JPH10233966A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH10233966A
JPH10233966A JP9037514A JP3751497A JPH10233966A JP H10233966 A JPH10233966 A JP H10233966A JP 9037514 A JP9037514 A JP 9037514A JP 3751497 A JP3751497 A JP 3751497A JP H10233966 A JPH10233966 A JP H10233966A
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solid
luminance
imaging device
state imaging
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Yasutoshi Yamamoto
靖利 山本
Masayuki Yoneyama
匡幸 米山
Toshiyuki Sano
俊幸 佐野
Masaaki Nakayama
正明 中山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオカメラ等に使用される固体撮像装置に
おいて、ダイナミックレンジを拡大するとともに、高輝
度部における階調特性を十分なものとする。 【解決手段】 撮像手段1から出力される露光量の異な
る複数の信号Sshort,Slongを合成する前に、露光量
の小さい信号Sshortに対して階調補正を行う階調補正
手段2を設けることにより、画像合成手段3による合成
後の画像の高輝度部において十分な階調特性が得られる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラなど
に用いられる固体撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、露光量の異なる画像を合成し
てダイナミックレンジが広くかつS/N比の優れた高い
映像信号を得るための固体撮像装置として、従来特開平
7−322147号公報に開示されたものが提案されて
いる。
【0003】以下、この種の従来の固体撮像装置につい
て、図7を参照して説明する。
【0004】図7において、1aは撮像手段としての固
体撮像素子、2は画像合成手段である。
【0005】固体撮像素子1aは、2次元状に配置され
た光電変換部11と、この光電変換部11より読み出さ
れた各電荷を垂直方向に転送可能な垂直転送部12と、
垂直転送部12に読み出された電荷を次のフィールド期
間内にシリアルで出力する一対の水平転送部13a,1
3bと、各水平転送部13a,13bの出力を増幅する各
出力アンプ14a,14bとからなる。なお、図7では、
理解を容易にするために、画素数として横4画素×縦6
画素で構成しているが、実際には、例えばVGA(Vide
o Graphics Array)というコンピュータなどで使用さ
れる画像フォーマットなどでは、横640画素×縦48
0画素というような構成が採られる。
【0006】そして、この固体撮像素子1aでは、1フ
ィールドの有効期間内に、図示しない電子シャッタなど
を用いて光電変換部11に対する露光量が異なるように
切り換えてそれぞれ1画面分の画像を撮像し、垂直ブラ
ンキング期間中に時分割でそれぞれ長時間露光信号Slo
ngおよび短時間露光信号Sshortを垂直転送部12に読
み出し、次の1フィールドの有効期間内に、上記の各信
号Slong,Sshortを垂直転送部12から各水平転送部
13a,13bにそれぞれ独立して順次転送して、各出力
アンプ14a,14bを介して出力するようになってい
る。
【0007】したがって、この固体撮像素子1aでは、
1画面分の画像を撮像する1フィールドの有効期間内に
2回に分けて読み出し動作が行なわれるため、各水平転
送部13a,13bの出力Slong,Sshortをみれば、通
常の場合の2倍の走査線数の信号が出力される。
【0008】また、従来の画像合成手段2は、単一の加
算器で構成されており、固体撮像素子1aから出力され
る露光量の異なる各信号Slong,Sshortを単純に加算
して合成画像信号Smixを得ている。
【0009】図8に横軸に入射光量Lを、縦軸に信号レ
ベルVをとった場合の、各出力信号Slong,Sshort,
Smixの関係を示す。
【0010】ここで、長時間露光信号Slongは、露光量
が多いために、符号L1で示す入射光量で飽和するが、
それ以下の入射光量では信号レベルの変化が大きいの
で、S/Nが良い。一方、短時間露光信号Sshortは、
符号L1で示す入射光量以下では信号量が小さくてS/
Nは悪いが、ダイナミックレンジが符号L2に示す範囲
まであって広いために、L1以上の入射光量での信号の
再現性が良い。
【0011】そして、画像合成手段2によって、この2
つの信号Slong,Sshortを合成することにより、S/
N比が良く、しかも、ダイナミックレンジの広い信号S
mixが得られることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
固体撮像装置においては、低輝度部(図中、L1以下の領
域)でのS/N比が良く、かつ、ダイナミックレンジも
広くなる(図中、L2までの領域まで飽和しない)といっ
た利点があるものの、画像合成手段2においては、長時
間露光信号Slongと短時間露光信号Sshortとを単純に
加算する処理をしているために、特に、高輝度部(図
中、L1以上の領域)での階調特性が十分でなく、ダイナ
ミックレンジの拡大と同時に、十分な階調特性を得るこ
とができないという問題がある。
【0013】そこで、本発明は、広いダイナミックレン
ジを確保した場合においても、特に高輝度部において十
分な階調特性が得られるようにすることを課題としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、この課題を解
決するために、 一画面分の画像を撮像する期間内に、
露光量の異なる複数の信号を出力する撮像手段を備えた
固体撮像装置において、次の構成を採用している。
【0015】すなわち、第1の本発明に係る固体撮像装
置は、前記撮像手段から出力される露光量の小さい方の
信号に対して階調補正を行う階調補正手段と、前記撮像
手段から出力される露光量の大きい方の信号と前記階調
補正手段からの出力信号とを合成する画像合成手段とを
備え、撮像手段から出力される露光量の異なる複数の信
号を画像合成手段で合成する前に、階調補正手段によっ
て露光量の小さい信号に対して階調補正を行うようにし
たものである。
【0016】これにより、画像合成手段による合成後の
画像の高輝度部における十分な階調特性が得られる。
【0017】また、第2の本発明に係る固定撮像装置
は、撮像手段から出力される複数の信号を輝度信号成分
と色信号成分とに分離する輝度色分離手段と、前記輝度
色分離手段で得られる露光量の小さい方の輝度信号に対
して階調補正を行う階調補正手段と、前記輝度色分離手
段で得られる露光量の小さい方の色信号に対してノイズ
低減を行うノイズ低減手段と、前記輝度色分離手段で得
られる露光量の大きい方の輝度信号および色信号、なら
びに前記階調補正手段からの出力信号、前記ノイズ低減
手段からの出力信号を共に合成する画像合成手段とを備
え、撮像手段から出力される露光量の異なる複数の信号
を画像合成手段で合成する前に、撮像手段から出力され
る複数の信号を輝度色分離手段によって輝度信号成分と
色信号成分とに分離し、この輝度色分離手段で得られる
露光量の小さい方の輝度信号に対して階調補正手段によ
って階調補正を行う一方、、輝度色分離手段で得られる
露光量の小さい方の色信号に対してノイズ低減手段によ
ってノイズ低減を行うようにしたものである。
【0018】これにより、色信号成分が重畳された信号
に対しても高輝度部の階調が改善されると同時に、ノイ
ズの少ない色信号が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】第1の本発明に係る固体撮像装置
は、前記撮像手段から出力される露光量の小さい方の信
号に対して階調補正を行う階調補正手段と、前記撮像手
段から出力される露光量の大きい方の信号と前記階調補
正手段からの出力信号とを合成する画像合成手段とを備
え、撮像手段から出力される露光量の異なる複数の信号
を画像合成手段で合成する前に、階調補正手段によって
露光量の小さい信号に対して階調補正を行うようにした
ものであり、これによって、画像合成手段による合成後
の画像の高輝度部における十分な階調特性が得られると
いう作用を有する。
【0020】また、第2の本発明に係る固定撮像装置
は、撮像手段から出力される複数の信号を輝度信号成分
と色信号成分とに分離する輝度色分離手段と、前記輝度
色分離手段で得られる露光量の小さい方の輝度信号に対
して階調補正を行う階調補正手段と、前記輝度色分離手
段で得られる露光量の小さい方の色信号に対してノイズ
低減を行うノイズ低減手段と、前記輝度色分離手段で得
られる露光量の大きい方の輝度信号および色信号、なら
びに前記階調補正手段からの出力信号、前記ノイズ低減
手段からの出力信号を共に合成する画像合成手段とを備
え、撮像手段から出力される露光量の異なる複数の信号
を画像合成手段で合成する前に、撮像手段から出力され
る複数の信号を輝度色分離手段によって輝度信号成分と
色信号成分とに分離し、この輝度色分離手段で得られる
露光量の小さい方の輝度信号に対して階調補正手段によ
って階調補正を行う一方、、輝度色分離手段で得られる
露光量の小さい方の色信号に対してノイズ低減手段によ
ってノイズ低減を行うようにしたものであり、これによ
って、色信号成分が重畳された信号に対しても高輝度部
の階調が改善されると同時に、ノイズの少ない色信号が
得られるという作用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。
【0022】(実施形態1)図1は本発明の実施形態1
に係る固体撮像装置の構成図である。
【0023】図1において、1aは撮像手段としての固
体撮像素子、2は階調補正手段、3aは画像合成手段で
ある。
【0024】固体撮像素子1aは、通常の固体撮像素子
に比較して1フィールドの有効期間内に2倍の走査線数
の長時間露光信号Slongおよび短時間露光信号Sshort
がそれぞれ出力される全画素読み出し型ものであって、
その構成は、図7に示した従来のものと同様であるか
ら、ここでは詳しい説明は省略する。
【0025】上記の階調補正手段2は、高輝度部におい
て十分な階調特性が得られるように、短時間露光信号S
shortに対して階調性を高めるようにしたものであっ
て、輪郭強調回路4と増幅回路5とからなる。
【0026】そして、輪郭強調回路4は、短時間露光信
号Sshortから輪郭成分の信号のみを取り出すためのバ
ンドパスフィルタ6、このバンドパスフィルタ6で取り
出された輪郭成分の信号に含まれるノイズ成分を除くコ
アリング回路7、コアリング回路7の出力を増幅する増
幅器8a、および短時間露光信号Sshortに輪郭成分を加
算する加算器9aとで構成されている。また、増幅回路
5は増幅器8bからなる。
【0027】一方、画像合成手段3aは、階調補正手段
2で輪郭強調された短時間露光信号Sshort'に対して一
定のオフセット値offsetを加算することにより補正され
た短時間露光信号Sshort''として出力する加算器9b、
固体撮像素子1aで得られる長時間露光信号Slongのレ
ベルを、固体撮像素子1aの性能によって決まる所定の
飽和レベルsatと比較し、その大小に応じて信号選択用
の制御信号を出力する比較器10、および長時間露光信
号Slongと加算器9bの出力Sshort''とを共に入力し、
比較器10からの制御信号に応じていずれか一方の露光
信号SlongまたはSshort''を合成画像信号Smixとして
出力するセレクタ16aからなる。
【0028】なお、上記のオフセット値offsetは、たと
えば、固体撮像素子1aの飽和レベルsatやダイナミック
レンジを考慮して設定される。
【0029】次に、上記構成の固体撮像装置の動作につ
いて説明する。
【0030】固体撮像素子1aから出力された両露光信
号Slong,Sshortの内、長時間露光信号Slongは画像
合成手段3aに、短時間露光信号Sshortは階調補正手段
2の輪郭強調回路4にそれぞれ入力される。
【0031】輪郭強調回路4では、バンドパスフィルタ
6によって短時間露光信号Sshortから周波数の高い輪
郭成分が抽出され、続いてコアリング回路7によって輪
郭成分の信号に含まれるノイズ成分が除かれ、この輪郭
成分の信号のみが増幅器8aで所定のゲインで増幅され
る。そして、加算器9aにおいて輪郭成分の信号が短時
間露光信号Sshortと加算されて出力される。
【0032】輪郭強調後の短時間露光信号は、次段の増
幅回路5の増幅器8bによって1倍から4倍のゲインで
増幅された後、階調補正手段2の出力信号Sshort'とし
て出力される。
【0033】画像合成手段3aには、固体撮像素子1aで
得られる長時間露光信号Slongと階調補正手段2で輪郭
強調された後の出力信号Sshort'とが共に入力される。
そして、輪郭強調後の短時間露光信号Sshort'は、加算
器9bで一定のオフセット値offsetが加算されて補正さ
れた短時間露光信号Sshort''として出力される。
【0034】一方、長時間露光信号Slongは、比較器1
0において固体撮像素子1aの飽和レベルsatと比較さ
れ、その大小に応じて信号選択用の制御信号が出力され
る。
【0035】セレクタ16aには、長時間露光信号Slon
gと加算器9bの出力Sshort''とが共に入力されてお
り、比較器10からの制御信号によって、長時間露光信
号Slongが飽和レベルsatに達していない場合には長時
間露光信号Slongが、長時間露光信号Slongが飽和レベ
ルsatに達している場合は、補正後の短時間露光信号Ss
hort''がそれぞれ選択され、これが合成画像信号Smix
として出力される。
【0036】図2は、グレースケールを高輝度で撮像し
た場合に得られる各信号Slong,Sshort,Sshort',
Sshort''、Smixの波形を示す。なお、図2において、
一点鎖線は本発明を実施しない場合の従来の固体撮像装
置による出力信号Smix0を示している。
【0037】ここにグレースケールとは、明るさが段階
状に変化したようなチャートであり、このようなチャー
トを撮像することにより、図8に示したような固体撮像
装置の階調特性の概要を知ることができると同時に、画
像の輪郭における先鋭度を見ることができる。
【0038】図2から分かるように、合成画像信号Smi
xの高輝度部は、階調補正手段2における輪郭強調回路
4で短時間露光信号Sshortに対して輪郭強調成分が加
算されて、階段状波形のエッジ部に輪郭強調が施されて
いるので、階調性が改善されている。
【0039】なお、本実施形態では、高輝度部のみに階
調補正を実施するために、画像合成手段3においてセレ
クタ16aによって長時間露光信号Slongと、補正され
た短時間露光信号Sshort''とのいずれか一方を選択す
るような構成としたが、画像合成手段3を、従来例と同
様に、単一の加算器によって構成し、長時間露光信号S
longと補正された短時間露光信号Sshort''とを単純に
加算しても輝度部の階調性を改善することが可能であ
る。ただし、その場合は、低輝度部に対しても若干の階
調補正がかかることになる。
【0040】(実施形態2)図3は、本発明の実施形態
2に係る固体撮像装置を示す構成図であり、図1に示し
た実施形態1に対応する部分には同一の符号を付す。
【0041】図3において、1bは固体撮像素子、17
は輝度/色分離手段、2は階調補正手段、3bは画像合
成手段、31はノイズ低減回路、21はカメラ信号処理
回路である。
【0042】この実施形態2の固体撮像素子1bは、図
4に示すように、実施形態1における固体撮像素子1a
の光電変換部11上にマゼンタ(Mg)、グリーン(Gr)、
イェロー(Ye)、シアン(Cy)の4つの異なる分光特性を
持つ色フィルタを画素ごとに配置してなるものであり、
動作としては、実施形態1の場合と全く同じ動作を行
う。ただし、固体撮像素子1bの画素混合動作によっ
て、マゼンタ+イェロー(MY)、マゼンタ+シアン(M
C)、グリーン+イェロー(GY)、グリーン+シアン(G
C)の4種類の信号が長時間露光信号Slong、短時間露
光信号Sshortとしてそれぞれ出力端子15a,15bか
ら出力される。
【0043】上記の輝度/色分離手段17は、固体撮像
素子1で得られる長時間露光信号Slongと短時間露光信
号Sshortのそれぞれについて、輝度信号と色信号とに
分離するもので、色信号を抽出するための一対のバンド
パスフィルタ6a,6b、輝度信号を抽出するための一対
の減算器18a,18b、色信号を規格化するための一対
の割り算器19a,19bを備える。
【0044】また、階調補正手段2は、輝度/色分離手
段17で得られる各輝度信号Ylong,Yshortの内、短
時間露光信号Sshortに基づく輝度信号Yshortの方が長
時間露光信号Slongに基づく色信号Clongよりも階調性
が不足するので、これを改善するために設けられたもの
であって、その構成は、実施形態1の場合と同様である
から、詳しい説明は省略する。
【0045】ノイズ低減手段31は、輝度/色分離手段
17で得られる各色信号Clong',Cshort'の内、短時
間露光信号Sshortに基づく色信号Cshort'の方が長時
間露光信号Slongに基づく色信号ClongよりもS/N比
が悪いので、これを改善するために設けられたものであ
って、その構成は、帯域圧縮用のバンドパスフィルタ6
d、このバンドパスフィルタ6dを通過した色信号Cshor
t'に含まれるノイズ成分を低減するためのノイズ抑圧回
路20、ノイズ抑圧後の色信号Cshort'の振幅を所定の
量だけ減衰させる減衰回路29aとからなる。
【0046】そして、ノイズ抑圧回路20は、図5に示
すように、一対のバンドパスフィルタ6e,6f、一対の
クリップ回路32a,32b、一対の減衰器29b,29
c、および減算器18cからなる。ここで、バンドパスフ
ィルタ6e,6f、クリップ回路32a,32b、減衰器2
9b,29cが2系統あるのは、異なる周波数成分のノイ
ズを効果的に抑圧するためであり、1系統でもノイズ抑
圧効果を奏することができる。
【0047】画像合成手段3bは、図1に示した実施形
態1の場合と同じ作用をする加算器9b、比較器10、
およびセレクタ16aを備えるとともに、比較器10か
らの制御信号によって規格化された色信号Clong',Cs
hort''の一方を選択して合成色信号Cmixとして出力す
るセレクタ16b、この合成色信号Cmixと合成輝度信号
Ymixとを掛け合わして出力する乗算器30、および乗
算器30の出力に合成輝度信号Ymixを加算して合成画
像信号Smixとして出力する加算器9bを有している。
【0048】カメラ信号処理回路21は、周知のよう
な、輝度色分離回路22、輪郭改善回路23、γ補正回
路24a,24b、ホワイトバランス補正回路25、マト
リクス回路26を備えるとともに、さらに、合成画像信
号Smixに含まれる輝度信号Yの画面内におけるピーク
値を検出するピーク検出回路27、およびこのピーク検
出回路27の検出出力に基づいて、固体撮像素子1にお
ける長時間露光信号Slongと短時間露光信号Sshortの
露光量の比や、階調補正手段2における階調補正の量、
ノイズ低減回路31における減衰量などを調整するため
のマイクロコンピュータ28が設けられている。
【0049】次に、上記構成の固体撮像装置の動作につ
いて説明する。
【0050】固体撮像素子1bの色フィルタの配列によ
り、1フィールドの有効期間内に、マゼンタ+イェロー
(MY)とグリーン+シアン(GC)を1つの組とし、マゼ
ンタ+シアン(MC)とグリーン+イェロー(GY)を1つ
の組とした信号がラインごとに交互に長時間露光信号S
long、短時間露光信号Sshortとしてそれぞれ出力端子
15a,15bから出力される。しかも、この場合、各色
フィルタの分光特性は、MYとGCの和およびMCとG
Yの和が輝度信号Yの分光特性になるように設計されて
いるため、MYとGC、MCとGYの各信号列は、輝度
信号成分Yに色信号成分Cr,Cbが変調されて重畳され
た信号として出力される。
【0051】固体撮像素子1の各出力信号Slong,Ssh
ortは、輝度色分離手段17に入力される。輝度色分離
手段17では、バンドパスフィルタ6a,6bによって変
調色信号成分Clong,Cshortがそれぞれ抽出される。
この場合のバンドパスフィルタ6a,6bの伝達関数は、 Fab(z)=−(1+Z-2)2・(1−Z-1)2/16 (1) で表される。
【0052】図6は、フィルタの周波数特性を示すもの
で、横軸は周波数、縦軸は各周波数における通過特性で
あり、Nは色信号成分のキャリア周波数であるナイキス
ト周波数を表している。
【0053】図6において、太実線で示されているの
が、(1)式で表わされる伝達関数を有するバンドパスフ
ィルタ6a,6bの周波数特性であって、このフィルタ6
a,6bによって色信号成分が抜き出される。
【0054】次に、輝度色分離手段17では、長時間露
光信号Slongおよび短時間露光信号Sshortから、バン
ドパスフィルタ6a,6bの出力信号Clong,Cshortが
各減算器18a,18bで減算されて、輝度信号Ylong,
Yshortが出力される。
【0055】これにより得られる輝度信号Ylong,Ysh
ortの周波数特性を図6に破線で示す。各輝度信号Ylon
g,Yshortの周波数特性は、ナイキスト周波数Nの1/
2の周波数までほぼフラットとなっている。
【0056】次に、輝度色分離手段17では、割り算器
19a,19bによって変調色信号Clong,Cshortが各
輝度信号Ylong,Yshortでそれぞれ割り算されて、色
信号成分が輝度信号成分で規格化された変調色信号Clo
ng',Cshort'として出力される。上述のように、ベー
スバンド信号である輝度信号に対して、固体撮像素子1
bから出力される色信号は、特定の周波数で変調されて
いる。したがって、このような色信号を合成するには、
変調された2つの色信号Clong,Cshortの振幅を一致
させる必要がある。
【0057】本実施形態の固体撮像素子から出力される
露光量の異なる信号Slong,Sshortは、露光量が異な
るために、同じ被写体に対する信号レベルが異なるが、
色信号成分の振幅は、輝度信号成分の振幅に比例してい
るので、Clong/Ylong=Cshort/Yshortが成り立
つ。よって、このような規格化処理を施すことによっ
て、露光量の比に関わらず色信号成分Clong'=Clong
/Ylong、およびCshort'=Cshort/Yshortの振幅が
等しくなり、後段におけるセレタク16bによる切り換
えなどの単純な回路構成でもって、合成処理を容易に行
うことが可能となる。
【0058】階調補正手段2は、短時間露光輝度信号Ys
hortを入力し、実施形態1と同様の処理を施して輪郭強
調された短時間露光輝度信号Yshort'を出力する。この
場合の階調補正手段2の動作は、実施形態1と同様であ
るから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0059】図6には、階調補正手段2の輪郭強調回路
4におけるバンドパスフィルタ6cの伝達関数の周波数
特性を一点鎖線で示している。また、増幅器8aおよび
8bのゲインは、露光量の比に応じて0倍から4倍程度
の範囲で変更する必要があるが、2倍程度が好ましい。
【0060】一方、輝度色分離手段17で規格化された
短時間露光色信号Cshort'は、ノイズ低減手段31に入
力される。ノイズ低減手段31は、入力された信号をバ
ンドパスフィルタ6dによって帯域圧縮し、この信号が
さらにノイズ抑圧回路20に入力される。
【0061】ノイズ抑圧回路20に入力された短時間露
光色信号Cshort'は、各バンドパスフィルタ6e,6fお
よびクリップ回路32a、32bを通過することでノイズ
成分が抽出され、このノイズ成分が減衰器29b,29c
で所定の量だけ減衰されて、減算器18cで元の入力信
号Cshort'から減算されることにより、ノイズのない出
力信号が得られる。
【0062】続いて、このノイズ抑圧回路20の出力は
減衰器29aに入力されて所定の量だけ振幅が減衰され
て出力される。この場合の減衰器29aの減衰量は、1
倍から1/2倍の間で変化させることが望ましいが、振
幅の減衰によって最終出力信号における色相が変化して
しまう場合があるので、大きな減衰量を与えるべきでは
ない。
【0063】このようにして、ノイズ低減手段31から
は、ノイズが抑圧されてS/N比が改善された短時間露
光色信号Cshort'が出力される。
【0064】画像合成手段3には、上記の各信号Ylon
g,Yshort',Clong',Cshort''が共に入力される。
【0065】ここで、輝度信号Yに関しては、実施形態
1と同様の動作によって合成輝度信号Ymixが得られ
る。
【0066】一方、色信号Cについては、規格化された
色信号Clong',Cshort''が共にセレクタ16bに入力
され、輝度信号Yの場合と同様に、輝度信号が飽和レベ
ルsatに達するまではClong'が、飽和レベルsatに達し
た後はCshort''が、それぞれ選択されて合成色信号Cm
ixとして出力される。
【0067】合成色信号Cmixは、乗算器30で合成輝
度信号Ymixと掛け合わされ、輝度信号のレベルに応じ
た振幅が与えられた後、加算器9bで合成輝度信号と加
算されて色信号成分が重畳された合成画像信号Smixと
して出力されて、カメラ信号処理回路21に入力され
る。
【0068】カメラ信号処理回路21は、入力された合
成画像信号Smixに対し、輝度色分離回路22で輝度信
号Yと色信号R,G,Bとに分離され、これにより得ら
れた輝度信号Yは、輪郭改善回路23で輪郭改善され、
引き続いてγ補正回路24aでγ補正処理が施された
後、出力輝度信号Youtとして出力される。
【0069】一方、色信号R,G,Bは、ホワイトバラ
ンス回路25でホワイトバランス補正処理が施され、引
き続いてγ補正回路24bで輝度信号と同様にγ補正処
理された後、マトリクス回路26で所定の演算処理によ
り色差信号に変換されて色差信号R−Y,B−Yとして
出力される。
【0070】また、輝度色分離回路22から出力された
輝度信号Yは、ピーク検出回路27によって画面内にお
けるピーク値が検出され、これがマイクロコンピュータ
28に転送される。
【0071】マイクロコンピュータ28は、ピーク検出
回路27から得たピーク値に基づいて、固体撮像素子1
bにおける長時間露光信号Slongと短時間露光信号Ssho
rtの露光量の比、階調補正手段2の輪郭強調回路4にお
ける増幅器8aおよび増幅回路8bのゲイン調整による階
調補正の量、ノイズ低減手段31のノイズ抑圧回路20
におけるクリップ回路32a,32bのクリップレベルや
減衰回路29aにおける減衰量の調整によるノイズ抑圧
の量を算出して、各部が適切な値となるように制御を行
う。
【0072】ここで、得たピーク値は、固体撮像装置が
再現できる明るさの範囲である固体撮像装置のダイナミ
ックレンジと、撮像しようとする被写体のもつ明るさの
範囲である被写体のダイナミックレンジの関係を示すパ
ラメータとなる。
【0073】すなわち、被写体のダイナミックレンジに
対して、固体撮像装置のダイナミックレンジが大きい場
合にはピーク値が小さくなり、逆の場合はピーク値が大
きくなる。つまり、ピーク値が小さい場合は、被写体の
ダイナミックレンジに対して固体撮像装置側のダイナミ
ックレンジに余裕があるということなので、マイクロコ
ンピュータ28は、露光量の比を小さくして固体撮像装
置のダイナミックレンジを小さくするというような制御
を行う。
【0074】また、ピーク値が大きい場合、特に固体撮
像装置側のダイナミックレンジに一致する場合は、その
逆の動作をさせて固体撮像装置側のダイナミックレンジ
を大きくする。この場合、高輝度部の階調再現が不足し
がちになるとともにS/N比の劣化量が大きくなる。そ
こで、階調補正量を大きくして、階調再現を強調すると
同時にノイズ抑圧量を大きくしてS/N比の劣化を抑え
る。
【0075】以上のような構成によって、色信号成分が
重畳された信号に対しても高輝度部の階調が改善された
合成画像が得られる。また、高輝度部における階調補正
のためにそれに応じて色信号成分のノイズ成分が強調さ
れるが、ノイズ低減手段31によってノイズ成分が抑圧
されるために、ノイズの少ない出力信号が得られる。
【0076】なお、本実施形態において、露光量の小さ
い色信号に対しノイズ低減回路31でノイズ抑圧処理を
施しているが、合成色信号Cmixに対してノイズ低減の
処理を施しても同様の効果が得られる。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。
【0078】(1) 撮像手段から出力される露光量の異
なる複数の信号を合成する前に、露光量の小さい信号に
対して階調補正を行う階調補正手段を構成することによ
り、画像合成手段による合成後の画像の高輝度部におけ
る十分な階調特性を得ることが可能となる。
【0079】(2) また、色信号成分が重畳された信号
に対しても高輝度部の階調が改善されると同時に、ノイ
ズの少ない色信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る固体撮像装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】実施形態1の固体撮像装置でグレースケールを
高輝度で撮像した場合の各部の信号波形図である。
【図3】本発明の実施形態2に係る固体撮像装置の構成
を示すブロック図である。
【図4】実施形態2における固体撮像装置の固体撮像素
子の構成を示すブロック図である。
【図5】実施形態2における固体撮像装置のノイズ抑圧
回路の詳細を示すブロック図である。
【図6】実施形態2における固体撮像装置のバンドパス
フィルタの伝達関数の周波数特性を示す説明図である。
【図7】従来の固体撮像装置の全画素読み出し型の固体
撮像素子の構成を示すブロック図である。
【図8】従来の固体撮像装置の光電変換特性を示すグラ
フである。
【符号の説明】
1…固体撮像素子(撮像手段)、2…階調補正手段、3…
画像合成手段、4…輪郭強調回路、5…増幅回路、11
…光電変換部、12…垂直転送部、13…水平転送部、
17…輝度色分離手段、20…ノイズ抑圧回路、21…
カメラ信号処理回路、27…ピーク検出回路、28…マ
イクロコンピュータ、31…ノイズ低減手段。
フロントページの続き (72)発明者 中山 正明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一画面分の画像を撮像する期間内に、露
    光量の異なる複数の信号を出力する撮像手段を備えた固
    体撮像装置において、 前記撮像手段から出力される露光量の小さい方の信号に
    対して階調補正を行う階調補正手段と、 前記撮像手段から出力される露光量の大きい方の信号と
    前記階調補正手段からの出力信号とを合成する画像合成
    手段と、 を備えることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記階調補正手段は、輪郭強調回路であ
    ることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記階調補正手段は、増幅回路であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 露光量の小さい信号あるいは画像合成手
    段により合成された信号の最大値を検出する最大値検出
    手段と、 前記最大値検出手段の検出出力に基づいて前記階調補正
    手段による階調補正量を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のい
    ずれかに記載の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 一画面分の画像を撮像する期間内に、露
    光量の異なる複数の信号を出力する撮像手段を備えた固
    体撮像装置において、 撮像手段から出力される複数の信号を輝度信号成分と色
    信号成分とに分離する輝度色分離手段と、 前記輝度色分離手段で得られる露光量の小さい方の輝度
    信号に対して階調補正を行う階調補正手段と、 前記輝度色分離手段で得られる露光量の小さい方の色信
    号に対してノイズ低減を行うノイズ低減手段と、 前記輝度色分離手段で得られる露光量の大きい方の輝度
    信号および色信号、ならびに前記階調補正手段からの出
    力信号、前記ノイズ低減手段からの出力信号を共に合成
    する画像合成手段と、 を備えることを特徴とする固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記ノイズ低減手段は、帯域制限回路で
    あることを特徴とする請求項5記載の固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記ノイズ低減手段は、減衰回路である
    ことを特徴とする請求項5記載の固体撮像装置。
  8. 【請求項8】 露光量の小さい信号あるいは画像合成手
    段により合成された信号の最大値を検出する最大値検出
    手段と、 前記最大値検出手段の検出出力に基づいて前記階調補正
    手段による階調補正量、およびノイズ低減手段によるノ
    イズ低減量を共に制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする請求項5ないし請求項7のい
    ずれかに記載の固体撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7639287B2 (en) 2004-08-05 2009-12-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Video imaging apparatus having non-linear input-output characteristic for improved image contrast control
CN106851115A (zh) * 2017-03-31 2017-06-13 联想(北京)有限公司 一种图像处理方法和装置

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