JP3277984B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/12—Analogue/digital converters
- H03M1/124—Sampling or signal conditioning arrangements specially adapted for A/D converters
- H03M1/129—Means for adapting the input signal to the range the converter can handle, e.g. limiting, pre-scaling ; Out-of-range indication
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-
- H—ELECTRICITY
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/16—Circuitry for reinsertion of dc and slowly varying components of signal; Circuitry for preservation of black or white level
- H04N5/18—Circuitry for reinsertion of dc and slowly varying components of signal; Circuitry for preservation of black or white level by means of "clamp" circuit operated by switching circuit
- H04N5/185—Circuitry for reinsertion of dc and slowly varying components of signal; Circuitry for preservation of black or white level by means of "clamp" circuit operated by switching circuit for the black level
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Description
関する。
特開昭62−116063号公報に示されるように、映
像信号処理回路のDレンジを有効に用いることを目的と
して用いられている。
ック図である。センサ107は映像信号を入力するセン
サである。クランプ回路100は、誤差増幅回路106
から与えられたDCレベルに映像信号をクランプする。
ゲインアンプ101は入力信号に特定の利得を与え、バ
ッファ回路102は映像信号をバッファリングする。A
/Dコンバータ103は映像信号をデジタルデータに変
換し、出力する。表示装置108は映像デジタルデータ
を表示する。黒レベル検出回路105は映像信号の黒の
DCレベルを検出し、DCレベルを出力する。基準電位
発生回路105は基準のDCレベルを発生する。誤差増
幅回路106は二つの入力信号の差分を増幅して出力す
る。
107から入力された映像信号は、DCレベルを固定す
るためクランプ回路100でクランプされる。映像信号
はその後、ゲインアンプ101によってある一定の利得
が与えられる。映像信号はバッファ回路102を通して
A/Dコンバータ103に入力され、表示装置108は
A/Dコンバータ103から出力されたデジタル映像デ
ータを表示する。映像信号をA/D変換する場合、A/
Dコンバータ103のDレンジを最大に利用することが
望ましい。そのため、バッファ回路102の出力信号を
黒レベル検出回路104に入力する。黒レベル検出回路
104は、バッファ回路102から出力された映像信号
のうち、その黒レベルの信号レベルを検出し、誤差増幅
回路106に入力する。誤差増幅回路106は予め基準
電位発生回路105によって与えられたDCレベルと、
黒レベル検出回路104で得られたDCレベルを比較
し、その誤差をクランプ回路100のクランプ電位とし
て出力する。このとき、黒レベル検出回路104によっ
て得られる黒レベルが、A/Dコンバータ103の最低
基準レベルに一致するよう、基準電位発生回路105の
基準電位を予め設定することによって、A/Dコンバー
タ103のDレンジを有効に利用するとともに、映像信
号の黒レベルの補正を行っている。
理装置は次のような問題点があった。 (1)A/Dコンバータ103のDレンジを有効に利用
していない場合がある。その理由は、映像信号の振幅を
A/Dコンバータ103のDレンジに有効に割り当てる
ために、映像信号の黒レベルをA/Dコンバータ103
の最小基準電位に合わせているが、信号レベルの最大値
を検出していないため、A/Dコンバータ103の最大
基準電圧よりも信号レベルが大きい、または小さい場合
があり、これらの場合では映像信号をA/Dコンバータ
103のDレンジに有効に割り当てたことにならない。 (2)映像信号が飽和する場合がある。その理由は、D
レンジを有効に割り当てるために、映像信号の黒レベル
をA/Dコンバータ103の最小基準電位に合わせてい
るが、信号レベルの最大値を検出していないため、映像
信号の最大レベルよりA/Dコンバータ103の最大基
準電位が低い場合には、信号が飽和し、映像信号の忠実
な再生が不可能となる。
信号をA/Dコンバータの量子化範囲内に収めて表示装
置に出力する映像信号処理装置を提供することにある。
映像信号をA/D変換する際の最小分解能を、A/Dコ
ンバータのビット数を増やすことなく向上させる映像信
号処理装置を提供することにある。
量子化誤差による映像信号のS/Nの劣化を最小限に押
さえる映像信号処理装置を提供することにある。
置は、CCDと、該CCDの出力をクランプパルスのタ
イミングでDCクランプするクランプ回路と、該クラン
プ回路からの映像信号を最大基準電圧と最小基準電圧の
範囲内でデジタルデータに変換するA/Dコンバータ
と、デジタル化された映像信号を出力し、またA/Dコ
ンバータ基準電圧データを入力するハードウエアインタ
フェース部と、該ハードウエアインタフェース部に入力
されたA/Dコンバータ基準電圧データをA/Dコンバ
ータの最小基準電圧データと最大基準電圧データにデコ
ードすデコーダと、デコードされた最小基準電圧デー
タ、最大基準電圧データをそれぞれラッチする第1、第
2のラッチ回路と、それぞれ第1、第2のラッチ回路に
ラッチされた最小基準電圧データ、最大基準電圧データ
をアナログデータに変換し、最大基準電圧、最小基準電
圧としてA/Dコンバータに出力する第1、第2のD/
Aコンバータと、タイミングパルスにより前記CCDを
駆動するCCD駆動回路と、タイミングパルス、クラン
プパルスをそれぞれCCD駆動回路、クランプ回路に出
力するタイミング発生回路を含むハードウエア信号処理
部と、 ハードウエアインタフェース部から出力された、
デジタル化された映像信号を入力し、またA/Dコンバ
ータ基準電圧データを入力し、ハードウエアインタフェ
ース部に出力するソフトウエアインタフェース部と、映
像信号の最小値、最大値を検出し、A/Dコンバータの
最大基準電圧値、最小基準電圧をそれぞれ映像信号の最
大値、最小値に一致させソフトウエアインタフェース部
に出力する基準電圧算出手段と、映像信号のペデスタル
電位からA/Dコンバータの最小基準電圧までのDC成
分を、ソフトウエアインタフェース部から出力された映
像信号に加え、出力するDC再生部と、前記DC再生部
から出力された、ディジタル化された映像信号を処理
し、表示装置に表示する信号処理部を含むソフトウエア
インタフェース処理部を有する。
手段として、A/Dコンバータに設定する最小基準電圧
値と最大基準電圧値を初期設定し、以後映像信号が入力
する毎に、映像信号の最小値、最大値をそれぞれ最小基
準電圧値、最大基準電圧値と比較し、最小基準電圧値の
方が小さいとき最小基準電圧値を上昇させ、最小基準電
圧値の方が大きければ最小基準電圧値を下降させ、最大
基準電圧値の方が大きければ、最大基準電圧値の方を下
降させ、最大基準電圧値の方が小さければ、最大基準電
圧値の方を上昇させる操作を繰り返すことによって最小
基準電圧値、最大基準電圧をそれぞれ映像信号の最大
値、最小値に一致させる基準電圧算出手段を有する。
よってA/Dコンバータの基準電圧をダイナミックに変
化させる。
/Dコンバータの最小基準電圧が映像信号の最小値と、
A/Dコンバータの最大基準電圧が映像信号の最大値と
それぞれ一致するようにA/Dコンバータの基準電圧を
決定しているので、CCDから得られる映像信号をA/
D変換する際の最小分解能を、A/Dコンバータのビッ
ト数を増やすことなく向上させることができる。
では、コントラストの高い被写体を撮像したときと比較
して、A/Dコンバータの最小分解能を向上させること
ができるため、コントラストの高い被写体を撮像したと
きと比較して、A/Dコンバータの量子化誤差によるS
/Nの劣化を軽減できる。
信号のピーク値とほぼ同等になるように算出しているの
で、映像信号の振幅が大きい場合でも、映像信号が飽和
することがない。
ら得られる映像信号から決定しているため、A/Dコン
バータの基準電圧を映像に対して、容易に、かつリアル
タイムに自動設定できる。
て図面を参照して説明する。
処理装置の構成図である。
エア信号処理部1とソフトウエア信号処理部2とから構
成される。
GDS(相関二重サンプリング)回路12とクランプ回
路13とA/Dコンバータ14とハードウエアインタフ
ェース15とデコーダ16とD/Aコンバータ17、1
8とラッチ回路19、20とタイミング発生回路21と
CCD駆動回路22で構成される。
動するタイミング、およびアナログ信号処理を行うため
のタイミング信号を生成する。CCD駆動回路22はタ
イミング発生回路21からのタイミング信号を受け、C
CD駆動能力を持たせてCCD11を駆動する。CCD
11はイメージセンサであり、CCD駆動回路22によ
って駆動され、映像信号を出力する。映像信号はCDS
(相関二重サンプリング)回路12に入力される。CD
S回路12はタイミング発生器21からのサンプリング
タイミング(SHP)を得て、映像信号を相関二重サン
プリングする。その後、映像信号はクランプ回路13に
入力され、タイミング発生回路21によって与えられた
クランプパルスCPのタイミングでA/Dコンバータ1
4の最小基準電圧の規格内の最小値、例えば1(V)に
DCクランプされる。A/Dコンバータ14は、クラン
プ回路13からの映像信号を、D/Aコンバータ17か
ら入力される最大基準電圧(VRB)とD/Aコンバー
タ18から入力される最小基準電圧(VRT)の範囲内
でA/Dコンバータ14が有する階調、たとえば8ビッ
トA/Dコンバータであるならば256の階調でデジタ
ルデータに変換する。A/Dコンバータ14の最小基準
電圧が1[V]、最大基準電圧が2[V]である場合、
1[V]の範囲を256の階調で分解するため、1LS
Bに相当するアナログ信号は1[V]/256=3.9
1[mV]となる。デジタル化された映像信号はハード
ウエアインタフェース15を介してソフトウエア信号処
理部2に入力される。ハードウエアインタフェース15
は、デジタル化された映像信号をソフトウエア信号処理
部2に送出するだけでなく、ソフトウエア信号処理部2
からのA/Dコンバータ基準電圧データを最小基準電圧
と最大基準電圧に分割するためにデコーダ16に入力す
る機能を有する。デコーダ16はハードウエアインタフ
ェース15から与えられたデジタルデータを、A/Dコ
ンバータ14の最小基準電圧データと最大基準電圧デー
タにデコードし、それぞれラッチ回路20と19に入力
する。ラッチ回路20は最小基準電圧データをD/Aコ
ンバータ18に入力し、ラッチ回路19は最大基準電圧
データをD/Aコンバータ17に出力する。D/Aコン
バータ18はデジタルの最小基準電圧データをアナログ
に変換し、最小基準電圧としてA/Dコンバータ14に
出力し、D/Aコンバータ17はデジタルの最大基準電
圧をアナログデータに変換し、最大基準電圧としてA/
Dコンバータ14に出力する。A/Dコンバータ14は
最小基準電圧と最大基準電圧の範囲で、アナログの映像
信号をデジタルに変換する。
インタフェース31とDC再生部32と信号処理部33
と基準電圧算出部34で構成されている。
のデータ転送を可能とするインタフェースである。ハー
ドウエア信号処理部1からの映像信号はDC再生部32
と基準電圧算出部34に入力される。DC再生部32
は、基準電圧算出部34からの最低基準電圧(VRB)
情報を受け、映像信号のペデスタル電位からA/Dコン
バータ14の最小基準電圧までのDC成分を映像信号に
加えることによって映像信号のDCを再生する。DC再
生された映像信号は信号処理部33によって様々な信号
処理を行った後、表示装置3に入力される。基準電圧算
出部34は与えられた映像信号から、ハードウエア信号
処理部1のA/Dコンバータ14の最低基準電圧と最大
基準電圧を算出し、ソフトウエアインタフェース31に
出力する。ここで、基準電圧算出部34はA/Dコンバ
ータ14の基準電圧を算出するが、映像信号の状態、す
なわち撮像シーンは多種多様であるために、A/Dコン
バータ14の基準電圧の算出値は映像信号の状態によっ
てダイナミックに変化させる。ソフトウエアインタフェ
ース31は基準電圧算出部34から得られた基準電圧デ
ータをハードウエア信号処理部1に送出する。
ローチャートである。基準電圧算出部34は、A/Dコ
ンバータ14に設定する最小基準電圧値と最大基準電圧
値の初期設定を行う(ステップ41、42)。このとき
の初期設定値は、A/Dコンバータ14の規格範囲で入
力Dレンジが最大となる値が設定される。A/Dコンバ
ータ14の最小基準電圧の最小値が例えば1[V]、最
大基準電圧の最大値が例えば2[V]である場合には、
最小基準電圧には8ビットで表現できる最小値、具体的
にはOOH、最大基準電圧には、8ビットで表現できる
最大値、具体的にはFFHが設定される。ソフトウエア
インタフェース31は映像信号を基準電圧算出部34に
入力する(ステップ43)。基準電圧算出部34は映像
信号の最小値と最小基準電圧値(VRB)を比較し(ス
テップ44)、最小基準電圧値の方が小さいと判断した
場合は、最小基準電圧値を上昇させ(ステップ45)、
最小基準電圧の方が小さくないと判断した場合には、最
小基準電圧値を下降させる(ステップ46)。その後、
この最小基準電圧をソフトウエアインタフェース31に
送出する(ステップ47)。
大値と最大基準電圧値(VRT)を比較し(ステップ4
8)、最大基準電圧の方が大きいと判断した場合には、
最大基準電圧値を下降させ(ステップ49)、最大基準
電圧値の方が大きくないと判断した場合には、最大基準
電圧値を上昇させる(ステップ50)。その後、この最
大基準電圧値をソフトウエアインタフェース31に送出
する(ステップ51)。以下、映像信号の入力から、繰
り返し処理をする。
昇、下降させる時の上昇値および下降値は、十分な分解
能を持たせるため、8ビットのデータ例で表現された場
合、1LSBなどにして十分小さな値で変化させる。
定の動作について説明する。
圧算出部34からの基準電圧値をハードウエア処理部1
に入力する。ハードウエアインタフェース15は入力さ
れた基準電圧値をデコーダ16に入力する。デコーダ1
6は基準電圧値が最小基準電圧値であるか最大基準電圧
値であるかを判定して、最小基準電圧値をラッチ回路2
0に、最大基準電圧値をラッチ回路19に入力する。ラ
ッチ回路18とラッチ回路17は次のデータが入力され
るまでデータを保持する。ラッチ回路20は最小基準電
圧をD/Aコンバータ18に入力し、ラッチ回路19は
最大基準電圧をD/Aコンバータ17に入力する。D/
Aコンバータ18は入力されたデータをアナログデータ
に変換し、A/Dコンバータ14の最小基準電圧入力に
入力する。D/Aコンバータ17は入力されたデータを
アナログ信号に変換し、A/Dコンバータ14の最大基
準電圧入力に入力する。A/Dコンバータ14は、映像
信号を最小基準電圧と最大基準電圧値の範囲においてデ
ジタルデータに変換する。
を、実際の撮像シーンを例にとって、図面を参照して説
明する。
被写体を撮像したときのイメージ図とロウコントラスト
被写体を撮像したときのイメージ図である。たとえば、
図4の様な被写体を撮像すると、画面全体の信号レベル
が中間レベルに集中するため、信号の分布を求めると、
図5に示されるようなヒストグラムが得られる。また、
図4の様な被写体を撮像すると、信号レベルが高輝度部
と低輝度部に集中するため、信号の分布を求めると、図
6のようなヒストグラムが得られる。図7は画面全体の
信号レベルが比較的均等に分散している場合のヒストグ
ラムである。
態であったときには、基準電圧算出部34は、信号レベ
ルの最小値とA/Dコンバータ14の最小基準電圧を、
信号レベルの最大値とA/Dコンバータ14の最大基準
電圧を一致させるように動作する。仮に、A/Dコンバ
ータ14を8ビットのものを用いて、その最小基準電圧
値が1[V]、最大基準電圧値が2[V]であった場合
には、1Vp−pの範囲を8ビットで分解することにな
り、1LSBあたりの分解能が3.91[mV]とな
る。図5の様に信号のばらつきが小さい場合には、この
基準電圧算出部34は、A/Dコンバータ14の量子化
範囲を狭める方向に動作する。たとえば、最小基準電圧
1.2[V]、最大基準電圧値1.7で収束した場合、
0.5Vp−pの範囲を8ビットで分解することとな
り、1LSBあたりの分解能力が1.95[mV]とな
って、分解能が向上する。分解能が上述の例で2倍程度
向上したことによって、A/Dコンバータの14の量子
化誤差が1/2程度となり、A/Dコンバータ14のS
/Nが、CCD11のS/Nよりも低い場合に限って、
システム全体のS/Nが向上する。
されるような画面の状態であると、A/Dコンバータ1
4の量子化範囲を広くする方向に動作する。たとえば、
最小基準電圧1[V]、最大基準電圧値2[V]で収束
した場合、A/Dコンバータ14の分解能が向上するこ
とはなくなるが、映像信号が飽和することはない。ま
た、映像信号の信号レベルが、図7に示すように広い範
囲で分散している場合も、基準電圧算出部34は、A/
Dコンバータ14の量子化範囲を広くする方向に動作す
る。
を、それぞれA/Dコンバータ14の最小基準電圧、最
大基準電圧と同じにすることによって、映像シーン毎の
適切な映像信号が得られる。
ウエアで行っているため、これを実現する特別なハード
ウエアを構成する必要がない。このため、システムの小
型化、コスト削減、低消費電力化などが実現できる。
の最大値、最小値を検出し、ただちにA/Dコンバータ
14の最大基準電圧、最小基準電圧をそれぞれ映像信号
の最大値、最小値と同じにしてもよい。
ような効果がある。 (1)CCDから得られる映像信号をA/D変換する際
の最小分解能を、A/Dコンバータのビット数を増やす
ことなく向上させることができる。 (2)コントラストの低い被写体を撮像した場合では、
コントラストの高い被写体を撮像した時と比較して、A
/Dコンバータの量子化誤差によるS/Nの劣化を軽減
できる。 (3)映像信号の振幅が大きい場合でも、映像信号が飽
和することがない。 (4)A/Dコンバータの基準電圧を算出する手段が極
めて容易になる。
示すブロック図である。
トである。
のイメージ図である。
のイメージ図である。
号レベルのヒストグラムの例である。
号レベルのヒストグラムの例である。
信号レベルのヒストグラムの例である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 CCDと、該CCDの出力をクランプパ
ルスのタイミングでDCクランプするクランプ回路と、
該クランプ回路からの映像信号を最大基準電圧と最小基
準電圧の範囲内でデジタルデータに変換するA/Dコン
バータと、デジタル化された映像信号を出力し、またA
/Dコンバータ基準電圧データを入力するハードウエア
インタフェース部と、該ハードウエアインタフェース部
に入力されたA/Dコンバータ基準電圧データを前記A
/Dコンバータの最小基準電圧データと最大基準電圧デ
ータにデコードするデコーダと、デコードされた最小基
準電圧データ、最大基準電圧データをそれぞれラッチす
る第1、第2のラッチ回路と、それぞれ第1、第2のラ
ッチ回路にラッチされた最小基準電圧データ、最大基準
電圧データをアナログデータに変換し、前記最大基準電
圧、前記最小基準電圧として前記A/Dコンバータに出
力する第1、第2のD/Aコンバータと、タイミングパ
ルスにより前記CCDを駆動するCCD駆動回路と、前
記タイミングパルス、クランプパルスをそれぞれ前記C
CD駆動回路、前記クランプ回路に出力するタイミング
発生回路を含むハードウエア信号処理部と、 前記ハードウエアインタフェース部から出力された、デ
ジタル化された映像信号を入力し、またA/Dコンバー
タ基準電圧データを入力し、前記ハードウエアインタフ
ェース部に出力するソフトウエアインタフェース部と、
映像信号が入力する毎に、映像信号の最小値、最大値を
検出し、前記A/Dコンバータの最大基準電圧値、最小
基準電圧をそれぞれ映像信号の最大値、最小値に一致さ
せ前記ソフトウエアインタフェース部に出力する処理を
ソフトウェアで行う基準電圧算出手段と、映像信号のペ
デスタル電位から前記A/Dコンバータの最小基準電圧
までのDC成分を、前記ソフトウエアインタフェース部
から出力された映像信号に加え、出力するDC再生部
と、前記DC再生部から出力された、デジタル化された
映像信号を処理し、表示装置に表示する信号処理部を含
むソフトウエアインタフェース部を有する映像信号処理
装置。 - 【請求項2】 前記基準電圧算出手段として、前記A/
Dコンバータに設定する最小基準電圧値と最大基準電圧
値を初期設定し、以後映像信号が入力する毎に、映像信
号の最小値、最大値をそれぞれ前記最小基準電圧値、前
記最大基準電圧値と比較し、最小基準電圧値の方が小さ
いとき最小基準電圧値を上昇させ、最小基準電圧値の方
が大きければ最小基準電圧値を下降させ、最大基準電圧
値の方が大きければ、最大基準電圧値の方を下降させ、
最大基準電圧値の方が小さければ、最大基準電圧値の方
を上昇させる操作を繰り返すことによって最大基準電圧
値、最小基準電圧値をそれぞれ映像信号の最大値、最小
値に一致させる基準電圧算出手段を有する請求項1記載
の映像信号処理装置。
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Publications (2)
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JPH10276345A JPH10276345A (ja) | 1998-10-13 |
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