JP3387165B2 - クランプ電位補正回路 - Google Patents

クランプ電位補正回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号に直流電位を与
えるクランプ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像信号処理において通常はその信号成
分(交流成分)のみを伝送するが、A/D変換器への入
力信号などでは交流成分だけでなく直流成分も加え、一
定の直流値で入力する必要がある。すなわち、映像信号
の黒レベルが常に一定の直流レベルになるようにする必
要がある。そのために信号に直流電位を与える回路をク
ランプ回路という。クランプ回路の中で特にクランプ電
位に精度が要求される場合、図3に示すようなフィード
バッククランプ回路が用いられる。図3において、1は
入力信号に直流電位を与えるクランプ回路、2はクラン
プ回路1によってクランプされた信号のクランプ電位を
検出するクランプ電位検出回路、3はクランプ電位の理
想的な値である基準電位を発生する基準電位発生回路、
4はクランプ電位検出回路2の出力と基準電位発生回路
3の出力とを比較する比較回路である。比較回路4にお
いてはクランプ電位検出回路2の出力と基準電位発生回
路3の出力とを比較して、クランプ電位検出回路2の出
力が基準電位より大きい場合にはクランプ回路1のクラ
ンプ電位を下げる方向の信号を発生して、逆にクランプ
電位検出回路2の出力が基準電位より小さい場合にはク
ランプ回路1のクランプ電位を上げる方向の信号を発生
して、クランプ電位を基準電位に近づける動作をする。
【0003】このような構成によってフィードバックク
ランプ回路では、クランプ回路の誤差を吸収して、常に
一定のクランプ電位を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、万一ク
ランプ電位検出回路において検出誤差が発生した場合
や、クランプ後の回路で直流電位の誤差が発生してしま
った場合には、せっかく基準電位にクランプしたとして
もクランプ電位の理想値との間に若干の誤差を生じてし
まう。
【0005】たとえばクランプ電位の検出をディジタル
信号処理によって行ったような場合、信号処理のビット
数が十分に大きくないと検出誤差が大きくなる。
【0006】本発明は上記課題に鑑み、信号処理による
クランプ誤差を補正するクランプ電位補正回路を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のクランプ電位補正回路は、入力信号である映
像信号に直流電位を与えるクランプ回路と、前記クラン
プ後のクランプ電位を検出するクランプ電位検出回路
と、基準電位を発生する基準電位発生回路と、検出され
たクランプ電位と基準電位とを比較してその差を前記ク
ランプ回路にフィードバックする比較回路とを備えたフ
ィードバッククランプ回路において、前記クランプ回路
から出力されるクランプされた映像信号の直流電位ある
いは、前記基準電位発生回路から出力される直流電位に
所定の直流電位を加算する直流レベルシフト回路を配設
して信号処理により発生した誤差を補正するようにした
ものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成によって、クランプ電位
検出回路やその後の信号処理回路において発生した誤差
を直流レベルシフト回路によって補正することにより正
確なクランプを行うことができる。
【0009】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第一の実施例のク
ランプ電位補正回路について図面を参照しながら説明す
る。
【0010】図1は本発明の実施例におけるクランプ電
位補正回路のブロック図である。図1において、1はク
ランプ回路、2はクランプ電位検出回路、3は基準電位
発生回路、4は比較回路、5は直流レベルシフト回路で
ある。以下本発明のクランプ電位補正回路について図面
を参照して説明する。
【0011】まず、図1の符号1から4は従来のフィー
ドバッククランプ回路である。このフィードバッククラ
ンプ回路によるクランプ電位の理想値との誤差をX
(V)とすると、直流レベルシフト回路5によってX
(V)だけレベルをシフトするとクランプ電位を理想値
にすることができる。この誤差X(V)は信号処理回路
固有のものなのでその回路に応じた値に設定する必要が
ある。
【0012】このようにクランプ回路の後段に直流レベ
ルシフト回路5を設けることによって信号処理回路にお
いて発生した誤差を補正して理想的なクランプ電位を得
ることができる。
【0013】(実施例2)以下本発明の第二の実施例の
クランプ電位補正回路について図面を参照しながら説明
する。
【0014】図2は本発明の実施例におけるクランプ電
位補正回路のブロック図である。図2において、1はク
ランプ回路、2はクランプ電位検出回路、3は基準電位
発生回路、4は比較回路、6は直流レベルシフト回路で
ある。以下本発明のクランプ電位補正回路について図面
を参照して説明する。
【0015】まず、図1の符号1から4は従来のフィー
ドバッククランプ回路である。このフィードバッククラ
ンプ回路によるクランプ電位の理想値との誤差をX
(V)とすると、直流レベルシフト回路6によって基準
電位をX(V)だけシフトするとクランプ電位を理想値
にすることができる。この誤差X(V)は信号処理回路
固有のものなのでその回路に応じた値に設定する必要が
ある。
【0016】このように基準電位発生回路の後段に直流
レベルシフト回路6を設けることによって信号処理回路
において発生した誤差を補正して理想的なクランプ電位
を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本実施例によれば、直流レ
ベルシフト回路をクランプ回路の後段または、基準電位
発生回路の後段に設けることによりクランプ電位検出回
路及びその後の信号処理回路において発生した誤差を補
正して正確なクランプ電位を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるクランプ電位補
正回路の構成ブロック図
【図2】本発明の第二の実施例におけるクランプ電位補
正回路の構成ブロック図
【図3】従来例のクランプ電位補正回路の構成ブロック
【符号の説明】
1 クランプ回路 2 クランプ電位検出回路 3 基準電位発生回路 4 比較回路 5、6 直流レベルシフト回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号である映像信号に直流電位を与
    えるクランプ回路と、前記クランプ後のクランプ電位を
    検出するクランプ電位検出回路と、基準電位を発生する
    基準電位発生回路と、検出されたクランプ電位と基準電
    位とを比較してその差を前記クランプ回路にフィードバ
    ックする比較回路とを備えたフィードバッククランプ回
    において、前記クランプ回路から出力されるクランプ
    された映像信号の直流電位に所定の直流電位を加算する
    直流レベルシフト回路を配設して信号処理により発生し
    た誤差を補正するようにしたことを特徴とするクランプ
    電位補正回路。
  2. 【請求項2】 入力信号である映像信号に直流電位を与
    えるクランプ回路と、前記クランプ後のクランプ電位を
    検出するクランプ電位検出回路と、基準電位を発生する
    基準電位発生回路と、検出されたクランプ電位と基準電
    位とを比較してその差を前記クランプ回路にフィードバ
    ックする比較回路とを備えたフィードバッククランプ回
    において、前記基準電位発生回路から出力される直流
    電位に所定の直流電位を加算する直流レベルシフト回路
    配設して信号処理により発生した誤差を補正するよう
    にしたことを特徴とするクランプ電位補正回路。
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