JPH06228865A - 液体柔軟剤組成物 - Google Patents
液体柔軟剤組成物Info
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- JPH06228865A JPH06228865A JP3477593A JP3477593A JPH06228865A JP H06228865 A JPH06228865 A JP H06228865A JP 3477593 A JP3477593 A JP 3477593A JP 3477593 A JP3477593 A JP 3477593A JP H06228865 A JPH06228865 A JP H06228865A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ester
- fatty acid
- softener composition
- acid
- water
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
- C11D1/66—Non-ionic compounds
- C11D1/835—Mixtures of non-ionic with cationic compounds
Abstract
(57)【要約】
【構成】 (a)水不溶性で、分子中にエステル結合を
少なくとも1個以上有する第三級アミン中和物、第4級
アンモニウム塩等の柔軟基剤、(b)アルキレンオキシ
ド付加型ノニオン界面活性剤、(c)炭素数8〜22の
脂肪酸のメチルエステルおよびエチルエステルを、重量
比でメチルエステル/エチルエステル=10/1〜2/
1の範囲で含む脂肪酸エステル混合物を含有する液体柔
軟剤組成物。 【効果】 優れた柔軟効果を有する上、水分散性が良好
であり、柔軟基剤がゲル状化物として衣料に付着すると
いったトラブルが防止され、特に、自動投入される全自
動洗濯機での使用に好適である。
少なくとも1個以上有する第三級アミン中和物、第4級
アンモニウム塩等の柔軟基剤、(b)アルキレンオキシ
ド付加型ノニオン界面活性剤、(c)炭素数8〜22の
脂肪酸のメチルエステルおよびエチルエステルを、重量
比でメチルエステル/エチルエステル=10/1〜2/
1の範囲で含む脂肪酸エステル混合物を含有する液体柔
軟剤組成物。 【効果】 優れた柔軟効果を有する上、水分散性が良好
であり、柔軟基剤がゲル状化物として衣料に付着すると
いったトラブルが防止され、特に、自動投入される全自
動洗濯機での使用に好適である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維や衣料に柔軟性を
付与するための液体柔軟剤組成物に関し、特に、水への
分散性に優れた液体柔軟剤組成物に関する。
付与するための液体柔軟剤組成物に関し、特に、水への
分散性に優れた液体柔軟剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、柔軟化基剤としてジ長鎖キル第4
級アンモニウム塩が使用されてきたが、水への分散不良
が起こり、柔軟化基剤がゲル状物として繊維等に付着す
るトラブルが起こるという欠点があった。そのため、ア
ルキル鎖をもつ非環式第4級アンモニウム塩等を用い
て、水への分散性を改良しようとする試みがなされてき
ている(特開昭52−148295号公報)。しかし、
これらの手法を用いても水への分散不良の改良は不充分
である。全自動洗濯機が増加し、柔軟剤の自動投入が多
くなってきたため、水への分散不良が起こると柔軟化基
剤がゲル状物として繊維等に付着するトラブルが生じや
すい傾向にある。
級アンモニウム塩が使用されてきたが、水への分散不良
が起こり、柔軟化基剤がゲル状物として繊維等に付着す
るトラブルが起こるという欠点があった。そのため、ア
ルキル鎖をもつ非環式第4級アンモニウム塩等を用い
て、水への分散性を改良しようとする試みがなされてき
ている(特開昭52−148295号公報)。しかし、
これらの手法を用いても水への分散不良の改良は不充分
である。全自動洗濯機が増加し、柔軟剤の自動投入が多
くなってきたため、水への分散不良が起こると柔軟化基
剤がゲル状物として繊維等に付着するトラブルが生じや
すい傾向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水への分散
性が良好で、全自動洗濯機での使用にも好適な液体柔軟
剤組成物を提供するものである。
性が良好で、全自動洗濯機での使用にも好適な液体柔軟
剤組成物を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の液体柔軟剤組成
物は、下記の(a),(b)および(c)成分を含有す
ることを特徴とする。 (a) 水不溶性で、分子中にエステル結合を少なくと
も1個以上有する柔軟基剤。 (b) アルキレンオキシド付加型ノニオン界面活性
剤。 (c) 炭素数8〜22の脂肪酸のメチルエステルおよ
びエチルエステルを、重量比でメチルエステル/エチル
エステル=10/1〜2/1の範囲で含む脂肪酸エステ
ル混合物。
物は、下記の(a),(b)および(c)成分を含有す
ることを特徴とする。 (a) 水不溶性で、分子中にエステル結合を少なくと
も1個以上有する柔軟基剤。 (b) アルキレンオキシド付加型ノニオン界面活性
剤。 (c) 炭素数8〜22の脂肪酸のメチルエステルおよ
びエチルエステルを、重量比でメチルエステル/エチル
エステル=10/1〜2/1の範囲で含む脂肪酸エステ
ル混合物。
【0005】
【発明の実施態様】本発明で用いられる(a)成分の柔
軟基剤は、水不溶性で必ず分子中に1つ以上のエステル
結合を有しており、蒸留水中に20℃にて1g/リット
ル未満の溶解度を示す繊維付着性の化合物が好ましい。
柔軟基剤としては、アミン化合物の中和物、アミン化合
物の4級化物などが用いられ、アミンの具体例として
は、以下の化1(一般式Iまたは一般式II)に示したも
のを例示できる。
軟基剤は、水不溶性で必ず分子中に1つ以上のエステル
結合を有しており、蒸留水中に20℃にて1g/リット
ル未満の溶解度を示す繊維付着性の化合物が好ましい。
柔軟基剤としては、アミン化合物の中和物、アミン化合
物の4級化物などが用いられ、アミンの具体例として
は、以下の化1(一般式Iまたは一般式II)に示したも
のを例示できる。
【0006】
【化1】
【0007】上記R1,R2,R3,R4,R5はそれぞれ同
一でも異なってもよく、炭素数1〜24のアルキル基ま
たはアルケニル基を示す。但し、R1,R2,R3の少なく
とも1つ、あるいはR4,R5のいずれか1つは、エステ
ル結合で遮断されている。また、これらアルキル基また
はアルケニル基は、化2に示した官能基によって置換あ
るいは遮断されていてもよい。
一でも異なってもよく、炭素数1〜24のアルキル基ま
たはアルケニル基を示す。但し、R1,R2,R3の少なく
とも1つ、あるいはR4,R5のいずれか1つは、エステ
ル結合で遮断されている。また、これらアルキル基また
はアルケニル基は、化2に示した官能基によって置換あ
るいは遮断されていてもよい。
【0008】
【化2】
【0009】上記のうち、アルキル基またはアルケニル
基がカルボニル基(−CO−)で遮断された基、例えば
R−COO−(CH2)n−またはR−CONH−(CH2)n
−(R=炭素数1〜24のアルキル基またはアルケニル
基、n=1〜4)はヒドロカルボル基とも呼ばれてい
る。上記一般式(I)で示されるアミン化合物の具体例
としては、以下の化3、化4に示した一般式(I−1〜
I−8)の化合物が挙げられる。
基がカルボニル基(−CO−)で遮断された基、例えば
R−COO−(CH2)n−またはR−CONH−(CH2)n
−(R=炭素数1〜24のアルキル基またはアルケニル
基、n=1〜4)はヒドロカルボル基とも呼ばれてい
る。上記一般式(I)で示されるアミン化合物の具体例
としては、以下の化3、化4に示した一般式(I−1〜
I−8)の化合物が挙げられる。
【0010】
【化3】
【0011】
【化4】
【0012】上記一般式(II)の化合物の具体例として
は、以下の化5の一般式(II−1〜II−5に示したアミ
ン化合物が挙げられる。
は、以下の化5の一般式(II−1〜II−5に示したアミ
ン化合物が挙げられる。
【0013】
【化5】
【0014】以上のアミン化合物は、中和物の形で、あ
るいは4級化物の形で本発明の柔軟基剤として使用でき
る。中和は、通常の酸により行なわれ、酸としては塩
酸、硫酸、リン酸等の無機酸や安息香酸、クエン酸、リ
ンゴ酸、コハク酸、高分子アクリル酸等を挙げることが
できる。また、これらのアミン化合物の4級化には、通
常用いられる4級化剤が用いられ、具体的にはメチルク
ロライド、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、エピクロロヒ
ドリン等が挙げられる。
るいは4級化物の形で本発明の柔軟基剤として使用でき
る。中和は、通常の酸により行なわれ、酸としては塩
酸、硫酸、リン酸等の無機酸や安息香酸、クエン酸、リ
ンゴ酸、コハク酸、高分子アクリル酸等を挙げることが
できる。また、これらのアミン化合物の4級化には、通
常用いられる4級化剤が用いられ、具体的にはメチルク
ロライド、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、エピクロロヒ
ドリン等が挙げられる。
【0015】(a)成分の柔軟基剤は、本発明の柔軟剤
組成物中に7〜30重量%はことが配合することが好ま
しく、より好ましくは10〜20重量%である。(b)
成分のアルキレンオキシド付加型ノニオン界面活性剤と
しては、アルコールまたはアミンのアルキレンオキシド
付加物あるいは脂肪酸ポリオキシアルキレンエステルま
たはその低級アルキルエーテルなどが用いられる。
組成物中に7〜30重量%はことが配合することが好ま
しく、より好ましくは10〜20重量%である。(b)
成分のアルキレンオキシド付加型ノニオン界面活性剤と
しては、アルコールまたはアミンのアルキレンオキシド
付加物あるいは脂肪酸ポリオキシアルキレンエステルま
たはその低級アルキルエーテルなどが用いられる。
【0016】アルコールまたはアミンとしては、炭素数
8〜24、好ましくは10〜20の高級脂肪アルコー
ル、合成アルコール(n−パラフィン、n−オレフィン
またはα−オレフィンを酸化して得られるもの、および
人工的にイソ分岐等が導入されたもの等を含む)、高級
脂肪アミンにアルキレンオキシドを付加させたものが用
いられる。アルキレンオキシドとしては、エチレンオキ
シド、プロピレンオキシド、これらの混合物およびブチ
レンオキシドが通常使用される。アルキレンオキシドの
付加モル数は平均5〜150モル程度が望ましく、好ま
しくは15〜100である。
8〜24、好ましくは10〜20の高級脂肪アルコー
ル、合成アルコール(n−パラフィン、n−オレフィン
またはα−オレフィンを酸化して得られるもの、および
人工的にイソ分岐等が導入されたもの等を含む)、高級
脂肪アミンにアルキレンオキシドを付加させたものが用
いられる。アルキレンオキシドとしては、エチレンオキ
シド、プロピレンオキシド、これらの混合物およびブチ
レンオキシドが通常使用される。アルキレンオキシドの
付加モル数は平均5〜150モル程度が望ましく、好ま
しくは15〜100である。
【0017】具体的には、POE(p=50)ラウリル
エーテル、POE(p=50)C12〜C14第2級アルキ
ルエーテル、POE(p=50)硬化牛脂アルキルアミ
ン、POE(p=60)牛脂アルキルアミン、POE
(p=25)2−ヘキシルデシルエーテル、POE(p
=9)POP(p=10)C12〜C14第2級アルキルエ
ーテル等である。なお、ここでPOEはポリオキシエチ
レンを、POPはポリオキシプロピレンを、pはアルキ
レンオキシドの平均付加モル数を意味する。エステル型
ノニオン界面活性剤である脂肪酸ポリオキシアルキレン
エステルまたはその低級アルキルエーテルとしては、下
記の化6(一般式III )で示すものが用いられる。
エーテル、POE(p=50)C12〜C14第2級アルキ
ルエーテル、POE(p=50)硬化牛脂アルキルアミ
ン、POE(p=60)牛脂アルキルアミン、POE
(p=25)2−ヘキシルデシルエーテル、POE(p
=9)POP(p=10)C12〜C14第2級アルキルエ
ーテル等である。なお、ここでPOEはポリオキシエチ
レンを、POPはポリオキシプロピレンを、pはアルキ
レンオキシドの平均付加モル数を意味する。エステル型
ノニオン界面活性剤である脂肪酸ポリオキシアルキレン
エステルまたはその低級アルキルエーテルとしては、下
記の化6(一般式III )で示すものが用いられる。
【0018】
【化6】RCO(OA)n OR′ …(III) (R:炭素数8〜20、好ましくは11〜17のアルキ
ル基またはアルケニル基 (OA)n :アルキレンオキシドが平均nモル付加してい
ることを示し、n=5〜150、好ましくは15〜10
0。アルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、
プロピレンオキシドまたはブチレンオキシドが単独であ
るいは混合して付加する R′:水素または炭素数1〜4の低級アルキル基)
ル基またはアルケニル基 (OA)n :アルキレンオキシドが平均nモル付加してい
ることを示し、n=5〜150、好ましくは15〜10
0。アルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、
プロピレンオキシドまたはブチレンオキシドが単独であ
るいは混合して付加する R′:水素または炭素数1〜4の低級アルキル基)
【0019】(b)成分のアルキレンオキシド付加型ノ
ニオン界面活性剤は、本発明の液体柔軟剤組成物中に1
〜10重量%配合するのが好適であり、好ましくは2〜
5重量%配合される。本発明の(c)成分としては、炭
素数10〜22、好ましくは14〜20の脂肪酸のメチ
ルエステルとエチルエステルとを含む脂肪酸エステル混
合物が用いられる。脂肪酸エステル混合物は、重量比で
メチルエステル/エチルエステルとの比が10/1〜2
/1、好ましくは6/1〜4/1となる範囲で両者を含
有する。比率が上記範囲を外れると柔軟基剤の水分散性
が損なわれる。
ニオン界面活性剤は、本発明の液体柔軟剤組成物中に1
〜10重量%配合するのが好適であり、好ましくは2〜
5重量%配合される。本発明の(c)成分としては、炭
素数10〜22、好ましくは14〜20の脂肪酸のメチ
ルエステルとエチルエステルとを含む脂肪酸エステル混
合物が用いられる。脂肪酸エステル混合物は、重量比で
メチルエステル/エチルエステルとの比が10/1〜2
/1、好ましくは6/1〜4/1となる範囲で両者を含
有する。比率が上記範囲を外れると柔軟基剤の水分散性
が損なわれる。
【0020】脂肪酸エステルの具体例としては、オレイ
ン酸メチルエステル、オレイン酸エチルエステル、ステ
アリン酸メチルエステル、ミリスチレン酸メチルエステ
ル等が挙げられる。(c)成分の混合脂肪酸エステル
は、本発明の柔軟剤組成物中に0.2〜4.0重量%を
配合することが好ましく、より好ましくは0.5〜2.
5重量%である。
ン酸メチルエステル、オレイン酸エチルエステル、ステ
アリン酸メチルエステル、ミリスチレン酸メチルエステ
ル等が挙げられる。(c)成分の混合脂肪酸エステル
は、本発明の柔軟剤組成物中に0.2〜4.0重量%を
配合することが好ましく、より好ましくは0.5〜2.
5重量%である。
【0021】本発明の柔軟剤組成物には、上記成分以外
にその他の任意成分として、通常柔軟剤組成物に配合さ
れる公知の成分を本発明の効果を妨げない範囲で配合す
ることができる。任意成分としては、例えば、ジ長鎖ア
ルキルジ短鎖アルキル第4級アンモニウム塩等の第4級
アンモニウム塩、ステアリン酸、オレイン酸等の高級脂
肪酸、2−エチルヘキサン酸とグリセリンまたはペンタ
エリスリトールとの部分エステル化物等の非イオン界面
活性剤、食塩、塩化アンモニウム、塩化カルシウム、塩
化マグネシウム、塩化カリウム等の水溶性塩、エチルア
ルコール、イソプロピルアルコール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、イソプレングリコール、ヘ
キシレングリコール等の溶剤、尿素、殺菌剤、酸化防止
剤、染料、顔料、シリコーン類、炭化水素、セルロース
誘導体、紫外線吸収剤、蛍光増白剤、香料等が挙げられ
る。
にその他の任意成分として、通常柔軟剤組成物に配合さ
れる公知の成分を本発明の効果を妨げない範囲で配合す
ることができる。任意成分としては、例えば、ジ長鎖ア
ルキルジ短鎖アルキル第4級アンモニウム塩等の第4級
アンモニウム塩、ステアリン酸、オレイン酸等の高級脂
肪酸、2−エチルヘキサン酸とグリセリンまたはペンタ
エリスリトールとの部分エステル化物等の非イオン界面
活性剤、食塩、塩化アンモニウム、塩化カルシウム、塩
化マグネシウム、塩化カリウム等の水溶性塩、エチルア
ルコール、イソプロピルアルコール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、イソプレングリコール、ヘ
キシレングリコール等の溶剤、尿素、殺菌剤、酸化防止
剤、染料、顔料、シリコーン類、炭化水素、セルロース
誘導体、紫外線吸収剤、蛍光増白剤、香料等が挙げられ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明の液体柔軟剤組成物は、優れた柔
軟効果を有する上、水分散性が良好であり、柔軟基剤が
ゲル状化物として衣料に付着するといったトラブルが防
止され、特に、自動投入される全自動洗濯機での使用に
好適である。
軟効果を有する上、水分散性が良好であり、柔軟基剤が
ゲル状化物として衣料に付着するといったトラブルが防
止され、特に、自動投入される全自動洗濯機での使用に
好適である。
【0023】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、それに先立って実施例で採用した評価方法を
説明する。
明するが、それに先立って実施例で採用した評価方法を
説明する。
【0024】(1) 分散性テスト:LABO法(ビー
カー法) 25℃、1リットルの水道水に試料0.67gをピペッ
トで滴下し、250rpmで撹拌して溶解するまでの時
間を測定する。評価は以下の如くである。 ○:30秒以下 △:30秒〜120秒 ×:120秒以上
カー法) 25℃、1リットルの水道水に試料0.67gをピペッ
トで滴下し、250rpmで撹拌して溶解するまでの時
間を測定する。評価は以下の如くである。 ○:30秒以下 △:30秒〜120秒 ×:120秒以上
【0025】実施例1 表1〜3に示した各(a),(b),(c)成分を用
い、表4に示した組成で塩酸でpH4として液体柔軟剤
組成物を調製し水への分散性を評価した。
い、表4に示した組成で塩酸でpH4として液体柔軟剤
組成物を調製し水への分散性を評価した。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】表2:(b)成分(ノニオン界面活性剤) ノニオン1 ヤシアルコールのエチレンオキシド15モル付加物 ノニオン2 牛脂アミンのエチレンオキシド60モル付加物 ノニオン3 C11H23CO(OCH2CH2)nOCH3 エチレンオキシドの平均付加モル数n=60
【0028】
【表3】表3:(c)成分(混合脂肪酸エステル) オレイン酸Me オレイン酸メチルエステル ステアリン酸Me ステアリン酸メチルエステル オレイン酸Et オレイン酸エチルエステルステアリン酸Et ステアリン酸エチルエステル
【0029】
【表4】表4:組成および評価結果 実 施 例 1 2 3 4 5 6 7 8 9 組成(wt%): (a)成分 柔軟基剤A 15 − − − 14 − − − 15 柔軟基剤B − 15 − − − 13 − − − 柔軟基剤C − − 13 − 1 − − − − 柔軟基剤D − − − 15 − − 15 − − 柔軟基剤E − − − − − − − 10 − (b)成分 ノニオン1 3 − 3 2 − − 3 3 − ノニオン2 − 3 − − 2 2 − − − ノニオン3 − − − − − − − − 3 (c)成分 オレイン酸Me 1 − 2 1 − 1 2 − − ステアリン酸Me − 1 − − 2 1 1 1 1 オレイン酸Et 0.3 − 0.2 0.1 0.3 − 0.1 0.3 − ステアリン酸Et − 0.5 0.1 0.1 − 0.5 0.3 − 0.5 その他 香料 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 色素*1 0.005 0.005 0.005 0.005 0.005 0.005 0.005 0.005 − シリコーン*2 − 0.5 0.5 − − 0.5 0.5 − − 水への分散性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ *1) アシッドレッド138 *2) メチルポリシロキサン(商品名SH-200,東レダウ
コーニング社製)
コーニング社製)
【0030】
【表5】 *1) アシッドレッド138 *2) メチルポリシロキサン(商品名SH-200,東レダ
ウコーニング社製)
ウコーニング社製)
Claims (1)
- 【請求項1】 下記の(a),(b)および(c)成分
を含有することを特徴とする液体柔軟剤組成物。 (a) 水不溶性で、分子中にエステル結合を少なくと
も1個以上有する柔軟基剤、 (b) アルキレンオキシド付加型ノニオン界面活性剤 (c) 炭素数8〜22の脂肪酸のメチルエステルおよ
びエチルエステルを、重量比でメチルエステル/エチル
エステル=10/1〜2/1の範囲で含む脂肪酸エステ
ル混合物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3477593A JPH06228865A (ja) | 1993-01-30 | 1993-01-30 | 液体柔軟剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3477593A JPH06228865A (ja) | 1993-01-30 | 1993-01-30 | 液体柔軟剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06228865A true JPH06228865A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12423675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3477593A Pending JPH06228865A (ja) | 1993-01-30 | 1993-01-30 | 液体柔軟剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06228865A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100351236B1 (ko) * | 1999-12-15 | 2002-09-09 | 주식회사 아이씨켐 | 합성섬유 처리용 유제 조성물 |
JP2003003369A (ja) * | 2001-06-15 | 2003-01-08 | Nicca Chemical Co Ltd | 柔軟基剤及び柔軟仕上剤 |
JP2009078339A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Tipton Mfg Corp | 乾式バレル研磨用メディア及び乾式バレル研磨方法 |
JP2012082538A (ja) * | 2010-10-07 | 2012-04-26 | Lion Corp | 液体柔軟剤組成物 |
CN103643394A (zh) * | 2013-11-30 | 2014-03-19 | 江苏金泰针织有限责任公司 | 针织领袖材料的制备方法 |
JP2017172051A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-28 | 花王株式会社 | 液体柔軟剤組成物 |
-
1993
- 1993-01-30 JP JP3477593A patent/JPH06228865A/ja active Pending
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