JPH05102853A - A/d変換回路 - Google Patents

A/d変換回路

Info

Publication number
JPH05102853A
JPH05102853A JP26014091A JP26014091A JPH05102853A JP H05102853 A JPH05102853 A JP H05102853A JP 26014091 A JP26014091 A JP 26014091A JP 26014091 A JP26014091 A JP 26014091A JP H05102853 A JPH05102853 A JP H05102853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
reference voltage
input
signal
converter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26014091A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Arita
栄治 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP26014091A priority Critical patent/JPH05102853A/ja
Publication of JPH05102853A publication Critical patent/JPH05102853A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 A/D変換器7において、量子化される範囲
として予め設定された基準電圧“H”または“L”を入
力信号のレベルが超えた場合でも白づまりやリニアリテ
ィが悪くなることがなく、かつ、通常時は使用される階
調数を多くして分解能を高め、再生信号のS/Nを改善
できるA/D変換回路を得ること。 【構成】 入力信号と、予め定めた基準電圧“H”とを
比較して、高い方をA/D変換器7の基準電圧“H”と
して出力する最大値検出回路11,また負極性の入力で
は、入力信号と、予め定めた基準電圧“L”とを比較し
て、低い方をA/D変換器7の基準電圧“L”として出
力する最小値検出回路を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はA/D変換回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のA/D変換回路を示す図
で、1は入力端子、2,5,6はインピーダンス変換
器、3はクランプ回路、4は基準電圧発生回路、7はA
/D変換器、8はデジタル信号処理回路、9はD/A変
換器、10は出力端子である。
【0003】次に動作を説明する。入力端子1に入力さ
れたアナログ信号は、コンデンサC1によって直流成分
が除去されてクランプ回路2に入力され、基準電圧発生
回路4から入力される基準電圧“L”によって最低電圧
がクランプされ、この最低電圧がクランプされたアナロ
グ入力信号は、インピーダンス変換器3を介してA/D
変換器7の信号入力端子に入力される。
【0004】基準電圧発生回路4で作成された基準電圧
“H”は、インピーダンス変換器5を介してA/D変換
器7の基準電圧“H”入力端子に入力され、基準電圧発
生回路4で作成された基準電圧“L”は、インピーダン
ス変換器6を介してA/D変換器7の基準電圧“L”入
力端子に入力される。ここで、基準電圧“L”は、クラ
ンプ回路2でクランプされる入力アナログ信号の最低電
圧と同電圧となるように設定され、基準電圧“H”は、
入力アナログ信号の最高電圧より数10%高い電圧に設
定される。
【0005】A/D変換器7は、入力信号を基準電圧
“H”,“L”と比較してデジタルデータに変換し、デ
ジタル信号処理回路8は所定の信号処理を施し、D/A
変換器9はアナログ信号に変換して出力端子10から出
力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のA/D変換回路
は、基準電圧“H”を入力信号の最大レベルより高電圧
に設定しているが、この電圧差を大きくとると、量子化
する際の階調のうち使用される割合が減少するので分解
能が低下し、再生したアナログ信号のS/Nが悪くなる
という問題点があり、逆に、この電圧差を小さく設定す
ると、入力信号の最大レベルが基準電圧“H”よりも高
くなったときや、他のAV機器から高レベルの信号を入
力したとき、基準電圧“H”を越える部分が全て最大階
調となる信号づまりを生じ、再生信号のリニアリティが
悪くなるという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、入力信号の最大レベルが変わって
も、再生信号の分解能やS/Nの低下がなく、かつ、リ
ニアリティが悪くなることのないA/D変換回路を得る
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るAGC機
能を備えたA/D変換回路は、入力信号のレベルの変動
に追随して、基準電圧“H”または“L”の値を変化さ
せる手段を備えた点を特徴とする。
【0009】
【作用】基準電圧を入力信号のレベル変動に追随して基
準電圧“H”または“L”を変化させる手段は、入力信
号の最大値と最小値のレベル差が大きいときは基準電圧
“H”または“L”の値を変化させて入力信号が基準電
圧“H”と“L”の間に収まるようにし、入力信号のレ
ベル差が小さいときは基準電圧“H”および“L”を予
め定めた値に保持するようにしたので、予め定める基準
電圧“H”および“L”の値を通常時の入力信号のレベ
ルに近い値に設定でき、量子化する際の階調数を有効に
利用できるので、分解能が高くなってS/Nが向上する
とともに、入力信号のレベルが基準電圧の範囲を越える
ことがないので、信号づまりや、リニアリティが悪くな
ることがない。
【0010】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す
回路図で、1〜10は図5に示した従来例と同一部分で
あるので、説明を省略する。図において、11は最大値
検出回路、12は電圧補正回路である。
【0011】次に、従来例と異なる部分の動作を、図2
の波形図を参照して説明する。最大値検出回路11の一
方の入力端子には、インピーダンス変換器5の出力電圧
“H”が入力され、他方の入力端子には、インピーダン
ス変換器3の出力電圧、すなわち、入力信号が入力され
る。最大値検出回路11は、電圧“H”と入力信号の最
大レベルのうち、高い方の電圧を電圧補正回路12に出
力し、電圧補正回路12は、基準電圧発生器4から出力
された基準電圧“H”のインピーダンス変換器5および
最大値回路11における電圧降下分を補正した電圧
を、、基準電圧“H”としてA/D変換器7に送出す
る。
【0012】この実施例1によれば、いま、図2(a)
のような入力信号が入力されたとすると、A/D変換器
7に入力される基準電圧“H”は、図2(b)のよう
に、入力信号のレベルがインピーダンス変換器5の出力
電圧よりも高い時刻t1〜t2の期間だけ入力信号の最
大レベルよりも補正分だけ高い電圧となるので、信号づ
まりが生じない。また、基準電圧“H”と“L”の差が
大きくなって一階調のレベルが増すので、D/A変換器
9から出力されるアナログ信号は、図2(c)のよう
に、元の入力信号の波形をそのまま再現したものとな
る。
【0013】実施例2.なお、実施例1では、入力信号
のレベルがインピーダンス変換器5の変換器5の出力電
圧を超える期間だけ、基準電圧“H”が高くなるように
したので、この期間だけ白側が少し歪むが、図3(a)
に示すように、最大値検出回路11の出力端に大容量の
コンデンサC2を接続してピーククランプ回路13を構
成すれば、電圧補正回路12の出力電圧“H”2は図2
(b)中に示すように、ピーク電圧を保持したものとな
るので、D/A変換器9の出力信号は図2(d)に示す
ような波形となり、歪が軽減される。
【0014】実施例3.また、上記実施例1では、入力
信号が正極性のものを示したが、負極性の入力信号にも
適用できる。図4はこの一実施例を示す回路図で、最小
値検出回路14に入力信号と基準電圧“L”側のインピ
ーダンス変換器6の出力信号とを入力し、レベルの低い
方を基準電圧“L”としてA/D変換器7に入力するよ
うにしたものである。この実施例3においても、上記実
施例1と同様の効果が得られる。
【0015】実施例4.また、上記実施例1では、正極
性の信号の白側を圧縮する例を示したが、同期信号側を
圧縮するようにしてもよい。図5はこの一実施例を示す
回路図で、バーストクランプパルスを用いたペデスタル
クランプ回路15で入力信号のペデスタル部分をクラン
プし、入力信号と基準電圧“L”側のインピーダンス変
換器6の出力信号とを最小値検出回路14に入力して比
較し、レベルの低い方を基準電圧“L”としてA/D変
換器7に入力するようにしたものである。この実施例4
においても、上記実施例3と同様の効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、入力信号のレベル
が、予め定めたA/D変換器の基準電圧“H”または
“L”を超えるものであるとき、その入力レベルに応じ
て基準電圧“H”または“L”の値を上記入力信号が超
えない値に変化させる手段を備えたものであるから、予
め設定する基準電圧“H”と“L”の幅を入力信号の最
大レベルに近い値に設定できるので、再生信号のS/N
の向上が図れるとともに、入力信号のピーク部分がつま
って再生信号のリニアリティが悪くなることのないAG
C機能を備えたA/D変換回路が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す回路図である。
【図2】実施例1の入出力信号の波形と基準電圧“H”
および実施例2の出力信号の波形を示す図である。
【図3】この発明の実施例2の要部の回路図と基準電圧
“H”2を示す図である。
【図4】この発明の実施例3を示す回路図である。
【図5】この発明の実施例4を示す回路図である。
【図6】従来のA/D変換回路を示す回路図である。
【符号の説明】
2 クランプ回路 4 基準電圧発生回路 7 A/D変換器 11 最大値検出回路 13 ピーククランプ回路 14 最小値検出回路 15 ペデスタルクランプ回路
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図6は従来のA/D変換回路を示す図
で、1は入力端子、2はクランプ回路、3,5,6はイ
ンピーダンス変換器、4は基準電圧発生回路、7はA/
D変換器、8はデジタル信号処理回路、9はD/A変換
器、10は出力端子である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のA/D変換回路
は、基準電圧“H”を入力信号の最大レベルより高電圧
に設定しているが、この電圧差を大きくとると、量子化
する際の階調のうち使用される割合が減少するので分解
能が低下し、再生したアナログ信号のS/Nが悪くなる
という問題点があり、逆に、この電圧差を小さく設定す
ると、入力信号の最大レベルが基準電圧“H”よりも高
くなったときに、基準電圧“H”を越える部分が全て最
大階調となる信号づまりを生じ、再生信号のリニアリテ
ィが悪くなるという問題点があった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】この実施例1によれば、いま、図2(a)
のような入力信号が入力されたとすると、A/D変換器
7に入力される基準電圧“H”は、図2(b)のよう
に、入力信号のレベルがインピーダンス変換器5の出力
電圧よりも高い時刻t1〜t2の期間だけ入力信号の最
大レベルよりも補正分だけ高い電圧となるので、信号づ
まりが生じない。また、基準電圧“H”と“L”の差が
大きくなって階調のレベルが増すので、D/A変換器9
から出力されるアナログ信号は、図2(c)のように、
元の入力信号の波形をそのまま再現したものとなる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A/D変換器と、このA/D変換器に入
    力される信号を量子化する範囲を決定する基準電圧
    “H”および“L”を発生する基準電圧発生回路と、入
    力信号の最小レベル,最大レベルまたはペデスタルレベ
    ルをクランプする手段と、この手段により最小レベルも
    しくはペデスタルレベルでクランプされた入力信号と上
    記基準電圧“H”とを比較して高い方を上記A/D変換
    器に基準電圧“H”として出力する最大値検出回路、ま
    たは上記クランプ手段により最大レベルもしくはペデス
    タルレベルでクランプされた入力信号と上記基準電圧
    “L”とを比較して低い方を上記A/D変換器に基準電
    圧“L”として出力する最小値検出回路とを備えたA/
    D変換回路。
JP26014091A 1991-10-08 1991-10-08 A/d変換回路 Pending JPH05102853A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26014091A JPH05102853A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 A/d変換回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26014091A JPH05102853A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 A/d変換回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05102853A true JPH05102853A (ja) 1993-04-23

Family

ID=17343863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26014091A Pending JPH05102853A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 A/d変換回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05102853A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6606123B2 (en) 1999-01-29 2003-08-12 Hamamatsu Photonics K.K. Photosensitive device
WO2003034387A3 (en) * 2001-10-19 2003-11-20 Clare Micronix Integrated Syst Method and clamping apparatus for securing a minimum reference voltage in a video display boost regulator

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6606123B2 (en) 1999-01-29 2003-08-12 Hamamatsu Photonics K.K. Photosensitive device
WO2003034387A3 (en) * 2001-10-19 2003-11-20 Clare Micronix Integrated Syst Method and clamping apparatus for securing a minimum reference voltage in a video display boost regulator
US7019719B2 (en) 2001-10-19 2006-03-28 Clare Micronix Integrated Systems, Inc. Method and clamping apparatus for securing a minimum reference voltage in a video display boost regulator

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB1581819A (en) Apparatus for modifying the scale of a logarithmic signal
US5818372A (en) D/A converter circuit having offset voltage application device
US6535152B2 (en) Analog-to-digital converter having gamma-corrected reference voltages
JPH05102853A (ja) A/d変換回路
EP0220894B1 (en) A clamping circuit for an analogue to digital converter
JPH01226284A (ja) 自動利得制御装置
JPS5873280A (ja) 信号2値化処理装置
JP3189187B2 (ja) デジタル信号処理装置
JP2570122B2 (ja) ビデオ信号の白レベル設定回路
JP2766104B2 (ja) A/d変換装置
JPH0439828B2 (ja)
JPH0646287A (ja) 映像信号フィードバッククランプ回路
JP3387165B2 (ja) クランプ電位補正回路
JP3179395B2 (ja) 映像信号処理装置
US6297756B1 (en) Analog-to-digital conversion device
JP2548220B2 (ja) 映像信号処理装置
JPH09219643A (ja) A/dコンバータ
JP2512221B2 (ja) シェ―ディング歪補正装置
JP3226534B2 (ja) 原稿読取装置
JP2568056Y2 (ja) テレビジョン信号の自動利得制御装置
JPS62102623A (ja) A/d変換回路
JP2543354Y2 (ja) ビデオ信号a/d変換装置
KR930002686B1 (ko) 팩시밀리의 화질 보상회로
JPH06189160A (ja) デジタルガンマ補正装置
JPS63169885A (ja) 映像信号スライスレベル設定回路