JPH07162705A - 信号処理装置 - Google Patents
信号処理装置Info
- Publication number
- JPH07162705A JPH07162705A JP5310595A JP31059593A JPH07162705A JP H07162705 A JPH07162705 A JP H07162705A JP 5310595 A JP5310595 A JP 5310595A JP 31059593 A JP31059593 A JP 31059593A JP H07162705 A JPH07162705 A JP H07162705A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- synchronizing
- video signal
- sync
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Color Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 A/D変換をする信号処理装置において量子
化ノイズを改善する。 【構成】 映像信号の同期信号部分のみ、ペデスタルレ
ベルを基準にしてその極性を反転させた後、アナログデ
ジタル変換することを特徴とする。
化ノイズを改善する。 【構成】 映像信号の同期信号部分のみ、ペデスタルレ
ベルを基準にしてその極性を反転させた後、アナログデ
ジタル変換することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号をアナログデ
ィジタル変換しディジタルにより信号処理を行なうとい
う信号処理装置に関するものである。
ィジタル変換しディジタルにより信号処理を行なうとい
う信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の代表的な装置においては、
映像信号に同期信号を含んだままアナログディジタル変
換(以下A/D変換)し信号処理を行なうか、あるいは
同期信号を除去した後、映像部分のみA/D変換し信号
処理を行ないディジタルアナログ変換(以下D/A変
換)のち、同期信号を付加するかのいずれかにより構成
されていた。
映像信号に同期信号を含んだままアナログディジタル変
換(以下A/D変換)し信号処理を行なうか、あるいは
同期信号を除去した後、映像部分のみA/D変換し信号
処理を行ないディジタルアナログ変換(以下D/A変
換)のち、同期信号を付加するかのいずれかにより構成
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例においては、前者の場合は同期信号のためだけ
にA/D変換のレンジを割り当てているため、同期信号
以外の映像部分の量子化ステップが粗くなり、ノイズに
関して不利となる。又、後者の場合はA/D変換する前
に同期信号を分離し、映像信号と同期信号を別々に処理
するため各々の処理過程で発生する電気的なジッターが
一致しないため、合成した後画面にゆがみを発生すると
いう欠点を有していた。
記従来例においては、前者の場合は同期信号のためだけ
にA/D変換のレンジを割り当てているため、同期信号
以外の映像部分の量子化ステップが粗くなり、ノイズに
関して不利となる。又、後者の場合はA/D変換する前
に同期信号を分離し、映像信号と同期信号を別々に処理
するため各々の処理過程で発生する電気的なジッターが
一致しないため、合成した後画面にゆがみを発生すると
いう欠点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれ
ば、映像信号の同期部分のみペデスタルレベルを基準に
してその極性を反転させた後、A/D変換するようにし
たものである。
ば、映像信号の同期部分のみペデスタルレベルを基準に
してその極性を反転させた後、A/D変換するようにし
たものである。
【0005】
【実施例】図1に本発明の第一実施例を表わすブロック
図を示す。
図を示す。
【0006】図中、1は映像信号を遅延するための遅延
回路であり、2はクランプ回路、3は同期信号の極性を
反転させる同期反転回路、4はA/D変換器である。
又、5はたとえば、様々なディジタル信号処理をおこな
うDSP回路であり、6は同期信号を取り除く同期キャ
ンセル回路、7及び9はD/A変換器であり、8は同期
信号のレベルを検出する同期検出回路である。10は映
像信号より同期信号を分離する同期分離回路であり、1
1は各種パルスを発生するパルス発生回路である。又、
図2に第一実施例の各部の波形図及びタイミングチャー
トを示し、各記号は図1に示したa〜gに対応してい
る。
回路であり、2はクランプ回路、3は同期信号の極性を
反転させる同期反転回路、4はA/D変換器である。
又、5はたとえば、様々なディジタル信号処理をおこな
うDSP回路であり、6は同期信号を取り除く同期キャ
ンセル回路、7及び9はD/A変換器であり、8は同期
信号のレベルを検出する同期検出回路である。10は映
像信号より同期信号を分離する同期分離回路であり、1
1は各種パルスを発生するパルス発生回路である。又、
図2に第一実施例の各部の波形図及びタイミングチャー
トを示し、各記号は図1に示したa〜gに対応してい
る。
【0007】次に動作を説明すると、入力された映像信
号は1の遅延回路に供給され、一定時間遅延された後、
2のクランプ回路に入力される(図2a)。一方、前記
入力映像信号は10の同期分離回路にも供給され、ここ
において同期信号を分離し、11のパルス発生回路にお
いて同期信号をもとに各種パルスを生成するが、その一
部であるペデスタル位置をゲートするパルス(図2b)
が前記2のクランプ回路に供給され、これによりペデス
タルクランプ処理が行なわれ、後段4のA/D変換器の
変換レンジに適合される。
号は1の遅延回路に供給され、一定時間遅延された後、
2のクランプ回路に入力される(図2a)。一方、前記
入力映像信号は10の同期分離回路にも供給され、ここ
において同期信号を分離し、11のパルス発生回路にお
いて同期信号をもとに各種パルスを生成するが、その一
部であるペデスタル位置をゲートするパルス(図2b)
が前記2のクランプ回路に供給され、これによりペデス
タルクランプ処理が行なわれ、後段4のA/D変換器の
変換レンジに適合される。
【0008】つぎに、映像信号は3の同期反転回路に供
給されるが、ここにおいては11のパルス発生回路によ
り出力される同期信号をゲートするパスる(図2c)も
供給されていて、これにより同期信号部分のみペデスタ
ルレベルを基準にして極性を反転させ(図2d)、前記
した4のA/D変換器によりディジタルデータに変換さ
れる。
給されるが、ここにおいては11のパルス発生回路によ
り出力される同期信号をゲートするパスる(図2c)も
供給されていて、これにより同期信号部分のみペデスタ
ルレベルを基準にして極性を反転させ(図2d)、前記
した4のA/D変換器によりディジタルデータに変換さ
れる。
【0009】ところで1の遅延回路であるが、これは映
像信号とゲートパルスのタイミングを合わせるためのも
のである。
像信号とゲートパルスのタイミングを合わせるためのも
のである。
【0010】ディジタルデータに変換された映像信号は
5のDSP回路に供給され、ここにおいてたとえば補間
処理等の様々なディジタル信号処理が施された後、6の
同期キャンセル回路に供給される一方、8の同期検出回
路にも供給される。
5のDSP回路に供給され、ここにおいてたとえば補間
処理等の様々なディジタル信号処理が施された後、6の
同期キャンセル回路に供給される一方、8の同期検出回
路にも供給される。
【0011】ところで、8の同期検出回路には、11の
パルス発生回路より出力される前記二つのパルスも供給
されていて、ゲートされたペデスタルレベルの平均値と
ゲートされた同期信号部分のレベル差(図2eつまり同
期信号)を算出し出力する。このレベル差は前記6の同
期キャンセル回路に供給され、減算することにより極性
が反転された同期信号部分を取り除く(図2f)。
パルス発生回路より出力される前記二つのパルスも供給
されていて、ゲートされたペデスタルレベルの平均値と
ゲートされた同期信号部分のレベル差(図2eつまり同
期信号)を算出し出力する。このレベル差は前記6の同
期キャンセル回路に供給され、減算することにより極性
が反転された同期信号部分を取り除く(図2f)。
【0012】つぎに、同期信号が削除された映像信号及
び前記した検出された同期信号は各々7及び9のD/A
変換器に供給され、アナログ信号に変換され、これらが
加算され(図2g)出力映像信号として出力される。こ
こにおいてはD/A変換器の出力を結線することにより
アナログ信号に変換するとともに加算も行なっている。
び前記した検出された同期信号は各々7及び9のD/A
変換器に供給され、アナログ信号に変換され、これらが
加算され(図2g)出力映像信号として出力される。こ
こにおいてはD/A変換器の出力を結線することにより
アナログ信号に変換するとともに加算も行なっている。
【0013】このように、同期信号を分離することなく
又、同期信号のためだけにA/D変換レンジを割り当て
ることなく、ディジタル信号に変換し映像信号と同期信
号に共通のディジタル信号処理を行なっている。
又、同期信号のためだけにA/D変換レンジを割り当て
ることなく、ディジタル信号に変換し映像信号と同期信
号に共通のディジタル信号処理を行なっている。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、映像信号に同期信
号を含んだままA/D変換する際、同期信号のためだけ
にA/D変換レンジを割り当てる必要がなくなり映像部
分のみ割り当てられるため量子化ノイズを改善すること
ができる。
号を含んだままA/D変換する際、同期信号のためだけ
にA/D変換レンジを割り当てる必要がなくなり映像部
分のみ割り当てられるため量子化ノイズを改善すること
ができる。
【図1】第一実施例の構成を表わすブロック図。
【図2】第一実施例の各部の波形図及びタイミングチャ
ート。
ート。
【符号の説明】 1 遅延回路 2 クランプ回路 3 同期反転回路 4 A/D変換器 5 DSP回路 6 同期キャンセル回路 7 D/A変換器 8 同期検出回路 9 D/A変換器 10 同期分離回路 11 パルス発生回路
Claims (1)
- 【請求項1】 映像信号の同期信号部分のみペデスタル
レベルを基準にしてその極性を反転させた後、アナログ
ディジタル変換することを特徴とする信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5310595A JPH07162705A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5310595A JPH07162705A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 信号処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07162705A true JPH07162705A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=18007148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5310595A Withdrawn JPH07162705A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07162705A (ja) |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP5310595A patent/JPH07162705A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |