JP3305668B2 - 直流成分再生装置 - Google Patents

直流成分再生装置

Info

Publication number
JP3305668B2
JP3305668B2 JP32951098A JP32951098A JP3305668B2 JP 3305668 B2 JP3305668 B2 JP 3305668B2 JP 32951098 A JP32951098 A JP 32951098A JP 32951098 A JP32951098 A JP 32951098A JP 3305668 B2 JP3305668 B2 JP 3305668B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
black level
video signal
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32951098A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000156796A (ja
Inventor
洋治 浦山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP32951098A priority Critical patent/JP3305668B2/ja
Publication of JP2000156796A publication Critical patent/JP2000156796A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3305668B2 publication Critical patent/JP3305668B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィードバックク
ランプ回路等の直流成分再生装置に関し、特に、映像信
号の黒レベル補正における高周波成分等の外乱による影
響を回避する直流成分再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像機器では、アナログ映像信号
をデジタル映像信号に変換して取り扱う機会が増大して
いる。アナログ映像信号は、映像機器に入力されるまで
の過程で、例えばCR結合による映像増幅回路等で増幅
されることによって直流成分を失って、暗い画面(黒レ
ベル)と明るい画面とでペデスタルレベル(帰線消去時
のレベル:基準電位)が異なる信号となる。これによ
り、本来画面に白として表示されるべき部分が灰色にな
り、或いは、コントラストが変化した画面になる等の不
都合が生じる。
【0003】このため、アナログ映像信号をデジタル変
換して記録及び伝送する際に、入力アナログ映像信号か
ら誤差が少ない正確な直流成分を再生し、再生した直流
成分を入力アナログ映像信号に重畳して、暗い画面と明
るい画面との間でペデスタルレベルを強制的に揃えるこ
とが必要になる。このような再生処理を行う従来のフィ
ードバッククランプ回路が、例えば特開平6-46287号公
報に記載されている。
【0004】図8は、上記公報に記載のフィードバック
クランプ回路の一例を示すブロック図である。このフィ
ードバッククランプ回路は、差動増幅器81、A/D変
換器82、第1レジスタ83、減算回路84、加算回路
85、第2レジスタ86、D/A変換器87及びタイミ
ング発生回路88を有している。
【0005】差動増幅器81は、入力されるアナログ映
像信号を補正電位にクランプする。A/D変換器82
は、差動増幅器81でクランプされたアナログ映像信号
をデジタル信号に変換する。第1レジスタ83は、クラ
ンプされたデジタル映像信号に対し、タイミング発生回
路88から1水平ライン毎に与えられるタイミングでペ
デスタルレベルを保持する。
【0006】減算回路84は、保持されたペデスタルレ
ベルと、予め設定された規定のペデスタルレベルとの誤
差を検出する。加算回路85は、減算回路84で検出さ
れた誤差と、前回計算された補正電位との加算を行っ
て、補正電位を更新する。第2レジスタ86は、更新さ
れた補正電位をタイミング発生回路88からのタイミン
グで保持する。D/A変換器87は、更新された新補正
電位をアナログ信号に変換し、入力されるアナログ映像
信号のクランプ電位として差動増幅器81にフィードバ
ックする。
【0007】次に、上記従来のフィードバッククランプ
回路の動作を図8及び図9を参照して説明する。図9
は、従来のフィードバッククランプ回路の動作を示す信
号波形を示すタイミングチャート図である。同図におけ
る横方向は時間軸、縦方向は信号線軸を夫々示し、(a)
は直流成分を失いペデスタルレベルに位置した映像信号
(信号A)、(b)はクランプタイミング信号(信号
B)、(c)はセット信号(信号C)を夫々示す。
【0008】まず、直流成分を持たないアナログ映像信
号が差動増幅器81に入力されると、差動増幅器81で
は、このアナログ映像信号が、D/A変換器87から送
られる黒レベル補正電位信号でクランプされて出力され
る。クランプされたアナログ映像信号は、A/D変換器
82でデジタル信号に変換され、装置外部と第1レジス
タ83とに向かって夫々出力される。
【0009】クランプされたデジタル映像信号が第1レ
ジスタ83に入力されると、このデジタル映像信号のペ
デスタル(帰線消去)のタイミングに対応したクランプ
タイミング信号によって、入力されたデジタル映像信号
のペデスタルレベルが抽出、保持されて出力される。ク
ランプタイミング信号は、タイミング発生回路88で発
生されて第1レジスタ83と第2レジスタ86とに夫々
送られる信号(図9(b))である。
【0010】次いで、第1レジスタ83から出力された
ペデスタルレベルが減算回路84に入力されると、減算
回路84では、このペデスタルレベルから、予め設定さ
れた規定のペデスタルレベルが減算される。減算回路8
4での減算結果は、入力されたデジタル映像信号のペデ
スタルレベルと規定のペデスタルレベル(図8に示す設
定値)との誤差データである。
【0011】更に、上記誤差データが加算回路85に入
力されると、加算回路85はこの誤差データと、前回差
動増幅器81に与えた第2レジスタ86からの補正電位
とを加算し、新たな補正電位として出力する。このと
き、加算回路85からの補正電位出力値がオーバフロー
した場合にはその最大値が、負の場合には零の値が夫々
出力される。
【0012】加算回路85から出力された新たな補正電
位は、第2レジスタ86に入力され、クランプタイミン
グ信号(図9(b)の信号B)よりも遅れ、且つ、水平ブ
ランキング(帰線消去)期間中に一度のタイミングで発
生するセット信号(図9(c)の信号C)によって更新さ
れ、1水平期間中保持される。このセット信号がタイミ
ング発生回路88から第2レジスタ86に入力され、第
2レジスタ86から出力される補正電位は、上記クラン
プタイミング信号が発生する度に更新される。第2レジ
スタ86から出力された新たな補正電位は、D/A変換
器87によってアナログ信号に変換されて差動増幅器8
1に入力される。これにより、直流成分を持たない入力
アナログ映像信号は、新たな補正電位にクランプされ、
直流成分を与えられることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
フィードバッククランプ回路では、外乱などの影響で黒
レベルに混入される高周波ノイズの影響を受けやすく、
高周波ノイズの影響を受けた場合には、正確な黒レベル
補正電位を得ることができず、映像信号の黒レベルにム
ラが生じることがあった。また、検出した誤差データ量
が大きい場合には、誤差データがそのまま前回の補正電
位に加算され、1水平ライン期間毎に変化する補正電位
量が大きくなるため、映像信号における黒レベルのムラ
が1水平ライン毎に生じる。
【0014】本発明は、上記に鑑み、外乱などの影響で
映像信号に混入される高周波ノイズの黒レベルへの影響
を回避し、映像信号の黒レベルに対して常に適切な直流
成分を与えることができる直流成分再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の直流成分再生装置は、直流成分を失ってペ
デスタルレベルからずれたアナログ映像信号の黒レベル
に直流成分を与えて、該黒レベルを前記ペデスタルレベ
ルに戻す直流成分再生装置において、与えられる黒レベ
ルの補正電位と入力されるアナログ映像信号との差を増
幅して差信号として出力する差動増幅回路と、前記差信
号を所定期間平均化し、タイミング信号に応答して前記
補正電位として出力する平均化回路とを備えることを特
徴とする。
【0016】本発明の直流成分再生装置では、映像信号
の黒レベルを平均化させてから黒レベルの補正電位とし
て差動増幅回路に供給するので、黒レベル出力期間中に
高周波ノイズが混入した場合でもノイズを黒レベルと共
に平均化させ、高周波ノイズの直接的な影響を回避して
高精度な黒レベルの再生を可能にする。
【0017】ここで、前記平均化回路が、前記差動増幅
回路から出力される前記差信号をデジタル変換しデジタ
ル映像信号として前記平均化の処理に送るA/D変換回
路と、前記平均化処理後のデジタル映像信号をアナログ
変換して前記補正電位とするD/A変換器と、前記デジ
タル映像信号における黒レベルをラッチするためのクロ
ック信号、及び、黒レベルの出力期間を示す黒レベル期
間信号を夫々発生するタイミング発生回路とを備えるこ
とが好ましい。これにより、デジタル映像信号から黒レ
ベルのみを取り出し、平均化処理を加えてからアナログ
変換し、その値を前記補正電位として差動増幅回路に供
給することができる。
【0018】また、前記平均化回路が、前記クロック信
号と前記黒レベル期間信号とを論理演算して別のクロッ
ク信号として出力する論理演算回路と、前記別のクロッ
ク信号に従った出力を前記差動増幅回路に向かって出力
すると共に入力側に帰還させる第1ラッチ回路と、前記
A/D変換器から前記デジタル映像信号と前記第1ラッ
チ回路の帰還出力とを加算する加算回路と、前記黒レベ
ル期間信号が与えられた時点から前記第1ラッチ回路の
出力を保持しつつ出力する第2ラッチ回路とを備えるこ
とが好ましい。これにより、映像信号の黒レベルを平均
化してから補正電位として差動増幅回路に出力するため
の好適な回路構成を得ることができる。
【0019】前記平均化回路が、前記加算回路の積算結
果と、予め設定された黒レベルの設定値とを比較する比
較回路を備えることが好ましい。この場合、例えば差動
増幅回路やA/D変換回路の温度ドリフトなどに起因す
る特性ばらつきを吸収し、入力アナログ映像信号に対し
て常に適正な直流成分を与えることが可能になる。
【0020】好ましくは、前記平均化回路が、前記比較
回路の比較結果に従って、1水平ライン期間に一度カウ
ント値を増減又は固定し、前記差動増幅回路に対する前
記黒レベルの補正電位を増減又は固定するためのアップ
ダウンカウンタを備える。
【0021】この場合、例えば比較回路による比較結果
が、予め設定された黒レベルの設定値よりも積算結果が
小さい状態であれば、黒レベルの補正電位を上昇させる
ようにアップダウンカウンタを1インクリメントする。
また、積算結果が黒レベルの設定値よりも大きい場合に
は、黒レベルの補正電位を下降させるようにアップダウ
ンカウンタを1デクリメントする。一方、積算結果と黒
レベルの設定値とが等しい場合には、アップダウンカウ
ンタのカウンタ値を増減させない。これらの処理によ
り、予め設定された黒レベル設定値と映像信号の黒レベ
ルとの間の誤差が大きい場合でも、黒レベルのムラがな
い映像信号を1水平ライン期間毎に生成することができ
る。
【0022】更に好ましくは、前記平均化回路が前記黒
レベル期間信号を前記タイミング信号として受け取った
時点で、前記D/A変換器が前記アップダウンカウンタ
の出力をアナログ信号に変換して出力する。これによ
り、アナログ変換した補正電位を適切なタイミングで差
動増幅回路に供給することができる。
【0023】或いは、上記に代えて、前記平均化回路
が、前記比較回路の比較結果に従って、1フィールド期
間に一度カウント値を増減又は固定し、前記差動増幅回
路に対する前記黒レベルの補正電位を増減又は固定する
ためのアップダウンカウンタを備えることも好ましい態
様である。この場合、予め設定された黒レベル設定値と
映像信号の黒レベルとの間の誤差が大きい場合でも、黒
レベルのムラがない映像信号を1フィールド期間毎に生
成することができる。
【0024】また、前記平均化回路が、前記平均化回路
が前記デジタル映像信号による映像に対する垂直駆動信
号を前記タイミング信号として受け取った時点で、前記
D/A変換器が前記アップダウンカウンタの出力をアナ
ログ信号に変換して出力することが好ましい。これによ
り、アナログ変換した補正電位を適切なタイミングで差
動増幅回路に供給することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明を更に詳細
に説明する。図1は、本発明の第1実施形態例における
フィードバッククランプ回路(直流成分再生装置)の構
成を示すブロック図である。フィードバッククランプ回
路は、差動増幅器11、A/D変換器12、タイミング
発生回路13、デジタル積分回路14、デジタル比較回
路15、UP/DOWN(アップダウン)カウンタ16、及び
D/A変換器17を有している。
【0026】差動増幅器11は、直流成分を持たないア
ナログ映像信号が入力され、この映像信号と、D/A変
換器17から与えられる補正電位との差を増幅して出力
する。A/D変換器12は、差動増幅器11で増幅され
て直流成分を付与されたアナログ映像信号を、タイミン
グ発生回路13から与えられるA/D変換用の変換クロ
ック信号ADCLKをもとにデジタル変換し、そのデジタル
映像信号を装置外部とデジタル積分回路14とに向かっ
て夫々出力する。
【0027】デジタル積分回路14は、タイミング発生
回路13から与えられる変換クロック信号ADCLKと、デ
ジタル映像信号における黒レベルの出力期間を示す黒レ
ベル期間信号OBCP(Optical Black Clamp Pulse)とか
ら、映像信号の黒レベルを積算して平均化(積分)し、
積分結果をデジタル比較回路15に出力する。黒レベル
期間信号OBCPは、タイミング発生回路13から所定のタ
イミングで発生される、黒レベルの出力期間を示す信号
である。また、デジタル比較回路15は、デジタル積分
回路14からの積分結果と、装置外部からの予め設定さ
れた映像信号の黒レベル設定値OB(Optical Black)との
比較を行い、積分結果と黒レベル設定値との大小関係を
示す信号UD、ENをUP/DOWNカウンタ16に出力する。
【0028】UP/DOWNカウンタ16は、デジタル比較回
路15から出力される信号UD、ENをもとに、タイミング
発生回路13からの黒レベル期間信号OBCPに従って、カ
ウント値、即ち黒レベルの補正電位を増減させる。D/
A変換器17は、UP/DOWNカウンタのカウント値、即ち
補正電位をタイミング発生回路13からの黒レベル期間
信号OBCPによりアナログデータに変換し、差動増幅器1
1にフィードバックする。これにより、入力アナログ映
像信号は、D/A変換器17が出力する黒レベル補正電
位信号にクランプされて、直流成分を持つことになる。
【0029】次に、本実施形態例におけるデジタル積分
回路14の構造を詳細に説明する。図2は、デジタル積
分回路14の構成を示すブロック図である。デジタル積
分回路14は、加算器21、フリップフロップから成る
ラッチ回路22、23、及びゲート回路24を有する。
ゲート回路24は、一方の入力端子に変換クロック信号
ADCLKの反転値が、他方の入力端子に黒レベル期間信号O
BCPが夫々入力され、結果としてのクロック信号をラッ
チ回路22に出力する。
【0030】加算器21は、A/D変換器12でデジタ
ル変換されたデジタル映像信号と、フィードバックされ
るラッチ回路22の出力とを加算する。ラッチ回路22
は、加算器21で加算されたデータを入力し、この加算
データをゲート回路24からのクロック信号によって保
持し、この保持したデータをラッチ回路23と加算器2
1とに向かって送る。加算(積算)結果は、黒レベル期
間信号OBCPによってラッチ回路23で1水平ライン期間
に一度保持されつつ、映像信号の黒レベル期間の積分結
果としてデジタル比較回路15に送られる。
【0031】次に、本実施形態例におけるフィードバッ
ククランプ回路の作動を説明する。差動増幅器11は、
入力されるアナログ映像信号と、与えられる黒レベルの
補正電位との差を増幅し、直流成分を持ったアナログ映
像信号としてA/D変換器12に出力する。A/D変換
器12は、タイミング発生回路13からの変換クロック
信号ADCLKのタイミングでアナログ映像信号をデジタル
信号に変換し、そのデジタル映像信号を装置外部とデジ
タル積分回路14とに夫々出力する。これにより、デジ
タル積分回路14は、変換クロック信号ADCLKと黒レベ
ル期間信号OBCPとをもとに、デジタル映像信号における
黒レベルを積分する。
【0032】次に、デジタル積分回路14の作動につい
て図2及び図3を共に参照して説明する。図3は、本実
施形態例におけるデジタル積分回路14の作動を示すタ
イミングチャート図である。同図における横方向は時間
軸、縦方向は信号軸を夫々示し、最上方に1水平ライン
期間の映像信号を、続く(a)に黒レベル期間信号OBCPを
夫々示す。同図における(b)は、(a)の黒レベル期間信号
OBCPにおける1パルスを拡大して示したものであり、こ
れに続く(c),(d),(e)は夫々(b)の時間軸に対応してい
る。(c)は変換クロック信号ADCLK、(d)はA/D変換器
12の出力、(e)はゲート回路24からラッチ回路22
に与えられるクロック信号を夫々示す。
【0033】黒レベル期間信号OBCPは、1水平ライン期
間内で一度、映像信号の水平ブランキング期間内で発生
する(図3の(a))。ゲート回路24は、図3の(b)及び
(c)に夫々示す黒レベル期間信号OBCPと変換クロック信
号ADCLKとを論理演算し、ラッチ回路22へのクロック
信号(e)を生成する。クロック信号(e)は、(b)の黒レベ
ル期間信号OBCPがハイレベル“H”の期間中、変換クロ
ック信号ADCLKの1周期期間で割った数だけ発生する。
【0034】図3では、変換クロック信号ADCLKのパル
ス数をN回としている。ラッチ回路22は、変換クロッ
ク信号ADCLKが入力されるとデータを保持し加算器21
にフィードバックするので、ラッチ回路22と加算器2
1との組み合わせによって、デジタル映像信号の黒レベ
ルがN回積算されることになる。N回積算される黒レベ
ルは、ラッチ回路23で、黒レベル期間信号OBCPによっ
て保持される。この保持処理は、1水平ライン期間に一
度ずつ行われる。
【0035】図4は、高周波ノイズが含まれた映像信号
と黒レベル期間信号OBCPとのタイミングを示すタイミン
グチャート図である。同図に示すように、黒レベルの出
力期間中に高周波ノイズ(図の水平ブランキング期間内
における髭状パルス)が混入されたとしても、黒レベル
がデジタル積分回路14でN回積算され、高周波ノイズ
が黒レベルと共に平均化されるので、演算結果の誤差が
減少する。この場合、積算回数Nを増加するほど、積分
結果は本来の黒レベルの値に近づく。
【0036】デジタル比較回路15は、デジタル積分回
路14の積分結果と黒レベル設定値OBとの比較を行う。
表1及び表2は、本実施形態例におけるデジタル比較回
路15及びUP/DOWNカウンタ回路16の各動作を夫々示
す真理値表である。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】双方の値の比較結果は、表1に示す真理値
表に従って取り扱われる。積分結果が予め与えられた黒
レベル設定値OBよりも小さい場合には、UP/DOWNカウン
タ16に対する増減信号UD(UP/DOWN)及びイネーブル信
号EN(ENABLE)に“1”を夫々出力する。積分結果が黒レ
ベル設定値OBよりも大きい場合には、増減信号UDに
“0”を、イネーブル信号ENに“1”を夫々出力する。
積分結果と黒レベル設定値OBとが等しい場合には、増減
信号UDは“1”、“0”のいずれでもよく、イネーブル
信号ENに“0”を出力する。
【0040】UP/DOWNカウンタ回路16は、デジタル比
較回路15から与えられる比較結果(UD,EN信号)に従っ
て、タイミング発生回路13から供給される黒レベル期
間信号OBCPのタイミングでカウント値を増減させる。UP
/DOWNカウンタ回路16の動作モードは、表2に示すよ
うに、入力される信号(UD,EN)で決定される。
【0041】例えば、増減信号UD及びイネーブル信号EN
が共に“1”の場合、即ち積分結果が黒レベル設定値OB
よりも小さい場合には、UP/DOWNカウンタ回路16は増
加モードとなり、タイミング発生回路13からの黒レベ
ル期間信号OBCPのタイミングでカウント値を1LSBだ
け、つまりカウント値を1インクリメントする。
【0042】増減信号UDが“0”、イネーブル信号ENが
“1”である場合、即ち積分結果が黒レベル設定値OBよ
りも大きい場合には、UP/DOWNカウンタ回路16は減少
モードとなり、タイミング発生回路13から供給される
黒レベル期間信号OBCPのタイミングでカウント値を1LS
Bだけ、つまりカウント値を1デクリメントする。ま
た、イネーブル信号ENが“0”の場合には、増減信号UD
の値に拘わらず、UP/DOWNカウンタ回路16は保持モー
ドとなり、タイミング発生回路13から黒レベル期間信
号OBCPが供給されても、カウント値を増減させずに保持
する。
【0043】上記のように、デジタル積分回路14の積
分結果が黒レベル設定値OBよりも大きい場合には、UP/D
OWNカウンタ16のカウント値が減少する方向に働き、
デジタル積分回路14の積分結果が黒レベル設定値OBよ
りも小さい場合には、UP/DOWNカウンタ16のカウント
値が増加する方向に働く。UP/DOWNカウンタ16のカウ
ント値は、差動増幅器11に入力されるアナログ映像信
号の黒レベル補正値としてD/A変換器17に出力され
る。D/A変換器17は、タイミング発生回路13から
の黒レベル期間信号OBCPによって、カウント値を1水平
ライン期間に一度アナログデータに変換し、差動増幅器
11に供給する。これにより、差動増幅器11に入力さ
れるアナログ映像信号は、D/A変換器17の出力電圧
(黒レベルの補正電位)にクランプされる。
【0044】次に、本発明の第2実施形態例について図
面を参照して説明する。図5は、本実施形態例における
フィードバッククランプ回路の構成を示すブロック図、
図6は、本実施形態例におけるデジタル積分回路14の
詳細な構成を示すブロック図である。図5及び図6で
は、図1、図2と共通の回路要素に夫々同じ符号を付し
ている。
【0045】第1実施形態例では、デジタル積分回路1
4、デジタル比較回路15、UP/DOWNカウンタ16及び
D/A変換器17を黒レベル期間信号OBCPによって夫々
動作させたが、本実施形態例では、デジタル積分回路1
4におけるゲート回路24には黒レベル期間信号OBCPを
供給するが、ラッチ回路23、UP/DOWNカウンタ16及
びD/A変換器17には夫々、デジタル映像信号による
映像に対する垂直駆動信号VDが供給される。
【0046】すなわち、差動増幅器11は、直流成分を
持たないアナログ映像信号が入力され、この映像信号
と、D/A変換器17から与えられる補正電位との差を
増幅して出力する。A/D変換器12は、差動増幅器1
1で増幅されたアナログ映像信号を、タイミング発生回
路13から与えられる変換クロック信号ADCLKをもとに
デジタル変換し、デジタル映像信号を装置外部とデジタ
ル積分回路14とに向かって夫々出力する。
【0047】デジタル積分回路14は、変換クロック信
号ADCLKと黒レベル期間信号OBCPとから、映像信号の黒
レベルを積算して平均化(積分)し、映像の垂直駆動信
号VDのタイミングで積分結果をデジタル比較回路15に
出力する。デジタル比較回路15は、デジタル積分回路
14からの積分結果と、装置外部からの黒レベル設定値
OBとの比較を行い、積分結果と黒レベル設定値との大小
関係を示す信号UD、ENをUP/DOWNカウンタ16に出力す
る。
【0048】UP/DOWNカウンタ16は、デジタル比較回
路15から出力される信号UD、ENをもとに、タイミング
発生回路13からの画像の垂直駆動信号VDに従って、カ
ウント値(黒レベルの補正電位)を増減させる。D/A
変換器17は、UP/DOWNカウンタのカウント値を、タイ
ミング発生回路13からの映像の垂直駆動信号VDにより
アナログデータに変換し、差動増幅器11にフィードバ
ックする。これにより、入力アナログ映像信号は、D/
A変換器17が出力する黒レベル補正電位信号にクラン
プされて、直流成分を持つ。
【0049】次に、本実施形態例におけるデジタル積分
回路14の構造を詳細に説明する。図6は、デジタル積
分回路14の構成を示すブロック図である。デジタル積
分回路14は、加算器21、フリップフロップから成る
ラッチ回路22、23、及びゲート回路24を有する。
ゲート回路24は、一方の入力端子に変換クロック信号
ADCLKの反転値が、他方の入力端子に黒レベル期間信号O
BCPが夫々入力され、結果としてのクロック信号をラッ
チ回路22に出力する。
【0050】加算器21は、A/D変換器12でデジタ
ル変換されたデジタル映像信号と、フィードバックされ
るラッチ回路22の出力とを加算する。ラッチ回路22
は、加算器21で加算されたデータを入力し、加算デー
タをゲート回路24からのクロック信号で保持し、その
保持データをラッチ回路23と加算器21とに向かって
夫々送る。これにより、ラッチ回路22の出力信号は、
映像信号の黒レベル期間の積分結果となる。この積分結
果は、映像の垂直駆動信号VDによって1フィールド期間
で一度保持されてラッチ回路23に送られ、デジタル比
較回路15に入力される。
【0051】次に、デジタル積分回路14の作動につい
て図6及び図7を共に参照して説明する。図7は、本実
施形態例におけるデジタル積分回路14の作動を示すタ
イミングチャート図である。同図における横方向は時間
軸、縦方向は信号軸を夫々示し、最上方に1フィールド
期間の映像信号、続く(a)に映像の垂直駆動信号VD、(b)
に黒レベル期間信号OBCPを夫々示す。同図における(c)
は、(b)の黒レベル期間信号OBCPにおける主に1水平ラ
イン期間を示すパルス相互間を拡大して示したものであ
り、これに続く(e)は(c)の時間軸に対応する。(e)はゲ
ート回路24からラッチ回路22に与えられるクロック
信号を示す。
【0052】映像の垂直駆動信号VDは、1フィールド期
間(1/2画面分)内で一度、映像信号の垂直ブランキ
ング期間内で発生する(図7の(a))。ゲート回路24
は、図7の(b)及び(e)に夫々示す黒レベル期間信号OBCP
と変換クロック信号ADCLKとを論理演算し、ラッチ回路
22へのクロック信号(e)を生成する。クロック信号(e)
は、(c)の黒レベル期間信号OBCPがハイレベル“H”の
期間中、変換クロック信号ADCLKの1周期期間で割った
数だけ発生する。
【0053】図7では、変換クロック信号ADCLKのパル
ス数をN回としている。ラッチ回路22は、変換クロッ
ク信号ADCLKが入力されるとデータを保持し加算器21
にフィードバックするので、ラッチ回路22と加算器2
1との組み合わせによって、デジタル映像信号の1水平
ラインの映像信号の黒レベルがN回積算される。N回積
算される黒レベルは、ラッチ回路23で、映像の垂直駆
動信号VDによって保持されて出力される。この保持処理
は、1フィールド期間に一度ずつ行われるので、本実施
形態例のデジタル積分回路14では、1水平ラインの映
像信号の黒レベルを、更に垂直方向に1/2画像フレー
ム期間積分した結果が出力される。
【0054】デジタル積分回路14からの積分結果は、
デジタル比較回路15に入力され、黒レベル設定値OBと
比較される。UP/DOWNカウンタ16は、デジタル比較回
路15の比較結果から、カウント値を1LSB増減、或い
は増減せずに保持する。
【0055】デジタル比較回路15及びUP/DOWNカウン
タ16の各入出力関係は、第1実施形態例における表1
と同様である。つまり、UP/DOWNカウンタ16は、デジ
タル積分回路14の積分結果が黒レベル設定値OBよりも
大きい場合にはカウント値を減少させる方向に働き、デ
ジタル積分回路14の積分結果が黒レベル設定値OBより
も小さい場合にはカウント値を増加させる方向に働く。
また、UP/DOWNカウンタ16は、デジタル積分回路14
の積分結果と黒レベル設定値OBとが等しい場合には、カ
ウント値を増減させずに保持する。
【0056】UP/DOWNカウンタ16のカウント値は、タ
イミング発生回路13からの垂直駆動信号VDのタイミン
グで増減し、デジタル映像信号の黒レベル補正電位とし
てD/A変換器17に供給される。D/A変換器17
は、UP/DOWNカウンタ16のカウント値を受け、タイミ
ング発生回路13からの垂直駆動信号VDのタイミングで
1フィールド期間に一度、カウント値(黒レベルの補正
電位)をアナログデータに変換し、差動増幅器11に供
給する。これにより、差動増幅器11に入力されるアナ
ログ映像信号は、D/A変換器17の出力電位にクラン
プされて、直流成分が再生される。
【0057】本実施形態例のフィードバッククランプ回
路では、1フィールド期間(1/2画像フレーム期間)
の映像信号における黒レベルを平均化するので、第1実
施形態例よりも更に精度の良い直流再生処理が可能にな
る。本実施形態例では、映像信号の黒レベルの誤差を1
フィールド期間を基準としてフィードバックするので、
補正電位によって補正される黒レベルのばらつきを一層
軽減することができる。
【0058】以上のように、第1及び第2実施形態例に
おけるフィードバッククランプ回路では、黒レベルが出
力される期間内で黒レベルを平均化するので、黒レベル
に高周波ノイズが混入した場合でもその影響を直接的に
受けることがなく、黒レベルに対する直流成分の再生処
理を高精度に行うことができる。また、黒レベル設定値
OBと映像信号の黒レベル積算値との誤差量を検出せず
に、双方の値の大小関係のみを検出し、この検出結果か
らUP/DOWNカウンタ16のカウント値を1LSBのみ増減さ
せることができる。これにより、例えば、黒レベル設定
値OBと黒レベルの積分値とが大きく異なって誤差が大き
い場合に、差動増幅器11へのフィードバック量が大き
くなることによって生じる黒レベルのムラを抑止するこ
とができる。
【0059】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明のフィードバッククランプ回
路等の直流成分再生装置は、上記実施形態例の構成にの
み限定されるものではなく、上記実施形態例の構成から
種々の修正及び変更を施した直流成分再生装置も、本発
明の範囲に含まれる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の直流成分
再生装置によると、外乱などの影響で映像信号に混入さ
れる高周波ノイズの黒レベルへの影響を回避し、映像信
号の黒レベルに対して常に適切な直流成分を与えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例におけるフィードバッ
ククランプ回路の構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態例におけるデジタル積分回路の構
成を示すブロック図である。
【図3】第1実施形態例におけるデジタル積分回路の動
作を示すタイミングチャート図である。
【図4】高周波ノイズが含まれた場合の映像信号及び黒
レベル期間信号のタイミングを示すタイミングチャート
図である。
【図5】本発明の第2実施形態例におけるフィードバッ
ククランプ回路の構成を示すブロック図である。
【図6】第2実施形態例におけるデジタル積分回路の構
成を示すブロック図である。
【図7】第2実施形態例におけるデジタル積分回路の動
作を示すタイミングチャート図である。
【図8】従来のフィードバッククランプ回路の一例を示
すブロック図である。
【図9】図8のフィードバッククランプ回路の動作を示
すタイミングチャート図である。
【符号の説明】
11 差動増幅器 12 A/D変換器 13 タイミング発生回路 14 デジタル積分回路 15 デジタル比較回路 16 UP/DOWNカウンタ 17 D/A変換器 21 加算器 22、23 ラッチ回路 24 ゲート回路 81 差動増幅器 82 A/D変換器 83 第1レジスタ 84 減算回路 85 加算回路 86 第2レジスタ 87 D/A変換器 88 タイミング発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/14 - 5/217

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流成分を失ってペデスタルレベルから
    ずれたアナログ映像信号の黒レベルに直流成分を与え
    て、該黒レベルを前記ペデスタルレベルに戻す直流成分
    再生装置において、 与えられる黒レベルの補正電位と入力されるアナログ映
    像信号との差を増幅して差信号として出力する差動増幅
    回路と、 前記差信号を所定期間平均化し、タイミング信号に応答
    して前記補正電位として出力する平均化回路とを備え、 前記平均化回路が、 前記差動増幅回路から出力される前記差信号をデジタル
    変換しデジタル映像信号として出力するA/D変換回路
    と、 前記デジタル映像信号における黒レベルをラッチするた
    めのクロック信号、及び、黒レベルの出力期間を示す黒
    レベル期間信号を夫々発生するタイミング発生回路と、 前記タイミング発生回路からの前記クロック信号と黒レ
    ベル期間信号とに従って、前記A/D変換回路からのデ
    ジタル映像信号における黒レベルを積分して出力するデ
    ジタル積分回路と、 前記デジタル積分回路の出力と、予め設定された黒レベ
    ルの設定値とを比較する比較回路と、 前記比較回路の比較結果に従ってカウント値を増減又は
    固定し、前記差動増幅回路に対する前記黒レベルの補正
    電位を増減又は固定するためのアップダウンカウンタと
    を備えることを特徴とする直流成分再生装置。
  2. 【請求項2】 前記デジタル積分回路が、 前記クロック信号と前記黒レベル期間信号とを論理演算
    して別のクロック信号として出力する論理演算回路と、 前記別のクロック信号に従った出力を前記差動増幅回路
    に向かって出力すると共に入力側に帰還させる第1ラッ
    チ回路と、 前記A/D変換器からの前記デジタル映像信号と前記第
    1ラッチ回路の帰還出力とを加算する加算回路と、 前記黒レベル期間信号が与えられた時点から前記第1ラ
    ッチ回路の出力を保持しつつ出力する第2ラッチ回路と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の直流成分再
    生装置。
  3. 【請求項3】 前記アップダウンカウンタが、1水平ラ
    イン期間毎又は1フィールド期間毎に、カウント値を増
    減又は固定することを特徴とする請求項1又は2に記載
    の直流成分再生装置。
  4. 【請求項4】 前記平均化回路が、前記アップダウンカ
    ウンタから出力される平均化処理後のデジタル映像信号
    をアナログ変換して前記補正電位とするD/A変換器を
    備え、前記黒レベル期間信号を前記タイミング信号とし
    て受け取った時点で、前記D/A変換器が、前記アップ
    ダウンカウンタの出力をアナログ信号に変換して出力す
    ることを特徴とする請求項1〜3の内の何れか1項に記
    載の直流成分再生装置。
  5. 【請求項5】 前記平均化回路が、前記アップダウンカ
    ウンタから出力される平均化処理後のデジタル映像信号
    をアナログ変換して前記補正電位とするD/A変換器を
    備え、前記デジタル映像信号による映像に対する垂直駆
    動信号を前記タイミング信号として受け取った時点で、
    前記D/A変換器が前記アップダウンカウンタの出力を
    アナログ信号に変換して出力することを特徴とする請求
    項1〜3の内の何れか1項に記載の直流成分再生装置。
JP32951098A 1998-11-19 1998-11-19 直流成分再生装置 Expired - Fee Related JP3305668B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32951098A JP3305668B2 (ja) 1998-11-19 1998-11-19 直流成分再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32951098A JP3305668B2 (ja) 1998-11-19 1998-11-19 直流成分再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000156796A JP2000156796A (ja) 2000-06-06
JP3305668B2 true JP3305668B2 (ja) 2002-07-24

Family

ID=18222191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32951098A Expired - Fee Related JP3305668B2 (ja) 1998-11-19 1998-11-19 直流成分再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3305668B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2370435A (en) * 2000-12-22 2002-06-26 Nokia Mobile Phones Ltd A polar loop transmitter for a mobile phone
US20100110231A1 (en) * 2007-04-13 2010-05-06 Panasonic Corporation Output control circuit and imaging device
JP2009159331A (ja) 2007-12-26 2009-07-16 Panasonic Corp 固体撮像装置、その駆動方法およびカメラ
US9446602B2 (en) 2012-07-26 2016-09-20 Ceraloc Innovation Ab Digital binder printing

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000156796A (ja) 2000-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5341218A (en) Video signals clamping circuit for maintaining DC level of video signals
US7081921B2 (en) Method and apparatus for processing front end signal for image sensor
US20080170086A1 (en) Front end signal processing method and front end signal processor
JP3277984B2 (ja) 映像信号処理装置
JPH03126377A (ja) 階調補正装置
JP3363648B2 (ja) 撮像装置
JP4791122B2 (ja) クランプ回路、及びこのクランプ回路を有するデジタルカメラシステム
JP3305668B2 (ja) 直流成分再生装置
JP3918561B2 (ja) 黒レベル補正装置および黒レベル補正方法
JP2000224440A (ja) ディジタルクランプ回路
US6515600B2 (en) Circuit arrangement for regenerating the black level of video signals
KR20000065192A (ko) 영상신호의흑레벨검출회로
JP3566666B2 (ja) ビデオカメラ装置
JPH114363A (ja) 輪郭補正回路
JP2789498B2 (ja) ビデオカメラ
JPH0646287A (ja) 映像信号フィードバッククランプ回路
JPH05336436A (ja) 自動利得制御装置
JP2519566B2 (ja) ディジタルagc回路
JPS61102871A (ja) 画像a/d変換回路
JP3538082B2 (ja) 映像信号処理回路
JPH07184110A (ja) Agc出力オフセット調節回路
JPH1098383A (ja) 信号変換器
JP2568056Y2 (ja) テレビジョン信号の自動利得制御装置
JP2754935B2 (ja) クランプ装置
JPH06177761A (ja) 映像信号a/d変換回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090510

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120510

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120510

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130510

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140510

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees