JPH0651734A - 色信号の輝度調整方法及び装置 - Google Patents

色信号の輝度調整方法及び装置

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JPH0651734A
JPH0651734A JP5114309A JP11430993A JPH0651734A JP H0651734 A JPH0651734 A JP H0651734A JP 5114309 A JP5114309 A JP 5114309A JP 11430993 A JP11430993 A JP 11430993A JP H0651734 A JPH0651734 A JP H0651734A
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JP
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luminance
color
signal
average value
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JP5114309A
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David R Cok
ロイ コック デビッド
Heemin Kwon
ウォン ヘーミン
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Eastman Kodak Co
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Eastman Kodak Co
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/68Circuits for processing colour signals for controlling the amplitude of colour signals, e.g. automatic chroma control circuits
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  • Signal Processing (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 3個の色信号組の輝度値を調整するための改
善された方法及びそれを実施することができる回路を提
供する。 【構成】 原色信号から輝度信号が形成され、該輝度信
号が新輝度を定めるために使用される。原色信号は、そ
の後、原色の色相または飽和を変化させない方法で新輝
度をもつように調整される。この方法は、アナログまた
はデジタル回路で実施され、或いは汎用コンピュータに
よっても実施され得る。この方法により、付加されるハ
ードウェアまたは演算の量はわずかで、全体輝度に対し
て非線形的にのみ影響を及ぼすように色信号を変化させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタルイメージ処理、
特に3個の色信号の色成分を調整することなく入力輝度
のみを調整する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な技術として、3原色に対応する
3個のアナログまたはデジタル信号を用いて任意の色を
表現するということが行われている。この3原色とは、
赤−緑−青またはシアン−マゼンタ−イエロー等の適切
な3色である。赤−緑−青の3色は、カラービデオ信号
として一般に使用されており、これら3原色を任意の強
さで組み合わせることにより、種々の色が表現されるよ
うになっている。この時に、色キャストの補正または全
体の輝度の調整等の行う際に、3個の強度に対応する色
を調整することが必要になる場合がある。
【0003】このような調整を行うための一般的な方法
は、色信号を含む3信号の各々を個別に変化させる方法
である。アナログシステムでは、これは3信号の各々を
それぞれの非線形変換回路に通過させることによって行
われる。この従来方法を実現する装置のブロック図を図
4に示す。図4において、3種の色「R IN」、「G
IN」、及び「B IN」は、それぞれR、G、及び
Bの各変換回路内で変換され、それぞれ出力信号「R
OUT」、「G OUT」、及び「B OUT」を形成
する。デジタルシステムでは、各信号はそれ自身の独立
した自動照合表(ルックアップテーブル)によって変換
される。このデジタルシステムにおける自動照合表は、
各可能入力値に対応する新たな値を備えているものであ
り、図4のアナログシステムにおける変換回路にとって
代わるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、米国特許第
4,712,132号(発明の名称 「イメージ表示信
号の振幅範囲低減方法及び装置」; 発明者 S.So
ca)には、3個の入力信号に対して作用し、入力信号
と同じ比を保持した3個の出力信号を得る装置が開示さ
れている。
【0005】しかしながら、従来の信号処理装置あるい
は信号処理方法では、入力色の色に影響を及ぼすことな
く、輝度のみを調整することはできなかった。
【0006】本発明の目的は、アナログ回路やデジタル
ハードウェアで実施でき、或いはデジタルハードウェア
に類似した汎用コンピュータ装置によって容易に演算実
行が可能で、入力色の色に影響を及ぼすことなく、その
輝度のみを調整する新規な方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明に係る輝度調整方法においては、3
個の色信号組の色成分を調整せずに輝度成分を調整する
方法であって、3個の色信号組の輝度成分の重み付け平
均値を求めるステップと、重み付け平均値を非線形変換
関数により変換して輝度差信号を形成するステップと、
輝度差信号と3個の色信号組の輝度成分との和をとるこ
とにより輝度調整された3個の色信号組を形成するステ
ップと、を含む。
【0008】本発明の好適な可能実施例では、ルックア
ップ表は重み付け平均信号を形成して重み付け輝度信号
の変換を実行するために使用され、或いはまたそれに相
当するアナログ装置でもよい。
【0009】以上より、本発明の第1目的は、3個の色
信号組の輝度値を調整するための改善された方法及び該
方法を実施するための付随回路を提供する点にあること
が理解される。
【0010】本発明の他の目的は、多成分色信号組の輝
度成分のみを調整するための方法を提供することにあ
る。
【0011】本発明のこれら及び他の目的は、本発明の
記載の一部を構成し同一符号は同一部品を示す各図面及
び次の詳細記載によってより明らかとなろう。
【0012】即ち、以上のような目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る色信号の輝度調整方法にお
いては、3個の色信号の組の色成分を調整せずに輝度成
分を調整する輝度調整方法であって、3個の色信号の組
の輝度成分をそれぞれ重み付けしその重み付けされた輝
度成分の平均値を求める工程と、重み付けされた輝度成
分の平均値を非線形変形関数により変換する工程と、変
換後の値と変換前の値の差を取って輝度差信号を形成す
る工程と、この輝度差信号と前記3個の色信号の組の輝
度成分の和をとることにより輝度調整がされた3個の色
信号の組を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
【0013】また、本発明の請求項2に係る色信号の輝
度調整方法においては、請求項1記載の輝度調整方法に
おいて、前記重み付けされた輝度成分の平均値は、3個
の色信号の各々とそれらに対応してそれぞれ選択された
係数とを乗算して求められたその各積の相加平均である
ことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項3に係る色信号の輝度調整
方法においては、請求項2記載の輝度調整方法におい
て、前記重み付けされた輝度成分の平均値の変換は、当
該平均信号を自動照合表に通過させることにより行われ
ることを特徴とする。
【0015】更に、上記輝度調整方法を実行するための
色信号の輝度調整装置として、本発明の請求項4に係る
色信号の輝度調整装置においては、3個の色信号の組の
色成分を調整せずに輝度成分を調整する輝度調整装置で
あって、3個の色信号の組の輝度成分をそれぞれ重み付
けしその重み付けされた輝度成分の平均値を算出する平
均値算出手段と、重み付けされた輝度成分の平均値を非
線形変形関数により変換する変換手段と、この変換手段
により変換された後、変換後の値と変換前の値の差を取
って輝度差信号を形成する輝度差信号形成手段と、この
輝度差信号と前記3個の色信号の組の輝度成分とを加算
することにより輝度調整がされた3個の色信号の組を形
成する手段と、を含むことを特徴とする。
【0016】本発明の請求項5に係る色信号の輝度調整
装置においては、請求項4記載の輝度調整装置におい
て、前記平均値算出手段は、3個の色信号毎に設けられ
該各色信号とそれに対応して選択された係数とをそれぞ
れ乗算する3個の乗算手段と、前記各乗算手段により算
出された積の相加平均を算出することにより前記平均値
を算出する手段と、を含むことを特徴とする。
【0017】本発明の請求項6に係る色信号の輝度調整
装置においては、請求項5記載の輝度調整装置におい
て、前記変換手段は、非線形変換値の自動照合表を備え
非線形変換を行う自動照合装置であることを特徴とす
る。
【0018】本発明の請求項7に係る色信号の輝度調整
装置においては、請求項4記載の輝度調整装置におい
て、前記平均値算出手段は3個の加算ノードからなり、
該各ノードは輝度差信号及び3個の色信号組中の各色信
号の輝度成分をその一入力として受信することを特徴と
する。
【0019】
【作用】以上のような構成を有する本発明の請求項1に
係る色信号の輝度調整方法においては、3個の色信号の
組の輝度成分がそれぞれ重み付けされ、その重み付けさ
れた輝度成分の平均値が求められる。この重み付けされ
た輝度成分の平均値は非線形変形関数により変換され、
変換後の値と変換前の値の差が取られて輝度差信号が形
成される。そして、この輝度差信号と前記3個の色信号
の組の輝度成分の和がとられることにより、輝度調整が
された3個の色信号の組が形成される。このようにし
て、3個の色信号の組の色成分を調整せずに、輝度成分
を調整する輝度調整方法が実現される。
【0020】本発明の請求項2に係る色信号の輝度調整
方法においては、3個の色信号の各々に、それらに対応
してそれぞれ選択された係数が乗算される。そして、求
められたその各積の総和が算出され、その総和が色信号
の個数で割られることにより相加平均が求められ、これ
が前記重み付けされた輝度成分の平均値とされる。
【0021】本発明の請求項3に係る色信号の輝度調整
方法においては、前記重み付けされた輝度成分の平均値
が動照合表に通過されることにより、当該重み付けされ
た輝度成分の平均値の変換が行われる。
【0022】一方、本発明の請求項4に係る色信号の輝
度調整装置においては、平均値算出手段により、請求項
1の方法と同様の方法で、重み付けされた輝度成分の平
均値が算出される。平均値算出手段により算出された平
均値は、変換手段により変換され、輝度差信号形成手段
により変換後の値と変換前の値の差が取られて輝度差信
号が形成される。そして、この輝度差信号と前記3個の
色信号の組の輝度成分とが加算されることにより、輝度
調整がされた3個の色信号の組が形成される。
【0023】請求項5の輝度調整装置においては、請求
項4記載の輝度調整装置において、乗算手段により、3
個の色信号とそれに対応した所定の係数との乗算が行わ
れ、この各乗算手段により算出された積の相加平均がと
られることにより前記平均値が算出される。
【0024】請求項6の輝度調整装置においては、自動
照合装置において、非線形変換値の自動照合表により、
非線形変換が行われる。
【0025】請求項7の輝度調整装置においては、前記
平均値算出手段は3個の加算ノードからなるため、該各
ノードは輝度差信号及び3個の色信号組中の各色信号の
輝度成分がその一入力として受信される。
【0026】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について説明す
る。
【0027】本実施例に係る色信号の輝度調整装置は、
次のように作用する。まず、3個の色信号の重み付け平
均(重み付けされた輝度成分の平均値)が算出される。
これらの“重み”は、結果として生じる信号が3個の入
力信号に対応する色の輝度を表すように適宜選択され
る。これらの重みの選択は、3個の入力原色の正確なス
ペクトル定義(人間の目の明るさを感じる割合等)に依
存する。標準NTSC原色に基づく標準ビデオ信号で
は、これらの重みは、赤、緑、及び青に対してそれぞれ
(0.30、0.59、0.11)でなる。即ち、人間
の目の明るさを感じる割合が、赤、緑、及び青に対して
それぞれ(0.30、0.59、0.11)であるか
ら、それぞれの色信号に対してこの割合で重み付けを行
う。輝度信号は、その後、非線形変換関数により変換さ
れ、或いは単一の自動照合表(ルックアップテーブル)
により変換される。本実施例においては、具体的には、
図2に示されるような自動照合表(ルックアップテーブ
ル)を用いて行う。そして、新輝度値と旧輝度値との差
が求められる。なお、これに代えて、該輝度差を直接生
成するように伝達関数及び索引テーブルを構成すること
も可能である。正または負となる輝度差は、その後3個
の原入力信号の各々へ付加され、3個の出力信号が生成
される。3個の各入力信号は同じ割合で変化されている
ので、その色を変化させることなく輝度変化が行われ
る。独立した自動照合表(ルックアップテーブル)によ
って、各色はその強度に依存して種々に変化される。
【0028】例えば、青チャンネルの強度不足に対して
全入力信号を補正するためには、赤及び緑信号を変化さ
せないが青伝達関数を生成する赤及び緑伝達関数もしく
は自動照合表(ルックアップテーブル)、または青信号
を増大させる自動照合表を生成する。
【0029】この伝統的構成は色キャストの補正または
チャンネル独立較正の実行には適しているが、その変化
が非線形である場合には信号によって表される色の輝度
のみを変化させるための作用には不適である。
【0030】図1は、本発明のデジタル構成を示す。図
において、3個の入力信号である「R IN」、「G
IN」、及び「B IN」の組がそれぞれ3個の加算ノ
ード12、14及び16の入力及び3個の自動照合装置
18、22および24の入力へ供給される。
【0031】自動照合表(ルックアップテーブル)から
の各出力は、加算ノード26内で互いに加算され、輝度
信号が生成される。輝度信号は前記自動照合表を備える
自動照合装置28の入力へ伝送され、この自動照合装置
の出力が輝度差信号となり、該輝度差信号が加算ノード
12、14及び16の各々へ伝送され、信号「R OU
T」、「G OUT」及び「R OUT」が形成される
こととなる。
【0032】図2には、非線形伝達関数のグラフを示
す。各チャンネル内における強度0.8の入力中立信号
は、各チャンネル内において強度0.9の中立信号に変
換される。しかし、3個のチャンネル内における(0.
2、0.8、0.8)の色入力信号は、信号の全体色及
び輝度を変化させる(0.1、0.9、0.9)の新た
な色にマップされる。
【0033】ところが、これに代えて本発明が使用され
れば、(0.2、0.8、0.8)の入力色は、(0.
30、0.59、0.11)の重みを用いて0.62の
輝度値に変換され、これが0.08の輝度差の新規な輝
度値にマップされる。従って、新規な色は(0.28、
0.88、0.88)となる。
【0034】即ち、(0.2、0.8、0.8)の入力
色は、(0.30、0.59、0.11)の重みを用い
て、0.2×0.30+0.8×0.59+0.8×
0.11=0.06+0.472+0.088=0.6
2となり、入力色の重み付け平均値(重み付けされた輝
度成分の平均値)が算出される。この重み付け平均値
は、実施例においては、図2に示されている非線形伝達
関数のグラフを用いて変換され、変換値0.7が出力さ
れる(図2の非線形伝達関数のグラフにおいて、横軸の
0.62に対応する縦軸の値が0.7だからである)。
そして、変換後の値である0.7から変換前の値0.6
2が減算され、輝度差信号が形成される。実施例におい
て、輝度差信号は、0.7−0.62=0.08で、
0.08になる。なお、重み付け平均値によっては、輝
度差信号が負の極性を有することもある。実施例におけ
る輝度差信号値0.08は、もとの入力色(0.2、
0.8、0.8)にそれぞれ加算され、これにより、新
規な色の輝度(0.28、0.88、0.88)が生成
する。
【0035】この方法のアナログ実施形態を図3に示
す。3個の入力信号「R IN」、「G IN」及び
「B IN」がそれぞれ3個の加算ノード42、44及
び46の入力及び3個の定数乗算器48、50及び52
の組へそれぞれ供給される。3個の乗算器からの出力信
号は、加算ノード54内で互いに加算される。各乗算器
への他の入力は、R、G、B信号からの輝度信号を形成
する係数である。加算された信号は、その後伝達関数回
路56の入力へ供給される。伝達関数回路56は図2に
示したものであり、減算器58へフィードフォワードす
る。減算器はまた、新規な輝度信号である伝達関数回路
56からの出力を受信する。加算器58からの出力は、
新輝度と旧輝度との差であり、この差は加算ノード4
2、44及び46の各々への入力として伝送される。加
算ノードからの出力は、「R OUT」、「G OU
T」及び「B OUT」信号である。
【0036】輝度差が原色信号へ付加される上述した方
法は、入力信号が、3個の信号によって表される色を構
成する光の物理的強度の対数に比例する場合に適する。
電気またはデジタル信号による物理的強度の表示が対数
関数以外のものであれば、回路はそれに応じて変更する
必要がある。例えば、もし信号値が強度自体に比例する
ならば、新輝度と旧輝度との比を求め、この比が3個の
原色信号に対する乗数として使用される。
【0037】要約すれば、本発明の要点は、原色信号か
ら輝度信号を形成し、これを用いて新輝度を定め、そし
て原色の色相または飽和を変化させない方法でこの新輝
度をもつように原色を調整することである。この方法
は、極めて簡単なアナログまたはデジタル回路で実施で
き、またはデジタル回路に類似した汎用コンピュータ装
置内で効率的に演算実施可能である。この方法によっ
て、付加すべきハードウェアまたは演算はわずかな量
で、全体輝度のみに影響を与えるようにそして非線形的
に色信号を変化させることができる。
【0038】即ち本実施例によれば、3個の色信号組の
輝度値を調整するための改善された方法及びそれを実施
するための回路が提供される。これらは、原色信号から
輝度信号が形成され、該輝度信号が新輝度を定めるため
に使用される。原色信号は、その後、原色の色相または
飽和を変化させない方法で新輝度をもつように調整され
る。この方法は、アナログまたはデジタル回路で実施さ
れ、或いは汎用コンピュータによっても実施され得る。
この方法により、付加されるハードウェアまたは演算の
量はわずかで、全体輝度に対して非線形的にのみ影響を
及ぼすように色信号を変化させることができる。
【0039】以上、本発明の好適な実施例と考えられる
ものを示したが、本発明の本質的思想から逸脱すること
なく、数多くの変更や改良が可能であることは明らかで
ある。それゆえに、特許請求の範囲には、本発明の真正
範囲内のそうした全ての変更及び改良が包含されてい
る。
【0040】
【発明の効果】以上のような本発明によれば、原色信号
から輝度信号を形成し、これを用いて新輝度を定め、そ
して原色の色相または飽和を変化させない方法でこの新
輝度をもつように原色を調整することができる。本発明
に係る方法は、極めて簡単なアナログまたはデジタル回
路で実施でき、またはデジタル回路に類似した汎用コン
ピュータ装置内で効率的に演算実施可能である。この方
法によって、付加すべきハードウェアまたは演算はわず
かな量で、全体輝度のみに影響を与えるようにそして非
線形的に色信号を変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明に使用される非線形変換を示す図であ
る。
【図3】本発明方法のアナログ構成を示すブロック図で
ある。
【図4】3入力信号を変換するための従来技術を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
12、14、16 加算ノード 18、22、24 自動照合表(ルックアップテーブ
ル) 48、50、52 定数乗算器 56 伝達関数回路 58 減算器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3個の色信号の組の色成分を調整せずに
    輝度成分を調整する輝度調整方法であって、 3個の色信号の組の輝度成分をそれぞれ重み付けし、そ
    の重み付けされた輝度成分の平均値を求める工程と、 重み付けされた輝度成分の平均値を非線形変形関数によ
    り変換する工程と、 変換後の値と変換前の値の差を取ることにより輝度差信
    号を形成する工程と、この輝度差信号と前記3個の色信
    号の組の輝度成分の和をとることにより、輝度調整がさ
    れた3個の色信号の組を形成する工程と、 を含むことを特徴とする色信号の輝度調整方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の輝度調整方法において、
    前記重み付けされた輝度成分の平均値は、3個の色信号
    の各々とそれらに対応してそれぞれ選択された係数とを
    乗算して求められたその各積の相加平均であることを特
    徴とする色信号の輝度調整方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の輝度調整方法において、
    前記重み付けされた輝度成分の平均値の変換は、当該平
    均信号を自動照合表に通過させることにより行われるこ
    とを特徴とする色信号の輝度調整方法。
  4. 【請求項4】 3個の色信号の組の色成分を調整せずに
    輝度成分を調整する輝度調整装置であって、 3個の色信号の組の輝度成分をそれぞれ重み付けし、そ
    の重み付けされた輝度成分の平均値を算出する平均値算
    出手段と、 重み付けされた輝度成分の平均値を非線形変形関数によ
    り変換する変換手段と、 前記変換手段により変換された後、変換後の値と変換前
    の値の差を取ることにより輝度差信号を形成する輝度差
    信号形成手段と、 この輝度差信号と前記3個の色信号の組の輝度成分とを
    加算することにより、輝度調整がされた3個の色信号の
    組を形成する手段と、 を含むことを特徴とする色信号の輝度調整装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の輝度調整装置において、 前記平均値算出手段は、 3個の色信号毎に設けられ、該各色信号とそれに対応し
    て選択された係数とをそれぞれ乗算する3個の乗算手段
    と、 前記各乗算手段により算出された積の相加平均を算出す
    ることにより前記平均値を算出する手段と、 を含むことを特徴とする色信号の輝度調整装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の輝度調整装置において、 前記変換手段は、非線形変換値の自動照合表を備え、非
    線形変換を行う自動照合装置であることを特徴とする色
    信号の輝度調整装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の輝度調整装置において、
    前記平均値算出手段は3個の加算ノードからなり、該各
    ノードは、輝度差信号及び3個の色信号組中の各色信号
    の輝度成分をその一入力として受信することを特徴とす
    る色信号の輝度調整装置。
JP5114309A 1992-05-19 1993-05-17 色信号の輝度調整方法及び装置 Pending JPH0651734A (ja)

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