JPH06260936A - デジタル信号処理方法および装置 - Google Patents
デジタル信号処理方法および装置Info
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- JPH06260936A JPH06260936A JP5040976A JP4097693A JPH06260936A JP H06260936 A JPH06260936 A JP H06260936A JP 5040976 A JP5040976 A JP 5040976A JP 4097693 A JP4097693 A JP 4097693A JP H06260936 A JPH06260936 A JP H06260936A
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- Japan
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- voltage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力信号の信号振幅の大小にかかわらず、A
/D変換およびD/A変換時に階調が少なくならないよ
うにする。 【構成】 入力信号のピーク電圧を常に検出してA/D
変換器3およびD/A変換器5に上側基準電圧VRTとし
て与えるように構成した。 【効果】 振幅が小さい時には、上側基準電圧と下側基
準電圧の差も小さくなるので階調は少なくなることがな
く、かつ、出力アナログ信号の振幅も入力アナログ信号
の振幅と同じになる。
/D変換およびD/A変換時に階調が少なくならないよ
うにする。 【構成】 入力信号のピーク電圧を常に検出してA/D
変換器3およびD/A変換器5に上側基準電圧VRTとし
て与えるように構成した。 【効果】 振幅が小さい時には、上側基準電圧と下側基
準電圧の差も小さくなるので階調は少なくなることがな
く、かつ、出力アナログ信号の振幅も入力アナログ信号
の振幅と同じになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン受像機
のY/C分離回路などに適用されるデジタル信号処理方
法および装置に関するものである。
のY/C分離回路などに適用されるデジタル信号処理方
法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のデジタル信号処理回路を示
すブロック図で、1はアナログ信号の入力端子、2はク
ランプ回路、3はA/D変換器、4はデジタル信号処理
部、5はD/A変換器、6はアナログ信号の出力端子で
ある。
すブロック図で、1はアナログ信号の入力端子、2はク
ランプ回路、3はA/D変換器、4はデジタル信号処理
部、5はD/A変換器、6はアナログ信号の出力端子で
ある。
【0003】次に動作を説明する。入力端子1から入力
されたアナログ信号は、クランプ回路2で信号の基底部
がA/D変換器3の下側基準電圧VRBを越えないように
クランプされ、A/D変換器3に入力される。A/D変
換器3は下側規準電圧VRBと上側規準電圧VRTを基準に
して8bitのデジタルデータに変換する。デジタル信
号処理部4は所定の信号処理を施してD/A変換器5に
出力する。D/A変換器5は下側規準電圧VRB′と上側
規準電圧VRTを基準にして入力データをアナログ信号に
変換し、出力端子6に出力する。
されたアナログ信号は、クランプ回路2で信号の基底部
がA/D変換器3の下側基準電圧VRBを越えないように
クランプされ、A/D変換器3に入力される。A/D変
換器3は下側規準電圧VRBと上側規準電圧VRTを基準に
して8bitのデジタルデータに変換する。デジタル信
号処理部4は所定の信号処理を施してD/A変換器5に
出力する。D/A変換器5は下側規準電圧VRB′と上側
規準電圧VRTを基準にして入力データをアナログ信号に
変換し、出力端子6に出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタル信号処
理回路は、A/D変換器およびD/A変換器の下側およ
び上側基準電圧がそれぞれ固定されているため、入力さ
れたアナログ信号の振幅が大きい場合は、図7(a)に
示すように多階調のデジタル信号に変換できる。しか
し、振幅が小さい場合は、図7(b)に示すように入力
信号に対する信号処理の階調が少なくなり、信号対雑音
比(S/N)が低下するという問題点があった。
理回路は、A/D変換器およびD/A変換器の下側およ
び上側基準電圧がそれぞれ固定されているため、入力さ
れたアナログ信号の振幅が大きい場合は、図7(a)に
示すように多階調のデジタル信号に変換できる。しか
し、振幅が小さい場合は、図7(b)に示すように入力
信号に対する信号処理の階調が少なくなり、信号対雑音
比(S/N)が低下するという問題点があった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、入力信号の振幅が小さい場合
でも階調数の多いデジタル信号に変換してS/Nのよい
信号処理が行えるデジタル信号処理回路を得ることを目
的とする。
るためになされたもので、入力信号の振幅が小さい場合
でも階調数の多いデジタル信号に変換してS/Nのよい
信号処理が行えるデジタル信号処理回路を得ることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるデジタ
ル信号処理方法は、入力されたアナログ信号をA/D変
換器によってデジタル信号に変換し、この変換されたデ
ジタル信号をデジタル処理してのち、D/A変換器によ
ってアナログ信号に変換するものにおいて、A/D変換
器およびD/A変換器の作動基準値を、入力されたアナ
ログ信号の最大値に応じて変動させるようにしたもので
ある。
ル信号処理方法は、入力されたアナログ信号をA/D変
換器によってデジタル信号に変換し、この変換されたデ
ジタル信号をデジタル処理してのち、D/A変換器によ
ってアナログ信号に変換するものにおいて、A/D変換
器およびD/A変換器の作動基準値を、入力されたアナ
ログ信号の最大値に応じて変動させるようにしたもので
ある。
【0007】また、D/A変換器の作動基準値を入力さ
れたアナログ信号の最大値に応じて変動させると共に、
デジタル信号の処理に要する時間遅延させるようにした
ものである。
れたアナログ信号の最大値に応じて変動させると共に、
デジタル信号の処理に要する時間遅延させるようにした
ものである。
【0008】この発明に係るデジタル信号処理装置は、
入力信号のピーク電圧を検出し、その検出されたピーク
値より僅かに高い電圧値をA/D変換およびD/A変換
の上側基準電圧に設定するようにしたものである。
入力信号のピーク電圧を検出し、その検出されたピーク
値より僅かに高い電圧値をA/D変換およびD/A変換
の上側基準電圧に設定するようにしたものである。
【0009】また、A/D変換用の基準電圧とは別に、
デジタル信号処理に要する時間だけ遅延させた入力アナ
ログ信号にもとづいて、D/A変換用の基準電圧を発生
するようにしたものである。
デジタル信号処理に要する時間だけ遅延させた入力アナ
ログ信号にもとづいて、D/A変換用の基準電圧を発生
するようにしたものである。
【0010】また、振幅が上下方向に変動するアナログ
信号にあっては、上側および下側ピーク値に応じた上側
および下側基準電圧を発生しこの上側および下側基準電
圧を基準にしてA/D変換およびD/A変換を行うよう
にしたものである。
信号にあっては、上側および下側ピーク値に応じた上側
および下側基準電圧を発生しこの上側および下側基準電
圧を基準にしてA/D変換およびD/A変換を行うよう
にしたものである。
【0011】
【作用】この発明によれば、A/D変換およびD/A変
換を入力されたアナログ信号の振幅の大小に応動する上
側基準電圧および下側基準電圧でA/D変換およびD/
A変換するので、振幅の小さい入力信号であっても階調
数の多いデジタル信号に変換して信号処理を行うことが
できる。
換を入力されたアナログ信号の振幅の大小に応動する上
側基準電圧および下側基準電圧でA/D変換およびD/
A変換するので、振幅の小さい入力信号であっても階調
数の多いデジタル信号に変換して信号処理を行うことが
できる。
【0012】また、デジタル信号処理に要する時間が無
視できないほど長いときは、D/A変換器に与える基準
電圧を上記処理に要する時間だけ遅らせて与えるので、
A/D変換時の基準値でもってD/A変換できる。
視できないほど長いときは、D/A変換器に与える基準
電圧を上記処理に要する時間だけ遅らせて与えるので、
A/D変換時の基準値でもってD/A変換できる。
【0013】また、A/D変換用の基準値とは別に、デ
ジタル信号処理に要する時間だけ遅延させた入力アナロ
グ信号からD/A変換用の基準電圧を作成するようにし
たので、A/D変換時の基準値に則した任意のD/A変
換基準電圧に設定することができる。
ジタル信号処理に要する時間だけ遅延させた入力アナロ
グ信号からD/A変換用の基準電圧を作成するようにし
たので、A/D変換時の基準値に則した任意のD/A変
換基準電圧に設定することができる。
【0014】また、音声信号のように上側と下側の振幅
が変動するアナログ信号であっても、上側および下側の
ピーク値にもとづいて上側および下側基準電圧を発生し
てA/D変換およびD/A変換するので、音声信号につ
いてもS/Nのよいデジタル信号処理を行うことができ
る。
が変動するアナログ信号であっても、上側および下側の
ピーク値にもとづいて上側および下側基準電圧を発生し
てA/D変換およびD/A変換するので、音声信号につ
いてもS/Nのよいデジタル信号処理を行うことができ
る。
【0015】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の実施例1のブロ
ック回路図で、図6と同一部分にはそれぞれ同一符号を
付して説明を省略する。図において7はピーク検出回
路、8は上側規準電圧発生回路で、上側規準電圧VRT1
および下側規準電圧VRB1 は、A/D変換器3とD/A
変換器5にそれぞれ与えられる。
ック回路図で、図6と同一部分にはそれぞれ同一符号を
付して説明を省略する。図において7はピーク検出回
路、8は上側規準電圧発生回路で、上側規準電圧VRT1
および下側規準電圧VRB1 は、A/D変換器3とD/A
変換器5にそれぞれ与えられる。
【0016】次に動作を説明する。ピーク検出回路7
は、入力されたアナログ信号のピーク電圧を検出し、上
側基準電圧発生回路8によって、入力されたピーク電圧
よりも予め定められた僅かに高い上側規準電圧VRT1 を
発生する。A/D変換器3は上側規準電圧VRT1 と下側
基準電圧値VRB1 を基準にして基底部が下側基準電圧V
RB1 以上にクランプされたアナログ信号を8bitのデ
ジタルデータに変換する。
は、入力されたアナログ信号のピーク電圧を検出し、上
側基準電圧発生回路8によって、入力されたピーク電圧
よりも予め定められた僅かに高い上側規準電圧VRT1 を
発生する。A/D変換器3は上側規準電圧VRT1 と下側
基準電圧値VRB1 を基準にして基底部が下側基準電圧V
RB1 以上にクランプされたアナログ信号を8bitのデ
ジタルデータに変換する。
【0017】このデジタルデータは、デジタル信号処理
部4で信号処理されたのち、D/A変換器5に入力さ
れ、上側基準電圧VRT1 と下側規準電圧VRB1 を基準に
してアナログ信号にD/A変換される。
部4で信号処理されたのち、D/A変換器5に入力さ
れ、上側基準電圧VRT1 と下側規準電圧VRB1 を基準に
してアナログ信号にD/A変換される。
【0018】この実施例によれば、入力アナログ信号の
振幅が小さい場合も、図2(b)に示すように、振幅が
大きいとき(図2(a))と同様に多階調でA/D変換
でき、またD/A変換によって得られるアナログ信号の
振幅は、A/D変換時と同じ振幅に再生することができ
る。
振幅が小さい場合も、図2(b)に示すように、振幅が
大きいとき(図2(a))と同様に多階調でA/D変換
でき、またD/A変換によって得られるアナログ信号の
振幅は、A/D変換時と同じ振幅に再生することができ
る。
【0019】実施例2.図3は、この発明の実施例2の
ブロック回路図で、図1と同一部分にはそれぞれ同一符
号を付して説明を省略する。図において、9は遅延線
で、上側規準電圧発生回路8からD/A変換器5に入力
される上側規準電圧VRT1 を、デジタル信号処理部4に
おける信号処理時間だけ遅延させるものである。
ブロック回路図で、図1と同一部分にはそれぞれ同一符
号を付して説明を省略する。図において、9は遅延線
で、上側規準電圧発生回路8からD/A変換器5に入力
される上側規準電圧VRT1 を、デジタル信号処理部4に
おける信号処理時間だけ遅延させるものである。
【0020】この実施例2によれば、入力アナログ信号
の振幅変動が大きい場合でも、D/A変換器に遅延線9
を介して上側規準電圧VRT1 が供給されているので、入
力アナログ信号の振幅変動に伴って上側規準電圧が変化
し、入力時の振幅に正しくD/A変換された出力アナロ
グ信号が得られる。
の振幅変動が大きい場合でも、D/A変換器に遅延線9
を介して上側規準電圧VRT1 が供給されているので、入
力アナログ信号の振幅変動に伴って上側規準電圧が変化
し、入力時の振幅に正しくD/A変換された出力アナロ
グ信号が得られる。
【0021】実施例3.図4は、この発明の実施例3の
ブロック回路図で、図1と同一部分にはそれぞれ同一符
号を付して説明を省略する。図において、10は遅延線
で、入力されたアナログ信号を、デジタル信号処理部4
における遅延時間だけ遅延させて、第2のピーク検出回
路11に入力する。12はD/A上側規準電圧発生回路
で、第2のピーク検出回路11から入力されるピーク値
よりも予め定められた僅かに高い上側規準電圧VRT2 を
発生してD/A変換器5に入力する。
ブロック回路図で、図1と同一部分にはそれぞれ同一符
号を付して説明を省略する。図において、10は遅延線
で、入力されたアナログ信号を、デジタル信号処理部4
における遅延時間だけ遅延させて、第2のピーク検出回
路11に入力する。12はD/A上側規準電圧発生回路
で、第2のピーク検出回路11から入力されるピーク値
よりも予め定められた僅かに高い上側規準電圧VRT2 を
発生してD/A変換器5に入力する。
【0022】この実施例3によれば、実施例2と同様に
デジタル信号処理部4における遅延時間を補償できるほ
か、D/A変換器5の上側規準電圧を任意の値に設定す
ることができる。
デジタル信号処理部4における遅延時間を補償できるほ
か、D/A変換器5の上側規準電圧を任意の値に設定す
ることができる。
【0023】なお、デジタル信号処理回路4における遅
延時間が無視できる程度である場合は、遅延線10は省
略してもよい。
延時間が無視できる程度である場合は、遅延線10は省
略してもよい。
【0024】実施例4.図5は、この発明の実施例4の
ブロック回路図で、図1と同一部分にはそれぞれ同一符
号を付して説明を省略する。図において、13は上側ク
ランプ回路で、入力アナログ信号を、そのピーク値が固
定された上側基準電圧VRT2 を越えないようにクランプ
する。14は下側ピーク検出回路で、入力アナログ信号
の下側ピーク電圧を検出する。15は下側基準電圧発生
回路で、下側ピーク検出回路14から入力される下側ピ
ーク値よりも予め定められた僅かに低い下側基準電圧V
RB2 を発生してA/D変換器3およびD/A変換器5に
与える。
ブロック回路図で、図1と同一部分にはそれぞれ同一符
号を付して説明を省略する。図において、13は上側ク
ランプ回路で、入力アナログ信号を、そのピーク値が固
定された上側基準電圧VRT2 を越えないようにクランプ
する。14は下側ピーク検出回路で、入力アナログ信号
の下側ピーク電圧を検出する。15は下側基準電圧発生
回路で、下側ピーク検出回路14から入力される下側ピ
ーク値よりも予め定められた僅かに低い下側基準電圧V
RB2 を発生してA/D変換器3およびD/A変換器5に
与える。
【0025】この実施例4によれば、実施例1と同様の
効果が得られる。
効果が得られる。
【0026】実施例5.実施例1〜3では、ある電圧を
基底にして振幅が変動するアナログ信号を対象とした
が、音声信号のように、ある電圧を中心にして上下方向
に振幅が変動する場合には、上側および下側のピーク値
を検出し、そのピーク値を僅かに越えるレベルの上側お
よび下側基準電圧を発生し、その基準電圧を用いてA/
D変換およびD/A変換すれば、この発明の効果が得ら
れる。
基底にして振幅が変動するアナログ信号を対象とした
が、音声信号のように、ある電圧を中心にして上下方向
に振幅が変動する場合には、上側および下側のピーク値
を検出し、そのピーク値を僅かに越えるレベルの上側お
よび下側基準電圧を発生し、その基準電圧を用いてA/
D変換およびD/A変換すれば、この発明の効果が得ら
れる。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、入力アナログ信号の
ピーク値に応じてA/D変換器およびD/A変換器の基
準電圧をピーク値を僅かに越える値に変化させるように
したので、入力アナログ信号の振幅の小さい部分につい
ても多階調のA/D変換が行え、S/Nのよりデジタル
信号処理が行えるとともに、出力アナログ信号の振幅を
入力時と同様にD/A変換できるデジタル信号処理回路
が得られる効果がある。
ピーク値に応じてA/D変換器およびD/A変換器の基
準電圧をピーク値を僅かに越える値に変化させるように
したので、入力アナログ信号の振幅の小さい部分につい
ても多階調のA/D変換が行え、S/Nのよりデジタル
信号処理が行えるとともに、出力アナログ信号の振幅を
入力時と同様にD/A変換できるデジタル信号処理回路
が得られる効果がある。
【0028】また、クランプした入力アナログ信号のピ
ーク値に応じて発生した基準電圧をデジタル信号処理に
要する時間だけ遅延させてD/A変換器に与えるように
したので、デジタル信号処理に長時間を要する場合でも
正確なD/A変換が行える効果がある。
ーク値に応じて発生した基準電圧をデジタル信号処理に
要する時間だけ遅延させてD/A変換器に与えるように
したので、デジタル信号処理に長時間を要する場合でも
正確なD/A変換が行える効果がある。
【0029】また、入力アナログ信号をデジタル信号処
理に要する時間だけ遅延させ、このアナログ信号のピー
ク値を検出してD/A変換器の基準電圧を発生するよう
にしたので、デジタル信号処理に長時間を要する場合で
も正確なD/A変換が行えるとともに、D/A変換基準
電圧をA/D変換器と切り離して任意に調節できる効果
がある。
理に要する時間だけ遅延させ、このアナログ信号のピー
ク値を検出してD/A変換器の基準電圧を発生するよう
にしたので、デジタル信号処理に長時間を要する場合で
も正確なD/A変換が行えるとともに、D/A変換基準
電圧をA/D変換器と切り離して任意に調節できる効果
がある。
【0030】また、音声信号のように、上側および下側
の振幅が変化するアナログ信号についても、S/Nのよ
いデジタル信号処理を行うことができる効果がある。
の振幅が変化するアナログ信号についても、S/Nのよ
いデジタル信号処理を行うことができる効果がある。
【図1】この発明の実施例1のブロック回路図である。
【図2】実施例1のA/D変換波形を示す図である。
【図3】この発明の実施例2のブロック回路図である。
【図4】この発明の実施例3のブロック回路図である。
【図5】この発明の実施例4のブロック回路図である。
【図6】従来のデジタル信号処理回路のブロック回路図
である。
である。
【図7】従来のA/D変換波形を示す図である。
2 クランプ回路 3 A/D変換器 4 デジタル信号処理部 5 D/A変換器 7 ピーク検出回路 8 上側基準電圧発生回路 9 遅延線 10 遅延線 11 第2のピーク検出回路 12 D/A上側基準電圧発生回路 13 上側クランプ回路 14 下側ピーク検出回路 15 下側基準電圧発生回路
Claims (6)
- 【請求項1】 入力されたアナログ信号をA/D変換器
によってデジタル信号に変換し、この変換されたデジタ
ル信号をデジタル処理してのち、D/A変換器によって
アナログ信号に変換するものにおいて、上記A/D変換
器およびD/A変換器の作動基準値を、入力されたアナ
ログ信号の最大値に応じて変動させるようにしたことを
特徴とするデジタル信号処理方法。 - 【請求項2】 入力されたアナログ信号をA/D変換器
によってデジタル信号に変換し、この変換されたデジタ
ル信号をデジタル処理してのち、D/A変換器によって
アナログ信号に変換するものにおいて、上記A/D変換
器の作動基準値を、入力されたアナログ信号の最大値に
応じて変動させると共に、上記D/A変換器の作動基準
値を入力されたアナログ信号の最大値に応じて変動さ
せ、かつデジタル信号の処理に要する時間遅延させるよ
うにしたことを特徴とするデジタル信号処理方法。 - 【請求項3】 入力されたアナログ信号の上側または下
側の最大値を検出する手段、この検出値を予め定めた値
だけ越える上側または下側基準電圧を発生する手段、こ
の上側基準電圧と予め設定された下側電圧または下側基
準電圧と予め設定された上側電圧を基準としてA/D変
換およびD/A変換を行う手段を備えたデジタル信号処
理装置。 - 【請求項4】 入力されたアナログ信号の上側または下
側の最大値を検出する手段、この検出値を予め定めた値
だけ越える上側または下側基準電圧を発生する手段、こ
の上側基準電圧と予め設定された下側電圧または下側基
準電圧と予め設定された上側電圧を基準としてA/D変
換を行う手段、上側基準電圧と予め設定された下側電圧
または下側基準電圧と予め設定された上側電圧をデジタ
ル信号の処理に要する時間だけ遅延させてD/A変換す
る手段を備えたデジタル信号処理装置。 - 【請求項5】 入力されたアナログ信号の上側または下
側の最大値を検出する手段、この検出値を予め定めた値
だけ越える上側または下側基準電圧を発生する手段、こ
の上側基準電圧と予め設定された下側電圧または下側基
準電圧と予め設定された上側電圧を基準としてA/D変
換を行う手段、入力されたアナログ信号をデジタル信号
の処理に要する時間だけ遅延させる手段、この遅延手段
によって遅延されたアナログ信号の上側または下側の最
大値を検出する手段、この検出値を予め定めた値だけ越
える上側または下側基準電圧を発生する手段、この上側
基準電圧と予め設定された下側電圧または下側基準電圧
と予め設定された上側電圧を基準としてD/A変換を行
う手段を備えたデジタル信号処理装置。 - 【請求項6】 入力されたアナログ信号の上側および下
側の振幅最大値を検出する手段、これらの検出値を予め
定めた値だけそれぞれ越える上側基準電圧および下側基
準電圧を発生する手段、この上側および下側基準電圧を
基準としてA/D変換およびD/A変換を行う手段を備
えたデジタル信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04097693A JP3189187B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | デジタル信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04097693A JP3189187B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | デジタル信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06260936A true JPH06260936A (ja) | 1994-09-16 |
JP3189187B2 JP3189187B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=12595478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04097693A Expired - Fee Related JP3189187B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | デジタル信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3189187B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3924582A1 (de) * | 1988-07-25 | 1990-02-01 | Nissan Motor | Drosselklappen-steuersystem zur radschlupfunterdrueckung bei kraftfahrzeug-brennkraftmaschinen |
EP0782272A1 (fr) * | 1995-12-29 | 1997-07-02 | THOMSON multimedia | Circuit de traitement numérique à contrÔle de gain |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP04097693A patent/JP3189187B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3924582A1 (de) * | 1988-07-25 | 1990-02-01 | Nissan Motor | Drosselklappen-steuersystem zur radschlupfunterdrueckung bei kraftfahrzeug-brennkraftmaschinen |
EP0782272A1 (fr) * | 1995-12-29 | 1997-07-02 | THOMSON multimedia | Circuit de traitement numérique à contrÔle de gain |
FR2743243A1 (fr) * | 1995-12-29 | 1997-07-04 | Thomson Multimedia Sa | Circuit de traitement numerique a controle de gain |
US5835040A (en) * | 1995-12-29 | 1998-11-10 | Thomson Multimedia S.A. | Digital processing circuit with gain control |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3189187B2 (ja) | 2001-07-16 |
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