JP2002187666A - シート整合装置とこの装置を備えたシート後処理装置および画像形成装置 - Google Patents

シート整合装置とこの装置を備えたシート後処理装置および画像形成装置

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JP2002187666A
JP2002187666A JP2000391507A JP2000391507A JP2002187666A JP 2002187666 A JP2002187666 A JP 2002187666A JP 2000391507 A JP2000391507 A JP 2000391507A JP 2000391507 A JP2000391507 A JP 2000391507A JP 2002187666 A JP2002187666 A JP 2002187666A
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sheet
aligning
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discharge roller
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JP2000391507A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sekine
広之 関根
Kenichi Hayashi
賢一 林
Katsuaki Hirai
克明 平井
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート搬送回転体であるローレットベルトの
摩耗を少なくする。 【解決手段】 シート整合装置129は、処理トレイ1
30上のシートに接触回転してシートを排出方向の上流
側に移動させる弾性変形可能なローレットベルト190
と、このローレットベルト190をシートから離れる方
向に牽引する遊動ころ191およびアクチュエータ19
2と、排出方向の上流側に移動させられたシートを受け
止める後端ストッパ部材131と、シートの幅整合を行
うシート整合装置140と、シート処理トレイ上のシー
トを排出する束排出ローラ対180とを備えている。ロ
ーレットベルトは、処理トレイにシートが排出されると
きシートに接触しない第1の位置と、シートが幅整合さ
れるときシートの整合の阻害にならない第2の位置と、
シートが排出されるときシートの排出の阻害にならない
第3の位置とに、遊動ころおよびアクチュエータによっ
て牽引されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート束を整合す
るシート整合装置と、このシート整合装置によって整合
されたシート束に処理を施すシート後処理装置と、シー
ト整合装置あるいはシート後処理装置を装置本体に備え
た画像形成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート整合装置は、たとえば、シ
ート後処理装置に設けられて、シート後処理装置がシー
ト束を綴じたり、あるいはシート束に穴をあけたりする
前に、シート束の端部を揃える(整合)ようになってい
る。また、シート整合装置は、たとえば、画像形成装置
の装置本体に設けられて、画像形成装置の画像形成手段
によって画像が形成されたシートを整合して束状にする
ようになっている。
【0003】シート後処理装置は、シート整合装置を備
えて、たとえば、画像形成装置の装置本体に設けられ
て、画像形成装置の画像形成部によって画像が形成され
たシートをシート整合装置によって束にして整合したシ
ート束を綴じたり、あるいはシート束に穴をあけたりす
るようになっている。画像形成装置には、画像形成部に
よってシートに画像を形成する複写機、レーザービーム
プリンタ、インクジェットプリンタ、ファクシミリ、お
よびこれらの複合機器等がある。
【0004】シート後処理装置は、処理トレイとスタッ
クトレイとを備えていることが多く、たとえば、特開平
2−144370号公報を始めとして多くの公報に開示
されている。処理トレイは、シートを1枚ずつ重ねて受
け止めて束状にするため、あるいはその束状にしたシー
トをシート後処理装置の綴じ手段が綴じるために設けら
れている。スタックトレイは、処理トレイから排出され
る未綴じのシート束、あるいは綴じられたシート束を受
け止めるようになっている。
【0005】従来のシート整合装置を図19に示す。シ
ート整合装置704は、排出ローラ対701、シートガ
イド703、ローレットベルト702、引き込みパドル
711、処理トレイ706、後端ストッパ部材707、
幅整合部材708、揺動ガイド710、束排出ローラ対
709等で構成されている。
【0006】排出ローラ対701は、下部搬出ローラ7
01aと搬出ころ701bとで構成されて、ソートモー
ドパス700からのシートPを処理トレイ706上に搬
出するようになっている。下部搬出ローラ701aの軸
方向には、ローレットベルト702が適宜の間隔で複数
配設されている。ローレットベルト702は、下部排出
ローラ701aと排出ころ701bとに挟まれている。
各ローレットベルト702間の適所にシートガイド70
3が配設されている。
【0007】引き込みパドル711は、処理トレイ70
6の中間部上方に配されて、図19において左回転する
ようになっている。処理トレイ706は、シートPの排
出方向に対して下流側(図の左側)を上方に、上流側
(図の右側)を下方に位置させて右下がりに傾斜して配
設されている。後端ストッパ部材707は、処理トレイ
706上に積載されたシートの上流側端部を受け止める
ようになっている。幅整合部材708は、シート排出方
向に対して交差する方向(以下、この方向を「シートの
幅方向」という)に一対配設されてシートを両側から整
合するようになっている。
【0008】束排出ローラ対709は、下部束排出ロー
ラ709aと、上部束排出ローラ709bとで構成され
ている。上部束排出ローラ709bは、揺動ガイド71
0の揺動端部に設けられて、揺動ガイド710の上下方
向への揺動によって下部束排出ローラ709aに対して
接離するようになっている。
【0009】以上の構成において、ソートモードパス7
00をシートが送られてくると、束排出ローラ709b
は、揺動ガイド710の揺動により、下部束排出ローラ
709aから上方へ離れる。束排出ローラ709bは、
搬出ローラ対701から処理トレイ706上に所定の枚
数のシートPが排出されるまで、下部束排出ローラ70
9aから上方へ離れて、そのシートPを受け入れてい
る。束排出ローラ709bは、シートの受け入れの終了
に合わせて下部束排出ローラ709aに接近し、下部束
排出ローラ709aとで、シート束を挟む。そして、下
部束排出ローラ709aは矢印A方向に回転して、受け
入れたシート束Pを処理トレイ706上で滑らせて、シ
ート束Pの端部を後端ストッパ部材707に接近させ
る。つまり、束排出ローラ対709は、シート束Pを上
流側に引き戻す。シート束が後端ストッパ部材707に
接近したとき、束排出ローラ709bは、揺動ガイド7
10の上方への揺動により、下部束排出ローラ709a
から離れる。
【0010】処理トレイ706上を上流側へ引き戻され
たシート束Pは、回転を始めた引き込みパドル711の
接触によって、引き戻し作用が継続されるとともに、幅
整合部材708によって幅整合される。また、ローレッ
トベルト702の矢印B方向への接触回転により、シー
ト束の上流側端部に引き戻し力が加わる。これによっ
て、シート束は後端ストッパ部材707に整合される。
なお、シートPがソートモードパス700から1枚ずつ
排出されるとき、シートPの排出方向上流端は、シート
ガイド703をへて、後端ストッパ部材707に突き当
てられるようになっている。
【0011】ローレットベルト702は、外周全面に滑
り止め用のローレットが形成されて所要の径に形成され
ている。ローレットベルト702は、径方向に変形可能
な弾性を有し、通常はほぼ真円になっている。ローレッ
トベルト702の内周下方面には、遊動回転する遊動こ
ろ712が接触している。遊動ころ712は、引き込み
パドル711の操作時、および幅整合部材708の整合
操作時、特に、引き込みパドル711の操作時に引き続
いて行われる整合操作の開始時において、牽引用アクチ
ュエータ713によって後端ストッパ部材707の支持
面707a側に牽引されるようになっている。ローレッ
トベルト702は、遊動ころ712によってシートガイ
ド703より下流側に引き寄せられて破線で示すように
変形し、後端ストッパ部材707へのシート束Pの突き
当てを妨害しない状態になる。
【0012】処理トレイ706上で整合されたシート束
は、不図示のステイプラによって綴じられた後、下部束
排出ローラ709aに上部束排出ローラ709bが接近
する。シート束は、下部束排出ローラ709aと上部束
排出ローラ709bとに挟まれて、下部束排出ローラ7
09aが矢印Aとは反対方向に回転することによって、
スタックトレイ199上に排出される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ローレットベ
ルト702は、シートを後端ストッパ部材707側に送
っていないときでも、シート、または処理トレイ706
の上面706aに接触しており、摩耗するという問題が
あった。なお、図19において、ローレットベルト70
2と処理トレイ706は離れているが、これは、シート
整合装置704を明瞭に図示するためであり、実際はも
っと接近している。
【0014】また、ローレットベルトが摩耗すると、シ
ート整合装置の整合動作が不確実になり、シート整合装
置を備えたシート後処理装置は、シート束の処理を確実
に行うことができなくなる。
【0015】さらに、シート束の処理を確実に行うこと
のできないシート後処理装置を装置本体内に備えている
画像形成装置は、画像形成したシートを無駄にすること
がある。
【0016】本発明は、シート搬送回転体であるローレ
ットベルトが摩耗しないようにするシート整合装置と、
このシート整合装置を備えてシート束の処理を確実に行
えるシート後処理装置と、このシート後処理装置を備え
て、シートに無駄が生じないようにする画像形成装置と
を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシート整合装置は、排出されたシートが積
載されるシート積載手段と、前記シート積載手段に積載
された前記シートの上面に接触し回転して前記シートを
前記シートの排出方向の上流側に移動させる弾性変形可
能なシート搬送回転体と、前記シート搬送回転体を前記
シートから離れる方向に牽引する牽引手段と、前記シー
ト搬送回転体によって前記シートの排出方向の上流側に
移動させられた前記シートを受け止めるシート受け止め
手段と、前記シート積載手段に積載された前記シートの
前記排出方向に沿った端部の整合を行うシート整合手段
と、前記シート積載手段に積載されたシートを排出する
シート排出手段と、備え、前記シート搬送回転体は、前
記シート積載手段に前記シートが排出されるとき前記シ
ートに接触しない第1の位置と、前記シート整合手段に
よって前記シートが整合されるとき前記シートの整合の
阻害にならない第2の位置と、前記シート排出手段によ
って前記シートが排出されるとき前記シートの排出の阻
害にならない第3の位置とに、前記牽引手段によって牽
引されるようになっている。
【0018】本発明のシート整合装置の前記第2の位置
と前記第3の位置は、前記シート搬送回転体が前記シー
トに接触しない位置である。
【0019】本発明のシート整合装置の前記牽引手段が
前記シート搬送回転体を牽引する量は、前記第1の位
置、前記第2の位置、前記第3の位置の順に多くなるよ
うになっている。
【0020】本発明のシート整合装置の前記シート搬送
回転体は、無端状のベルトである。
【0021】本発明のシート整合装置の前記ベルトは、
1対の回転体に内周と外周とが挟まれて回転するように
なっている。
【0022】本発明のシート整合装置の前記シート搬送
回転体が前記シートに接触する面は、粗面である。
【0023】上記目的を達成するため、本発明のシート
後処理装置は、上記いずれか1つのシート整合装置と、
前記シート整合装置によって整合されたシート束に処理
を施すシート処理手段と、を備えている。
【0024】上記目的を達成するため、本発明の画像形
成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前
記画像形成手段によって画像が形成された前記シートを
整合する上記いずれか1つのシート整合装置と、を備え
ている。
【0025】上記目的を達成するため、本発明の画像形
成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前
記画像形成手段によって画像が形成された前記シートを
整合する上記いずれか1つのシート整合装置と、前記シ
ート整合装置によって整合されたシート束に処理を施す
シート処理手段と、を備えている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態のシート
整合装置と、このシート整合装置を備えたシート後処理
装置と、このシート後処理装置を装置本体に備えた画像
形成装置である複写機とを図に基づいて説明する。な
お、シート整合装置と、シート後処理装置は、複写機の
みならず、プリンタ、ファクシミリ、およびこれらの複
合機器等にも装備できるようになっており、複写機にの
みに設けられるものではない。
【0027】(複写機)図1において、画像形成装置で
ある複写機1は、原稿搬送装置(ADF)2、画像入力
部(以下、「リーダ部」という)200、画像出力部
(以下、「プリンタ部」という)300、そしてシート
整合装置129を有するシート後処理装置15等で構成
されている。
【0028】原稿搬送装置2は、上方に原稿トレイ4を
有し、下方に駆動ローラ36とターンローラ37に巻回
された幅広ベルト5を有している。原稿トレイ4上の原
稿Dは、順次、最上位の原稿から分離手段により分離、
給送されて、複写機1の本体6の読み取り位置であるプ
ラテンガラス3上に搬送されるようになっている。
【0029】幅広ベルト5は、プラテンガラス3の上面
に正逆回転自在に当接している。幅広ベルト5は、原稿
トレイ4から搬送された原稿Dを、プラテンガラス3の
所定の位置に搬送した後、原稿排出トレイ10上に搬出
するようになっている。なお、原稿Dは、上から順に1
ページ(2ページ)、3ページ(4ページ)・‥の順番
で原稿トレイ4に載置されるものとする。
【0030】画像形成装置1の本体6は、リーダ部20
0とプリンタ部300により構成されている。リーダ部
200は、プラテンガラス3と、スキャナユニット20
4と、ミラー205,206、レンズ207、イメージ
センサ208等とを有して、原稿Dに記録された画像を
光学的に読み取り、光電変換して画像データとしてプリ
ンタ部300に入力するようになっている。スキャナユ
ニット204は、ランプ202、ミラー203とを有し
ている。
【0031】次に、プリンタ部300の説明をする。プ
リンタ部300は、周知の静電潜像方式によってシート
に原稿の画像を複写するようになっている。また、プリ
ンタ部300は、外部からの情報信号によってもシート
に画像を形成するようになっている。
【0032】上段カセット800は、シートを収納して
いる。上段カセット800内のシートは、不図示の分離
爪と給送ローラ801によって1枚ずつレジストローラ
対806に分離給送されるようになっている。下段カセ
ット802も、シートを収納している。下段カセット8
02内のシートも、不図示の分離爪と給送ローラ803
によって1枚ずつレジストローラ対806に分離給送さ
れるようになっている。手差しガイド804は、ユーザ
ーの手差しによってシートが供給されるようになってい
る。手差しガイド804に供給されたシートも、ローラ
805によってレジストローラ対806に送られるよう
になっている。デッキタイプのシート積載装置808
は、モータ等によって昇降する中板808aを備えてい
る。中板808a上のシートも、給送ローラ809と不
図示の分離爪によって1枚ずつ搬送ローラ810を介し
て、レジストローラ対806に分離給送されるようにな
っている。
【0033】プラテンガラス3上に配置された1枚の原
稿がリーダ部200によって読み取られて、感光ドラム
812上にトナー像が形成される。カセット800、8
02、シート積載装置808、あるいは手差しガイド8
04のいずれかから、ユーザーによって設定されたコピ
ー枚数分のシートが、感光ドラム812にトナー像が形
成される毎に、感光ドラム812に給送される。感光ド
ラム812上の像と、シートの位置合わせは、レジスト
ローラ対806によって行われる。
【0034】必要枚数のシートに画像が形成されると、
その原稿はプラテンガラス3上から排出され、次の原稿
がプラテンガラス3上に位置決めされる。複写機1は、
以下、同様にして、シートに原稿の画像をコピーする。
【0035】上記いずれかのカセット800,802、
手差しガイド804から感光ドラム812にシートが供
給されたとき、感光ドラム812上のトナー像は、転写
帯電器815によってシートに転写される。トナー像
は、感光ドラム812上に現像器814によってあらか
じめ形成されている。そしてシートは、分離帯電器81
6によって、感光ドラム812から分離される。感光ド
ラム812、読み取り光学系813、現像器814、転
写帯電器815、分離帯電器816等は、画像形成部
(画像形成手段)822を構成している。
【0036】トナー像が形成されたシートは、搬送ベル
ト817によって、定着装置818に搬送される。定着
装置818は、シートを加熱加圧してトナー像をシート
に定着する。その後、搬送ローラ819は、トナー像が
定着されたシートをフラッパ820に送り込む。フラッ
パ820は、トナー像が定着されたシートを本体排出ロ
ーラ821に導いて、シート後処理装置15に案内す
る。
【0037】シートの両面に画像を形成する場合、ある
いはシートの片面に重ねて画像を形成(多重複写)する
場合、画像が形成されたシートは、一度、中間トレイ9
00にストックされる。両面複写の場合、シートは、搬
送ローラ901、搬送ベルト902,904、パス90
6、搬送ローラ905を通って中間トレイ900にトナ
ー像を上にして排出される。多重コピーの場合、シート
は、フラッパ903に案内されてパス907から、中間
トレイ900にトナー像を下にして排出される。
【0038】中間トレイ900に積載されたシートは、
補助ローラ909,910、正逆転分離ローラ対911
によって下方から1枚ずつ分離されて搬送ローラ913
に送り込まれる。搬送ローラ913に送り込まれたシー
トは、搬送ローラ914,915、および搬送ローラ8
10、レジストローラ対806をへて、再度、感光ドラ
ム812に導かれ、画像形成されてシート後処理装置1
5に排出される。
【0039】以上のように、複写機1は、両面に画像が
形成された1枚の原稿を複数枚複写するとき、プラテン
ガラス3上に配置された1枚の原稿に対してユーザーに
よって設定されたコピー枚数に応じてシートの片面にコ
ピーして、中間トレイ900に積載するようになってい
る。そして、複写機1は、原稿を表裏反転してプラテン
ガラス3上に導いて、原稿の画像を読み取り、中間トレ
イ900から再度シートを供給して、他方の面に画像を
コピーするようになっている。
【0040】複写機1は、一方、原稿を原稿搬送装置2
によって1循する毎にコピーを1組だけ作成する方法も
ある。この方法によれば、複数部のコピーを作成する場
合でも、ページ順の揃ったコピー群が順に得られるの
で、ソーターが無くても必要な部数のコピーを区分けし
て得られる。この方法で両面コピーをするときは、1枚
の原稿の両面を続けて読み取ってシート材の表裏に続け
てコピーして排出し、その後、次の原稿の両面について
も同様にして、このことを何度も繰り返せば、区分けさ
れた両面コピー群が得られる。
【0041】複写機1の本体6から排出される画像形成
済みのシートは、本体排出ローラ302によって、後述
するシート後処理装置15に排出される。
【0042】図2において、複写機1の本体6から後述
するシート後処理装置15に搬入されたシートは、ノン
ソートモードの場合、バッファローラ18、第1切り替
えフラッパ11、ノンソートモードパス21をへて、第
2排出ローラ対9によりサンプルトレイ201に排出さ
れる。また、ソートモードの場合、シートは、バッファ
ローラ18、第2切り替えフラッパ19、ソートモード
パス22をへて、第1排出ローラ対7によって中間トレ
イとしての処理トレイ130上に一時的に順次積載され
て束状になる。処理トレイ130上のシート束は、幅整
合装置140によりシートの幅方向が整合(シート束の
幅が整合)された後、スタックトレイ199上に排出さ
れる。また、シート束は、必要に応じて、後端部がステ
イプルユニット(シート処理手段)100により綴じ処
理された後、束排出ローラ対180により、スタックト
レイ199上に排出される。
【0043】次に、シート後処理装置15を説明する。
【0044】(シート後処理装置15の全体の概要説
明)シート整合装置129を有するシート後処理装置1
5の主要な各部構成について述べる。図2、図3におい
て、シート後処理装置15は、入口ローラ対16を有し
ている。入口ローラ対16は、複写機1の本体6の排出
ローラ対302から排出されてくるシートPを受け入れ
るようになっている。第1搬送ローラ対17は、入口ロ
ーラ対16に受け入れられたシートPを搬送するように
なっている。シート検知センサ31は、シートPの通過
を検知するようになっている。また、パンチユニット5
0は、搬送されてくるシートの後端部付近に穴をあける
ようになっている。バッファローラ18は、シート搬送
途上に配置された比較的大径のローラであり、外部周囲
に配置された各押し付けころ12,13,14によって
ロール面にシートPが押し付けられて、そのシートを搬
送するようになっている。
【0045】第1切り替えフラッパ11は、ノンソート
モードパス21とソートモードパス22とを選択的に切
り替えるようになっている。第2切り替えフラッパ19
は、ソートモードパス22と、シートPを一時的に蓄え
るバッファパス23との切り替えを行うようになってい
る。センサ33は、ノンソートモードパス21内のシー
トPを検知するようになっている。バッファパスセンサ
32は、バッファパス23内のシートPを検知するよう
になっている。
【0046】第2搬送ローラ対8は、ソートモードパス
22上のシートを搬送するようになっている。シート整
合装置129には、シートPが一時的に集積されるよう
になっている。シート整合装置129は、この集積され
たシートPを整合するとともに、公知のステイプルユニ
ット100のステイプラ101によってステイプル処理
を行えるようにする処理トレイ130を有している。処
理トレイ130の排出端側には、束排出ローラ対180
を構成する一方の排出ローラ、ここでは、固定側として
の下部排出ローラ180aが配されている。第1排出ロ
ーラ対7は、ソートモードパス22に配設されて処理ト
レイ130上にシートを排出するようになっている。ま
た、第2排出ローラ対9は、ノンソートモードパス21
に配設されてシートPをサンプルトレイ201上に排出
するようになっている。
【0047】束排出ローラ対180を構成する一方の排
出ローラである上部排出ローラ180bは、揺動ガイド
150に支持されている。上部排出ローラ180bは、
揺動ガイド150が破線で示す閉じ位置に揺動したとき
に、処理トレイ130上のシート束を下部排出ローラ1
80aに加圧して挟持し、下部排出ローラ180aとで
スタックトレイ199上に束排出するようになってい
る。シート後処理装置15の本体40は、スタックトレ
イ199およびサンプルトレイ201上に積載されるシ
ート束の後端(束排出方向に対して後端)縁を受け止め
るようになっている。
【0048】〈シート整合装置の概要説明〉次に、処理
トレイ130を含むシート整合装置129を、図3ない
し図9に基づいて説明する。
【0049】シート整合装置129は、排出ローラ7
a,排出ころ7bからなる第1排出ローラ対(1対の回
転体)7、外周にローレット(粗面)が形成されたロー
レットベルト(シート搬送回転体)190、処理トレイ
(シート積載手段)130、引き込みパドル160、後
端ストッパ部材(シート受け止め手段)131、幅整合
装置(シート整合手段)140、遊動ころ191、牽引
用アクチュエータ192、揺動ガイド150、および束
排出ローラ対(シート排出手段)180等によって構成
されている。遊動ころ191と牽引用アクチュエータ1
92は、牽引手段を構成している。
【0050】(処理トレイ)処理トレイ130は、シー
ト束の排出方向に対して下流側(図の左側)を上方に
し、上流側(図の右側)を下方にして、傾斜した状態に
配設されている。処理トレイ130の上流側端部の上方
の排出ローラ7aには、シート幅方向に所定間隔で複数
のローレットベルト190が配設されている。ローレッ
トベルト190の間には、シートガイド130dが位置
している。また、処理トレイ130の上流側端部の傍に
は、後端ストッパ部材131が配設されている。さら
に、処理トレイ130の中間部には、シートPの左右両
側に対応する位置で、シートの幅(シート搬送方向と交
差する方向)を整合する幅整合装置140が配置されて
いる。処理トレイ130の下流側上方には、後述する引
き込みパドル160と、上部束排出ローラ180bを有
する揺動ガイド150とが配置されている。
【0051】(後端ストッパ部材)次に、図3におい
て、後端ストッパ部材131は、処理トレイ130上の
シートPの後端縁を受け止めるようになっている。後端
ストッパ部材131は、L字状に形成されて一端が処理
トレイ130の下面側の枢支ピン131bに支持されて
いる。後端ストッパ部材131は、不図示のリンク機構
と駆動装置とによって処理トレイ130に接近する方向
に揺動すると、処理トレイ130の積載面である上面1
30aに対して支持面131aが垂直に立ち上がるよう
になっている。支持面131aは、シートPの後端縁を
受け止めて支持するようになっている。また、後端スト
ッパ部材131は、ステイプルユニット100がシート
束を綴じるとき、ステイプルユニット100の邪魔にな
らないように、処理トレイ130の下方に破線で示す位
置に回動するようになっている。
【0052】〈幅整合装置)図3中、矢印C方向から見
た、図4において、幅整合装置140は、処理トレイ1
30の両側に対向して配設された1対の第1、第2整合
部材141,142を備えている。第1、第2整合部材
141,142は、それぞれ、シートの両側を押圧して
幅整合するための、処理トレイ130の上面130aに
対して垂直な整合面141a,142aと、シート裏面
を支持するためのラック141b,142bとを有して
いる。各ラック141b,142bは、処理トレイ13
0にシートPの幅方向に延びて形成された1対のガイド
孔130b,130cを通して下面側に突出している。
【0053】すなわち、処理トレイ130の上面130
a側で各整合面141a,142aは対向している。処
理トレイ130の下面側には、各ラック141b,14
2bがシートの幅方向(シートの整合方向)に移動でき
るように組み付けられている。
【0054】そして、ラック141b,142bには、
処理トレイ130の下部に設けられたピニオン143,
144が噛合している。ピニオン143,144は、駆
動モータM141,M142によって正逆回転するよう
になっている。ピニオン143,144が、駆動モータ
M141,M142によって正逆回転すると、第1、第
2の整合部材141,142は、それぞれに整合方向へ
移動することになる。第1、第2の整合部材141,1
42に対しては、それぞれのホームポジションを検知す
る不図示の位置センサが配置されている。通常、第1の
整合部材141と第2の整合部材142は、図4に示す
ように、互いに最も離れた位置のホームポジションに待
機している。
【0055】(揺動ガイド)図3において、揺動ガイド
150は、束排出ローラ対180の下部排出ローラ18
0aに当接する上部排出ローラ180bを支持して、支
持軸151に揺動自在に支持されている。揺動ガイド1
50は、駆動モータM150によって回転する回転カム
152の回転によって揺動するようになっており、下部
排出ローラ180aに上部排出ローラ180bを当接さ
せた閉口状態の位置がホームポジションになっている。
揺動ガイド150がホームポジションにいるか否かは、
不図示の位置センサによって検知されるようになってい
る。
【0056】処理トレイ130上にシートPが排出され
るとき、揺動ガイド150は、回転カム152の回転に
よって上方に持ち上げられて、下部排出ローラ180a
から上部排出ローラ180bが離間した開口状態になっ
て、後述する引き込みパドル動作に支障を与えないよう
にしている。また、処理トレイ130上で整合処理が終
了したシート束をスタックトレイ199上に排出すると
き、揺動ガイド150は、下方への揺動して、上部排出
ローラ180bでシート束を下部排出ローラ180aに
押し付けて閉口状態になるようになっている。
【0057】(ローレットベルト)ローレットベルト1
90は、図6ないし図8に示すように、外周全面に滑り
止め用のローレット190aが形成されて所要の径に形
成されている。ローレットベルト190は、径方向に変
形可能な弾性を有し、通常はほぼ真円になっている。ロ
ーレットベルト190は、第1排出ローラ対7間で処理
トレイ130側の排出ローラ7aに巻き掛けられて回転
可能に支持されている。ローレットベルト190の下方
内周面には、遊動回転する遊動ころ191が接触してい
る。遊動ころ191は、引き込みパドル160の操作
時、および幅整合装置140の整合操作時、特に、引き
込みパドル160のシート引き込み操作に引き続いて行
われるシートの幅整合操作の開始時において、牽引用ア
クチュエータ192によって後端ストッパ部材131の
支持面131a側に牽引されるようになっている。ロー
レットベルト190は、遊動ころ191によってシート
ガイド130dより下流側に引き寄せられて図8、図9
で示すように変形し、後端ストッパ部材131へのシー
トPの突き当てを妨害しないようになっている。牽引用
アクチュエータ192は、制御装置310Aによって制
御されるようになっている。制御装置310Aは、複写
機本体6内の各部を制御する制御装置310に接続され
ている。
【0058】図5において、ローレットベルト190は
牽引用アクチュエータ192によって牽引されていない
とき、ローレットベルト190の下部が、シートガイド
130dから突出し、処理トレイ130の上面130a
に近接した近接位置(突出位置)にある。なお、各図に
おいて、ローレットベルト190と処理トレイ130と
の間は、図を明瞭にするため、広げてあるが、実際はも
っと狭くなっている。
【0059】また、図8(a)に示すように、ローレッ
トベルト190は牽引用アクチュエータ192によって
牽引されると、シートガイド130dの内側へ入り込
み、処理トレイ130上のシートに接触しない退避位置
に変形するようになっている。
【0060】第1排出ローラ対7から排出されたシート
Pは、シートの自重と、後述する引き込みパドル160
の回転と、ローレットベルト190の回転とによって、
シートPの後端縁が各シートガイド130dによって下
方側へ案内されて、処理トレイ130上に落下する。そ
して、シートPは、後端ストッパ部材131の突き当て
支持面131aに突き当てられるまで、処理トレイ13
0上を滑走する。
【0061】処理トレイ130に排出されたシートは、
幅整合装置140により搬送直交方向に整合される(幅
整合される)。しかし、図6に示すようにシートが複数
枚積載されると、図7に示すように、ローレットベルト
190は、第2の整合部材142により幅寄せされるシ
ートP1に追従して、排出ローラ7a(図7には図示省
略していある)と排出ころ7bとのニップを支点に撓ん
で傾くが、それ以上のシートP1の幅寄せには追従する
ことができない。このため、シートP1とローレットベ
ルト190との間に滑りが生ずる。したがって、シート
P1とローレットベルト190との摺動抵抗に、シート
P1の腰が負けるとシートP1は、符号Paで示すよう
に湾曲して膨らみ(最悪時は座屈する)、第1の整合部
材141まで移動できないことがある。この結果、シー
トの幅整合が確実に行われないことがある。
【0062】そこで、シートの幅整合を行うときローレ
ットベルト190が負荷にならないように、制御装置3
10Aは、牽引用アクチュエータ192により所定量だ
けローレットベルト190を図6の右側に牽引して、図
8(a)の状態にし、処理トレイ130から退避させ
る。これによって、幅整合装置140は、シートPの幅
整合を確実に行える。
【0063】次ぎのシートが処理トレイ130上に排出
されるまでの時間が長い場合、制御装置310Aは、ロ
ーレットベルト190による画像汚れと、ローレットベ
ルト190の摩耗とを防止するため、シートに接しない
位置までローレットベルト190を退避させる。そのタ
イミングは、たとえば第1排出ローラ対7からシートが
排出されてからローレットベルト190を所定量搬送後
で、抗することで支持面131aに確実にシートを当接
させることができ、すなわち安定したシートの整合が可
能となる。
【0064】処理トレイ130の上方端部には、束排出
ローラ対180を構成する下部排出ローラ180aが配
置され、かつ揺動ガイド150の下面前端部には、下部
排出ローラ180aに離接自在な他方の上部排出ローラ
180bが配置されている。これらの各排出ローラ18
0a,180bは、駆動モータM180(図3参照)に
よって、正逆回転するようになっている。
【0065】(引き込みパドル)図3において、引き込
みパドル160は、処理トレイ130の上方に配設され
た駆動軸161に設けられて、駆動モータM160によ
って適切なタイミングで図3において左回転するように
なっている。引き込みパドル160の長さは、駆動軸1
61から処理トレイ130の上面130aまでの距離よ
りも若干長めに設定されている。その引き込みパドル1
60のホームポジションは、第1排出ローラ対7から処
理トレイ130上へのシートPの排出の邪魔にならない
実線で示した位置である。
【0066】引き込みパドル160がホームポジション
に待機した状態で処理トレイ130にシートPが排出さ
れると、引き込みパドル160は左回転して、処理トレ
イ130上に排出されるシートP、ひいては該シートP
の後端縁が後端ストッパ部材131の突当て支持面13
1aに突き当てられるまで引き込む。その後、引き込み
パドル160は、所定時間を待って不図示の位置センサ
で検知されるホームポジションでタイミングよく停止す
る。
【0067】次に、本実施形態のシート後処理装置15
におけるシートPの流れを説明する。
【0068】(ノンソートモード時のシートPの流れ)
ユーザーが、複写機1のシート排出モードの設定をノン
ソートに指定すると、図10に示すように、シート後処
理装置15の第1切り替えフラッパ11がノンソートモ
ードパス21側にシートPを案内するように切り替えら
れる。この状態で、入口ローラ対16、第1搬送ローラ
対17、およびバッファローラ18は、それぞれに矢印
方向に回転駆動されて、複写機1から排出されてくるシ
ートPをシート後処理装置15の本体40内に取り込ん
でノンソートモードパス21に向けて搬送する。そし
て、ノンソートモードパスセンサ33によってシートP
の後端が検知されると、第2排出ローラ対9は、積載に
適した速度で回転駆動されて、サンプルトレイ201上
にシートPを排出して積載する。
【0069】(ステイプルソートモード時のシートPの
流れ)ユーザーが、複写機のシート排出モードの設定を
ステイプルソートに指定すると、図11に示すように、
シート後処理装置15の第1切り替えフラッパ11、お
よび第2切り替えフラッパ19がソートモードパス22
側にシートPを案内するように切り替えられる。この状
態で、入口ローラ対16、第1搬送ローラ対17、およ
びバッファローラ18はそれぞれに矢印方向に回転駆動
されて、複写機1から排出されてくるシートPを、シー
ト後処理装置15の本体40内に取り込んでソートモー
ドパス22に向けて搬送する。そして、シートは、排出
ローラ7aに設けられたローレットベルト190と排出
ころ7bとによって処理トレイ130上に排出される。
【0070】このとき、揺動ガイド150(図3参照)
は、上方に傾動して、束排出ローラ対180(図11参
照)の上部排出ローラ108bを下部排出ローラ180
aから離間させてある。また、このとき、出没トレイ1
70は、突出位置に突き出されている。揺動ガイド15
0と出没トレイ170とがこのような状態になっている
ことによって、第1排出ローラ対7によってシートPを
処理トレイ130上に排出させても、シートPの先端部
の垂れ下がりが防止される。このため、次に述べる戻り
不良等が生じることなく、処理トレイ130上でのシー
トPの整合性を高めることができる。
【0071】処理トレイ130上に排出されたシートP
は、自重によって後端ストッパ部材131(図3参照)
側へ戻り始める。また、シートPは、ホームポジション
に停止していた引き込みパドル160(図8参照)の反
時計方向への左回転による引き込み力と、排出ローラ7
aの排出方向への左回転にともなって同一方向に回転す
るローレットベルト190の引き込み力とを受けて、戻
り作用が助長される。シートPは、後端が後端ストッパ
部材131に突き当てられると停止する。これにともな
って、引き込みパドル160は、回転を停止する。しか
し、排出ローラ7aはジョブ終了まで回転を継続する。
【0072】排出ローラ7aがジョブ終了まで回転を継
続しているため、図6(a)に示すように、ローレット
ベルト190は引き込み方向に回転を継続して、シート
の後端が後端ストッパ部材131に突き当たるまでシー
トを搬送する。
【0073】続いて、図6(b)に示すように、第1の
整合部材141と第2の整合部材142の一方が、シー
トを搬送方向および引き込み方向と交差する方向に整合
位置まで往動移動する。このとき、突出位置(図6
(a))にあるローレットベルト190は、シートの後
端が後端ストッパ部材131に当接すると直ちに牽引用
アクチュエータ192によって、図8(a)に示すよう
に退避位置へと移動させられる。そして、整合部材14
1(142)はシートを整合する方向の往動作を開始す
る。このとき、整合方向へ移動しているシートに、ロー
レットベルト190は接触することはない。
【0074】仮に、ローレットベルト190が突出位置
にいると、シートの枚数(厚み)に比例するローレット
ベルト190の接触圧によって、シートが整合方向に移
動するときの摺動抵抗が増加して、シートが移動しにく
くなる。しかし、ローレットベルト190は、退避位置
へ移動しているため、整合のために移動するシートへの
負荷を加えることがない。したがって、シートは整合位
置まで円滑に移動することができる(図8(b))。
【0075】整合部材141(142)は、往動を終了
すると退避位置に戻る(復動する)。そして、ローレッ
トベルト190は、突出位置に移動し、再び、シートの
後端を後端ストッパ部材131に押し当てて整合性を保
つ。上記動作は、シート束の最終シートまで繰り返され
る。その後、ステイプラ101によるステイプル動作に
よるシート束の綴じ、揺動ガイド150を閉じた状態で
の、束排出ローラ対180によるシート束の排出動作に
よって、シート束がスタックトレイ199上に排出され
積載される。
【0076】なお、上記説明において、ローレットベル
ト190は、退避位置において、処理トレイ130上の
シートに接触しないように、牽引用アクチュエータ19
2によって牽引されるようになっているが、この退避位
置は、整合部材141(142)の移動の負荷にならな
い程度の軽圧で、シート面に接触していてもよい。この
とき、整合部材141の整合移動中も、シートにストッ
パ方向への押し付け力を加え続けることができるため、
シートの整合性が向上される。
【0077】処理トレイ130上に排出されたシートP
の後端が後端ストッパ部材131に突き当たると牽引用
アクチュエータ192は、整合位置に負荷にならない退
避位置(図8)までローレットベルト190を後退させ
た後、整合部材141(142)がシートの幅整合を行
う。そして、次ぎのシートが処理トレイ130上に排出
される前に牽引用アクチュエータ192は、搬送方向の
整合が行えるようにローレットベルト190を突出位置
(図6)まで突出させる。
【0078】さらに、処理トレイ130上に最後のシー
トが排出されたとき、整合部材141(142)による
シートの幅整合が終了する。その後、ローレットベルト
190は、シート束が排出のとき、負荷にならないよう
にシート面に接触しない束排出位置(図9)に牽引用の
アクチュエータ192によって移動させられる。シート
束の排出は、第1排出ローラ対7によって行われる。な
お、束排出位置は、ローレットベルト190が整合部材
141(142)の移動の負荷にならない程度の軽圧
で、シート面に接触している位置であってもよい。
【0079】牽引用アクチュエータ192の牽引量は、 束排出位置(第1の位置))≧退避位置(第2の位置)
≧突出位置(第3の位置) の関係にある。
【0080】以上の動作を図12に示すタイムチャート
に基づいて説明する。まず、1枚目のシートが第1排出
ローラ対7によって排出されると(T1)、その1枚目
のシートは引き込みパドル160の作動(T2)によっ
て、処理トレイ130に積載される。そして、牽引用ア
クチュエータ192がローレットベルト190を突出位
置から退避位置に牽引する(T3)。ローレットベルト
190が退避位置に移動すると、整合部材142(14
1)がシートの幅整合をするため、往動動作(T4)と
復動動作(T5)とをする。整合部材の幅整合動作が終
了すると、牽引用アクチュエータ192は、ローレット
ベルト190を突出位置に戻す(T6)。
【0081】その後、2枚目のシートが送り込まれてく
る。2枚目のシートも1枚目のシートと同様にして処理
トレイ130上に積載されて整合される。最後のシート
が送り込まれてくると、引き込みパドル160が作動
し、牽引用アクチュエータ192がローレットベルト1
90を退避位置に牽引する。そして、整合部材142
(141)が往動動作と復動動作とをする。その後、牽
引用アクチュエータ192は、ローレットベルト190
を束排出位置に牽引する(T(n−2))。ローレット
ベルト190がシート束から完全に離れた後、揺動ガイ
ド150が下方に揺動して、シート束を束排出ローラ対
180で挟持し、束排出ローラ対180の回転(T(n
−1))によって、シート束をスタックトレイ199上
に排出する。最後に、牽引用アクチュエータ192がロ
ーレットベルト190を突出位置に戻す(Tn)。
【0082】上記説明においては、処理トレイ130に
1枚毎に排出されるシートのすべてに対し、シートの整
合に同期してローレットベルト190を退避移動させて
いるが、処理トレイ130に排出されたシートが、所定
数を超えたとき、ローレットベルト190の退避移動さ
せてもよい。つまり、処理トレイ130に積載されるシ
ートの厚みが薄く、最上位のシートと突出位置にあるロ
ーレットベルト190が接触しない枚数のときは、整合
の往復動時を含めて、常時、ローレットベルト190を
突出位置に保ったままであってもよい。処理トレイ13
0に積載されるシートの枚数は、図1に示すシート検知
センサ31により計数される。
【0083】そして、シートの枚数が、ローレットベル
トとシートとが接触する枚数(所定枚数)を超えると、
前記説明と同様にして、整合部材141(142)の往
動動作に連動して、ローレットベルト190が退避す
る。
【0084】シートの所定枚数は、排出されるシートの
カール量、ローレットベルト190と処理トレイ130
との隙間等を考慮してあらかじめ設定されている。この
場合、ローレットベルト190を退避移動させる回数が
減るため、ローレットベルト190を長期間使用するこ
とができる。また、稼動音を小さくすることができる。
ローレットベルト190を退避させる牽引用アクチュエ
ータ192の動作は、制御装置310Aにより制御され
る。
【0085】シート束をステイプルしている間は、処理
トレイ130上にシートを排出することができない。し
かし、複写機1の本体6からは、シートが順次送られて
きている。このため、シートを一旦、どこかに貯留して
おかなければならない。その貯留しておく場所がバッフ
ァパス23である。
【0086】すなわち、図13に示すように、複写機1
から排出されてくるシートP1は、第2切り替えフラッ
パ19の切り替え動作で、バッファローラ18に巻き付
けられる。シートP1は、バッファパスセンサ32から
所定の距離だけ進んだところで、バッファローラ18の
停止によって待機する。次ぎのシートP2の先端が、入
口センサ31から所定距離だけ進んだ地点で、図13に
示すように、バッファローラ18の回転にともない、1
枚目のシートP1よりも2枚目のシートP2の方が、所
定長さだけ先行して重ね合わされた状態で、図14に示
すように、再びバッファローラ18に巻き付ける。さら
に、3枚目のシートP3についても同様にバッファロー
ラ18に巻き付ける。その後、図16に示すように、第
2切り替えフラッパ19を、再切り替えて、先端を所定
の長さだけずらして重ね合わせた3枚のシートP1,P
2,P3をソートモードパス22に搬送させる。この時
点で、先行のシート束は、ステイプル処理(綴じ処理)
されて、スタックトレイ199上に排出されている。
【0087】ここでは、図17(a)に示すように、揺
動ガイド150が閉じられたまま、排出方向に正転して
いる束排出ローラ対180が、搬送されてくる3枚のシ
ートP1,P2,P3を一旦、受け取る。そして、図1
7(b)に示すように、3枚のシートP1,P2,P3
の終端が第1排出ローラ対7を抜けて処理トレイ130
の上面130aに接した時点において、束排出ローラ対
180が逆転して、3枚のシートP1,P2,P3を後
端ストッパ部材131に向けて処理トレイ130上を移
動させる。
【0088】図18(a)に示すように、3枚のシート
P1,P2,P3の終端が、後端ストッパ部材131の
支持面131aに突き当てられる以前、たとえば、間隔
bずつずれた3枚のシートPの終端と後端ストッパ部材
131の支持面131aとの間に間隔aを残して接近し
た時点で、図18(b)に示すように、揺動ガイド15
0を開いて束排出ローラ対180間を離間させる。
【0089】そして、4枚目以降のシートPは、1部目
の動作と同様にソートモードパス22を通って処理トレ
イ130上に排出される。3部目以降は、2部目と同じ
動作を繰り返し、設定部数分相当にスタックトレイ19
9上に積載して処理を終了する。
【0090】このように、複数部のシート束をスタック
トレイ199に積載するとき、各シートは、搬送方向に
オフセットされている。つまり、シートP1に対してシ
ートP2が後端ストッパ部材131側にオフセットさ
れ、シートP2に対してシートP3が下流側にオフセッ
トされる。このオフセット状態は、シートの自重によっ
て後端ストッパ部材131側に処理トレイ130を滑り
降りて後端ストッパ部材131に当接して整合して解消
するとともにローレットベルト190の回転によって解
消される。3枚のシートP1、P2、P3が整合された
後、後続のシートは1枚ずつ処理トレイ130上に積載
されて整合される。
【0091】ここで、シートPの相互間のオフセット量
と揺動ガイド150のローラ対離間(上昇)開始タイミ
ングは、束排出ローラ対180間の戻し速度によるシー
トPの整定時間にかかわっている。すなわち、複写機1
の処理能力によって決まるものである。ちなみに、本実
施形態のシート後処理装置15では、シートPの搬送速
度約750mm/s、オフセット量b=約20mm程
度、束排出ローラ戻し速度約500mm/sにおいて、
束排出ローラの離間開始位置は、シートP1の終端が後
端ストッパ部材131面に突き当てられる約40mm程
度(間隔aの値)手前に達した時点にタイミングを設定
してある。
【0092】なお、シート後処理装置15は、スタック
トレイ199に排出されるシート束をシート排出方向に
対して交差する方向にオフセットしてスタックトレイ1
99に積載することができるようになっている。シート
排出方向に対して交差する方向へのオフセットは、処理
トレイ130に積載されたシートの幅整合を行うとき、
幅整合の基準位置をシート束毎に変えることによって行
うことができる。
【0093】以上のように、本実施形態のシート整合装
置は、シートが送り込まれてきてから排出するまでの各
状況に応じて、ローレットベルト190の位置を突出位
置、退避位置、束排出位置の3つの位置に変えて、シー
トになるべく接触しないようにしているため、ローレッ
トベルト190の摩耗を少なくして、ローレットベルト
の高寿命化を図ることができる。また、ローレットベル
トをシートに接触する機会を少なくすることによって、
シート幅の整合性を高めることができる。
【0094】また、本実施形態のシート整合装置を備え
たシート後処理装置は、ステイプルユニットによって、
シート束を綴じるとき、シート整合装置によってシート
束が確実に整合されているため、シート束の端部が乱れ
た状態でシート束を綴じることがなく、シート束の綴じ
不良の発生を防止することができて、シート束の見栄え
を良くすることができる。
【0095】さらに、本実施形態のシート後処理装置を
備えた、複写機は、シート後処理装置によるシート束の
綴じ不良の発生が少なくなることによって、画像形成し
たシートを無駄にすることがなくなり、その分、シート
の画像形成能率を高めることができる。
【0096】なお、複写機は、シート後処理装置を装置
本体に装備することなく、シート整合装置を装備するこ
ともできる。この場合、複写機は、画像形成したシート
をシート整合装置によって整合して排出することがで
き、ユーザーがシート束を取り出しやすくすることがで
きる。
【0097】
【発明の効果】本発明のシート整合装置は、シート搬送
回転体をシートの積載排出状態に応じて、3つの位置を
とるようにしたので、シート搬送回転体の摩耗を防止し
て長寿命化を図ることができるとともに、シート受け止
め手段へのシートの整合性と積載性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の画像形成装置である複写機
の概略正面断面図である。
【図2】本発明の実施形態のシート後処理装置の概略正
面図である。
【図3】本発明のシート整合装置の概略正面図である。
【図4】図3において、矢印C方向から見た図である。
【図5】シート整合装置の動作説明用の図であり、ロー
レットベルトが牽引用アクチュエータによって牽引され
ていないときときの状態図である。
【図6】シート整合装置の動作説明用の図であり、シー
トが複数枚積載された状態の図である。 (a) シート整合装置の正面図である。 (b) (a)の矢印X方向とは反対方向から見た図で
ある。
【図7】シート整合装置の動作説明用の図であり、ロー
レットベルトが、整合部材により幅寄せされるシートに
追従して、排出ローラと排出ころとのニップを支点に撓
んで傾いた状態の図である。
【図8】シート整合装置の動作説明用の図であり、ロー
レットベルトが牽引用アクチュエータによって牽引され
て、シートに接触しない退避位置に変形した状態の図で
ある。 (a) シート整合装置の正面図である。 (b) (a)を右側から見た図である。
【図9】シート整合装置の動作説明用の図であり、ロー
レットベルトが、牽引用アクチュエータによって束排出
位置に牽引された状態の図である。
【図10】シート後処理装置において、第1切り替えフ
ラッパがノンソートモードパス側にシートを案内するよ
うに切り替えられた状態の図である。
【図11】シート後処理装置において、第1切り替えフ
ラッパ、および第2切り替えフラッパがソートモードパ
ス側にシートを案内するように切り替えられた状態の図
である。
【図12】シート後処理装置における、シート整合動作
説明用のタイムチャートである。
【図13】シート後処理装置において、複写機から排出
されてくるシートを第2切り替えフラッパの切り替え動
作で、バッファローラに巻き付けた状態を示す図であ
る。
【図14】シート後処理装置において、複写機から排出
されてくる2枚目のシートをバッファローラに巻き付け
る以前の状態を示す図である。
【図15】図14に引き続いたシート後処理装置の動作
説明用の図であり、複写機から排出された1枚目と2枚
目のシートがバッファローラに巻き付き、3枚目のシー
トがバッファローラに巻き付ける以前の状態を示す図で
ある。
【図16】図15に引き続いたシート後処理装置の動作
説明用の図であり、第2切り替えフラッパを、再切り替
えて、先端を所定の長さだけずらして重ね合わせた3枚
のシートをソートモードパスに搬送させた状態の図であ
る。
【図17】図16に引き続いたシート後処理装置の動作
説明用の図である。 (a) 揺動ガイドが閉じられたまま、排出方向に正転
している束排出ローラ対が、搬送されてくる3枚のシー
トを一旦、受け取った状態の図である。 (b) 3枚のシートの終端が第1排出ローラ対を抜け
て処理トレイの上面に接した時点において、束排出ロー
ラ対が逆転して、3枚のシートを後端ストッパ部材に向
けて処理トレイ上を移動させている状態の図である。
【図18】図17に引き続いたシート後処理装置の動作
説明用の図である。 (a) 3枚のシートの終端が、間隔bずつずれて、後
端ストッパ部材の支持面に突き当てられる状態の図であ
る。 (b) 揺動ガイドを開いて束排出ローラ対間を離間さ
せた状態の図である。
【図19】従来のシート整合装置の概略正面図である。
【符号の説明】
D 原稿 P シート M141 駆動モータ M142 駆動モータ M150 駆動モータ M160 駆動モータ M180 駆動モータ 1 複写機(画像形成装置) 6 複写機の本体(画像形成装置の本体) 7 第1排出ローラ対(1対の回転体) 7a 排出ローラ 7b 排出ころ 15 シート後処理装置 40 シート後処理装置の本体 100 ステイプルユニット(シート処理手段) 101 ステイプラ 129 シート整合装置 130 処理トレイ(シート積載手段) 130a 上面 130d シートガイド 131 後端ストッパ部材(受け止め手段) 131a 支持面 140 幅整合装置(シート整合手段) 141 第1の整合部材 141a 整合面 142 第2の整合部材 142a 整合面 150 揺動ガイド 160 引き込みパドル 180 束排出ローラ対(シート排出手段) 180a 下部排出ローラ 180b 上部排出ローラ 190 ローレットベルト(シート搬送回転体) 190a ローレット(粗面) 191 遊動ころ(牽引手段) 192 牽引用アクチュエータ(牽引手段) 199 スタックトレイ 200 画像入力部 300 画像出力部 310A 制御装置 822 画像形成部(画像形成手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 克明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 3F054 AA01 AC02 AC03 AC05 BA04 BG04 BG11 BH03 BH05 BH07 BH08 DA01 3F108 GA02 GA03 GA04 GB01 HA02 HA39

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出されたシートが積載されるシート積
    載手段と、 前記シート積載手段に積載された前記シートの上面に接
    触し回転して前記シートを前記シートの排出方向の上流
    側に移動させる弾性変形可能なシート搬送回転体と、 前記シート搬送回転体を前記シートから離れる方向に牽
    引する牽引手段と、 前記シート搬送回転体によって前記シートの排出方向の
    上流側に移動させられた前記シートを受け止めるシート
    受け止め手段と、 前記シート積載手段に積載された前記シートの前記排出
    方向に沿った端部の整合を行うシート整合手段と、 前記シート積載手段に積載されたシートを排出するシー
    ト排出手段と、備え、 前記シート搬送回転体は、前記シート積載手段に前記シ
    ートが排出されるとき前記シートに接触しない第1の位
    置と、前記シート整合手段によって前記シートが整合さ
    れるとき前記シートの整合の阻害にならない第2の位置
    と、前記シート排出手段によって前記シートが排出され
    るとき前記シートの排出の阻害にならない第3の位置と
    に、前記牽引手段によって牽引されることを特徴とする
    シート整合装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の位置と前記第3の位置は、前
    記シート搬送回転体が前記シートに接触しない位置であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のシート整合装置。
  3. 【請求項3】 前記牽引手段が前記シート搬送回転体を
    牽引する量は、前記第1の位置、前記第2の位置、前記
    第3の位置の順に多くなることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のシート整合装置。
  4. 【請求項4】 前記シート搬送回転体は、無端状のベル
    トであることを特徴とする請求項1ないし3の内、いず
    れか1項に記載のシート整合装置。
  5. 【請求項5】 前記ベルトは、1対の回転体に内周と外
    周とが挟まれて回転することを特徴とする請求項1ない
    し4の内、いずれか1項に記載のシート整合装置。
  6. 【請求項6】 前記シート搬送回転体が前記シートに接
    触する面は、粗面であることを特徴とする請求項1ない
    し5の内、いずれか1項に記載のシート整合装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6の内、いずれか1項に
    記載のシート整合装置と、 前記シート整合装置によって整合されたシート束に処理
    を施すシート処理手段と、 を備えたシート後処理装置。
  8. 【請求項8】 シートに画像を形成する画像形成手段
    と、 前記画像形成手段によって画像が形成された前記シート
    を整合する請求項1ないし6の内、いずれか1項に記載
    のシート整合装置と、 を備えた画像形成装置。
  9. 【請求項9】 シートに画像を形成する画像形成手段
    と、 前記画像形成手段によって画像が形成された前記シート
    を整合する請求項1ないし6の内、いずれか1項に記載
    のシート整合装置と、 前記シート整合装置によって整合されたシート束に処理
    を施すシート処理手段と、 を備えた画像形成装置。
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