JPH0946576A - ディジタル信号処理カメラ - Google Patents

ディジタル信号処理カメラ

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Publication number
JPH0946576A
JPH0946576A JP7193361A JP19336195A JPH0946576A JP H0946576 A JPH0946576 A JP H0946576A JP 7193361 A JP7193361 A JP 7193361A JP 19336195 A JP19336195 A JP 19336195A JP H0946576 A JPH0946576 A JP H0946576A
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JP
Japan
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frequency
digital
signal
output
circuit
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Pending
Application number
JP7193361A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kihara
拓 木原
Hideaki Murayama
秀明 村山
Ichiro Tanji
一郎 丹治
Fumihiko Sudo
文彦 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非線形処理に起因する折り返し成分がもたら
す画質劣化を抑圧する。 【解決手段】 アナログ映像信号をその周波数の2倍以
上のサンプリング周波数でサンプリングしてディジタル
信号に変換するA/Dコンバータ13と、そのディジタ
ル出力データ列に零データを挿入してアップコンバート
する零挿入回路18〜20と、アップコンバート後の出
力に対してサンプリング周波数の1/2以上の帯域を所
定値以下に制限するLPF22,26,31と、その後
のデータにディジタル非線形処理を施すニー補正回路3
3〜B/Wクリップ回路35と、この非線形処理後の出
力を通過帯域制限するLPF35と、LPF35の出力
をダウンコンバートするデシメーション回路37とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばアナログ撮
像信号をディジタル化したディジタル映像信号にディジ
タル非線形処理を施すディジタル信号処理カメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオカメラやビデオテープレ
コーダなどで取り扱う映像信号には、ガンマ補正、ニー
補正、ホワイトブラッククリップ、輪郭補正、ホワイト
バランス調整、色相調整、ディテールクリスプニング、
レベルディペンドなどの各種信号処理が施される。
【0003】例えば通常のカラービデオカメラの場合に
は、当該カメラに内蔵される、CCDイメージセンサな
どを用いた撮像部により得られる撮像信号から輝度信号
やクロマ信号を形成して出力する撮像信号処理回路にお
いて、上記ガンマ補正、輪郭補正、ホワイトバランス調
整、色相調整などの各種信号処理が施されるようになっ
ている。
【0004】そして、撮像信号をディジタル化し、この
ディジタル撮像信号に対してディジタル処理を施して出
力するディジタル信号処理カメラでは、予めいわゆるE
EPROM(electrically erasable and programmable
read only memory)などの不揮発性メモリに書き込まれ
ている制御パラメータに基づいて、上記ガンマ補正、輪
郭補正、ホワイトバランス調整、色相調整などを施すよ
うになされており、これら各種信号処理を行うための信
号処理部を有している。
【0005】ここで、図9を用いて、一般的なディジタ
ル信号処理カメラの構成について説明する。
【0006】この図9において、被写体からの光は、光
学系100を通じて入射されCCDイメージセンサ11
0により撮像される。このCCDイメージセンサ110
からの撮像信号は、例えば3原色のR(赤),G
(緑),B(青)の3つの撮像信号からなるものであ
り、この撮像信号がプリアンプ111に送られる。当該
プリアンプ111にて増幅された撮像信号は、ビデオア
ンプ回路112に送られる。当該ビデオアンプ回路11
2では、上記R,G,Bの撮像信号に対して、黒/白バ
ランス調整、黒/白シェーディング歪補正、フレア補正
等の処理を行うと共に、信号増幅を行う。このビデオア
ンプ回路112の出力信号は、アナログ/ディジタル
(A/D)コンバータ113にてディジタルビデオデー
タに変換され、欠陥補正回路114に送られる。当該欠
陥補正回路114では、上記CCDイメージセンサ11
0の欠陥部に対応する補正を行う。
【0007】上記欠陥補正回路114にて欠陥補正がな
された後のディジタルビデオデータは、水平及び垂直方
向の輪郭強調処理を行うための輪郭強調信号を生成する
輪郭強調信号生成回路に送られる。当該輪郭強調信号生
成回路は、1H遅延回路115,116,117からリ
ミッタ129までの各構成要素よりなるものである。
【0008】当該輪郭強調信号生成回路において、先
ず、直列接続された1H遅延回路115,116,11
7では、上記欠陥補正回路114を介して供給されたデ
ィジタルビデオデータを、順次1H(Hは水平周期)分
だけ遅延させると共に、それぞれ遅延したビデオデータ
を出力する。これにより、これら1H遅延回路115,
116,117からは、垂直方向に3ライン分ずれたデ
ィジタルビデオデータが出力される。なお、当該1H遅
延回路115,116,117は垂直方向の輪郭強調信
号を生成するために設けられているものである。
【0009】次に、各1H遅延回路115,116,1
17からの上記3ライン分ずれたディジタルビデオデー
タは、垂直方向のディジタルハイパスフィルタ(HP
F)121を通過し、さらに水平方向のディジタルロー
パスフィルタ(LPF)122を通過する。これによ
り、上記ディジタルビデオデータからは、垂直方向の輪
郭成分が取り出されることになる。同時に、各1H遅延
回路115,116,117からの上記3ライン分ずれ
たディジタルビデオデータは、垂直方向のディジタルロ
ーパスフィルタ(LPF)124を通過し、さらに水平
方向のディジタルハイパスフィルタ(HPF)125も
通過する。これにより、上記ディジタルビデオデータか
らは、水平方向の輪郭成分が取り出されることになる。
【0010】上記HPF121及びLPF122により
取り出された上記垂直方向の輪郭成分は、乗算器123
に送られ、ここで端子144を介して供給される垂直方
向の輪郭強調の度合いを調整するためのゲイン調整係数
が乗算される。同時に上記LPF124及びHPF12
5により取り出された上記水平方向の輪郭成分は、乗算
器127に送られ、ここで端子145を介して供給され
る水平方向の輪郭強調の度合いを調整するためのゲイン
調整係数が乗算される。
【0011】これら乗算器123,127の出力データ
は、加算器128にて加算され、リミッタ129にて所
定のレベルに制限された後、水平及び垂直方向の輪郭強
調処理を行うための輪郭強調信号として加算器130に
送られ、当該加算器130にて本線のディジタルビデオ
データと加算される。なお、上記リミッタ129は、加
算器130への入力レベルを制限するために設けられて
いる。
【0012】ここで、この図9の構成例において、上記
輪郭強調信号が加算される本線のディジタルビデオデー
タは、上記1H遅延回路116からの出力をリニアマト
リクス回路132によって補正した後のディジタルビデ
オデータとなされている。なお、上記リニアマトリクス
回路132は、CCDイメージセンサ110の撮像特性
が理想撮像特性と異なることから生ずる色再現誤差を補
正するために設けられている。
【0013】上記加算器130から出力された水平及び
垂直方向の輪郭強調がなされたディジタルビデオデータ
は、ニー補正回路133にて所定のニー特性によるニー
補正が施された後、ガンマ補正回路134にて所定のガ
ンマ補正が施され、さらにB/Wクリップ回路135に
て黒/白のクリップ処理が施される。
【0014】次に、これらニー補正回路133、ガンマ
補正回路134、B/Wクリップ回路135による非線
形処理が施されたディジタルビデオデータは、マトリク
ス回路138に送られる。このマトリクス回路138で
は、前記R,G,Bのディジタルビデオデータから、輝
度(Y)と色差(R−Y),(B−Y)のディジタルビ
デオ信号を形成する。
【0015】当該マトリクス回路138からのディジタ
ルビデオ信号は、パラレル/シリアル(P/C)コンバ
ータ141にてシリアルのディジタルビデオデータに変
換された後、端子143から出力される。また、当該マ
トリクス回路138からのディジタルビデオ信号は、エ
ンコーダ139により、ディジタルのコンポジットビデ
オデータに変換され、さらにディジタル/アナログ(D
/A)コンバータ140によりアナログのコンポジット
映像信号に変換され、端子142から出力される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、映像信号に
対して上記ガンマ補正、ニー補正、黒/白クリップ等の
非線形処理を施すと、波形が歪み、このため当該非線形
処理後の信号には上記映像信号に含まれる周波数成分の
整数倍の高調波成分が発生するようになる。例えば、ガ
ンマ補正や上下非対称なクリップ処理を施すと2次高調
波が発生し、上下非対称なクリップ処理では3次高調波
が特に大きく発生する。
【0017】ところが、上述したようなディジタル信号
を扱うディジタル信号処理カメラにおいては、生じた高
調波がナイキスト限界(標本化周波数の1/2)を越え
ると、上記高調波成分が帯域内に折り返り、これにより
折り返し歪(エリアシング)を生じ、著しく画質を損な
う結果となる。すなわち、便宜上アナログ的に説明する
と、例えば図10のAのような周波数fの正弦波信号を
非線形処理したとすると、図10のBに示すような周波
数2f,3f,・・・の高調波成分が生じ、それらが標
本化周波数fsから折り返し、この折り返しによる周波
数成分(周波数fs−2f,fs−3f,・・・)が帯
域内に生じてしまう。なお、このようなことはアナログ
処理では有り得ない。
【0018】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて
なされたものであり、非線形処理に起因する折り返し成
分がもたらす画質劣化を抑圧することのできるディジタ
ル信号処理カメラを提供することを目的とするものであ
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル信号
処理カメラは、第1の周波数のアナログ映像信号を第1
の周波数の2倍以上の周波数でサンプリングしてディジ
タル信号に変換し、このディジタル信号のデータ列に零
データを挿入して第2の周波数よりも高い第3の周波数
にアップコンバートし、上記アップコンバート後の信号
に対して上記第2の周波数の1/2以上の周波数帯域の
通過を所定値以下に制限した後に所定のディジタル非線
形処理を施し、さらにこの非線形処理後の出力に対して
所定の帯域制限を施してから第2の周波数に等しいか若
しくは近い第4の周波数にダウンコンバートすることに
より、上述の課題を解決する。
【0020】すなわち本発明によれば、非線形処理の前
段にアップコンバータを挿入し、さらに十分なレベルで
の帯域制限を施して折り返し成分を除去し、高調波の折
り返しが基本波(信号周波数)と干渉しないような高い
標本化周波数で非線形処理を行い、その後、帯域制限を
施して高調波成分を除去することにより、非線形処理に
起因する折り返し成分をなくすようにしている。,
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい構成例に
ついて、図面を参照にしながら説明する。
【0022】図1には、本発明のディジタル信号処理カ
メラの構成例を示し、先ず、当該図1の構成の基本的な
動作を説明する。
【0023】この図1において、被写体からの光は、光
学系1を通じて入射されCCDイメージセンサ10によ
り撮像される。当該CCDイメージセンサ10は、光3
原色のR(赤),G(緑),B(青)の3つのチャンネ
ルに対応した3つのCCDイメージセンサからなり、さ
らにこれら3つのCCDイメージセンサは、3原色の画
素を構成する一つの画素(この場合、例えばGの画素)
が残りの2つの画素(Rの画素とBの画素)に対して空
間的(光学的)に1/2画素ピッチずらして配置されて
いる。また、これら3チャンネルのCCDイメージセン
サはそれぞれが50万画素を有し、かつ水平駆動周波数
が18MHzで動作されるものである。
【0024】このCCDイメージセンサ10からのR,
G,Bの3チャンネルの撮像信号は、プリアンプ11に
送られる。当該プリアンプ11にて増幅された撮像信号
は、ビデオアンプ回路12に送られる。当該ビデオアン
プ回路12では、上記R,G,Bの撮像信号に対して、
黒/白バランス調整、黒/白シェーディング歪補正、フ
レア補正等の処理を行うと共に、信号増幅を行う。この
ビデオアンプ回路12の出力信号は、アナログ/ディジ
タル(A/D)コンバータ13にてディジタルビデオデ
ータに変換され、欠陥補正回路14に送られる。当該欠
陥補正回路14では、上記CCDイメージセンサ10の
欠陥画素に対応する補正を行う。
【0025】上記欠陥補正回路14にて欠陥補正がなさ
れた後のディジタルビデオデータは、水平及び垂直方向
の輪郭強調処理すなわち画像の輪郭部を映像信号上で補
正して解像度を上げるための輪郭強調信号を生成する輪
郭強調信号生成回路に送られる。当該輪郭強調信号生成
回路は、1H遅延回路15,16,17と、垂直方向の
ディジタルハイパスフィルタ21(以下HPF21と呼
ぶ)と、水平方向のディジタルローパスフィルタ22
(以下LPF21と呼ぶ)と、垂直方向のディジタルロ
ーパスフィルタ24(以下LPF24と呼ぶ)と、水平
方向のディジタルハイパスフィルタ25(以下HPF2
5と呼ぶ)と、乗算器23及び27と、加算器28と、
リミッタ29とからなるものである。
【0026】当該輪郭強調信号生成回路において、先
ず、直列接続された1H遅延回路15,16,17で
は、上記欠陥補正回路14を介して供給されたディジタ
ルビデオデータを、順次1H(Hは水平周期)分だけ遅
延させると共に、それぞれ遅延したディジタルビデオデ
ータを出力する。これにより、これら1H遅延回路1
5,16,17からは、垂直方向に3ライン分ずれたデ
ィジタルビデオデータが出力される。なお、当該1H遅
延回路15,16,17は垂直方向の輪郭強調信号を生
成するために設けられているものである。
【0027】次に、各1H遅延回路15,16,17か
らの上記3ライン分ずれたディジタルビデオデータは、
後述する零挿入回路18,19,20を介して、上記H
PF21を通過し、さらにLPF22を通過する。これ
らHPF21とLPF22を通過することにより、上記
ディジタルビデオデータからは、垂直方向の輪郭成分が
取り出されることになる。同時に、各1H遅延回路1
5,16,17からの上記3ライン分ずれたディジタル
ビデオデータは、後述する零挿入回路18,19,20
を介して、上記LPF24を通過し、さらにHPF25
も通過する。これらLPF24とHPF25を通過する
ことにより、上記ディジタルビデオデータからは、水平
方向の輪郭成分が取り出されることになる。
【0028】上記HPF21及びLPF22により取り
出された上記垂直方向の輪郭成分は、乗算器23に送ら
れ、ここで端子44を介して供給される垂直方向の輪郭
強調の度合いを調整するためのゲイン調整係数が乗算さ
れる。同時に上記LPF24及びHPF25により取り
出された上記水平方向の輪郭成分は、後述するディジタ
ルローパスフィルタフィルタ26(以下LPF26と呼
ぶ)を介して、乗算器27に送られ、ここで端子45を
介して供給される水平方向の輪郭強調の度合いを調整す
るためのゲイン調整係数が乗算される。
【0029】これら乗算器23,27の出力データは、
加算器28にて加算され、リミッタ29にて所定のレベ
ルに制限された後、水平及び垂直方向の輪郭強調処理を
行うための輪郭強調信号として加算器30に送られ、当
該加算器30にて本線のディジタルビデオデータと加算
される。なお、上記リミッタ29は、加算器30への入
力レベルを制限するために設けられている。
【0030】ここで、この図1の構成例において、上記
輪郭強調信号が加算される本線のディジタルビデオデー
タは、上記1H遅延回路16からの出力データが後述す
る零挿入回路19及びディジタルローパスフィルタ31
(以下LPF31と呼ぶ)を介し、さらにリニアマトリ
クス回路32によって補正がなされた後のディジタルビ
デオデータとなされている。なお、上記リニアマトリク
ス回路32は、CCDイメージセンサ10の撮像特性が
理想撮像特性と異なることから生ずる色再現誤差を補正
するために設けられている。
【0031】上記加算器30から出力された水平及び垂
直方向の輪郭強調がなされたディジタルビデオデータ
は、ニー補正回路33にて所定のニー特性によるニー補
正が施された後、ガンマ補正回路34にて所定のガンマ
補正が施され、さらにB/Wクリップ回路35にて黒/
白のクリップ処理が施される。
【0032】ここで、上記ニー補正回路33及びガンマ
補正回路34は、例えば、レベル圧縮・伸長処理手段と
して機能するものである。すなわち、上記ニー補正回路
33では、ニー特性として所定のニースロープ及びニー
ポイントを示す係数を用いたニー補正処理を上記ディジ
タルビデオデータに施す。なお、このニー補正処理の一
具体例としては、例えば、ニースロープ及びニーポイン
トを示す係数を複数種類(例えば2種類)用意してお
き、この複数種類の係数を適宜選択して用いるようにす
ることができる。また、上記ガンマ補正回路34でも、
所定のガンマ補正係数を用いたガンマ補正処理を撮像信
号に施す。このガンマ補正処理においても、その一具体
例として例えば、ガンマ補正係数を複数種類(例えば2
種類)用意しておき、この複数種類の係数を適宜選択し
て用いるようにすることができる。
【0033】次に、これらニー補正回路33、ガンマ補
正回路33、B/Wクリップ回路35による非線形処理
が施されたディジタルビデオデータは、後述するディジ
タルローパスフィルタ35(以下LPF35と呼ぶ)及
びデシメーション回路37を介して、マトリクス回路3
8に送られる。このマトリクス回路38では、前記R,
G,Bのディジタルビデオデータから、輝度(Y)と色
差(R−Y),(B−Y)のディジタルビデオ信号を形
成する。
【0034】当該マトリクス回路38からのディジタル
ビデオ信号は、パラレル/シリアル(P/C)コンバー
タ41にてシリアルのディジタルビデオデータに変換さ
れた後、端子43から出力される。また、当該マトリク
ス回路38からのディジタルビデオ信号は、エンコーダ
39により、ディジタルのコンポジットビデオデータに
変換され、さらにディジタル/アナログ(D/A)コン
バータ40によりアナログのコンポジット映像信号に変
換され、端子42から出力される。なお、本発明の構成
例では、信号帯域をいわゆるCCIR(国際無線通信諮
問委員会)のRec601規格に対応してDC(直流)
〜6MHzとしている。
【0035】ところで、本発明の図1に示すディジタル
信号処理カメラにおいては、前述したようなガンマ補
正、ニー補正、黒/白クリップ等の非線形処理に起因す
る折り返し成分がもたらす画質劣化を抑圧するために、
当該非線形処理部分での標本化周波数を上げて、上記折
り返し成分が信号帯域内に発生しないようにしている。
すなわち、図1の構成では、非線形処理部分の前段の零
挿入回路18,19,20及びLPF22,26,31
にてアップコンバータを構成し、これらアップコンバー
タの構成により、非線形処理部分での標本化周波数を上
げるようにしている。
【0036】ここで、元の標本化周波数をfsとし、ア
ップコンバート後の標本化周波数をfs′としたとき、
通常は回路構成を簡単にするために上記周波数fs′は
周波数fsの2倍や4倍などの整数倍にとることが多
い。しかし、いわゆるCMOS(Complementary Metal
Oxide Semiconductor)により構成されるディジタル回
路では、消費電力が動作周波数に比例するので、余り高
い周波数に持ち上げることは好ましいことではない。
【0037】このようなことから、本構成例では、本線
信号に対するニー補正回路33からB/Wクリップ回路
35までの非線形処理部分で周波数fs′=2fsとし
ている。なお、上記リミッタ29部分については周波数
fs′=4fsとすることもできる。上述のように、非
線形処理部分での周波数fs′を上記fs′=2fsと
すると、図2に示すように、3次高調波までは元の信号
帯域に折り返さないようにすることが可能となる。
【0038】図1に戻って、上記アップコンバータの構
成について説明する。
【0039】アップコンバータは、前記1H遅延回路1
5,16,17からの出力データ(すなわち標本化デー
タ列)に対して図3のAに示すように零データを挿入
し、標本化周波数を持ち上げるための零挿入回路18,
19,20と、この零データが挿入されたデータ列に対
して帯域制限を施すことにより図3のBに示すようなデ
ータ列を得るためのLPF22,26,31とからな
る。すなわち、当該アップコンバータにおいて、1H遅
延回路15,16,17からの図4のAに示すような出
力データ(すなわち標本化データ列)に図3のAのよう
に零を挿入すると、図4のBに示すように周波数fs/
2以上の帯域には周波数fsからの折り返し成分が発生
するが、このとき上記LPFにより図4のCに示すよう
に周波数fs/2以下に帯域制限を施すと、その折り返
し成分が除去された図3のBに示すような出力データが
得られることになる。なお、図3及び図4には、周波数
fs′=2fsの場合を例に挙げている。
【0040】ここで、もしも上記アップコンバート後の
LPFによる帯域制限が甘く、例えば図4のCの図中点
線で示すように周波数fs/2以上の帯域に上記折り返
し成分が残っていると、図5に示すような折り返し歪が
生ずる。なお、アナログ信号処理カメラでは、信号帯域
以上は例えばローパスフィルタで減衰されており、また
回路にも利得がそれほど無いので問題にならない。
【0041】すなわち、図5において、アップコンバー
タのLPFの特性が甘く、帯域制限部で折り返し成分が
漏れてしまうと、図5のAのように、元の周波数fの信
号成分と周波数fs−fの折り返し成分とが、非線形処
理部に入力される結果となる。その結果、当該非線形処
理部において相互に変調を受けたような形になり、図5
のBに示すように、周波数f及び周波数fs−fの整数
倍と、周波数fs−fと周波数fの差分すなわち周波数
fs−2fの整数倍の項が生ずる。このため、例えば標
本化周波数を周波数fs′に上げて、折り返しが発生し
ないように工夫をしたとしても、周波数fs−2fのよ
うな低周波成分が生じてしまい、それほど効果がでない
ことになる。なお、図5のBにおいて、fの高調波成分
は2f,3fであり、fの高調波成分のfs′からの折
り返し成分はfs′−2f,fs′−3fであり、fs
−fの高調波成分は2(fs−f),3(fs−f)で
あり、fs−fの高調波成分のfs′からの折り返し成
分はfs′−2(fs−f),3(fs−f)−f
s′,2fs′−3(fs−f)であり、fと(fs−
f)の差分とその高調波成分はfs−2f,2(fs−
2f)であり、fと(fs−f)の差分とその高調波成
分のfs′からの折り返し成分はfs′−(fs−2
f),fs′−2(fs−2f)である。
【0042】このように、非線形処理によって、上記図
5のような折り返し成分等が生ずると、その後に、fs
/2までに帯域制限を施したとしても、fsからの折り
返し成分(fs−f)の3次高調波の折り返し成分3
(fs−f)−fs′と、fとfsからの折り返し成分
(fs−f)の差分fs−2fの2つが、帯域内に折り
返しとして残ることになる。
【0043】したがって、上記零挿入後の帯域制限は、
fs/2以上を十分に(通常は−40dB以下、特に目
立つ周波数は−60dB以下に)阻止しなくてはならな
い。
【0044】ここで、fs′=2fsのときは、特に以
下の周波数が目立つ。
【0045】例えば、f=2fs/2+α(α<<fs
/2)とすると、fとfsからの折り返し成分(fs−
f)の差分=fs−2f=−2αとなり、αが非常に小
さいと、直流に近い低周波の折り返し歪が目立つ。
【0046】また、例えばf=fs/3+α(α<<f
s/2)とすると、fsからの折り返し成分(fs−
f)の3次高調波の折り返し成分=3(fs−f)−f
s′=3αとなって、低周波の折り返し歪が目立つ。さ
らに、fとfsからの折り返し成分(fs=f)の差分
=fs−2f=fs/3−2αとなって、元の信号の周
波数f(=fs/3+α)との間に、周波数3αの低周
波数のうなりを生ずる。
【0047】また、例えばf=fs/4+α(α<<f
s/2)とすると、fとfsからの折り返し成分(fs
−f)の差分=fs−2f=fs/2−αとなって、2
倍の高調波成分2f(=fs/2+2α)との間に、周
波数2αの低周波のうなりを生ずる。
【0048】このようなことから、上述したfsから折
り返す周波数fs/2、2fs/3、3fs/4付近の
減衰率は、なるべく大きく取らなくてはならない。しか
し、通過域はfs/2までとなっているので、一番初め
の周波数fs/2付近は、通常のローパスフィルタの遷
移域になってしまい、十分な減衰を得ることができな
い。この場合、予め必要な帯域よりも高い周波数fsで
標本化し、fs/2付近の減衰率を大きく取るか、若し
くはfs/2付近に出る折り返し歪は諦めて、折り返し
成分を洩らしてしまうことが考えられる。
【0049】ここで、後者のように周波数fs/2付近
に出る折り返し歪は諦めて、図6のAに示すように通過
域を延ばし、折り返し成分を洩らしてしまうようにした
場合において、周波数fsからの折り返し歪成分fs−
fは、前記CCDイメージセンサ10の空間画素ずらし
によって高域成分をR+Gに置き換えれば打ち消されて
しまうことになるので、前記帯域制限のためのLPFの
特性は甘くてよいと考えられる。しかし、実際には、画
面の周辺部では倍率色収差の影響により、上記CCDイ
メージセンサ10の空間画素ずらしの効果は全くなく、
このため画面の周辺部での折り返し歪が非常に目立つ
(ただし、前記アップコンバートを行わない場合よりは
1桁程少ない)結果となる。
【0050】これに対して、本発明の構成例では、信号
帯域を必要最小限に絞って、その代わりに、折り返し成
分として発生する高域での減衰率を大きくすることによ
り、折り返し歪を減らすようにしている。なお、本発明
の構成例では、実際には、3チャンネル分のCCDイメ
ージセンサ10がそれぞれ同じ50万画素を有している
ので、図6のBに示すように、上記周波数fsとfs′
は同じ周波数であるが、信号帯域を前記CCIR Re
c601におけるDC(直流)〜6MHzに絞り、その
代わりに9MHz以上の減衰率を大きくして、折り返し
歪を減らすようにしている。
【0051】このように、周波数fs/2以上での減衰
を十分にとるようにすれば、図7のAに示すような信号
を非線形処理部に入力したとしても、図7のBに示すよ
うな信号帯域の高調波成分と、それらのfs′からの折
り返し成分しか現れないことになる。
【0052】次に、当該非線形処理後も上述したように
アップコンバートしたままそのままで処理を続けるよう
にしてもよいが、回路の消費電力は標本化周波数に比例
するので、本発明の構成例では標本化周波数を低い標本
化周波数に落とす、すなわちダウンコンバート(或いは
デシメーション)するようにしている。
【0053】ただし、そのままデシメーションすると、
高調波成分が折り返すことになるので、非線形処理部の
B/Wクリップ回路35の後段にディジタルローパスフ
ィルタ(LPF)35を設け、当該LPF35にて、図
7のBと同様に示す図8のAの信号に対して帯域制限を
施すことで、図8のBに示すようにする。
【0054】なお、このLPF35は、ダウンコンバー
ト後の周波数fs″が、fs″>fsである場合は0〜
fs/2の帯域制限を行い、また、fs″がfs″<f
sである場合には0〜fs″/2の帯域制限を行う。
【0055】上記LPF35の後は、デシメーション回
路37にて、ダウンコンバートを行うことで、図8のC
に示すようにする。
【0056】なお、ダウンコンバートの際には、必ずし
も元の標本課周波数fsに戻す必要はない。例えば、5
0万画素のCCDイメージセンサ10の水平駆動周波数
に合わせてfs=18MHzで標本化し、非線形処理を
fs′=36MHzで処理した後、fs″=13.5M
Hzにダウンコンバートしてシリアルディジタル通信規
格に則って出力するなどといったとこが考えられる。
【0057】上述のように、本発明の構成例において
は、非線形処理の前段にアップコンバータを挿入し、さ
らに帯域制限を施して折り返し成分を除去し、高調波の
折り返しが基本波(信号周波数)と干渉しないような高
い標本化周波数で非線形処理を行い、その後、帯域制限
を施して高調波成分を除去し、ダウンコンバータによっ
て標本化周波数を下げるようにすることで、非線形処理
に起因する折り返し成分がもたらす画質劣化を抑圧でき
るようにしている。また、本発明の構成例によれば、全
体を高い標本化周波数で処理するのに比べて、消費電力
が少なく、しかも必要な部分だけ標本化周波数を上げる
ことにより、折り返し歪の少ない信号処理が可能となっ
ている。
【0058】なお、図1の例では、帯域制限を施すため
のディジタルローパスフィルタを、水平方向の輪郭強調
信号を生成する経路内のLPF22と、水平方向の輪郭
強調信号を生成する経路内に設けたLPF26と、本線
経路に設けたLPF31との3つに分けているが、これ
は各々の経路において必要とされる帯域が違うためであ
る。したがって、これら3つのLPF22,26,31
に代えて、これらと同じ動作を行うLPFを、各零挿入
回路18,19,20の直後に入れるようにすることも
可能である。
【0059】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のビデオカメラ装置においては、非線形処理の前段に
アップコンバータを挿入し、さらに帯域制限を施して折
り返し成分を除去し、高調波の折り返しが基本波(信号
周波数)と干渉しないような高い標本化周波数で非線形
処理を行い、その後、帯域制限を施して高調波成分を除
去し、ダウンコンバータによって標本化周波数を下げる
ようにすることで、非線形処理に起因する折り返し成分
がもたらす画質劣化を抑圧できるようにしている。ま
た、本発明の構成例によれば、全体を高い標本化周波数
で処理するのに比べて、消費電力が少なく、しかも必要
な部分だけ標本化周波数を上げることにより、折り返し
歪の少ない信号処理が可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル信号処理カメラの概略構成
例を示すブロック回路図である。
【図2】アップコンバートにより非線形処理で折り返し
成分が発生しないことについて説明するための図であ
る。
【図3】零挿入とLPFによる帯域制限について説明す
るための図である。
【図4】帯域制限によっても折り返し成分が残る場合の
例について説明するための図である。
【図5】帯域制限によっても折り返し成分が漏れてしま
う場合の高調波成分と折り返し成分について説明するた
めの図である。
【図6】fs/2以上での減衰を十分に取る場合と取ら
ない場合について説明するための図である。
【図7】fs/2以上での減衰を十分に取った場合の高
調波と折り返し成分について説明するための図である。
【図8】ダウンコンバートとその前の帯域制限について
説明するための図である。
【図9】従来のディジタル信号処理カメラの概略構成例
を示すブロック回路図である。
【図10】従来のディジタル信号処理カメラでの非線形
処理によって発生する折り返し歪について説明するため
の図である。
【符号の説明】
18,19,20 零挿入回路 22,26,31,35 帯域制限用ディジタルローパ
スフィルタ 37 デシメーション回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 文彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の周波数のアナログ映像信号を少な
    くとも第1の周波数の2倍以上の周波数である第2の周
    波数のサンプリングクロックでサンプリングしてディジ
    タル信号に変換するアナログ/ディジタル変換手段と、 上記アナログ/ディジタル変換手段の出力データ列に零
    データを挿入し、上記第2の周波数よりも高い第3の周
    波数にアップコンバートするアップコンバート手段と、 上記アップコンバート手段の出力に対して上記第2の周
    波数の1/2以上の周波数帯域の通過を所定値以下に制
    限する第1の通過帯域制限手段と、 上記第1の通過帯域制限手段の出力に対して所定のディ
    ジタル非線形処理を施す非線形処理手段と、 上記非線形処理手段の出力に対して所定の帯域制限を施
    す第2の通過帯域制限手段と、 上記第2の通過帯域制限手段の出力を上記第2の周波数
    に等しいか若しくは近い第4の周波数にダウンコンバー
    トするダウンコンバート手段とを有することを特徴とす
    るディジタル信号処理カメラ。
  2. 【請求項2】 上記第1の通過帯域制限手段での上記所
    定値は−40デシベルとすることを特徴とする請求項1
    記載のディジタル信号処理カメラ。
  3. 【請求項3】 上記第1の通過帯域制限手段での上記所
    定値は−60デシベルとすることを特徴とする請求項1
    記載のディジタル信号処理カメラ。
  4. 【請求項4】 上記第2の通過帯域制限手段は、上記第
    4の周波数より上記第2の周波数が低いときには、通過
    帯域を上記第2の周波数の1/2以下に制限することを
    特徴とする請求項1記載のディジタル信号処理カメラ。
  5. 【請求項5】 上記第2の通過帯域制限手段は、上記第
    4の周波数より上記第2の周波数が大きいときには、通
    過帯域を上記第4の周波数の1/2以下に制限すること
    を特徴とする請求項1記載のディジタル信号処理カメ
    ラ。
  6. 【請求項6】 上記第3の周波数は、上記ディジタル非
    線形処理で発生する高次成分のレベルが充分低くなる周
    波数の2倍以上の周波数とすることを特徴とする請求項
    1記載のディジタル信号処理カメラ。
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