JPH06234691A - 芳香族アルデヒドの連続的製造方法 - Google Patents
芳香族アルデヒドの連続的製造方法Info
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- JPH06234691A JPH06234691A JP5293573A JP29357393A JPH06234691A JP H06234691 A JPH06234691 A JP H06234691A JP 5293573 A JP5293573 A JP 5293573A JP 29357393 A JP29357393 A JP 29357393A JP H06234691 A JPH06234691 A JP H06234691A
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Abstract
供する。 【構成】 式(1)の芳香族アルデヒドを、式(2)の
ジクロロメチル置換芳香族化合物を約1〜50%濃度の
式(3)の1種またはそれ以上の触媒水溶液を用いて約
70〜160℃で連続的に加水分解することによって連
続的に製造する。 (Mは遷移元素であり、Xは、F、Cl、Br、I、O
H、SO4 、PO4 またはNO3 であり、そしてnは1
〜4の整数)
Description
デヒドを対応するジクロロメチル置換芳香族を一定の触
媒の水溶液で加水分解することによって非常に良好な収
率で連続的に製造する方法に関する。
アルデヒドは、穀物保護および医薬品の領域における数
多くの化合物の製造に重要な出発原料である。
ロロメチル−置換芳香族を水で酸または金属塩の存在下
に下記反応式に従って鹸化することによって製造され
る。
照のこと)。この反応は、回分式に行われる。しかしな
がら、この操作の態様は、下記の欠点を有している。
ために巨大な装置寸法を必要としている。 2. 特に巨大な製造バッチは、時間から時間まで鹸化
の開始が遅延し、そして反応を制御しなければならない
ので安全に対する危険性がある。
ードにおいて副反応に適する高い濃度のジクロロ置換芳
香族が存在するので、望ましくない副反応(フリーデル
−クラフツ反応、重合反応)を触媒する触媒、例えば鉄
塩の使用の困難性がある。
を有していない置換または非置換芳香族アルデヒドの改
良された製造方法に対する要求がある。文献中に、既に
3種類の上記反応機構に従ったベンズアルデヒドの製造
について記載された連続的方法がある。
谷化学株式会社において、多量の硫酸の存在下での種々
のベンザールクロライドの連続的鹸化が提供されてい
る。この方法は、最終的に排水に入り込むあるいは非常
に費用をかけて再生しなければならない多量の硫酸が必
要とされるので生態額暦および経済的観点からなおも疑
問がある。この方法における転化率は、最大98%であ
り、過剰のベンザールクロライドを分離するために多大
な分離が必要となる。更にまた、塩素不含の性をこの方
法で得るのは困難である。使用されたベンザールクロラ
イドに基づいたアルデヒドの収率は、理論値の87.5
%と非常に穏やかである。
は、気相中でのベンズアルデヒドの製造を記載してい
る。この方法は、熱的に安定なアルデヒドにのみ好適で
あり、そしてエネルギー的におよび活性化合物に関して
(230℃、HCl排ガス)問題がある。
は、鹸化を不活性溶剤中で塩基の水溶液を用いて多段階
向流抽出プラントで行うベンズアルデヒドの製造方法を
記載している。高い塩化ナトリウムを含有スルホン酸排
水の形成および多量の循環溶剤の必要性の両方のため
に、この方法は、経済的に問題があり、そして高価であ
る。
ール残基、例えば好ましくはベンゼン残基であり、
R1 、R2 およびR3 は互いに独立して水素、弗素、塩
素または臭素原子、好ましくは水素、弗素または塩素原
子である)で表される芳香族アルデヒドを、式(2)
味を有する)で表されるジクロロメチル置換された芳香
族化合物を触媒溶液の水の重量に基づいて約1ないし約
50重量%、好ましくは約1.2ないし約15重量%の
濃度の式(3) MXn (3) (式中、Mは鉄、ニッケル、銅、クロム、タンタル、亜
鉛および水銀から選ばれた、好ましくは鉄、銅および亜
鉛から、特に好ましくは鉄および亜鉛から選ばれた遷移
元素であり、Xは、F、Cl、Br、I、OH、S
O4 、PO4 またはNO3 、好ましくはCl、Br、O
H、SO4 、PO4 またはNO3 であり、そしてnは遷
移元素の酸価数に依存して1、2、3または4の数であ
る)で表される1種またはそれ以上の触媒の水溶液を用
いて、式(2)の化合物に基づいて化学量論量ないし1
00%までかじょうの加水分解に必要な水の存在下に約
70°ないし約160℃、好ましくは約100ないし約
140℃の温度で連続的に加水分解することによって有
利に連続的に製造することができることを見出した。
表されるジクロロ置換芳香族は、純粋な形態でまたは芳
香族アルデヒドおよび芳香族カルボン酸を同時に製造す
ることができる相当するトリクロロメチル置換芳香族と
の混合物の形態で使用することができる。混合物を使用
した場合には、このものは、約0.5ないし約30重量
%の対応するトリクロロメチル置換芳香族を含有するこ
とができる。対応するモノクロロメチル置換芳香族によ
る式(2)で表される出発化合物の若干の汚染は、本発
明による鹸化反応を妨害しない。
ールクロライドとトリクロロメチル置換芳香族、例えば
ベンゾトリクロライドとの混合物を使用する場合、反応
の完了後および蒸留段階の前または後に、生成した芳香
族カルボン酸をアルカリスクラブにより抽出し、そして
得られた溶液から酸性化により沈澱し、単離することが
できる。
ヒド、例えばハロゲン化または非ハロゲン化ベンズアル
デヒドの収率は、使用されたハロゲン化または非ハロゲ
ン化ベンザールクロライドに基づいて>95%である。
例えばベンザールクロライドとベンゾトリクロライドと
の混合物を使用した場合、カルボン酸の収率は、>95
%であり、そして生成物の分離および精製後のアルデヒ
ドの収率は、>95%である。
(2)で表される出発原料にもとづいく少量の金属塩に
特に際立っており、十分である(約0.1ないし約1.
5g/100g)。これに対して、特開昭62−第17
217号公報に記載の方法においては、約40ないし5
0gの濃硫酸が出発化合物100g当り必要とされる。
加えて、鉄塩水溶液または驚くべきことに亜鉛塩水溶液
も安全に使用することができる。亜鉛塩溶液は、固形の
亜鉛塩とは異なり回分式方法においては触媒的に活性で
はない(J.Legocki等,Pr.Inst.Pr
zem.Org.1974年,第6巻、第1〜9頁)。
従って、より一層驚くべきことには連続的操作の態様に
おいて例えば10%濃度の塩化亜鉛水溶液での鹸化が平
滑にかつ非常に高い転化率および収率で進行する。固形
の亜鉛塩を触媒として使用することは、計量添加の問題
ゆえに連続的操作の態様を達成するのが非常に困難であ
ろう。
上記式(2)で表される化合物を上記アニオンの鉄また
は亜鉛塩を触媒として鹸化することを行うことよりな
る。本発明の方法、すなわち上記式(2)で表される化
合物の加水分解を、連続的加水分解を並列して接続され
た2個ないし5個、好ましくは2または3個の加熱可能
な攪拌されている反応器からなる攪拌されている反応器
のカースケード中で行うのが有利であり、この場合、式
(2)で表されるジクロロメチル置換芳香族、例えばベ
ンザールクロライドを純粋形態(または少量のモノクロ
ロメチル置換芳香族で汚染された)または必要によりジ
クロロメチル置換芳香族、例えばベンザールクロライド
と対応するトリクロロメチル置換芳香族、例えばベンゾ
トリクロライドとの混合および触媒水溶液を最初に反応
器中に計量添加し、そして得られた反応混合をオーバー
フローまたはポンプにより下流の反応器に通過させる。
下流の反応器において、水および触媒水溶液を付加的に
必要により添加してもよい。
(2)で表される化合物に基づいて化学量論量または約
100%までの過剰量で使用される。全ての反応器にお
ける反応温度は、約70℃ないし約160℃、好ましく
は約100℃ないし約140℃である。平均滞留時間
は、各容器において約30ないし約240分間である
が、個々の反応器における滞留時間は異なることができ
る。
>85%、好ましくは>90%となるような方法で行う
のが好ましい。カースケードの最終反応器を出る粗製生
成物は、1%未満、好ましくは0.1%未満のジクロロ
置換芳香族、例えばベンザールクロライドの含有率およ
び過剰の水を考慮しないで>99%の芳香族アルデヒ
ド、例えばベンズアルデヒドの含有率を有している。材
料は、脱水後に蒸留または粗製状態で更に加工される。
に本発明を説明する役割を果たす。
うな並列に接続された3個の加熱可能な攪拌された反応
器K1〜K3からなる攪拌された容器のカースケード中
で行った。各実際の実験の前に、上記カースケードを上
記式(1)で表される芳香族アルデヒドでまたは製造し
た反応混合を充填し、そして反応温度に加熱した(図1
において、Bは生成物レシーバーである)。
の鹸化) 反応器K1〜K3を、オーバーフローを介してo−クロ
ロベンザールクロライド含有量約95%を有する回分式
に製造された反応混合に充填し、そして130℃に加熱
した。引き続いて、o−クロロベンーザールクロライド
を263ml/時間の計量添加速度で(396.8g、
1.89モル)そして10%濃度塩化亜鉛溶液を36m
l/時間の計量添加速度で反応器K1に計量添加した。
カースケードを離れる容量流速は、220ml/時間で
あり、そして平均滞留時間は各反応器において約60分
であった。5時間後、カースケードは、平衡状態であっ
た。反応器K1における転化率は99.3%であった。
平衡状態にてカースケードを離れる粗製生成物は、<
0.04%のo−クロロベンザール含有量を有しており
(毛細管GCパーセンテージ領域)そして過剰の水を考
慮しないで99.5%のo−クロロベンズアルデヒド濃
度であった。純粋なo−クロロベンズアルデヒドの収量
は約256g/時間(1.82モル/時間,理論値の9
6%)であった。
の鹸化) 例1の変化として、滞留時間を材料流入を増加させるこ
とによって反応器当たり47分に短縮した。カースケー
ドをまず例1に記載の通りの製造した反応混合で満たし
た。o−クロロベンザールクロライドを356ml/時
間の計量添加速度で(491.8g、2.5モル)でそ
して10%濃度塩化亜鉛溶液を43.6ml/時間の計
量添加速度で反応器K1に計量添加した。付加的に、1
0%濃度塩化亜鉛溶液を3.6ml/時間の計量添加速
度で反応器K2に計量転化した。3時間後、カースケー
ドは、平衡状態であった(毛細管GCパーセンテージ領
域)。系を離れる材料流速は294ml/時間であっ
た。平衡において、反応器K1におけるo−クロロベン
ザールの含有量は、約6%であり、反応器K2において
は約0.7%であり、そして反応器K2においては約
0.05%であった(全てのデータは毛細管GCパーセ
ンテージ領域)。系を離れる系におけるo−クロロベン
ズアルデヒドの含有率は、過剰の水を考慮せずに99.
7%(GC)であった。純粋なo−クロロベンズアルデ
ヒドの収量は約280g/時間(339g/時間,2.
41モル/時間,理論値の96%)であった。
の鹸化) o−クロロベンザールクロライドの鹸化を例1に従って
100℃の温度で同一材料流速および滞留時間を用いて
行った。平衡において、o−クロロベンザールクロライ
ドのカースケードの反応器K1における転化率は、約9
8%であり、ソシテ反応器K2において定量となった。
この粗製生成物は、>99%のp−クロロベンズアルデ
ヒド含有率を有していた。純粋なp−クロロベンズアル
デヒドの収量は、255%/時間(理論値の96%)で
あった。
o−クロロベンザールクロライドとの混合物の鹸化) 76.1重量%のo−クロロベンザールクロライドと2
3.5%のo−クロロベンゾトリクロライドとの混合物
を用いて同一温度でかつ同一容量流速において例1と同
様にして鹸化を行った。鹸化速度における著しい相違が
見出されなかった。o−クロロベンゾトリクロライド
は、反応条件下にo−クロロ安息香酸に完全に鹸化され
た。鹸化混合物の4%濃度炭酸ナトリウム溶液による連
続的ソクラブによりo−クロロ安息香酸を抽出し、粗製
o−クロロベンズアルデヒドを相分離器中で分離し、そ
して10トールでの蒸留により精製した。アルカリ性の
炭酸ナトリウム溶液を30%濃度塩酸で酸性化し、o−
クロロ安息香酸を沈澱させ、そして濾別した。o−クロ
ロベンズアルデヒドの収率は、使用したo−クロロベン
ザールクロライドに基づいて理論値の95.1%であ
り、使用したo−クロロベンズトリクロライドに基づい
てo−クロロ安息香酸の収率は、99%であった。
ベンザールクロライドの鹸化を例1と同一の条件下に行
った。例1と同一の結果が得られた。
クロライドの鹸化を例1と同一の条件下に行った。著し
く異なった結果は得られなかった。
ンザールクロライドの鹸化を例1と同一の条件下に行っ
た。塩化亜鉛と著しく異なった結果は得られなかった。
を例1と同様にして140℃で行った。2−クロロ−6
−フルオロベンザールクロライド入力流速は、268m
g/時間(396.6g/時間,1.86モル/時間)
とした。10%濃度塩化亜鉛溶液を36ml/時間の計
量添加速度で計量添加した。カースケードを離れる容量
流速は、242ml/時間であり、そして各反応器にお
ける平均滞留時間は、約66分間であった。系を離れる
粗製生成物は、99.4%の2−クロロ−6−フルオロ
ベンズアルデヒド含有量を有していた。純粋な2−クロ
ロ−6−フルオロベンズアルデヒドの収量は、280g
/時間(1.77モル、理論値の95%)であった。
例1と同様にして行った。4−フルオロベンザールクロ
ライドの入力流速は、268ml/時間(359g/時
間、2.0モル/時間)であった。系を離れる粗製生成
物は、213ml/時間であり、そして4−フルオロベ
ンズアルカリの濃度は>99%であった。純粋な4−フ
ルオロベンズアルカリの収量は、235g/時間(理論
値の94.7%)であった。
実施態様である。
Claims (17)
- 【請求項1】 式(1) 【化1】 (式中、Arはアリール残基であり、R1 、R2 および
R3 は互いに独立して水素、弗素、塩素または臭素原子
である)で表される芳香族アルデヒドの連続的製造方法
であって、式(2) 【化2】 (式中、Ar、R1 、R2 およびR3 は上記と同一の意
味を有する)で表されるジクロロメチル置換された芳香
族化合物を触媒溶液の水の重量に基づいて約1ないし約
50%の濃度の式(3) MXn (3) (式中、Mは鉄、ニッケル、銅、クロム、タンタル、亜
鉛および水銀から選ばれた遷移元素であり、Xは、F、
Cl、Br、I、OH、SO4 、PO4 またはNO3 で
あり、そしてnは遷移元素の酸価数に依存して1、2、
3または4の数である)で表される1種またはそれ以上
の触媒の水溶液を用いて約70°ないし約160℃の温
度で連続的に加水分解することを特徴とする上記方法。 - 【請求項2】 式(1)および(2)におけるArがベ
ンゼン、ナフタレン、アントラセンまたはフェナントレ
ンの残基である請求項1の方法。 - 【請求項3】 式(1)および(2)におけるArがベ
ンゼンの残基である請求項1および請求項2の少なくと
も1つの方法。 - 【請求項4】 Mが鉄または亜鉛である請求項1に記載
の式(3)で表される触媒の水溶液を用いて加水分解を
連続的に行う請求項1ないし3の少なくとも1つの方
法。 - 【請求項5】 触媒としての塩化亜鉛の水溶液を用いて
加水分解を連続的に行う請求項1ないし4の少なくとも
1つの方法。 - 【請求項6】 約100°ないし約140℃の温度で加
水分解を連続的に行う請求項1ないし5の少なくとも1
つの方法。 - 【請求項7】 触媒の水溶液の濃度が約1.2ないし約
15%である請求項1ないし6の少なくとも1つの方
法。 - 【請求項8】 加水分解に必要とされる水を請求項1に
定義した式(2)で表される出発化合物において加水分
解されるべき塩素の当量に基づいて化学量論量または約
100%まで過剰に使用する請求項1ないし7の少なく
とも1つの方法。 - 【請求項9】 加水分解に必要とされる水を請求項1に
定義した式(2)で表される出発化合物において加水分
解されるべき塩素の当量に基づいて約15%まで過剰に
使用する請求項1ないし8の少なくとも一つの方法。 - 【請求項10】 連続的加水分解を並列して接続された
2個ないし5個の加熱可能な攪拌されている反応器から
なる攪拌されている反応器のカースケード中で行う請求
項1ないし9の少なくとも一つの方法。 - 【請求項11】 連続的加水分解を並列して接続された
2個または3個の加熱可能な攪拌されている反応器から
なる攪拌されている反応器のカースケード中で行う請求
項1ないし10の少なくとも1つの方法。 - 【請求項12】 ジクロロメチル置換された芳香族およ
び触媒水溶液をカースケードの第1の反応器に計量添加
し、そして水または触媒水溶液を必要な別の反応器に付
加的に計量添加する請求項11および12の少なくとも
1つの方法。 - 【請求項13】 個々の反応器中の滞留時間が約30な
いし約240分間であり、個々の反応器における滞留時
間は異なることができる請求項10ないし請求項12の
少なくとも1つの方法。 - 【請求項14】 個々の反応器中の滞留時間が約40な
いし約80分間である請求項10ないし13の少なくと
も1つの方法。 - 【請求項15】 請求項1で定義された純粋なジクロロ
メチル置換芳香族の代わりに、これらと約50重量%ま
での対応するトリクロロメチル置換芳香族との混合物を
使用する請求項1ないし14の少なくとも1つの方法。 - 【請求項16】 請求項1で定義された純粋なジクロロ
メチル置換芳香族の代わりに、これらと約0.5ないし
約30重量%までの対応するトリクロロメチル置換芳香
族との混合物を使用する請求項1ないし15の少なくと
も1つの方法。 - 【請求項17】 芳香族アルデヒドの蒸留精製の前また
は後に、芳香族カルボン酸を連続的アルカリ洗浄により
反応混合物または蒸留残留物から分離し、そして酸性化
により純粋形態で沈澱させる請求項1ないし16の少な
くとも1つの方法。
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