JPH06244389A - 半導体基板の作製方法及び該方法により作製された半導体基板 - Google Patents

半導体基板の作製方法及び該方法により作製された半導体基板

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JPH06244389A
JPH06244389A JP5308047A JP30804793A JPH06244389A JP H06244389 A JPH06244389 A JP H06244389A JP 5308047 A JP5308047 A JP 5308047A JP 30804793 A JP30804793 A JP 30804793A JP H06244389 A JPH06244389 A JP H06244389A
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liquid
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oxide film
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Kiyobumi Sakaguchi
清文 坂口
Takao Yonehara
隆夫 米原
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    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
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    • H01L21/20Deposition of semiconductor materials on a substrate, e.g. epitaxial growth solid phase epitaxy
    • H01L21/2003Deposition of semiconductor materials on a substrate, e.g. epitaxial growth solid phase epitaxy characterised by the substrate
    • H01L21/2007Bonding of semiconductor wafers to insulating substrates or to semiconducting substrates using an intermediate insulating layer

Abstract

(57)【要約】 【目的】 貼り合わせ界面へのB(ボロン)の封入を抑
えた半導体基板の作製方法を提供すること。 【構成】 少なくとも一方が半導体基板あるいは表面に
絶縁層のある半導体基板で構成された2枚の基板を貼り
合わせて作製する半導体基板の作製方法において、液体
中に2枚の基板を浸し、該液体中で前記基板を重ね合わ
せ、前記基板を重ね合わせた状態で前記液体から引き上
げた後、前記基板間に封入されている前記液体を除去し
て貼り合わせを行うことを特徴とする半導体基板の作製
方法。 【効果】 Bの存在しない雰囲気中(液体中)で2枚の
基板を重ね合わせることにより、Bの界面への封入を防
ぐことができるため、不純物コントロールされた貼り合
わせ半導体基板を作製することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貼り合わせ工程を利用
した半導体基板の作製方法及び、該方法により作製され
た半導体基板に関する。更に詳しくは、誘電体分離ある
いは、絶縁物上の単結晶半導体層に作成される電子デバ
イス、集積回路に適する貼り合わせ半導体基板の作製方
法及び半導体基板に関する。
【0002】
【従来の技術】絶縁物上の単結晶Si半導体層の形成
は、シリコン オン インシュレーター(SOI)技術
として広く知られ、通常のSi集積回路を作製するバル
クSi基板では到達しえない数々の優位点をSOI技術
を利用したデバイスが有することから多くの研究が成さ
れてきた。すなわち、SOI技術を利用することで、
1.誘電体分離が容易で高集積化が可能、2.対放射線
耐性に優れている、3.浮遊容量が低減され高速化が可
能、4.ウエル工程が省略できる、5.ラッチアップを
防止できる、6.薄膜化による完全空乏型電界効果トラ
ンジスタが可能、等の優位点が得られる。
【0003】上記したようなデバイス特性上の多くの利
点を実現するために、ここ数十年に渡り、SOI構造の
形成方法について研究されてきている。この内容は、例
えば以下の文献にまとめられている。
【0004】Special Issue: "Single-crystal silicon
on non-single-crystal insulators"; edited by G.W.
Cullen, Journal of Crystal Growth, volume 63, no
3, pp429〜590 (1983)。
【0005】また、上記のような従来のSOIの形成方
法とは別に、近年、Si単結晶基板を、熱酸化した別の
Si単結晶基板に、熱処理又は接着剤を用いて貼り合わ
せ、SOI構造を形成する方法が注目を浴びている。こ
の方法は、Si層として、ほぼ完全な単結晶のSiウエ
ハを用いることができるため、膨大な研究者が研究を行
っている。
【0006】最近、クリーンルーム中のB(ボロン)が
ウエハに付着することがわかり始めており(F.A.Stevi
e,et.al.,J.Vac.Sci.Technol.,A9,2813(1991))、その
ままクリーンルームの大気中で貼り合わせをおこなうた
め、貼り合わせ界面にはB(ボロン)が閉じ込められ、
熱処理することにより界面から拡散することも知られて
いる(大木好、他、電子情報通信学会技術研究報告、SD
M91-195、15(1992))。
【0007】このボロンはクリーンルームに使用されて
いるHEPA(High Efficiency Particulate Air)フ
ィルタのボロンシリケイトガラスが発生源となってお
り、Bの付着は避けられない現象である。Bを取り除く
には、H2存在下で高温でベーキングする、HF等でリ
ンスする、表面を熱酸化する、こと等が必要である。し
かし、再びクリーンルーム中に取り出せば、Bが再付着
するのでほとんど効果は期待できない。
【0008】また、貼り合わせではウエハ表面のパーテ
ィクルがvoidとなることが知られている。SOI層
の欠落や浮きとなるため、貼り合わせの大きな問題点の
1つとなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】貼り合わせ界面に存在
するBは、SOI層中に拡散し、Si層のドーピング量
の制御を困難にし、しきい値電圧のコントロールを不可
能とする恐れがある。また、酸化膜同士の貼り合わせに
おいても酸化膜中に多量のBが封じ込められ、SiO2
中の固定電荷になり得、SOILSIを作製する際に
は、大きな問題となると考えられる。SOIでなくSi
同士の直接接合の場合にも界面近傍の不純物濃度のコン
トロールができなくなる可能性がある。
【0010】したがって、貼り合わせ面にBを付着させ
ないようにして貼り合わせを行う必要がある。
【0011】一方、1991年10月13日〜18日に
行なわれたElectro Chemical Soc
ietyのBonding Symposiumについ
てのAbstract No.487 p.724〜7
25にはSilicon Bonding Techn
ologyに関する技術事項が開示されている。該Ab
stractのFig.1には、bondingに用い
るJigが示されている。そして、p.724には、ウ
ェハーを洗浄の後、ウェハー表面に触れることなく液体
に浸すことによりハイスペックを備えたクリーンルーム
の条件が必要なくなる旨記載されている。
【0012】しかしながら、該abstractは、貼
り合わせ基体の界面におけるB(ボロン)の悪影響につ
いては何ら注目しておらず、液体中に2板の基板を浸
し、該液体中で前記基板を重ね合わせ、前記基板を重ね
合わせた状態で前記液体から引き上げた後、前記基板間
に封入されている前記液体を除去して前記基体の貼り合
わせを行なうことについては開示していない。
【0013】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、上
述した課題を解決した半導体基板の作製方法を提供する
ことを目的とする。
【0014】即ち、本発明の目的は、基板の貼り合せ界
面へのB(ボロン)あるいはパーティクル等の封入を防
止あるいは極めて低く抑えることを可能にする半導体基
板の作製方法を提供することにある。
【0015】本発明の半導体基板の作製方法は、下述す
る構成のものである。
【0016】即ち本発明の半導体基板の作製方法は、少
なくとも一方が半導体基板あるいは表面に絶縁層のある
半導体基板で構成された2枚の基板を貼り合わせて作製
する半導体基板の作製方法において、液体中に2枚の基
板を浸し、該液体中で前記基板を重ね合わせ、前記基板
を重ね合わせた状態で前記液体から引き上げた後、前記
基板間に封入されている前記液体を除去して貼り合わせ
を行うことを特徴とするものである。
【0017】加えて、本発明は、上述の方法を用いて得
られた半導体基板をも包含する。
【0018】本発明の方法によれば、基板の貼り合わせ
表面を大気に曝さずにすみ、貼り合わせ面へのBの付着
なしに貼り合わせを行うことができる。これにより、不
純物制御のされた貼り合わせ半導体基板を作製すること
ができる。
【0019】また、重ね合わせ基板を加熱、あるいは真
空中に導入することにより、重ね合わせ基板間の非常に
狭い隙間に封入された液体を、基板間にクリーンルーム
中の大気を取り入れることなく、効率よく除去すること
が可能である。基板を加熱することにより、封入された
液体は蒸発し、重ね合わせ界面から外部に向かって拡散
していくため、クリーンルームの大気を貼り合わせ界面
に引き込むことなく、貼り合わせを行うことが可能であ
る。また、重ね合わせ基板を真空中に導入することによ
り、もはや大気に基板を曝すことなく基板界面の液体を
除去し、貼り合わせを行なうことができる。
【0020】上述したように、基板に吸着したボロンの
除去はH2存在下でのベーキング、HF洗浄、あるいは
基板表面の熱酸化等により行なわれるが、これらの方法
でボロン除去を行ってもクリーンルーム中の大気に取り
出せばボロンが再付着する。ボロンを実質的に皆無にす
るには、HF洗浄を行った後、HF溶液から基板を取り
出さずにHFを純水等の本発明の貼り合わせの液体に置
換することにより達成される。しかし、実際上は、HF
洗浄後HF溶液から基板を取り出し、数秒後次工程の洗
浄に進んでいくので基板は多少大気にさらされるが、実
用上問題のない程度にBの再付着は抑えられることが発
明者らによって実証された。
【0021】図5の(A)〜(B)に示す工程で貼り合
わせ界面に封じ込められたボロンを熱処理によりSi中
に拡散させた後、図5の(C)〜(D)に示す工程で酸
化膜付きの基板を除去し、図5(E)に示される基板の
表面側よりボロンの含有量をSIMSにより測定した。
【0022】基板どうしの貼り合わせを大気中すなわち
クリーンルームの雰囲気中で行なった場合に図5(E)
の試料より測定されるボロンの含有量を図6に示す。図
6より、試料の表面側には多量のボロンが含有されてい
ることが理解される。
【0023】図7に、基板を洗浄後、基板どうしの貼り
合わせを水中で行なった場合の試料に含有されるボロン
量を示す。
【0024】図7に示すようにボロンはSIMSの検出
感度以下であることがわかった。このように洗浄中の移
し替えによる多少の大気露出では、たとえその過程でボ
ロンが表面に付着したとしてもほとんど無視できる程度
の量であることがわかり、SOIデバイスを作製するに
は、十分低い量であることが判明した。
【0025】本発明の半導体基板の作製方法によれば基
板間に封入された液体を除去する際には、液体は気化し
て基板間の非常に狭い空隙を外部に向かって噴出される
ため、図2に示すように、基板の重ね合わせ時に閉じ込
められたパーティクルを外へ掃き出すことができる。
【0026】加温による液体の除去は上記のような効果
のみでなく、貼り合わせ基板自体が加熱されていること
から、貼り合わせ面の吸着分子のコントロールも可能と
なる。
【0027】さらに、疎水処理と加圧を組み合わせるこ
とにより、貼り合わせ界面の水分の吸着を抑えることが
でき、水蒸気により発生すると考えられているボイドを
なくすことが可能となり、疎水処理による貼り合い難さ
は加圧を行うことにより十分に補うことが可能である。
【0028】また、低沸点溶液を用いることにより、低
温でも液体の除去が可能になり、さらに高温除去を行う
ことにより液体の高圧噴出によるパーティクル除去効果
も向上する。
【0029】ウエハガイドあるいは加重をかけることに
より液体除去の際に基板がずれるのを防止することがで
きる。ウエハガイドは図8に示すように、ウエハ形状に
ざぐりを入れた治具や、図9の様にウエハの外周に沿っ
てピンを立てた治具でも良い。ピンの数や位置はウエハ
がずれない様に配置されていれば、図9に示すものでな
くてもよい。
【0030】さらに、水中で重ね合わせた基板を大気中
でしばらく放置しておく、あるいは加熱し始めると、図
3に示すように、基板の周囲のみが接触し、この領域は
vander Waals bndingをし、液体は完全に封じ込められ
る。この状態で加熱を行うと、液体が蒸発し、内圧が高
まりある圧力以上になるとvan der Waals bondingを破
って内部液体が外部へ一気に蒸発して除去される。van
der Waals力が非常に強かったり、基板の剛性が高かっ
たりすると、内部圧力がかなり高くならないと液体が除
去されず、最後には破裂するようにして液体が除去され
る。このとき、基板が割れてしまう危険性もある。この
ような場合に、図4のように基板の貼り合わせ面の周辺
に一ヶ所以上動径方向に液抜けの溝を形成しておくこと
により、上記のような基板の貼り合わせにおいても容易
に液体の除去を行うことができる。
【0031】本発明の半導体基板の作製方法において、
2枚の基板を浸す液体の温度は、操作性及び洗浄の効率
を考慮すると一般的には10℃〜80℃の範囲、好まし
くは、20℃〜40℃の範囲とすることができる。ま
た、2枚の基板を、液体から引き上げた後、基体間に封
入されている液体の除去は、重ね合わせた基板を真空チ
ャンバー内に搬送すること、あるいは重ね合わせた基板
を加熱すること等により、効果的に行なうことができ
る。重ね合わせた基板の加熱は一般的には、50℃〜4
00℃の範囲、好ましくは70℃〜200℃の範囲で行
なうことができる。
【0032】〔実施態様例1〕表面付着Bを除去した2
枚の基板(半導体基板/半導体基板、半導体基板/酸化
膜付き半導体基板、酸化膜付き半導体基板/酸化膜付き
半導体基板、半導体エピタキシャル基板/酸化膜付き半
導体基板、酸化膜付き半導体エピタキシャル基板/酸化
膜付き半導体基板、半導体基板/光透過性基板、酸化膜
付き半導体基板/光透過性基板、半導体エピタキシャル
基板/光透過性基板、酸化膜付き半導体エピタキシャル
基板/光透過性基板)を洗浄ライン以外のクリーンルー
ム雰囲気に曝さずに液体中に浸し、液体中で重ね合わ
せ、両基板を重ね合わせたまま液体中から引き上げる
(図1参照)。その後、両基板間に封入された液体を加
熱することにより除去する。液体除去の際に、基板がず
れないように図8、図9のようなウエハガイドあるいは
加重をかけておいてもよい。ウエハガイドと加重を同時
に用いても良いことはいうまでもない。
【0033】〔実施態様例2〕表面付着Bを除去した2
枚の基板(半導体基板/半導体基板、半導体基板/酸化
膜付き半導体基板、酸化膜付き半導体基板/酸化膜付き
半導体基板、半導体エピタキシャル基板/酸化膜付き半
導体基板、酸化膜付き半導体エピタキシャル基板/酸化
膜付き半導体基板、半導体基板/光透過性基板、酸化膜
付き半導体基板/光透過性基板、半導体エピタキシャル
基板/光透過性基板、酸化膜付き半導体エピタキシャル
基板/光透過性基板)を洗浄ライン以外のクリーンルー
ム雰囲気に曝さずに液体中に浸し、液体中で重ね合わ
せ、両基板を重ね合わせたまま液体中から引き上げる
(図1参照)。その後、両基板間に封入された液体を、
重ね合わせ基板を真空中に導入することにより除去す
る。液体除去の際に、基板がずれないように図8、図9
のようなウエハガイドあるいは加重をかけておいてもよ
い。ウエハガイドと加重を同時に用いても良いことはい
うまでもない。
【0034】〔実施態様例3〕図4のように少なくとも
一方の基板の貼り合わせ面の周辺に一ヶ所以上動径方向
に液抜けの溝を形成し、表面付着Bを除去した2枚の基
板(半導体基板/半導体基板、半導体基板/酸化膜付き
半導体基板、酸化膜付き半導体基板/酸化膜付き半導体
基板、半導体エピタキシャル基板/酸化膜付き半導体基
板、酸化膜付き半導体エピタキシャル基板/酸化膜付き
半導体基板、半導体基板/光透過性基板、酸化膜付き半
導体基板/光透過性基板、半導体エピタキシャル基板/
光透過性基板、酸化膜付き半導体エピタキシャル基板/
光透過性基板)を洗浄ライン以外のクリーンルーム雰囲
気に曝さずに液体中に浸し、液体中で重ね合わせ、両基
板を重ね合わせたまま液体中から引き上げる(図1参
照)。その後、両基板間に封入された液体を加熱するこ
とにより除去する。液体除去の際に、基板がずれないよ
うに図8、図9のようなウエハガイドあるいは加重をか
けておいてもよい。ウエハガイドと加重を同時に用いて
も良いことはいうまでもない。
【0035】ウエハ周囲の溝はリソグラフィ、レーザ加
工、エネルギービーム加工、ダイアモンドペン等による
けがき、などにより形成される。
【0036】〔実施態様例4〕図4のように少なくとも
一方の基板の貼り合わせ面の周辺に一ヶ所以上動径方向
に液抜けの溝を形成し、表面付着Bを除去した2枚の基
板(半導体基板/半導体基板、半導体基板/酸化膜付き
半導体基板、酸化膜付き半導体基板/酸化膜付き半導体
基板、半導体エピタキシャル基板/酸化膜付き半導体基
板、酸化膜付き半導体エピタキシャル基板/酸化膜付き
半導体基板、半導体基板/光透過性基板、酸化膜付き半
導体基板/光透過性基板、半導体エピタキシャル基板/
光透過性基板、酸化膜付き半導体エピタキシャル基板/
光透過性基板)を洗浄ライン以外のクリーンルーム雰囲
気に曝さずに液体中に浸し、液体中で重ね合わせ、両基
板を重ね合わせたまま液体中から引き上げる(図1参
照)。その後、両基板間に封入された液体を、重ね合わ
せ基板を真空中に導入することにより除去する。液体除
去の際に、基板がずれないように図8、図9のようなウ
エハガイドあるいは加重をかけておいてもよい。ウエハ
ガイドと加重を同時に用いても良いことはいうまでもな
い。
【0037】ウエハ周囲の溝はリソグラフィ、レーザ加
工、エネルギービーム加工、ダイアモンドペン等による
けがき、などにより形成される。
【0038】
【実施例】以下、具体的な実施例を挙げて本発明を詳し
く説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもの
ではない。
【0039】(実施例1)5インチSiウエハと0.5
μmの酸化膜を形成した5インチSiウエハを通常の貼
り合わせ工程前の洗浄を行い、ウエハ乾燥する直前の水
洗の超純水中で2枚のウエハの鏡面同士を重ね合わせ、
そのまま引き上げた。その後、重ね合わせウエハを12
0℃に加熱し、封入された水を蒸発させ除去した。水が
除去された後は通常の貼り合わせのようにIR顕微鏡、
超音波顕微鏡あるいはX線トポグラフ等の観察によって
も未接着部は観察されなかった。また、貼り合わせ界面
近傍のB濃度を測定したところ元の基板濃度以上の過剰
なBは測定されなかった。
【0040】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0041】(実施例2)5インチSiウエハと0.5
μmの酸化膜を形成した5インチSiウエハを通常の貼
り合わせ工程前の洗浄を行い、ウエハ乾燥する直前の水
洗の超純水中で2枚のウエハの鏡面同士を重ね合わせ、
そのまま引き上げた。その後、重ね合わせウエハを周囲
にウエハガイドの設けてある治具にセットし、110℃
に加熱し、封入された水を蒸発させ除去し、両基板を接
着させた。水が除去された後は通常の貼り合わせのよう
にIR顕微鏡、超音波顕微鏡あるいはX線トポグラフ等
の観察によっても未接着部は観察されなかった。また、
貼り合わせ界面近傍のB濃度を測定したところ元の基板
濃度以上の過剰なBは測定されなかった。
【0042】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0043】(実施例3)5インチSiウエハと0.5
μmの酸化膜を形成した5インチSiウエハを通常の貼
り合わせ工程前の洗浄を行い、引き続いてアルコール含
有溶液にウエハを入れ、その溶液中で2枚のウエハの鏡
面同士を重ね合わせ、そのまま引き上げた。その後、重
ね合わせウエハを100℃に加熱し、封入された水を蒸
発させ除去し、両基板を接着させた。水が除去された後
は通常の貼り合わせのようにIR顕微鏡、超音波顕微鏡
あるいはX線トポグラフ等の観察によっても未接着部は
観察されなかった。また、貼り合わせ界面近傍のB濃度
を測定したところ元の基板濃度以上の過剰なBは測定さ
れなかった。
【0044】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0045】(実施例4)5インチSiウエハと0.5
μmの酸化膜を形成した5インチSiウエハを通常の貼
り合わせ工程前の洗浄を行い、引き続いて過酸化水素水
にウエハを入れ、その溶液中で2枚のウエハの鏡面同士
を重ね合わせ、そのまま引き上げた。その後、重ね合わ
せウエハに10kgの加重をかけながら150℃に加熱
し、封入された水を蒸発させ除去し、両基板を接着させ
た。水が除去された後は通常の貼り合わせのようにIR
顕微鏡、超音波顕微鏡あるいはX線トポグラフ等の観察
によっても未接着部は観察されなかった。また、貼り合
わせ界面近傍のB濃度を測定したところ元の基板濃度以
上の過剰なBは測定されなかった。
【0046】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0047】(実施例5)5インチSiウエハと0.5
μmの酸化膜を形成した5インチSiウエハを通常の貼
り合わせ工程前の洗浄を行った後、両ウエハに親水処理
を施し、水洗し、超純水中で2枚のウエハの鏡面同士を
重ね合わせ、そのまま引き上げた。その後、重ね合わせ
ウエハを180℃に加熱し、封入された水を蒸発させ除
去し、両基板を接着させた。水が除去された後は通常の
貼り合わせのようにIR顕微鏡、超音波顕微鏡あるいは
X線トポグラフ等の観察によっても未接着部は観察され
なかった。また、貼り合わせ界面近傍のB濃度を測定し
たところ元の基板濃度以上の過剰なBは測定されなかっ
た。
【0048】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0049】(実施例6)5インチSiウエハと0.5
μmの酸化膜を形成した5インチSiウエハを通常の貼
り合わせ工程前の洗浄を行い、ウエハ乾燥する直前の水
洗の超純水中で2枚のウエハの鏡面同士を重ね合わせ、
そのまま引き上げた。その後、重ね合わせウエハを10
-2Torrの真空中に導入し、封入された水を抜き出し除去
し、両基板を接着させた。水が除去された後は通常の貼
り合わせのようにIR顕微鏡、超音波顕微鏡あるいはX
線トポグラフ等の観察によっても未接着部は観察されな
かった。また、貼り合わせ界面近傍のB濃度を測定した
ところ元の基板濃度以上の過剰なBは測定されなかっ
た。
【0050】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0051】(実施例7)5インチSiウエハと0.5
μmの酸化膜を形成した5インチSiウエハを通常の貼
り合わせ工程前の洗浄を行い、引き続いてアルコール含
有溶液にウエハを入れ、その溶液中で2枚のウエハの鏡
面同士を重ね合わせ、そのまま引き上げた。その後、重
ね合わせウエハを10-4Torrの真空中に導入し、封入さ
れた水を抜き出し除去し、両基板を接着させた。水が除
去された後は通常の貼り合わせのようにIR顕微鏡、超
音波顕微鏡あるいはX線トポグラフ等の観察によっても
未接着部は観察されなかった。また、貼り合わせ界面近
傍のB濃度を測定したところ元の基板濃度以上の過剰な
Bは測定されなかった。
【0052】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0053】(実施例8)5インチSiウエハと0.5
μmの酸化膜を形成した5インチSiウエハを通常の貼
り合わせ工程前の洗浄を行った後、両ウエハに親水処理
を施し、水洗し、超純水中で2枚のウエハの鏡面同士を
重ね合わせ、そのまま引き上げた。その後、重ね合わせ
ウエハを10-6Torrの真空中に導入し、封入された水を
抜き出し除去し、両基板を接着させた。水が除去された
後は通常の貼り合わせのようにIR顕微鏡、超音波顕微
鏡あるいはX線トポグラフ等の観察によっても未接着部
は観察されなかった。また、貼り合わせ界面近傍のB濃
度を測定したところ元の基板濃度以上の過剰なBは測定
されなかった。
【0054】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0055】(実施例9)5インチSiウエハと0.5
μmの酸化膜を形成した5インチSiウエハを通常の貼
り合わせ工程前の洗浄を行った後、両ウエハに親水処理
を施し、水洗し、超純水中で2枚のウエハの鏡面同士を
重ね合わせ、そのまま引き上げた。その後、重ね合わせ
ウエハをウエハガイドのついた治具にセットした後、1
-8Torrの真空中に導入し、封入された水を抜き出し除
去し、両基板を接着させた。水が除去された後は通常の
貼り合わせのようにIR顕微鏡、超音波顕微鏡あるいは
X線トポグラフ等の観察によっても未接着部は観察され
なかった。また、貼り合わせ界面近傍のB濃度を測定し
たところ元の基板濃度以上の過剰なBは測定されなかっ
た。
【0056】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0057】(実施例10)周辺に液抜け用の溝を4ヶ
所に形成した5インチSiウエハと溝を形成しない0.
5μmの酸化膜を形成した5インチSiウエハを通常の
貼り合わせ工程前の洗浄を行い、ウエハ乾燥する直前の
水洗の超純水中で2枚のウエハの鏡面同士を重ね合わ
せ、そのまま引き上げた。その後、重ね合わせウエハを
120℃に加熱し、封入された水を蒸発させ除去し、両
基板を接着させた。水が除去された後は通常の貼り合わ
せのようにIR顕微鏡、超音波顕微鏡あるいはX線トポ
グラフ等の観察によっても未接着部は観察されなかっ
た。また、貼り合わせ界面近傍のB濃度を測定したとこ
ろ元の基板濃度以上の過剰なBは測定されなかった。
【0058】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0059】(実施例11)周辺に液抜け用の溝を4ヶ
所に形成した5インチSiウエハと周辺に液抜け用の溝
を4ヶ所に形成した0.5μmの酸化膜を形成した5イ
ンチSiウエハを通常の貼り合わせ工程前の洗浄を行
い、引き続いてアルコール含有溶液にウエハを入れ、そ
の溶液中で2枚のウエハの鏡面同士を重ね合わせ、その
まま引き上げた。その後、重ね合わせウエハを90℃に
加熱し、封入された溶液を蒸発させ除去し、両基板を接
着させた。水が除去された後は通常の貼り合わせのよう
にIR顕微鏡、超音波顕微鏡あるいはX線トポグラフ等
の観察によっても未接着部は観察されなかった。また、
貼り合わせ界面近傍のB濃度を測定したところ元の基板
濃度以上の過剰なBは測定されなかった。
【0060】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0061】(実施例12)5インチSiウエハと周辺
に液抜け用の溝を4ヶ所に形成した0.5μmの酸化膜
を形成した5インチSiウエハを通常の貼り合わせ工程
前の洗浄を行った後、両ウエハに親水処理を施し、水洗
し、超純水中で2枚のウエハの鏡面同士を重ね合わせ、
そのまま引き上げた。その後、重ね合わせウエハを20
0℃に加熱し、封入された水を蒸発させ除去し、両基板
を接着させた。水が除去された後は通常の貼り合わせの
ようにIR顕微鏡、超音波顕微鏡あるいはX線トポグラ
フ等の観察によっても未接着部は観察されなかった。ま
た、貼り合わせ界面近傍のB濃度を測定したところ元の
基板濃度以上の過剰なBは測定されなかった。
【0062】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0063】(実施例13)5インチSiウエハと周辺
に液抜け用の溝を4ヶ所に形成した0.5μmの酸化膜
を形成した5インチSiウエハを通常の貼り合わせ工程
前の洗浄を行った後、両ウエハに親水処理を施し、水洗
し、超純水中で2枚のウエハの鏡面同士を重ね合わせ、
そのまま引き上げた。その後、重ね合わせウエハをウエ
ハガイドを設けた治具にセットし、150℃に加熱し、
封入された水を蒸発させ除去し、両基板を接着させた。
水が除去された後は通常の貼り合わせのようにIR顕微
鏡、超音波顕微鏡あるいはX線トポグラフ等の観察によ
っても未接着部は観察されなかった。また、貼り合わせ
界面近傍のB濃度を測定したところ元の基板濃度以上の
過剰なBは測定されなかった。
【0064】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0065】(実施例14)5インチSiウエハと周辺
に液抜け用の溝を4ヶ所に形成した0.5μmの酸化膜
を形成した5インチSiウエハを通常の貼り合わせ工程
前の洗浄を行い、ウエハ乾燥する直前の水洗の超純水中
で2枚のウエハの鏡面同士を重ね合わせ、そのまま引き
上げた。その後、重ね合わせウエハを10-1Torrの真空
中に導入し、封入された水を抜き出し除去し、両基板を
接着させた。水が除去された後は通常の貼り合わせのよ
うにIR顕微鏡、超音波顕微鏡あるいはX線トポグラフ
等の観察によっても未接着部は観察されなかった。ま
た、貼り合わせ界面近傍のB濃度を測定したところ元の
基板濃度以上の過剰なBは測定されなかった。
【0066】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0067】(実施例15)5インチSiウエハと周辺
に液抜け用の溝を4ヶ所に形成した0.5μmの酸化膜
を形成した5インチSiウエハを通常の貼り合わせ工程
前の洗浄を行い、ウエハ乾燥する直前の水洗の超純水中
で2枚のウエハの鏡面同士を重ね合わせ、そのまま引き
上げた。その後、重ね合わせウエハに1kgの加重をか
けた状態で10-3Torrの真空中に導入し、封入された水
を抜き出し除去し、両基板を接着させた。水が除去され
た後は通常の貼り合わせのようにIR顕微鏡、超音波顕
微鏡あるいはX線トポグラフ等の観察によっても未接着
部は観察されなかった。また、貼り合わせ界面近傍のB
濃度を測定したところ元の基板濃度以上の過剰なBは測
定されなかった。
【0068】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0069】(実施例16)周辺に液抜け用の溝を4ヶ
所に形成した5インチSiウエハと0.5μmの酸化膜
を形成した5インチSiウエハを通常の貼り合わせ工程
前の洗浄を行い、引き続いてアルコール含有溶液にウエ
ハを入れ、その溶液中で2枚のウエハの鏡面同士を重ね
合わせ、そのまま引き上げた。その後、重ね合わせウエ
ハを10-5Torrの真空中に導入し、封入された水を抜き
出し除去し、両基板を接着させた。水が除去された後は
通常の貼り合わせのようにIR顕微鏡、超音波顕微鏡あ
るいはX線トポグラフ等の観察によっても未接着部は観
察されなかった。また、貼り合わせ界面近傍のB濃度を
測定したところ元の基板濃度以上の過剰なBは測定され
なかった。
【0070】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0071】(実施例17)周辺に液抜け用の溝を4ヶ
所に形成した5インチSiウエハと0.5μmの酸化膜
を形成した5インチSiウエハを通常の貼り合わせ工程
前の洗浄を行い、引き続いてアルコール含有溶液にウエ
ハを入れ、その溶液中で2枚のウエハの鏡面同士を重ね
合わせ、そのまま引き上げた。その後、重ね合わせウエ
ハをウエハガイドの設けた治具にセットし、10-7Torr
の真空中に導入し、封入された水を抜き出し除去し、両
基板を接着させた。水が除去された後は通常の貼り合わ
せのようにIR顕微鏡、超音波顕微鏡あるいはX線トポ
グラフ等の観察によっても未接着部は観察されなかっ
た。また、貼り合わせ界面近傍のB濃度を測定したとこ
ろ元の基板濃度以上の過剰なBは測定されなかった。
【0072】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0073】(実施例18)周辺に液抜け用の溝を4ヶ
所に形成した5インチSiウエハと周辺に液抜け用の溝
を4ヶ所に形成した0.5μmの酸化膜を形成した5イ
ンチSiウエハを通常の貼り合わせ工程前の洗浄を行っ
た後、両ウエハに親水処理を施し、水洗し、超純水中で
2枚のウエハの鏡面同士を重ね合わせ、そのまま引き上
げた。その後、重ね合わせウエハを10-9Torrの真空中
に導入し、封入された水を抜き出し除去し、両基板を接
着させた。水が除去された後は通常の貼り合わせのよう
にIR顕微鏡、超音波顕微鏡あるいはX線トポグラフ等
の観察によっても未接着部は観察されなかった。また、
貼り合わせ界面近傍のB濃度を測定したところ元の基板
濃度以上の過剰なBは測定されなかった。
【0074】貼り合わせるウエハを、Si基板/Si基
板、酸化膜付きSi基板/酸化膜付きSi基板、Si基
板/光透過性基板、酸化膜付きSi基板/光透過性基板
の組み合わせにしても同様の結果がえられた。
【0075】(実施例19)625μmの厚みを持った
比抵抗0.01Ω・cmのP型あるいはN型の5インチ径
の第1の(100)単結晶Si基板を、HF溶液中にお
いて陽極化成を行った。
【0076】陽極化成条件は以下のとおりであった。
【0077】 電流密度: 5(mA・cm-2) 陽極化成溶液:HF:H2O:C2H5OH=1:1:1 時間: 12(分) 多孔質Siの厚み: 10(μm)
【0078】この基板を酸素雰囲気中400℃で1時間
酸化した。この酸化により多孔質Siの孔の内壁は熱酸
化膜で覆われた。多孔質Si上にCVD(Chemical Vapo
r Deposition)法により単結晶Siを1μmエピタキシ
ャル成長した。成長条件は以下の通りである。
【0079】 ソ−スガス: SiH2Cl2/H2 ガス流量:0.5/180 l/min ガス圧力: 80 Torr 温度: 950 ℃ 成長速度: 0.3 μm/min
【0080】さらに、このエピタキシャルSi層表面に
熱酸化により100nmのSiO2層を形成した。
【0081】該SiO2層表面と別に用意した表面に5
00nmの熱酸化膜を形成した第2のSi基板を通常の
貼り合わせ工程前の洗浄を行い、ウエハ乾燥する直前の
水洗の超純水中で2枚のウエハの主面同士を重ね合わ
せ、そのまま引き上げた。その後、重ね合わせウエハを
周囲にウエハガイドの設けてある治具にセットし、12
0℃に加熱し、封入された水を蒸発させ除去し、両基板
を接着させた。水が除去された後は通常の貼り合わせの
ようにIR顕微鏡、超音波顕微鏡あるいはX線トポグラ
フ等の観察によっても未接着部は観察されなかった。
【0082】第2の基板を、光透過性基板にしても同様
の結果がえられた。
【0083】また、エピタキシャルSi表面を酸化しな
くても同様の結果が得られた。
【0084】その後、1000℃-2時間の熱処理を
し、貼り合わせをおこなった。この熱処理により両基板
は強固に貼り合わされた。
【0085】次に、研磨、研削により第1のSi基板を
10μm残して除去し、その後、 1HF+10HNO3+10CH3COOH で、孔の内壁を酸化した多孔質Si層をエッチストップ
層として10μmの単結晶Si基板を選択的にエッチン
グした。5分後には、第1のSi基板はすべてエッチン
グされ、多孔質Si層が露出した。
【0086】その後、多孔質Si層を49%弗酸と30
%過酸化水素水との混合液(1:5)で撹はんしながら
選択エッチングした。30分後には、単結晶Siはエッ
チングされずに残り、単結晶Siをエッチ・ストップの
材料として、多孔質Si基板は選択エッチングされ、完
全に除去された。
【0087】非多孔質Si単結晶の該エッチング液にた
いするエッチング速度は、極めて低く30分後でも50
オングストローム以下程度であり、多孔質層のエッチン
グ速度との選択比は十の五乗以上にも達し、非多孔質層
におけるエッチング量(数十オングストローム)は実用
上無視できる膜厚減少である。
【0088】すなわち、裏面のSi34層を除去した後
には、絶縁性基板上に1μmの厚みを持った単結晶Si
層が形成できた。多孔質Siの選択エッチングによって
も単結晶Si層には何ら変化はなかった。
【0089】透過電子顕微鏡による断面観察の結果、S
i層には新たな結晶欠陥は導入されておらず、良好な結
晶性が維持されていることが確認された。
【0090】貼り合わせ界面近傍には、過剰なボロンは
検出限界以下であった。
【0091】(実施例20)4インチGaAsウエハと
0.5μmの酸化膜を形成した4インチSiウエハを通
常の貼り合わせ工程前の洗浄を行い、ウエハ乾燥する直
前の水洗の超純水中で2枚のウエハの鏡面同士を重ね合
わせ、そのまま引き上げた。その後、重ね合わせウエハ
を120℃に加熱し、封入された水を蒸発させ除去し
た。水が除去された後は通常の貼り合わせのようにIR
顕微鏡、超音波顕微鏡あるいはX線トポグラフ等の観察
によっても未接着部は観察されなかった。また、貼り合
わせ界面近傍のB濃度を測定したところ元の基板濃度以
上の過剰なBは測定されなかった。
【0092】貼り合わせるウエハを、GaAs基板/S
i基板、GaAs基板/光透過性基板、の組み合わせに
しても同様の結果がえられた。
【0093】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
前述した問題点を解決し前述した要求に答え得る半導体
基板及び基板の作製方法を提案することができる。
【0094】すなわち、Bの存在しない雰囲気中(液体
中)で2枚の基板を重ね合わせることにより、Bの界面
への封入を防ぐことができるため、不純物コントロール
された貼り合わせ半導体基板を作製することができる。
【0095】さらに、液体中で重ね合わせた基板を加熱
あるいは真空中に導入することにより、Bの再付着なし
に基板間に封入された液体を除去でき、不純物コントロ
ールされた貼り合わせ半導体基板を作製することができ
る。
【0096】また、本発明によれば、SOILSIを作
製するに足る不純物制御された半導体基板を作製するこ
とができる。
【0097】ウエハガイドあるいは加重をかけることに
より液体除去の際に基板がずれるのを防止することがで
きる。
【0098】さらに、本発明によれば、基板の貼り合わ
せ面の周辺に一ヶ所以上動径方向に液抜けの溝を形成し
ておくことにより、封入された液体が除去されにくい基
板の貼り合わせにおいても容易に液体の除去を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の工程の1例を示す模式図である。
【図2】本発明の工程の1例を示す模式図である。
【図3】本発明の工程の1例を示す模式図である。
【図4】半導体基板の周辺部に形成される溝を示す模式
図である。
【図5】本発明の有効性を検証するための実検工程を示
す模式図である。
【図6】貼り合わせ基板におけるボロンの濃度を示すグ
ラフである。
【図7】貼り合わせ基板におけるボロンの濃度を示すグ
ラフである。
【図8】ウェハガイドの1例を示す模式図である。
【図9】ウェハガイドの1例を示す模式図である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方が半導体基板あるいは表
    面に絶縁層のある半導体基板で構成された2枚の基板を
    貼り合わせて作製する半導体基板の作製方法において、 液体中に2枚の基板を浸し、該液体中で前記基板を重ね
    合わせ、前記基板を重ね合わせた状態で前記液体から引
    き上げた後、前記基板間に封入されている前記液体を除
    去して貼り合わせを行うことを特徴とする半導体基板の
    作製方法。
  2. 【請求項2】 前記液体が半導体の洗浄に用いられてい
    る超純水である請求項1に記載の半導体基板の作製方
    法。
  3. 【請求項3】 前記液体による処理の前に前記基板表面
    に親水性処理を施す請求項1に記載の半導体基板の作製
    方法。
  4. 【請求項4】 前記液体による処理の前に前記基板表面
    に疎水性処理を施した後、封入液体除去後に加圧により
    2枚の半導体基板を密着させる請求項1に記載の半導体
    基板の作製方法。
  5. 【請求項5】 前記液体が低沸点液体である請求項1に
    記載の半導体基板の作製方法。
  6. 【請求項6】 前記液体がアルコール含有溶液である請
    求項1に記載の半導体基板の作製方法。
  7. 【請求項7】 前記液体が過酸化水素水である請求項1
    に記載の半導体基板の作製方法。
  8. 【請求項8】 前記液体の除去方法が加熱による液体の
    蒸発による請求項1に記載の半導体基板の作製方法。
  9. 【請求項9】 前記液体の除去方法が真空中に重ね合わ
    せ基板を導入することにより液体を除去する請求項1に
    記載の半導体基板の作製方法。
  10. 【請求項10】 前記液体の除去方法が少なくともウエ
    ハガイドを設けた治具上で、あるいは、加重をかけた状
    態で行われる請求項1に記載の半導体基板の作製方法。
  11. 【請求項11】 前記2枚の基板の少なくとも一方の基
    板の主面の周辺に一ヶ所以上動径方向に溝を形成する請
    求項1に記載の半導体基板の作製方法。
  12. 【請求項12】 前記液体の温度が10℃〜80℃の範
    囲にある請求項1に記載の半導体基板の作製方法。
  13. 【請求項13】 前記加熱が50℃〜400℃の範囲で
    行なわれる請求項8に記載の半導体基板の作製方法。
  14. 【請求項14】 請求項1の方法で得られた半導体基
    板。
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