JPH0870394A - Alc/クランプ制御回路 - Google Patents

Alc/クランプ制御回路

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Publication number
JPH0870394A
JPH0870394A JP6203852A JP20385294A JPH0870394A JP H0870394 A JPH0870394 A JP H0870394A JP 6203852 A JP6203852 A JP 6203852A JP 20385294 A JP20385294 A JP 20385294A JP H0870394 A JPH0870394 A JP H0870394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
alc
clamp
output
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP6203852A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Tsuji
敏昭 辻
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0870394A publication Critical patent/JPH0870394A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MUSEデコーダのALCおよびクランプ制
御回路の共用を図る。 【構成】 MUSEデコーダのALCおよびクランプ制
御回路において,ALC及びクランプの基準レベルを切
り換えるスイッチ53と、映像信号と基準レベルとの差
を検出する加算器51と、データ処理回路54と、ルー
プフィルタを構成する加算器55、ALCおよびクラン
プの処理データをそれぞれ保持するラッチ回路56、5
7、上記2つのラッチ出力を切り換えるスイッチ58、
定数倍回路59と、前記2つのラッチ回路の出力をそれ
ぞれD/A変換器60、61で制御電圧を発生し、AL
C回路1及びクランプ回路2を制御する。さらに制御回
路62で前記各回路の切り換え、ラッチタイミング等を
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイビジョンを伝送す
るMUSE(Multiple Sub-Nyquist SamplingEncoding:
多重サブサンプル伝送)方式のデコーダで用いられ,入
力映像信号のALC及びクランプ回路を制御する回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハイビジョン放送が実用化され、
衛星を使ったMUSE方式による放送が開始された。M
USE方式の詳細については、二宮「MUSE−ハイビ
ジョン伝送方式」電子情報通信学会編に記載されてい
る。
【0003】以下、図面を参照しながら従来のALC及
びクランプ制御回路の例について説明する。
【0004】図3は従来MUSEデコーダで用いられて
いるALC及びクランプ制御の一例を示すブロック図で
ある。
【0005】図3において,1はALC(Auto Level
Control)回路であり,後述するALC制御回路7の出力
に応じて入力映像信号の振幅を制御する。2はクランプ
回路であり,後述するクランプ制御回路8の出力に応じ
て対応する一定値にクランプする。3はA/D変換器で
あり、アナログ信号をディジタル信号に変換する。4は
フレームパルス検出回路であり、ALC制御回路7およ
びクランプ制御回路8の処理タイミングを制御する。7
はALC制御回路であり、映像信号の振幅を検出しAL
C回路1のゲインを制御する。8はクランプ制御回路で
あり、映像信号のクランプレベルを検出しクランプ回路
2のクランプレベルを制御する。6は信号処理回路であ
り、内挿処理等を行い、圧縮された映像信号を復元す
る。
【0006】以上のように構成された従来のALCおよ
びクランプ制御回路は、それぞれ独立に制御を行う。A
LC制御回路7では、映像信号の振幅を検出する。MU
SE方式では、信号のダイナミックレンジを256階調
(8ビットの分解能)とした場合、フレームパルスの上
側レベルが239、下側レベルが16と規定されている
(図4(a))。そのため、フレームパルスの上側レベ
ルと下側レベルとの差から振幅を検出してALC回路1
のゲインを調整する。
【0007】クランプ制御回路8では、映像信号のクラ
ンプ期間のレベルを検出する。MUSE方式では、映像
信号のダイナミックレンジを256階調(8ビットの分
解能)とした場合、クランプレベルは128と規定され
ている(図4(b))。そのため、検出したクランプ期
間のレベルと基準レベルとの差を検出して、クランプ回
路2のレベル制御を行う。フレームパルス検出回路4
は、タイミング制御の基準となるフレームパルスを検出
しALC制御回路7およびクランプ制御回路8を制御す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成では、ALC制御回路とクランプ制御回路はそ
れぞれ独立に制御を行う構成のため、回路規模が大きく
なるという課題を有していた。
【0009】本発明は上記課題に鑑み、ALC制御とク
ランプ制御を同一のアルゴリズムで実現し、また時分割
で処理を行うことにより、制御回路を共用化し、さらに
制御ループのゲインを独立に設定できるALC/クラン
プ制御回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、ALC及びクランプの基準レベルを切り換
えて出力する第1のスイッチと、上記第1のスイッチの
出力と入力信号との差を検出する第1の加算器と、上記
第1の加算器の出力からALC及びクランプ制御用のデ
ータを処理する回路と、上記処理回路の出力と後述の定
数倍回路の出力を加算する第2の加算器と、上記第2の
加算器の出力に接続された第1、2のラッチ回路と、上
記2つのラッチ回路の出力を切り換える第2のスイッチ
と、上記第2のスイッチの出力を定数倍して前記第2の
加算器に入力する回路と、前記2つのラッチ回路のそれ
ぞれの出力に接続されたD/A変換器と、前記各回路を
制御する回路からなる。
【0011】
【作用】本発明は上記構成により、ALC制御とクラン
プ制御を時分割で処理し、従来の約半分の回路規模でA
LC及びクランプの制御回路が構成できる。さらに、A
LC回路、クランプ回路を含めた全体ループのゲインを
各々独立に設定ができる。
【0012】
【実施例】以下,図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図2はMUSE方式のテレビジョン受像器の要
部ブロック図であり、図1はALC/クランプ制御回路
5のブロック図である。
【0013】図2において、1はALC回路、2はクラ
ンプ回路、3はA/D変換器、4はフレームパルス検出
回路、6は信号処理回路であり、従来例と同様である。
5はALC/クランプ制御回路であり、図1にその具体
的構成例を示す。
【0014】図1において、51は第1の加算器であ
り、映像信号と基準レベルとの差を検出する。52Aは
ALCの基準レベル、53(B)はクランプの基準レベ
ル、53は第1のスイッチであり、タイミング制御回路
62の出力によりALC基準レベル52(A)とクラン
プ基準レベル53(B)を切り換えて第1の加算器51
に出力する。54はデータ処理回路であり、映像信号の
振幅およびクランプレベルの状態を検出し、数値化す
る。
【0015】55は第2の加算器、56、57はそれぞ
れラッチ回路、58は第2のスイッチ、59は定数倍回
路で、ループフィルタを形成する。60、61はD/A
変換器で、それぞれの出力を基準にALC回路1、クラ
ンプ回路2を制御する。62はタイミング制御回路であ
り、各回路の処理タイミングや切り換え等の制御を行
う。
【0016】以上のように構成されたこの実施例につい
て、以下その動作を説明する。ALC制御は従来例でも
説明したように、MUSE方式の信号の1ライン目と2
ライン目にあるフレームパルスの上側レベルと下側レベ
ルの差を検出し、基準レベルの223(上側レベル23
9から下側レベル16を減算したもの)に対して大きい
か小さいかを検出し、その結果が大きい場合は、ALC
回路1のゲインを小さくし、逆に小さい場合は、ゲイン
を大きくするようにする。ここでは、振幅の大きさをフ
レームパルスから検出したが、VIT信号の1ライン目
と2ライン目の平坦期間のレベルからも検出できる。
【0017】クランプ制御は563ライン目と1125
ライン目にあるクランプ期間のレベルを検出し、基準レ
ベル128との差を検出する。検出結果が基準レベルよ
り大きい場合は、クランプ回路2のクランプレベルを下
げ、逆に小さい場合は、クランプレベルを上げるように
する。
【0018】データ処理回路54は検出結果が基準レベ
ル128より大きく異なる場合は、早くその基準レベル
に収束させるために大きな値とし、逆に基準レベル付近
の場合は、ノイズ等による変動を抑制するために小さな
値となるように非線形処理を行う。ループフィルタで
は,ALCおよびクランプ制御を独立に平滑化する必要
があるため、ラッチ回路56、57でそれぞれのデータ
を保持し、タイミング制御回路62の出力によりこれら
2つのデータを切り換えて定数倍回路59に出力する。
【0019】定数倍回路59は、ループフィルタの時定
数を決めるが、タイミング制御回路62の出力によりA
LC制御とクランプ制御のときの定数値を切り替えるこ
とで,各々独立に設定が可能である。D/A変換器6
0、61は、ALCおよびクランプ制御のための検出結
果を制御電圧に変えて出力し、それぞれALC回路1、
クランプ回路2を制御する。
【0020】以上のように本発明の一実施例により、A
LC制御とクランプ制御を第1のスイッチ53により切
換え、データ処理回路54をはじめ、各種の回路を共用
化することにより同一のアルゴリズムで実現することが
出来る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ALC
及びクランプの制御を同一のアルゴリズムで、かつ時分
割処理により回路の共用化が可能になり従来の約半分の
回路規模で実現できる。さらに、全体ループのゲインを
各々独立に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるALC/クランプ制
御回路のブロック図
【図2】同制御回路を用いたMUSE方式のテレビジョ
ン受像器の要部の一例を示すブロック図
【図3】従来のALCおよびクランプ制御回路を示すブ
ロック図
【図4】(a) フレームパルスの波形を示す図 (b) MUSE方式の信号構成を示す図
【符号の説明】
51、55 加算器 52(A) ALCの基準レベル 52(B) クランプの基準レベル 53、58 スイッチ 54 データ処理回路 56、57 ラッチ回路 59 定数倍回路 60、61 D/A変換器 62 タイミング制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ALCまたはクランプの基準レベルを切
    り換えて出力する第1のスイッチと、上記第1のスイッ
    チの出力と映像信号とのレベルの差を検出する第1の加
    算器と、上記第1の加算器の出力からALCまたはクラ
    ンプ制御用のデータを処理するデータ処理回路と、上記
    データ処理回路の出力と定数倍回路の出力を加算する第
    2の加算器と、上記第2の加算器の出力に接続された第
    1、2のラッチ回路と、上記第1、第2のラッチ回路の
    出力を切り換える第2のスイッチと、上記第2のスイッ
    チの出力を定数倍して上記第2の加算器に入力する定数
    倍回路と、上記第1、第2のラッチ回路のそれぞれの出
    力に接続されたD/A変換器を備えたことを特徴とする
    ALC/クランプ制御回路。
JP6203852A 1994-08-29 1994-08-29 Alc/クランプ制御回路 Pending JPH0870394A (ja)

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JP6203852A JPH0870394A (ja) 1994-08-29 1994-08-29 Alc/クランプ制御回路

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