離間させる。この状
態で、従動ローラ31Bの軸31Cには、板バネ43の
押圧力のみが作用するから、従動ローラ31Bは弱い押
圧力で駆動ローラ31Aに圧接する。
【0071】板バネ43により軽圧接された駆動ローラ
31Aと従動ローラ31Bとの挟持位置を1枚目の用紙
P1が通過して第2搬送ローラ手段32に搬送され、引
き続き2枚目の用紙P2が1枚目の用紙P1の紙面に摺
接して第1搬送ローラ手段31により軽圧接されて搬送
されて停止する。
【0072】3枚目以降の用紙は、ソレノイドSD4の
通電がオフに切り替えられ、図7に示す状態に復帰し、
2枚の板バネ43,44により従動ローラ31Bが強圧
接された状態で1枚ずつ搬送される。
【0073】(第2の実施の形態)図11及び図12
は、本発明の第2の実施の形態を示す。図11(a)は
第1搬送ローラ手段31近傍の断面図、図11(b)は
その部分平面図であり、厚手の用紙を搬送する状態を示
す。なお、これらの図面に使用されている符号につい
て、前記の第1の実施の形態と同じ機能を有する部分に
は、同符号を付している。また、第1の実施の形態と異
なる点を説明する。
【0074】可動ガイド板42に一端が固定された1枚
の板バネ44の先端部は、従動ローラ31Bの軸31C
を押圧している。この板バネ44の押圧力により従動ロ
ーラ31Bは駆動ローラ31Aに強く圧接し、用紙を挟
持する。
【0075】固定ガイド板41に対向する可動ガイド板
42には、従動ローラ31Bの近傍に複数の突起部42
cが形成されている。突起部42cが固定ガイド板41
に対向する面は、駆動ローラ31Aと従動ローラ31B
とが圧接するニップ位置の延長面より駆動ローラ31A
側に位置し、固定ガイド板41と狭い通路を形成してい
る。
【0076】第1搬送ローラ手段31により搬送される
用紙Pは、第1搬送ローラ手段31と突起部42cとに
より用紙搬送に平行する波型形状が形成されて直進す
る。
【0077】図12(a)は第1搬送ローラ手段31近
傍の断面図、図12(b)はその部分平面図であり、普
通紙を2枚重ね送りする状態を示す。
【0078】1枚目の用紙(普通紙)P1と2枚目の用
紙(普通紙)P2とを重ね送りする搬送モードが設定さ
れると、ソレノイドSD4が吸引駆動し、プランジャー
ピンSD4aが揺動駆動部材49の一端の受け部49b
を押圧して、揺動駆動部材49を軸49aを中心に図示
の時計方向に揺動させる。
【0079】揺動駆動部材49の揺動により、押圧部4
9cは揺動受け部材47を押圧して、揺動軸45及びを
揺動部材46を図示の時計方向に揺動させる。従動ロー
ラ31Bの軸31Cは揺動部材46に支持されている。
【0080】揺動部材46の揺動により、従動ローラ3
1Bが駆動ローラ31Aとの挟持位置から離間、退避す
る。
【0081】この状態で、1枚目の用紙(普通紙)P1
が、回転する駆動ローラ31Aと、固定ガイド板41
と、突起部42cを有する可動ガイド板42とにより搬
送方向に平行する波型形状が形成されて直進する。
【0082】引き続き2枚目の用紙P2が1枚目の用紙
P1の紙面に摺接して、駆動ローラ31Aと固定ガイド
板41と可動ガイド板42とにより波形形状が形成され
て直進する。3枚目以降の用紙は、ソレノイドSD4の
通電がオフに切り替えられ、図11に示す状態に復帰
し、1枚の板バネ44により従動ローラ31Bが強圧接
された状態で1枚ずつ搬送される。
【0083】図13は、実施の形態1,2の駆動を制御
するブロック図である。
【0084】用紙後処理装置FSによるステイプル処理
以前に、画像形成される用紙のシートサイズ信号と、厚
紙設定信号とが、画像形成装置本体Aの操作部91から
用紙後処理装置FSの制御手段9に送られる。用紙後処
理装置FSに画像形成済みの用紙が導入され、用紙Pの
通路a通過が入口センサPS1により検知され、用紙P
の通路h通過が中間スタッカ入口センサPS2により検
知され、これらの検知信号が制御手段9に入力される。
【0085】制御手段9は、上記各入力信号を処理し
て、モータ駆動手段(M1〜M6)及びソレノイド駆動
手段(SD1〜SD4)を動作させる。
【0086】図14は、実施の形態1,2の駆動を制御
するタイミングチャートである。以下、用紙の2枚重ね
送りによる後処理プロセスを示す。後処理プロセスを以
下に示す。
【0087】(1)先行する用紙束のラスト用紙の後端
通過が入口センサPS1により検知されてから、p1パ
ルス計数後に、ソレノイドSD3が駆動して通路g1を
開放し、1枚目の用紙P1を通過可能にする(図3参
照)。
【0088】(2)駆動モータM1,M2,M3の駆動
開始により、画像形成装置本体Aから排出された用紙P
が用紙後処理装置FSの通路aにおいて、入口センサP
S1により1枚目の用紙P1の後端部通過部が検知され
ると、ソレノイドSD4が駆動開始して、揺動駆動部材
49、揺動部材46を介して従動ローラ31Bの押圧力
を軽減させ、用紙の2枚送りを可能にする(図10、図
12参照)。
【0089】(3)1枚目の用紙P1の後端部通過が入
口センサPS1により検知されてから、p2パルス計数
後に、ソレノイドSD3がオフにされて通路g1を遮断
し、通路g2を開放し、2枚目の用紙P2及び以降の用
紙を通過可能にする(図4参照)。
【0090】(4)p2パルス計数後に、駆動モータM
1及び駆動モータM2の回転が相次いで停止される。こ
の停止時に先行する用紙束へのステイプル処理が行われ
る。
【0091】(5)2枚目の用紙P2の先端部通過が入
口センサPS1により検知されてから、タイマによるT
1計時後に、駆動モータM2が駆動開始し、第1搬送ロ
ーラ手段31を回転させ、用紙P1,P2を2枚重ね送
りする。
【0092】(6)前記(5)におけるT1計時、及び
引き続くp3パルス計数後に、駆動モータM1を駆動開
始し、後続の用紙の搬送を行う。
【0093】(7)2枚目の用紙P2の後端部通過が入
口センサPS1により検知されてから、p4パルス計数
後に、ソレノイドSD4がオフにされて、従動ローラ3
1Bの押圧力を強化させ、厚手の用紙の搬送を可能にす
る(図7、図11参照)。
【0094】第1搬送ローラ手段31により、厚紙を搬
送するためには、大きな搬送力が必要であり、更に、こ
の厚紙を2枚重ね搬送するには、より大きな搬送力が必
要になる。
【0095】このため、下流側の用紙突き当て用の第2
搬送ローラ手段32に用紙先端部を突き当てる際に生じ
る用紙先端部損傷、搬送不良、ローラ汚れ等の不具合を
発生しない弱い搬送力では、厚紙の2枚重ね送りができ
ない。
【0096】厚紙設定がされると、画像形成装置本体A
内での厚紙搬送は、厚紙に良好な画像を形成するため通
常の普通紙より遅い搬送速度とすることが好ましく、厚
紙の2枚重ね搬送を禁止し、先行の用紙束にステイプル
処理する間に、2枚の用紙P1,P2を順次搬送する。
よって、画像形成装置本体Aから厚紙信号が出力された
場合は、2枚重ね搬送せず、1枚の厚紙を弱い搬送力に
より搬送し、普通紙の場合にのみ2枚重ね搬送する。
【0097】用紙の厚さを認識する認識手段としては、
画像形成装置本体Aの操作パネルに設けた厚紙設定手段
により、選択設定することができる。或いは、用紙の厚
さ又は腰の強さを検出する認識手段によってもよい。
【0098】(第3の実施の形態)図15は、本発明の
第3の実施の形態の用紙突き当て用の搬送ローラの正面
図、及び側断面図である。
【0099】第1搬送ローラ手段31により挟持されて
搬送される用紙Pは固定ガイド板41と、可動ガイド板
42との間に形成された通路g1内を通過して、停止状
態の第2搬送ローラ手段32に突き当たり、一旦停止す
る。
【0100】第2搬送ローラ手段32の搬送駆動ローラ
32Aは、駆動源に接続する回転軸32A1と、回転軸
32A1に固定された駆動ローラ体32A2と、駆動ロ
ーラ体32A2の回転軸方向の一方の側端に近接し回転
軸32A1に固定された硬質フランジ部材32A3と、
駆動ローラ体32A2の回転軸方向の他方の側端に近接
し回転軸32A1に固定された弾性フランジ部材32A
4とから構成されている。
【0101】駆動ローラ体32A2と弾性フランジ部材
32A4とは、エチレン−プロピレンゴム(EPDM)
等の弾性を有するゴム材料から成形される。硬質フラン
ジ部材32A3は、ポリアセタール(POM)等の硬質
樹脂により成形される。
【0102】硬質フランジ部材32A3の外径をd1、
弾性フランジ部材32A4の外径をd2、駆動ローラ体
32A2の外径をd3としたとき、d1>d2>d3に
設定した。
【0103】搬送従動ローラ32Bの軸32B1に固定
された従動ローラ体32B2は、バネ付勢されて駆動ロ
ーラ体32A2に圧接する。
【0104】駆動ローラ体32A2の軸方向の左右に、
駆動ローラ体32A2の外径(d1)より大きい外径を
有する弾性フランジ部材32A4(外径をd2)と硬質
フランジ部材32A3とから成る波型形状形成用フラン
ジ部材を配置したことにより、通路hを通過して第2搬
送ローラ手段32に搬送される用紙Pの先端部は、弾性
フランジ部材32A4の外径(d2)より大きい外径を
有する硬質フランジ部材32A3の外周面に突き当た
り、回転する硬質フランジ部材32A3の外周面に沿っ
て円滑に移動され、第2搬送ローラ手段32のニップ位
置に案内される。これにより、くぼみ発生を押さえて傷
付きが防止される。
【0105】用紙Pの先端部が第2搬送ローラ手段32
のニップ位置を通過した後は、摩擦係数の大きい弾性フ
ランジ部材32A4の用紙保持力により、用紙Pに波型
形状を形成させながら搬送する。
【0106】d1>d2>d3に設定した外径d2を有
する弾性フランジ部材32A4により、用紙に損傷を与
える程の強い押圧力を加えることなく、薄手の用紙から
厚手の用紙に至る各種用紙、腰の弱い材質の用紙から腰
の強い材質の用紙までの各種用紙に対して、安定した用
紙搬送が可能になった。
【0107】なお、本発明の実施の形態では、複写機に
接続した用紙後処理装置を示したが、プリンタ、ファク
シミリ等の画像形成装置や軽印刷機等と接続して使用す
る用紙後処理装置にも適用可能である。
【0108】(第4の実施の形態)本発明の用紙搬送装
置においては、上記の第1搬送ローラ手段31を備え、
前記搬送ローラ手段31は駆動ローラ31Aと従動ロー
ラ31Bとから成る搬送ローラと、該搬送ローラの挟持
押圧力を変更する上述の押圧力変更手段を備え、前記押
圧力変更手段を板バネ43,44、揺動部材46、揺動
駆動部材49、揺動受け部材17、ソレノイドSD4に
より構成し、前記押圧力変更手段は用紙の厚さを認識す
る認識手段により認識される用紙の厚さに応じて前記搬
送ローラの挟持押圧力を可変としている。なお、挟持押
圧力の変更は、前記した実施の形態1〜3に記載したよ
うになされる。
【0109】
【発明の効果】本発明の用紙後処理装置により、以下の
効果が奏せられる。
【0110】(1)用紙束にステイプル処理するとき、
先頭2枚の通常の用紙を軽荷重で挟持して重ね送りする
ことにより、用紙の損傷を防止しつつステイプル処理時
の用紙搬送の待ち時間を短縮して、用紙搬送性を向上
し、プリント生産性を確保するとともに、厚手の用紙の
搬送を可能にしたコンパクトな用紙後処理装置が達成さ
れる(請求項1〜3)。
【0111】(2)良好な2枚重ね用紙搬送と、厚紙搬
送とを両立させる用紙後処理装置が達成される(請求項
4,5)。
【0112】(3)搬送ローラを軽い搬送圧力に設定し
て、良好な2枚重ね用紙搬送を行い、厚紙搬送時には強
い搬送圧力に変更することにより、普通紙の生産性を確
保し、且つ、厚紙搬送を可能にした用紙後処理装置が達
成される(請求項6)。
【0113】(4)用紙に損傷を与える程の強い搬送ロ
ーラ押圧バネを使用することなく、薄手の用紙から厚手
の用紙まで通紙可能範囲を拡大することが可能な用紙後
処理装置が達成される(請求項7〜8)。
【0114】(5)画像形成装置に入力された情報を、
用紙後処理装置が認識して、最適な用紙搬送を選択制御
することにより、プリント生産性を確保するとともに、
厚手の用紙の搬送を可能にした用紙後処理装置を備えた
画像形成装置が達成される(請求項9)。
【0115】(6)本発明の用紙搬送装置は、用紙後処
理装置に限定されるものではなく、プリンタ、ファクシ
ミリ、軽印刷機、各種紙葉処理装置等における用紙搬送
装置に適用して、用紙厚さの異なる各種用紙の搬送に対
して、安定した用紙搬送が達成される(請求項10)。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置本体、用紙後処理装置を備えた画
像形成システムの全体構成図。
【図2】用紙後処理装置の構成を示す断面図。
【図3】1枚目の小サイズの用紙が第3搬送路の経路を
通過する状態を示す断面図。
【図4】2枚目の小サイズの用紙が第3搬送路の経路を
通過する状態を示す断面図。
【図5】用紙後処理装置のモータ駆動手段を示す構成
図。
【図6】ソレノイド駆動手段の構成図。
【図7】駆動ローラに圧接する従動ローラの押圧力変更
手段の断面図、及び要部拡大断面図。
【図8】押圧力変更手段の斜視図。
【図9】押圧力変更手段の側面図。
【図10】普通紙を2枚重ね送りするときの、押圧力変
更手段の断面図、及び要部拡大断面図。
【図11】本発明の第2の実施の形態を示す搬送ローラ
近傍の断面図、及び部分平面図。
【図12】本発明の第2の実施の形態の搬送ローラによ
り普通紙を2枚重ね送りするときの、押圧力変更手段を
示す断面図、及び部分平面図。
【図13】本発明による駆動制御を示すブロック図。
【図14】本発明による駆動制御を示すタイミングチャ
ート。
【図15】本発明の第3の実施の形態の用紙突き当て用
の搬送ローラの正面図、及び側断面図。
【図16】従来の用紙後処理装置の排紙部の正面図、及
び側断面図。
【符号の説明】
9 制御手段 10 第1搬送路 20 第2搬送路 21,22,23 搬送ローラ 30 第3搬送路 31 第1搬送ローラ手段 32 第2搬送ローラ手段 31A 駆動ローラ 31B 従動ローラ 32A 搬送駆動ローラ 32A2 駆動ローラ体 32A3 硬質フランジ部材 32A4 弾性フランジ部材 32B 搬送従動ローラ 32B2 従動ローラ体 33 中間スタッカ 34 綴じ手段(ステイプラ) 38 排出ベルト 41 固定ガイド板 42 可動ガイド板 42c 突起部 43,44 板バネ 45 揺動軸 46 揺動部材 47 揺動受け部材 49 揺動駆動部材 60 昇降排紙皿 91 操作部 A 画像形成装置本体 D1,D2,D3 切り替えゲート FS 用紙後処理装置 M1,M2,M3,M4,M5、M6 駆動モータ P 用紙、用紙束 P1 1枚目の用紙 P2 2枚目の用紙 PS1 入口センサ PS2 中間スタッカ入口センサ SD1,SD2,SD3,SD4 ソレノイド a,b,c,d,e,f,g1,g2,h 通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 敏高 東京都豊島区要町3丁目51番4号 (72)発明者 岡部 宏彦 埼玉県所沢市若松町1067番地の47 (72)発明者 高橋 忠寛 東京都保谷市ひばりが丘3丁目3番 Fターム(参考) 2H072 BA17 BA20 CA01 GA08 HA07 JA02 3F054 AA01 AC02 AC03 AC04 AC05 BA04 BJ04 CA05 DA01 DA14 3F102 AA02 AA10 AA11 AA13 AB02 BA04 BB03 EA03 FA02 3F106 AA14 HA13 LA02 LA05 LA06 LA07 LB03 3F108 GA02 GA03 GA04 GA05 GB01 HA02 HA44

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体から排出された用紙を
    搬送する搬送手段、前記搬送手段により搬送された用紙
    を積載収容する中間スタッカ、前記中間スタッカに積載
    収容された用紙の束に綴じ処理する綴じ手段、綴じ処理
    された用紙の束を排出せしめる排出手段、前記搬送手段
    を駆動する駆動手段、前記駆動手段の駆動を制御する制
    御手段、を有する用紙後処理装置において、前記搬送手
    段は、前記中間スタッカへ用紙を送り込む第2搬送ロー
    ラ手段、前記第2搬送ローラ手段の搬送方向上流に配置
    され前記第2搬送ローラ手段へ用紙を挟持して搬送する
    第1搬送ローラ手段、前記第1搬送ローラ手段から前記
    第2搬送ローラ手段へ搬送される用紙を案内する用紙案
    内通路、を有し、前記第1搬送ローラ手段に、前記第1
    搬送ローラ手段の挟持押圧力を変更可能にする押圧力変
    更手段を設け、前記制御手段は、前記第1搬送ローラ手
    段及び前記第2搬送ローラ手段にて、複数の用紙を重ね
    て同時に搬送することが可能であるように、且つ、前記
    第1搬送ローラ手段により搬送される用紙の挟持押圧力
    を変更するように制御することを特徴とする用紙後処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第1搬送ローラ手
    段により1枚の用紙を搬送する場合には、前記第1搬送
    ローラ手段を第1の挟持押圧力とし、複数の通常用紙を
    重ねて搬送する場合には、前記第1搬送ローラ手段を第
    2の挟持押圧力とするように前記押圧力変更手段を制御
    することを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2の挟持押圧力は、前記第1の挟
    持押圧力より弱い挟持押圧力であることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の用紙後処理装置。
  4. 【請求項4】 画像形成装置本体から排出された用紙を
    搬送する搬送手段、前記搬送手段により搬送された用紙
    を積載収容する中間スタッカ、前記中間スタッカに積載
    収容された用紙の束に綴じ処理する綴じ手段、綴じ処理
    された用紙の束を排出せしめる排出手段、前記搬送手段
    を駆動する駆動手段、前記駆動手段の駆動を制御する制
    御手段、を有する用紙後処理装置において、前記搬送手
    段は、前記中間スタッカへ用紙を送り込む第2搬送ロー
    ラ手段、前記第2搬送ローラ手段の搬送方向上流に配置
    され前記第2搬送ローラ手段へ用紙を挟持して搬送する
    第1搬送ローラ手段、前記第1搬送ローラ手段から前記
    第2搬送ローラ手段へ搬送される用紙を案内する用紙案
    内通路、を有し、前記制御手段は、前記第1搬送ローラ
    手段及び前記第2搬送ローラ手段にて、複数の用紙を重
    ねて同時に搬送することが可能であるように制御すると
    ともに、厚紙用紙に設定された場合には、厚紙用紙の2
    枚重ね送りを禁止するように制御することを特徴とする
    用紙後処理装置。
  5. 【請求項5】 前記用紙後処理装置を備えた画像形成装
    置から、厚紙処理情報が出力されたとき、前記制御手段
    は用紙の2枚重ね送りをしないように制御することを特
    徴とする請求項4に記載の用紙後処理装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置から排出された用紙を搬送
    手段により搬送し、中間スタッカ上に積載収容し、綴じ
    手段により綴じ処理した後、排出手段により排出させる
    用紙後処理装置において、前記搬送手段は、用紙を挟持
    して搬送する第1搬送ローラ手段と、該第1搬送ローラ
    手段の搬送方向下流に配置され、用紙を前記中間スタッ
    カに搬送する第2搬送ローラ手段と、前記第1搬送ロー
    ラ手段と第2搬送ローラ手段間の用紙搬送通路を形成す
    る対向する1対のガイド部材と、前記用紙搬送通路の一
    部を用紙通過可能な最小限の間隔の通路に形成するため
    ガイド部材に突設した案内部と、前記第1搬送ローラ手
    段の駆動ローラに圧着される従動ローラの圧着を解除す
    る圧着解除手段とを有し、前記圧着解除手段が前記第1
    搬送ローラ手段の駆動ローラに圧着される従動ローラの
    圧着を解除したとき、前記ガイド部材に設けた案内部が
    前記駆動ローラ側に用紙を付勢し、用紙搬送を可能にす
    ることを特徴とする用紙後処理装置。
  7. 【請求項7】 画像形成装置から排出された用紙を搬送
    する搬送手段と、前記搬送手段により搬送された用紙の
    先端部を突き当てて先端揃えした後、中間スタッカ上に
    用紙を排出する搬送駆動ローラと搬送従動ローラとから
    成る搬送ローラ手段と、前記中間スタッカ上に積載され
    た用紙束を綴じ処理する綴じ手段とから構成し、前記搬
    送駆動ローラは、駆動源に接続する回転軸と、前記回転
    軸に固定され前記搬送従動ローラの従動ローラ体に圧接
    する駆動ローラ体と、前記駆動ローラ体の回転軸方向の
    一方の側端に近接し前記回転軸に固定された硬質フラン
    ジ部材と、前記駆動ローラ体の回転軸方向の他方の側端
    に近接し前記回転軸に固定された弾性フランジ部材とか
    ら成り、前記搬送駆動ローラと搬送従動ローラとの回転
    により、用紙を挟持して搬送し、用紙に搬送方向に平行
    する波型形状を形成させることを特徴とする用紙後処理
    装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送駆動ローラは、前記硬質フラン
    ジ部材の外径をd1、弾性フランジ部材の外径をd2、
    駆動ローラ体の外径をd3としたとき、d1>d2>d
    3であることを特徴とする請求項7に記載の用紙後処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項1〜8の何れか1項に記載の
    用紙後処理装置を備えて成ることを特徴とする画像形成
    装置。
  10. 【請求項10】 用紙を搬送する搬送ローラ手段を備え
    た用紙搬送装置において、前記搬送ローラ手段は搬送ロ
    ーラと該搬送ローラの挟持押圧力を変更する押圧力変更
    手段とを備え、前記押圧力変更手段を板バネ、揺動部
    材、揺動駆動部材、揺動受け部材、ソレノイドにより構
    成し、前記押圧力変更手段は用紙の厚さを認識する認識
    手段により認識される用紙の厚さに応じて前記搬送ロー
    ラの挟持押圧力を可変としたことを特徴とする用紙搬送
    装置。
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