JP3253315B2 - テレビ信号受像機 - Google Patents
テレビ信号受像機Info
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- signals
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Description
【０００１】［発明の目的］
【０００２】
【産業上の利用分野】本発明は輝度信号と周波数帯域の
低い色信号とから元々の３原色（Ｒ、Ｇ、Ｂ）を再生す
るテレビ信号受像機に関する。
低い色信号とから元々の３原色（Ｒ、Ｇ、Ｂ）を再生す
るテレビ信号受像機に関する。
【０００３】［発明の概要］ 本発明は、送像機から出力される定輝度信号と、色信号
とを取り込むとともに、これら定輝度信号、色信号から
低周波のＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号を生成した後、
これらのＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号と前記定輝度信
号とから前記色信号の高周波成分を作り出して高彩度、
高解像度のＲＧＢ画面を再現し、さらに現在のテレビジ
ョンシステムとの両立性を確保して現在、使用されてい
る受像機でも彩度や解像度が低下しないようにする。
とを取り込むとともに、これら定輝度信号、色信号から
低周波のＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号を生成した後、
これらのＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号と前記定輝度信
号とから前記色信号の高周波成分を作り出して高彩度、
高解像度のＲＧＢ画面を再現し、さらに現在のテレビジ
ョンシステムとの両立性を確保して現在、使用されてい
る受像機でも彩度や解像度が低下しないようにする。
【０００４】
【従来の技術】テレビジョンシステムとして、従来、図
１２に示すシステムが知られている。
１２に示すシステムが知られている。
【０００５】この図に示すテレビジョンシステムは送像
機１０１と、受像機１０２とを備えており、Ｒ信号、Ｇ
信号、Ｂ信号が供給されたとき、送像機１０１によって
前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号から輝度信号Ｙr ’と色信
号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを生成させ、これを受像機１０２に
供給して前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信
号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成させてＲＧＢ画面を表示
させる。
機１０１と、受像機１０２とを備えており、Ｒ信号、Ｇ
信号、Ｂ信号が供給されたとき、送像機１０１によって
前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号から輝度信号Ｙr ’と色信
号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを生成させ、これを受像機１０２に
供給して前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信
号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成させてＲＧＢ画面を表示
させる。
【０００６】送像機１０１は３つの逆ガンマ補正回路１
０３と、マトリックス回路１０４と、２つの低周波通過
形フィルタ１０５とを備えており、Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ
信号が供給されたとき、前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号か
ら輝度信号Ｙr ’と色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを生成して
これを受像機１０２に供給する。
０３と、マトリックス回路１０４と、２つの低周波通過
形フィルタ１０５とを備えており、Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ
信号が供給されたとき、前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号か
ら輝度信号Ｙr ’と色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを生成して
これを受像機１０２に供給する。
【０００７】３つの逆ガンマ補正回路１０３は各々Ｒ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号が供給されたとき、これらを個々に
逆ガンマ補正してＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成
しこれをマトリックス回路１０４に供給する。
号、Ｇ信号、Ｂ信号が供給されたとき、これらを個々に
逆ガンマ補正してＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成
しこれをマトリックス回路１０４に供給する。
【０００８】マトリックス回路１０４は前記各逆ガンマ
補正回路１０３からＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が供
給されたとき、これらをマトリックス処理して輝度信号
Ｙr ’を生成し、これを前記受像機１０２に供給すると
ともに、色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’を生成して各低周波通過
形フィルタ１０５に各々供給する。
補正回路１０３からＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が供
給されたとき、これらをマトリックス処理して輝度信号
Ｙr ’を生成し、これを前記受像機１０２に供給すると
ともに、色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’を生成して各低周波通過
形フィルタ１０５に各々供給する。
【０００９】各低周波通過形フィルタ１０５は各々前記
マトリックス回路１０４から各色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’が
供給されたとき、これらの各色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’の高
周波成分をカットして色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’を生成しこ
れを受像機１０２に供給する。
マトリックス回路１０４から各色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’が
供給されたとき、これらの各色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’の高
周波成分をカットして色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’を生成しこ
れを受像機１０２に供給する。
【００１０】受像機１０２は逆マトリックス回路１０６
と、ＣＲＴ１０７とを備えており、前記送像機１０１か
ら供給される輝度信号Ｙr ’と２つの色信号Ｃ1 ’、Ｃ
2 ’とに基づいて前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応す
るＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成してＣＲＴ１０
７上にＲＧＢ画面を表示する。
と、ＣＲＴ１０７とを備えており、前記送像機１０１か
ら供給される輝度信号Ｙr ’と２つの色信号Ｃ1 ’、Ｃ
2 ’とに基づいて前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応す
るＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成してＣＲＴ１０
７上にＲＧＢ画面を表示する。
【００１１】逆マトリックス回路１０６は前記送像機１
０１から輝度信号Ｙr ’と２つの色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’
とが供給されたとき、これら輝度信号Ｙr ’と２つの色
信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを逆マトリックス処理して前記Ｒ
信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信号、Ｇ’信号、
Ｂ’信号を生成してこれをＣＲＴ１０７に供給する。
０１から輝度信号Ｙr ’と２つの色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’
とが供給されたとき、これら輝度信号Ｙr ’と２つの色
信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを逆マトリックス処理して前記Ｒ
信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信号、Ｇ’信号、
Ｂ’信号を生成してこれをＣＲＴ１０７に供給する。
【００１２】ＣＲＴ１０７は前記逆マトリックス回路１
０６からＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が供給されたと
き、これらに基づいたＲＧＢ画面を表示する。
０６からＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が供給されたと
き、これらに基づいたＲＧＢ画面を表示する。
【００１３】このように、このテレビジョンシステムに
おいては、輝度信号Ｙr ’に広い周波数帯域を与え、色
信号Ｃ1L’、Ｃ2L’の周波数帯域を狭くすることによ
り、効率の良い伝送を行ないながら前記送像機１０１に
入力されているＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応したＲＧ
Ｂ画面を受像機１０２のＣＲＴ１０７上に表示させる。
おいては、輝度信号Ｙr ’に広い周波数帯域を与え、色
信号Ｃ1L’、Ｃ2L’の周波数帯域を狭くすることによ
り、効率の良い伝送を行ないながら前記送像機１０１に
入力されているＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応したＲＧ
Ｂ画面を受像機１０２のＣＲＴ１０７上に表示させる。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来のテレビジョンシステムにおいては、次に述べるよ
うな問題があった。
従来のテレビジョンシステムにおいては、次に述べるよ
うな問題があった。
【００１５】今、説明を簡単にするために、Ｒ信号、Ｇ
信号、Ｂ信号からＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成
する変換式および輝度信号Ｙr ’に対する逆ガンマ補正
式を次式に示す如く設定する。
信号、Ｂ信号からＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成
する変換式および輝度信号Ｙr ’に対する逆ガンマ補正
式を次式に示す如く設定する。
【００１６】 Ｙ＝0.3 ×Ｒ＋0.6 ×Ｇ＋0.1 ×Ｂ …（１） Ｃ1 ＝（Ｒ−Ｙ）／1.4 ＝0.5 ×Ｒ−0.42×Ｇ−0.071 ×Ｂ …（２） Ｃ2 ＝（Ｂ−Ｙ）／1.8 ＝−0.167 ×Ｒ−0.33×Ｇ＋0.5 ×Ｂ …（３） Ｙ’＝Ｙ0.45 …（４） このような条件で、送像機１０１に彩度が高く高周波成
分を含むＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が入力されたとき、例
えば図１３に示す如くＧ信号およびＢ信号が零に保持さ
れた状態で、Ｒ信号のみが高い周波数でパルス状に変化
し、これに対応して輝度成分がパルス状に変化したと
き、各逆ガンマ補正回路１０３から図１４（ａ）に示す
Ｒ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が出力されて、マトリッ
クス回路１０４から図１４（ｂ）に示す輝度信号Ｙ
r ’、色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’が出力される。そして、各
低周波通過形フィルタ１０５から図１４（ｃ）に示す色
信号Ｃ1L’、Ｃ2L’が出力されこれらの各色信号
Ｃ1L’、Ｃ2L’と前記マトリックス回路１０４から出力
される輝度信号Ｙr ’が伝送信号として受像機１０２に
供給され、逆マトリックス回路１０６から図１４（ｄ）
に示すＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が出力され、ＣＲ
Ｔ１０７上に前記Ｒ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号の負成
分が零にクリップされた図１４（ｅ）に示すＲＧＢ画面
が表示される。
分を含むＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が入力されたとき、例
えば図１３に示す如くＧ信号およびＢ信号が零に保持さ
れた状態で、Ｒ信号のみが高い周波数でパルス状に変化
し、これに対応して輝度成分がパルス状に変化したと
き、各逆ガンマ補正回路１０３から図１４（ａ）に示す
Ｒ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が出力されて、マトリッ
クス回路１０４から図１４（ｂ）に示す輝度信号Ｙ
r ’、色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’が出力される。そして、各
低周波通過形フィルタ１０５から図１４（ｃ）に示す色
信号Ｃ1L’、Ｃ2L’が出力されこれらの各色信号
Ｃ1L’、Ｃ2L’と前記マトリックス回路１０４から出力
される輝度信号Ｙr ’が伝送信号として受像機１０２に
供給され、逆マトリックス回路１０６から図１４（ｄ）
に示すＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が出力され、ＣＲ
Ｔ１０７上に前記Ｒ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号の負成
分が零にクリップされた図１４（ｅ）に示すＲＧＢ画面
が表示される。
【００１７】この場合、図１４（ｅ）に示す光出力のＲ
成分、Ｇ成分、Ｂ成分および輝度成分から明らかなよう
にＣＲＴ１０７上に表示されるＲＧＢ画面の色の彩度と
解像度とが低下してしまう。
成分、Ｇ成分、Ｂ成分および輝度成分から明らかなよう
にＣＲＴ１０７上に表示されるＲＧＢ画面の色の彩度と
解像度とが低下してしまう。
【００１８】そこで、このような問題を解決する方法と
して図１５に示す受像機１１０が提案されている（株式
会社 日立製作所の提案）。
して図１５に示す受像機１１０が提案されている（株式
会社 日立製作所の提案）。
【００１９】この図に示す受像機１１０は輝度信号補正
部１１１と、逆マトリックス回路１１２と、ＲＧＢ信号
補正部１１３と、ＣＲＴ１１４とを備えており、送像機
１０１から出力される輝度信号Ｙr ’を補正してこの補
正動作によって得られる輝度信号ＹrL’と、前記送像機
１０１から出力される各色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを逆マ
トリックス処理した後、前記補正動作によって得られる
補正信号Ｓ3 によって前記逆マトリックス処理によって
得られたＲL ’信号、ＧL ’信号、ＢL ’信号を補正し
てＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成してＣＲＴ１１
４上にＲＧＢ画面を表示させる。輝度信号補正部１１１
は前記送像機１０１から出力される輝度信号Ｙr ’の高
周波成分をカットして輝度信号ＹrL’を生成するローパ
スフィルタ１１５と、前記送像機１０１から出力される
輝度信号Ｙr ’から前記ローパスフィルタ１１５から出
力される輝度信号ＹrL’を減算する減算器１１６と、前
記ローパスフィルタ１１５から出力される輝度信号
ＹrL’で前記減算器１１６から出力される輝度信号
ＹrH’を割り算する割算器１１７とを備えており、前記
送像機１０１から出力される輝度信号Ｙr ’の高周波成
分を除去して輝度信号ＹrL’を生成し、これを前記逆マ
トリックス回路１１２に供給するとともに、前記送像機
１０１から出力される輝度信号Ｙr ’から次式によって
示される値の補正信号Ｓ3 を生成してこれをＲＧＢ信号
補正部１１３に供給する。
部１１１と、逆マトリックス回路１１２と、ＲＧＢ信号
補正部１１３と、ＣＲＴ１１４とを備えており、送像機
１０１から出力される輝度信号Ｙr ’を補正してこの補
正動作によって得られる輝度信号ＹrL’と、前記送像機
１０１から出力される各色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを逆マ
トリックス処理した後、前記補正動作によって得られる
補正信号Ｓ3 によって前記逆マトリックス処理によって
得られたＲL ’信号、ＧL ’信号、ＢL ’信号を補正し
てＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成してＣＲＴ１１
４上にＲＧＢ画面を表示させる。輝度信号補正部１１１
は前記送像機１０１から出力される輝度信号Ｙr ’の高
周波成分をカットして輝度信号ＹrL’を生成するローパ
スフィルタ１１５と、前記送像機１０１から出力される
輝度信号Ｙr ’から前記ローパスフィルタ１１５から出
力される輝度信号ＹrL’を減算する減算器１１６と、前
記ローパスフィルタ１１５から出力される輝度信号
ＹrL’で前記減算器１１６から出力される輝度信号
ＹrH’を割り算する割算器１１７とを備えており、前記
送像機１０１から出力される輝度信号Ｙr ’の高周波成
分を除去して輝度信号ＹrL’を生成し、これを前記逆マ
トリックス回路１１２に供給するとともに、前記送像機
１０１から出力される輝度信号Ｙr ’から次式によって
示される値の補正信号Ｓ3 を生成してこれをＲＧＢ信号
補正部１１３に供給する。
【００２０】 Ｓ3 ＝（Ｙr ’−ＹrL’）／ＹrL’ …（５） また、逆マトリックス回路１１２は前記送像機１０１か
ら２つの色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’が供給されるとともに、
前記輝度信号補正部１１１から輝度信号ＹrL’が供給さ
れたとき、これら輝度信号ＹrL’と２つの色信号
Ｃ1L’、Ｃ2L’とを逆マトリックス処理して前記送像機
１０１に入力されている前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に
対応するＲL ’信号、ＧL ’信号、ＢL ’信号を生成し
てこれをＲＧＢ信号補正部１１３に供給する。
ら２つの色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’が供給されるとともに、
前記輝度信号補正部１１１から輝度信号ＹrL’が供給さ
れたとき、これら輝度信号ＹrL’と２つの色信号
Ｃ1L’、Ｃ2L’とを逆マトリックス処理して前記送像機
１０１に入力されている前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に
対応するＲL ’信号、ＧL ’信号、ＢL ’信号を生成し
てこれをＲＧＢ信号補正部１１３に供給する。
【００２１】ＲＧＢ信号補正部１１３は３つの補正回路
１１８ａ〜１１８ｃを備えており、前記輝度信号補正部
１１１から供給される補正信号Ｓ3 に基づいて前記逆マ
トリックス回路１１２から供給されるＲL ’信号、
ＧL ’信号、ＢL ’信号を補正してＲ’信号、Ｇ’信
号、Ｂ’信号を生成しこれらを前記ＣＲＴ１１４に供給
する。
１１８ａ〜１１８ｃを備えており、前記輝度信号補正部
１１１から供給される補正信号Ｓ3 に基づいて前記逆マ
トリックス回路１１２から供給されるＲL ’信号、
ＧL ’信号、ＢL ’信号を補正してＲ’信号、Ｇ’信
号、Ｂ’信号を生成しこれらを前記ＣＲＴ１１４に供給
する。
【００２２】この場合、前記補正回路１１８ａは前記輝
度信号補正部１１１から供給される補正信号Ｓ3 と前記
逆マトリックス回路１１２から供給されるＲL ’信号と
を掛け合わせる掛算器１１９と、この掛算器１１９によ
って得られた信号と前記逆マトリックス回路１１２から
供給されるＲL’信号とを加算する加算器１２０とを備
えており、前記輝度信号補正部１１１から供給される補
正信号Ｓ3 に基づいて前記逆マトリックス回路１１２か
ら供給されるＲL ’信号を補正して次式に示す値のＲ’
信号を生成しこれを前記ＣＲＴ１１４に供給する。
度信号補正部１１１から供給される補正信号Ｓ3 と前記
逆マトリックス回路１１２から供給されるＲL ’信号と
を掛け合わせる掛算器１１９と、この掛算器１１９によ
って得られた信号と前記逆マトリックス回路１１２から
供給されるＲL’信号とを加算する加算器１２０とを備
えており、前記輝度信号補正部１１１から供給される補
正信号Ｓ3 に基づいて前記逆マトリックス回路１１２か
ら供給されるＲL ’信号を補正して次式に示す値のＲ’
信号を生成しこれを前記ＣＲＴ１１４に供給する。
【００２３】 Ｒ’＝ＲL ’×（Ｙr ’／ＹrL’） …（６） また、前記補正回路１１８ｂは前記輝度信号補正部１１
１から供給される補正信号Ｓ3 と前記逆マトリックス回
路１１２から供給されるＧL ’信号とを掛け合わせる掛
算器１１９と、この掛算器１１９によって得られた信号
と前記逆マトリックス回路１１２から供給されるＢL ’
信号とを加算する加算器１２０とを備えており、前記輝
度信号補正部１１１から供給される補正信号Ｓ3 に基づ
いて前記逆マトリックス回路１１２から供給される
ＧL ’信号を補正して次式に示す値のＧ’信号を生成し
これを前記ＣＲＴ１１４に供給する。
１から供給される補正信号Ｓ3 と前記逆マトリックス回
路１１２から供給されるＧL ’信号とを掛け合わせる掛
算器１１９と、この掛算器１１９によって得られた信号
と前記逆マトリックス回路１１２から供給されるＢL ’
信号とを加算する加算器１２０とを備えており、前記輝
度信号補正部１１１から供給される補正信号Ｓ3 に基づ
いて前記逆マトリックス回路１１２から供給される
ＧL ’信号を補正して次式に示す値のＧ’信号を生成し
これを前記ＣＲＴ１１４に供給する。
【００２４】 Ｇ’＝ＧL ’×（Ｙr ’／ＹrL’） …（７） また、前記補正回路１１８ｃは前記輝度信号補正部１１
１から供給される補正信号Ｓ3 と前記逆マトリックス回
路１１２から供給されるＢL ’信号とを掛け合わせる掛
算器１１９と、この掛算器１１９によって得られた信号
と前記逆マトリックス回路１１２から供給されるＢL ’
信号とを加算する加算器１２０とを備えており、前記輝
度信号補正部１１１から供給される補正信号Ｓ3 に基づ
いて前記逆マトリックス回路１１２から供給される
ＢL ’信号を補正して次式に示す値のＢ’信号を生成し
これを前記ＣＲＴ１１４に供給する。
１から供給される補正信号Ｓ3 と前記逆マトリックス回
路１１２から供給されるＢL ’信号とを掛け合わせる掛
算器１１９と、この掛算器１１９によって得られた信号
と前記逆マトリックス回路１１２から供給されるＢL ’
信号とを加算する加算器１２０とを備えており、前記輝
度信号補正部１１１から供給される補正信号Ｓ3 に基づ
いて前記逆マトリックス回路１１２から供給される
ＢL ’信号を補正して次式に示す値のＢ’信号を生成し
これを前記ＣＲＴ１１４に供給する。
【００２５】 Ｂ’＝ＢL ’×（Ｙr ’／ＹrL’） …（８） ＣＲＴ１１４は前記ＲＧＢ信号補正部１１３からＲ’信
号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が供給されたとき、これらに基
づいたＲＧＢ画面を表示する。
号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が供給されたとき、これらに基
づいたＲＧＢ画面を表示する。
【００２６】この場合、前記ＣＲＴ１１４に入力される
Ｒ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を補正しているので、送
像機１０１に図１４に示すような彩度が高く高周波成分
を含むＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が入力されても、受像機
１１０で前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応したＲ’信
号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を完全に再生してＣＲＴ１１４
上に表示されるＲＧＢ画面の色の彩度と、解像度とが低
下しないようにすることができる。
Ｒ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を補正しているので、送
像機１０１に図１４に示すような彩度が高く高周波成分
を含むＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が入力されても、受像機
１１０で前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応したＲ’信
号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を完全に再生してＣＲＴ１１４
上に表示されるＲＧＢ画面の色の彩度と、解像度とが低
下しないようにすることができる。
【００２７】しかしながら、このような受像機１１０で
は送像機１０１に図１６に示すように彩度が高く高周波
成分を持ったＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が入力されて送像
機１０１から図１７（ａ）に示すような輝度信号Ｙr ’
と、色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とが出力されると、受像機１
１０側のローパスフィルタ１１５および減算器１１６、
割算器１１７の各出力が図１７（ｂ）に示す値となり、
逆マトリックス回路１１２の各出力が図１７（ｃ）に示
す値となってしまう。
は送像機１０１に図１６に示すように彩度が高く高周波
成分を持ったＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が入力されて送像
機１０１から図１７（ａ）に示すような輝度信号Ｙr ’
と、色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とが出力されると、受像機１
１０側のローパスフィルタ１１５および減算器１１６、
割算器１１７の各出力が図１７（ｂ）に示す値となり、
逆マトリックス回路１１２の各出力が図１７（ｃ）に示
す値となってしまう。
【００２８】そして、ＲＧＢ信号補正部１１３の各加算
器１２０から図１７（ｄ）に示すＲ’信号、Ｇ’信号、
Ｂ’信号が出力されてＣＲＴ１１４上に図１７（ｅ）に
示すＲ成分、Ｇ成分、Ｂ成分および輝度成分を持ったＲ
ＧＢ画面が表示されてしまう。
器１２０から図１７（ｄ）に示すＲ’信号、Ｇ’信号、
Ｂ’信号が出力されてＣＲＴ１１４上に図１７（ｅ）に
示すＲ成分、Ｇ成分、Ｂ成分および輝度成分を持ったＲ
ＧＢ画面が表示されてしまう。
【００２９】この場合、図１６に示す輝度成分を持つＲ
信号、Ｇ信号、Ｂ信号と、図１７（ｅ）に示すＣＲＴ１
１４上に表示されるＲＧＢ画面とを比較すれば、明らか
なように、ＣＲＴ１１４上に表示されるＲＧＢ画面が過
補正されたものになってしまう。
信号、Ｇ信号、Ｂ信号と、図１７（ｅ）に示すＣＲＴ１
１４上に表示されるＲＧＢ画面とを比較すれば、明らか
なように、ＣＲＴ１１４上に表示されるＲＧＢ画面が過
補正されたものになってしまう。
【００３０】そこで、このような場合にも、過補正され
ないようにすることができるテレビジョンシステムとし
て、定輝度伝送方式によるシステムが考えられている。
ないようにすることができるテレビジョンシステムとし
て、定輝度伝送方式によるシステムが考えられている。
【００３１】このテレビジョンシステムは図１８に示す
送像機１２５と、図１９に示す受像機１２６とを備えて
おり、送像機１２５にＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が入力さ
れたとき、送像機１２５によって前記Ｒ信号、Ｇ信号、
Ｂ信号から定輝度信号ＹS ’と色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’と
を生成させ、これを受像機１２６に供給させて前記Ｒ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信号、Ｇ’信号、
Ｂ’信号を生成させてＲＧＢ画面を表示させる。
送像機１２５と、図１９に示す受像機１２６とを備えて
おり、送像機１２５にＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が入力さ
れたとき、送像機１２５によって前記Ｒ信号、Ｇ信号、
Ｂ信号から定輝度信号ＹS ’と色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’と
を生成させ、これを受像機１２６に供給させて前記Ｒ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信号、Ｇ’信号、
Ｂ’信号を生成させてＲＧＢ画面を表示させる。
【００３２】送像機１２５は定輝度信号生成回路１２７
と、２つの逆ガンマ補正回路１２８と、マトリックス回
路１２９と、２つのローパスフィルタ１３０とを備えて
おり、Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が入力されたとき、前記
Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号から定輝度信号ＹS ’と色信号
Ｃ1L’、Ｃ2L’とを生成してこれを受像機１２６に供給
する。
と、２つの逆ガンマ補正回路１２８と、マトリックス回
路１２９と、２つのローパスフィルタ１３０とを備えて
おり、Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が入力されたとき、前記
Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号から定輝度信号ＹS ’と色信号
Ｃ1L’、Ｃ2L’とを生成してこれを受像機１２６に供給
する。
【００３３】定輝度信号生成回路１２７は前記Ｒ信号、
Ｇ信号、Ｂ信号が供給されたとき、これをマトリックス
処理して定輝度信号ＹS を生成するマトリックス回路１
３１と、このマトリックス回路１３１から出力される定
輝度信号ＹS を逆ガンマ補正して定輝度信号ＹS ’を生
成する逆ガンマ補正回路１３２とを備えており、前記Ｒ
信号、Ｇ信号、Ｂ信号が供給されたとき、これを処理し
て定輝度信号ＹS ’を生成し、これを受像機１２６に供
給するとともに、前記マトリックス回路１２９に供給す
る。
Ｇ信号、Ｂ信号が供給されたとき、これをマトリックス
処理して定輝度信号ＹS を生成するマトリックス回路１
３１と、このマトリックス回路１３１から出力される定
輝度信号ＹS を逆ガンマ補正して定輝度信号ＹS ’を生
成する逆ガンマ補正回路１３２とを備えており、前記Ｒ
信号、Ｇ信号、Ｂ信号が供給されたとき、これを処理し
て定輝度信号ＹS ’を生成し、これを受像機１２６に供
給するとともに、前記マトリックス回路１２９に供給す
る。
【００３４】また、各逆ガンマ補正回路１２８は各々前
記Ｒ信号、Ｂ信号が供給されたとき、これらを個々に逆
ガンマ補正してＲ’信号、Ｂ’信号を生成しこれを前記
マトリックス回路１２９に供給する。
記Ｒ信号、Ｂ信号が供給されたとき、これらを個々に逆
ガンマ補正してＲ’信号、Ｂ’信号を生成しこれを前記
マトリックス回路１２９に供給する。
【００３５】マトリックス回路１２９は前記定輝度信号
生成回路１２７から定輝度信号ＹS ’が供給され、前記
各逆ガンマ補正回路１２８からＲ’信号、Ｂ’信号が供
給されたとき、次式に示す演算を行なって色信号
Ｃ1S’、Ｃ2S’を生成して各ローパスフィルタ１３０に
供給する。
生成回路１２７から定輝度信号ＹS ’が供給され、前記
各逆ガンマ補正回路１２８からＲ’信号、Ｂ’信号が供
給されたとき、次式に示す演算を行なって色信号
Ｃ1S’、Ｃ2S’を生成して各ローパスフィルタ１３０に
供給する。
【００３６】 Ｃ2S’＝（Ｂ’−ＹS ’）／1.91 （黄色のとき、Ｃ1S’＝−0.5 ）…（９） Ｃ1S’＝（Ｒ’−ＹS ’）／1.7 （シアンのとき、Ｃ2S’＝-0.5）…（１０ ） 各ローパスフィルタ１３０は各々前記マトリックス回路
１２９から色信号Ｃ1S’、Ｃ2S’が供給されたとき、こ
れら色信号Ｃ1S’、Ｃ2S’の高周波成分をカットして色
信号Ｃ1SL ’、Ｃ2SL ’を生成しこれを受像機１２６に
供給する。
１２９から色信号Ｃ1S’、Ｃ2S’が供給されたとき、こ
れら色信号Ｃ1S’、Ｃ2S’の高周波成分をカットして色
信号Ｃ1SL ’、Ｃ2SL ’を生成しこれを受像機１２６に
供給する。
【００３７】受像機１２６は逆マトリックス回路１３５
と、Ｇ信号生成回路１３６と、ＣＲＴ１３７とを備えて
おり、送像機１２５から供給される定輝度信号ＹS ’と
２つの色信号Ｃ1SL ’、Ｃ2SL ’とに基づいて前記Ｒ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信号、Ｇ’信号、
Ｂ’信号を生成してＣＲＴ１３７上にＲＧＢ画面を表示
する。
と、Ｇ信号生成回路１３６と、ＣＲＴ１３７とを備えて
おり、送像機１２５から供給される定輝度信号ＹS ’と
２つの色信号Ｃ1SL ’、Ｃ2SL ’とに基づいて前記Ｒ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信号、Ｇ’信号、
Ｂ’信号を生成してＣＲＴ１３７上にＲＧＢ画面を表示
する。
【００３８】逆マトリックス回路１３５は前記送像機１
２５から定輝度信号ＹS ’と色信号Ｃ1SL ’、Ｃ2SL ’
とが供給されたとき、これら定輝度信号ＹS ’と色信号
Ｃ1S L ’、Ｃ2SL ’とに基づいて次式に示す演算を行な
って前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信号、
Ｂ’信号を生成しこれを前記Ｇ信号生成回路１３６と、
ＣＲＴ１３７とに供給する。
２５から定輝度信号ＹS ’と色信号Ｃ1SL ’、Ｃ2SL ’
とが供給されたとき、これら定輝度信号ＹS ’と色信号
Ｃ1S L ’、Ｃ2SL ’とに基づいて次式に示す演算を行な
って前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信号、
Ｂ’信号を生成しこれを前記Ｇ信号生成回路１３６と、
ＣＲＴ１３７とに供給する。
【００３９】 Ｂ’＝1.91×Ｃ2SL ’＋ＹS ’ …（１１） Ｒ’＝1.7 ×Ｃ1SL ’＋ＹS ’ …（１２） Ｇ信号生成回路１３６は前記送像機１２５から供給され
る定輝度信号ＹS ’および前記逆マトリックス回路１３
５から供給されるＲ’信号、Ｂ’信号を個々に取り込ん
でガンマ補正し、定輝度信号ＹS 、Ｒ信号、Ｂ信号を生
成する３つのガンマ補正回路１３８ａ〜１３８ｃと、こ
れらの各ガンマ補正回路１３８ａ〜１３８ｃから出力さ
れる定輝度信号ＹS 、Ｒ信号、Ｂ信号を逆マトリックス
処理してＧ信号を生成する逆マトリックス回路１４１
と、この逆マトリックス回路１４１から出力されるＧ信
号を逆ガンマ補正してＧ’信号を生成する逆ガンマ補正
回路１４２とを備えており、前記送像機１２５から定輝
度信号ＹS ’が供給されるとともに、前記逆マトリック
ス回路１３５からＲ’信号、Ｂ’信号が供給されている
とき、これら定輝度信号ＹS ’およびＲ’信号、Ｂ’信
号からＧ’信号を生成してこれを前記ＣＲＴ１３７に供
給する。
る定輝度信号ＹS ’および前記逆マトリックス回路１３
５から供給されるＲ’信号、Ｂ’信号を個々に取り込ん
でガンマ補正し、定輝度信号ＹS 、Ｒ信号、Ｂ信号を生
成する３つのガンマ補正回路１３８ａ〜１３８ｃと、こ
れらの各ガンマ補正回路１３８ａ〜１３８ｃから出力さ
れる定輝度信号ＹS 、Ｒ信号、Ｂ信号を逆マトリックス
処理してＧ信号を生成する逆マトリックス回路１４１
と、この逆マトリックス回路１４１から出力されるＧ信
号を逆ガンマ補正してＧ’信号を生成する逆ガンマ補正
回路１４２とを備えており、前記送像機１２５から定輝
度信号ＹS ’が供給されるとともに、前記逆マトリック
ス回路１３５からＲ’信号、Ｂ’信号が供給されている
とき、これら定輝度信号ＹS ’およびＲ’信号、Ｂ’信
号からＧ’信号を生成してこれを前記ＣＲＴ１３７に供
給する。
【００４０】この場合、前記ガンマ補正回路１３８ａは
次式に示す演算を行なって定輝度信号ＹS ’から定輝度
信号ＹS を生成する。
次式に示す演算を行なって定輝度信号ＹS ’から定輝度
信号ＹS を生成する。
【００４１】 ＹS ＝（ＹS ’）2.22 …（１３） また、逆マトリックス回路１４１は次式に示す演算を行
なってＧ’信号を生成する。
なってＧ’信号を生成する。
【００４２】 Ｇ＝（ＹS −0.3 ×Ｒ−0.1 ×Ｂ）／0.6 …（１４） ＣＲＴ１３７は前記Ｇ信号生成回路１３６からＧ’信号
が供給され、前記逆マトリックス回路１３５からＲ’信
号、Ｂ’信号が供給されたとき、これらに基づいたＲＧ
Ｂ画面を表示する。
が供給され、前記逆マトリックス回路１３５からＲ’信
号、Ｂ’信号が供給されたとき、これらに基づいたＲＧ
Ｂ画面を表示する。
【００４３】しかしながら、このようなテレビジョンシ
ステムにおいては、彩度が高く高周波成分を持ったＲ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号、例えば図１３に示す如くＧ信号お
よびＢ信号が零に保持された状態で、Ｒ信号のみが高い
周波数でパルス状に変化するＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が
送像機１２５に入力されると、マトリックス回路１３１
から図２０（ａ）に示す定輝度信号ＹS が出力されると
ともに、逆ガンマ補正回路１４２と、２つの逆ガンマ補
正回路１２８とから図２０（ｂ）に示す定輝度信号Ｙ
S ’、Ｒ’信号、Ｂ’信号が出力される。これによっ
て、マトリックス回路１２９から図２０（ｃ）に示す色
信号Ｃ1S’、Ｃ2S’が出力されて各ローパスフィルタ１
３０から図２０（ｄ）に示す色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’が出
力され、これらが前記逆ガンマ補正回路１３２から出力
される定輝度信号ＹS ’とともに、受像機１２６に供給
される。
ステムにおいては、彩度が高く高周波成分を持ったＲ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号、例えば図１３に示す如くＧ信号お
よびＢ信号が零に保持された状態で、Ｒ信号のみが高い
周波数でパルス状に変化するＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が
送像機１２５に入力されると、マトリックス回路１３１
から図２０（ａ）に示す定輝度信号ＹS が出力されると
ともに、逆ガンマ補正回路１４２と、２つの逆ガンマ補
正回路１２８とから図２０（ｂ）に示す定輝度信号Ｙ
S ’、Ｒ’信号、Ｂ’信号が出力される。これによっ
て、マトリックス回路１２９から図２０（ｃ）に示す色
信号Ｃ1S’、Ｃ2S’が出力されて各ローパスフィルタ１
３０から図２０（ｄ）に示す色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’が出
力され、これらが前記逆ガンマ補正回路１３２から出力
される定輝度信号ＹS ’とともに、受像機１２６に供給
される。
【００４４】そして、受像機１２６の逆マトリックス回
路１３５から図２０（ｅ）に示すＲ’信号、Ｂ’信号が
出力されるとともに、各ガンマ回路１３８ａ〜１３８ｃ
から図２０（ｆ）に示す定輝度信号ＹS 、Ｒ信号、Ｂ信
号が出力され、これに対応して逆マトリックス回路１４
１から図２０（ｇ）に示すＧ信号が出力される。これに
よって、逆ガンマ補正回路１４２から図２０（ｈ）に示
すＧ’信号が出力されてこれが前記逆マトリックス回路
１３５から出力されるＲ’信号、Ｂ’信号とともに、前
記ＣＲＴ１３７に供給され、このＣＲＴ１３７の画面上
に図２０（ｉ）に示すＲ成分、Ｇ成分、Ｂ成分および輝
度成分を持つＲＧＢ画面が表示される。
路１３５から図２０（ｅ）に示すＲ’信号、Ｂ’信号が
出力されるとともに、各ガンマ回路１３８ａ〜１３８ｃ
から図２０（ｆ）に示す定輝度信号ＹS 、Ｒ信号、Ｂ信
号が出力され、これに対応して逆マトリックス回路１４
１から図２０（ｇ）に示すＧ信号が出力される。これに
よって、逆ガンマ補正回路１４２から図２０（ｈ）に示
すＧ’信号が出力されてこれが前記逆マトリックス回路
１３５から出力されるＲ’信号、Ｂ’信号とともに、前
記ＣＲＴ１３７に供給され、このＣＲＴ１３７の画面上
に図２０（ｉ）に示すＲ成分、Ｇ成分、Ｂ成分および輝
度成分を持つＲＧＢ画面が表示される。
【００４５】この場合、図１３に示すＲ信号、Ｇ信号、
Ｂ信号と、図２０（ｉ）に示す光出力のＲ成分、Ｇ成
分、Ｂ成分および輝度成分とを比較すれば、明らかなよ
うに輝度成分を殆ど完全に再生することができるもも
の、色の彩度が低下し、さらに色相も変化してしまう。
Ｂ信号と、図２０（ｉ）に示す光出力のＲ成分、Ｇ成
分、Ｂ成分および輝度成分とを比較すれば、明らかなよ
うに輝度成分を殆ど完全に再生することができるもも
の、色の彩度が低下し、さらに色相も変化してしまう。
【００４６】また、伝送用の定輝度信号ＹS ’および色
信号Ｃ1S’、Ｃ2S’を現在、使用されているテレビジョ
ンシステムの受像機、例えば図１２に示すような受像機
１０２に入力すると、逆マトリックス回路１０６から出
力されるＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が図２１（ａ）
に示す如くなってしまい、ＣＲＴ１０７上に表示される
ＲＧＢ画面の色相が図２１（ｂ）に示す如くさらに変化
してしまう。
信号Ｃ1S’、Ｃ2S’を現在、使用されているテレビジョ
ンシステムの受像機、例えば図１２に示すような受像機
１０２に入力すると、逆マトリックス回路１０６から出
力されるＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が図２１（ａ）
に示す如くなってしまい、ＣＲＴ１０７上に表示される
ＲＧＢ画面の色相が図２１（ｂ）に示す如くさらに変化
してしまう。
【００４７】このように、現在のテレビジョンシステム
においては、彩度の高い信号に対しては、彩度と解像度
とが低下し、それを改善するために考えられているシス
テムでも、色相の変化を防ぐことができず、またこのよ
うなシステムで作られた信号を現在のテレビジョンシス
テムで使用されている受像機で再生しようとすると、色
相がさらに変化してしまうという問題があった。
においては、彩度の高い信号に対しては、彩度と解像度
とが低下し、それを改善するために考えられているシス
テムでも、色相の変化を防ぐことができず、またこのよ
うなシステムで作られた信号を現在のテレビジョンシス
テムで使用されている受像機で再生しようとすると、色
相がさらに変化してしまうという問題があった。
【００４８】本発明は上記の事情に鑑み、受信機側で色
信号の高周波成分を作り出すことにより、彩度や解像度
を正確に再現することができるとともに、現在のテレビ
ジョンシステムとの両立性を確保したテレビ信号受像機
を提供することを目的としている。
信号の高周波成分を作り出すことにより、彩度や解像度
を正確に再現することができるとともに、現在のテレビ
ジョンシステムとの両立性を確保したテレビ信号受像機
を提供することを目的としている。
【００４９】［発明の構成］
【００５０】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明によるテレビ信号受像機は、請求項１では、
送像機から供給される定輝度信号と色信号とを取り込ん
で低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成するＲＧＢ信号生成手
段と、生成されたＲ、Ｇ、Ｂ信号と前記定輝度信号とに
基づいて色信号の高周波成分を生成してＲＧＢ画面を再
現する色信号生成手段とを備えて成り、前記ＲＧＢ信号
生成手段は、前記送像機から供給される定輝度信号の高
周波成分をカットして低周波の定輝度信号を生成するロ
ーパスフィルタと、このローパスフィルタで得られた低
周波の定輝度信号と前記送像機から供給される色信号と
を逆マトリックス処理して低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号を生
成する第１の逆マトリックス回路と、第１の逆マトリッ
クス回路で得られた低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号を個々にガ
ンマ補正して低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成するガンマ
回路と、このガンマ回路で得られた低周波のＲ、Ｇ、Ｂ
信号をマトリックス処理して定輝度信号を生成する第１
のマトリックス回路と、第１のマトリックス回路で得ら
れた定輝度信号を逆ガンマ補正して定輝度信号を生成す
る逆ガンマ補正回路と、この逆ガンマ補正回路で得られ
た定輝度信号と前記ローパスフィルタから出力される定
輝度信号との差を求める減算器と、この減算器から出力
される差信号と前記ローパスフィルタから出力される定
輝度信号とを加算して輝度信号を生成する加算器と、加
算器で得られた輝度信号と、前記送像機から供給される
色信号とを逆マトリックス処理して低周波のＲ、Ｇ、Ｂ
信号を生成する第２の逆マトリックス回路と、を備え、
前記色信号生成手段は、前記ＲＧＢ信号生成手段から出
力される低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号をマトリックス処理し
て色信号を生成する第２のマトリックス回路と、第２の
マトリックス回路で得られた色信号と前記送像機から供
給されガンマ補正される定輝度信号とを逆マトリックス
処理してＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成する第３の逆マトリック
ス回路と、第３の逆マトリックス回路で得られたＲ、
Ｇ、Ｂ信号の負側を個々にクリップするクリップ回路
と、このクリップ回路で得られたＲ、Ｇ、Ｂ信号をマト
リックス処理して色信号を生成する第３のマトリックス
回路と、第３のマトリックス回路で得られた色信号の高
周波成分をカットして色信号を生成するローパスフィル
タと、このローパスフィルタで得られた色信号と前記第
２のマトリックス回路から出力される色信号との比を個
々に演算する割算器と、この割算器で得られた色信号の
比と前記第３のマトリックス回路から出力される色信号
とを個々に掛け合わせて色信号を生成する掛算器と、こ
の掛算器で得られた色信号と前記定輝度信号とを逆マト
リックス処理して前記送像機に入力されるＲ、Ｇ、Ｂ信
号と一致したＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成する第４の逆マトリ
ックス回路と、を備えたことを特徴としている。請求項
２では、請求項１記載のテレビ信号受像機において、前
記色信号生成手段に代わり前記ＲＧＢ信号生成手段によ
り生成されたＲ、Ｇ、Ｂ信号を前記送像機から供給され
る定輝度信号により補正してＲＧＢ画面を再現する補正
手段を備えて成り、前記補正手段は、前記送像機から供
給される定輝度信号の高周波成分をカットするローパス
フィルタと、このローパスフィルタから出力される定輝
度信号によって前記送像機から供給される定輝度信号を
割り算して補正信号を生成する割算器と、この割算器で
得られた補正信号と前記ＲＧＢ信号生成手段から出力さ
れる低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号とを個々に掛け合わせて新
たなＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成する掛算器と、を備えたこと
を特徴としている。請求項３では、送像機から供給され
る輝度信号と色信号とを取り込んで、色信号の高周波成
分を生成してＲＧＢ画面を再現するテレビ信号受信装置
であって、前記送像機から供給される輝度信号と色信号
とを逆マトリックス処理してＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成する
逆マトリックス回路と、この逆マトリックス回路で得ら
れたＲ、Ｇ、Ｂ信号を個々にクリップするクリップ回路
と、クリップ回路から出力されるＲ、Ｇ、Ｂ信号をマト
リックス処理して色信号を生成するマトリックス回路
と、このマトリックス回路で得られた色信号の高周波成
分を個々にカットするローパスフィルタと、ローパスフ
ィルタから出力される色信号によって前記送像機から供
給される色信号を個々に割り算する割算器と、割算器の
割り算結果と前記マトリックス回路から出力される色信
号とを個々に掛け合わせる掛算器と、前記送像機から供
給される輝度信号と、前記掛算器で得られた色信号とを
逆マトリックス処理してＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成する逆マ
トリックス回路と、を備えたことを特徴としている。
めに本発明によるテレビ信号受像機は、請求項１では、
送像機から供給される定輝度信号と色信号とを取り込ん
で低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成するＲＧＢ信号生成手
段と、生成されたＲ、Ｇ、Ｂ信号と前記定輝度信号とに
基づいて色信号の高周波成分を生成してＲＧＢ画面を再
現する色信号生成手段とを備えて成り、前記ＲＧＢ信号
生成手段は、前記送像機から供給される定輝度信号の高
周波成分をカットして低周波の定輝度信号を生成するロ
ーパスフィルタと、このローパスフィルタで得られた低
周波の定輝度信号と前記送像機から供給される色信号と
を逆マトリックス処理して低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号を生
成する第１の逆マトリックス回路と、第１の逆マトリッ
クス回路で得られた低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号を個々にガ
ンマ補正して低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成するガンマ
回路と、このガンマ回路で得られた低周波のＲ、Ｇ、Ｂ
信号をマトリックス処理して定輝度信号を生成する第１
のマトリックス回路と、第１のマトリックス回路で得ら
れた定輝度信号を逆ガンマ補正して定輝度信号を生成す
る逆ガンマ補正回路と、この逆ガンマ補正回路で得られ
た定輝度信号と前記ローパスフィルタから出力される定
輝度信号との差を求める減算器と、この減算器から出力
される差信号と前記ローパスフィルタから出力される定
輝度信号とを加算して輝度信号を生成する加算器と、加
算器で得られた輝度信号と、前記送像機から供給される
色信号とを逆マトリックス処理して低周波のＲ、Ｇ、Ｂ
信号を生成する第２の逆マトリックス回路と、を備え、
前記色信号生成手段は、前記ＲＧＢ信号生成手段から出
力される低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号をマトリックス処理し
て色信号を生成する第２のマトリックス回路と、第２の
マトリックス回路で得られた色信号と前記送像機から供
給されガンマ補正される定輝度信号とを逆マトリックス
処理してＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成する第３の逆マトリック
ス回路と、第３の逆マトリックス回路で得られたＲ、
Ｇ、Ｂ信号の負側を個々にクリップするクリップ回路
と、このクリップ回路で得られたＲ、Ｇ、Ｂ信号をマト
リックス処理して色信号を生成する第３のマトリックス
回路と、第３のマトリックス回路で得られた色信号の高
周波成分をカットして色信号を生成するローパスフィル
タと、このローパスフィルタで得られた色信号と前記第
２のマトリックス回路から出力される色信号との比を個
々に演算する割算器と、この割算器で得られた色信号の
比と前記第３のマトリックス回路から出力される色信号
とを個々に掛け合わせて色信号を生成する掛算器と、こ
の掛算器で得られた色信号と前記定輝度信号とを逆マト
リックス処理して前記送像機に入力されるＲ、Ｇ、Ｂ信
号と一致したＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成する第４の逆マトリ
ックス回路と、を備えたことを特徴としている。請求項
２では、請求項１記載のテレビ信号受像機において、前
記色信号生成手段に代わり前記ＲＧＢ信号生成手段によ
り生成されたＲ、Ｇ、Ｂ信号を前記送像機から供給され
る定輝度信号により補正してＲＧＢ画面を再現する補正
手段を備えて成り、前記補正手段は、前記送像機から供
給される定輝度信号の高周波成分をカットするローパス
フィルタと、このローパスフィルタから出力される定輝
度信号によって前記送像機から供給される定輝度信号を
割り算して補正信号を生成する割算器と、この割算器で
得られた補正信号と前記ＲＧＢ信号生成手段から出力さ
れる低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号とを個々に掛け合わせて新
たなＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成する掛算器と、を備えたこと
を特徴としている。請求項３では、送像機から供給され
る輝度信号と色信号とを取り込んで、色信号の高周波成
分を生成してＲＧＢ画面を再現するテレビ信号受信装置
であって、前記送像機から供給される輝度信号と色信号
とを逆マトリックス処理してＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成する
逆マトリックス回路と、この逆マトリックス回路で得ら
れたＲ、Ｇ、Ｂ信号を個々にクリップするクリップ回路
と、クリップ回路から出力されるＲ、Ｇ、Ｂ信号をマト
リックス処理して色信号を生成するマトリックス回路
と、このマトリックス回路で得られた色信号の高周波成
分を個々にカットするローパスフィルタと、ローパスフ
ィルタから出力される色信号によって前記送像機から供
給される色信号を個々に割り算する割算器と、割算器の
割り算結果と前記マトリックス回路から出力される色信
号とを個々に掛け合わせる掛算器と、前記送像機から供
給される輝度信号と、前記掛算器で得られた色信号とを
逆マトリックス処理してＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成する逆マ
トリックス回路と、を備えたことを特徴としている。
【００５１】
【作用】請求項１では、送像機から出力される定輝度信
号と、色信号とを取り込むとともに、これら定輝度信
号、色信号に基づいて低周波のＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号
を生成した後、これらのＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号と前記
定輝度信号とに基づいて色信号の高周波成分を作り出し
て高彩度、高解像度のＲＧＢ画面を再現する。請求項２
では、送像機から出力される前記定輝度信号と、前記色
信号とを取り込むとともに、これら定輝度信号、色信号
に基づいて低周波のＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号を生成した
後、前記定輝度信号に基づいてＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号
を補正して高彩度、高解像度のＲＧＢ画面を再現する。
請求項３では、送像機から出力される輝度信号と、色信
号とを取り込むとともに、これら輝度信号、色信号に基
づいて色信号の高周波成分を作り出して高彩度、高解像
度のＲＧＢ画面を再現する。
号と、色信号とを取り込むとともに、これら定輝度信
号、色信号に基づいて低周波のＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号
を生成した後、これらのＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号と前記
定輝度信号とに基づいて色信号の高周波成分を作り出し
て高彩度、高解像度のＲＧＢ画面を再現する。請求項２
では、送像機から出力される前記定輝度信号と、前記色
信号とを取り込むとともに、これら定輝度信号、色信号
に基づいて低周波のＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号を生成した
後、前記定輝度信号に基づいてＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号
を補正して高彩度、高解像度のＲＧＢ画面を再現する。
請求項３では、送像機から出力される輝度信号と、色信
号とを取り込むとともに、これら輝度信号、色信号に基
づいて色信号の高周波成分を作り出して高彩度、高解像
度のＲＧＢ画面を再現する。
【００５２】
【実施例】図１は本発明を適用したテレビジョンシステ
ムの第１実施例を示すブロック図である。
ムの第１実施例を示すブロック図である。
【００５３】この図に示すテレビジョンシステムは送像
機１と、受像機２とを備えており、Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ
信号が供給されたとき、送像機１によって前記Ｒ信号、
Ｇ信号、Ｂ信号から定輝度信号ＹS ’と色信号Ｃ1L’、
Ｃ2L’とを生成させてこれを受像機２に供給して前記Ｒ
信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信号、Ｇ’信号、
Ｂ’信号を生成させてＲＧＢ画面を表示させる。
機１と、受像機２とを備えており、Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ
信号が供給されたとき、送像機１によって前記Ｒ信号、
Ｇ信号、Ｂ信号から定輝度信号ＹS ’と色信号Ｃ1L’、
Ｃ2L’とを生成させてこれを受像機２に供給して前記Ｒ
信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信号、Ｇ’信号、
Ｂ’信号を生成させてＲＧＢ画面を表示させる。
【００５４】送像機１は定輝度信号生成部３と、色信号
生成部４とを備えており、Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が供
給されたとき、前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号から定輝度
信号ＹS ’と色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを生成してこれを
受像機２に供給する。
生成部４とを備えており、Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が供
給されたとき、前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号から定輝度
信号ＹS ’と色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを生成してこれを
受像機２に供給する。
【００５５】前記定輝度信号生成部３は前記Ｒ信号、Ｇ
信号、Ｂ信号が供給されたとき、これを処理して定輝度
信号ＹS を生成するマトリックス回路５と、このマトリ
ックス回路５から定輝度信号ＹS が出力されたとき、こ
れを逆ガンマ補正して定輝度信号ＹS ’を生成する逆ガ
ンマ補正回路６とを備えており、前記Ｒ信号、Ｇ信号、
Ｂ信号が供給されたとき、これを処理して定輝度信号Ｙ
S ’を生成し、これを受像機２に供給する。
信号、Ｂ信号が供給されたとき、これを処理して定輝度
信号ＹS を生成するマトリックス回路５と、このマトリ
ックス回路５から定輝度信号ＹS が出力されたとき、こ
れを逆ガンマ補正して定輝度信号ＹS ’を生成する逆ガ
ンマ補正回路６とを備えており、前記Ｒ信号、Ｇ信号、
Ｂ信号が供給されたとき、これを処理して定輝度信号Ｙ
S ’を生成し、これを受像機２に供給する。
【００５６】また、前記色信号生成部４は前記Ｒ信号、
Ｇ信号、Ｂ信号が供給されたとき、これらを個々に逆ガ
ンマ補正してＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成する
３つの逆ガンマ補正回路７と、これらの各逆ガンマ補正
回路７からＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が出力された
とき、これらをマトリックス処理して色信号Ｃ1 ’、Ｃ
2 ’を生成するマトリックス回路８と、前記マトリック
ス回路８から各色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’が供給されたと
き、これらの各色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’の高周波成分をカ
ットして色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’を生成する２つのローパ
スフィルタ９とを備えており、前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ
信号が供給されたとき、これを処理して色信号Ｃ1L’、
Ｃ2L’を生成し、これを前記受像機２に供給する。
Ｇ信号、Ｂ信号が供給されたとき、これらを個々に逆ガ
ンマ補正してＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成する
３つの逆ガンマ補正回路７と、これらの各逆ガンマ補正
回路７からＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が出力された
とき、これらをマトリックス処理して色信号Ｃ1 ’、Ｃ
2 ’を生成するマトリックス回路８と、前記マトリック
ス回路８から各色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’が供給されたと
き、これらの各色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’の高周波成分をカ
ットして色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’を生成する２つのローパ
スフィルタ９とを備えており、前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ
信号が供給されたとき、これを処理して色信号Ｃ1L’、
Ｃ2L’を生成し、これを前記受像機２に供給する。
【００５７】受像機２は第１信号処理部１０と、第２信
号処理部１１と、ＣＲＴ１２とを備えており、前記送像
機１から定輝度信号ＹS ’および色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’
が供給されたとき、前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応
するＲ’Ｇ’Ｂ’信号を生成してＲＧＢ画面を表示す
る。第１信号処理部１０が請求項１のＲＧＢ信号生成手
段に、第２信号処理部１１が請求項１の色信号生成手段
にそれぞれ対応する。
号処理部１１と、ＣＲＴ１２とを備えており、前記送像
機１から定輝度信号ＹS ’および色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’
が供給されたとき、前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応
するＲ’Ｇ’Ｂ’信号を生成してＲＧＢ画面を表示す
る。第１信号処理部１０が請求項１のＲＧＢ信号生成手
段に、第２信号処理部１１が請求項１の色信号生成手段
にそれぞれ対応する。
【００５８】第１信号処理部１０は図２に示す如くロー
パスフィルタ１３と、２つの信号処理回路１４と、逆マ
トリックス回路１６と、３つのガンマ回路１７とを備え
ており、送像機１から定輝度信号ＹS ’、色信号
Ｃ1L’、Ｃ2L’が供給されたとき、ＲL 信号、ＧL 信
号、ＢL 信号を生成してこれを第２信号処理部１１に供
給する。
パスフィルタ１３と、２つの信号処理回路１４と、逆マ
トリックス回路１６と、３つのガンマ回路１７とを備え
ており、送像機１から定輝度信号ＹS ’、色信号
Ｃ1L’、Ｃ2L’が供給されたとき、ＲL 信号、ＧL 信
号、ＢL 信号を生成してこれを第２信号処理部１１に供
給する。
【００５９】前記ローパスフィルタ１３は前記送像機１
から供給される定輝度信号ＹS ’の高周波成分をカット
して定輝度信号ＹSL’を生成し、これを各信号処理回路
１４に供給する。
から供給される定輝度信号ＹS ’の高周波成分をカット
して定輝度信号ＹSL’を生成し、これを各信号処理回路
１４に供給する。
【００６０】前段の信号処理回路１４は前記ローパスフ
ィルタ１３から出力される定輝度信号ＹSL’と前記送像
機１から供給される色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを逆マトリ
ックス処理してＲL ’信号、ＧL ’信号、ＢL ’信号を
生成する逆マトリックス回路２０と、この逆マトリック
ス回路２０から出力されるＲL ’信号、ＧL ’信号、Ｂ
L ’信号を個々にガンマ補正してＲL 信号、ＧL 信号、
ＢL 信号を生成する３つのガンマ回路２１と、これらの
各ガンマ回路２１から出力されるＲL 信号、ＧL 信号、
ＢL 信号をマトリックス処理して定輝度信号ＹSLを生成
するマトリックス回路２２と、このマトリックス回路２
２から定輝度信号ＹSLが出力されたとき、これを逆ガン
マ補正して定輝度信号ＹSL’を生成する逆ガンマ補正回
路２３と、この逆ガンマ補正回路２３から出力される定
輝度信号ＹSL’と前記ローパスフィルタ１３から出力さ
れる定輝度信号ＹSL’との差を求める減算器２４と、こ
の減算器２４から出力される差信号と前記ローパスフィ
ルタ１３から出力される定輝度信号ＹSL’とを加算して
輝度信号ＹL ’を生成する加算器２５とを備えており、
前記ローパスフィルタ１３から出力される定輝度信号Ｙ
SL’と、前記送像機１から出力される色信号Ｃ1L’、Ｃ
2L’とに基づいて輝度信号ＹrL’を推定してこの輝度信
号ＹrL’に対応する輝度信号ＹL ’を生成しこれを後段
の信号処理回路１４に供給する。
ィルタ１３から出力される定輝度信号ＹSL’と前記送像
機１から供給される色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを逆マトリ
ックス処理してＲL ’信号、ＧL ’信号、ＢL ’信号を
生成する逆マトリックス回路２０と、この逆マトリック
ス回路２０から出力されるＲL ’信号、ＧL ’信号、Ｂ
L ’信号を個々にガンマ補正してＲL 信号、ＧL 信号、
ＢL 信号を生成する３つのガンマ回路２１と、これらの
各ガンマ回路２１から出力されるＲL 信号、ＧL 信号、
ＢL 信号をマトリックス処理して定輝度信号ＹSLを生成
するマトリックス回路２２と、このマトリックス回路２
２から定輝度信号ＹSLが出力されたとき、これを逆ガン
マ補正して定輝度信号ＹSL’を生成する逆ガンマ補正回
路２３と、この逆ガンマ補正回路２３から出力される定
輝度信号ＹSL’と前記ローパスフィルタ１３から出力さ
れる定輝度信号ＹSL’との差を求める減算器２４と、こ
の減算器２４から出力される差信号と前記ローパスフィ
ルタ１３から出力される定輝度信号ＹSL’とを加算して
輝度信号ＹL ’を生成する加算器２５とを備えており、
前記ローパスフィルタ１３から出力される定輝度信号Ｙ
SL’と、前記送像機１から出力される色信号Ｃ1L’、Ｃ
2L’とに基づいて輝度信号ＹrL’を推定してこの輝度信
号ＹrL’に対応する輝度信号ＹL ’を生成しこれを後段
の信号処理回路１４に供給する。
【００６１】後段の信号処理回路１４は前記前段の信号
処理回路１４と全く同一に構成されており、前記ローパ
スフィルタ１３から供給される定輝度信号ＹSL’と、前
記送像機１から供給される色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’と、前
記前段の信号処理回路１４から供給される輝度信号
ＹL ’とに基づいて輝度信号ＹL ’と、色信号Ｃ1L’、
Ｃ2L’とを生成してこれらを逆マトリックス回路１６に
供給する。
処理回路１４と全く同一に構成されており、前記ローパ
スフィルタ１３から供給される定輝度信号ＹSL’と、前
記送像機１から供給される色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’と、前
記前段の信号処理回路１４から供給される輝度信号
ＹL ’とに基づいて輝度信号ＹL ’と、色信号Ｃ1L’、
Ｃ2L’とを生成してこれらを逆マトリックス回路１６に
供給する。
【００６２】逆マトリックス回路１６は前記後段の信号
処理回路１４から供給される輝度信号ＹL ’と、色信号
Ｃ1L’、Ｃ2L’とを逆マトリックス処理してＲL ’信
号、ＧL ’信号、ＢL ’信号を生成し、これらを各ガン
マ回路１７に各々、供給する。
処理回路１４から供給される輝度信号ＹL ’と、色信号
Ｃ1L’、Ｃ2L’とを逆マトリックス処理してＲL ’信
号、ＧL ’信号、ＢL ’信号を生成し、これらを各ガン
マ回路１７に各々、供給する。
【００６３】各ガンマ回路１７は各々、前記逆マトリッ
クス回路１６から供給されるＲL ’信号、ＧL ’信号、
ＢL ’信号を個々にガンマ補正してＲL 信号、ＧL 信
号、ＢL 信号を生成し、これらを前記第２信号処理部１
１に供給する。
クス回路１６から供給されるＲL ’信号、ＧL ’信号、
ＢL ’信号を個々にガンマ補正してＲL 信号、ＧL 信
号、ＢL 信号を生成し、これらを前記第２信号処理部１
１に供給する。
【００６４】第２信号処理部は図３に示す如くガンマ回
路２６と、色信号補正回路２７と、逆マトリックス回路
２８と、３つの逆ガンマ補正回路２９とを備えており、
前記送像機１から出力される定輝度信号ＹS ’と、前記
第１信号処理部１０から出力されるＲL 信号、ＧL 信
号、ＢL 信号とに基づいて色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’の高周
波成分を作り出して前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応
するＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を正確に再生しこれ
をＣＲＴ１２に供給する。
路２６と、色信号補正回路２７と、逆マトリックス回路
２８と、３つの逆ガンマ補正回路２９とを備えており、
前記送像機１から出力される定輝度信号ＹS ’と、前記
第１信号処理部１０から出力されるＲL 信号、ＧL 信
号、ＢL 信号とに基づいて色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’の高周
波成分を作り出して前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応
するＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を正確に再生しこれ
をＣＲＴ１２に供給する。
【００６５】前記ガンマ回路２６は前記送像機１から供
給される定輝度信号ＹS ’をガンマ補正して定輝度信号
ＹS を生成し、これを色信号補正回路２７と、逆マトリ
ックス回路２８とに供給する。
給される定輝度信号ＹS ’をガンマ補正して定輝度信号
ＹS を生成し、これを色信号補正回路２７と、逆マトリ
ックス回路２８とに供給する。
【００６６】色信号補正回路２７は前記第１信号処理部
１０から出力されるＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号をマ
トリックス処理して色信号Ｃ1L、Ｃ2Lを生成するマトリ
ックス回路３０と、このマトリックス回路３０から出力
される色信号Ｃ1L、Ｃ2Lと前記ガンマ回路２６から出力
される定輝度信号ＹS とを逆マトリックス処理してＲ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号を生成する逆マトリックス回路３１
と、この逆マトリックス回路３１から出力されるＲ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号の負側を個々にクリップする３つの
クリップ回路３２と、これらの各クリップ回路３２によ
って得られたＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号をマトリックス処
理して色信号Ｃ1、Ｃ2 を生成するマトリックス回路３
３と、このマトリックス回路３３から出力される色信号
Ｃ1 、Ｃ2 の高周波成分をカットして色信号Ｃ1L、Ｃ2L
を生成する２つのローパスフィルタ３４と、これらの各
ローパスフィルタ３４から出力される色信号Ｃ1L、Ｃ2L
と前記マトリックス回路３０から出力される各色信号Ｃ
1L、Ｃ2Lとの比を個々に演算する２つの割算器３５と、
これらの各割算器３５によって得られた各色信号Ｃ1L、
Ｃ2Lの比と前記マトリックス回路３３から出力される各
色信号Ｃ1 、Ｃ2 とを個々に掛け合わせて色信号Ｃ1 、
Ｃ2 を生成する２つの掛算器３６とを備えている。
１０から出力されるＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号をマ
トリックス処理して色信号Ｃ1L、Ｃ2Lを生成するマトリ
ックス回路３０と、このマトリックス回路３０から出力
される色信号Ｃ1L、Ｃ2Lと前記ガンマ回路２６から出力
される定輝度信号ＹS とを逆マトリックス処理してＲ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号を生成する逆マトリックス回路３１
と、この逆マトリックス回路３１から出力されるＲ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号の負側を個々にクリップする３つの
クリップ回路３２と、これらの各クリップ回路３２によ
って得られたＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号をマトリックス処
理して色信号Ｃ1、Ｃ2 を生成するマトリックス回路３
３と、このマトリックス回路３３から出力される色信号
Ｃ1 、Ｃ2 の高周波成分をカットして色信号Ｃ1L、Ｃ2L
を生成する２つのローパスフィルタ３４と、これらの各
ローパスフィルタ３４から出力される色信号Ｃ1L、Ｃ2L
と前記マトリックス回路３０から出力される各色信号Ｃ
1L、Ｃ2Lとの比を個々に演算する２つの割算器３５と、
これらの各割算器３５によって得られた各色信号Ｃ1L、
Ｃ2Lの比と前記マトリックス回路３３から出力される各
色信号Ｃ1 、Ｃ2 とを個々に掛け合わせて色信号Ｃ1 、
Ｃ2 を生成する２つの掛算器３６とを備えている。
【００６７】この場合、前記各クリップ回路３２のクリ
ップ処理によって逆マトリックス回路３１から出力され
るＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に次式に示す特性が付与され
る。
ップ処理によって逆マトリックス回路３１から出力され
るＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に次式に示す特性が付与され
る。
【００６８】 ｍａｘ（0.0 、1.0 −（1.0 −Ｙ1 ）／ｍ(1))＜Ｒ＜ ｍｉｎ（1.0 、Ｙ1 ／ｍ(1)) …（１５） ｍａｘ（0.0 、1.0 −（1.0 −Ｙ1 ）／ｍ(2))＜Ｇ＜ ｍｉｎ（1.0 、Ｙ1 ／ｍ(2)) …（１６） ｍａｘ（0.0 、1.0 −（1.0 −Ｙ1 ）／ｍ(3))＜Ｂ＜ ｍｉｎ（1.0 、Ｙ1 ／ｍ(3)) …（１７） 但し、 ｍａｘ（Ｘ1 、Ｘ2 ）：Ｘ1 、Ｘ2 のいずれか大きい方の値 ｍｉｎ（Ｘ1 、Ｘ2 ）：Ｘ1 、Ｘ2 のいずれか小さい方の値 ｍ(1),ｍ(2),ｍ(3) ：Ｙ＝ｍ(1)*Ｒ＋ｍ(2)*Ｇ＋ｍ(3)*Ｂ を満たす値。
【００６９】そして、前記第１信号処理部１０から出力
されるＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号をマトリックス処
理して色信号Ｃ1L、Ｃ2Lを生成するとともに、これらの
各色信号Ｃ1L、Ｃ2Lと前記ガンマ回路２６から出力され
る定輝度信号ＹS とを逆マトリックス処理した後、クリ
ップ処理、マトリックス処理を順次、行なって前記色信
号Ｃ1L、Ｃ2Lの高周波成分を作り出して正確な色信号Ｃ
1 、Ｃ2 を再生しこれらを逆マトリックス回路２８に供
給する。
されるＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号をマトリックス処
理して色信号Ｃ1L、Ｃ2Lを生成するとともに、これらの
各色信号Ｃ1L、Ｃ2Lと前記ガンマ回路２６から出力され
る定輝度信号ＹS とを逆マトリックス処理した後、クリ
ップ処理、マトリックス処理を順次、行なって前記色信
号Ｃ1L、Ｃ2Lの高周波成分を作り出して正確な色信号Ｃ
1 、Ｃ2 を再生しこれらを逆マトリックス回路２８に供
給する。
【００７０】逆マトリックス回路２８は前記ガンマ回路
２６から供給される定輝度信号ＹS と前記色信号補正回
路２７から出力される各色信号Ｃ1 、Ｃ2 とを処理して
Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号を生成し、これらを各逆ガンマ
補正回路２９に各々供給する。
２６から供給される定輝度信号ＹS と前記色信号補正回
路２７から出力される各色信号Ｃ1 、Ｃ2 とを処理して
Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号を生成し、これらを各逆ガンマ
補正回路２９に各々供給する。
【００７１】各逆ガンマ補正回路２９は前記逆マトリッ
クス回路２８から供給されるＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号を
個々に逆ガンマ補正してＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号
を生成しこれらをＣＲＴ１２に供給する。
クス回路２８から供給されるＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号を
個々に逆ガンマ補正してＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号
を生成しこれらをＣＲＴ１２に供給する。
【００７２】ＣＲＴ１２は前記各逆ガンマ補正回路２９
からＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が供給されたとき、
これらに基づいたＲＧＢ画面を表示する。
からＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が供給されたとき、
これらに基づいたＲＧＢ画面を表示する。
【００７３】次に、図４ないし図８を参照しながらをこ
の実施例の動作を説明する。
の実施例の動作を説明する。
【００７４】まず、送像機１に図４に示すような彩度が
高く、高周波のＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が入力されて、
送像機１から現在、使用されているテレビジョンシステ
ムと同じ色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’が出力されるとともに、
図５（ａ）に示す定輝度信号ＹS ’が出力され、これら
定輝度信号ＹS ’と前記各色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とが第
１信号処理部１０によって処理されて図５（ａ）に示す
ＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号が生成されこれらＲL 信
号、ＧL 信号、ＢL 信号と、前記定輝度信号ＹS ’とが
第２信号処理部１１に供給される。
高く、高周波のＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が入力されて、
送像機１から現在、使用されているテレビジョンシステ
ムと同じ色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’が出力されるとともに、
図５（ａ）に示す定輝度信号ＹS ’が出力され、これら
定輝度信号ＹS ’と前記各色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とが第
１信号処理部１０によって処理されて図５（ａ）に示す
ＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号が生成されこれらＲL 信
号、ＧL 信号、ＢL 信号と、前記定輝度信号ＹS ’とが
第２信号処理部１１に供給される。
【００７５】そして、第２信号処理部１１のマトリック
ス回路３０によって前記ＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号
がマトリックス処理されるとともに、ガンマ回路２６に
よって前記定輝度信号ＹS ’がガンマ補正されて図５
（ｂ）に示す色信号Ｃ1L、Ｃ2Lと、定輝度信号ＹS とが
生成された後、これらの色信号Ｃ1L、Ｃ2Lと定輝度信号
ＹS とが逆マトリックス回路３１によって逆マトリック
ス処理されて図５（ｃ）に示すＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号
が生成されるとともに、各クリップ回路３２によって図
５（ｄ）に示す如く前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号の負側
がクリップされる。
ス回路３０によって前記ＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号
がマトリックス処理されるとともに、ガンマ回路２６に
よって前記定輝度信号ＹS ’がガンマ補正されて図５
（ｂ）に示す色信号Ｃ1L、Ｃ2Lと、定輝度信号ＹS とが
生成された後、これらの色信号Ｃ1L、Ｃ2Lと定輝度信号
ＹS とが逆マトリックス回路３１によって逆マトリック
ス処理されて図５（ｃ）に示すＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号
が生成されるとともに、各クリップ回路３２によって図
５（ｄ）に示す如く前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号の負側
がクリップされる。
【００７６】この後、これらの各クリップ回路３２によ
ってクリップされたＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号がマトリッ
クス回路３３によってマトリックス処理されて図５
（ｅ）に示す色信号Ｃ1 、Ｃ2 が生成され、各ローパス
フィルタ３４によって前記各色信号Ｃ1 、Ｃ2 の高周波
成分がカットされて色信号Ｃ1L、Ｃ2Lが生成されるとと
もに、各割算器３５によって前記各ローパスフィルタ３
４から出力される各色信号Ｃ1L、Ｃ2Lで前記マトリック
ス回路３０から出力される各色信号Ｃ1L、Ｃ2Lが個々に
割り算されて図５（ｆ）に示す比が求められるととも
に、これらの各比の値と前記マトリックス回路３３から
出力される各色信号Ｃ1 、Ｃ2 とが掛け合わされて図５
（ｇ）に示す色信号Ｃ1 、Ｃ2 が生成され、これらが逆
マトリックス回路２８に供給される。
ってクリップされたＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号がマトリッ
クス回路３３によってマトリックス処理されて図５
（ｅ）に示す色信号Ｃ1 、Ｃ2 が生成され、各ローパス
フィルタ３４によって前記各色信号Ｃ1 、Ｃ2 の高周波
成分がカットされて色信号Ｃ1L、Ｃ2Lが生成されるとと
もに、各割算器３５によって前記各ローパスフィルタ３
４から出力される各色信号Ｃ1L、Ｃ2Lで前記マトリック
ス回路３０から出力される各色信号Ｃ1L、Ｃ2Lが個々に
割り算されて図５（ｆ）に示す比が求められるととも
に、これらの各比の値と前記マトリックス回路３３から
出力される各色信号Ｃ1 、Ｃ2 とが掛け合わされて図５
（ｇ）に示す色信号Ｃ1 、Ｃ2 が生成され、これらが逆
マトリックス回路２８に供給される。
【００７７】そして、この逆マトリックス回路２８によ
って前記各掛算器３６から供給される色信号Ｃ1 、Ｃ2
と、前記ガンマ回路２６から供給される定輝度信号ＹS
とが逆マトリックス処理されて図５（ｈ）に示すＲ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号が生成され、これらが各逆ガンマ補
正回路２９によって逆ガンマ補正されてＣＲＴ１２に供
給されＲＧＢ画面が表示される。
って前記各掛算器３６から供給される色信号Ｃ1 、Ｃ2
と、前記ガンマ回路２６から供給される定輝度信号ＹS
とが逆マトリックス処理されて図５（ｈ）に示すＲ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号が生成され、これらが各逆ガンマ補
正回路２９によって逆ガンマ補正されてＣＲＴ１２に供
給されＲＧＢ画面が表示される。
【００７８】この場合、図４および図５（ｈ）から明ら
かなように送像機１に入力されるＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信
号と、逆マトリックス回路２８から出力されるＲ信号、
Ｇ信号、Ｂ信号とを一致させることができ、これによっ
て送像機１に入力されるＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号によっ
て示されるＲＧＢ画面を彩度や解像度を低下させること
なくＣＲＴ１２上に忠実に再現させることができる。
かなように送像機１に入力されるＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信
号と、逆マトリックス回路２８から出力されるＲ信号、
Ｇ信号、Ｂ信号とを一致させることができ、これによっ
て送像機１に入力されるＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号によっ
て示されるＲＧＢ画面を彩度や解像度を低下させること
なくＣＲＴ１２上に忠実に再現させることができる。
【００７９】また、送像機に図６に示すような輝度成分
を持つＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が入力されて、送像機１
から現在、使用されているテレビジョンシステムと同じ
色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’が出力されるとともに、図７
（ａ）に示す定輝度信号ＹS ’が出力され、これら定輝
度信号ＹS ’と前記各色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とが第１信
号処理部１０によって処理されて図７（ａ）に示すＲL
信号、ＧL 信号、ＢL 信号が生成されこれらＲL 信号、
ＧL信号、ＢL 信号と、前記定輝度信号ＹS ’とが第２
信号処理部１１に供給される。
を持つＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が入力されて、送像機１
から現在、使用されているテレビジョンシステムと同じ
色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’が出力されるとともに、図７
（ａ）に示す定輝度信号ＹS ’が出力され、これら定輝
度信号ＹS ’と前記各色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とが第１信
号処理部１０によって処理されて図７（ａ）に示すＲL
信号、ＧL 信号、ＢL 信号が生成されこれらＲL 信号、
ＧL信号、ＢL 信号と、前記定輝度信号ＹS ’とが第２
信号処理部１１に供給される。
【００８０】そして、第２信号処理部１１のマトリック
ス回路３０によって前記ＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号
がマトリックス処理されるとともに、ガンマ回路２６に
よって前記定輝度信号ＹS ’がガンマ補正されて図７
（ｂ）に示す色信号Ｃ1L、Ｃ2Lと、定輝度信号ＹS とが
生成された後、これらの色信号Ｃ1L、Ｃ2Lと定輝度信号
ＹS とが逆マトリックス回路３１によって逆マトリック
ス処理されて図７（ｃ）に示すＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号
が生成されるとともに、各クリップ回路３２によって図
７（ｄ）に示す如く前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号の負側
がクリップされる。
ス回路３０によって前記ＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号
がマトリックス処理されるとともに、ガンマ回路２６に
よって前記定輝度信号ＹS ’がガンマ補正されて図７
（ｂ）に示す色信号Ｃ1L、Ｃ2Lと、定輝度信号ＹS とが
生成された後、これらの色信号Ｃ1L、Ｃ2Lと定輝度信号
ＹS とが逆マトリックス回路３１によって逆マトリック
ス処理されて図７（ｃ）に示すＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号
が生成されるとともに、各クリップ回路３２によって図
７（ｄ）に示す如く前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号の負側
がクリップされる。
【００８１】この後、これらの各クリップ回路３２によ
ってクリップされたＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号がマトリッ
クス回路３３によってマトリックス処理されて図７
（ｅ）に示す色信号Ｃ1 、Ｃ2 が生成され、各ローパス
フィルタ３４によって前記各色信号Ｃ1 、Ｃ2 の高周波
成分がカットされて色信号Ｃ1L、Ｃ2Lが生成されるとと
もに、各割算器３５によって前記各ローパスフィルタ３
４から出力される各色信号Ｃ1L、Ｃ2Lで前記マトリック
ス回路３０から出力される各色信号Ｃ1L、Ｃ2Lが個々に
割り算されて図７（ｆ）に示す比が求められるととも
に、これらの各比の値と前記マトリックス回路３３から
出力される各色信号Ｃ1 、Ｃ2 とが掛け合わされて図７
（ｇ）に示す色信号Ｃ1 、Ｃ2 が生成され、これらが逆
マトリックス回路２８に供給される。
ってクリップされたＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号がマトリッ
クス回路３３によってマトリックス処理されて図７
（ｅ）に示す色信号Ｃ1 、Ｃ2 が生成され、各ローパス
フィルタ３４によって前記各色信号Ｃ1 、Ｃ2 の高周波
成分がカットされて色信号Ｃ1L、Ｃ2Lが生成されるとと
もに、各割算器３５によって前記各ローパスフィルタ３
４から出力される各色信号Ｃ1L、Ｃ2Lで前記マトリック
ス回路３０から出力される各色信号Ｃ1L、Ｃ2Lが個々に
割り算されて図７（ｆ）に示す比が求められるととも
に、これらの各比の値と前記マトリックス回路３３から
出力される各色信号Ｃ1 、Ｃ2 とが掛け合わされて図７
（ｇ）に示す色信号Ｃ1 、Ｃ2 が生成され、これらが逆
マトリックス回路２８に供給される。
【００８２】そして、この逆マトリックス回路２８によ
って前記各掛算器３６から供給される色信号Ｃ1 、Ｃ2
と、前記ガンマ回路２６から供給される定輝度信号ＹS
とが逆マトリックス処理されて図７（ｈ）に示すＲ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号が生成され、これらが各逆ガンマ補
正回路２９によって逆ガンマ補正されてＣＲＴ１２に供
給されＲＧＢ画面が表示される。
って前記各掛算器３６から供給される色信号Ｃ1 、Ｃ2
と、前記ガンマ回路２６から供給される定輝度信号ＹS
とが逆マトリックス処理されて図７（ｈ）に示すＲ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号が生成され、これらが各逆ガンマ補
正回路２９によって逆ガンマ補正されてＣＲＴ１２に供
給されＲＧＢ画面が表示される。
【００８３】この場合にも、図６および図７（ｈ）から
明らかなように送像機１に入力されるＲ信号、Ｇ信号、
Ｂ信号と、逆マトリックス回路２８から出力されるＲ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号とを一致させることができ、これに
よって送像機１に入力されるＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に
よって示されるＲＧＢ画面を彩度や解像度を低下させる
ことなくＣＲＴ１２上に忠実に再現させることができ
る。
明らかなように送像機１に入力されるＲ信号、Ｇ信号、
Ｂ信号と、逆マトリックス回路２８から出力されるＲ信
号、Ｇ信号、Ｂ信号とを一致させることができ、これに
よって送像機１に入力されるＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に
よって示されるＲＧＢ画面を彩度や解像度を低下させる
ことなくＣＲＴ１２上に忠実に再現させることができ
る。
【００８４】このように、この実施例においては、送像
機１から出力される定輝度信号ＹS ’と、色信号
Ｃ1L’、Ｃ2L’とに基づいて受像機２側で前記色信号Ｃ
1L’、Ｃ2L’の高周波成分を再生して送像機１に入力さ
れるＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号と、受像機２側の逆マトリ
ックス回路２８から出力されるＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号
とを一致させるようにしているので、これによってＣＲ
Ｔ１２上に表示されるＲＧＢ画面の彩度や解像度が低下
しないようにすることができる。
機１から出力される定輝度信号ＹS ’と、色信号
Ｃ1L’、Ｃ2L’とに基づいて受像機２側で前記色信号Ｃ
1L’、Ｃ2L’の高周波成分を再生して送像機１に入力さ
れるＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号と、受像機２側の逆マトリ
ックス回路２８から出力されるＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号
とを一致させるようにしているので、これによってＣＲ
Ｔ１２上に表示されるＲＧＢ画面の彩度や解像度が低下
しないようにすることができる。
【００８５】また、上述した実施例においては、送像機
１から出力される色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’を現在、使用さ
れいているテレビジョンシステムのものと全く同じにし
ているので、現在のテレビジョンシステムとの両立性を
確保して現在、使用されている受像機でも彩度や解像度
が低下しないようにすることができる。
１から出力される色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’を現在、使用さ
れいているテレビジョンシステムのものと全く同じにし
ているので、現在のテレビジョンシステムとの両立性を
確保して現在、使用されている受像機でも彩度や解像度
が低下しないようにすることができる。
【００８６】図８は本発明を適用したテレビジョンシス
テムの第２実施例を示すブロック図である。なお、この
図において、図１の各部と同じ部分には同じ符号が付し
てある。
テムの第２実施例を示すブロック図である。なお、この
図において、図１の各部と同じ部分には同じ符号が付し
てある。
【００８７】この図に示すテレビジョンシステムが図１
に示すシステムと異なる点は、受像機の第２信号処理部
１１に代えて第２信号処理部４０を設けたことである。
この第２信号処理部４０が請求項２の補正手段に対応す
る。
に示すシステムと異なる点は、受像機の第２信号処理部
１１に代えて第２信号処理部４０を設けたことである。
この第２信号処理部４０が請求項２の補正手段に対応す
る。
【００８８】第２信号処理部４０は図９に示すように補
正信号生成部４１と、ＲＧＢ信号補正部４２とを備えて
おり、送像機１から供給される定輝度信号ＹS ’に基づ
いて補正信号Ｓ1 を生成するとともに、この補正信号Ｓ
1 に基づいて第１信号処理部１０から出力されるＲL 信
号、ＧL 信号、ＢL 信号を補正して前記送像機１に入力
された前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信
号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を正確に再生しこれらをＣＲＴ
１２に供給してＲＧＢ画面を表示させる。
正信号生成部４１と、ＲＧＢ信号補正部４２とを備えて
おり、送像機１から供給される定輝度信号ＹS ’に基づ
いて補正信号Ｓ1 を生成するとともに、この補正信号Ｓ
1 に基づいて第１信号処理部１０から出力されるＲL 信
号、ＧL 信号、ＢL 信号を補正して前記送像機１に入力
された前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信
号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を正確に再生しこれらをＣＲＴ
１２に供給してＲＧＢ画面を表示させる。
【００８９】補正信号生成部４１は前記送像機１から出
力される定輝度信号ＹS ’をガンマ補正するガンマ回路
４３と、このガンマ回路４３から出力される定輝度信号
ＹS の高周波成分をカットするローパスフィルタ４４
と、このローパスフィルタから出力される定輝度信号Ｙ
SLによって前記ガンマ回路４３から出力される定輝度信
号ＹS を割り算して補正信号Ｓ1 を生成する割算器４５
とを備えており、前記送像機１から出力される定輝度信
号ＹS ’から補正信号Ｓ1 を生成してこれをＲＧＢ信号
補正部４２に供給する。
力される定輝度信号ＹS ’をガンマ補正するガンマ回路
４３と、このガンマ回路４３から出力される定輝度信号
ＹS の高周波成分をカットするローパスフィルタ４４
と、このローパスフィルタから出力される定輝度信号Ｙ
SLによって前記ガンマ回路４３から出力される定輝度信
号ＹS を割り算して補正信号Ｓ1 を生成する割算器４５
とを備えており、前記送像機１から出力される定輝度信
号ＹS ’から補正信号Ｓ1 を生成してこれをＲＧＢ信号
補正部４２に供給する。
【００９０】ＲＧＢ信号補正部４２は前記第１信号処理
部１０から出力されるＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号と
前記補正信号生成部４１から出力される補正信号Ｓ1 と
を個々に掛け合わせてＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号を生成す
る３つの掛算器４６と、これらの各掛算器４６から出力
されるＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号を個々に逆ガンマ補正す
る３つの逆ガンマ補正回路４７とを備えており、前記補
正信号生成部４１から出力される補正信号Ｓ1 に基づい
て前記第１信号処理部１０から出力されるＲL 信号、Ｇ
L 信号、ＢL 信号を補正した後、逆ガンマ補正してＲ’
信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成しこれらをＣＲＴ１２
に供給してＲＧＢ画面を表示させる。
部１０から出力されるＲL 信号、ＧL 信号、ＢL 信号と
前記補正信号生成部４１から出力される補正信号Ｓ1 と
を個々に掛け合わせてＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号を生成す
る３つの掛算器４６と、これらの各掛算器４６から出力
されるＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号を個々に逆ガンマ補正す
る３つの逆ガンマ補正回路４７とを備えており、前記補
正信号生成部４１から出力される補正信号Ｓ1 に基づい
て前記第１信号処理部１０から出力されるＲL 信号、Ｇ
L 信号、ＢL 信号を補正した後、逆ガンマ補正してＲ’
信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成しこれらをＣＲＴ１２
に供給してＲＧＢ画面を表示させる。
【００９１】このように、この実施例においては、補正
信号生成部４１と、ＲＧＢ信号補正部４２とによって第
２信号処理部４０を構成しているので、実用上、十分な
彩度と解像度とを確保しながら受像機２の構成を簡素化
することができるとともに、上述した実施例と同様に、
現在のテレビジョンシステムとの両立性を確保して現
在、使用されている受像機でも彩度や解像度が低下しな
いようにすることができる。
信号生成部４１と、ＲＧＢ信号補正部４２とによって第
２信号処理部４０を構成しているので、実用上、十分な
彩度と解像度とを確保しながら受像機２の構成を簡素化
することができるとともに、上述した実施例と同様に、
現在のテレビジョンシステムとの両立性を確保して現
在、使用されている受像機でも彩度や解像度が低下しな
いようにすることができる。
【００９２】図１０は本発明を適用したテレビジョンシ
ステムの第３実施例を示すブロック図である。
ステムの第３実施例を示すブロック図である。
【００９３】この図に示すテレビジョンシステムは送像
機５０と、受像機５１とを備えており、Ｒ信号、Ｇ信
号、Ｂ信号が供給されたとき、現在、使用されているテ
レビジョンシステムで使用されている送像機と同じく構
成される送像機５０によって前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信
号から輝度信号Ｙr ’と色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを生成
させこれを受像機５１に供給して前記Ｒ信号、Ｇ信号、
Ｂ信号に対応するＲ’Ｇ’Ｂ’信号を生成させＲＧＢ画
面を表示させる。
機５０と、受像機５１とを備えており、Ｒ信号、Ｇ信
号、Ｂ信号が供給されたとき、現在、使用されているテ
レビジョンシステムで使用されている送像機と同じく構
成される送像機５０によって前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信
号から輝度信号Ｙr ’と色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを生成
させこれを受像機５１に供給して前記Ｒ信号、Ｇ信号、
Ｂ信号に対応するＲ’Ｇ’Ｂ’信号を生成させＲＧＢ画
面を表示させる。
【００９４】送像機５０は３つの逆ガンマ補正回路５２
と、マトリックス回路５３と、２つの低周波通過形フィ
ルタ５４とを備えており、Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が供
給されたとき、前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号から輝度信
号Ｙr ’と色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを生成してこれを受
像機５１に供給する。
と、マトリックス回路５３と、２つの低周波通過形フィ
ルタ５４とを備えており、Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号が供
給されたとき、前記Ｒ信号、Ｇ信号、Ｂ信号から輝度信
号Ｙr ’と色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを生成してこれを受
像機５１に供給する。
【００９５】各逆ガンマ補正回路５２は各々Ｒ信号、Ｇ
信号、Ｂ信号が供給されたとき、これらを個々に逆ガン
マ補正してＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成してこ
れをマトリックス回路５３に供給する。
信号、Ｂ信号が供給されたとき、これらを個々に逆ガン
マ補正してＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成してこ
れをマトリックス回路５３に供給する。
【００９６】マトリックス回路５３は前記各逆ガンマ補
正回路５２からＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が供給さ
れたとき、これを処理して輝度信号Ｙr ’を生成してこ
れを受像機５１に供給するとともに、色信号Ｃ1 ’、Ｃ
2 ’を生成してこれを各低周波通過形フィルタ５４に各
々、供給する。
正回路５２からＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号が供給さ
れたとき、これを処理して輝度信号Ｙr ’を生成してこ
れを受像機５１に供給するとともに、色信号Ｃ1 ’、Ｃ
2 ’を生成してこれを各低周波通過形フィルタ５４に各
々、供給する。
【００９７】各低周波通過形フィルタ５４は各々前記マ
トリックス回路５３から各色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’が供給
されたとき、これら各色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’の高周波成
分をカットして色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’を生成しこれを受
像機５１に供給する。
トリックス回路５３から各色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’が供給
されたとき、これら各色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’の高周波成
分をカットして色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’を生成しこれを受
像機５１に供給する。
【００９８】受像機５１は色信号補正部５６と、逆マト
リックス回路５７と、ＣＲＴ５８とを備えており、前記
送像機５０から供給される輝度信号Ｙｒ ’と２つの色
信号Ｃ１Ｌ’、Ｃ２Ｌ’とに基づいて前記Ｒ信号、Ｇ信
号、Ｂ信号に対応するＲ’Ｇ’Ｂ’信号を生成してＣＲ
Ｔ５８上にＲＧＢ画面を表示する。
リックス回路５７と、ＣＲＴ５８とを備えており、前記
送像機５０から供給される輝度信号Ｙｒ ’と２つの色
信号Ｃ１Ｌ’、Ｃ２Ｌ’とに基づいて前記Ｒ信号、Ｇ信
号、Ｂ信号に対応するＲ’Ｇ’Ｂ’信号を生成してＣＲ
Ｔ５８上にＲＧＢ画面を表示する。
【００９９】色信号補正部５６は図１１に示す如く前記
送像機５０から出力される輝度信号Ｙr ’と色信号
Ｃ1L’、Ｃ2L’とを逆マトリックス処理してＲ’信号、
Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成する逆マトリックス回路６０
と、この逆マトリックス回路６０から出力されるＲ’信
号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を個々にクリップする３つのク
リップ回路６１と、これらの各クリップ回路６１から出
力されるＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号をマトリックス
処理して色信号Ｃ1 、Ｃ2 を生成するマトリックス回路
６２と、このマトリックス回路６２から出力される色信
号Ｃ1 、Ｃ2 の高周波成分を個々にカットする２つのロ
ーパスフィルタ６３と、これらの各ローパスフィルタ６
３から出力される色信号Ｃ1L、Ｃ2Lによって前記送像機
５０から出力される色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’を個々に割り
算する２つの割算器６４と、これらの各割算器６４の割
り算結果と前記マトリックス回路６２から出力される色
信号Ｃ1 、Ｃ2 とを個々に掛け合わせる２つの掛算器６
５とを備えており、前記送像機５０から出力される輝度
信号Ｙr ’と、色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とに基づいてこれ
ら色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’の高周波成分を再生して色信号
Ｃ1 ’、Ｃ2 ’を生成しこれらを逆マトリックス回路５
７に供給する。
送像機５０から出力される輝度信号Ｙr ’と色信号
Ｃ1L’、Ｃ2L’とを逆マトリックス処理してＲ’信号、
Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成する逆マトリックス回路６０
と、この逆マトリックス回路６０から出力されるＲ’信
号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を個々にクリップする３つのク
リップ回路６１と、これらの各クリップ回路６１から出
力されるＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号をマトリックス
処理して色信号Ｃ1 、Ｃ2 を生成するマトリックス回路
６２と、このマトリックス回路６２から出力される色信
号Ｃ1 、Ｃ2 の高周波成分を個々にカットする２つのロ
ーパスフィルタ６３と、これらの各ローパスフィルタ６
３から出力される色信号Ｃ1L、Ｃ2Lによって前記送像機
５０から出力される色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’を個々に割り
算する２つの割算器６４と、これらの各割算器６４の割
り算結果と前記マトリックス回路６２から出力される色
信号Ｃ1 、Ｃ2 とを個々に掛け合わせる２つの掛算器６
５とを備えており、前記送像機５０から出力される輝度
信号Ｙr ’と、色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とに基づいてこれ
ら色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’の高周波成分を再生して色信号
Ｃ1 ’、Ｃ2 ’を生成しこれらを逆マトリックス回路５
７に供給する。
【０１００】逆マトリックス回路５７は前記送像機５０
から出力される輝度信号Ｙr ’と、前記色信号補正部５
６から供給される色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’とを逆マトリッ
クス処理してＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成しこ
れをＣＲＴ５８に供給してＲＧＢ画面を表示させる。
から出力される輝度信号Ｙr ’と、前記色信号補正部５
６から供給される色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’とを逆マトリッ
クス処理してＲ’信号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成しこ
れをＣＲＴ５８に供給してＲＧＢ画面を表示させる。
【０１０１】このようにこの実施例においては、送像機
５０の構成を現在、使用されているテレビジョンシステ
ムの送像機と同一にし、受像機５１に設けられた色信号
補正部５６によって前記送像機５０から出力される輝度
信号Ｙr ’と、色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを処理してこの
色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’の高周波成分を再生することによ
り、色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’を生成して前記送像機５０に
入力されたＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信
号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成するようにしたので、現
在、使用されているテレビジョンシステムの受像機を本
発明による受像機５１に変更するだけで、上述した実施
例と同様にＣＲＴ５８上に表示されるＲＧＢ画面の彩度
と解像度とを向上させることができる。
５０の構成を現在、使用されているテレビジョンシステ
ムの送像機と同一にし、受像機５１に設けられた色信号
補正部５６によって前記送像機５０から出力される輝度
信号Ｙr ’と、色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’とを処理してこの
色信号Ｃ1L’、Ｃ2L’の高周波成分を再生することによ
り、色信号Ｃ1 ’、Ｃ2 ’を生成して前記送像機５０に
入力されたＲ信号、Ｇ信号、Ｂ信号に対応するＲ’信
号、Ｇ’信号、Ｂ’信号を生成するようにしたので、現
在、使用されているテレビジョンシステムの受像機を本
発明による受像機５１に変更するだけで、上述した実施
例と同様にＣＲＴ５８上に表示されるＲＧＢ画面の彩度
と解像度とを向上させることができる。
【０１０２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、受
信機側で色信号の高周波成分を作り出すことにより、彩
度や解像度を正確に再現することができるとともに、現
在のテレビジョンシステムとの両立性を確保して現在、
使用されている受像機でも彩度や解像度が低下しないよ
うにすることができる。
信機側で色信号の高周波成分を作り出すことにより、彩
度や解像度を正確に再現することができるとともに、現
在のテレビジョンシステムとの両立性を確保して現在、
使用されている受像機でも彩度や解像度が低下しないよ
うにすることができる。
【図１】本発明を適用したテレビジョンシステムの第１
実施例を示すブロック図である。
実施例を示すブロック図である。
【図２】図１に示す第１信号処理部の詳細な回路例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図３】図１に示す第２信号処理部の詳細な回路例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図４】図１に示すテレビジョンシステムの送像機側に
入力されるＲＧＢ信号の一例を示す模式図である。
入力されるＲＧＢ信号の一例を示す模式図である。
【図５】図１に示すテレビジョンシステムにおいて、図
４に示すＲＧＢ信号が入力されたときの動作例を示す模
式図である。
４に示すＲＧＢ信号が入力されたときの動作例を示す模
式図である。
【図６】図１に示すテレビジョンシステムの送像機側に
入力されるＲＧＢ信号の一例を示す模式図である。
入力されるＲＧＢ信号の一例を示す模式図である。
【図７】図１に示すテレビジョンシステムにおいて、図
４に示すＲＧＢ信号が入力されたときの動作例を示す模
式図である。
４に示すＲＧＢ信号が入力されたときの動作例を示す模
式図である。
【図８】本発明を適用したテレビジョンシステムの第２
実施例を示すブロック図である。
実施例を示すブロック図である。
【図９】図８に示す第２信号処理部の詳細な回路例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図１０】本発明を適用したテレビジョンシステムの第
３実施例を示すブロック図である。
３実施例を示すブロック図である。
【図１１】図１０に示す色信号補正部の詳細な回路例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図１２】従来から知られているテレビジョンシステム
の一例を示すブロック図である。
の一例を示すブロック図である。
【図１３】図１２に示すテレビジョンシステムの送像機
に入力されるＲＧＢ信号の一例を示す模式図である。
に入力されるＲＧＢ信号の一例を示す模式図である。
【図１４】図１２に示すテレビジョンシステムにおい
て、図１３に示すＲＧＢ信号が入力されたときの動作例
を示す模式図である。
て、図１３に示すＲＧＢ信号が入力されたときの動作例
を示す模式図である。
【図１５】従来から知られているテレビジョンシステム
で使用される他の受像機例を示すブロック図である。
で使用される他の受像機例を示すブロック図である。
【図１６】図１５に示すテレビジョンシステムの送像機
に入力されるＲＧＢ信号の一例を示す模式図である。
に入力されるＲＧＢ信号の一例を示す模式図である。
【図１７】図１５に示すテレビジョンシステムにおい
て、図１６に示すＲＧＢ信号が入力されたときの動作例
を示す模式図である。
て、図１６に示すＲＧＢ信号が入力されたときの動作例
を示す模式図である。
【図１８】従来から知られている定輝度伝送方式による
テレビジョンシステムで使用される送像機の一例を示す
ブロック図である。
テレビジョンシステムで使用される送像機の一例を示す
ブロック図である。
【図１９】従来から知られている定輝度伝送方式による
テレビジョンシステムで使用される受像機の一例を示す
ブロック図である。
テレビジョンシステムで使用される受像機の一例を示す
ブロック図である。
【図２０】図１８および図１９に示すテレビジョンシス
テムにおいて、図１３に示すＲＧＢ信号が入力されたと
きの動作例を示す模式図である。
テムにおいて、図１３に示すＲＧＢ信号が入力されたと
きの動作例を示す模式図である。
【図２１】図１８および図１９に示すテレビジョンシス
テムの送像機から出力される定輝度信号、色信号を図１
２に示す受像機で再生したときの動作例を示す模式図で
ある。
テムの送像機から出力される定輝度信号、色信号を図１
２に示す受像機で再生したときの動作例を示す模式図で
ある。
１ 送像機 ２ 受像機 ３ 定輝度信号生成部 ４ 色信号生成部 １０ 第１信号処理部 １１ 第２信号処理部 １２ ＣＲＴ
Claims (3)
- 【請求項１】 送像機から供給される定輝度信号と色信
号とを取り込んで低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成するＲ
ＧＢ信号生成手段と、 生成されたＲ、Ｇ、Ｂ信号と前記定輝度信号とに基づい
て色信号の高周波成分を生成してＲＧＢ画面を再現する
色信号生成手段とを備えて成り、 前記ＲＧＢ信号生成手段は、 前記送像機から供給される定輝度信号の高周波成分をカ
ットして低周波の定輝度信号を生成するローパスフィル
タと、 このローパスフィルタで得られた低周波の定輝度信号と
前記送像機から供給される色信号とを逆マトリックス処
理して低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成する第１の逆マト
リックス回路と、 第１の逆マトリックス回路で得られた低周波のＲ、Ｇ、
Ｂ信号を個々にガンマ補正して低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号
を生成するガンマ回路と、 このガンマ回路で得られた低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号をマ
トリックス処理して定輝度信号を生成する第１のマトリ
ックス回路と、 第１のマトリックス回路で得られた定輝度信号を逆ガン
マ補正して定輝度信号を生成する逆ガンマ補正回路と、 この逆ガンマ補正回路で得られた定輝度信号と前記ロー
パスフィルタから出力される定輝度信号との差を求める
減算器と、 この減算器から出力される差信号と前記ローパスフィル
タから出力される定輝度信号とを加算して輝度信号を生
成する加算器と、 加算器で得られた輝度信号と、前記送像機から供給され
る色信号とを逆マトリックス処理して低周波のＲ、Ｇ、
Ｂ信号を生成する第２の逆マトリックス回路と、を備
え、 前記色信号生成手段は、 前記ＲＧＢ信号生成手段から出力される低周波のＲ、
Ｇ、Ｂ信号をマトリックス処理して色信号を生成する第
２のマトリックス回路と、 第２のマトリックス回路で得られた色信号と前記送像機
から供給されガンマ補正される定輝度信号とを逆マトリ
ックス処理してＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成する第３の逆マト
リックス回路と、 第３の逆マトリックス回路で得られたＲ、Ｇ、Ｂ信号の
負側を個々にクリップするクリップ回路と、 このクリップ回路で得られたＲ、Ｇ、Ｂ信号をマトリッ
クス処理して色信号を生成する第３のマトリックス回路
と、 第３のマトリックス回路で得られた色信号の高周波成分
をカットして色信号を生成するローパスフィルタと、 このローパスフィルタで得られた色信号と前記第２のマ
トリックス回路から出力される色信号との比を個々に演
算する割算器と、 この割算器で得られた色信号の比と前記第３のマトリッ
クス回路から出力される色信号とを個々に掛け合わせて
色信号を生成する掛算器とこの掛算器で得られた色信号
と前記定輝度信号とを逆マトリックス処理して前記送像
機に入力されるＲ、Ｇ、Ｂ信号と一致したＲ、Ｇ、Ｂ信
号を生成する第４の逆マトリックス回路と、 を備えたことを特徴とするテレビ信号受像機。 - 【請求項２】 請求項１記載のテレビ信号受像機におい
て、 前記色信号生成手段に代わり前記ＲＧＢ信号生成手段に
より生成されたＲ、Ｇ、Ｂ信号を前記送像機から供給さ
れる定輝度信号により補正してＲＧＢ画面を再現する補
正手段を備えて成り、 前記補正手段は、 前記送像機から供給される定輝度信号の高周波成分をカ
ットするローパスフィルタと、 このローパスフィルタから出力される定輝度信号によっ
て前記送像機から供給される定輝度信号を割り算して補
正信号を生成する割算器と、 この割算器で得られた補正信号と前記ＲＧＢ信号生成手
段から出力される低周波のＲ、Ｇ、Ｂ信号とを個々に掛
け合わせて新たなＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成する掛算器と、 を備えたことを特徴とするテレビ信号受像機。 - 【請求項３】 送像機から供給される輝度信号と色信号
とを取り込んで、色信号の高周波成分を生成してＲＧＢ
画面を再現するテレビ信号受信装置であって、 前記送像機から供給される輝度信号と色信号とを逆マト
リックス処理してＲ、Ｇ、Ｂ信号を生成する逆マトリッ
クス回路と、 この逆マトリックス回路で得られたＲ、Ｇ、Ｂ信号を個
々にクリップするクリップ回路と、 クリップ回路から出力されるＲ、Ｇ、Ｂ信号をマトリッ
クス処理して色信号を生成するマトリックス回路と、 このマトリックス回路で得られた色信号の高周波成分を
個々にカットするローパスフィルタと、 ローパスフィルタから出力される色信号によって前記送
像機から供給される色信号を個々に割り算する割算器
と、 割算器の割り算結果と前記マトリックス回路から出力さ
れる色信号とを個々に掛け合わせる掛算器と、 前記送像機から供給される輝度信号と、前記掛算器で得
られた色信号とを逆マトリックス処理してＲ、Ｇ、Ｂ信
号を生成する逆マトリックス回路と、 を備えたことを特徴とするテレビ信号受像機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10283291A JP3253315B2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | テレビ信号受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10283291A JP3253315B2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | テレビ信号受像機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04332292A JPH04332292A (ja) | 1992-11-19 |
| JP3253315B2 true JP3253315B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=14337982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10283291A Expired - Fee Related JP3253315B2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | テレビ信号受像機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3253315B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-08 JP JP10283291A patent/JP3253315B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04332292A (ja) | 1992-11-19 |
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