JPS5824536Y2 - 水平アパ−チャ補正回路 - Google Patents

水平アパ−チャ補正回路

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JPS5824536Y2
JPS5824536Y2 JP1977051515U JP5151577U JPS5824536Y2 JP S5824536 Y2 JPS5824536 Y2 JP S5824536Y2 JP 1977051515 U JP1977051515 U JP 1977051515U JP 5151577 U JP5151577 U JP 5151577U JP S5824536 Y2 JPS5824536 Y2 JP S5824536Y2
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signal
waveform
circuit
luminance signal
aperture correction
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JP1977051515U
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JPS53146310U (ja
Inventor
貞秋 田中
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ソニー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビジョン受像装置や撮像装置における画
像の水平方向の解像度(尖鋭度)の不足を補なうための
水平アパーチャ補正回路に関するものである。
一般に、テレビジョン受像装置や撮像装置にかいつ映像
信号が通過される各電気回路の動作周波数帯域は限られ
ていることから、上記の映像信号は高域が減衰されて1
画像の解像度(尖鋭度)が低下する。
例えば、カラーテレビジョン受像機の映像増幅回路は、
明度信号に3.58MH2の色副搬送波が乗っていると
再生画像に3.58MHzビートの輝度変化を生ずるの
で、これを無くすために上記の3.58MH2の色副搬
送波を15〜16dB以上減衰させるような周波数特性
を有する。
このように、上記の映像増幅回路を通過した映像信号は
高域が減衰されているので、再生画像の解像度が低下す
る。
また、シャドウ・マスク形ブラウン管では、各周波数に
対する輝度変調の能率が2MH2以上になると次第に低
下するので、画面のコントラストが低下して解像度が低
下する。
そこで、上述の如き解像度の低下を補正するために、第
1図に示す如く、画像の明るさが水平走査線上で変化す
る位置に幻応する輝度信号波形に20〜30ダのアンダ
ーシュートおよびオーバーシュートを与えるような一定
な補正信号を重畳することによって、尖鋭度を増すよう
にした水平アパーチャ補正が従来より行なわれている。
ところで、例えば、簡易形カラー・カメラを用いて映像
信号を得る場合には、一般にディレーラインや各種のフ
ィルタを上記の映像信号が通過されているので、第2図
Aに示す如く、輝度信号波形にその前縁にオーバーシュ
ートが与えられ後縁にアンダーシュートが与えられて波
形歪を生ずる。
このような波形歪を伴う輝度信号について従来よりのア
パーチャ補正を行なうと、上記の輝度信号の前縁と後縁
とに重畳された補正信号にアンバランスが生じて、第2
図Bに示す如き輝度信号波形となってしオう。
従って、このようなアパーチャ補正を施したのでは、得
られる輝度信号で画像を再生した場合に画像の左右のコ
ントラストが非対称となって輪郭に歪を生じてし捷い、
アパーチャ補正の効果が充分に得られないばかりでなく
、画質が著しく劣化することになる。
そこで、本考案は、上述の如き従来の欠点に鑑み、波形
歪を伴なう輝度信号にバランス良く補正信号を重畳する
とともに上記の波形歪をも補正することができるような
水平アパーチャ補正回路を提供するものである。
以下、本考案について一実施例を示す図面に従い詳細に
説明する。
本考案の一実施例のブロック図を第3図に示し、この実
施例の動作を示す波形図を第4図A、B。
C,D、E、Fに示す。
この実施例において、信号入力端子1には、例えば図示
しない簡易化カラーカメラよりディレーラインや各種の
フィルターを介してこの入力映倫信号中の輝度信号が供
給される。
ここで、上記の入力映像信号は、第4図Aに示す如く輝
度信号波形の前縁にオーバーシュートした波形歪を、1
丸後縁にアンダーシュートした波形歪を定常的に伴なっ
ている。
ここで、上記オーバーシュートおよびアンダーシュート
は、信号伝送系のフィルタ等における微分特性に基因し
て発生するものであり、原信号の立上り部に生ずるオー
バーシュートおよび立下り部に生ずるアンダーシュート
の各振幅の原信号に対する比はどちらも一定である。
そして、上記の波形歪を伴なう入力輝度信号は、直接に
第1の波形合成回路2の一方の入力端子に供給され、寸
た、第1の遅延回路3を介して、上記の第1の波形合成
回路2の他方の入力端子および第3の波形合成回路4の
一方の入力端子に供給されている。
ここで、上記の第1の遅延回路3は、遅延線路等による
所定の遅延時間(この実施例では120nsとしである
)を有し、上記の輝度信号を120nsだけ遅延する。
第4図Bに、上記の第1の遅延回路3で遅延した輝度信
号の波形を示す。
寸た、上記の第1の波形合成回路2は、上記の第4図B
に示す第1の遅延回路3で遅延された輝度信号の波形か
ら、上記の第4図Aに示す人力輝度信号の波形を差引い
た波形の第1の合成信号を出力する。
この第1の波形合成回路2から出力される第1の合成信
号は、第4図Cに示す如く、上記の入力輝度信号の前縁
に対応した位置において立下りパルス波形を、斗た、後
縁に対応した位置において立上りパルス波形を有するよ
うな信号波形となる。
なお、この第1の合成信号は、上記の入力輝度信号にお
けるオーバーシュートおよびアンダーシュートが上記の
立上りパルス波形および立下りパルス波形の各後縁に残
る。
このような第1の波形合成回路2は、例えば、差動増幅
器等で構成することができる。
そして、上記の第1の波形合成回路2から出力される第
1の合成信号は、第2の波形合成回路5の一方の入力端
子に供給されるとともに、上記の第1の遅延回路3と等
しい遅延時間を有する第2の遅延回路6を介して位相反
転回路7に供給される。
上記の位相反転回路7は、上記の第2の遅延回路6で遅
延された第1の合成信号の位相を反転して、第4図りに
示す如き波形の反転出力信号を上記の第2の波形合成回
路5の他方の入力端子に供給する。
σらに、上記の第2の波形合成回路5は、例えば可変抵
抗5aにより合成バランスが調整可能に構成されており
、上記の第1の合成信号の波形と反転出力信号の波形と
の和を有す波形の第2の合成信号を合成して出力する。
この第2の合成信号は、アパーチャ補正信号として振幅
調整用の可変抵抗8を介して第3の波形合成回路4の他
方の入力端子に供給される。
ここで、上記の第2の波形合成回路5は、上記の入力輝
度信号中に存在するオーバーシュートおよびアンダーシ
ュートに対応して上記の第4図Bに示す輝度信号および
第4図りに示す反転信号中に存在する各オーバーシュー
トおよびアンダーシュートの各振幅Hal t Hbl
t Ha2 t Hb2に応じた量だけ、上記第2の
合成信号中の各パルス波形の振幅HA 1 y HB
1よりも反転出力信号中の各パルス波形の振幅HA2.
HB2の方が小さな割合で波形合成をなすように合成バ
ランスの調整がなされている。
すなわち、上記第2の波形合成回路5は、振幅HA□t
HB1の方が振幅HA2 + ”B2 よりも上記オー
バーシュートおよびアンダーシュートHal。
Hblノ振幅の約2倍大きくなるようなレベル比で波形
合成を行なう。
これにより、第3の波形合成回路4に供給されるアパー
チャ補正信号は、第3図Eに示す如く、上記の第4図B
に示す輝度信号の前縁に対応した位置にある立上りパル
スの振幅HA2 /が後縁に対応した位置にある立上り
パルスの振幅HB1/ よりも上記の輝度信号中のオー
バーシュートの振幅Ha□分だけ小さく、t /’7.
同じく後縁に対応した位置にある立下りパルスの振幅H
B2 ’が上記の輝度信号中のアンダーシュートの振幅
Hb□分だけ小さな波形となっている。
そして、第3の波形合成回路4は、上記の第4図Bに示
す輝度信号の波形と上記の第4図Eに示すアパーチャ補
正信号の波形との和の波形を有する第3の合成信号を合
成して信号出力端子9より出力する。
上記の信号出力端子9に得られる第3の合成信号は、第
4図Fに示す如く、その前縁および後縁において一定な
アンダーシュートとオーバーシュート釦よびオーバーシ
ュートとアンダーシュートが与えられ、均一なアパーチ
ャ補正の施された輝度信号となる。
ここで、上記入力輝度信号に付加されているオーバーシ
ュートおよびアンダーシュートの振幅は、一定でなく原
輝度信号の性質によって変化するものであるが、伝送系
におけるフィルタ等の微分性に基因して生じるものであ
るから、上記原輝度信号の立上り、あるいは立下りの傾
斜すなわち振幅に比例するものである。
そこで、例えば、上記オーバーシュート、アンダーシュ
ートの振幅を原輝度信号の立上り又は立下りのレベルの
百であると仮定すると、この実施例では、 HAI ”’ HA2 = 6Ha2 = 6Ha
lであるから、上記第1の合成信号と位相反転出力信号
とを6:4の比率で合成することにより、上記位相反転
出力信号にHa2が加算されて)1A1/ : H
A2/ =6 : (4+1)の第4図Eに示す如
き第2の合成信号が得られる。
そして、第3の波形合成回路4では、上記振幅HA 2
/にHa□が加算されるので、オーバーシュートとア
ンダーシュートが1:1の第4図FK示す如き第3の合
成信号を得ることができる。
従って、入力輝度信号に付加されているオーバーシュー
ト、アンダーシュートの絶対値自体が変化したとしても
、上記第2の合成回路の合成バランス調整によって、最
終的に7パーチヤ補正した輝度信号のオーバーシュート
とアンダーシュートとをバランスすることができる。
従って、上述の如き実施例においては、入力輝度信号中
に存在する波形歪の量(通常は一定している。
)に対応して第2の波形合成回路5における合成バラン
スの調整を行なえば、均一なアパーチャ補正の施された
輝度信号が得られ、アパーチャ補正によって尖鋭度を増
して解像度の良い画像を画質の低下を伴なうことなく得
るようにできる。
寸た、上記のアパーチャ補正を行なうためのアパーチャ
補正信号は、入力輝度信号中に存在する波形歪(オーバ
ーシュート釦よびアンダーシュート)に対した波形歪を
有するが、上記の合成バランスの調整によって減少され
たものになっているとともに、上記の入力輝度信号中の
波形歪をも補正するので、上記の入力輝度信号中の波形
歪による画質の劣化を軽減することができる。
なお、上述の実施例において、第1および第2の遅延回
路の遅延時間は、120nsに定めであるが、入力輝度
信号に存在する波形歪(オーバーシュートおよびアンダ
ーシュート)のパルス幅に応じて適宜に設定すれば良い
オた、この実施例における各回路の具体的な構成ば、上
述のもののみに限られるものでなく、種々の電気部品の
組合わせにより多くの変形例を適用することができる。
上述の如く、本考案によれば、第2の波形合成回路にお
ける合成バランスの調整により、波形歪を伴う入力輝度
信号について均一なアパーチャ補正を施こすことができ
るとともに、上記の波形歪による画質の劣化をも軽減す
ることができる。
従って、画質の向上を図るとともにアパーチャ補正の効
果が充分に得られ画質が良好でかつ解像度の高い画像を
再生し得るような水平アパーチャ補正回路を提供するこ
とができ、所期の目的を充分に達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、=般的なアパーチャ補正を説明するために示
す輝度信号の波形図である。 第2図A。Bは、波形歪を伴なう輝度信号について従来
よりのアパーチャ補正を施こした場合の波形図を示し、
第2図Aは波形歪を伴なう輝度信号の波形図であり、第
2図Bはアパーチャ補正を施した輝度信号の波形図であ
る。 第3図は、本考案の一実施例を示すブロック図である。 第4図A、B、C、D、E、Fは、上記の実施例の動作
を示すための波形図であり、第4図Aは波形歪を伴なう
入力輝度信号の波形図であり、第4図Bは第1の遅延回
路で遅延した輝度信号の波形図であり、第4図Cは第1
の合成信号の波形図であり、第4図りは反転出力信号の
波形図であり、第4図Eはアパーチャ補正信号の波形図
であり、第4図Fは第3の合成信号の波形図である。 1・・・・・・信号入力端子、2・・・・・・第1の波
形合成回路、3・・・・・・第1の遅延回路、4・・・
・・・第3の波形合成回路、5・・・・・・第2の波形
合成回路、6・・・・・・第2の遅延回路、7・・・・
・・位相反転回路、9・・・・・・信号出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フィルタ等の回路を通過させられることにより立上り部
    にオーバーシュートが付加され立上り部にアンダーシュ
    ートが付加された輝度信号が入力される水平アパーチャ
    補正回路にかいて、第1の遅延回路を介して得られる上
    記入力輝度信号の遅延出力信号と上記入力輝度信号の直
    接信号との差の波形を有する第1の合成信号を出力する
    第1の波形合成回路と、第2の遅延回路を介して得られ
    る上記第1の合成信号の遅延出力信号の位相を反転せし
    める位相反転回路と、上記第1の合成信号と上記位相反
    転回路の出力信号との和の波形を有する第2の合成信号
    を出力する合成バランス調整自在な第2の波形合成回路
    と、上記第1の遅延回路を介して得られる上記入力輝度
    信号の遅延出力信号と上記第2の合成信号との和の波形
    を有する第3の合成信号を出力する第3の波形合成回路
    とを備え、上記第2の波形合成回路により上記位相反転
    回路の出力信号に対して上記オーバーシュートあるいは
    アンダーシュートの略2倍のレベル分に相当するだけ上
    記第1の合成信号を大レベルにするレベル比で上記出力
    信号と第1の合成信号とを加算合成することを特徴とす
    る水平アパーチャ補正回路。
JP1977051515U 1977-04-25 1977-04-25 水平アパ−チャ補正回路 Expired JPS5824536Y2 (ja)

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JPS53146310U JPS53146310U (ja) 1978-11-17
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5075322A (ja) * 1973-11-05 1975-06-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4898017U (ja) * 1972-02-23 1973-11-20
JPS5340102Y2 (ja) * 1973-12-19 1978-09-28

Patent Citations (1)

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