JP2014063890A - 太陽電池の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウエット洗浄工程及び熱処理工程における処理の効率化を図り、生産性の向上が可能な太陽電池の製造方法を提供する。
【解決手段】ウエット洗浄工程では、キャリアカセット100内に2枚の半導体基板Sを洗浄及びリンス可能に、かつリンス取り出し時にリンス水により貼り付き可能に近接配置して一組Usとし、更にこれらの半導体基板の組Us同士をリンス取り出し時にリンス水により貼り付かないように離間して並列配置した状態で洗浄及びリンスを行い、次いで上記半導体基板Sをリンス水を介して貼り付いた2枚一組単位で取り出し、この貼り付いた状態を維持したままで熱処理ボートに並列配置して熱処理を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体基板のウエット洗浄工程及び熱処理工程を有する太陽電池の製造方法に関するものである。
太陽電池を製造する工程には、通常、洗浄液に基板を浸漬して基板表面の不純物を取り除くウエット洗浄処理工程と、基板の導電型と反対の導電層を形成する熱拡散処理や反射防止膜やパッシベーション膜としてシリコン酸化膜を形成するための熱酸化処理といった熱処理工程が含まれている。
太陽電池の製造工程において、これらの熱処理は通常700〜1100℃の高温域で5〜360分程度熱処理するのが一般的であり、このような高温熱処理では不純物元素による基板汚染がしばしば発生する。そのため、太陽電池の製造工程では、洗浄処理を行った後、熱処理を施すという順に処理が行われるのが一般的である。
このような太陽電池の製造方法において、ウエット洗浄工程では図1に示すように半導体基板Sを耐薬品性に優れたキャリアカセット800に収納し、キャリアカセット800を洗浄液に浸漬させることにより洗浄処理を行い、熱処理工程では図2に示すように半導体基板Sを耐熱性に優れた熱処理ボート900に収納し、横型もしくは縦型炉に投入することにより熱処理する方法が一般的である。
従来、上記のような方法でウエット洗浄処理及び熱処理を行う場合、キャリアカセット800及び熱処理ボート900は、両側板801あるいは支柱903にそれぞれ設けられた一対の基板保持溝802a,802b、902a,902b及び902c,902dに対し半導体基板Sを1枚ずつ差し込んで保持するため、1つのキャリアカセット800及び熱処理ボート900に収納できる半導体基板の枚数が少なく、一度のバッチ処理で処理可能な半導体基板の枚数には限度があり、生産性を上げることは容易ではなかった。
この対策として、例えば特開平11−102881号公報(特許文献1)では、洗浄処理時間を短縮可能な洗浄方法が開示されている。これは、洗浄液中に電気絶縁性の砥粒を含ませ、洗浄液を超音波振動やポンプ循環させることにより、砥粒を基板上で振動させて基板上のパーティクルを除去し、より高い洗浄効果を短時間で得ることができるという方法である。
しかしながら、上記洗浄方法では、砥粒の衝突エネルギーが大きいため、基板表面にダメージを与えてしまうことがあり、デバイスの歩留まりに深刻な影響を与えることがあった。また、砥粒は洗浄後の基板に不純物として残留してしまうことがあり、上記のように洗浄処理後に熱処理工程を行う太陽電池の製造工程では、砥粒が不純物として基板汚染してしまうことがあった。
また、特開平4−162518号公報(特許文献2)では、2枚の半導体基板の裏面を背中合わせにして熱拡散を行い、エミッタ層の形成を行うことにより処理効率を向上させる手法が開示されている。
しかしながら、上記拡散方法では、高温処理を経て背中合わせにした半導体基板同士が接着するために後で剥離処理が必要であり、また背中合わせにした半導体基板同士が完全には重なり合わずにずれた状態で熱処理が行われて半導体基板の端部近傍でドーパントの回り込みが発生することがあった。
特開平11−102881号公報 特開平 4−162518号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、従来の性能を維持しつつ、ウエット洗浄工程及び熱処理工程における処理の効率化を図り、生産性の向上が可能な太陽電池の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、下記の太陽電池の製造方法を提供する。
〔1〕 半導体基板について少なくとも洗浄液による洗浄及びリンス水によるリンスを行うウエット洗浄工程と熱処理工程とを含む太陽電池の製造方法であって、ウエット洗浄工程では、キャリアカセット内に2枚の半導体基板を洗浄及びリンス可能に、かつリンス取り出し時にリンス水により貼り付き可能に近接配置して一組とし、更にこれらの半導体基板の組同士をリンス取り出し時にリンス水により貼り付かないように離間して並列配置した状態で洗浄及びリンスを行い、次いで上記半導体基板をリンス水を介して貼り付いた2枚一組単位で取り出し、この貼り付いた状態を維持したままで熱処理ボートに並列配置して熱処理を行うことを特徴とする太陽電池の製造方法。
〔2〕 上記半導体基板は、両面に微小な凹凸構造のテクスチャを有することを特徴とする〔1〕に記載の太陽電池の製造方法。
〔3〕 上記ウエット洗浄工程は、キャリアカセットの内部に所定間隔で設けられた溝ごとに2枚の半導体基板の端部が挿入されて、洗浄及びリンス可能に、かつリンス取り出し時にリンス水により貼り付き可能に近接配置する一組とされ、溝同士の間隔によりこれらの半導体基板の組同士がリンス取り出し時にリンス水により貼り付かないように離間して並列配置されており、該キャリアカセットごと洗浄液及びリンス水に浸漬して半導体基板を洗浄及びリンスするものであることを特徴とする〔1〕又は〔2〕に記載の太陽電池の製造方法。
〔4〕 上記熱処理工程は、熱処理ボート内に上記リンス水を介して貼り付いた状態の2枚一組の半導体基板を所定間隔で離間して収納し、上記熱処理ボートごと熱処理炉内に配置して半導体基板の熱処理を行うものであることを特徴とする〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の太陽電池の製造方法。
〔5〕 上記熱処理工程は、少なくともドーパント化合物蒸気を用いた熱拡散処理工程、又は酸化剤を用いた熱酸化処理工程であることを特徴とする〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の太陽電池の製造方法。
本発明によれば、ウエット洗浄工程においてキャリアカセット内に2枚の半導体基板を洗浄及びリンス可能に、かつリンス取り出し時にリンス水により貼り付き可能に近接配置して一組とし、更にこれらの半導体基板の組同士をリンス取り出し時にリンス水により貼り付かないように離間して並列配置した状態で洗浄及びリンスのウエット洗浄処理を行うので、ウエット洗浄処理に関して従来と同等の洗浄及びリンス効果を得つつ従来よりも約2倍の処理の効率化を図ることができる。また、ウエット洗浄工程後に次の熱処理工程まで半導体基板が2枚一組単位でリンス水を介して貼り付いた状態となっているので、次の工程までの半導体基板の取り扱いが容易である。また、熱処理工程において熱処理ボート内にリンス水を介して貼り付いた状態の2枚一組単位の半導体基板を所定間隔で離間した状態で並列配置して熱処理を行うので、従来と同等の熱処理効果を得つつ従来よりも約2倍の処理の効率化を図ることができる。
従来の洗浄処理用のカセットキャリアに角型半導体基板を配置した一例を示す斜視図である。 従来の熱処理ボートに角形半導体基板を配置した一例を示す概略図であり、(a)は熱処理ボートの正面図、(b)は熱処理ボートの側面図である。 本発明に係る太陽電池の製造方法の一例を示す工程図であり、(a)は半導体基板の断面図、(b)は半導体基板の表面にエミッタ層を形成した断面図、(c)はエミッタ層上に反射防止膜を形成し、裏面にパッシベーション膜を形成した断面図、(d)は半導体基板の両面に電極を形成した断面図である。 半導体基板の表面に形成したテクスチャ構造の例を示す概略図である。 本発明の太陽電池の製造方法における洗浄処理用のカセットキャリアに角型半導体基板を配置した一例を示す斜視図である。 本発明の太陽電池の製造方法における熱処理ボートに角形半導体基板を配置した一例を示す概略図であり、(a)は熱処理ボートの正面図、(b)は熱処理ボートの側面図である。
以下に、本発明に係る太陽電池の製造方法の一例について図3〜図6を用いて説明する。ただし、本発明はここで示す構成の太陽電池の製造方法に限られるものではない。
まず、高純度シリコンにホウ素あるいはガリウムのようなIII族元素をドープし、比抵抗0.1〜5Ω・cmとしたアズカット単結晶{100}P型シリコン基板(太陽電池用基板ともいう。以下、基板と称する。)11を用い、該基板11の表面のスライスダメージを、濃度5〜60質量%の水酸化ナトリウムや水酸化カリウムのような高濃度のアルカリ、もしくは、フッ酸と硝酸の混酸などを用いてエッチングする。単結晶シリコン基板は、CZ法、FZ法のいずれの方法によって作製されてもよい。
引き続き、基板11表面に図4に示すような微小な凹凸構造(例えば、ランダムピラミット構造)を有するテクスチャ11aの形成を行う。テクスチャ11aは太陽電池の反射率を低下させるための有効な方法である。テクスチャ11aは、加熱した水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなどのアルカリ溶液(濃度1〜10質量%、温度60〜100℃)中に10〜30分程度浸漬することで形成される。上記溶液中に、所定量の2−プロパノールを溶解させ、反応を促進させることが多い。基板11の両面にテクスチャ11aを形成することが好ましい。
テクスチャ形成後、塩酸、硫酸、硝酸、フッ酸等、もしくはこれらの混合液の酸性水溶液中で洗浄する。経済的及び効率的見地から、塩酸中での洗浄が好ましい。清浄度を向上するため、塩酸溶液中に、0.5〜5質量%の過酸化水素を混合させ、60〜90℃に加温して洗浄してもよい。その後、基板11を純水にてリンスし、水きり乾燥することにより太陽電池用基板が得られる(以上、図3(a))。
本発明では、ここまでのスライスダメージを除去するエッチングからリンス、水きり乾燥までのウエット基板処理について、図5に示すように半導体基板S(ここではシリコン基板11である)を配置したキャリアカセット100を用いて行う。即ち、図5に示すように、キャリアカセット100内に2枚の半導体基板Sをエッチング、洗浄及びリンス可能に、かつリンス取り出し時にリンス水により貼り付き可能に近接配置して一組(組単位)Usとし、更にこれらの半導体基板の組Us同士をリンス取り出し時にリンス水により貼り付かないように離間して並列配置し、該キャリアカセット100ごと基板処理液の入った処理槽に浸漬して上記処理を行う。
ここで、キャリアカセット100は、PFA、PTFE等の耐薬品性に優れたフッ素樹脂材料等からなり、底板と側板から構成される上部が開口した箱型の容器であり、図5に示すように、互いに対向する一方の両側板101内面には、それぞれ半導体基板Sの両端部を保持する基板保持溝(以下、保持溝)102a,102bが半導体基板Sの基板面に対して垂直方向、即ち半導体基板Sの並列配置方向に一定間隔で複数設けられている。また、キャリアカセット100の底板には、不図示の基板処理液流入用の開口部が設けられている。
また、保持溝102a,102bの溝幅は、図1の従来のキャリアカセット800の保持溝802a,802bの溝幅よりも広く、2枚の半導体基板Sの端部をまとめて挿入可能で、該2枚の半導体基板Sを洗浄及びリンス可能に、かつリンス取り出し時にリンス水により貼り付き可能に近接配置する一組Usとして保持する。即ち、一組Usにおける半導体基板Sの近接間隔は、本工程において半導体基板S間を基板処理液が通過可能な程度に離間した間隔であると共に、リンス取り出し時にリンス水で貼り付き可能な程度に近接した間隔であり、例えば、板厚tの半導体基板Sを保持する場合、保持溝102a,102bの溝幅は2t+0.3mm〜2t+1mm程度である。その溝幅が狭すぎると、基板処理液により半導体基板Sの基板面を均一に処理できないおそれがあり、広すぎるとリンス水での貼り付きが困難となる場合がある。
また、保持溝102a,102bの半導体基板S並列配置方向の間隔は、半導体基板の組Us同士をリンス取り出し時にリンス水により貼り付かないように離間して並列配置するものであり、図1の従来のキャリアカセット800における保持溝802a,802bの間隔と同じ程度でよく、例えば2〜8mmである。
本ウエット基板処理では、このように半導体基板Sが収納されたキャリアカセット100を処理槽のエッチング液、洗浄液、リンス水等の基板処理液中に浸漬すると、底部から基板処理液が容易にキャリアカセット100内に流入し、半導体基板Sの2枚一組単位の組Us同士の間に浸入すると共に、組Usにおける2枚の半導体基板Sの間にも浸入する。その結果、キャリアカセット100内の全ての半導体基板Sが均一に処理されるようになる。
このように、キャリアカセット100によれば、図1の従来のキャリアカセット800よりも約2倍の枚数の半導体基板Sを収納しつつ、従来のキャリアカセット800の場合と同等の基板処理効果が得られることから、従来の約2倍の処理の効率化を図ることが可能である。
なお、キャリアカセット100内の半導体基板Sを基板処理液に浸漬したときに、基板処理液内でキャリアカセット100全体を振動させたり、キャリアカセット100内に細かい泡状の気体を導入したりして、半導体基板Sをわずかに動かすようにすると、より確実に組Usにおける半導体基板S同士が離間して、その間に基板処理液が入り込みやすくなり、効率よく基板処理を行うことが可能となる。
次に、ウエット基板処理の最後のリンス処理が終了し、キャリアカセット100が処理槽より取り出されて水きり乾燥されるが、このときに、基板11は、2枚一組単位の組Usにおける基板11同士が両者の間に残存するリンス水の表面張力により貼り付いた状態で取り出される。本発明では、この状態を維持したまま次工程である熱拡散処理を行う。
本発明の熱拡散処理工程は、少なくともドーパント化合物蒸気を用いた熱拡散処理工程であり、具体的には、オキシ塩化リン(POCl3)を用いた気相拡散法により基板11の受光面となる表面上にエミッタ層12を形成する(図3(b))。
本発明では、この熱拡散処理について、図6に示すように半導体基板S(ここではシリコン基板11である)を配置した熱処理ボート200を用いて行う。即ち、図6に示すように、上記組Usの半導体基板同士がリンス水を介して貼り付いた状態を維持したままで熱処理ボート200に配置して、熱処理ボート200ごと熱処理炉内に配置して半導体基板の熱処理を行う。
ここで、熱処理ボート200は、4本の支柱203と、支柱203同士の固定をし、かつボート自体の機械的強度を保つ為の梁201となる部分から構成され、SiC又は石英材等からなる耐熱性に優れた材料からなる。また、また4本の支柱203の内側にはそれぞれ半導体基板Sを保持する為の保持溝202a,202b,202c,202dが半導体基板Sの並列配置方向に略等間隔で複数箇所設けられている。
また、保持溝202a,202b,202c,202dの溝幅は、図2の従来の熱処理ボート900の保持溝902a,902b,902c,902dの溝幅よりも広く、2枚の半導体基板Sの端部をまとめて挿入可能で、半導体基板S同士で重なり合わせのずれが生じにくく、かつ加熱の際の熱膨張により半導体基板Sに過剰な応力がかからない程度の遊びを持たせることが好ましく、例えば、板厚tの半導体基板Sを保持溝202a,202b,202c,202dごとに保持させる場合、その溝幅は2t+0.1mm〜2t+0.3mm程度である。
また、保持溝202a,202b,202c,202dの半導体基板S並列配置方向の間隔は、図2の従来の熱処理ボート900における保持溝902a,902b,902c,902dの間隔と同じでよく、例えば2〜8mmである。
図6の熱処理ボート200では、保持溝202a,202b,202c,202dの一組ごとにリンス水Wを介して貼り合わされた状態の2枚ずつの半導体基板Sの端部がまとめて挿入され、かつ半導体基板S同士がその基板面が略平行になるように組Us同士を略等間隔で離間して並列配置される。このとき、組Usにおける半導体基板S同士はリンス水Wで貼り合わされた状態にあるため、保持溝202a,202b,202c,202dに挿入する際にもこの半導体基板S同士の重なり状態がずれることなく、正確にセットすることが可能である。なお、組Usにおける半導体基板Sの外側の面が受光面となり、重なり合った面が裏面となる。
本熱拡散処理工程では、このように半導体基板Sが収納された熱処理ボート200を熱処理炉内に配置し、熱処理ボート200ごと全体を所定の拡散温度(820〜880℃)に加熱しつつ、ドーパントとしてオキシ塩化リン(POCl3)蒸気を炉内に導入し、リンを半導体基板Sの受光面側表面に析出させる。このとき、組Usにおける半導体基板S同士の重なり状態にずれがないことから半導体基板Sの裏面側へのドーパントの回り込みが抑制される。また、本工程の初期に半導体基板S間のリンス水Wが蒸発することからオキシ塩化リン蒸気の回り込みが更に抑えられる。その後、拡散処理温度を数十分間保持して、リンを半導体基板S(シリコン基板11)中に拡散させ、受光面表面近傍にのみ薄いn型拡散層であるエミッタ層12を形成する。形成するエミッタ層12の厚さは0.2μm以上0.5μm以下が好ましく、シート抵抗は40Ω/□以上150Ω/□以下が好ましい。
なお、高温の熱処理により半導体基板S間のリンス水Wは蒸発してなくなることから該半導体基板S同士は貼り付きのないフリーな状態となる。このとき、基板表面が鏡面仕上げされた状態であると、高温により重ね合わされた基板同士が接着してしまい、熱処理後に特別な基板の剥離処理が必要になるが、本発明では、組Usにおいて対向する面となる半導体基板S(基板11)の裏面側表面にも、微小な凹凸構造のテクスチャ11aを形成していることから、熱拡散処理を施しても組Usで重ね合わされた半導体基板S同士の貼り付きが防止される。
以上のように、本発明では熱処理ボート200を用いて、図2の従来の熱処理ボート900よりも約2倍の枚数の半導体基板Sを収納しつつ、特開平4−162518号公報(特許文献2)記載の方法による基板の貼り付き(接着)及びドーパントの裏面回り込みを防止して、エミッタ層12を形成することができることから、従来の処理効果を得つつ、従来の約2倍の処理の効率化を図ることが可能である。
なお、基板11としてn型シリコン基板を用いた場合には、例えばドーパントとしてBBr3を用い、900〜1000℃で数十分間の熱処理によりp型エミッタ層を形成するが、この場合にも本発明を適用することが可能である。
次に、熱拡散処理工程の後、基板11の表面に形成したリンガラスを2質量%以上5質量%以下のフッ酸水溶液中に数分浸漬して除去し、次いで純水でリンスして、水きり乾燥を行う。
本発明では、このフッ酸によるリンガラスを除去するエッチング洗浄からリンス、水きり乾燥までのウエット基板処理についても、図5に示すように半導体基板S(ここではエミッタ層12が形成されたシリコン基板11である)を配置したキャリアカセット100を用いて行う。なお、組Usでは、リンガラスが形成された受光面側を外側として半導体基板S同士を重ね合わせるとよい。
本ウエット基板処理でも、このように半導体基板Sが収納されたキャリアカセット100を処理槽のフッ酸洗浄液、リンス水の基板処理液中に浸漬すると、底部から基板処理液が容易にキャリアカセット100内に流入し、半導体基板Sの2枚一組単位の組Us同士の間に浸入すると共に、組Usにおける2枚の半導体基板Sの間にも浸入する。その結果、キャリアカセット100内の全ての半導体基板Sが均一に処理されるようになる。
このように、キャリアカセット100によれば、本ウエット基板処理においても、図1の従来のキャリアカセット800よりも約2倍の枚数の半導体基板Sを収納しつつ、従来のキャリアカセット800の場合と同等の基板処理効果が得られることから、従来の約2倍の処理の効率化を図ることが可能である。
次に、ここでもウエット基板処理の最後のリンス処理が終了し、キャリアカセット100が処理槽より取り出されて水きり乾燥されるが、このときに、エミッタ層12が形成された基板11は、組Usにおいて基板11同士が両者の間に残存するリンス水の表面張力により貼り付いた状態で取り出される。本発明では、この状態を維持したまま次工程である熱酸化処理を行う。
次いで、熱酸化によりSiO2膜を形成し、受光面側の反射防止膜13、裏面側のパッシベーション膜14とする(図3(c))。
本発明では、この熱酸化処理についても、図6に示すように半導体基板S(ここではエミッタ層12が形成されたシリコン基板11である)を配置した熱処理ボート200を用いて行う。即ち、図6に示すように、上記組Usの半導体基板同士がリンス水を介して貼り付いた状態を維持したままで熱処理ボート200に配置され、熱処理ボート200ごと熱処理炉内に配置して半導体基板の熱酸化処理を行う。
ここで用いる熱処理ボート200の基本構成(図6)は、上述した熱拡散処理工程の場合と同じであるが、保持溝202a,202b,202c,202dの溝幅を熱酸化処理に好適なものとすることが好ましい。即ち、保持溝202a,202b,202c,202dの溝幅は、図2の従来の熱処理ボート900の保持溝902a,902b,902c,902dの溝幅よりも広く、複数枚の半導体基板Sの端部をまとめて挿入可能で、該2枚の半導体基板Sを熱酸化可能に近接配置する一組Usとして保持する。即ち、一組Usにおける半導体基板Sの近接間隔は、本工程において半導体基板S間を酸素ガス等の酸化剤が通過可能な程度に離間した間隔であり、例えば、板厚tの半導体基板Sを保持溝202a,202b,202c,202dに保持させる場合、その溝幅は2t+0.5mm〜2t+1mm程度である。
本熱酸化処理工程では、このように半導体基板Sが収納された熱処理ボート200を熱処理炉内に配置し、酸化剤として酸素ガスを導入しつつ、熱処理ボート200ごと全体を所定の熱酸化温度(900〜1100℃)に加熱し、5〜120分間保持して半導体基板Sの両面をドライ酸化させてSiO2膜を形成する。形成するSiO2膜の厚さは90nm以上150nm以下が好ましい。SiO2膜の厚さがこの範囲から外れると、反射率が高くなってしまい、短絡電流が低下してしまう不具合が生じるおそれがある。
なお、本工程では高温熱処理を施すため、半導体基板S間に残存するリンス水Wはこの熱処理中に蒸発して除去される。また、組Usにおいて対向する面となる半導体基板Sの裏面側表面にも、微小な凹凸構造のテクスチャ11aを形成していることから、熱酸化処理の加熱による組Usの半導体基板S同士の貼り付きが防止される。
熱酸化処理工程では、以上のようなドライ酸化の他に、酸化剤として水蒸気を用いるウエット酸化、パイロジェニック酸化の場合、あるいはHClやCl2等のガスを導入するなどして熱酸化膜を形成する場合にも本発明を適用することが可能である。
次に、反射防止膜13、パッシベーション膜14上に、電極15、16を蒸着法、スパッタ法、スクリーン印刷法、インクジェット印刷法等の方法で形成する(図3(d))。
例えば、スクリーン印刷法の場合は、Ag粉末とガラスフリットを有機物バインダと混合したAgペーストをスクリーン印刷した後、5〜30分間、700〜850℃の温度で焼成して電極15、16が形成される。この焼成によりSiO2膜にAg粉末を貫通させ(ファイアースルー)、電極とシリコン基板を導通させる。なお、工数の削減という観点から、裏面側の電極16及び受光面側の電極15の焼成は一度に行うことも可能であるが、別々に行ってもよい。
電極形成に蒸着法やスパッタ法を用いる場合は、SiO2膜に開口部を設けておく必要がある。この開口部の形成には、レーザーによる熱的なエネルギーを与える方法や、ダイサー等により物理的に形成する方法、エッチングペーストを用いて化学的に形成する方法等がある。なお、裏面に限り、開口部形成後にAlを全面に成膜すると、裏面のパッシベーション効果が劇的に改善され、太陽電池の変換効率向上に寄与するため好ましい。
上記のスクリーン印刷法による電極形成、並びに開口後の蒸着法による電極形成は、基板の受光面と裏面に組合せて使用することも可能である。
以上の製造工程を経て、図3(d)に示す太陽電池が得られる。即ち、図3(d)に示すように、太陽電池の受光面側には、例えばp型のシリコン基板11の導電型と反対の型(すなわちn型)の薄いエミッタ層12が設けられ、その上に反射防止膜13としてSiO2膜が形成されている。また、反射防止膜13上には、光励起したキャリアを集電するための電極15が数mm間隔(0.1〜5mm程度の間隔)で設けられる。また、シリコン基板11の裏面側(p型領域)がSiO2膜からなるパッシベーション膜14で保護(パッシベーション)されており、更にその上に集電用の電極16が部分的又は全面に設けられている。
なお、上記では、受光面及び裏面いずれにもSiO2膜を形成しているが、フッ酸等で受光面のSiO2膜のみを除去し、SiNx膜を成膜して反射率を低下させたり、裏面のSiO2膜のみを除去してAlを基板全面に成膜したりしてもよい。
以上のように、太陽電池の製造工程では、通常、半導体基板Sのウエット洗浄処理を施した後に熱処理を施すことが行われており、本発明ではこのウエット洗浄処理工程、熱処理工程の組み合わせにおいてキャリアカセット及び熱処理ボートへの半導体基板の載置方法に工夫を施すことにより、従来と同等の処理効果を得つつ、従来よりも1バッチで約2倍の枚数の半導体基板Sを処理することを実現した。
本発明の有効性を確認するため、本発明の太陽電池の製造方法を用いて実際に太陽電池を作製した。なお、本発明はこれに限定されるものではない。
[実施例1]
厚さ250μm、比抵抗1Ω・cmのホウ素ドープ{100}p型アズカットシリコン基板1240枚を、図5に示したごとく、キャリアカセット100の保持溝102a,102bの一溝に対し2枚一組単位の組Usで近接配置すると共に、これらの組Us同士を所定間隔で離間した状態で収納し、熱濃水酸化カリウム水溶液によりダメージ層を除去後、水酸化カリウム/2−プロパノール水溶液中に浸漬しテクスチャ形成を行い、引き続き塩酸/過酸化水素混合溶液中で洗浄を行った後、リンス水洗浄、乾燥処理を行った(図3(a))。
上記ウエット洗浄処理後、シリコン基板11は2枚一組単位でリンス水の表面張力により貼り付いた状態で取出され、この状態を維持したまま、図6に示したごとく、熱処理ボート200の保持溝202a,202b,202c,202dの一溝に対し上記2枚一組単位で収納し、オキシ塩化リン雰囲気下、870℃にて気相拡散を行うことによりエミッタ層12の形成を行った(図3(b))。
上記熱拡散処理後、図5に示したごとく、キャリアカセット100の保持溝102a,102bの一溝に対し2枚一組単位の組Usで近接配置すると共に、これらの組Us同士を所定間隔で離間した状態で収納し、フッ酸にてガラスを除去し、洗浄、リンス水処理、乾燥処理を行った。ここでも、エミッタ層12を有するシリコン基板11は2枚一組単位でリンス水の表面張力により貼り付いた状態で取出され、この状態を維持したまま、図6に示したごとく、熱処理ボート200の保持溝202a,202b,202c,202dの一溝に対し上記2枚一組単位で収納し、温度1050℃にて60分間ドライ酸化雰囲気中で熱酸化処理を行った(図3(c))。
上記熱酸化処理後の基板同士の接着は全く確認されず、外観はいずれも青色を呈し、いずれの基板とも面内に色むらや洗浄むらは全く確認されなかった。
次に、レーザーを用いて裏面のパッシベーション膜14であるシリコン酸化膜に開口部を形成し、裏面の電極16としてAlペーストを裏面全面にスクリーン印刷し乾燥させた。次いで、反射防止膜13上に受光面の電極15としてAgペーストをスクリーン印刷し乾燥させた。最後に780℃の空気雰囲気下で電極を焼成して太陽電池を作製した(図3(d))。
[比較例1]
厚さ250μm、比抵抗1Ω・cmのホウ素ドープ{100}P型アズカットシリコン基板1240枚を、図1に示したごとく、キャリアカセット800の保持溝802a,802bの一溝に対し1枚の基板を収納させ、熱濃水酸化カリウム水溶液によりダメージ層を除去後、水酸化カリウム/2−プロパノール水溶液中に浸漬しテクスチャ形成を行い、引き続き塩酸/過酸化水素混合溶液中で洗浄を行った後、リンス水洗浄、乾燥処理を行った。
次に、図2に示したごとく、熱処理ボート900の保持溝902a,902b,902c,902dの一溝に対し1枚の基板を収納させ、オキシ塩化リン雰囲気下、870℃にて気相拡散を行うことによりエミッタ層の形成を行った。
上記熱拡散処理後、図1に示したごとく、キャリアカセット800の保持溝802a,802bの一溝に対し1枚の基板を収納し、フッ酸にてガラスを除去し、洗浄、リンス水処理、乾燥処理を行った。
次に、図2に示したごとく、熱処理ボート900の保持溝902a,902b,902c,902dの一溝に対し1枚の基板を収納させ、温度1050℃にて60分間ドライ酸化雰囲気中で熱酸化処理を行った。
更に、レーザーを用いて裏面のシリコン酸化膜に開口部を形成し、裏面の電極層としてAlペーストを裏面全面にスクリーン印刷し乾燥させた。次いで受光面の電極層としてAgペーストをスクリーン印刷し乾燥させた。最後に780℃の空気雰囲気下で電極を焼成して太陽電池を作製した。
以上のように実施例1及び比較例1記載の方法によって得られた太陽電池を用いて、25℃、100mW/cm2、スペクトルAM1.5グローバルの擬似太陽光照射時の電気特性を測定した。表1にその結果(1240枚の平均値)を示す。
Figure 2014063890
本発明の太陽電池の製造方法によっても高効率の太陽電池が作製できることが分かった。また、本発明によれば、テクスチャ構造が必須となる太陽電池の製造に極めて有効であり、ウエット洗浄処理及び熱処理時の処理枚数は飛躍的に増加するため、生産性が著しく向上した。
なお、これまで本発明を図面に示した実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
11 シリコン基板
11a テクスチャ
12 エミッタ層
13 反射防止膜
14 パッシベーション膜
15、16 電極
100、800 キャリアカセット
101、801 側板
102a、102b、802a、802b 基板保持溝(保持溝)
200、900 熱処理ボート
201、901 梁
202a、202b、202c、202d、902a、902b、902c、902d
203、903 支柱
S 半導体基板
Us 組
W リンス水

Claims (5)

  1. 半導体基板について少なくとも洗浄液による洗浄及びリンス水によるリンスを行うウエット洗浄工程と熱処理工程とを含む太陽電池の製造方法であって、ウエット洗浄工程では、キャリアカセット内に2枚の半導体基板を洗浄及びリンス可能に、かつリンス取り出し時にリンス水により貼り付き可能に近接配置して一組とし、更にこれらの半導体基板の組同士をリンス取り出し時にリンス水により貼り付かないように離間して並列配置した状態で洗浄及びリンスを行い、次いで上記半導体基板をリンス水を介して貼り付いた2枚一組単位で取り出し、この貼り付いた状態を維持したままで熱処理ボートに並列配置して熱処理を行うことを特徴とする太陽電池の製造方法。
  2. 上記半導体基板は、両面に微小な凹凸構造のテクスチャを有することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池の製造方法。
  3. 上記ウエット洗浄工程は、キャリアカセットの内部に所定間隔で設けられた溝ごとに2枚の半導体基板の端部が挿入されて、洗浄及びリンス可能に、かつリンス取り出し時にリンス水により貼り付き可能に近接配置する一組とされ、溝同士の間隔によりこれらの半導体基板の組同士がリンス取り出し時にリンス水により貼り付かないように離間して並列配置されており、該キャリアカセットごと洗浄液及びリンス水に浸漬して半導体基板を洗浄及びリンスするものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽電池の製造方法。
  4. 上記熱処理工程は、熱処理ボート内に上記リンス水を介して貼り付いた状態の2枚一組の半導体基板を所定間隔で離間して収納し、上記熱処理ボートごと熱処理炉内に配置して半導体基板の熱処理を行うものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池の製造方法。
  5. 上記熱処理工程は、少なくともドーパント化合物蒸気を用いた熱拡散処理工程、又は酸化剤を用いた熱酸化処理工程であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の太陽電池の製造方法。
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