JP2605780B2 - 輝度信号のガンマ補正回路 - Google Patents
輝度信号のガンマ補正回路Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、映像信号を形成する輝度信号にそのレベル
特性を変化させるガンマ補正を施す、輝度信号のガンマ
補正回路に関する。
特性を変化させるガンマ補正を施す、輝度信号のガンマ
補正回路に関する。
(発明の概要) 本発明は、映像信号を形成する輝度信号にガンマ補正
を施す輝度信号のガンマ補正回路において、輝度信号の
低域成分に対して固定ガンマ特性補正部によってガンマ
補正を施し、かつ、輝度信号全体に可変ガンマ特性補正
部によってガンマ補正を施した後、可変ガンマ特性補正
部からの出力信号を高域通過フィルタに通じるようにな
し、固定ガンマ特性補正部から得られるガンマ補正が施
された低域輝度信号成分と高域通過フィルタから得られ
るガンマ補正が施された高域輝度信号成分とを加算し
て、ガンマ補正が施された輝度信号を得るとともに、可
変ガンマ特性補正部におけるガンマ特性を輝度信号のレ
ベルに応じて変化させるようになすことにより、輝度信
号が比較的小レベルを有していて信号対雑音比(S/N
比)が低いものである場合に、雑音成分が不所望にレベ
ル増大されることが防止されるもとで、輝度信号に対す
る適正なガンマ補正が行われるようにしたものである。
を施す輝度信号のガンマ補正回路において、輝度信号の
低域成分に対して固定ガンマ特性補正部によってガンマ
補正を施し、かつ、輝度信号全体に可変ガンマ特性補正
部によってガンマ補正を施した後、可変ガンマ特性補正
部からの出力信号を高域通過フィルタに通じるようにな
し、固定ガンマ特性補正部から得られるガンマ補正が施
された低域輝度信号成分と高域通過フィルタから得られ
るガンマ補正が施された高域輝度信号成分とを加算し
て、ガンマ補正が施された輝度信号を得るとともに、可
変ガンマ特性補正部におけるガンマ特性を輝度信号のレ
ベルに応じて変化させるようになすことにより、輝度信
号が比較的小レベルを有していて信号対雑音比(S/N
比)が低いものである場合に、雑音成分が不所望にレベ
ル増大されることが防止されるもとで、輝度信号に対す
る適正なガンマ補正が行われるようにしたものである。
(従来の技術) 映像信号が供給されて画像再生を行う、陰極線管が用
いられて構成される画像表示装置においては、映像信号
における輝度成分レベルと陰極線管スクリーンに表示さ
れる再生画像の輝度との関係が、直線点な入出力特性に
従うものとはならず、2乗特性的な入出力特性に従うも
のとなる。そのため、映像信号を形成するビテオカメラ
の信号処理回路部においては、陰極線管が用いられて構
成される画像表示装置が上述の如くの入出力特性を有す
るもとにおいて、画像の忠実な再生がなされるようにす
べく、輝度信号に対して、そのレベルを非直線入出力特
性をもって制御することになるガンマ補正が施される。
いられて構成される画像表示装置においては、映像信号
における輝度成分レベルと陰極線管スクリーンに表示さ
れる再生画像の輝度との関係が、直線点な入出力特性に
従うものとはならず、2乗特性的な入出力特性に従うも
のとなる。そのため、映像信号を形成するビテオカメラ
の信号処理回路部においては、陰極線管が用いられて構
成される画像表示装置が上述の如くの入出力特性を有す
るもとにおいて、画像の忠実な再生がなされるようにす
べく、輝度信号に対して、そのレベルを非直線入出力特
性をもって制御することになるガンマ補正が施される。
このような輝度信号に対するガンマ補正は、従来、例
えば、第3図において曲線fで示される如くの、入力輝
度信号レベルLYが大となる程小とされるゲインをもって
出力輝度信号レベルLY0が得られるものとなるガンマ特
性を呈するものとされたガンマ補正回路に、輝度信号が
供給されることによって行われている。そして、斯かる
ガンマ補正回路にあっては、そのガンマ特性は固定され
たものとされ、また、輝度信号の全周波数成分を対象と
してのガンマ補正が行われる。
えば、第3図において曲線fで示される如くの、入力輝
度信号レベルLYが大となる程小とされるゲインをもって
出力輝度信号レベルLY0が得られるものとなるガンマ特
性を呈するものとされたガンマ補正回路に、輝度信号が
供給されることによって行われている。そして、斯かる
ガンマ補正回路にあっては、そのガンマ特性は固定され
たものとされ、また、輝度信号の全周波数成分を対象と
してのガンマ補正が行われる。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如くに、第3図において曲線fで示される如く
のガンマ特性のもとに、輝度信号にガンマ補正が施され
る場合、入力輝度信号レベルLYが比較的小である場合に
は、例えば、第3図において一点鎖線gであらわされる
3倍のゲインに近いゲインをもって出力輝度信号レベル
LY0が得られることになる。従って、輝度信号が、その
レベルが比較的小であって信号対雑音比が低いものであ
る場合には、ガンマ補正の結果、雑音成分が著しくレベ
ル増大されることになってしまうという問題がある。
のガンマ特性のもとに、輝度信号にガンマ補正が施され
る場合、入力輝度信号レベルLYが比較的小である場合に
は、例えば、第3図において一点鎖線gであらわされる
3倍のゲインに近いゲインをもって出力輝度信号レベル
LY0が得られることになる。従って、輝度信号が、その
レベルが比較的小であって信号対雑音比が低いものであ
る場合には、ガンマ補正の結果、雑音成分が著しくレベ
ル増大されることになってしまうという問題がある。
斯かる点に鑑み、本発明は、輝度信号にガンマ補正を
施すにあたり、輝度信号が、比較的小なるレベルを有
し、信号対雑音比が比較的低いものである場合にも、ガ
ンマ補正の結果生じる輝度信号に混入した雑音成分の不
所望なレベル増大を、効果的に抑制することができるよ
うにされた、輝度信号のガンマ補正回路を提供すること
を目的とする。
施すにあたり、輝度信号が、比較的小なるレベルを有
し、信号対雑音比が比較的低いものである場合にも、ガ
ンマ補正の結果生じる輝度信号に混入した雑音成分の不
所望なレベル増大を、効果的に抑制することができるよ
うにされた、輝度信号のガンマ補正回路を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る輝度信号のガ
ンマ補正回路は、輝度信号が供給される低域通過フィル
タと、低域通過フィルタを通じて得られる低域輝度信号
成分にガンマ補正を施す第1のガンマ補正部と、輝度信
号にガンマ補正を施す第2のガンマ補正部と、第2のガ
ンマ補正部から得られる補正された輝度信号が供給され
る高域通過フィルタと、第1のガンマ補正部から得られ
る補正された低域輝度信号成分と、高域通過フイルタか
ら得られる補正された高域輝度信号成分とを加算して、
ガンマ補正が施された輝度信号を得る信号加算部とに加
えて、第2のガンマ補正部におけるガンマ特性を輝度信
号のレベルに応じて変化させるガンマ特性制御部を備え
て構成される。
ンマ補正回路は、輝度信号が供給される低域通過フィル
タと、低域通過フィルタを通じて得られる低域輝度信号
成分にガンマ補正を施す第1のガンマ補正部と、輝度信
号にガンマ補正を施す第2のガンマ補正部と、第2のガ
ンマ補正部から得られる補正された輝度信号が供給され
る高域通過フィルタと、第1のガンマ補正部から得られ
る補正された低域輝度信号成分と、高域通過フイルタか
ら得られる補正された高域輝度信号成分とを加算して、
ガンマ補正が施された輝度信号を得る信号加算部とに加
えて、第2のガンマ補正部におけるガンマ特性を輝度信
号のレベルに応じて変化させるガンマ特性制御部を備え
て構成される。
(作 用) このように構成される本発明に係るガンマ補正回路に
おいては、輝度信号の低域成分に第1のガンマ補正部よ
るガンマ補正が施されて、ガンマ補正された低域輝度信
号成分が得られ、また、輝度信号全体に対して第2のガ
ンマ補正部よるガンマ補正が施され、第2のガンマ補正
部からの補正された輝度信号が高域通過フィルタに供給
されて、高域通過フィルタからガンマ補正された高域輝
度信号成分が得られる。このガンマ補正された高域輝度
信号成分が形成されるに際して、ガンマ特性制御部によ
り、第2のガンマ補正部におけるガンマ特性が輝度信号
のレベルに応じて、例えば、輝度信号のレベルが小にな
る程小なるゲインをもって補正された輝度信号が得られ
るように変化せしめられ、従って、ガンマ補正された高
域輝度信号成分は、輝度信号のレベルに応じて変化せし
めらるガンマ特性をもってガンマ補正が施されたものと
される。そして、信号加算部において、ガンマ補正され
た低域輝度信号成分とガンマ補正された高域輝度信号成
分とが加算されて、ガンマ補正が施された輝度信号が得
られる。
おいては、輝度信号の低域成分に第1のガンマ補正部よ
るガンマ補正が施されて、ガンマ補正された低域輝度信
号成分が得られ、また、輝度信号全体に対して第2のガ
ンマ補正部よるガンマ補正が施され、第2のガンマ補正
部からの補正された輝度信号が高域通過フィルタに供給
されて、高域通過フィルタからガンマ補正された高域輝
度信号成分が得られる。このガンマ補正された高域輝度
信号成分が形成されるに際して、ガンマ特性制御部によ
り、第2のガンマ補正部におけるガンマ特性が輝度信号
のレベルに応じて、例えば、輝度信号のレベルが小にな
る程小なるゲインをもって補正された輝度信号が得られ
るように変化せしめられ、従って、ガンマ補正された高
域輝度信号成分は、輝度信号のレベルに応じて変化せし
めらるガンマ特性をもってガンマ補正が施されたものと
される。そして、信号加算部において、ガンマ補正され
た低域輝度信号成分とガンマ補正された高域輝度信号成
分とが加算されて、ガンマ補正が施された輝度信号が得
られる。
このように、ガンマ補正された低域輝度信号成分が、
固定されたガンマ特性をもってガンマ補正が施されたも
のとされるとともに、ガンマ補正された高域輝度信号成
分が、上述の如くに輝度信号のレベルに応じて変化せし
められるガンマ特性をもってガンマ補正が施されたもの
とされることにより、輝度信号が、そのレベルが比較的
小で、信号対雑音比が比較的低いものである場合にも、
主として高域輝度信号成分中に混在するものとなる雑音
成分のレベルの不所望な増大が抑制され、かつ、ガンマ
補正の効果が顕著にあらわれる低域輝度信号成分に対し
ては、常時、所望のガンマ補正が施されることになっ
て、実質的に輝度信号が適正にガンマ補正されることに
なる。
固定されたガンマ特性をもってガンマ補正が施されたも
のとされるとともに、ガンマ補正された高域輝度信号成
分が、上述の如くに輝度信号のレベルに応じて変化せし
められるガンマ特性をもってガンマ補正が施されたもの
とされることにより、輝度信号が、そのレベルが比較的
小で、信号対雑音比が比較的低いものである場合にも、
主として高域輝度信号成分中に混在するものとなる雑音
成分のレベルの不所望な増大が抑制され、かつ、ガンマ
補正の効果が顕著にあらわれる低域輝度信号成分に対し
ては、常時、所望のガンマ補正が施されることになっ
て、実質的に輝度信号が適正にガンマ補正されることに
なる。
(実施例) 第1図は、本発明に係る輝度信号のガンマ補正回路の
一例を、ビデオカメラに適用された状態をもって概略的
に示す。
一例を、ビデオカメラに適用された状態をもって概略的
に示す。
第1図に示される回路構成においては、ビデオカメラ
における、例えば、チャージ・カップルド・ディバイス
(CCD)等が用いられて形成された、固体撮像素子を備
えるものとされた撮像部11から送出される撮像出力信号
Ipが、撮像出力処理部12に供給される。撮像出力処理部
12においては、撮像出力信号Ipに基づく種々の信号処理
がなされ、撮像出力処理部12から、映像信号を形成する
色信号SC及び輝度信号SYと、撮像出力処理部12内で処理
される信号の自動利得制御(AGC)に用いられ、輝度信
号SYのレベルに応じた変化を有するものとなるAGCエラ
ー信号Eaとが送出される。
における、例えば、チャージ・カップルド・ディバイス
(CCD)等が用いられて形成された、固体撮像素子を備
えるものとされた撮像部11から送出される撮像出力信号
Ipが、撮像出力処理部12に供給される。撮像出力処理部
12においては、撮像出力信号Ipに基づく種々の信号処理
がなされ、撮像出力処理部12から、映像信号を形成する
色信号SC及び輝度信号SYと、撮像出力処理部12内で処理
される信号の自動利得制御(AGC)に用いられ、輝度信
号SYのレベルに応じた変化を有するものとなるAGCエラ
ー信号Eaとが送出される。
そして、撮像出力処理部12から送出される輝度信号SY
が、本発明に係る輝度信号のガンマ補正回路の一例を成
すガンマ補正回路13の第1の入力端子14に供給される。
ガンマ補正回路13においては、第1の入力端子14からの
輝度信号SYが、低域通過フィルタ(LPF)15に供給さ
れ、低域通過フィルタ15から、低域輝度信号成分SYLが
得られて、固定ガンマ特性補正部16に供給される。固定
ガンマ特性補正部16は、例えば、第3図において曲線f
示されるガンマ特性と同様な入出力ガンマ特性を、固定
されたガンマ特性として有するものとされ、固定ガンマ
特性補正部16からは、斯かるガンマ特性のもとにガンマ
補正された低域輝度信号成分SYL′が得られて、加算部1
7の一方の入力端に供給される。
が、本発明に係る輝度信号のガンマ補正回路の一例を成
すガンマ補正回路13の第1の入力端子14に供給される。
ガンマ補正回路13においては、第1の入力端子14からの
輝度信号SYが、低域通過フィルタ(LPF)15に供給さ
れ、低域通過フィルタ15から、低域輝度信号成分SYLが
得られて、固定ガンマ特性補正部16に供給される。固定
ガンマ特性補正部16は、例えば、第3図において曲線f
示されるガンマ特性と同様な入出力ガンマ特性を、固定
されたガンマ特性として有するものとされ、固定ガンマ
特性補正部16からは、斯かるガンマ特性のもとにガンマ
補正された低域輝度信号成分SYL′が得られて、加算部1
7の一方の入力端に供給される。
また、入力端子14からの輝度信号SYは、可変ガンマ特
性補正部18にも供給される。
性補正部18にも供給される。
可変ガンマ特性補正部18は、可変とされた入出力ガン
マ特性を有するものとされ、その出力端には、斯かるガ
ンマ特性をもってガンマ補正された輝度信号SY′が得ら
れる。この可変ガンマ特性補正部18におけるガンマ特性
は、例えば、第2図に示される如く、可変ガンマ特性補
正部18における入力信号である輝度信号SYのレベルLY
と、可変ガンマ特性補正部18における出力信号であるガ
ンマ補正された輝度信号SY′のレベルLY′とが、曲線a
〜eに示される如くに変化せしめられるものとされる。
そして、斯かる可変ガンマ特性補正部18におけるガンマ
特性の変化は、撮像出力処理部12から送出されるAGCエ
ラー信号Eaに基づいてなされる。
マ特性を有するものとされ、その出力端には、斯かるガ
ンマ特性をもってガンマ補正された輝度信号SY′が得ら
れる。この可変ガンマ特性補正部18におけるガンマ特性
は、例えば、第2図に示される如く、可変ガンマ特性補
正部18における入力信号である輝度信号SYのレベルLY
と、可変ガンマ特性補正部18における出力信号であるガ
ンマ補正された輝度信号SY′のレベルLY′とが、曲線a
〜eに示される如くに変化せしめられるものとされる。
そして、斯かる可変ガンマ特性補正部18におけるガンマ
特性の変化は、撮像出力処理部12から送出されるAGCエ
ラー信号Eaに基づいてなされる。
撮像出力処理部12から送出されるAGCエラー信号Ea
は、輝度信号SYのレベルに応じたレベルを有する信号と
して、ガンマ補正回路13における第2の入力端子21を通
じて、ガンマ特性制御部22に供給される。ガンマ特性制
御部22は、撮像出力処理部12からのAGCエラー信号Eaの
レベル変化に応じた変化を有するものとなる制御信号CG
を形成し、それを可変ガンマ特性補正部18の制御端に供
給して、可変ガンマ特性補正部18におけるガンマ特性を
制御信号CGに応じて変化させる。
は、輝度信号SYのレベルに応じたレベルを有する信号と
して、ガンマ補正回路13における第2の入力端子21を通
じて、ガンマ特性制御部22に供給される。ガンマ特性制
御部22は、撮像出力処理部12からのAGCエラー信号Eaの
レベル変化に応じた変化を有するものとなる制御信号CG
を形成し、それを可変ガンマ特性補正部18の制御端に供
給して、可変ガンマ特性補正部18におけるガンマ特性を
制御信号CGに応じて変化させる。
斯かるガンマ特性制御部22による可変ガンマ特性補正
部18におけるガンマ特性の制御は、例えば、AGCエラー
信号Eaのレベルによってあらわされる輝度信号SYのレベ
ルが小となるに従って、即ち、輝度信号SYの信号対雑音
比が低くなるに従って、可変ガンマ特性補正部18におけ
るガンマ特性が、第2図に示される曲線aから曲線b,c,
d,eへと次第に変化していくようにされる。即ち、輝度
信号SYのレベルが小になる程小なるゲインをもって、ガ
ンマ補正された輝度信号SY′が得られるように変化せし
められるのである。
部18におけるガンマ特性の制御は、例えば、AGCエラー
信号Eaのレベルによってあらわされる輝度信号SYのレベ
ルが小となるに従って、即ち、輝度信号SYの信号対雑音
比が低くなるに従って、可変ガンマ特性補正部18におけ
るガンマ特性が、第2図に示される曲線aから曲線b,c,
d,eへと次第に変化していくようにされる。即ち、輝度
信号SYのレベルが小になる程小なるゲインをもって、ガ
ンマ補正された輝度信号SY′が得られるように変化せし
められるのである。
このように可変ガンマ特性補正部18におけるガンマ特
性が変化せしめられることにより、輝度信号SYが、その
レベルが比較的小で、信号対雑音比が比較的低いもので
ある場合にも、ガンマ補正された輝度信号SY′が、主と
してその高域成分に混在するものとなる雑音成分のレベ
ルが不所望に増大せしめられたものとはされないことに
なる。
性が変化せしめられることにより、輝度信号SYが、その
レベルが比較的小で、信号対雑音比が比較的低いもので
ある場合にも、ガンマ補正された輝度信号SY′が、主と
してその高域成分に混在するものとなる雑音成分のレベ
ルが不所望に増大せしめられたものとはされないことに
なる。
そして、可変ガンマ特性補正部18から得られるガンマ
補正された輝度信号SY′は、高域通過フィルタ(HPF)1
9に供給され、高域通過フィルタ19から、ガンマ補正さ
れた高域輝度信号成分SYH′が得られて、加算部17の他
方の入力端に供給される。斯かるガンマ補正された高域
輝度信号成分SYH′は、輝度信号SYが、そのレベルが比
較的小で、信号対雑音比が比較的低いものである場合に
も、それに混入した雑音成分が可変ガンマ特性補正部18
によるガンマ補正の結果生じる不所望なレベル増大を伴
わないものとされることになる。
補正された輝度信号SY′は、高域通過フィルタ(HPF)1
9に供給され、高域通過フィルタ19から、ガンマ補正さ
れた高域輝度信号成分SYH′が得られて、加算部17の他
方の入力端に供給される。斯かるガンマ補正された高域
輝度信号成分SYH′は、輝度信号SYが、そのレベルが比
較的小で、信号対雑音比が比較的低いものである場合に
も、それに混入した雑音成分が可変ガンマ特性補正部18
によるガンマ補正の結果生じる不所望なレベル増大を伴
わないものとされることになる。
加算部17においては、固定ガンマ特性補正部16からの
ガンマ補正された低域輝度信号成分SYL′と、高域通過
フィルタ19からのガンマ補正された高域輝度信号成分S
YH′との加算が行われ、その結果、加算部17からは、ガ
ンマ補正が施された輝度信号SYOが得られて、出力端子2
0に導出される。このようにして出力端子20に得られる
ガンマ補正が施された輝度信号SYOは、輝度信号SYが、
そのレベルが比較的小で、信号対雑音比が比較的低いも
のである場合にも、主としてその高域成分中に存在する
ものとなる雑音成分のレベルの不所望な増大が抑制さ
れ、かつ、ガンマ補正の効果が顕著にあらわれるその低
域成分に対して、常時、適正なガンマ補正が施されたも
のとされることになる。
ガンマ補正された低域輝度信号成分SYL′と、高域通過
フィルタ19からのガンマ補正された高域輝度信号成分S
YH′との加算が行われ、その結果、加算部17からは、ガ
ンマ補正が施された輝度信号SYOが得られて、出力端子2
0に導出される。このようにして出力端子20に得られる
ガンマ補正が施された輝度信号SYOは、輝度信号SYが、
そのレベルが比較的小で、信号対雑音比が比較的低いも
のである場合にも、主としてその高域成分中に存在する
ものとなる雑音成分のレベルの不所望な増大が抑制さ
れ、かつ、ガンマ補正の効果が顕著にあらわれるその低
域成分に対して、常時、適正なガンマ補正が施されたも
のとされることになる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る輝度信号
のガンマ補正回路によれば、輝度信号に対するガンマ補
正を、低域輝度信号成分が、固定されたガンマ特性をも
ってガンマ補正されるとともに、高域輝度信号成分が、
輝度信号のレベルに応じて変化せしめられるガンマ特性
をもってガンマ補正されることになる状態のもとに行え
ることになり、それによって、輝度信号が、そのレベル
が比較的小で、信号対雑音比が比較的低いものとなる場
合にも、主として高域輝度信号成分中に混在するものと
なる雑音成分のレベルの不所望な増大を抑制することが
でき、しかも、ガンマ補正の効果が顕著にあらわれる低
域輝度信号成分に対しては、常時、所望のガンマ補正を
行うことができて、実質的に輝度信号に適正なガンマ補
正を施せることになる。
のガンマ補正回路によれば、輝度信号に対するガンマ補
正を、低域輝度信号成分が、固定されたガンマ特性をも
ってガンマ補正されるとともに、高域輝度信号成分が、
輝度信号のレベルに応じて変化せしめられるガンマ特性
をもってガンマ補正されることになる状態のもとに行え
ることになり、それによって、輝度信号が、そのレベル
が比較的小で、信号対雑音比が比較的低いものとなる場
合にも、主として高域輝度信号成分中に混在するものと
なる雑音成分のレベルの不所望な増大を抑制することが
でき、しかも、ガンマ補正の効果が顕著にあらわれる低
域輝度信号成分に対しては、常時、所望のガンマ補正を
行うことができて、実質的に輝度信号に適正なガンマ補
正を施せることになる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る輝度信号のガンマ補正回路の一例
をビデオカメラに適用された状態をもって概略的に示す
ブロック接続図、第2図は第1図に示される例に用いら
れる可変ガンマ特性補正部におけるガンマ特性例を示す
特性図、第3図は従来のガンマ補正回路のガンマ特性を
示す特性図である。 図中、15は低域通過フィルタ、16は固定ガンマ特性補正
部、17は加算部、18は可変ガンマ特性補正部、19は高域
通過フィルタ、22はガンマ特性制御部である。
をビデオカメラに適用された状態をもって概略的に示す
ブロック接続図、第2図は第1図に示される例に用いら
れる可変ガンマ特性補正部におけるガンマ特性例を示す
特性図、第3図は従来のガンマ補正回路のガンマ特性を
示す特性図である。 図中、15は低域通過フィルタ、16は固定ガンマ特性補正
部、17は加算部、18は可変ガンマ特性補正部、19は高域
通過フィルタ、22はガンマ特性制御部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−107674(JP,A) 特開 昭59−72871(JP,A) 特開 昭61−58383(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】映像信号を形成する輝度信号が供給される
低域通過フィルタと、 該低域通過フィルタを通じて得れられる低域輝度信号成
分にガンマ補正を施す第1のガンマ補正部と、 上記輝度信号にガンマ補正を施す第2のガンマ補正部
と、 該第2のガンマ補正部におけるガンマ特性を、上記輝度
信号のレベルに応じて変化させるガンマ特性制御部と、 上記第2のガンマ補正部から得られる補正された輝度信
号が供給される高域通過フィルタと、 上記第1のガンマ補正部から得られる補正された低域輝
度信号成分と、上記高域通過フイルタから得られる補正
された高域輝度信号成分とを加算して、ガンマ補正が施
された輝度信号を得る信号加算部と、 を含んで構成される輝度信号のガンマ補正回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63031290A JP2605780B2 (ja) | 1988-02-13 | 1988-02-13 | 輝度信号のガンマ補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63031290A JP2605780B2 (ja) | 1988-02-13 | 1988-02-13 | 輝度信号のガンマ補正回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01206775A JPH01206775A (ja) | 1989-08-18 |
JP2605780B2 true JP2605780B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=12327176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63031290A Expired - Lifetime JP2605780B2 (ja) | 1988-02-13 | 1988-02-13 | 輝度信号のガンマ補正回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605780B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
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---|---|---|---|---|
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GB2240001B (en) * | 1990-01-16 | 1993-12-22 | Rank Cintel Ltd | Film characteristic simulator |
JPH0946554A (ja) | 1995-07-31 | 1997-02-14 | Sony Corp | 撮像装置 |
IL134182A (en) | 2000-01-23 | 2006-08-01 | Vls Com Ltd | Method and apparatus for visual lossless pre-processing |
JP2005004118A (ja) * | 2003-06-16 | 2005-01-06 | Hitachi Ltd | 表示装置 |
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US20060077490A1 (en) * | 2004-07-13 | 2006-04-13 | Sheraizin Semion M | Automatic adaptive gamma correction |
KR100608814B1 (ko) | 2004-07-16 | 2006-08-08 | 엘지전자 주식회사 | 엘씨디 장치의 입력 영상 표시 방법 |
-
1988
- 1988-02-13 JP JP63031290A patent/JP2605780B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01206775A (ja) | 1989-08-18 |
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Legal Events
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EXPY | Cancellation because of completion of term |