JPH0435111B2 - - Google Patents

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JPH0435111B2
JPH0435111B2 JP61212990A JP21299086A JPH0435111B2 JP H0435111 B2 JPH0435111 B2 JP H0435111B2 JP 61212990 A JP61212990 A JP 61212990A JP 21299086 A JP21299086 A JP 21299086A JP H0435111 B2 JPH0435111 B2 JP H0435111B2
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JP
Japan
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luminance signal
color
signal
frequency
color signals
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JP61212990A
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Yoshio Sugimori
Yoshihide Kimata
Hiroya Araki
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Nippon Television Network Corp
Original Assignee
Nippon Television Network Corp
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、カラーテレビジヨン放送における
ガンマ補正に関する。
〈従来の技術〉 カラーテレビジヨン放送においては、3原色信
号R,G,Bに基いて作成した輝度信号Yと色信
号I及びQをそのまゝ送ると、受像管の非直線性
によつて忠実に色が再現されないため、ガンマ補
正された信号を放送している。現行のガンマ補正
は、 Y′=0.30R1/〓+0.59G1/〓+0.11B1/〓 (1) I′=0.60R1/〓−0.28G1/〓−0.32B1/〓 (2) Q′=0.21R1/〓−0.52G1/〓+0.31B1/〓 (3) に従つて行われている。しかし、この補正方式
は、高彩度の色のときに輝度信号の高域での再現
性が劣化する。
彩度の高い色で輝度解像度が劣化するのを防ぐ
一案として、(1)式による輝度信号の代りに Y1/〓=(0.30R+0.59G+0.11B)1/〓 (4) を、(2)式及び(3)式の色信号と共に放送すること
が、日本放送協会編ど放送技術双書カラーテレビ
ジヨン」第251〜253頁に示されている。この案に
よれば、受像機画面での輝度は本来の輝度信号Y
に比例するから、白黒受像機の場合は希望の輝度
を再現でき、カラー受像機の場合も高域では正し
い輝度を再現することができる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 前述のように、現行のガンマ補正方式は、彩度
が高い色のときに輝度信号の高域での再現性が劣
化する。また、これを解決しようとする上述の案
によるときは、輝度信号の低域での色の再現性が
劣化するのであり、輝度を正しく再現させるため
には、上記図書第252頁第6〜8行に記載されて
いるように、受像機に0.5MHz以下のときにY1/〓を
Y′に変換する回路を設けなければならない不便
がある。
〈問題点を解決するための手段〉 この発明において放送に用いる輝度信号(第2
の輝度信号)は、0.5MHz以下の低域においては
(1)式に従う輝度信号(第1の輝度信号)であり、
1.5MHz以上の高域では(4)式に従う輝度信号(第
4の輝度信号)に相当するものである。0.5乃至
1.5MHzの境界領域においては、 (イ) 中間の適当な周波数を境に、下方では(1)式
に従う輝度信号を用い、上方では(4)式に相当す
る輝度信号を用い、境界周波数は適当な値
(例えば1.0MHz)に固定しておく。
(ロ) 上記境界周波数は、色信号のI成分が多い
ときは1.5MHzに近い値にをとり、I成分が少
いときは0.5MHzに近い値をとるようにする。
(ハ) 0.5MHzでは(1)式に従う輝度信号であり、
1.5MHzでは(4)式に相当する輝度信号であつて、
その間は連続的に移行させる。
など、適当な選定を行う。色信号としては、(2)
式及び(3)式に従う信号を用いる。
そのために、(1)式に従う輝度信号(第1の輝度
信号)に対し、これを放送用輝度信号(第2の輝
度信号)に変換する乗算器を有する。この乗算器
の乗率Kは、0.5MHz或いは上記境界周波数以
下では1であり、1.5MHz或いは上記境界周波数
以上ではY1/〓/Y′である。
乗率Kは、リアルタイムで出してもよいが、3
原色信号R,G,BまたはR1/〓,G1/〓,B1/〓の組
合せによつて値が決まるので、予めこれを算出し
てテーブルに記憶させておき、3原色信号の各値
に対応してルツクアツプ方式で読出して使用する
のが実用上便利である。
〈作用〉 (1)式に従う輝度信号Y′と(4)式に従う輝度信号
Y1/〓との比率は、3原色信号のそれぞれの振幅値
によつて種々の異なる値になる。比率Y1/〓/Y′が
最も大きくなるのは、色が原色でかつ飽和度が
100%の場合であり、特に輝度信号中で一番含有
率が高い緑色Gの振幅値が1(最大)で、他の色
成分R及びBの振幅値が共に0の場合である。色
が完全な緑色Gであり、飽和度が100No.のとき、
γの値を0.45とすると、 Y1/〓/Y′≒3 となる。
従つて、従来方式によつて得た輝度信号Y′に、
色が純緑色で飽和度が100%のときは乗率3を乗
ずることにより、これを(4)式に従う輝度信号と等
しい値に変換することができる。
このようにして、色信号I及びQの影響がない
高域では、(4)式に従う輝度信号を利用することに
なるために、再現性の劣化を防いで高解像度を得
ることができる。なお、色信号I及びQが影響す
る低域では、(1)式に従う現行の輝度信号を利用し
ているために、色の再現性は全く損われない。
〈実施例〉 第1図において、1はカラーカメラで、3原色
の映像信号R,G,Bを出力する。これらの出力
は、それぞれガンマ補正回路2,3,4によつて
ガンマ補正を受けた後、マトリクス回路5で処理
されて、(1)式、(2)式、(3)式にそれぞれ従う輝度信
号Y′と色信号I′及びQ′とに変換される。このう
ち、輝度信号Y′は、低域通過濾波器6及び高域
通過濾波器7によつて、それぞれ周波数を境界
としてそれより低域の成分と高域の成分とに分け
られる。
また、映像信号R,G,Bはマトリクス回路8
にも与えられ、輝度信号Yと色信号I及びQとに
変換される。輝度信号Yは、ガンマ補正回路9に
よつてガンマ補正を受けて、(4)式に従う輝度信号
Y1/〓に変換され、高域通過濾波器10によつて、
上記周波数より高域の成分だけは取出される。
濾波器7及び10の出力は割算器11に供給さ
れ、 K=Y1/〓/Y′ の値が算出される。この値Kは、乗算器12に供
給されて、濾波器7の出力である輝度信号Y′の
高域分に乗ぜられ、積出力を生ずる。この積出力
は、濾波器6の出力である輝度信号Y′の低域分
と共に加算器13に導入されて和出力を生ずる。
加算器13の和出力と、マトリクス回路5の出
力色信号I′及びQ′とは、それぞれ濾波器14,1
5,16を経由して、NTSCエンコーダ17に供
給され、カラーテレビジヨン放送信号が作られ
る。なお濾波器14,15,16の遮断周波数
は、NTSC方式に準拠してそれぞれ4.2MHz,
1.5MHz,0.5MHzである。
18は濾波器6,7及び10の遮断周波数の
制御回路で、マトリクス回路8の出力色信号I及
びQに基いて、 X=I/(I+Q) なる計算を行い、例えば第2図に示すように、X
値が0のときは遮断周波数を0.5MHzに調節し、
X値が1のときは遮断周波数を1.5MHzに調節
し、その間のX値の時には周波数を連続的に変
化させる。そのために、濾波器6,7及び10
は、電流制御型可変インダクタや電圧制御型可変
キヤパシタを用いるなどして、遮断周波数を変
化できるよう構成されている。
上述の装置において、乗算器12における乗率
Kは、輝度信号Y′の高成分を輝度信号Y1/〓の高域
分により割算器11において除算して得た商であ
る。従つて、輝度信号Y′の高成分は、乗算器1
2において、輝度信号Y1/〓の高域分に等しい大き
さに変換される。
よつて、放送されるテレビジヨン信号は、境界
周波数より低域分は現行方式通り(1)式に従つて
おり、境界周波数より高域分は(4)式に従つてい
る輝度信号と、現行方式通り(2)式及び(3)式に従う
色信号とを含むことになる。そのために、受像画
面では、色彩は現行通りのものであり、輝度信号
の高域分の再現性は格段と向上して分解能の高い
画像が表示される。
また、上小の境界周波数を、色信号I成分の比
率が高い時には1.5MHzに近い値に、また色信号
Q成分の比率が高い時には0.5MHzに近い値に自
動調節しているので、色彩の再現性を損うことな
く最大限に分解能の向上を計ることができる。
第1図に説明した実施例は、実用化よりもむし
ろこの発明の原理を忠実に表現するためのもので
あるから、かなり複雑になつている。これに対し
第3図に示す実施例は、実用に適するように簡略
化されている。
第3図において、第1図と同様にマトリクス回
路5によつて得た輝度信号Y′は、濾波器を使用
せず、直接乗算器12に導かれる。一方、乗率計
算器19においては、3原色信号R,G,B(或
いはR1/〓,G1/〓,B1/〓)から直接乗率Kを計算し
て、これを乗算器12に供給する。乗率計算器1
9は、この他に境界周波数の計算も行い、周波
数よりも低域の信号については乗率Kの値をK
=1に設定する。
3原色信号R,G,Bから乗率を求める計算
は、予め行つてテーブル20を作成しておき、こ
れに3原色信号R,G,Bの値を導入して、ルツ
クアツプ方式により乗率を取出す。
従つて、第3図に示す実施例においては、構成
が著るしく簡略化されるばかりでなく、動作の応
答速度が短縮され、周波数対位相特性の問題を有
する濾波器6,7,10を使用しないですむ。
〈発明の効果〉 以上のように、この発明によるときは輝度信号
の高域における再現性を、色の再現性を損うこと
なく実現でき、しかも現行方送方式との両立性が
得られる長所を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例のブロツク図、第2
図は第1図における濾波器遮断周波数の制御特
性図、第3図はこの発明の他の実施例のブロツク
図である。 2及び3及び4……ガンマ補正回路、5……マ
トリクス回路、12……乗算器、17……NTSC
エンコーダ(放送用カラーテレビジヨン信号作成
手段の一部)、R及びG及びB……3原色信号、
Y……第3の輝度信号、Y1/〓……第4の輝度信
号、Y′……第1の輝度信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 3原色信号にそれぞれガンマ補正を行うガン
    マ補正回路と、これらガンマ補正された3原色信
    号より第1の輝度信号Y′及び色信号I′,Q′を得る
    マトリクス回路と、第1の輝度信号Y′に乗率を
    乗じて第2の輝度信号を得る乗算器と、上記乗率
    の決定手段と、第2の輝度信号及び上記色信号
    I′,Q′に基いて放送用カラーテレビジヨン信号を
    作成する手段とを含み、上記乗率は、第1の輝度
    信号Y′の0.5MHz以下の低域分に対しては1であ
    り、第1の輝度信号Y′の1.5MHz以上の高域分に
    対しては、ガンマ補正されない上記3原色信号か
    ら得た第3の輝度信号Yをガンマ補正した第4の
    輝度信号Y1/〓の振幅を、第1の輝度信号Y′の振幅
    で除算した商に相当する値であることを特徴とす
    るカラーテレビジヨン放送装置。
JP61212990A 1986-09-09 1986-09-09 カラ−テレビジヨン放送装置 Granted JPS6367890A (ja)

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