JP2003324753A - 画質調整装置、画質調整方法 - Google Patents

画質調整装置、画質調整方法

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JP2003324753A
JP2003324753A JP2002130578A JP2002130578A JP2003324753A JP 2003324753 A JP2003324753 A JP 2003324753A JP 2002130578 A JP2002130578 A JP 2002130578A JP 2002130578 A JP2002130578 A JP 2002130578A JP 2003324753 A JP2003324753 A JP 2003324753A
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luminance signal
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Akihiro Kamiyama
明裕 上山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像の輪郭を適正に強調可能にすること。 【解決手段】 シャープネス制御部1において、輝度信
号Yとクロマ信号Pb,Prにより得られる原色信号R
GBの各色成分ごとの輝度の比率から、各色成分ごとの
色飽和度を検出し、その検出結果からトランスバーサル
フィルタ10の可変アンプ12のゲインを制御するため
のシャープネス制御信号Vsを求めることで、入力され
る映像の輝度信号Yの振幅レベルの大小や、入力される
輝度信号Yに予めプリシュートPSやオーバーシュート
OSなどのシャープネス信号成分が付加されている場合
でも、適正レベルのシャープネス信号成分を付加したシ
ャープネス輝度信号Ysを得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば映像の精鋭
度を向上させる画質調整装置、画質調整方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来からテレビジョン受像機やビデオテ
ープ再生装置、DVD再生装置などにおいては、映像の
鮮鋭度の向上を図るために映像の輪郭部分を強調する画
質調整回路、いわゆるシャープネス回路が設けられてい
る。
【0003】図10は、従来のシャープネス回路の構成
を示したブロック図である。この図10に示す従来のシ
ャープネス回路10は、トランスバーサルフィルタ1
1、可変アンプ12、加算器13により構成される。
【0004】トランスバーサルフィルタ11は、入力輝
度信号Yのエッジ部分を強調するためのシャープネス信
号成分SPを抽出して出力する。また入力輝度信号Yを
遅延させた輝度信号Y1を出力する。可変アンプ12
は、トランスバーサルフィルタ11において抽出された
シャープネス信号成分SPのレベルを調整して出力す
る。この場合、可変アンプ12のゲインはマイクロコン
ピュータ(以下、「マイコン」という)からの制御信号
に基づいて制御可能とされる。加算器13は、可変アン
プ12からのシャープネス信号成分SPとトランスバー
サルフィルタ11からの輝度信号Y1とを加算する。そ
して、この加算器13の加算出力をシャープネス輝度信
号Ysとしてシャープネス回路10から出力するように
している。なお、入力輝度信号Yには、予め、映像の輪
郭部分を強調するための強調成分としてプリシュート成
分、オーバーシュート成分が付加されていることもあ
る。
【0005】図11は、上記図10に示したシャープネ
ス回路の各部の出力波形を示した図である。なお、ここ
では、シャープネス回路10に水平1走査分の輝度信号
Yを入力したときの各部の出力波形が示されている。図
11(a)には、シャープネス回路10に入力される入
力輝度信号Yの波形が示されている。この図11(a)
に示すように、入力輝度信号Yには水平ブランキング期
間に水平同期信号HDが付加され、走査期間に大振幅の
ステップ信号Aと小振幅のステップ信号Bがそれぞれ輝
度情報として含まれている。
【0006】ここで、例えば図10に示した可変アンプ
12のゲインを、水平同期信号HDのタイミングで「ゼ
ロ」にしたとする。つまり、可変アンプ12においてト
ランスバーサルフィルタ11から入力されるシャープネ
ス信号成分SPのレベル調整を行わないとする。する
と、図11(b)に示すように、可変アンプ12から
は、入力輝度信号Yの振幅変化が大きいときは信号レベ
ルの大きいシャープネス信号成分SP1が出力され、振
幅変化が小さいときは信号レベルの小さいシャープネス
信号成分SP2が出力される。即ち、可変アンプ12か
ら出力されるシャープネス信号成分SPのレベルは、入
力輝度信号Yの振幅変化に応じたものとなる。
【0007】従って、加算器13から出力されるシャー
プネス輝度信号Ysは、図11(c)に示すように、入
力輝度信号Yに含まれる輝度情報の映像の輪郭を形成す
る振幅変化部分に先鋭度を向上させるためのプリシュー
トPS及びオーバーシュートOSが付加された波形とな
る。この場合、加算器13の加算処理は、走査期間内の
み行うものとする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うに従来のシャープネス回路10では、入力輝度信号Y
の振幅レベルに応じたレベルのシャープネス信号成分S
Pをトランスバーサルフィルタ11からの輝度信号Y1
に加算してシャープネス輝度信号Ysを得るようにして
いる。この場合、シャープネス輝度信号Ysに付加され
ているプリシュートPS及びオーバーシュートOSのレ
ベルは、入力輝度信号Yのレベル変化に応じたものとな
り、このようなシャープネス輝度信号Ysにより映像の
輪郭を強調した場合は、映像の輪郭を適正に強調するこ
とができないという欠点があった。
【0009】例えばシャープネス信号成分SP2に基づ
いて、図11(c)に示す小振幅のステップ信号Bのエ
ッジ部分に付加したプリシュートPSとオーバーシュー
トOSにより適正なシャープネスが得られたとする。す
ると、シャープネス信号成分SP2よりレベルが大きい
シャープネス信号成分SP1に基づいてプリシュートP
SとオーバーシュートOSを付加した大振幅のステップ
信号Aのエッジ部分では、シャープネス補正が強すぎる
ものとなってしまう。強すぎるシャープネス補正は波形
に歪みを発生させ、オリジナル映像を損ねてしまう。
【0010】そこで、例えば大振幅のステップ信号Aの
ときに、適正なシャープネスが得られるように可変アン
プ12のゲインを小さく設定しておくことが考えられる
が、この場合は、小振幅のステップ信号Bのシャープネ
スが弱くなりステップ信号Bのエッジに適正なシャープ
ネス補正を行うことができなくなる。
【0011】また、入力輝度信号Yのレベルに応じて映
像信号に付加されるオーバーシュートOS、プリシュー
トPSのレベルが変化する場合には、ユーザーがシャー
プネス量の選択または調整を行ったとしても映像の輪郭
部分を適正に調整することはできなかった。なぜなら
ば、ユーザが行うことができるシャープネス量の選択ま
たは調整は、映像信号(輝度信号)のレベルに関係なく
固定であるからである。
【0012】そこで、単純に入力輝度信号Yのレベルに
応じて可変アンプ12のゲインを可変して、シャープネ
ス信号成分SPのレベル調整を行うことも考えられる
が、この場合は、可変アンプ12のゲインを、入力輝度
信号の振幅レベルに応じて予め決められたゲイン量しか
補正することができず、必ずしも最適なシャープネス補
正を行うことができなかった。
【0013】また、従来のシャープネス回路では、一定
レベル以上の入力信号のみにシャープネス処理を行い、
ノイズなどの小振幅レベルの信号にはシャープネス処理
を行わないようにしたコアリングシャープネス技術など
も提案されている。しかしながら、コアリングシャープ
ネス技術では、入力輝度信号として予めプリシュート、
オーバーシュートが付加されている輝度信号が入力され
た場合、プリシュート、オーバーシュート成分を強調し
てしまうため、映像の輪郭を適正に強調できないという
欠点があった。即ち、コアリングシャープネス技術で
は、大振幅に相当するプリシュート、オーバーシュート
成分については考慮されていなかった。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
たような点を鑑みてなされたものであり、入力輝度信号
のレベルや、予めプリシュート、オーバーシュートが付
加されているかどうかに関わらず、映像の輪郭を適正に
強調することができる画質調整装置、画質調整方法を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画質調整装置は、入力輝度信号をフィルタ
リングしてシャープネス信号成分を抽出するフィルタ手
段と、シャープネス信号成分を増幅する増幅手段と、増
幅手段により所定レベルに調整されたシャープネス信号
成分を、入力輝度信号の付加すべき位置に加算する加算
手段と、入力されるクロマ信号と入力輝度信号とにより
得られるRGB原色信号の各色成分ごとの輝度比率に基
づいて、増幅手段のゲイン制御を行うことで、増幅手段
から出力されるシャープネス信号成分が所定レベルとな
るように制御するシャープネス制御手段とを備えるよう
にした。
【0016】また、本発明の画質調整方法は、入力輝度
信号をフィルタリングしてシャープネス信号成分を抽出
するフィルタ処理と、シャープネス信号成分を所定レベ
ルに増幅する増幅処理と、所定レベルに調整されたシャ
ープネス信号成分を、入力輝度信号の付加すべき位置に
加算する加算処理と、入力されるクロマ信号と上記入力
輝度信号とにより得られるRGB原色信号の各色成分ご
との輝度比率に基づいて、シャープネス信号成分が所定
レベルとなるように制御するシャープネス制御処理とを
実行するようにした。
【0017】本発明によれば、シャープネス制御手段に
おいて、輝度信号とクロマ信号により得られるRGB原
色信号の各色成分ごとの輝度比率から、各色成分ごとの
色飽和度情報を検出し、この色飽和度検出情報に基づい
て、増幅手段のゲイン制御を行うことで、適正レベルの
シャープネス信号成分を輝度信号に付加することが可能
になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
の画質調整装置について説明する。本実施の形態として
の画質調整装置は、例えばテレビジョン受像機などに内
蔵される。そしてテレビジョン放送波に含まれる映像信
号を表示手段により表示するときに、映像信号に対して
シャープネス処理を行うものとされる。
【0019】図1は、本実施の形態としての画質調整装
置の構成を示したブロック図である。この図1におい
て、入力端子t1には輝度信号Yが入力される。入力輝
度信号Yは、テレビジョン受像機に備えられている図示
していないチューナからの映像信号、または外部から入
力される映像信号を輝度・クロマ分離回路によって輝度
信号とクロマ信号に分離することによって得られた輝度
信号、或いは外部の映像信号源から輝度信号Yとクロマ
信号Pb,Prとが分離した状態で入力されたときは、
外部映像信号源から入力される輝度信号とされる。な
お、輝度信号Yには、予め輪郭強調成分であるプリシュ
ート、オーバーシュート成分が付加されている場合もあ
る。
【0020】入力端子t1に入力された輝度信号Yは、
破線で囲ったシャープネス回路10と後述するシャープ
ネス制御部1に供給される。シャープネス回路10は、
トランスバーサルフィルタ11、可変アンプ12、加算
器13により構成される。トランスバーサルフィルタ1
1は、例えば受像管の解像度が周波数が高くなるほど劣
化するビームアパーチャー特性を改善するために、入力
輝度信号Yのエッジ部分を強調するためのシャープネス
信号成分SPを生成して出力する。つまり、トランスバ
ーサルフィルタ11は、入力輝度信号Yの高域成分を抽
出して出力する。
【0021】可変アンプ12は、トランスバーサルフィ
ルタ11から入力されるシャープネス信号成分SPのレ
ベルを可変して出力する。この場合、可変アンプ12の
ゲインは、後述するシャープネス制御部1からのシャー
プネス制御信号Vsに基づいて可変制御される。
【0022】加算器13は、可変アンプ12からのシャ
ープネス信号成分SPをトランスバーサルフィルタ11
から出力される輝度信号Y1に加算してシャープネス輝
度信号Ysとして出力する。即ち、加算器13では、上
記トランスバーサルフィルタ11によりシャープネス信
号成分SPを抽出した位置である振幅変化部分の前後に
シャープネス信号成分SPを付加するようにしている。
この場合、トランスバーサルフィルタ11から出力され
る輝度信号Y1は実際の入力輝度信号Yを所定時間だけ
遅延させた信号となる。
【0023】シャープネス制御部1は、シャープネス回
路10から出力されるシャープネス輝度信号Ysのシャ
ープネス信号成分SPのレベルが適正レベルとなるよう
に可変アンプ12のゲイン制御を行う。このため、シャ
ープネス制御部1には、入力端子t1からの輝度信号Y
と共に、入力端子t2からクロマ信号Pb,Prが入力
されており、これらの信号からシャープネス制御信号V
sを生成して可変アンプ12に出力するようにされる。
【0024】また、本実施の形態としての画質調整装置
を備えたテレビジョン受像機では、ユーザーがシャープ
ネス量を選択若しくは調整が可能とされる。このため、
ユーザが図示していないテレビジョン受像機の本体やリ
モートコマンダに設けられている所定の操作キーを操作
したときは、入力端子t3を介してマイコンからユーザ
に応じたユーザ調整情報がシャープネス制御部1に入力
される。この場合、シャープネス制御部1は、マイコン
からのユーザ調整情報を加味したシャープネス制御信号
Vsを出力する。
【0025】図2は、上記したトランスバーサルフィル
タ11の構成を示したブロック図である。この図2に示
すように、トランスバーサルフィルタ11は、2つの遅
延回路21,22とアンプ23、加算器24,25によ
り構成される。遅延回路21,22は、それぞれ入力さ
れる信号を所定時間だけ遅延して出力する遅延回路であ
り、入力端子t1に入力される輝度信号Yは、これら遅
延回路21,22によりそれぞれ遅延されて加算器24
に入力される。この加算器24の出力はアンプ23に入
力され、所定係数(例えば−0.5)を乗算して加算器
25に出力する。加算器25は、アンプ23の出力と輝
度信号Yとを加算して、その加算出力をシャープネス信
号成分SPとして出力する。また、遅延回路21から出
力される輝度信号Y1は可変アンプ12にも出力され
る。
【0026】即ち、図1に示したシャープネス回路10
は、トランスバーサルフィルタ11から出力されるシャ
ープネス信号成分SPのレベルを可変アンプ12により
調整した後、可変アンプ12の逆相出力と、トランスバ
ーサルフィルタ11の輝度信号Y1とを加算器13で加
算することで、映像の輪郭部分を強調するプリシュート
PS及びオーバーシュートOSを付加したシャープネス
輝度信号Ysを出力するようにしている。
【0027】図3は、上記図2に示した遅延回路21
(22)の具体的な回路構成の一例を示した図である。
この図3に示す遅延回路21は、入力端子31に入力さ
れる入力信号はトランジスタQ1のベースに供給され
る。また、トランジスタQ1のエミッタと接地電位部と
の間には抵抗器R1が接続されている。また、トランジ
スタQ1と抵抗器R1との接続点は、抵抗器R2とLC
遅延線32を介してアンプ33の入力端に接続される。
また、アンプ33の入力端は抵抗器R3を介して接地さ
れる。そして、このアンプ33の出力端が出力端子34
に接続されている。
【0028】このような遅延回路21(22)では、入
力端子31の入力信号はLC遅延線32により一定時間
遅延させて出力されることになるが、LC遅延線32に
は終端抵抗が接続されていることから、LC遅延線32
を通過した信号のレベルは約1/2に減衰されてしま
う。このため、遅延回路21(22)では、LC遅延線
32の後段にアンプ33を設け、このアンプ33によ
り、約1/2に減衰された信号のレベルが適正レベルと
なるように増幅して出力するようにしている。
【0029】図4は、シャープネス制御部1の内部構成
の一例を示したブロック図である。この図4に示すシャ
ープネス制御部1は、RGBマトリクス回路2、色飽和
度検出回路3、シャープネス制御情報生成部4、ピーク
ホールド回路5などにより構成される。
【0030】RGBマトリクス回路2は、輝度信号Yと
クロマ信号Pb(B−Y),Pr(R−Y)が入力され
ており、これら輝度信号Yとクロマ信号Pb,PrをR
GBの原色信号(R,G,B)に変換して出力する。
【0031】色飽和度検出回路3には、RGBマトリク
ス回路2からの原色信号(R、G、B)と輝度信号Yと
が入力されており、これら輝度信号Yと、原色信号RG
B、及び、以下に示す式1から、RGB各色成分の輝度
の比率を求めるようにする。そして求めたRGB各色成
分の輝度の比率から、色成分ごとの色飽和度を検出し、
その検出結果を色飽和度情報CR,CG,CBとして出力
する。 Y=0.30×R+0.59×G+0.11×B・・・(式1)
【0032】シャープネス制御情報生成部4は、色飽和
度検出回路3からの各色飽和度情報CR,CG,CBと、
マイコンからのユーザ調整情報などに基づいて、入力さ
れる映像信号に応じた最適なシャープネス制御情報Sを
生成して出力する。
【0033】ピークホールド回路5は、シャープネス制
御情報生成部4からレベルで出力されるシャープネス制
御情報Sを連続波とするために、シャープネス制御情報
Sのピーク値をホールドし、シャープネス制御情報Sの
ピーク値の包落線をシャープネス制御信号Vsとして出
力する。
【0034】図5はピークホールド回路5の回路構成の
一例を示した図である。ピークホールド回路5は、差動
増幅器41とダイオード42及びコンデンサ43を図示
するように組み合わせることで、容易に実現することが
可能である。なお、ピークホールド回路5をシャープネ
ス制御情報生成部4内に設け、シャープネス制御信号出
力回路を構成するようにしても良い。
【0035】このように本実施の形態としての画質調整
装置では、シャープネス制御部1において、輝度信号Y
とクロマ信号Pb,Prにより得られる原色信号RGB
の色成分ごとの輝度の比率から得られる色飽和度情報に
基づいてシャープネス制御信号Vsを求めて、トランス
バーサルフィルタ10の可変アンプ12のゲインを制御
するようにしている。これにより、入力輝度信号Yのレ
ベルや、入力輝度信号Yに対して予めオーバーシュー
ト、プリシュート成分が付加されているかどうかに関わ
らず、映像の輪郭を適正に強調することができるシャー
プネス輝度信号Ysを得るようにしている。
【0036】以下、本実施の形態としての画質調整方法
の一例を具体的に説明する。先ず、輝度信号Yに付加す
るシャープネス信号成分SPの最適レベルを「SP0」
とすると、シャープネス回路10において最適なシャー
プネス輝度信号Ysを得るには、トランスバーサルフィ
ルタ11から出力されるシャープネス信号成分SPのレ
ベルを、適正なシャープネス信号成分SP0のレベルと
なるように可変アンプ12のゲインを調整すれば良いこ
とになる。
【0037】ところが、先においても説明したように、
トランスバーサルフィルタ11から出力されるシャープ
ネス信号成分SPは、入力輝度信号Yの振幅レベルに応
じて可変アンプ12のゲイン調整を行っただけでは、適
正レベルのシャープネス信号成分SP0に調整すること
ができない。つまり、入力輝度信号Yの振幅レベルに応
じて可変アンプ12のゲイン調整を行うだけでは、シャ
ープネス回路10において適正なシャープネス輝度信号
Ysを得ることはできない。
【0038】また、予めオーバーシュート、プリシュー
ト成分が付加された輝度信号Yが、シャープネス回路1
0に入力された場合は、オーバー、プリシュート成分が
付加されている輪郭部分が大振幅となり、この場合も適
正なシャープネス輝度信号Ysを得ることができなくな
る。
【0039】そこで、本実施の形態では、図4に示した
ような構成のシャープネス制御部1を設け、このシャー
プネス制御部1において、入力される映像信号のRGB
の各色成分の飽和度に応じてシャープネス制御信号Vs
を生成するようにした。
【0040】即ち、RGBマトリクス回路2において輝
度信号Yとクロマ信号Pb,Prを原色信号RGBに変
換する変換を行う。この後、色飽和度検出回路3におい
て、RGBマトリクス回路2からの原色信号RGBと輝
度信号Y、及び上記(式1)から、RGB各色成分の輝
度の比率を求め、このRGB各色成分の輝度の比率から
各色成分の色飽和度を検出して、その検出結果から色飽
和度情報CR,CG,CBを求める。そして、シャープネ
ス制御情報生成部4において、色飽和度情報CR,CG,
CBからシャープネス制御情報Sを求め、このシャープ
ネス制御情報Sのピーク値をピークホールド回路5でホ
ールドしてシャープネス制御信号Vsを得るようにし
た。
【0041】シャープネス制御情報生成部4において、
色飽和度情報CR,CG,CBからシャープネス制御情報
Sを求めるには、例えば色飽和度検出回路3からの色飽
和度情報CR,CG,CBに対して次のような演算処理を
行うようにする。 S=k(CR×1/0.3+CG×1/0.59+CB×1/0.11) ・・・(式2) 但し、kは定数
【0042】つまり、シャープネス制御情報生成部4で
は、色飽和度情報CRに0.30の逆比を乗算し、色飽
和度情報CGに0.59の逆比を乗算し、色飽和度情報
CGに0.11の逆比を乗算するというように、色飽和
度情報CR,CG,CBごとに異なる重み付けを行ってシ
ャープネス制御情報Sを求め、このシャープネス制御情
報Sからシャープネス制御信号Vsを得るようにしてい
る。
【0043】また、シャープネス制御情報生成部4は、
ユーザー操作によりマイコンからユーザ調整情報が入力
されたときは、ユーザ調整情報に基づいてシャープネス
制御情報Sのレベルを調整して出力することになる。
【0044】なお、上記したシャープネス制御情報生成
部4においてシャープネス制御情報Sを求めるための演
算処理は、あくまでも一例であり、シャープネス制御情
報生成部4が行う演算処理は上記(式2)に限定される
ものではない。
【0045】図6〜図8は、本実施の形態としての画質
調整処理を行った時のシャープネス回路10の各部の波
形を示した図である。なお、これら図6〜図8には、シ
ャープネス回路10に1ライン(1H)分の輝度信号Y
を入力した時の各部の動作波形が示されている。
【0046】図6は、例えば黒画像の上に緑色の円画像
を表示したときの、ある走査線の輝度信号に対して本実
施の形態の画質調整処理を行った時の各部の出力波形を
示した図である。なお、図6〜図8には、シャープネス
回路10に水平1走査分の輝度信号Yを入力したときの
各部の出力波形が示されている。
【0047】図6(a)には、本実施の形態のシャープ
ネス回路に入力される輝度信号Yの波形の一例が示され
ている。この図6(a)に示す入力輝度信号Yには、水
平ブランキング期間に水平同期信号HDが付加され、走
査期間に黒画像の上に緑色の円画像を表示するための輝
度情報が含まれることになる。従って、シャープネス回
路10のトランスバーサルフィルタ11で抽出されるシ
ャープネス信号成分SPgの波形は、図6(b)に示す
ようになる。
【0048】ここで、シャープネス制御部1において、
上記図6(b)に示すシャープネス信号成分SPgが抽
出されるタイミングで検出される色飽和度情報は、緑の
色飽和度情報CGだけがほぼ100%となる。この場
合、シャープネス制御部1において、上記(式2)から
得られるシャープネス制御情報Sの値は「1.7k(k
は定数)」となる。従って、このシャープネス情報Sの
値に基づいてシャープネス制御信号Vsを生成して可変
アンプ12のゲイン制御を行い、可変アンプ12から
は、図6(c)に示すような最適レベルに調整したシャ
ープネス信号成分SP0を出力するようにしている。
【0049】この結果、加算器13からは、図6(d)
に示すような、輝度信号Yの輪郭部分に適正レベルのプ
リシュートPS及びオーバーシュートOSが付加された
シャープネス輝度信号Ysを出力することができる。な
お、この場合の加算器13の加算処理は、走査期間内の
み実行するものとする。
【0050】図7は、例えば黒画像の上に青色の円画像
を表示したときの、ある走査線の輝度信号に対して本実
施の形態の画質調整処理を行った時の各部の出力波形を
示した図である。
【0051】この場合、図7(a)に示されている入力
輝度信号Yは、上記図6(a)に示した入力輝度信号Y
に比べて青色画像部分の輝度レベルが小さくなってい
る。従って、このような輝度信号Yからトランスバーサ
ルフィルタ11で抽出されるシャープネス信号成分SP
bの波形は、図7(b)に示すようになる。
【0052】また、上記図7(b)に示すシャープネス
信号成分SPbが抽出されるタイミングにおいてシャー
プネス制御部1で検出される色飽和度情報CBは、青の
色飽和度情報CGだけがほぼ100%となる。従って、
この場合は、シャープネス制御部1において、上記(式
2)から得られるシャープネス制御情報Sの値は「9.
1k」となり、このシャープネス情報の値に基づいてシ
ャープネス制御信号Vsを生成して可変アンプ12のゲ
イン制御を行うことになる。
【0053】このようにすれば、緑色画像に比べて輝度
レベルが小さい青色画像が表示されているときでも、ト
ランスバーサルフィルタ11から出力されるシャープネ
ス信号成分SPbのレベルを、可変アンプ12で最適レ
ベルに増幅することができるため、可変アンプ12から
は、図7(c)に示すような最適レベルに調整したシャ
ープネス信号成分SP0を出力することができる。
【0054】この結果、加算器13からは、図7(d)
に示すような波形のシャープネス輝度信号Ysを出力す
ることができる。なお、この場合の加算器13の加算処
理も、走査期間内のみ実行するものとする。
【0055】このように本実施の形態のシャープネス制
御部1においては、入力輝度信号Yとクロマ信号Pb,
Prから、各色成分ごとの色飽和度情報CR,CG,CB
を求め、この色飽和度情報CR,CG,CBからシャープ
ネス制御信号Vsを求めて可変アンプ12のゲイン制御
を行うことで、シャープネス回路10からは、常に適正
レベルのシャープネス信号成分を付加したシャープネス
輝度信号Ysを出力することができるようになる。
【0056】図8は、予めオーバーシュート、プリシュ
ート成分が付加されている輝度信号に対して画質調整処
理を行った時の各部の出力波形を示した図である。な
お、この場合も上記図7と同様、黒画像の上に青色の円
画像を表示したときの、ある走査線の輝度信号を例に挙
げて説明する。
【0057】この場合、入力輝度信号Yの波形は、図8
(a)に示すようになり、トランスバーサルフィルタ1
1で抽出されるシャープネス信号成分SPbの波形は、
図8(b)に示すようになる。
【0058】この場合は、上記図7(b)に比べて、予
めオーバーシュート、プリシュート成分が付加されてい
る分だけシャープネス信号成分SPbのレベルが大きく
なるが、シャープネス制御部1では、入力輝度信号Yと
クロマ信号Pb,Prとの関係から、画像の輪郭部分
に、予めオーバーシュート、プリシュートが付加されて
いることを判別することが可能になる。
【0059】従って、予めオーバーシュート、プリシュ
ートが付加されている入力輝度信号Yからシャープネス
制御情報Sを求めるときは、例えば上記(式2)の定数
kの値を変更するなどすれば、入力輝度信号Yから抽出
したシャープネス信号成分SPbを可変アンプ12で最
適レベルのシャープネス信号成分SP0に調整すること
ができる。
【0060】このようにすれば、加算器13からは、図
8(d)に示すようになり、予めシャープネス信号成分
が付加されている場合でも、適正レベルのプリシュート
PS及びオーバーシュートOSを付加したシャープネス
輝度信号Ysを出力することができる。なお、この場合
の加算器13の加算処理も、走査期間内のみ実行するも
のとする。
【0061】図9に本実施の形態としてのシャープネス
処理動作の流れ図を示す。この図9に示すように、先
ず、輝度信号Yの入力があると、ステップS101にお
いて、トランスバーサルフィルタ11の帯域制限処理を
行い、トランスバーサルフィルタ11で抽出したシャー
プネス信号成分を可変アンプ12に出力する。
【0062】一方、色差信号入力は、ステップS102
において、RGBマトリクス処理が行われて原色信号で
あるRGB信号に変換する変換処理を行う。そして続く
ステップS103において、RGB各色の色飽和度の検
出処理が行われ、各色の色飽和度に応じたシャープネス
制御信号Vsの演算処理を行う。
【0063】そして、ステップS104において、可変
アンプ12の係数を、ステップS103の演算処理で求
めたシャープネス制御情報Sから得られるシャープネス
制御信号Vsによって制御を行うことで、シャープネス
信号成分を映像に応じて適正に増幅する増幅処理を行
う。そして、ステップS105において、可変アンプ1
2の出力を入力輝度信号Yに加算する加算処理を行い、
その結果得られるシャープネス輝度信号をモニタのアノ
ードに出力することで映像の鮮鋭度を向上させることが
できる。
【0064】なお、本実施の形態においては、本発明の
画質調整装置をテレビジョン受像機に適用する場合を例
に挙げて説明したが、これはあくまでも一例であり、例
えばビデオテープ再生装置、DVD再生装置などの映像
信号の処理を行う各種電子機器の画質調整装置に適用可
能であることは言うまでもない。また、本実施の形態と
しての画質調整装置を用いて、ビデオ再生装置などの外
部又は内蔵した映像信号源から映像信号にシャープネス
処理を行って表示を行うことが可能であることは言うま
でもない。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から分かるように、本発明に
よれば、シャープネス制御手段において輝度信号とクロ
マ信号により得られる原色信号の各色成分ごとの輝度比
率に基づいて、増幅手段のゲインを制御するためのシャ
ープネス制御信号を求めることで、入力される映像の輝
度信号の振幅レベルの大小や、入力輝度信号に予めプリ
シュートやオーバーシュートなどのシャープネス信号成
分が付加されている場合でも、適正レベルのシャープネ
ス信号成分を輝度信号に付加することができる。これに
より、テレビジョン受像機などにおいて表示される映像
の輪郭を極めて自然に強調することが可能になる。
【0066】また、本発明によれば、映像信号の輝度レ
ベルに関係なく、適正レベルのシャープネス信号成分を
輝度信号に付加することができるため、ユーザーがシャ
ープネス量の選択または調整を行ったときはユーザの好
みに応じて映像の輪郭部分を適正に調整することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としてのシャープネス回路
の構成を示したブロック図である。
【図2】トランスバーサルフィルターの構成を示したブ
ロック図である。
【図3】図2に示した遅延回路の具体的な回路構成の一
例を示した図である。
【図4】図1に示したシャープネス制御部の内部構成を
示したブロック図である。
【図5】図2に示したピークホールド回路の構成を示し
た図である。
【図6】本実施の形態としてのシャープネス回路の各部
の波形を示した図である。
【図7】本実施の形態としてのシャープネス回路の各部
の波形を示した図である。
【図8】本実施の形態としてのシャープネス回路の各部
の波形を示した図である。
【図9】本実施の形態としてのシャープネス回路の処理
の流れを示した図である。
【図10】従来のシャープネス回路の構成を示したブロ
ック図である。
【図11】従来のシャープネス回路の動作タイミング例
を示した図である。
【符号の説明】
1 シャープネス制御部、2 RGBマトリクス回路、
3 色飽和度検出回路、4 シャープネス制御情報生成
部、5 ピークホールド回路、10 シャープネス回
路、11 トランスバーサルフィルタ、12 可変アン
プ、13 24加算器、21 22 遅延回路、23
33 アンプ、31 入力端子、32遅延線、34 出
力端子、41 差動増幅器、42 ダイオード、43
コンデンサ、Q1 トランジスタ、R1〜R3 抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C021 PA17 PA42 PA61 SA21 XA13 XB03 XB13 5C066 AA03 CA17 EA05 EA07 EC02 EE03 GA01 GA02 GA05 KA02 KA12 KC05 KC11 KG08 KL08 KL09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力輝度信号をフィルタリングしてシャ
    ープネス信号成分を抽出するフィルタ手段と、 上記シャープネス信号成分を増幅する増幅手段と、 上記増幅手段により所定レベルに調整されたシャープネ
    ス信号成分を、上記入力輝度信号の付加すべき位置に加
    算する加算手段と、 入力されるクロマ信号と上記入力輝度信号とにより得ら
    れるRGB原色信号の各色成分ごとの輝度比率に基づい
    て、上記増幅手段のゲイン制御を行うことで、上記増幅
    手段から出力される上記シャープネス信号成分が所定レ
    ベルとなるように制御するシャープネス制御手段と、 を備えることを特徴とする画質調整装置。
  2. 【請求項2】 上記シャープネス制御手段は、 上記クロマ信号と上記入力輝度信号を上記RGB原色信
    号に変換するRGBマトリクス回路と、 上記入力輝度信号と上記RGB原色信号とにより得られ
    る上記RGB原色信号の各色成分ごとの輝度比率から、
    色飽和度情報を検出する色飽和度検出回路と、 上記色飽和度情報に基づいて、上記増幅手段のゲイン制
    御を行うためのシャープネス制御信号を生成して出力す
    るシャープネス制御信号出力回路と、 から構成されることを特徴とする請求項1に記載の画質
    調整装置。
  3. 【請求項3】 上記シャープネス制御信号出力回路は、 上記色飽和度情報に対して所要の演算処理を行い、シャ
    ープネス制御情報を算出するシャープネス制御情報生成
    回路と、 上記シャープネス制御情報のピーク値をホールドするピ
    ークホールド回路とから構成されることを特徴とする請
    求項2に記載の画質調整装置。
  4. 【請求項4】 入力輝度信号をフィルタリングしてシャ
    ープネス信号成分を抽出するフィルタ処理と、 上記シャープネス信号成分を所定レベルに増幅する増幅
    処理と、 所定レベルに調整されたシャープネス信号成分を上記入
    力輝度信号を遅延させた輝度信号に加算する加算処理
    と、 入力されるクロマ信号と上記入力輝度信号とにより得ら
    れるRGB原色信号の各色成分ごとの輝度比率に基づい
    て、上記シャープネス信号成分が所定レベルとなるよう
    に制御するシャープネス制御処理と、 を実行することを特徴とする画質調整方法。
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