JP2000513905A - 映像信号のヒストグラム演算装置 - Google Patents

映像信号のヒストグラム演算装置

Info

Publication number
JP2000513905A
JP2000513905A JP10538377A JP53837798A JP2000513905A JP 2000513905 A JP2000513905 A JP 2000513905A JP 10538377 A JP10538377 A JP 10538377A JP 53837798 A JP53837798 A JP 53837798A JP 2000513905 A JP2000513905 A JP 2000513905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
histogram
output
video signal
circuit
limit level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10538377A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4027433B2 (ja
Inventor
正弘 竹島
敦久 影山
稔 川端
浩子 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Publication of JP2000513905A publication Critical patent/JP2000513905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4027433B2 publication Critical patent/JP4027433B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/20Circuitry for controlling amplitude response
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/40Image enhancement or restoration using histogram techniques

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 入力映像信号のヒストグラムを生成するヒストグラム生成回路と、ヒストグラム生成回路により生成されたヒストグラムと外部より設定可能な第1のリミットレベルとを入力し、ヒストグラムの頻度を一定のレベル以下に制限し、制限されたヒストグラムを出力する第1のリミット回路と、第1のリミット回路が出力する映像信号の全サンプル数を計算する第1の総和回路と、入力映像信号の全サンプル数を計算する第2の総和回路と、第2の総和回路の出力から第1の総和回路の出力を減算する第1の減算回路と、および第1のリミット回路の出力と第1の減算回路の出力とを入力し、ヒストグラムが平均化するよう補正する補正ヒストグラム生成回路と、から構成されるヒストグラム演算装置である。

Description

【発明の詳細な説明】 映像信号のヒストグラム演算装置 技術分野 本発明は映像信号のヒストグラム演算装置に関するものである。 背景技術 従来のテレビジョン信号のヒストグラムを応用した画質補正回路としては、例 えば、特開平5−66751号公報に記載されたものが知られている。図12は 従来の画質補正回路のブロック構成図を示す。 従来の画質補正回路は、入力された映像信号のフィールド毎のヒストグラムを 生成し、生成されたヒストグラムから累積ヒストグラムを求める累積ヒストグラ ム回路81と、累積ヒストグラム回路81の出力に第1の定数を乗算する第1の 乗算回路82と、第1の乗算回路82の出力を全サンプル数で除算する正規化回 路83と、正規化回路83の出力と入力された映像信号を用い画素毎の補正値を 出力する補正回路84と、補正回路84の出力に第2の定数を乗算する第2の乗 算回路85と、第2の乗算回路85の出力を入力された映像信号に加算する加算 回路86を備えた画質補正回路となっており、生成されたヒストグラムの形に応 じて、ヒストグラムの中で最も頻度が集中した映像信号の明るさの範囲を実際よ りも広げることで、見かけ上のコントラストを改善するような画質補正をかける 。 しかしながら従来の画質補正回路では、入力映像信号から生成されたヒストグ ラムをそのまま用いるため、入力映像信号が或る特定のレベル付近に集中した場 合には生成されたヒストグラムに偏りが生じるため、累積ヒストグラムにおいて その特定レベル付近の傾斜が急となり、場合によってはノイズが強調されるか或 いは補正後の画像が不自然になってしまうという過補正状態になる問題があった 。 発明の開示 本発明の映像信号のヒストグラム演算装置は、入力映像信号が或る特定のレベ ルに集中した場合に、入力映像信号のヒストグラムをその集中度合に応じた制限 値で制限して、ヒストグラムの頻度が平均化するよう補正した補正ヒストグラム を生成し、後段の画質補正回路での過補正を防止する。 入力映像信号のヒストグラムを生成するヒストグラム生成回路と、ヒストグラ ム生成回路により生成されたヒストグラムと外部より設定可能な第1のリミット レベルとを入力し、ヒストグラムの頻度を第1のリミットレベル以下に制限し、 制限されたヒストグラムを出力する第1のリミット回路と、第1のリミット回路 が出力する映像信号の全サンプル数を計算する第1の総和回路と、入力映像信号 の全サンプル数を計算する第2の総和回路と、第2の総和回路の出力から第1の 総和回路の出力を減算する第1の減算回路と、および第1のリミット回路の出力 と第1の減算回路の出力とを入力し、ヒストグラムを補正する補正ヒストグラム 生成回路と、から構成されるヒストグラム演算装置である。 図面の簡単な説明 図1は本発明の実施形態1における映像信号のヒストグラム演算装置のブロッ ク構成図、 図2は本発明の実施形態2における映像信号のヒストグラム演算装置のブロッ ク構成図、 図3本発明の実施形態3における映像信号のヒストグラム演算装置のブロック 構成図、 図4本発明の実施形態4における映像信号のヒストグラム演算装置のブロック 構成図、 図5は本発明の実施形態5における映像信号のヒストグラム演算装置のブロッ ク 構成図、 図6本発明の実施形態6における映像信号のヒストグラム演算装置のブロック 構成図、 図7Aは本発明の実施形態1〜6における補正前の映像信号のヒストグラム図 、 図7Bは本発明の実施形態1〜6における補正後の映像信号のヒストグラム図 、 図8は本発明の実施形態3の動作を説明するための一連のグラフ、 図9は本発明の実施形態4の動作を説明するための一連のグラフ、 図10は本発明の実施形態5の動作を説明するための一連のグラフ、 図11は本発明の実施形態6の動作を説明するための一連のグラフ、 図12は従来の映像信号のヒストグラムを応用した画質補正回路のブロック構 成図。 発明を実施するための最良の形態 第1の実施形態 図1は本発明の実施形態1における映像信号のヒストグラム演算装置のブロッ ク構成図を示す。 図1において、ヒストグラム生成回路1は検出パルスと映像信号とを入力し、 検出パルス入力時にそれぞれの映像信号のレベルがヒストグラムのどの区間に属 するかを判断することにより、入力映像信号のヒストグラムを生成する。ここで 、検出パルスとは、外部から入力されるタイミング信号であり、1フィールド期 間または1フレーム期間の内、ヒストグラムを生成するためのサンプルとなる映 像信号が入力される期間を示すパルス信号である。以下、ヒストグラム生成回路 1により生成されたヒストグラムを生のヒストグラムと呼ぶ。 第1のリミッタ2は、外部より任意に設定可能な第1のリミットレベルL1と ヒストグラム生成回路1の出力を入力し、生のヒストグラムを第1のリミットレ ベルL1に制限する。すなわちヒストグラム生成回路1の出力が第1のリミット レベル L1より大の場合には第1のリミットレベルL1を出力し、第1のリミットレベル L1より小か等しい場合にはヒストグラム生成回路1の出力をそのまま出力する 。このようにして第1のリミッタ2は第1のリミットレベルL1で制限されたヒ ストグラムを出力する。以下、この第1のリミットレベルL1で制限されたヒス トグラムを制限ヒストグラムと呼ぶ。 第1の総和回路3は第1のリミッタ2の出力と検出パルスを入力し、検出パル スを入力している期間に第1のリミッタ2の出力を累積加算する。第2の総和回 路11はヒストグラム生成回路1の出力と検出パルスを入力し、検出パルスを入 力している期間にヒストグラム生成回路1の出力を累積加算し、ヒストグラム生 成回路1で生成されたヒストグラムの全サンプル数を計算する。減算器4は第2 の総和回路11の出力から第1の総和回路3の出力を減算する。補正ヒストグラ ム生成回路5は第1のリミッタ2の出力と第1の減算器4の出力を入力し、第1 の減算器4の出力をもとに制限ヒストグラムから補正ヒストグラムを生成する。 第1の総和回路3と、減算器4と、第2の総和回路11と、補正ヒストグラム 生成回路5とから、生のヒストグラムの全サンプル数と前記制限ヒストグラムの 全サンプル数との差に応じて、生のヒストグラムを平均化するように補正するヒ ストグラム補正手段が構成されている。 以上のように構成された映像信号のヒストグラム演算装置について以下その動 作説明を行う。まず、図1におけるヒストグラム生成回路1は、検出パルスの入 力期間に入力映像信号のヒストグラムを生成する。第1のリミッタ2は、ヒスト グラム生成回路1の出力を入力し、外部より任意に設定可能な第1のリミットレ ベルL1でヒストグラム生成回路1の出力を第1のリミットレベルL1に制限する 。図7Aは、この様子を表す。 図7Aは入力映像信号のヒストグラムを表し、横軸は入力映像信号の映像信号 レベルS、縦軸は度数Fを表し、L1は外部より任意に設定可能な第1のリミッ トレベルである。図7Aに例示されたヒストグラムは、特定の信号レベルに映像 信号が 集中した映像の場合のものを表している。そこで、第1のリミッタ2は図7Aの 斜線の部分を第1のリミットレベルL1でリミットし、斜線部分以外の制限ヒス トグラムを第1の総和回路3へ出力する。 第1の総和回路3は、第1のリミッタ2の出力と検出パルスを入力し、検出パ ルスONの期間に第1のリミッタ2の出力の映像信号の全サンプル数を計算する 。第2の総和回路11はヒストグラム生成回路1の出力と検出パルスを入力し、 検出パルスの入力期間にヒストグラム生成回路1の出力の映像信号の全サンプル 数を計算する。第1の減算器4は第2の総和回路11の出力から第1の総和回路 3の出力を減算する。第1の減算器4の出力により入力映像信号の映像信号レベ ルの分布が集中しているか分散しているかがわかる。 もし第1の減算器4の出力が小さければ入力映像信号が黒から白まで分布が広 がっていることが分かるし、もし第1の減算器4の出力が大きければ映像信号の レベル分布が集中していることが分かる。映像信号のレベル分布が集中している 様子は図7Aのグラフで示されている。 次に、補正ヒストグラム生成回路5は、第1のリミッタ2の出力と第1の減算 器4の出力を入力し、補正ヒストグラムを生成する。この補正ヒストグラムは図 7Bに示される。すなわち補正ヒストグラム生成回路5は、図7Aの斜線部の削 除された部分を、図7Aの残された制限ヒストグラムに均等に加えることにより 、図7Bのヒストグラムを得る。すなわち図7Bの斜線部の面積は図7Aの斜線 部の面積と等しい。このように補正することにより映像信号のレベル分布が集中 するほど第1の減算器4の出力が大きくなるため、補正ヒストグラムはより平均 化された形状になる。 以上のように本実施形態のヒストグラム演算装置は、一度生成されたヒストグ ラムを、入力映像信号の或る特定のレベルへの集中具合に応じて補正することで 、平均化されたヒストグラムを生成することが出来る。そして、後段の画質補正 回路(図示せず)は、この平均化されたヒストグラムを入力して、そのヒストグ ラムを累積 し、累積ヒストグラムを生成し、累積ヒストグラムに基づいて、入力映像信号対 出力映像信号の特性を補正し、ヒストグラムの中で最も頻度が集中した映像信号 の明るさの範囲を実際よりも広げることで、テレビ本体の性能に頼ることなく見 かけ上のコントラストを改善することが出来る。このようにして本発明は、従来 課題であった入力映像信号が或る特定のレベルに集中した場合に、生成されたヒ ストグラムに偏りが生じるため後段の画質補正回路によって、ノイズが強調され るか或いは補正後の画像が不自然になってしまうという過補正状態になる問題を 解決することが出来る。 第2の実施形態 図2は本発明の実施形態2における映像信号のヒストグラム演算装置のブロッ ク構成図を示す。 図2において、実施形態1と構成が異なる点は、第2の総和回路11に代わっ て検出パルスを入力し、映像信号の総サンプル数を計算するインクリメンタルア ダー21を加えた構成である。他の構成および動作については実施形態1と同様 なので説明を省略する。 以上のように構成された映像信号のヒストグラム演算装置について以下その構 成と動作説明を行う。インクリメンタルアダー21は検出パルスを入力し、検出 パルスの入力期間に図示されないクロック信号を計算することで、映像信号の総 サンプル数を計算する。第1の減算器4はインクリメンタルアダー21の出力か ら第1の総和回路3の出力を減算する。 補正ヒストグラム生成回路5は、実施形態1と同様にして、図7Aの斜線部分 の総サンプル数を、図7Aの残された制限ヒストグラムに均等に加える。 以上のように本実施形態のヒストグラム演算装置は、実施形態1と同様の効果 がある。 第3の実施形態 図3は本発明の実施形態3における映像信号のヒストグラム演算装置のブロッ ク構成図を示す。 図3において、実施形態2と構成が異なる点は、検出パルスの入力期間に映像 信号の最大値を検出する最大値検出回路31と、検出パルスの入力期間に映像信 号の最小値を検出する最小値検出回路32と、最大値検出回路31の出力から最 小値検出回路32の出力を減算する第2の減算器33と、外部より任意に設定可 能なオフセット調整値L0から第2の減算器33の出力を減算する第3の減算器 34と、第3の減算器34の減算値が負になった場合にゼロを出力し、その他の場 合には減算値をそのまま出力する第1のゼロリミッタ35と、第1のゼロリミッ タ35の出力に外部より任意に設定可能なゲインを乗算する第1の乗算器36と 、外部より任意に設定可能な第2のリミットレベルL2から第1の乗算器36の 出力を減算する第4の減算器37と、第4の減算器37の減算値が負になった場 合にゼロを出力し、その他の場合には減算値をそのまま第1のリミッタ2へ出力 する第2のゼロリミッタ38とを備えた構成(further comprising)である。他 の構成と動作については実施形態2と同様なので説明を省略する。 以上のように構成された映像信号のヒストグラム演算装置について以下その動 作説明を行う。 図3における最大値検出回路31は検出パルスの入力期間に映像信号の最大値 を検出する。最小値検出回路32は検出パルスの入力期間に映像信号の最小値を 検出する。第2の減算器33は最大値検出回路31の出力から最小値検出回路3 2の出力を減算し、その減算値Xを第3の減算器34へ出力する。すなわち第2 の減算器33の出力値Xは入力映像信号の最大値と最小値との差である。検出さ れた最大値および最小値は、検出パルスの入力期間毎に更新される。すなわち、 任意の1フィールド期間に使用される最大値および最小値は、例えばその前の1 フィールド期間に検出された値である。図8は本発明の実施例のリミットレベル の生成順序を説明 するための図で、横軸Xは第2の減算器33の出力である減算値を表し、縦軸Y は第2の減算器33の出力100、第3の減算器34の出力134、第1のゼロ リミッタ35の出力135、第1の乗算器36の出力136、第4の減算器37 の出力137、および第2のゼロリミッタ38の出力138の大きさを表す。 第2の減算器33の出力により入力映像信号の分散状況をある程度推測出来る 。すなわち第2の減算器33の出力100が大きい場合は入力映像信号が白から 黒まで広く分布している可能性があることが分かるし、第2の減算器33の出力 100が小さい場合は映像信号のレベル分布がある映像信号レベルに集中してい ることが分かる。 本実施例では、第2の減算器33の出力により入力映像信号の分布状況かなり 推測できると考えられる。 第3の減算器34は外部より任意に設定可能なオフセット調整値L0から第2 の減算器33の出力値100を減算し、図8の波線134で示される減算値を出 力する。 第1のゼロリミッタ35は第3の減算器34の出力値134が負になったとき に第3の減算器34の出力値134としてゼロを出力し、その他の場合は第3の 減算器34の出力値134をそのまま出力する。したがって第1のゼロリミッタ 35の出力値は図8の破線135のように、波線134と横軸上の波線とで示さ れる。 第1の乗算器36は第1のゼロリミッタ35の出力値135に外部より任意に 設定可能なゲインを乗算する。この乗算により第1の乗算器36の出力値は図8 の破線136のようになる。 第4の減算器37は外部より任意に設定可能な第2のリミットレベルL2から 第1の乗算器36の出力値136を減算する。 第2のゼロリミッタ38は、第4の減算器37の出力値が負になったときには ゼロを出力し、その他の場合は第4の減算器37の出力値をそのまま出力する。 したがって第2のゼロリミッタ38の出力値は図8の実線138のようになる。 以上のようにして得られた第2のゼロリミッタ38の出力値138は第1のリ ミッタ2へ入力される。すなわち以上の演算により生成された第2のゼロリミッ タ38の出力値138が、実施形態2における第1のリミットレベルL1として 用いられることになる。 第1のリミッタ2は、第2のゼロリミッタ38の出力値138とヒストグラム 生成回路1の出力値を入力する。 実施形態2で詳細に述べたような動作により図7Bの斜線で示す様に、第1の 減算器4の出力を第1のリミッタ2の出力の全範囲に均等に加え、ヒストグラム を平均化する。 以上述べたように、本実施形態では第2のゼロリミッタ38の出力値138が 、実施形態2における第1のリミットレベルL1として用いられる。図8の実線 138のように入力映像信号の最大値と最小値との差が小であれば第1のリミッ トレベルL1はゼロであり、入力映像信号の最大値と最小値との差が大であれば リミットレベルL1はリミットレベルL2と等しくなる。入力映像信号の最大値と 最小値との差がこれらの中間であればリミットレベルL1はリミットレベルL2と ゼロとの間の値をとる。 すなわち映像信号のレベル分布がある映像信号レベルに集中している場合には 、入力映像信号の最大値と最小値との差は小であるから、第1のリミットレベル L1は図8の実線138のようにゼロとなり、補正ヒストグラム生成回路5の出 力は、図7Bのように平均化された形状になる。逆に映像信号のレベルが白から 黒まで広く分布している場合には、入力映像信号の最大値と最小値との差Xは大 であるから、第1のリミットレベルL1は第2のリミットレベルL2と等しくなり 、補正ヒストグラム生成回路5の出力は、ヒストグラム生成回路1の出力と同じ かほとんど同じとなる。以上のように本実施形態によれば、入力映像信号の最大 値と最小値との差に応じて、最適の補正ヒストグラムを生成することができる。 第4の実施形態 図4は本発明の実施形態4における映像信号のヒストグラム演算装置のブロッ ク構成図を示す。 図4において、実施形態3と構成が異なる点は、図3における第1のゼロリミ ッタ35、第1の乗算器36、第4の減算器37、および第2のゼロリミッタ3 8に代えて、図4では第2の乗算器41、第2のリミッタ42、第5の減算器4 3、および第3のリミッタ44で構成する点である。その他の構成は実施形態3 と同じであるから構成と動作の説明を省略する。 第2の乗算器41は図9の波線131で示される第3の減算器34の出力13 4と外部より任意に設定可能なゲインとを乗算する。第2の乗算器41の出力は 図9の破線141のようになる。 第2のリミッタ42は第2の乗算器41の出力141と外部より任意に設定可 能な第2のリミットレベルL2とを入力し、第2の乗算器41の出力が第2のリ ミットレベルL2より大の場合には第2のリミットレベルL2を出力し、第2の乗 算器41の出力が第2のリミットレベルL2より小か等しい場合には第2の乗算 器41の出力をそのまま出力する。第2のリミッタ42の出力値は図9の破線1 42のようになる。 第5の減算器43は、第2のリミットレベルL2から第2のリミッタ42の出 力値142を減算し、その減算値を第3のリミッタ44へ出力する。第5の減算 器43の出力値は図9の破線143のようになる。 第3のリミッタ44は第5の減算器43の出力143と第2のリミットレベル L2とを入力し、第5の減算器43の出力143が第2のリミットレベルL2より 大の場合には第2のリミットレベルL2を出力し、第5の減算器43の出力14 3が第2のリミットレベルL2より大きくない場合には第5の減算器43の出力 143をそのまま出力する。第3のリミッタ44の出力値は図9の実線144の ようになる。 第1のリミッタ2は、第3のリミッタ44の出力値144とヒストグラム生成 回 路1の出力値とを入力する。 以上述べたように、本実施形態では実施形態3で述べたのと同様の効果があり 、入力映像信号の最大値と最小値との差に応じて、最適の補正ヒストグラムを生 成することができる。 第5の実施例 図5は本発明の実施形態5における映像信号のヒストグラム演算装置のブロッ ク構成図を示す。 図5において、実施形態3と構成が異なる点は、図3における第3の減算器3 4、第1のゼロリミッタ35、第1の乗算器36、第4の減算器37、および第 2のゼロリミッタ38に代えて、図5では第6の減算器51、第3のゼロリミッ タ52、第3の乗算器53、および最小値回路(MIN)54で構成する点であ る。その他の構成は実施形態3と同じであるから構成と動作の説明を省略する。 第6の減算器51は第2の減算器33の出力100から外部より任意に設定可 能なオフセット調整値L0を減算する。 第3のゼロリミッタ52は第6の減算器51の出力値が負になったときにはゼ ロを出力し、その他の場合は第6の減算器51の出力値をそのまま出力する。第 3のゼロリミッタ52の出力は図10の破線152のようになる。 第3の乗算器53は第3のゼロリミッタ52の出力152と外部より任意に設 定可能なゲインとを乗算する。第3の乗算器53の出力は図10の破線153の ようになる。 最小値回路(MIN)54は第3の乗算器53の出力153と外部より任意に 設定可能なリミットレベルL2とを入力し、小さい方の入力を選択する。最小値 回路(MIN)54の出力は図10の破線154のようになる。 第1のリミッタ2は、最小値回路(MIN)54の出力値154とヒストグラ ム生成回路1の出力値とを入力する。 以上述べたように、本実施形態では実施形態3で述べたのと同様の効果があり 、入力映像信号の最大値と最小値との差に応じて、最適の補正ヒストグラムを生 成することができる。 第6の実施例 図6は本発明の実施形態6における映像信号のヒストグラム演算装置のブロッ ク構成図を示す。 図6において、実施形態3と構成が異なる点は、図3における,第1のゼロリ ミッタ35、第1の乗算器36、第4の減算器37、および第2のゼロリミッタ 38に代えて、図6では第4の乗算器61、第7の減算器62、第4のゼロリミ ッタ63、および第4のリミッタ64で構成する点である。本実施形態が実施形 態3と異なる点についてのみ構成と動作を述べ、その他の構成と動作の説明を省 略する。 第4の乗算器61は第2の減算器33の出力100と外部より任意に設定可能 なゲインとを乗算する。第4の乗算器61の出力は図11の破線161のように なる。 第7の減算器62は第4の乗算器61の出力161から外部より任意に設定可 能なオフセット調整値L0を減算する。第7の減算器62の出力値は図11の破 線162のようになる。 第4のゼロリミッタ63は第7の減算器62の出力値162が負になったとき に第7の減算器62の出力値162をゼロを出力し、その他の場合は第7の減算 器62の出力値162をそのまま出力する。 第4のリミッタ64は、第4のゼロリミッタ63の出力と外部より任意に設定 可能な第2のリミットレベルL2とを入力し、小さい方を出力する出力する。第 4のリミッタ64の出力値は図11の実線164のようになる。 第1のリミッタ2は、第4のリミッタ64の出力値164とヒストグラム生成 回路1の出力値とを入力する。 以上述べたように、本実施形態では実施形態3で述べたのと同様の効果があり 、 入力映像信号の最大値と最小値との差に応じて、最適の補正ヒストグラムを生成 することができる。 産業上の利用の可能性 以上のように本発明のヒストグラム演算装置は、一度生成されたヒストグラム を入力映像信号の或る特定のレベルへの集中具合に応じて補正し、ヒストグラム を平均化することが出来る。テレビジョン受像機や表示装置等で使用されるヒス トグラム演算装置において、入力映像信号が或る特定のレベルに集中した場合に 、後段でそのヒストグラムを利用する画質補正ブロックが映像信号を過補正する ことを防ぐことが出来る。 なお以上の実施形態3〜6では入力映像信号の最大値と最小値との差に応じて 、最適の補正ヒストグラムを生成する実施形態を述べたが、減算器、乗算器、リ ミッタ、ゼロリミッタ、最小値回路等を組み合わせることにより、実施形態以外 にも多数の回路構成によって実現可能である。したがって本発明の真の精神およ び範囲内に存在する変形例は、すべて特許請求の範囲に含まれるものである。 参照符号一覧表 1 ヒストグラム生成回路 2 第1のリミッタ 3 第1の総和回路 4 第1の減算器 5 補正ヒストグラム生成回路 11 第2の総和回路 21 インクリメンタルアダー 31 最大値検出回路 32 最小値検出回路 33 第2の減算器 34 第3の減算器 35 第1のゼロリミッタ 36 第1の乗算器 37 第4の減算器 38 第2のゼロリミッタ 41 第2の乗算器 42 第2のリミッタ 43 第5の減算器 44 第3のリミッタ 51 第6の減算器 52 第3のゼロリミッタ 53 第3の乗算器 54 最小値(MIN)回路 61 第4の乗算器 62 第7の減算器 63 第4のゼロリミッタ 64 第4のリミッタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.入力映像信号のヒストグラムを生成し生のヒストグラムとして出力し、前 記生のヒストグラムは複数の頻度とするヒストグラム生成手段と、 前記生のヒストグラムと外部より設定可能な第1のリミットレベルとを入力し 、前記生のヒストグラムの頻度を前記第1のリミットレベルにより制限すること により制限ヒストグラムを生成し、前記制限ヒストグラムは複数の制限頻度とす る第1のリミット手段と、 および前記生のヒストグラムの全サンプル数と前記制限ヒストグラムの全サン プル数との差に基づき、前記生のヒストグラムに演算処理をおこなうヒストグラ ム補正手段と、 から構成されることを特徴とするヒストグラム演算装置。 2.前記ヒストグラム補正手段は、前記第1リミットレベルが第1出力をつく り、前記ヒストグラム補正回路は前記制限ヒストグラムとする前記複数制限頻度 を総計し第1総和を出力する第1の総和手段と、前記生のヒストグラムとする前 記複数頻度を総計し第2総和を出力する第2の総和手段と、 前記第2の総和手段の出力から前記第1の総和手段の出力を減算し、第2の差 を出力する第1の減算手段とを具備し、 および補正ヒストグラム生成手段は前記第1リミット手段の前記第1出力と前 記第2の差に基づき補正ヒストグラムを出力する ことを特徴とする請求項1記載のヒストグラム演算装置。 3.入力映像信号のヒストグラムを生成し生のヒストグラムとして出力し、前 記生のヒストグラムは複数の頻度とするヒストグラム生成手段と、 入力映像信号の最大値を検出する最大値検出手段と、 前記入力映像信号の最小値を検出する最小値検出手段と、 前記最大値から前記最小値を減算し第3の差を出力する第2の減算手段と、 前記第2の減算手段の出力値と、外部より任意に設定可能なオフセット調整値 と、および外部より任意に設定可能な第2のリミットレベルとを入力し、第1の リミットレベルをつくり、前記第1のリミットレベルは0から前記第2のリミッ トレベルの範囲である 出力手段と、 前記生のヒストグラムと前記第1のリミットレベルを入力し、前記生のヒスト グラムを規定する前記複数の頻度を前記第1のリミットレベルで制限し、前記制 限ヒストグラムは複数の制限頻度とする第1のリミット手段と、 および前記生のヒストグラムの全サンプル数と前記制限ヒストグラムの全サン プル数との差である第1の差に基づき、前記生のヒストグラムに演算処理をおこ なうヒストグラム補正手段と から構成されるヒストグラム演算装置。 4.前記最大値検出手段は、第1の期間に検出した前記最大値を後に続く第2 の期間に出力し、 前記最小値検出手段は、第1の期間に検出した前記最小値を後に続く第2の期 間に出力することを特徴とする請求項3記載のヒストグラム演算装置。 5.前記ヒストグラム補正手段は前記生のヒストグラムとする前記複数頻度と 前記制限ヒストグラムとする前記複数頻度との平均差を前記複数制限頻度にそれ ぞれ加えることにより補正ヒストグラムを生成する請求項1記載のヒストグラム 演算装置。
JP53837798A 1997-03-06 1998-03-05 映像信号のヒストグラム演算装置 Expired - Fee Related JP4027433B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5133897 1997-03-06
JP9/51338 1997-03-06
PCT/JP1998/000918 WO1998039913A1 (en) 1997-03-06 1998-03-05 Histogram operating unit for video signals

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000513905A true JP2000513905A (ja) 2000-10-17
JP4027433B2 JP4027433B2 (ja) 2007-12-26

Family

ID=12884147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53837798A Expired - Fee Related JP4027433B2 (ja) 1997-03-06 1998-03-05 映像信号のヒストグラム演算装置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6038341A (ja)
EP (1) EP0940034B1 (ja)
JP (1) JP4027433B2 (ja)
KR (1) KR100346079B1 (ja)
CN (1) CN1113525C (ja)
BR (1) BR9805933A (ja)
CZ (1) CZ294351B6 (ja)
DE (1) DE69834624T2 (ja)
MY (1) MY118613A (ja)
WO (1) WO1998039913A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016126592A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 オリンパス株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、および記録媒体

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6185327B1 (en) * 1998-05-04 2001-02-06 Eastman Kodak Company Method and system for the reduction of memory capacity required for a digital representation of an image
EP1075140A1 (en) * 1999-08-02 2001-02-07 Koninklijke Philips Electronics N.V. Video signal enhancement
EP1164784A1 (en) * 2000-06-13 2001-12-19 Koninklijke Philips Electronics N.V. Preventing doming phenomena
US7299248B2 (en) * 2004-06-29 2007-11-20 International Business Machines Corporation Method, system, program for determining frequency of updating database histograms
US8131108B2 (en) * 2005-04-22 2012-03-06 Broadcom Corporation Method and system for dynamic contrast stretch
US8599318B2 (en) * 2010-05-21 2013-12-03 Vixs Systems, Inc. Contrast control device and method therefor
US8698961B2 (en) * 2010-05-21 2014-04-15 Vixs Systems, Inc. Enhanced histogram equalization

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0467275A (ja) * 1990-07-06 1992-03-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 認識方法及び認識装置
JPH04271669A (ja) * 1991-02-27 1992-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 階調補正装置
JPH0799862B2 (ja) * 1991-03-22 1995-10-25 松下電器産業株式会社 階調補正装置
US5289282A (en) * 1991-05-28 1994-02-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Video signal gradation corrector
JP3019479B2 (ja) * 1991-06-28 2000-03-13 松下電器産業株式会社 階調補正装置
JPH0566751A (ja) * 1991-09-10 1993-03-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 階調補正回路
JP3016652B2 (ja) * 1992-02-07 2000-03-06 松下電器産業株式会社 ゲインコントロール回路
JP3014252B2 (ja) * 1993-09-16 2000-02-28 富士通株式会社 画像処理方法および画像処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016126592A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 オリンパス株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、および記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
DE69834624T2 (de) 2006-10-26
JP4027433B2 (ja) 2007-12-26
EP0940034A1 (en) 1999-09-08
MY118613A (en) 2004-12-31
KR20000065210A (ko) 2000-11-06
EP0940034B1 (en) 2006-05-24
CZ294351B6 (cs) 2004-12-15
CN1216194A (zh) 1999-05-05
US6038341A (en) 2000-03-14
KR100346079B1 (ko) 2002-09-18
DE69834624D1 (de) 2006-06-29
BR9805933A (pt) 1999-08-31
WO1998039913A1 (en) 1998-09-11
CN1113525C (zh) 2003-07-02
CZ354098A3 (cs) 1999-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7920181B2 (en) Semiconductor integrated apparatus and black level correction method for image sensor
JP4011122B2 (ja) 映像信号の画質補正回路
JP3730419B2 (ja) 映像信号処理装置
US7113227B1 (en) Gradation correcting apparatus gradation correcting method and video display apparatus
EP0969658B1 (en) Noise reduction signal processing circuit and display apparatus
US6611287B1 (en) Camera signal processing apparatus and camera signal processing method
WO2002100093A1 (fr) Appareil et procede de traitement d'image
JPH04271669A (ja) 階調補正装置
JP3549356B2 (ja) 映像輝度信号の階調補正装置
JP3208814B2 (ja) 映像信号補正装置
JP3363648B2 (ja) 撮像装置
JP2000513905A (ja) 映像信号のヒストグラム演算装置
US7471336B2 (en) Global motion adaptive system with motion values correction with respect to luminance level
JP2000152033A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH1132236A (ja) 画像処理装置
JP4376352B2 (ja) 階調補正装置
KR100365847B1 (ko) 영상신호의흑레벨검출회로
JPH1079893A (ja) 映像信号のクランプ回路
JP4017810B2 (ja) 階調補正装置及び記録媒体
JP2010200236A (ja) 横引きノイズ補正方法
JP3934363B2 (ja) ガンマ補正回路
JPH05336436A (ja) 自動利得制御装置
JP2002125138A (ja) 画像信号の自動利得制御装置及びログリニア乗算回路並びに撮像装置
JP3072043B2 (ja) 撮像装置
JP2862700B2 (ja) 動き検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050225

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071010

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees