JP4027433B2 - 映像信号のヒストグラム演算装置 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は映像信号のヒストグラム演算装置に関するものである。
背景技術
従来のテレビジョン信号のヒストグラムを応用した画質補正回路としては、例えば、特開平5−66751号公報に記載されたものが知られている。図12は従来の画質補正回路のブロック構成図を示す。
従来の画質補正回路は、入力された映像信号のフィールド毎のヒストグラムを生成し、生成されたヒストグラムから累積ヒストグラムを求める累積ヒストグラム回路81と、累積ヒストグラム回路81の出力に第1の定数を乗算する第1の乗算回路82と、第1の乗算回路82の出力を全サンプル数で除算する正規化回路83と、正規化回路83の出力と入力された映像信号を用い画素毎の補正値を出力する補正回路84と、補正回路84の出力に第2の定数を乗算する第2の乗算回路85と、第2の乗算回路85の出力を入力された映像信号に加算する加算回路86を備えた画質補正回路となっており、生成されたヒストグラムの形に応じて、ヒストグラムの中で最も頻度が集中した映像信号の明るさの範囲を実際よりも広げることで、見かけ上のコントラストを改善するような画質補正をかける。
しかしながら従来の画質補正回路では、入力映像信号から生成されたヒストグラムをそのまま用いるため、入力映像信号が或る特定のレベル付近に集中した場合には生成されたヒストグラムに偏りが生じるため、累積ヒストグラムにおいてその特定レベル付近の傾斜が急となり、場合によってはノイズが強調されるか或いは補正後の画像が不自然になってしまうという過補正状態になる問題があった。
発明の開示
本発明の映像信号のヒストグラム演算装置は、入力映像信号が或る特定のレベルに集中した場合に、入力映像信号のヒストグラムをその集中度合に応じた制限値で制限して、ヒストグラムの頻度が平均化するよう補正した補正ヒストグラムを生成し、後段の画質補正回路での過補正を防止する。
入力映像信号のヒストグラムを生成するヒストグラム生成回路と、ヒストグラム生成回路により生成されたヒストグラムと外部より設定可能な第1のリミットレベルとを入力し、ヒストグラムの頻度を第1のリミットレベル以下に制限し、制限されたヒストグラムを出力する第1のリミット回路と、第1のリミット回路が出力する映像信号の全サンプル数を計算する第1の総和回路と、入力映像信号の全サンプル数を計算する第2の総和回路と、第2の総和回路の出力から第1の総和回路の出力を減算する第1の減算回路と、および第1のリミット回路の出力と第1の減算回路の出力とを入力し、ヒストグラムを補正する補正ヒストグラム生成回路と、から構成されるヒストグラム演算装置である。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の実施形態1における映像信号のヒストグラム演算装置のブロック構成図、
図2は本発明の実施形態2における映像信号のヒストグラム演算装置のブロック構成図、
図3本発明の実施形態3における映像信号のヒストグラム演算装置のブロック構成図、
図4本発明の実施形態4における映像信号のヒストグラム演算装置のブロック構成図、
図5は本発明の実施形態5における映像信号のヒストグラム演算装置のブロック構成図、
図6本発明の実施形態6における映像信号のヒストグラム演算装置のブロック構成図、
図7Aは本発明の実施形態1〜6における補正前の映像信号のヒストグラム図、
図7Bは本発明の実施形態1〜6における補正後の映像信号のヒストグラム図、
図8は本発明の実施形態3の動作を説明するための一連のグラフ、
図9は本発明の実施形態4の動作を説明するための一連のグラフ、
図10は本発明の実施形態5の動作を説明するための一連のグラフ、
図11は本発明の実施形態6の動作を説明するための一連のグラフ、
図12は従来の映像信号のヒストグラムを応用した画質補正回路のブロック構成図。
発明を実施するための最良の形態
第1の実施形態
図1は本発明の実施形態1における映像信号のヒストグラム演算装置のブロック構成図を示す。
図1において、ヒストグラム生成回路1は検出パルスと映像信号とを入力し、検出パルス入力時にそれぞれの映像信号のレベルがヒストグラムのどの区間に属するかを判断することにより、入力映像信号のヒストグラムを生成する。ここで、検出パルスとは、外部から入力されるタイミング信号であり、1フィールド期間または1フレーム期間の内、ヒストグラムを生成するためのサンプルとなる映像信号が入力される期間を示すパルス信号である。以下、ヒストグラム生成回路1により生成されたヒストグラムを生のヒストグラムと呼ぶ。
第1のリミッタ2は、外部より任意に設定可能な第1のリミットレベルL1とヒストグラム生成回路1の出力を入力し、生のヒストグラムを第1のリミットレベルL1に制限する。すなわちヒストグラム生成回路1の出力が第1のリミットレベルL1より大の場合には第1のリミットレベルL1を出力し、第1のリミットレベルL1より小か等しい場合にはヒストグラム生成回路1の出力をそのまま出力する。このようにして第1のリミッタ2は第1のリミットレベルL1で制限されたヒストグラムを出力する。以下、この第1のリミットレベルL1で制限されたヒストグラムを制限ヒストグラムと呼ぶ。
第1の総和回路3は第1のリミッタ2の出力と検出パルスを入力し、検出パルスを入力している期間に第1のリミッタ2の出力を累積加算する。第2の総和回路11はヒストグラム生成回路1の出力と検出パルスを入力し、検出パルスを入力している期間にヒストグラム生成回路1の出力を累積加算し、ヒストグラム生成回路1で生成されたヒストグラムの全サンプル数を計算する。減算器4は第2の総和回路11の出力から第1の総和回路3の出力を減算する。補正ヒストグラム生成回路5は第1のリミッタ2の出力と第1の減算器4の出力を入力し、第1の減算器4の出力をもとに制限ヒストグラムから補正ヒストグラムを生成する。
第1の総和回路3と、減算器4と、第2の総和回路11と、補正ヒストグラム生成回路5とから、生のヒストグラムの全サンプル数と前記制限ヒストグラムの全サンプル数との差に応じて、生のヒストグラムを平均化するように補正するヒストグラム補正手段が構成されている。
以上のように構成された映像信号のヒストグラム演算装置について以下その動作説明を行う。まず、図1におけるヒストグラム生成回路1は、検出パルスの入力期間に入力映像信号のヒストグラムを生成する。第1のリミッタ2は、ヒストグラム生成回路1の出力を入力し、外部より任意に設定可能な第1のリミットレベルL1でヒストグラム生成回路1の出力を第1のリミットレベルL1に制限する。図7Aは、この様子を表す。
図7Aは入力映像信号のヒストグラムを表し、横軸は入力映像信号の映像信号レベルS、縦軸は度数Fを表し、L1は外部より任意に設定可能な第1のリミットレベルである。図7Aに例示されたヒストグラムは、特定の信号レベルに映像信号が集中した映像の場合のものを表している。そこで、第1のリミッタ2は図7Aの斜線の部分を第1のリミットレベルL1でリミットし、斜線部分以外の制限ヒストグラムを第1の総和回路3へ出力する。
第1の総和回路3は、第1のリミッタ2の出力と検出パルスを入力し、検出パルスONの期間に第1のリミッタ2の出力の映像信号の全サンプル数を計算する。第2の総和回路11はヒストグラム生成回路1の出力と検出パルスを入力し、検出パルスの入力期間にヒストグラム生成回路1の出力の映像信号の全サンプル数を計算する。第1の減算器4は第2の総和回路11の出力から第1の総和回路3の出力を減算する。第1の減算器4の出力により入力映像信号の映像信号レベルの分布が集中しているか分散しているかがわかる。
もし第1の減算器4の出力が小さければ入力映像信号が黒から白まで分布が広がっていることが分かるし、もし第1の減算器4の出力が大きければ映像信号のレベル分布が集中していることが分かる。映像信号のレベル分布が集中している様子は図7Aのグラフで示されている。
次に、補正ヒストグラム生成回路5は、第1のリミッタ2の出力と第1の減算器4の出力を入力し、補正ヒストグラムを生成する。この補正ヒストグラムは図7Bに示される。すなわち補正ヒストグラム生成回路5は、図7Aの斜線部の削除された部分を、図7Aの残された制限ヒストグラムに均等に加えることにより、図7Bのヒストグラムを得る。すなわち図7Bの斜線部の面積は図7Aの斜線部の面積と等しい。このように補正することにより映像信号のレベル分布が集中するほど第1の減算器4の出力が大きくなるため、補正ヒストグラムはより平均化された形状になる。
以上のように本実施形態のヒストグラム演算装置は、一度生成されたヒストグラムを、入力映像信号の或る特定のレベルへの集中具合に応じて補正することで、平均化されたヒストグラムを生成することが出来る。そして、後段の画質補正回路(図示せず)は、この平均化されたヒストグラムを入力して、そのヒストグラムを累積し、累積ヒストグラムを生成し、累積ヒストグラムに基づいて、入力映像信号対出力映像信号の特性を補正し、ヒストグラムの中で最も頻度が集中した映像信号の明るさの範囲を実際よりも広げることで、テレビ本体の性能に頼ることなく見かけ上のコントラストを改善することが出来る。このようにして本発明は、従来課題であった入力映像信号が或る特定のレベルに集中した場合に、生成されたヒストグラムに偏りが生じるため後段の画質補正回路によって、ノイズが強調されるか或いは補正後の画像が不自然になってしまうという過補正状態になる問題を解決することが出来る。
第2の実施形態
図2は本発明の実施形態2における映像信号のヒストグラム演算装置のブロック構成図を示す。
図2において、実施形態1と構成が異なる点は、第2の総和回路11に代わって検出パルスを入力し、映像信号の総サンプル数を計算するインクリメンタルアダー21を加えた構成である。他の構成および動作については実施形態1と同様なので説明を省略する。
以上のように構成された映像信号のヒストグラム演算装置について以下その構成と動作説明を行う。インクリメンタルアダー21は検出パルスを入力し、検出パルスの入力期間に図示されないクロック信号を計算することで、映像信号の総サンプル数を計算する。第1の減算器4はインクリメンタルアダー21の出力から第1の総和回路3の出力を減算する。
補正ヒストグラム生成回路5は、実施形態1と同様にして、図7Aの斜線部分の総サンプル数を、図7Aの残された制限ヒストグラムに均等に加える。
以上のように本実施形態のヒストグラム演算装置は、実施形態1と同様の効果がある。
第3の実施形態
図3は本発明の実施形態3における映像信号のヒストグラム演算装置のブロック構成図を示す。
図3において、実施形態2と構成が異なる点は、検出パルスの入力期間に映像信号の最大値を検出する最大値検出回路31と、検出パルスの入力期間に映像信号の最小値を検出する最小値検出回路32と、最大値検出回路31の出力から最小値検出回路32の出力を減算する第2の減算器33と、外部より任意に設定可能なオフセット調整値L0。から第2の減算器33の出力を減算する第3の減算器34と、第3の減算器34の減算値が負になった場合にゼロを出力し、その他の場合には減算値をそのまま出力する第1のゼロリミッタ35と、第1のゼロリミッタ35の出力に外部より任意に設定可能なゲインを乗算する第1の乗算器36と、外部より任意に設定可能な第2のリミットレベルL2から第1の乗算器36の出力を減算する第4の減算器37と、第4の減算器37の減算値が負になった場合にゼロを出力し、その他の場合には減算値をそのまま第1のリミッタ2へ出力する第2のゼロリミッタ38とを備えた構成(further comprising)である。他の構成と動作については実施形態2と同様なので説明を省略する。
以上のように構成された映像信号のヒストグラム演算装置について以下その動作説明を行う。
図3における最大値検出回路31は検出パルスの入力期間に映像信号の最大値を検出する。最小値検出回路32は検出パルスの入力期間に映像信号の最小値を検出する。第2の減算器33は最大値検出回路31の出力から最小値検出回路32の出力を減算し、その減算値Xを第3の減算器34へ出力する。すなわち第2の減算器33の出力値Xは入力映像信号の最大値と最小値との差である。検出された最大値および最小値は、検出パルスの入力期間毎に更新される。すなわち、任意の1フィールド期間に使用される最大値および最小値は、例えばその前の1フィールド期間に検出された値である。図8は本発明の実施例のリミットレベルの生成順序を説明するための図で、横軸Xは第2の減算器33の出力である減算値を表し、縦軸Yは第2の減算器33の出力100、第3の減算器34の出力134、第1のゼロリミッタ35の出力135、第1の乗算器36の出力136、第4の減算器37の出力137、および第2のゼロリミッタ38の出力138の大きさを表す。
第2の減算器33の出力により入力映像信号の分散状況をある程度推測出来る。すなわち第2の減算器33の出力100が大きい場合は入力映像信号が白から黒まで広く分布している可能性があることが分かるし、第2の減算器33の出力100が小さい場合は映像信号のレベル分布がある映像信号レベルに集中していることが分かる。
本実施例では、第2の減算器33の出力により入力映像信号の分布状況かなり推測できると考えられる。
第3の減算器34は外部より任意に設定可能なオフセット調整値L0から第2の減算器33の出力値100を減算し、図8の波線134で示される減算値を出力する。
第1のゼロリミッタ35は第3の減算器34の出力値134が負になったときに第3の減算器34の出力値134としてゼロを出力し、その他の場合は第3の減算器34の出力値134をそのまま出力する。したがって第1のゼロリミッタ35の出力値は図8の破線135のように、波線134と横軸上の波線とで示される。
第1の乗算器36は第1のゼロリミッタ35の出力値135に外部より任意に設定可能なゲインを乗算する。この乗算により第1の乗算器36の出力値は図8の破線136のようになる。
第4の減算器37は外部より任意に設定可能な第2のリミットレベルL2から第1の乗算器36の出力値136を減算する。
第2のゼロリミッタ38は、第4の減算器37の出力値が負になったときにはゼロを出力し、その他の場合は第4の減算器37の出力値をそのまま出力する。したがって第2のゼロリミッタ38の出力値は図8の実線138のようになる。
以上のようにして得られた第2のゼロリミッタ38の出力値138は第1のリミッタ2へ入力される。すなわち以上の演算により生成された第2のゼロリミッタ38の出力値138が、実施形態2における第1のリミットレベルL1として用いられることになる。
第1のリミッタ2は、第2のゼロリミッタ38の出力値138とヒストグラム生成回路1の出力値を入力する。
実施形態2で詳細に述べたような動作により図7Bの斜線で示す様に、第1の減算器4の出力を第1のリミッタ2の出力の全範囲に均等に加え、ヒストグラムを平均化する。
以上述べたように、本実施形態では第2のゼロリミッタ38の出力値138が、実施形態2における第1のリミットレベルL1として用いられる。図8の実線138のように入力映像信号の最大値と最小値との差が小であれば第1のリミットレベルL1はゼロであり、入力映像信号の最大値と最小値との差が大であればリミットレベルL1はリミットレベルL2と等しくなる。入力映像信号の最大値と最小値との差がこれらの中間であればリミットレベルL1はリミットレベルL2とゼロとの間の値をとる。
すなわち映像信号のレベル分布がある映像信号レベルに集中している場合には、入力映像信号の最大値と最小値との差は小であるから、第1のリミットレベルL1は図8の実線138のようにゼロとなり、補正ヒストグラム生成回路5の出力は、図7Bのように平均化された形状になる。逆に映像信号のレベルが白から黒まで広く分布している場合には、入力映像信号の最大値と最小値との差Xは大であるから、第1のリミットレベルL1は第2のリミットレベルL2と等しくなり、補正ヒストグラム生成回路5の出力は、ヒストグラム生成回路1の出力と同じかほとんど同じとなる。以上のように本実施形態によれば、入力映像信号の最大値と最小値との差に応じて、最適の補正ヒストグラムを生成することができる。
第4の実施形態
図4は本発明の実施形態4における映像信号のヒストグラム演算装置のブロック構成図を示す。
図4において、実施形態3と構成が異なる点は、図3における第1のゼロリミッタ35、第1の乗算器36、第4の減算器37、および第2のゼロリミッタ38に代えて、図4では第2の乗算器41、第2のリミッタ42、第5の減算器43、および第3のリミッタ44で構成する点である。その他の構成は実施形態3と同じであるから構成と動作の説明を省略する。
第2の乗算器41は図9の波線131で示される第3の減算器34の出力134と外部より任意に設定可能なゲインとを乗算する。第2の乗算器41の出力は図9の破線141のようになる。
第2のリミッタ42は第2の乗算器41の出力141と外部より任意に設定可能な第2のリミットレベルL2とを入力し、第2の乗算器41の出力が第2のリミットレベルL2より大の場合には第2のリミットレベルL2を出力し、第2の乗算器41の出力が第2のリミットレベルL2より小か等しい場合には第2の乗算器41の出力をそのまま出力する。第2のリミッタ42の出力値は図9の破線142のようになる。
第5の減算器43は、第2のリミットレベルL2から第2のリミッタ42の出力値142を減算し、その減算値を第3のリミッタ44へ出力する。第5の減算器43の出力値は図9の破線143のようになる。
第3のリミッタ44は第5の減算器43の出力143と第2のリミットレベルL2とを入力し、第5の減算器43の出力143が第2のリミットレベルL2より大の場合には第2のリミットレベルL2を出力し、第5の減算器43の出力143が第2のリミットレベルL2より大きくない場合には第5の減算器43の出力143をそのまま出力する。第3のリミッタ44の出力値は図9の実線144のようになる。
第1のリミッタ2は、第3のリミッタ44の出力値144とヒストグラム生成回路1の出力値とを入力する。
以上述べたように、本実施形態では実施形態3で述べたのと同様の効果があり、入力映像信号の最大値と最小値との差に応じて、最適の補正ヒストグラムを生成することができる。
第5の実施例
図5は本発明の実施形態5における映像信号のヒストグラム演算装置のブロック構成図を示す。
図5において、実施形態3と構成が異なる点は、図3における第3の減算器34、第1のゼロリミッタ35、第1の乗算器36、第4の減算器37、および第2のゼロリミッタ38に代えて、図5では第6の減算器51、第3のゼロリミッタ52、第3の乗算器53、および最小値回路(MIN)54で構成する点である。その他の構成は実施形態3と同じであるから構成と動作の説明を省略する。
第6の減算器51は第2の減算器33の出力100から外部より任意に設定可能なオフセット調整値L0を減算する。
第3のゼロリミッタ52は第6の減算器51の出力値が負になったときにはゼロを出力し、その他の場合は第6の減算器51の出力値をそのまま出力する。第3のゼロリミッタ52の出力は図10の破線152のようになる。
第3の乗算器53は第3のゼロリミッタ52の出力152と外部より任意に設定可能なゲインとを乗算する。第3の乗算器53の出力は図10の破線153のようになる。
最小値回路(MIN)54は第3の乗算器53の出力153と外部より任意に設定可能なリミットレベルL2とを入力し、小さい方の入力を選択する。最小値回路(MIN)54の出力は図10の破線154のようになる。
第1のリミッタ2は、最小値回路(MIN)54の出力値154とヒストグラム生成回路1の出力値とを入力する。
以上述べたように、本実施形態では実施形態3で述べたのと同様の効果があり、入力映像信号の最大値と最小値との差に応じて、最適の補正ヒストグラムを生成することができる。
第6の実施例
図6は本発明の実施形態6における映像信号のヒストグラム演算装置のブロック構成図を示す。
図6において、実施形態3と構成が異なる点は、図3における,第1のゼロリミッタ35、第1の乗算器36、第4の減算器37、および第2のゼロリミッタ38に代えて、図6では第4の乗算器61、第7の減算器62、第4のゼロリミッタ63、および第4のリミッタ64で構成する点である。本実施形態が実施形態3と異なる点についてのみ構成と動作を述べ、その他の構成と動作の説明を省略する。
第4の乗算器61は第2の減算器33の出力100と外部より任意に設定可能なゲインとを乗算する。第4の乗算器61の出力は図11の破線161のようになる。
第7の減算器62は第4の乗算器61の出力161から外部より任意に設定可能なオフセット調整値L0を減算する。第7の減算器62の出力値は図11の破線162のようになる。
第4のゼロリミッタ63は第7の減算器62の出力値162が負になったときに第7の減算器62の出力値162をゼロを出力し、その他の場合は第7の減算器62の出力値162をそのまま出力する。
第4のリミッタ64は、第4のゼロリミッタ63の出力と外部より任意に設定可能な第2のリミットレベルL2とを入力し、小さい方を出力する出力する。第4のリミッタ64の出力値は図11の実線164のようになる。
第1のリミッタ2は、第4のリミッタ64の出力値164とヒストグラム生成回路1の出力値とを入力する。
以上述べたように、本実施形態では実施形態3で述べたのと同様の効果があり、入力映像信号の最大値と最小値との差に応じて、最適の補正ヒストグラムを生成することができる。
産業上の利用の可能性
以上のように本発明のヒストグラム演算装置は、一度生成されたヒストグラムを入力映像信号の或る特定のレベルへの集中具合に応じて補正し、ヒストグラムを平均化することが出来る。テレビジョン受像機や表示装置等で使用されるヒストグラム演算装置において、入力映像信号が或る特定のレベルに集中した場合に、後段でそのヒストグラムを利用する画質補正ブロックが映像信号を過補正することを防ぐことが出来る。
なお以上の実施形態3〜6では入力映像信号の最大値と最小値との差に応じて、最適の補正ヒストグラムを生成する実施形態を述べたが、減算器、乗算器、リミッタ、ゼロリミッタ、最小値回路等を組み合わせることにより、実施形態以外にも多数の回路構成によって実現可能である。したがって本発明の真の精神および範囲内に存在する変形例は、すべて特許請求の範囲に含まれるものである。

Claims (3)

  1. 入力映像信号の輝度レベルの分布頻度を算出してヒストグラムを生成し、第1のヒストグラムとして出力するヒストグラム生成手段と、
    前記第1のヒストグラムと外部より設定可能な第1のリミットレベルとを入力し、前記第1のヒストグラムの頻度を前記第1のリミットレベル以下に制限することにより第2のヒストグラムを生成する第1のリミット手段と、
    前記第1のヒストグラムから前記第2のヒストグラムの差分を算出し、前記差分の平均差を前記第2のヒストグラムに加算するヒストグラム補正手段とから構成されることを特徴とするヒストグラム演算装置。
  2. 前記ヒストグラム演算装置は、さらに、
    前記入力映像信号の輝度レベルの最大値及び最小値を検出する検出回路と、
    前記検出回路により検出された最大値と最小値の差分を求める減算器と、
    前記減算器の前記差分に応じて、前記第1のリミット手段における前記第1のリミットレベルを可変にすることを特徴とする請求項1記載のヒストグラム演算装置。
  3. 前記第1のリミットレベルは、前記減算器における前記差分が所定値以上の場合には、予め定められた前記第1のリミットレベルを基準値よりも高く設定し、前記差分が所定値以下の場合には、予め定められた前記第1のリミットレベルを基準値よりも低く設定することを特徴とする請求項2記載のヒストグラム演算装置。
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