JPH06209569A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JPH06209569A
JPH06209569A JP5000276A JP27693A JPH06209569A JP H06209569 A JPH06209569 A JP H06209569A JP 5000276 A JP5000276 A JP 5000276A JP 27693 A JP27693 A JP 27693A JP H06209569 A JPH06209569 A JP H06209569A
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voltage
circuit
power supply
winding
fet
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JP5000276A
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Kiyoharu Inao
清春 稲生
Shuichi Matsuda
修一 松田
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/22Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
    • H02M3/24Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/28Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
    • H02M3/325Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/335Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/33561Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only having more than one ouput with independent control

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 FETのオン・オフを制御する信号の遅延を
少なくすることで、高いスイッチング周波数でも動作
し、設定された従出力電圧を得ることができるスイッチ
ング電源を提供すること。 【構成】 スイッチング電源の従出力回路には、方形
状電圧が加えられる。従出力回路は、FETを用いて、
この方形状電圧から切り出すパルスの幅を制御すること
で、設定された値の直流出力電圧を得ていが、FETを
オン・オフ駆動する制御信号に時間的遅延があると、速
いスイッチング動作に追従できず、切り出しパルスの幅
が制限され、高い従出力電圧を得ることが困難になる。
本発明では、補助電源と、特殊波形の同期信号を発生す
る同期信号発生器とを備えることで、前記制御信号の遅
延が少なく、且つ高い従出力電圧を得ることができるス
イッチング電源を実現した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主出力回路と従出力回
路とを備え、複数の直流電圧をそれぞれ出力できるスイ
ッチング電源に関し、特に方形状電圧が加えられてお
り、この方形状電圧から切り出すパルスの幅を制御する
ことで、設定された値の直流出力電圧を得る従出力回路
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、主出力回路と、従出力回路とを
備えた従来の多出力のスイッチング電源を示す図、図2
は、図1の各部の波形を示す図である。図において、主
出力回路1は、トランスT1の1次側の主スイッチQ1を制
御する信号S1の基になる電圧V1を提供する出力回路のこ
とである。また、制御回路3は、主出力回路1の出力電
圧V1が設定電圧(図示せず)と一致するようなパルス幅
信号S1を出力して、スイッチQ1のデューティ比(duty r
atio…単位時間内でのスイッチQ1のオンの割合)を制御
する。その結果、2次巻線W3には、デューティ比が変化
した電圧VW3が誘起される。この電圧VW3は、整流・平滑
されて、回路の主出力電圧V1が、設定電圧と一致した点
でデューティ比は安定する。主出力回路1は、2次巻線
W3と、この誘起電圧を整流するダイオードD1と、チョー
クコイルL1とコンデンサC1より構成される平滑回路と、
チョークコイルL1に蓄えられたエネルギーを放出するダ
イオードD2で構成される。なお主出力回路1の出力電圧
V1の値は、フォトカプラ2で絶縁されて、トランスT1の
1次側へ帰還される。
【0003】他方、従出力回路とは、トランスT1の鉄心
(コア)について、主出力回路1の巻線W3と別に巻装さ
れた2次巻線W2に接続され、この巻線W2の誘起電圧から
直流電圧V2を得る回路のことである。従出力回路10の巻
線W2に誘起される電圧Voのデューテイ比は、入力電圧V
inまたは主出力回路1の負荷電流IOUtにより変化す
る。従って、対策を施さないと、従出力回路10の直流出
力電圧V2は、変動してしまう。そこで、従出力回路10
は、一般に従出力電圧V2を安定化する手段を備えてい
る。図1では、後述する同期信号発生器6と、制御回路
5と、ドライブ・トランスT2と、ドライブ回路4と、F
ET Q2が、従出力電圧V2の安定化手段である。
【0004】図1において、巻線W2の誘起電圧Vo(図2
(1)参照)は、ダイオードD3により整流され、スイッチ素
子であるであるFET Q2に加えられる。FET Q2は、
ドライブ回路4により、そのオン・オフが制御される。
FET Q2を通過した電気量は、チョークコイルL2とコ
ンデンサC2で平滑されて、リプルの小さい従出力電圧V2
となる。ダイオードD4は、チョークコイルL2に蓄えられ
たエネルギーをFETQ2がオフの期間に放出するもので
ある。
【0005】この従出力電圧V2の安定化は、巻線W2の誘
起電圧Voのパルス幅Tp(図2(1)参照)をFET Q2にて適
切に切り出し、これを次段の平滑回路(チョークコイルL
2とコンデンサC2)へ加えることで行われる。FET Q2
の制御動作を図2を参照しながら説明する。制御回路5
に接続されたFET Q3はスイッチ動作するものであ
り、また、トランスT2は、制御回路5の出力Vaをレベル
変換するものである。
【0006】このような図1の装置は、次のように動作
する。コンデンサC3の両端には、直流電圧Vinが発生し
ている。スイッチ素子Q1は、制御回路3によりオン・オ
フ制御される。従って、1次巻線W1へ断続的に電圧が加
えられるので、2次巻線W2とW3には、誘起電圧が発生す
る。ここで、主出力回路1で得られる主出力電圧V1は、
フォトカプラ2を介してトランスT1の1次側に帰還され
る。そしてこの主出力電圧V1が設定電圧(図示せず)とな
るように制御回路3にてパルス幅変調信号S1を作り、こ
れに基づいて、主スイッチ素子Q1のデューティ比(単位
時間内でのスイッチQ1のオンの割合)を制御する。
【0007】ここで、この2次巻線W2に誘起される電圧
Voのデューテイ比は、入力電圧Vinまたは主出力回路1
側の負荷電流Ioutにより、変動する。その理由は、入
力電圧Vinが低下すると、主出力電圧V1を一定に保つた
めに、主スイッチQ1のデューティ比は増加する。つま
り、FET Q1がオンとなる割合を多くすることで、電
圧Vinの低下により巻線W3側へ供給される電気量の不足
を補う。また、主出力回路1の負荷電流Iout が増大す
ると、主出力電圧V1を一定に保つため、主スイッチQ1の
デューティ比は増加する。従って、巻線W3と同一の鉄心
(コア)に巻装された巻線W2の誘起電圧Voのデューティ
比も増加する。
【0008】巻線W2の誘起電圧Voのデューティ比が変動
した場合、もし、対策を施さないと、従出力回路10の出
力電圧V2も変動してしまう。出力電圧V2が変動しては困
るので、図1の装置は、従出力電圧V2が一定となるよう
に制御動作を行っている。その制御動作を説明する。既
述したように従出力回路10に加えられる入力電圧Voは、
図2(1)のような波形である。同期信号発生器6は、こ
の入力電圧Voを導入し、入力電圧Voが、highの期間Tpだ
け(図2(1)参照)、ランプ波状(鋸波状)に増加する同
期信号(図2(3)参照)を出力する。この同期信号Vcは、
トランスT1の1次側のスイッチング波形に同期した信号
であり、同期信号発生器6は、2次巻線W2の誘起電圧Vo
のオン側(high)を検出して、この波形を作っている。制
御回路5は、この図2(3)の同期信号Vcと、従出力電圧V2
とを導入して、比較電圧VKをその内部に作りだす。
【0009】制御回路5が作りだすこの比較電圧VK(図2
(3)参照)は、従出力回路10の従出力電圧V2が、設定電圧
(図示せず)より高い場合、上昇する。制御回路5は、自
らその内部に作り出した比較電圧VKと、図2(3)の同期
信号Vcとを比べ、 比較電圧VK < 同期信号Vcの値 の期間、highとなる信号Vaを出力する。制御回路5の出
力信号Vaは、FET Q3をオン・オフ駆動する。ドライ
ブ・トランスT2の1次側電圧は昇圧されて、その昇圧電
圧は、ドライブ回路4に加えられる。
【0010】具体的に説明すると、従出力電圧V2が設定
電圧より高い場合、図2(3)の比較電圧VKは、上昇す
る。従って、比較電圧VK< 同期信号値 となる期間、
つまり、FET Q2がオンとなる期間が、減少する。そ
の結果、チョークコイルL2とコンデンサC2で構成される
平滑回路へ供給される電気量が減少するので従出力電圧
V2の値は減少し、設定電圧に近づく。逆に、従出力電圧
V2が設定電圧より低い場合、比較電圧VKは低下し、上述
の動作と逆になる。つまり、FET Q2がオンとなる期
間が広がり、チョークコイルL2とコンデンサC2に供給さ
れる電気量が増大するので、従出力電圧V2は増加して、
従出力電圧V2が設定電圧に近づく。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここでスイッチ素子Q2
として、一般にMOS-FETが用いられるが、MOS-FETはゲー
ト電位をソース電位より少なくとも4v以上高くしない
と、オンにドライブできない。なお、一般の接合形FE
Tでもゲート電位をソース電位より高くしなければなら
ない。即ち、図1のA点よりも4v以上高い電圧信号を
FET Q2のゲートに加える必要がある。しかし,A点は従
出力回路10のプラス側電位点であり、これ以上高い電位
を得るためには、昇圧手段が必要である。そこで、従来
装置では、ドライブ・トランスT2を備えて、これに制御
回路5の出力Vaを加え、A点より4V以上高い電圧を作り
だしてFET Q2のゲートに加えている。
【0012】ここで制御回路5と、ドライブ回路4の間
にドライブ・トランスT2を設けると、パルス幅信号Va
が、このドライブ・トランスT2を通過する際に、遅延し
てしまう。この遅延時間をTdとすると(図2(3)参
照)、一般に Td=200 ns 程である。従って、或る時刻
TAで、比較電圧VK < 同期信号Vcの値 となり、制御回
路5が、これを検出してから、FET Q2が実際にオンな
るまでに、時間Tdかかる(図2(2)参照)。
【0013】そのため、図1の装置は、従出力回路10に
加えられる入力パルス幅Tp(トランスT1の出力パルス幅
でもある)に対して、最大(Tp−Td)のパルス幅の電気
量しか、FET Q2を介して平滑回路へ供給することが
できない。ここで、図1の電源のスイッチング周波数
が、100 KHz程度の低い周波数であれば(入力パルス幅Tp
は、約3 μs)、Td=200 ns << Tp=3 μs なので、
図2(3)に示す遅延時間Tdは、無視できる程である。
しかし、低周波のスイッチング電源は、トランスの形状
や回路素子が大きくなる。近年、スイッチング電源を小
型化するため、スイッチング周波数を高周波で設計する
ようになってきている。
【0014】しかし高周波のスイッチング電源では、入
力パルス幅Tpが小さくなるので、遅延時間Tdの占める割
合が大きくなり、遅延時間Tdを無視できなくなる。具体
的に述べると、入力パルス幅Tpが、遅延時間Tpに比べて
比較的大きくなるスイッチング周波数が300KHz以上の高
周波(Tp<1μs)では、遅延時間Tdの占める割合が大
きくなる。従って、従出力回路10から大電流を出力しよ
うとすると、平滑回路(チョークコイルL2とコンデンサC
2の回路)に供給される電気量が少ないので、出力を確
保できなくなるという問題がある。
【0015】本発明の目的は、上述の問題を解決するも
ので、第1の目的は、ドライブ・トランスT2による制御
信号Va(FET Q2のオン・オフを制御する信号の意
味)の遅延を少なくすることで、高いスイッチング周波
数としても、追従して動作し、設定された従出力電圧V2
を得ることができるスイッチング電源を提供することで
ある。第2の目的は、ドライブ・トランスT2による制御
信号Vaの遅延を少なくすることで大電流出力時でも、出
力を確保できるスイッチング電源を提供することであ
る。更に、第3の目的は、上記第1と、第2の目的を達
成しても、制御信号Vaの遅延を全くゼロにすることは不
可能であることに鑑みたもので、たとえ制御信号Vaの遅
延が僅かに存在しても、従出力回路10の平滑回路へ供給
される電気量が制限されることのない、即ち、大電流出
力時でも出力を確保できるスイッチング電源を提供する
ことである。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明は、トランス(T)の1次側に設けた主スイッチ
(Q1)をスイッチングし、2次側の第1巻線(W3)に誘起さ
れた電圧の整流波形を第1チョークコイル(L1)で平滑
し、得られた主出力電圧(V1)が第1設定電圧(Vt)と等し
くなるように前記スイッチングのデューティ比を制御す
るスイッチング電源において、次の構成としたものであ
る。
【0017】即ち、前記トランスの2次側に設けた第2
巻線(W2)と、この第2巻線の出力の整流波形を受け、こ
れを平滑して従出力電圧(V2)を得る平滑回路と、前記整
流波形を受け、オン・オフ動作することで、前記平滑回
路へ供給する電気量を制御するスイッチング素子(Q2)
と、このスイッチング素子(Q2)のソース点の電位より高
く、且つこのスイッチング素子をオンにすることができ
る電圧レベルの直流電圧(Vcc)を発生する補助電源(12)
と、前記主スイッチ(Q1)がオフとなるタイミングを検出
し、この主スイッチ(Q1)がオフとなった時点から次のオ
フになる時点まで、一定の傾斜で繰り返し推移する鋸形
の同期信号(Vc)を発生する同期信号発生器(11)と、前記
平滑回路の従出力電圧(V2)と第2設定電圧(Vs)を導入し
てその大小を比較し、大小の差に応じた値の信号(Vk)を
出力する誤差増幅器と、前記補助電源(12)で得られた直
流電圧を電源電圧として用い、且つ前記同期信号(Vc)と
比較信号(Vk)を導入し、第2設定電圧(Vs)と前記平滑回
路の従出力電圧(V2)が等しくなるようなパルス幅の信号
(Ve)をスイッチング素子に加えてこれをオン・オフ駆動
するPWM回路(13)とを備えている。
【0018】
【作用】FETをオンにドライブするには、ゲート電位
をソース電位より例えば4ボルト以上高くする必要があ
る。FETのソース電位は、従出力回路において、高電
位側にあるので、このソース電位より更に高いゲート電
位を得るため、従来は、FETのゲートに加える制御信
号をドライブ・トランスで昇圧した。しかし、制御信号
は、このドライブ・トランスを通過する際に遅延すると
いう課題がある。そこで、本発明では、補助電源にてF
ETのソース電位より高い電圧Vccを得ている。そして
この補助電源から電圧Vccの供給を受けたPWM回路
が、FETへ制御信号を加えているので、制御信号の時
間的遅延は、非常に少なくなる。また、特殊波形の同期
信号を発生する同期信号発生器を備えることで、従出力
回路に加えられた方形状電圧の電気量を効率良く平滑回
路へ通すことができるので、高い従出力電圧を得ること
ができる。
【0019】
【実施例】以下図面を用いて、本発明を説明する。図3
は本発明の第1の実施例を示す構成ブロック図である。
図において、トランスTの1次側の主スイッチQ1は、P
WM回路23から加えられたパルス幅信号S1によりスイッ
チングされる。このスイッチング周波数は、発振回路21
により定められる。2次側の巻線W3に誘起されたパルス
状電圧は、主出力回路1のダイオードD1とチョークコイ
ルL1とコンデンサC1の作用により主出力電圧V1となる。
そして、この電圧V1は、誤差増幅器24に加えられ、ここ
で主出力電圧V1の値を定める設定電圧Vtと比較される。
【0020】誤差増幅器24は、 設定電圧Vt < 主出力電圧V1 であれば、その値が増加し、逆であれば(即ち、Vt> V
1 )その値が減少し、また、Vt=V1 となれば或る電
圧レベルで安定するような比較信号Vk’をPWM回路23に
帰還する。このような比較信号Vk’を作り出す機能の誤
差増幅器24は、TEXAS INSTRUMENT社が市販しているICで
ある型名:TL431 を利用して、容易に構成することが
できる。なお、トランスTの1次側回路と2次側回路と
を絶縁する場合には、誤差増幅器24の内部にフォトカプ
ラを設けて、このフォトカプラを介して比較信号Vk’を
PWM回路23に帰還するとよい。
【0021】PWM回路23は、導入した比較信号Vk’に基
づいて出力するパルス信号S1のデューティ比を制御する
ので、主出力電圧V1は、設定電圧Vtと等しい値になる。
なお、補助電源22は、トランスTの鉄心に巻装された巻
線W4の誘起電圧から直流電圧を作りだしPWM回路23へ電
源電圧を供給している。
【0022】次に従出力回路10を説明する。図3におい
て、ダイオードD3とD4、FETQ2、チョークコイルL2、
コンデンサC2は、図1で説明したものと同様な作用・効
果を持つものである。即ち、ダイオードD3は、巻線W2に
誘起した電圧を整流する作用を持ち、チョークコイルL2
とコンデンサC2は、平滑回路を構成している。また、F
ETQ2は、ダイオードD3と、前記平滑回路の間に設けら
れ、オン・オフ動作することで、巻線W2から平滑回路側
へ流れ込む電気量を制御するものである。尚、FETQ
1,Q2は数百kHz以上でスイッチング動作できる素
子として例示したものであり、このほかIGBT(insul
ated gate bipolar transistor)や汎用のトランジスタ
でも、オンオフ制御信号に従って高速スイッチング動作
可能なものであれば差し支えない。
【0023】図3の点線で囲ったブロック30部分は、上
記本発明の目的を達成する中核的部分で、同期信号発生
器11、補助電源12、PWM制御回路13並びに誤差増
幅器13を含んでいる。以下、各部の詳細を説明する。
【0024】同期信号発生器11は、主スイッチQ1のオン
・オフに応じてhigh・lowを繰り返す信号VSWを導入
し、主スイッチQ1がオフとなった時点から次のオフにな
る時点まで、一定の傾斜で繰り返し推移する鋸形の同期
信号Vcを出力するものである。なお、本願の同期信号発
生器11と、従来の同期信号発生器との違いは、その出力
する信号波形の違いにある。即ち、本願の同期信号発生
器11の出力信号は、図5(4)に示す同期波形Vcであり、
従来の同期信号発生器の出力信号は、図2(3)に示す同
期波形である。
【0025】更に、同期信号発生器11に導入する信号V
SWは、主スイッチQ1のオン・オフに応じてhigh・lowを
繰り返す信号であれば、図3のどの地点から取り出して
もよく、例えば、図3の巻線W2の一端であるB点の信号
をVSWとして取り込むとよい。また、後述する図6で
は、主出力回路1のチョークコイルL1に巻装した巻線W6
の誘起電圧VBを信号VSWとして取り込んでいる。更に、
後述する図10では、従出力回路10のチョークコイルL2
に巻装した巻線W8の誘起電圧VHを信号VSWとして取り込
んでいる。
【0026】誤差増幅器14は、平滑回路(従出力回路1
0)の従出力電圧V2と、この従出力電圧V2の値を設定す
る設定電圧Vsとを導入し、比較信号Vkを出力するもので
ある。この誤差増幅器14は、既述した誤差増幅器24と同
様な動作を行うものであり、その構成も全く同様なもの
を用いることができる。つまり、従出力電圧V2は、誤差
増幅器14に加えられ、ここで設定電圧Vsと比較される。
そして誤差増幅器14は、比較信号VkをPWM回路13に出力
する。比較信号Vkは、 設定電圧Vs < 従出力電圧V2 であれば、その値が増加し、逆であれば(即ち、Vs >
V2 であれば)その値Vkが減少する。そして、Vs=V2
であればその値VKは、或る電圧レベルで安定する。この
誤差増幅器14は、上述した誤差増幅器24と全く同様に構
成すればよく、市販されているTL431等の専用ICを用
いて、容易に構成できる。
【0027】補助電源12は、FET Q2のソース点(A
点)の電位より高く、且つこのFET Q2をオンに駆動
できる電圧レベルの直流電圧Vccを発生するものであ
る。この補助電源12は、上記した電圧レベルの直流電圧
Vccを出力できるものであれば、どの様な構成でもよい
が、例えば図6と図10に示す構成にするとよい。な
お、この補助電源12は、FET Q2のソース点(A点)
の電位より高い電圧を発生する必要上、図3の如く、こ
のA点の電位を導入している。また起動回路として、一
次巻線W1のD点と補助電源22とを接続するラインが設
けられており、補助電源22の起動時の電力供給に役立
つ。
【0028】PWM回路13は、補助電源12で得られた直流
電圧Vccを電源電圧とし、同期信号発生器11から同期信
号Vcを、誤差増幅器14から比較信号Vkを導入する。そし
て、このPWM回路13は、導入した2つの信号VcとVkの大
小を比較して得られる信号Veを、FETQ2のゲートに直
接加えて、これをオン・オフ駆動する。このPWM回路13
は、例えば、2つの信号VcとVkの大小を比較し、Vc>Vk
ならばその出力Ve=highとし、 Vc<Vk ならば、その
出力Ve=low とする。このような機能は、市販されて
いるコンパレータを用いて容易に実現できる。
【0029】以上のように構成された図3の装置の動作
を図4と図5を参照して説明する。図3に示す装置の第
1の特徴とする点は、FET Q2を駆動する信号Veを作
り出すに当たり、ドライブ・トランスT2(図1のT2参
照)を用いず、補助電源12にて、直流電圧Vccを作り、
この直流電圧Vccを電源として用いたPWM回路13にて、
FET Q2の制御信号Veを作り出した点である。第2の
特徴とする点は、図5(4)に示すように、同期信号Vcの
波形を、主スイッチQ1がオフとなった時点から次のオフ
になる時点まで、一定の傾斜で繰り返し推移する波形と
した点である。
【0030】また、補助電源12は、図3に示すA点の電
位を導入しているため、A点よりVcc高い電圧を電源電
圧として、PWM回路13へ供給することができる。従っ
て、PWM回路13は、A点より約Vcc高い電圧をFETQ2の
ゲートに加えることができるので、ドライブ・トランス
T2(図1参照)を介することなく、直接FETQ2を駆動
できる。なお、補助電源12の電力源は、図6のようにチ
ョークコイルL1から取り入れもよく、また図10のよう
にチョークコイルL2から取り入れてもよい。
【0031】次に同期信号発生器11とPWM回路13の動作
を説明する。図4は、同期信号発生器11の具体的構成例
であり、図5は、図4の各部の信号波形である。ここで
は、図4の信号VSWとして、図3のB点の信号を導入し
たとして説明する。図4において、ダイオードD5,D6
と、抵抗R1〜R4と、基準電圧Vref1を持つコンパレータ
U1と、コンデンサC4とで、主スイッチQ1のオフ・タイミ
ングを検出するオフタイミング検出器を構成している。
また、基準電圧Vref2を持つコンパレータU2と、ダイオ
ードD7と、抵抗R5,R6と、コンデンサC5とで波形発生器
を構成している。
【0032】巻線W2には、図5(1)に示すようなスイッ
チング波形が発生している。この図5(1)の波形におい
て、t1〜t2と、t3〜t4は、主スイッチQ1がオンの期間で
あり、t2〜t3は、主スイッチQ1がオフの期間である。図
5(1)に示す巻線W2の出力電圧Vo=VSWは、図4のダイ
オードD5により整流され、更に抵抗R1,R2で分圧され
て、コンパレータU1に加えられる。コンパレータU1は、
一方の端子(+)に加えられている基準電圧Vref1と、分
圧電圧 VM=(R2・Vo)/(R1+R2) と比較して(図5(1)参照)、その結果、図5(2)に示す
波形Vaを出力する。即ち、この波形Vaは、図5(1)に示
す波形(巻線W2の波形でもある)のエッジ部t1,t2,t3,
…で、極性が反転する方形状の波形である。
【0033】このコンパレータU1の出力信号Vaは、コン
デンサC4で微分されるので、コンパレータU2の入力端子
(-)には、図5(3)に示すように、巻線W2の出力電圧Vo
(図5(1)参照)のエッジに同期して発生する微分波形V
bが加えられる。ここで、微分波形VbのパルスP2,P4は、
主スイッチQ1がオフになるタイミングに同期して発生す
る。なお、ダイオードD6はコンパレータU2の入力端子
(-)に過大なマイナス入力が入って、これを破損しない
ように保護するものである。
【0034】コンパレータU2は、図5(3)に示す微分パ
ルスP1,P2,P3, …を入力端子(-) に、基準電圧Vref2
入力端子(+)に導入してこれを比較する。そして、微分
パルスP2,P4が発生した時点で、 Vref2 < 微分パルスP2,P4の波高値 となるので、コンパレータU2の出力は、マイナス電位へ
急激に反転する。従って、コンデンサC5とダイオードD7
の回路において、図4に示すような電流i1が流れ、コン
デンサC5に蓄えられた電荷を放出する。
【0035】コンパレータU2は、微分パルスP2が消滅す
ると、入力端子(+)の電位の方が、入力端子(-)の電位よ
り高くなるので、その出力は、再びhighレベルとなる。
従って、ダイオードD7はオフとなり、コンデンサC5の電
位は、電源Vccと共通電位間に接続された2つの抵抗R5
とR6で分圧された電位を目指して一定の勾配で上昇す
る。即ち、コンデンサC5の電圧である信号Vcは、一定の
傾斜で増加するランプ波形となる(図5(4)参照)。な
お、図5(4)の同期信号Vcの最大電圧と勾配は、抵抗R5,
R6の値とコンデンサC5の容量で決定できる。
【0036】そして時刻t4にて、巻線W2の出力電圧Vo
の次の立ち下がりエッジが発生して微分パルスP4が、コ
ンパレータU2へ加えられると、再び上述の動作が繰り返
され、信号Vcの波形は、急激にマイナス電位に落ち込
み、そこからまた一定の勾配で上昇する。このようにし
て図5(4)に示す同期信号Vcの波形が作り出される。
【0037】このような図3に示す装置の従出力回路10
は、次のように動作する。既述したように、巻線W2に
は、図5(1)に示すようなスイッチング波形が発生し、
同期信号発生器11からは、図5(4)に示す鋸波状の同期
信号Vcが出力される。
【0038】PWM回路13は、既述したように変化する比
較電圧Vkと、同期信号Vcの大小を比較し(図5(4)参
照)、 比較電圧Vk < 同期信号波形の値 となった時点で、図5(5)に示す波形の制御信号VeをF
ET Q2のゲートに加える。FET Q2は、この信号Ve
が、highの期間オンとなる。つまり、PWM回路13は、F
ET Q2をオンとすることができる大きさの電圧Vccを補
助電源12から受けている。従って、PWM回路13から出力
する信号Veは、FET Q2をオンにすることができる電
圧レベルを持っている。
【0039】このような図3の装置では、図1に示すド
ライブ・トランスT2を用いることなく、図5(5)に示す
制御信号Veを作り出すことができる。従って、図1に示
す従来装置における制御信号Veの遅延より、図3に示す
装置の制御信号Veの遅延は、格段に小さい値とすること
ができる。従って、図3の装置は、スイッチング周波数
を非常に高くしても、FET Q2のスイッチ動作をこの
周波数に追従させることができる。つまり、本願発明の
第1と第2の目的を達成できる。
【0040】また、図3の装置の遅延時間は非常に小さ
な値になっているが、この遅延時間の影響を更に小さく
するため、本発明では、同期信号Vcを主スイッチQ1のオ
フとなった時点から次のオフになる時点まで、一定の傾
斜で繰り返し推移する波形としている。そこで、確実に
入力パルス幅Tpの全体、即ち巻線W2から従出力回路10に
入力された全部の電気量、を平滑回路へ通過させること
ができ、本願発明の第3の目的を達成できる。
【0041】この理由を詳細に説明すると、次の如くで
ある。FET Q2がオンとなるのは、比較電圧Vk <
同期信号Vcの値 の期間である(図5(4)参照)。ここ
で、本発明の同期信号Vcの波形は、主スイッチQ1のオフ
となった時点から次のオフになる時点まで、一定の傾斜
で繰り返し推移する波形であるので、比較電圧Vkのレベ
ルが下がれば、益々、FET Q2のオン期間を増加させ
ることができる。即ち、比較電圧Vkは、 従出力回路の出力電圧V2=設定電圧Vs となるまで、その電圧レベルは下がるので(図5(4)のV
k'参照)、信号Veのパルス幅を広げることができる(図
5(5)参照)。つまり、遅延時間Tdが存在しても、それ
以上に比較電圧Vkが低下できるので、信号Veのパルス幅
を広げることができる。比較のために、従来回路を説明
すると、図1で示す従来回路は、図2(3)に示すように
同期信号における鋸波形の発生期間は、入力パルス幅Tp
の期間しか存在しなかった。そのため最大でも(Tp−T
d)のパルス幅しかFET Q2を介して平滑回路へ供給す
ることができない。
【0042】続いて、本発明をより具体的に説明する。
図6は、図3における補助電源12の一例を具体的に示し
た第2の実施例の構成ブロック図である。図において、
図6の装置が図3の装置と異なる点は、 (a) 図3の補助電源12部分を、図6の装置では、巻線W
6と、ダイオードD8と、コンデンサC7とによる具体的な
構成で描いたこと。 (b) 同期信号発生器11が導入する信号VSWとして、図
6では、巻線W6の両端の信号を導入するように描いたこ
と。 にある。なお、図6における同期信号発生器11自体の構
成は、図4で例示された構成でよい。そして、上記した
(a)、(b)の部分を除いて、それ以外の図6の構成は、図
3の構成と同じであるので、図3と異なる点に焦点を当
てて、図6の装置を説明する。
【0043】図において、補助電源12を構成する巻線W6
は、主出力回路1を構成するチョークコイルL1の鉄心に
巻装され、その一端がFETQ2のソース側のA点に接続
される。そして、チョークコイルL1を形成する巻線W5
と、新たに巻装したこの巻線W6とは、図6に示すように
フライバックの接続関係(チョークコイルL1部の2つの
ドット参照)に巻装される。
【0044】同期信号発生器11は、この巻線W6の誘起電
圧VBを導入し、主スイッチQ1がオフとなった時点から次
のオフになる時点まで、一定の傾斜で繰り返し推移する
鋸形の同期波形Vcを出力する。同期信号発生器11の構成
と動作は、図4を用いて既に説明した。
【0045】補助電源12は、巻線W6に誘起した方形状電
圧VBを、ダイオードD8とコンデンサC7とにより整流・平
滑して、直流電圧Vccを得る。この様に単に整流・平滑
しただけで得られた直流電圧Vccは、安定化された電圧
である。その理由は次の通りである。主出力回路1は、
既に、トランスTの1次側のPWM回路23により、一定の
電圧V1に制御されている。従って、チョークコイルL1の
巻線W5に蓄積するエルネギVA・Tpも、一定となってい
るので、巻線W6に誘起するエルネギVB・(T−Tp)も
一定である。
【0046】以上の理由により、電圧VBを単にダイオー
ドD8とコンデンサC7で整流・平滑するだけで、得られた
直流電圧Vccは、安定化された電圧である。そして得ら
れた直流電圧Vccは、A点に対してVcc高い電圧である。
【0047】以上のように構成された図6の装置の特徴
とする動作(従出力回路10の動作)を図7を参照して説
明する。図6に示した装置の第1の特徴とする点は、主
出力回路1のチョークコイルL1へ、新たに巻線W6を設
け、この巻線W6から、A点より高い直流電圧Vccを得る
ようにした点である。第2の特徴とする点は、同期信号
Vcを作りだす基のタイミング信号を主出力回路1のチョ
ークコイルL1に巻装した巻線W6の誘起電圧VBから作り出
している点である。
【0048】まず、チョークコイルL1の巻線W5には、図
7(1)に示すような電圧VAの波形が誘起される。ここ
で、時刻t1〜t2と、t3〜t4は、主スイッチQ1がオンの期
間であり、時刻t2〜t3は、主スイッチQ1がオフの期間で
ある。巻線W5とW6はフライバックの接続関係となってお
り、巻線W6の誘起電圧VB(図7(2)参照)を整流・平滑
すると、主出力電圧V1が安定化されているので、安定な
フローティング電圧Vcc(例えば、15V)が補助電源12か
ら得られる。なお、フライバック接続されているため、
チョークコイルL1が主出力回路1に関してオフとして動
作している期間に、補助電源12は、電力を取り込むよう
に動作する(図7(2)参照)。つまり、補助電源12を接
続しても主出力電圧V1の安定性には影響を与えない。
【0049】補助電源12の出力端子の一方は、図6に示
すA点に接続されているため、補助電源12は、A点より
Vcc高い電圧を電源電圧として、PWM回路13へ供給するこ
とができる。PWM回路13は、このVccを電源電圧とするの
で、A点より約Vccボルト高い電圧の制御信号VeをFE
TQ2のゲートに加えることができる。従って、ドライブ
・トランスT2(図1参照)を用いることなく、FETQ2
をオン・オフ駆動できる。
【0050】次に同期信号発生器11とPWM回路13の動作
を説明する。同期信号発生器11には図7(2)に示すパル
ス波形VBが加えられる。このパルス波形VBは、主スイッ
チQ1のオン・オフを表現しているので、同期信号発生器
11は、図4で既に説明したように、波形VBの立ち上がり
エッジを認識することで、主スイッチQ1がオフとなった
時点から次のオフになる時点までを把握することができ
る。そして、既述した如く、図7(3)に示すような一定
の傾斜で繰り返し推移する鋸形Vcを出力する。
【0051】PWM回路13は、既述したように変化する比
較電圧Vkと、同期信号Vcの大小を比較し、その結果、図
7(4)に示すようなパルス幅の制御信号VeをFETQ2に
加えて、これをオン・オフに駆動している。このように
図6の装置では、同期信号Vcを作り出す元のタイミング
信号(主スイッチQ1のオン・オフを意味する信号)をト
ランスTの巻線W2から取り入れず、主出力回路1のチョ
ークコイルL1から導入しているので、同期信号発生器11
を構成する電子部品として高耐圧の部品を必要としない
効果も得られる。
【0052】次に図8を参照して図6に示した装置の全
体の動作を説明する。図6の装置の動作開始時には、直
流電圧Vinが印加された直後、FET Q1は、オン・オ
フしていない。従って、トランスTは、誘起電圧を発生
していないので、補助電源22は、電圧をPWM回路23に供
給できない。
【0053】そこで、図6の装置を起動させるため、図
6のD点の電圧(コンデンサC3の端子電圧)を補助電源
22に導いている。従って、補助電源22は、起動時におい
て、このD点からの電圧により、或る電圧レベルを作り
出し、それをPWM回路に供給している。これにより、PWM
回路23は、動作を開始する。PWM回路23が動作を開始
し、巻線W4に正規の誘起電圧が発生するようになると、
補助電源22は、D点からの電圧を必要としなくなる。そ
して、巻線W4からの誘起電圧により、PWM回路23に供給
する直流電圧を作り出す。
【0054】このように PWM回路23が動作を開始する
ことで、FET Q1がオン・オフ動作を始める。その結
果、主出力電圧V1が、図8(1)のように立ち上がると、
これにつれ、補助電源12の出力電圧Vccも立ち上がる
(図8(2)参照)。そして電圧Vccが、PWM回路13の動作
可能電圧VMまで到達すると、PWM回路13は、既述した動
作を開始し(図8(3)に示すスタート)、従出力電圧V2
が立ち上がる。
【0055】次に図6の装置が動作を停止するのは、次
の如くである。PWM回路23が動作を停止すると、主出力
電圧V1は減少するので、補助電源12の従出力電圧Vccも
低下する。そして電圧Vccが、PWM回路13の動作限界電圧
VM'まで下がると、PWM回路13は、その動作を停止する
(図8(3)参照)。このように本実施例によれば、主出
力回路1と、従出力回路10との動作を協調させて駆動で
きる。また、主出力回路1のチョークコイルL1の電圧VA
を見ることで、入力電圧Vinを監視できるという効果が
ある。
【0056】図9は、図6の装置の従出力回路10におけ
るチョークコイルL2と、コンデンサC2と、ダイオードD3
と、FETQ2の変形構成例を示す図である。また、上述
した実施例では、PWM回路23をトランスTの1次側に配
置した所謂1次側制御方式で説明したが、このPWM回路2
3をトランスTの2次側に配置する所謂2次側制御方式
でも本発明は成立する。この場合、PWM回路23の出力S1
は、例えばトランス(図示せず)で絶縁されて主スイッ
チQ1に加えられる。
【0057】次に図10の装置を説明する。図10は、
本発明の第3の実施例を示す構成ブロック図で、図3に
おける補助電源12を具体的に示したものである。図10
が図3と異なる点は、 (a) 図3の補助電源12を、図10では、巻線W8と、定
電圧回路15とで構成した具体例で描いたこと。 (b) 定電圧回路15の起動回路であるダイオードD5と抵
抗R12を描いたこと。なお、図6に示した装置の補助電
源12は、主出力回路1が動作を開始すると、チョークコ
イルL1の巻線W6に誘起電圧VBが生じるので、起動回路を
必要としない。 (c) 同期信号発生器11が導入する信号VSWとして、図
10では、巻線W8の両端の信号を導入するように描いた
こと。なお、図10における同期信号発生器11自体の構
成は、図4で例示された構成でよい。 (d) コンデンサC3の電圧Vinを補助電源22へ供給する
抵抗R11の起動回路を図示したこと。 にある。上記した(a)〜(d)の部分を除いて、それ以外の
図10の構成は、図3の構成と同じである。
【0058】まず、図10の装置の動作を要約する。図
10において、補助電源12を構成する巻線W8は、従出力
回路10に設けられたチョークコイルL2の鉄心に巻装され
たものである。この巻線W8の一端は、FETQ2のソース
側のA点に接続されている。補助電源12は、このチョー
クコイルL2の巻線W8の誘起電圧VHをレギュレートするこ
とで直流電圧Vcc2を得る。巻線W8の誘起電圧VHは、その
巻き数に応じて選択できるので、この直流電圧Vcc2は、
巻線W8の巻き数を適切に定めることでFET Q2を駆動
するに十分な電圧とすることができる。従って、PWM回
路13は、その出力Veで直接FET Q2を駆動することが
できるので、ドライブ・トランスT2(図1の装置が備え
ていたもの)における信号の遅延から解放される。
【0059】以下、図3で表した装置と異なる点に焦点
を当てて、図10の装置を説明する。図10の補助電源
12は、その電力を従出力回路10のチョークコイルL2から
得ている。即ち、巻線W8は、従出力回路10を構成するチ
ョークコイルL2の鉄心に巻装され、その一端がFETQ2
のソース側のA点に接続される。
【0060】同期信号発生器11は、この巻線W8の誘起電
圧VHを導入し、主スイッチQ1がオフとなった時点から次
のオフになる時点まで、一定の傾斜で繰り返し推移する
鋸形の同期波形Vcを出力する。同期信号発生器11の構成
と動作は、図4を用いて既に説明した。
【0061】図10の補助電源12は、図6の補助電源と
異なり、ダイオードD10と抵抗R12とからなる起動回路を
備えている。起動回路を備えている理由は、次の通りで
ある。図10の装置において、動作を開始する際には、
まだ、FET Q2がオフであるため、従出力回路10のチ
ョークコイルL2に電圧が発生していない。従って、巻線
w8にも電圧VHが発生していないので、定電圧回路15は、
PWM回路13ヘ供給すべき電圧Vcc2を作り出すことができ
ない。そこで、起動時において、トランスTの巻線W2か
ら電圧VoをダイオードD10と抵抗R12を介して補助電源12
へ導入し、これから或るレベルの電圧Vcc2を作り出し
ている。
【0062】この起動時に作り出した電圧Vcc2によ
り、PWM回路13が動作を開始するようになると、FET
Q2がオン・オフ動作を始める。その結果、従出力回路10
のチョークコイルL2の巻線W8にも電圧VHが誘起される。
巻線W8の誘起電圧VHが、次第に上昇すると、補助電源12
は、ダイオードD10と抵抗R12から供給される電力でな
く、この巻線W8の誘起電圧VHで、電圧Vcc2を作り出
し、起動が完了する。
【0063】図13は、以上に説明した起動回路を持つ
補助電源12の具体例を示す図である。図13において、
ダイオードD10と、抵抗R12と、巻線W8と、定電圧回路15
と、PWM回路13は、図10で示しているものと同じであ
る。また、定電圧回路15は、ダイオードD11と、コンデ
ンサC8,C9と、トランジスタQ4と、ツェナーダイオード
D12と、抵抗R14とで構成されている。
【0064】次に、図13の回路動作を説明する。巻線
W8に誘起電圧VHが発生しない起動時において、定電圧回
路15のトランジスタQ4は、そのコレクタ電位が低いた
め、カットオフとなっている。この時、図13の如く、
ダイオードD10で巻線W2の誘起電圧Vo(図10参照)を整
流して、定電圧回路15に加える。この整流された電流
は、抵抗R12→抵抗R13→コンデンサC9の経路に流れて、
コンデンサC9を充電する。つまり、コンデンサC9の電圧
Vcc2は、起動回路からの電流により、次第に上昇し、P
WM回路13を動作状態にすることができる。
【0065】この結果、図10のFET Q2がオン・オ
フ動作して、図13の巻線W8に誘起電圧VHが生じる。従
って、コンデンサC8の電圧が高くなり、トランジスタQ4
は、巻線W8からの電力で定電圧Vcc2を作り出す。ま
た、コンデンサC8の電位が高くなると、起動回路のダイ
オードD10は、逆バイアスとなりカットオフとなる。
【0066】以上のように構成された図10の装置の動
作を図12を参照して説明する。図10に示した装置の
第1の特徴とする点は、従出力回路10のチョークコイル
L2へ、新たに巻線W8を設け、この巻線W8から、A点より
高い直流電圧Vcc2を作り出すようにした点である。第2
の特徴とする点は、同期信号Vcを作りだす基のタイミン
グ信号を従出力回路10のチョークコイルL2に巻装した巻
線W8の誘起電圧VHから作りだしている点である。
【0067】まず、チョークコイルL2の巻線W8には、図
12(1)に示すような電圧VHの波形が誘起される。ここ
で、時刻t1〜t2と、t3〜t4は、主スイッチQ1がオンの期
間であり、時刻t2〜t3は、主スイッチQ1がオフの期間で
ある。巻線W8の一方の端部は、図10に示すA点に接続
されているため、補助電源12は、A点よりVcc2ボルト高
い電圧を電源電圧として、PWM回路13へ供給することが
できる。従って、PWM回路13は、A点より約Vcc2ボルト
高い電圧の制御信号VeをFETQ2のゲートに加えること
ができるので、ドライブ・トランスT2(図1参照)を用
いることなく、FETQ2を駆動できる。
【0068】次に同期信号発生器11とPWM回路13の動作
を説明する。同期信号発生器11には図12(1)に示すパ
ルス波形VHが加えられる。このパルス波形VHは、主スイ
ッチQ1のオン・オフを表現しているので、同期信号発生
器11は、波形VHの立ち下がりエッジを認識することで、
主スイッチQ1がオフとなった時点から次のオフになる時
点までを把握することができる。そして、同期信号発生
器11は、図12(2)に示す期間にて、一定の傾斜で繰り
返し推移する同期信号Vcを出力する。
【0069】PWM回路13は、既述したように変化する比
較電圧Vkと、同期信号Vcの大小を比較し、その結果、図
12(3)に示すようなパルス幅が制御された制御信号Ve
をFETQ2に加えて、これをオン・オフ駆動している。
このように図10に示した装置では、同期信号Vcを作り
だす元のタイミング信号(主スイッチQ1のオン・オフを
意味する信号)をトランスTから取り入れず、従出力回
路10のチョークコイルL2から導入しているので、同期信
号発生器11を構成する電子部品として高耐圧の部品を必
要としない効果も得られる。
【0070】次に図11を参照して図10に示した装置
の全体の動作を説明する。まず、1次側の制御動作につ
いて説明する。図11(1)に示す如く直流電圧Vinが立
ち上がると、抵抗R11を通じて補助電源22に直流電圧が
供給される。補助電源22は、図13を用いて既述した補
助電源12と同じ構成・動作のものであり、抵抗R11を介
して供給された電圧により、図11(2)の如くその出力
電圧Vcc1を増加させる。
【0071】ここで、補助電源12と補助電源22に加えら
れる信号の対応関係を説明する。補助電源12に加えられ
る主トランスTからの電圧Voは、補助電源22では、この
抵抗R11を介して加えられる電圧Vinに相当する。尚、
電圧Vinは直流なので、コンデンサC3と補助電源22とを
接続する抵抗R11を含むラインに、ダイオードを設ける
必要はない。また、補助電源12に加えられたチョークコ
イルL2の巻線W8の電圧VHは、補助電源22では、主トラン
スTに巻装した巻線W4からの電圧に相当する。
【0072】そして補助電源22の出力電圧Vcc1が、PWM
回路23のスタート電圧VTH1以上になると、発振回路21
とPWM回路23が動作するので、主スイッチQ1がオン・オ
フを開始する。従って、主出力回路1が動作し始めるの
で、図11(3)に示す如く主出力電圧V1が立ち上がる。
誤差増幅器24は、この主出力電圧V1と設定電圧Vtを導入
し、既述した比較電圧Vk'をPWM回路23に帰還する。PWM
回路23は、既述した動作を行い、主出力電圧V1が、設定
電圧Vtと等しくなった時点で安定する。
【0073】なお、主出力電圧V1が立ち上がると、補助
電源22には、巻線W4から電力が供給され、補助電源22は
直流電圧Vinに代わり、この巻線W4からの電力により出
力電圧Vcc1を作り出す。この時、直流電圧Vinから補助
電源22への電力流入は遮断されている。
【0074】主出力回路1が立ち上がると、主トランス
Tの2次巻線W2の誘起電圧Voも図11(4)の如く立ち上
がる。この誘起電圧Voは、ダイオードD10と抵抗R12を通
じて、従出力回路10の補助電源12に供給される。補助電
源12の出力電圧Vcc2は、図13を用いて説明した動作に
より、図11(5)の如く増加する。そして、この補助電
源12の出力電圧Vcc2の値が、PWM回路13のスタート電圧
TH2以上になると、PWM回路13が動作を開始し、FET
Q2のスイッチングを行うようになる。従って、巻線W2の
誘起電圧Voのパルス電力がFETQ2を介して、平滑回路
に供給され、従出力回路10が立ち上がる。即ち、従出力
電圧V2は、図11(6)の如く増加する。
【0075】なお、従出力電圧V2が立ち上がると、定電
圧回路15には、チョークコイルL2の巻線W8からフローテ
ィングで電力が供給され、定電圧回路15は、誘起電圧Vo
に代わり、この巻線W8からの電圧VHにより出力電圧Vcc2
を作り出す(なお誘起電圧Voから定電圧回路15への電力
流入は遮断される)。従出力電圧V2は、誤差増幅器14で
設定電圧Vsと比較され、その比較電圧Vkは、PWM回路13
に帰還されて、従出力電圧V2が安定化される。
【0076】以上の説明のように主出力回路1と従出力
回路10のそれぞれの構成回路である補助電源12と22、PW
M回路13と23、誤差増幅器14と24は、同じ種類の電子部
品を用いることができる。また、PWM回路13の出力によ
り直接FETQ2のドライブを行うことができ絶縁は不要
となる。
【0077】最後にこれらのスイッチング電源の実装状
態を説明する。図14はスイッチング電源の構成斜視図
である。図において、プリント基板はアルミニューム等
の電気伝導率と熱伝導率の高い材料よりなるもので、表
面に実装された電子部品に起因する熱を裏面より放熱し
て、実質的にプリント基板裏面全体をヒートシンクとし
ている。表面には、トランス、ラインフィルタ、チョー
クコイル等の磁性製品が搭載され、また電力用や平滑用
のコンデンサの実装されている。更に、ダイオードやF
ET等のスイッチングに起因して発熱する素子が搭載さ
れ、そのほか抵抗などの電子部品が表面実装部品を用い
て搭載されている。
【0078】このように構成すると、電源の生産自動化
や設計自動化が推進される。まず、電源製造の自動化に
あっては、片側プリント基板に小型の表面実装部品を搭
載しているので、部品搬送用ロボットの導入が容易にな
り、機械化が推進される。次に、放熱設計については、
プリント基板裏面の温度分布が計算器シミュレーション
によりモデル化されるので、電源の収容される筐体の条
件を与えるだけで、電源の温度上昇が許容範囲内にはい
るか容易に判断できる。また、EMI対策については、
トランス・コイルの浮遊容量が予め規定できるので、計
算器シミュレーションにより確実に放射される電磁波を
予測でき、遮蔽材の選定が実機テストを行うことなく簡
易に行える。更に、振動対策については、トランスのよ
うに重い磁性部品がプリント基板の表面に直接接触して
いるので、重心が低くなって耐震性が向上する。このよ
うに、放熱設計、EMI対策、振動対策などの設計が容
易になるという効果がある。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、図3に示す本発明
によれば、ドライブ・トランスT2(図32参照)が不要
となったので、FETQ2を駆動する信号Veの遅延を非常
に小さいものとすることができた。従って高周波の回路
でスイッチング電源を構成しても大電流を従出力回路か
ら取り出すことができる。また、ドライブ・トランスT2
を必要としなくなったため、高周波のノイズがトランス
Tの1次側に流出すると言うことがなくなったという効
果がある。
【0080】また、図6に示す装置によれば、上述の効
果に加えて次の効果がある。 巻線W6の誘起電圧VB(図7(2)参照)を整流・平滑
すると、主出力電圧V1が安定化されているので、安定な
フローティング電圧Vcc(例えば、15V)が補助電源12か
ら得られる。なお、巻線W5とW6はフライバック接続され
ているため、チョークコイルL1が、主出力回路1に関し
てオフとして動作している期間に、補助電源12は、電力
を取り込むように動作する(図7(2)参照)。つまり、
補助電源12を接続しても、主出力電圧V1の安定性には影
響を与えない。 同期信号Vcを作り出す基の信号VSWをトランスT以
外の回路(チョークコイルL1)から取っているので、低
耐圧の電子部品で同期信号発生器11を構成でき、その結
果、スイッチング電源を図3より更に小型化できる。
【0081】更に、図10に示した装置で得られる効果
は、図3に示す装置で得られる効果に加えて、次の点に
ある。 図10の補助電源12は、従出力回路10のチョークコ
イルL2に巻装した巻線W8の誘起電圧VHをレギュレートす
ることで直流電圧Vcc2を得ている。補助電源12の電力源
として、トランスTへ新たに巻線を施し、その巻線から
電力を得るようにすると、その巻線は高い絶縁を必要と
する。しかし、図10の巻線W8は、従出力回路10のチョ
ークコイルL2の鉄心に巻装するものだから、高い絶縁を
必要としない。 同期信号Vcを作り出す基の信号VSWをトランスT以
外の回路(チョークコイルL2)から取っているので、低
耐圧の電子部品で同期信号発生器11を構成でき、その結
果、スイッチング電源を図3より更に小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスイッチング電源の構成例を示す図であ
る。
【図2】従来装置の各部の信号のタイムチャートであ
る。
【図3】本発明のスイッチング電源の構成例を示す図で
ある。
【図4】本発明のスイッチング電源に用いる同期信号発
生器の構成例を示す図である。
【図5】図4の回路の各部の信号のタイムチャートであ
る。
【図6】本発明のスイッチング電源の別の構成例を示す
図である。
【図7】図6に示した装置の各部の信号のタイムチャー
トである。
【図8】図6に示した装置の全体の動作を説明するタイ
ムチャートである。
【図9】図6に示した装置の従出力回路の別の構成例を
示す図である。
【図10】本発明のスイッチング電源の別の構成例を示
す図である。
【図11】図10に示した装置の起動動作を説明する図
である。
【図12】図10に示した装置の各部の信号のタイムチ
ャートである。
【図13】図10に示した装置に示す定電圧回路15の具
体的構成例を示す図である。
【図14】スイッチング電源の実装状態を表す構成斜視
図である。
【符号の説明】 1 主出力回路 10 従出力回路 11 同期信号発生器 12 補助電源 13 PWM回路 14 誤差増幅器 21 発振回路 22 補助電源 23 PWM回路 24 誤差増幅器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランス(T)の1次側に設けた主スイッチ
    (Q1)をスイッチングし、2次側の第1巻線(W3)に誘起さ
    れた電圧の整流波形を第1チョークコイル(L1)で平滑
    し、得られた主出力電圧(V1)が第1設定電圧(Vt)と等し
    くなるように前記スイッチングのデューティ比を制御す
    るスイッチング電源において、 前記トランスの2次側に設けた第2巻線(W2)と、 この第2巻線の出力の整流波形を受け、これを平滑して
    従出力電圧(V2)を得る平滑回路と、 前記整流波形を受け、オン・オフ動作することで、前記
    平滑回路へ供給する電気量を制御するスイッチング素子
    (Q2)と、 このスイッチング素子(Q2)のソース点の電位より高く、
    且つこのスイッチング素子をオンにすることができる電
    圧レベルの直流電圧(Vcc)を発生する補助電源(12)と、 前記主スイッチ(Q1)がオフとなるタイミングを検出し、
    この主スイッチ(Q1)がオフとなった時点から次のオフに
    なる時点まで、一定の傾斜で繰り返し推移する鋸形の同
    期信号(Vc)を発生する同期信号発生器(11)と、 前記平滑回路の従出力電圧(V2)と第2設定電圧(Vs)を導
    入してその大小を比較し、大小の差に応じた値の信号(V
    k)を出力する誤差増幅器と、 前記補助電源(12)で得られた直流電圧を電源電圧として
    用い、且つ前記同期信号(Vc)と比較信号(Vk)を導入し、
    第2設定電圧(Vs)と前記平滑回路の従出力電圧(V2)が等
    しくなるようなパルス幅の信号(Ve)をスイッチング素子
    に加えてこれをオン・オフ駆動するPWM回路(13)と、 を備えたことを特徴とするスイッチング電源装置。
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