JPH114363A - 輪郭補正回路 - Google Patents

輪郭補正回路

Info

Publication number
JPH114363A
JPH114363A JP9153529A JP15352997A JPH114363A JP H114363 A JPH114363 A JP H114363A JP 9153529 A JP9153529 A JP 9153529A JP 15352997 A JP15352997 A JP 15352997A JP H114363 A JPH114363 A JP H114363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
coring
noise level
section
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9153529A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Ishii
博文 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP9153529A priority Critical patent/JPH114363A/ja
Publication of JPH114363A publication Critical patent/JPH114363A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力輝度信号のノイズレベルが変化してもS
/Nを悪化させずに輝度信号を輪郭補正する。 【解決手段】 輪郭強調信号生成部1で入力輝度信号を
微分し輝度差に相応する輪郭強調信号を生成し、増幅部
2で増幅し、コアリング部3に入力する。ノイズレベル
検出部4で入力輝度信号のノイズレベルを検出し、コア
リング制御部6を介しLUT5よりデータを読出し、検
出されたノイズレベルに対応するコアリング量を判別
し、コアリング部3を制御し、ノイズに対して生成され
た輪郭強調信号を除去し、合成部7に入力し、入力輝度
信号と合成し、輪郭補正された輝度信号を出力する。な
お、ノイズレベル検出部4では輝度信号をディジタルデ
ータに変換し、2つのフィールドで相関のない成分、す
なわちノイズ分を求め、1フィールド、1フレームある
いは1ラインのノイズレベルの平均値を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は輪郭補正回路に係
り、入力信号にノイズがある場合の輪郭補正によるS/
N(信号・ノイズ比)の悪化を低減するものに関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号の輪郭補正回路は、例えば、図
5に示すように、輪郭強調信号生成部1で微分等により
輝度信号の輪郭を抽出し、増幅部2で適宜に増幅し、コ
アリング部3で図6の《C点波形》に示す任意に設定さ
れたコアリング量を除去し、合成部7で入力輝度信号と
合成する(図6・《D点波形》)。この場合、《A点波
形》のように入力される輝度信号にノイズが乗っている
場合、ノイズに対しても《B点波形》の如く輪郭強調信
号が生成され、この信号を元の輝度信号に合成したので
はノイズに付いたプリシュート・オーバーシュートが目
立ち、S/Nが悪くなる。このため、コアリング部3に
より《C点波形》に示す如くノイズに対して生成される
輪郭強調信号の範囲を除去する。コアリング量(除去範
囲)はコアリング制御信号により決まるもので、コアリ
ング量を大きく設定すればノイズに対して生成された輪
郭強調信号をより除去できるので輪郭補正後のS/Nは
良くなるが、輝度信号の輝度差が小さい場合は輪郭補正
されなくなり、反対に、コアリング量の設定が小さけれ
ば輝度差の小さい部分でも輪郭補正が行われるが、ノイ
ズに対しても輪郭補正されやすくなり、輪郭補正後の輝
度信号のS/Nが悪化する。しかし、コアリング量は設
計の段階で設定する、あるいはユーザーが任意に調整す
るようにしたものがあるが、いずれも設定値は固定のた
め入力信号のノイズレベルの変化には追随できないとい
う問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、入力輝度信号のノイズレベルの大小に拘わらず
常にS/Nの悪化を伴わずに輪郭補正できるようにする
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、入力された輝度信号を基に輪郭補正のため
の輪郭強調信号を生成する輪郭強調信号生成部と、輪郭
強調信号生成部よりの信号の不要分を除去するコアリン
グ部と、前記輝度信号のノイズレベルを検出するノイズ
レベル検出部と、ノイズレベル検出部よりの信号に基づ
き前記コアリング部を制御するコアリング制御部とから
なる輪郭補正回路を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明による輪郭補正回路では、
入力された輝度信号を基に輪郭強調信号生成部で輪郭補
正のための輪郭強調信号を微分等により生成し、増幅部
で適宜に増幅し、コアリング部に入力する。前記輝度信
号のノイズレベルをノイズレベル検出部で検出し、検出
されたノイズレベルに対応する除去量、すなわちコアリ
ング量をルックアップテーブルから読出し、コアリング
制御部を介しコアリング部を制御する。これにより、輝
度信号は輝度差が小さくても輪郭補正されるが、ノイズ
に対しては輪郭補正されなくなり、S/Nの悪化が抑制
される。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による輪郭補正
回路の実施例を詳細に説明する。図1は本発明による輪
郭補正回路の一実施例の要部ブロック図である。図にお
いて、1は輪郭強調信号生成部で、輝度信号の輝度の段
差を微分し、輝度差に応じた信号を出力する。2は増幅
部で、輪郭強調信号生成部1よりの信号を輪郭補正量制
御信号(所要の増幅度に制御する信号)に応じて増幅す
る。3はコアリング部で、増幅部2よりのコアリング量
以下の信号を除去する。4はノイズレベル検出部で、入
力輝度信号に含まれるノイズレベルを検出する。5はル
ックアップテーブル(LUT)で、ノイズレベルに対応
するコアリング量を記憶する。6はコアリング制御部
で、ノイズレベル検出部4よりの信号(ノイズレベル)
に応じてコアリング部3のコアリング量(除去量)を制
御する。7は合成部で、入力輝度信号とコアリング部3
よりの信号とを合成する。
【0007】図2乃至図4はそれぞれノイズレベル検出
部4の構成例である。図2の11はA/D変換部で、入力
輝度信号をディジタルデータに変換する。12はフィール
ドメモリで、A/D変換部11よりのデータを1フィール
ド分記録する。13は減算器で、A/D変換部11よりのデ
ータとフィールドメモリ12より読出した1フィールド遅
れのデータとの差を算出する。14はフィールド平均値算
出部で、垂直同期信号(V-sync)を基準にして減算器13よ
りのデータの1フィールドの平均値を算出する。図3の
21は1/2分周器で、V-syncの周波数を2分の1に分周
し、1フレームごと(2フィールドごと)にV-syncを出
力する。22はフレーム平均値算出部で、1/2分周器21
よりの信号を基準にして減算器13よりのデータの1フレ
ームの平均値を算出する。図4の31はライン平均値算出
部で、水平同期信号(H-sync)を基準にして減算器13より
のデータの1ラインの平均値を算出する。なお、図3お
よび図4のその他の符号は図2と同じであるので説明を
省く。
【0008】次に、本発明による輪郭補正回路の動作を
説明する。複合映像信号より分離された輝度信号等は輪
郭強調信号生成部1に入力し、微分等により輝度信号の
輝度の差に相応する信号を生成し、増幅部2に入力し、
輪郭補正量制御信号により予め設定された増幅度で増幅
し、コアリング部3に入力する。輝度信号は同時にノイ
ズレベル検出部4に入力し、ノイズレベル検出部4で
は、例えば、図2に示すA/D変換部11にてクロック(C
LK) でサンプリングし、ディジタルデータに変換し、フ
ィールドメモリ12に1フィールド分を記録する。そし
て、減算器13により、A/D変換部11よりのデータとフ
ィールドメモリ12より読出される1つ前のフィールドの
データとの差、すなわち、フィールド間で相関のない主
にノイズ成分を算出する。このデータをフィールド平均
値算出部14に入力し、V-syncを基準にして1フィールド
分を積算し、積算結果を積算データ数で除算し、1フィ
ールドのノイズレベルの平均値を算出する。このデータ
をコアリング制御部6に入力し、コアリング制御部6を
介しLUT5より読出したデータにてノイズレベルに対
応するコアリング量を判別し、コアリング部3に印加
し、コアリング量を制御する。この輪郭強調信号を合成
部7に入力し、入力輝度信号と合成し、輪郭補正された
輝度信号を出力する。
【0009】このように、ノイズレベルの平均値に応じ
てコアリング量(図6《C点波形》に示す)を可変する
ことにより、ノイズに対して生成された輪郭強調信号を
除去し、輝度信号に対して生成された輪郭強調信号のみ
を出力することができる。また、上述の如くフィールド
平均値算出部14で1フィールドごと、すなわち垂直帰線
期間の都度算出されるデータに基づいて次のフィールド
のコアリング量を決めることにより、フィールドの途中
で輪郭補正の強さが変化するという不自然さを回避する
ことができる。また、上述の場合、映像の動きが早いと
き2つのフィールドの差がノイズであるかの如くに算出
され、輝度信号の輪郭補正が行われない場合が生じる
が、映像の動きが早いので輪郭補正不足が目につきにく
く、殆ど実害を生じない。
【0010】なお、ノイズレベル検出部4を図3に示す
如くに構成し、減算器13よりのデータをフレーム平均値
算出部22に入力し、1/2分周器21よりの2分の1に分
周されたV-syncを基準にして1フレーム分を積算し、積
算結果を積算データ数で除算し、1フレームのノイズレ
ベルの平均値を算出し、フレームごとにコアリング量を
決めるようにしてもよく、あるいは、ノイズレベル検出
部4を図4に示す如くに構成し、減算器13よりのデータ
をライン平均値算出部31に入力し、H-syncを基準にして
1ライン分を積算し、積算結果を積算データ数で除算
し、1ラインのノイズレベルの平均値を算出し、1ライ
ンごとに次のラインのコアリング量を決定するようにし
てもよい。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による輪
郭補正回路によれば、輪郭強調信号から除去するコアリ
ング量を入力輝度信号に含まれるノイズのレベルに応じ
て可変するものであるから、ノイズレベルの変動に追随
することができ、ノイズに対して生成された輪郭強調信
号を除去するのでS/Nのよい輪郭補正を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による輪郭補正回路の一実施例の要部ブ
ロック図である。
【図2】ノイズレベル検出部の一例の要部ブロック図で
ある。
【図3】ノイズレベル検出部の他の例の要部ブロック図
である。
【図4】ノイズレベル検出部の他の例の要部ブロック図
である。
【図5】従来の輪郭補正回路の一例の要部ブロック図で
ある。
【図6】従来の輪郭補正回路の各部の波形の一例であ
る。
【符号の説明】
1 輪郭強調信号生成部 2 増幅部 3 コアリング部 4 ノイズレベル検出部 5 LUT(ルックアップテーブル) 6 コアリング制御部 7 合成部 11 A/D変換部 12 フィールドメモリ 13 減算器 14 フィールド平均値算出部 21 1/2分周器 22 フレーム平均値算出部 31 ライン平均値算出部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された輝度信号を基に輪郭補正のた
    めの輪郭強調信号を生成する輪郭強調信号生成部と、輪
    郭強調信号生成部よりの信号の不要分を除去するコアリ
    ング部と、前記輝度信号のノイズレベルを検出するノイ
    ズレベル検出部と、ノイズレベル検出部よりの信号に基
    づき前記コアリング部を制御するコアリング制御部とか
    らなる輪郭補正回路。
  2. 【請求項2】 ノイズレベルに対応するコアリング量を
    記憶するルックアップテーブルを設け、前記ノイズレベ
    ル検出部よりの信号に対応するデータを前記コアリング
    制御部を介しルックアップテーブルより読出し、前記コ
    アリング部を制御するようにした請求項1記載の輪郭補
    正回路。
  3. 【請求項3】 前記ノイズレベル検出部は、前記輝度信
    号をディジタルデータに変換するA/D変換部と、A/
    D変換部よりのデータを1フィールド遅延するためのフ
    ィールドメモリと、前記A/D変換部よりのデータおよ
    びフィールドメモリよりのデータの差を算出する減算器
    とからなる請求項1または請求項2記載の輪郭補正回
    路。
  4. 【請求項4】 前記減算器よりのデータの1フィールド
    の平均値を算出するフィールド平均値算出部を設け、フ
    ィールド平均値算出部よりの信号を出力するようにした
    請求項3記載の輪郭補正回路。
  5. 【請求項5】 前記減算器よりのデータの1フレームの
    平均値を算出するフレーム平均値算出部を設け、フレー
    ム平均値算出部よりの信号を出力するようにした請求項
    3記載の輪郭補正回路。
  6. 【請求項6】 前記減算器よりのデータの1ラインの平
    均値を算出するライン平均値算出部を設け、ライン平均
    値算出部よりの信号を出力するようにした請求項3記載
    の輪郭補正回路。
JP9153529A 1997-06-11 1997-06-11 輪郭補正回路 Pending JPH114363A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9153529A JPH114363A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 輪郭補正回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9153529A JPH114363A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 輪郭補正回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH114363A true JPH114363A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15564525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9153529A Pending JPH114363A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 輪郭補正回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH114363A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1816875A1 (en) * 2006-02-01 2007-08-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Video signal processing method and device using coring means
JP2008500757A (ja) * 2004-05-25 2008-01-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 映像信号の鮮鋭度を強調するための方法およびシステム
WO2009118978A1 (ja) * 2008-03-24 2009-10-01 パナソニック株式会社 ノイズ検出方法及びそのノイズ検出方法を用いた映像処理方法
EP2031860B1 (en) * 2007-08-27 2011-05-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Signal processing apparatus and control method thereof
JP2012244436A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Toshiba Corp 映像処理装置及び輪郭強調方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008500757A (ja) * 2004-05-25 2008-01-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 映像信号の鮮鋭度を強調するための方法およびシステム
EP1816875A1 (en) * 2006-02-01 2007-08-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Video signal processing method and device using coring means
EP2031860B1 (en) * 2007-08-27 2011-05-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Signal processing apparatus and control method thereof
KR101315413B1 (ko) * 2007-08-27 2013-10-07 삼성전자주식회사 신호처리장치 및 그 제어방법
US8760581B2 (en) 2007-08-27 2014-06-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Signal processing apparatus and control method thereof
WO2009118978A1 (ja) * 2008-03-24 2009-10-01 パナソニック株式会社 ノイズ検出方法及びそのノイズ検出方法を用いた映像処理方法
JP2012244436A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Toshiba Corp 映像処理装置及び輪郭強調方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3828251B2 (ja) 映像のダイナミックレンジ拡大装置
JP3038077B2 (ja) デジタルacc回路及びデジタルクロマキラー回路
CA2062609C (en) Video signal gradation corrector
JPH04271669A (ja) 階調補正装置
JP2002118752A (ja) 画像処理装置および方法、並びに記録媒体
JPH03126377A (ja) 階調補正装置
JPH0787587B2 (ja) 階調補正装置
JP2967008B2 (ja) 自動画質補償方法及び装置
JPH07336718A (ja) 映像表示装置
JPH114363A (ja) 輪郭補正回路
JP4027433B2 (ja) 映像信号のヒストグラム演算装置
JP4216450B2 (ja) 画像処理装置
JP3943645B2 (ja) 輪郭補償回路
JP3729157B2 (ja) 映像信号処理装置及び方法
JP2775427B2 (ja) テレビジョン受像機の映像信号処理装置
JP2002044679A (ja) 映像信号処理回路
JP2532775B2 (ja) 電子ズ―ム回路
JPS6346881A (ja) デジタル輪郭補正回路
JP2000181434A (ja) 映像信号の階調補正装置
KR100261491B1 (ko) 윤곽 보정 방법 및 이를 수행하기 위한 윤곽 보정 회로
JP2003324753A (ja) 画質調整装置、画質調整方法
JP2001147658A (ja) 映像表示装置
JPH10200788A (ja) 輪郭補正回路
JPH0635435A (ja) 表示装置
JP2005033698A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050701

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051108