JP3022246B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents
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Description
流電圧を供給するスイッチング電源装置に関するもので
ある。
率な変換特性から各種電子機器の電源として多用されて
いる。従来のスイッチング電源装置としてはRCC(リ
ンギング・チョーク・コンバータ)と呼ばれる図6に示
すような自励発振式スイッチング電源装置がある。
て、図6を参照しながらその動作を説明する。図6にお
いて、1は入力直流電源であり、その電圧をEiとす
る。2はトランスであり、1次巻線21、2次巻線2
2、3次巻線23を有する。3はスイッチング素子、4
はダイオード、5は出力コンデンサであり、スイッチン
グ素子3がオンオフを繰り返すことにより、入力直流電
圧Eiを高周波交流電圧に変換して1次巻線21に入力
し、2次巻線22に発生するフライバック電圧をダイオ
ード4と出力コンデンサ5とで整流平滑し、負荷6へ出
力直流電圧として供給する。この出力直流電圧をEoと
する。7は検知回路であり、出力直流電圧Eoの情報を
帰還信号として出力する機能を有する。8は制御回路で
あり、基準電圧Vccを有する基準電圧源80、オン時
間設定回路81、オフ時間設定回路82、タイミング回
路83とドライブ回路84から構成される。オン時間設
定回路81は、検知回路7からの帰還信号とドライブ回
路84からのドライブ信号dを受電し、ドライブ信号d
がスイッチング素子3をオンすると、出力直流電圧Eo
を安定化するようにスイッチング素子3のオン時間を決
定し、ワンショットパルス状のターンオフ信号aを出力
する機能を有する。オフ時間設定回路82は、ドライブ
回路84からのドライブ信号dを受電し、ドライブ信号
dがスイッチング素子3をオフすると、スイッチング素
子3の最小オフ時間を決定し、最小オフ時間中は最小オ
フ時間信号bをHレベルにする機能を有する。タイミン
グ回路83は、抵抗831〜834、ダイオード83
5、PNPトランジスタ836とNPNトランジスタ8
37から構成され、3次巻線23の電圧を検出し、フラ
イバック電圧が発生していない時にターンオン信号cを
出力する機能を有する。ドライブ回路84は、NOT回
路841、NOR回路842,843,844と増幅器
845から構成され、ターンオフ信号aと最小オフ時間
信号bとターンオン信号cを受電し、ターンオフ信号a
によってスイッチング素子3をオフすると、最小オフ時
間信号bによって少なくとも最小オフ時間はオフを維持
し、最小オフ時間後のターンオン信号cによってスイッ
チング素子3をオンするドライブ信号dを出力する機能
を有する。
装置について、以下にその動作を説明する。まず重負荷
時においてスイッチング素子3がオンしている時、即ち
ドライブ回路84からのドライブ信号dがHレベルの
時、1次巻線21には入力直流電圧Eiが印加されトラ
ンス2を励磁する。オン時間設定回路81からのターン
オフ信号aを受電すると、ドライブ回路84はNOR回
路844の出力即ちドライブ信号dをLレベルにし、ス
イッチング素子3をオフする。スイッチング素子3がオ
フすると、トランス2の励磁エネルギーはフライバック
電圧として発生し、ダイオード4と出力コンデンサ5と
で整流平滑され、負荷6へ出力直流電圧Eoが供給され
る。ドライブ回路84からのドライブ信号dがLレベル
の時、オフ時間設定回路82は最小オフ時間信号cを最
小オフ時間だけHレベルにする。トランス2の励磁エネ
ルギーが放出されると、フライバック電圧はなくなり、
各巻線にはリンギング電圧が発生する。このフライバッ
ク電圧の発生期間は最小オフ時間より長いものとする。
タイミング回路83は、フライバック電圧がなくなると
PNPトランジスタ836がオンし、NPNトランジス
タ837がオフするのでHレベルのターンオン信号cを
出力する。最小オフ時間後にターンオン信号cを受電し
たドライブ回路84は、NOR回路842の出力がHレ
ベルとなり、NOR回路843の出力がLレベル、NO
R回路844の出力即ちドライブ信号dがHレベルとな
り、再びスイッチング素子3をオンする。スイッチング
素子3のオン時間Tonに励磁される磁束とオフ時間T
offに消磁される磁束は等しくなるから、1次巻線2
1と2次巻線22との巻数比が1であれば、 Ei・Ton=Eo・Toff (1) の関係が成り立つ。従ってオン時間設定回路回路81が
検知回路7からの出力直流電圧Eoの情報を元にオン時
間Tonを適正に決定することにより、出力直流電圧E
oを安定化することができる。
ると、スイッチング素子3のオン時間中に入力直流電源
1から流れ込む電流は、 Ei・Ton/L をピーク
値とする鋸波電流であるから、入力電力Piは次式で表
される。
/(Ton+Toff)} (1)より、Ei一定であれば、TonとToffの比
も一定となるので、 Pi∝Ton∝1/f (2) となる。fはスイッチング周波数である。即ちスイッチ
ング周波数fは負荷の重さに反比例して変動する特性を
有する。
82で設定された最小オフ時間よりフライバック電圧の
発生期間が短くなると、最小オフ時間中にフライバック
電圧がなくなりタイミング回路83からターンオン信号
cが出力されても、最小オフ時間信号bがHレベルであ
るので、ドライブ回路84において、NOR回路の出力
はLレベルのままなので状態が変わらないため、スイッ
チング素子3はオフを維持する。再びスイッチング素子
3がオンするのは、最小オフ時間信号bがLレベルにな
る最小オフ時間後であり且つフライバック電圧がなくタ
イミング回路83からターンオン信号cがHレベルにな
った時である。即ちスイッチング素子3のオフ時間To
ffは、最小オフ時間Toff(MIN)より短くはな
らない。従ってスイッチング周波数fの高周波化は抑制
され、スイッチング周波数fにほぼ比例するスイッチン
グ素子3のターンオン損失の増加も抑制される。
来の構成では、軽負荷時において最小オフ時間Toff
(MIN)が終了した時点で、3次巻線23に発生して
いるリンギング電圧の状態によってスイッチング素子3
のターンオン損失が増減する。この現象を図7を用いて
説明する。図7は軽負荷時におけるスイッチング素子3
の電圧Vq、3次巻線23の電圧Vtr、オフ時間設定
回路82から出力される最小オフ時間信号b、タイミン
グ回路83から出力されるターンオン信号c、ドライブ
回路84から出力されるドライブ信号dのタイミングチ
ャートを示す要部波形図であり、は最小オフ時間Tof
f(MIN)が終了した時点でVtr>0V、即ちフラ
イバック電圧が発生している場合、 はVtr<0Vで
あり、フォワード電圧側に発生していたリンギング電圧
がなくなりつつある場合を示す。図7 では最小オフ時
間Toff(MIN)終了時に発生していたフライバッ
ク電圧がなくなってからターンオン信号cが出力され、
ドライブ信号dによってスイッチング素子3がオンする
ので、スイッチング素子3のターンオン直前電圧は比較
的低く、従ってターンオン損失も少ない。これに対し、
図7 では最小オフ時間Toff(MIN)終了時に既
にフライバック電圧はなく、ターンオン信号cが出力さ
れている状態なので、ドライブ信号dによってスイッチ
ング素子3がオンする時には、スイッチング素子3の電
圧は高くなっており、従ってターンオン損失は多い。
で、軽負荷時においても常に3次巻線23のフライバッ
ク電圧がなくなってからターンオン信号cが出力され、
リンギング電圧の谷付近でスイッチング素子3がオンす
ることにより、スイッチング素子3のターンオン損失を
低減して効率劣化を防ぐことの可能なスイッチング電源
装置を提供することを目的とする。
に本発明のスイッチング電源装置は、入力直流電源と、
1次巻線と2次巻線と3次巻線を有するトランスと、前
記入力直流電源と前記1次巻線と直列に接続されるスイ
ッチング素子と、前記2次巻線に発生するフライバック
電圧を整流平滑し、負荷に出力直流電圧を供給するダイ
オードと出力コンデンサと、前記出力直流電圧を検知す
る検知回路と、最小オフ時間を決定する機能と、前記最
小オフ時間後に前記3次巻線に発生するフライバック電
圧がなくなったのを検出して所定の遅延時間後前記スイ
ッチング素子をオンさせる機能と、前記検知回路からの
帰還信号に基づいて前記出力直流電圧を安定化するよう
に前記スイッチング素子のオン時間を決定する機能とを
有する制御回路とを備えた構成を有している。
ク電圧がなくなってからリンギング電圧の谷付近でスイ
ッチング素子をオンすることができ、スイッチング素子
のターンオン損失を低減して効率劣化を防ぐことができ
る。
照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例にお
けるスイッチング電源装置の回路構成図を示すものであ
る。図1において、1は入力直流電源であり、その電圧
をEiとする。2はトランスであり、1次巻線21、2
次巻線22、3次巻線23を有する。3はスイッチング
素子、4はダイオード、5は出力コンデンサであり、ス
イッチング素子3がオンオフを繰り返すことにより、入
力直流電圧Eiを高周波交流電圧に変換して1次巻線2
1に入力し、2次巻線22に発生するフライバック電圧
をダイオード4と出力コンデンサ5とで整流平滑し、負
荷6へ出力直流電圧として供給する。この出力直流電圧
をEoとする。7は検知回路であり、出力直流電圧Eo
の情報を帰還信号として出力する機能を有する。8は制
御回路であり、オン時間設定回路81、オフ時間設定回
路82、タイミング回路83とドライブ回路84から構
成される。オン時間設定回路81は、検知回路7からの
帰還信号とドライブ回路84からのドライブ信号dを受
電し、ドライブ信号dがスイッチング素子3をオンする
と、出力直流電圧Eoを安定化するようにスイッチング
素子3のオン時間を決定し、ワンショットパルス状のタ
ーンオフ信号aを出力する機能を有する。オフ時間設定
回路82は、ドライブ回路84からのドライブ信号dを
受電し、ドライブ信号dがスイッチング素子3をオフす
ると、スイッチング素子3の最小オフ時間を決定し、最
小オフ時間中は最小オフ時間信号bをHレベルにする機
能を有する。タイミング回路83は、コンデンサ83
0、抵抗831〜834、ダイオード835、PNPト
ランジスタ836、NPNトランジスタ837、NOT
回路838とNOR回路839から構成され、3次巻線
23の電圧を検出し、フライバック電圧がなくなった時
にワンショットパルスのターンオン信号cを出力する機
能を有する。ドライブ回路84は、NOT回路841、
NOR回路842,843,844と増幅器845から
構成され、ターンオフ信号aと最小オフ時間信号bとタ
ーンオン信号cを受電し、ターンオフ信号aによってス
イッチング素子3をオフすると、最小オフ時間信号bに
よって少なくとも最小オフ時間はオフを維持し、最小オ
フ時間後のターンオン信号cによってスイッチング素子
3をオンするドライブ信号dを出力する機能を有する。
装置について、図2を用いてその動作を説明する。図2
は本実施例の要部波形を示すタイミングチャートであ
り、重負荷時と軽負荷時における3次巻線23の電圧V
tr、オン時間設定回路81からのターンオフ信号a、
オフ時間設定回路82からの最小オフ時間信号b、タイ
ミング回路83のコンデンサ830の電圧V830、N
PNトランジスタ837のコレクタ電圧V837、NO
R回路839から出力されるターンオン信号c、ドライ
ブ回路84のNOR回路842の出力V842、ドライ
ブ信号dの波形を示す。まず重負荷時においてスイッチ
ング素子3がオンしている時、即ちドライブ回路84か
らのドライブ信号dがHレベルの時、1次巻線21には
入力直流電圧Eiが印加されトランス2を励磁する。オ
ン時間設定回路81からのターンオフ信号aを受電する
と、ドライブ回路84はNOR回路844の出力即ちド
ライブ信号dをLレベルにし、スイッチング素子3をオ
フする。スイッチング素子3がオフすると、トランス2
の励磁エネルギーはフライバック電圧として発生し、ダ
イオード4と出力コンデンサ5とで整流平滑され、負荷
6へ出力直流電圧Eoが供給される。ドライブ回路84
からのドライブ信号dがLレベルの時、オフ時間設定回
路82は最小オフ時間信号cを最小オフ時間だけHレベ
ルにする。トランス2の励磁エネルギーが放出される
と、フライバック電圧はなくなり、各巻線にはリンギン
グ電圧が発生する。このフライバック電圧の発生期間は
最小オフ時間より長いものとする。タイミング回路83
は、フライバック電圧がなくなると抵抗831を介して
コンデンサ830が放電されるので、PNPトランジス
タ836がオンし、NPNトランジスタ837がオフす
る。NOT回路838とNOR回路839からなる立ち
上がり検出のパルス発生回路にはHレベルの信号が入力
されるので、ワンショットパルス状のターンオン信号c
を出力する。最小オフ時間後にターンオン信号cを受電
したドライブ回路84は、NOR回路842からやはり
ワンショットパルス状の出力がNOR回路843に入力
される。NOR回路843とNOR回路844はフリッ
プフロップ回路を構成しているので、NOR回路844
の出力即ちドライブ信号dがHレベルとなり、再びスイ
ッチング素子3をオンする。スイッチング素子3をオン
するタイミング、即ちフライバック電圧がなくなってか
ら上記動作後、スイッチング素子3がオンするまでの遅
延時間は、抵抗831とコンデンサ830の定数で調整
できる。従って巻線に発生するリンギング電圧の谷付近
でスイッチング素子3をオンするように調整すれば、ス
イッチング素子3のターンオン損失を低減できる。ま
た、スイッチング素子3のオン時間Tonに励磁される
磁束とオフ時間Toffに消磁される磁束は等しくなる
から、1次巻線21と2次巻線22との巻数比が1であ
れば、 Ei・Ton=Eo・Toff (1) の関係が成り立つ。従ってオン時間設定回路回路81が
検知回路7からの出力直流電圧Eoの情報を元にオン時
間Tonを適正に決定することにより、出力直流電圧E
oを安定化することができる。
ると、スイッチング素子3のオン時間中に入力直流電源
1から流れ込む電流は、 Ei・Ton/L をピーク
値とする鋸波電流であるから、入力電力Piは次式で表
される。
/(Ton+Toff)} (1)より、Ei一定であれば、TonとToffの比
も一定となるので、 Pi∝Ton∝1/f (2) となる。fはスイッチング周波数である。即ちスイッチ
ング周波数fは負荷の重さに反比例して変動する特性を
有する。
82で設定された最小オフ時間よりフライバック電圧の
発生期間が短くなると、最小オフ時間中にフライバック
電圧がなくなりタイミング回路83からターンオン信号
cが出力されても、最小オフ時間信号bがHレベルであ
るので、ドライブ回路84において、NOR回路の出力
はLレベルのままなので状態が変わらないため、スイッ
チング素子3はオフを維持する。再びスイッチング素子
3がオンするのは、最小オフ時間信号bがLレベルにな
る最小オフ時間後であり、且つフライバック電圧がなく
なり所定の遅延時間後タイミング回路83からターンオ
ン信号cがHレベルになった場合である。即ちスイッチ
ング素子3のオフ時間Toffは、最小オフ時間Tof
f(MIN)より短くはならない。しかも巻線に発生し
ているリンギング電圧の周期は、トランス2の励磁イン
ダクタンスと寄生容量との共振現象であり、入出力条件
に左右されずほぼ一定であるので、リンギング電圧の谷
付近でスイッチング素子3はオンする。従ってスイッチ
ング周波数fの高周波化は抑制され、スイッチング周波
数fにほぼ比例するスイッチング素子3のターンオン損
失の増加も抑制される。
電源1と、1次巻線21と2次巻線22と3次巻線23
を有するトランス2と、入力直流電源1と1次巻線21
と直列に接続されるスイッチング素子3と、2次巻線2
2に発生するフライバック電圧を整流平滑し、負荷に出
力直流電圧Eoを供給するダイオード4と出力コンデン
サ6と、出力直流電圧Eoを検知する検知回路7と、最
小オフ時間Toff(MIN)を決定し、最小オフ時間
Toff(MIN)後に3次巻線23のフライバック電
圧がなくなったのを検出して所定の遅延時間後スイッチ
ング素子3をオンさせ、検知回路7からの帰還信号に基
づいて出力直流電圧Eoを安定化するようにスイッチン
グ素子3のオン時間Tonを決定する機能を有する制御
回路8とを備えた構成とすることにより、入出力条件に
よらずスイッチング素子3がオンするタイミングは、巻
線に発生していたリンギング電圧の谷付近に調整するこ
とができ、スイッチング素子3のターンオン損失を最小
限に抑制して効率劣化を防ぐことができる。
ついて、図面を参照しながら説明する。図3は本発明の
第2の実施例におけるスイッチング電源装置の制御回路
を示すものである。制御回路以外の構成は図1と同様な
ので省略した。また図3に示した制御回路は図1の制御
回路8と基本的な動作は同様であり、制御回路8に機能
を追加した請求項3及び4に相当するものである。図3
において、23はトランス2の3次巻線、7は検知回
路、80は基準電圧源、81はオン時間設定回路、82
は第1のオフ時間設定回路、83はタイミング回路であ
り、図1のものと動作と構成は同様であるので同じ符号
を付与し、回路の詳細は省略した。図1と異なるのは第
2のオフ時間設定回路85を追加し、ドライブ回路84
にNOT回路841の代わりにNOR回路846を設
け、NOR回路846に、タイミング回路83からのタ
ーンオン信号cと後述する第2のオフ時間設定回路85
からの最大オフ時間信号eを入力する構成とした点であ
る。第2のオフ時間設定回路85はコンデンサ850、
抵抗851〜854、定電流源855、PNPトタンジ
スタ856、NPNトランジスタ857、比較器858
とから構成され、ドライブ信号dを受電し、これがLレ
ベルになると最大オフ時間を決定し、ドライブ信号dが
最大オフ時間に渡りLレベルであったら、ワンショット
パルス状の最大オフ時間信号eを出力する機能を有す
る。
て、特に第2のオフ時間設定回路85とドライブ回路8
4の動作を説明する。第2のオフ時間設定回路85は、
ドライブ回路84から出力されるドライブ信号dをそれ
ぞれ抵抗851と抵抗852を介してPNPトランジス
タ856とNPNトランジスタ857で受ける。スイッ
チング素子3がオン、即ちドライブ信号dがHレベルの
時、NPNトランジスタ857はオン状態にあるので、
コンデンサ850はOVに放電されている。ドライブ信
号dがLレベルになると、NPNトランジスタ857は
オフし、PNPトランジスタ856はオンするので、コ
ンデンサ850は定電流源855によって充電を開始さ
れる。抵抗853と854は基準電圧Vccを分圧して
しきい値電圧Vthを作る。比較器858はコンデンサ
850の電圧Vcとしきい値電圧Vthを比較し、Vc
<VthであればLレベルの最大オフ時間信号eを出力
する。Vcの充電が進み、Vc>Vthとなると最大オ
フ時間信号eはHレベルになる。定電流源855からの
充電電流をIc、コンデンサ850の静電容量をCとす
ると、最大オフ時間Toff(MAX)は、 Toff
(MAX)=Vth・C/Ic となる。最大オフ時間
Toff(MAX)は通常動作時のスイッチング周期よ
りも充分長く設定しておく。従って通常動作時において
は、ドライブ信号dがHレベルになる度にコンデンサ8
50はOVに放電され、比較器858はLレベルを出力
し続ける。ドライブ回路84は、ターンオフ信号a、最
小オフ時間信号b、ターンオン信号cと最大オフ時間信
号eを受電し、スイッチング素子3をオンオフするとと
もに、前記各回路に制御回路の出力情報を示すドライブ
信号dを出力する。ターンオン信号aと最大オフ時間信
号eはNOR回路846に入力されてされた後、最小オ
フ時間信号cとともにNOR回路842に入力される。
NOR回路846の出力はターンオフ信号bとともにさ
らにNOR回路842に入力され、以降の構成及び動作
は図1と同様である。従ってドライブ回路84がドライ
ブ信号dをHレベルにするのは、ターンオフ信号aと最
小オフ時間信号bがともにLレベルであり、ターンオン
信号cまたは最大オフ時間信号eがHレベルになった場
合である。通常動作時においては最大オフ時間信号eは
Lレベルであるので、ドライブ回路84の動作は図1と
全く同様である。通常動作時における本実施例の要部動
作波形として、3次巻線23の電圧Vtr、各信号a,
b,c,d、コンデンサ850の電圧Vc、第2のオフ
時間設定回路からの最大オフ時間信号eを図4(a)に
示す。本実施例で図1から変更された回路が動作するの
は、例えば起動時のように3次巻線23に電圧が発生し
ていない場合である。起動時においては、ドライブ回路
84に入力される各信号はLレベルであるので、ドライ
ブ信号dはLレベルのままとなる。しかし、最大オフ時
間Toff(MAX)後には最大オフ時間信号eがHレ
ベルになり、ドライブ信号dはHレベルになり、スイッ
チング素子3をオンにする。ドライブ信号dがHレベル
になると、NPNトランジスタ857がオンし、コンデ
ンサ850の電圧Vcは0Vまで放電されるので最大オ
フ時間信号eはLレベルに戻る。即ち最大オフ時間信号
eはワンショットパルスとなる。一旦スイッチング素子
3がオンするとトランス2は励磁され、スイッチング素
子3がオフするとフライバック電圧が発生する。起動時
においては発生するフライバック電圧は出力コンデンサ
5を0Vから充電するので、その電圧は低く、タイミン
グ回路83はフライバック電圧の低下を検出できず、タ
ーンオン信号cを出力できない場合が想定されるが、最
大オフ時間Toff(MAX)後には最大オフ時間信号
eが再び出力され、ドライブ信号dがHレベルになり、
スイッチング素子3を再びオンする。以上の動作の繰り
返しにより、本実施例におけるスイッチング電源装置は
確実に起動するのである。この様子を図4(b)に示
す。
線23に電圧が発生しなければ、スイッチング素子3を
オンする機能を付加する構成とすることにより、本発明
におけるスイッチング電源装置を確実に起動させること
ができる。
小オフ時間を設定する機能を有するRCCについて本発
明を適用した。しかし本発明は、トランスやチョークが
スイッチング素子がオフの時に励磁エネルギーを放出し
終わる他のスイッチングコンバータに対しても適用でき
る。以下本発明の第3の実施例として、昇圧コンバータ
に本発明を適用した回路構成図を図5に示し説明する。
その電圧をEiとする。3はスイッチング素子、4はダ
イオード、5は出力コンデンサ、6は負荷、7は検知回
路、8は制御回路であり、以上は図1または図3と同様
の構成であり、同様の動作をする。20はチョークであ
り、別巻線24を有する。別巻線24が図1及び図3の
3次巻線23に相当する。スイッチング素子3のオンオ
フにより、チョーク20の励磁エネルギーがダイオード
4を介して出力コンデンサ5に放出される。出力コンデ
ンサ5から負荷6に供給される出力直流電圧Eo’は、
図1及び図3における出力直流電圧Eoと入力直流電圧
Eiの和となる。即ち、 Eo’=Ei+Eo であ
る。コンバータの構成が変わったことにより、入出力電
圧の関係式が異なるが、別巻線24、検知回路7、制御
回路8の動作は前述の通り図1または図3と同様であ
る。従ってスイッチング素子3は軽負荷時においてもチ
ョーク20の励磁エネルギー放出後のリンギング電圧の
谷付近でオンすることができ、スイッチング素子3のタ
ーンオン損失が最小限に抑制される効果も図1または図
3と同様である。
できるRCC以外のスイッチングコンバータにおいて
も、トランスまたはチョークの励磁エネルギーがスイッ
チング素子がオフの時に放出されるモードを有する場合
には適用可能である。
と、1次巻線と2次巻線と3次巻線を有するトランス
と、入力直流電源と1次巻線と直列に接続されるスイッ
チング素子と、2次巻線に発生するフライバック電圧を
整流平滑し、負荷に出力直流電圧を供給するダイオード
と出力コンデンサと、出力直流電圧を検知する検知回路
と、最小オフ時間を決定し、最小オフ時間後に3次巻線
のフライバック電圧がなくなったのを検出して所定の遅
延時間後スイッチング素子をオンさせ、検知回路からの
帰還信号に基づいて出力直流電圧を安定化するようにス
イッチング素子のオン時間を決定する機能を有する制御
回路とを備えた構成とすることにより、入出力条件によ
らずスイッチング素子がオンするタイミングは、巻線に
発生していたリンギング電圧の谷付近に調整することが
でき、スイッチング素子のターンオン損失を最小限に抑
制して効率劣化を防ぐことができる優れたスイッチング
電源装置を実現できるものである。
源装置の回路構成図
源装置の要部波形図
源装置の制御回路の回路構成図
源装置の制御回路の要部波形図
源装置の回路構成図
Claims (5)
- 【請求項1】入力直流電源と、 1次巻線と2次巻線と3次巻線を有するトランスと、 前記入力直流電源と前記1次巻線と直列に接続されるス
イッチング素子と、 前記2次巻線に発生するフライバック電圧を整流平滑
し、負荷に出力直流電圧を供給するダイオードと出力コ
ンデンサと、 前記出力直流電圧を検知する検知回路と、 最小オフ時間を決定する機能と、前記最小オフ時間後に
前記3次巻線に発生していたフライバック電圧がなくな
ったことを検出して所定の遅延時間後前記スイッチング
素子をオンさせる機能と、前記検知回路からの帰還信号
に基づいて前記出力直流電圧を安定化するように前記ス
イッチング素子のオン時間を決定する機能とを有する制
御回路とを備えたスイッチング電源装置。 - 【請求項2】前記制御回路は、前記3次巻線に発生していたフライバック電圧がなくな
ったことを検出して所定の遅延時間後ターンオン信号を
出力するタイミング回路と、 前記検知回路からの帰還信号を受電し、前記スイッチン
グ素子がオンの時に前記出力直流電圧を安定化するよう
に前記スイッチング素子のオン時間を決定し、 ターンオフ信号を出力するオン時間設定回路と、 前記スイッチング素子がオフの時に最小オフ時間信号を
出力するオフ時間設定回路と、 前記ターンオン信号と前記ターンオフ信号と前記最小オ
フ時間信号を受電し、前記ターンオフ信号の受電によっ
て前記スイッチング素子をオフし、前記最小オフ時間信
号の受電期間は前記スイッチング素子のオフを維持し、
前記最小オフ時間が終了した後に前記ターンオン信号の
受電によって前記スイッチング素子をオンするドライブ
回路とから構成される請求項1記載のスイッチング電源
装置。 - 【請求項3】前記制御回路に、 所定の期間前記3次巻線に電圧が発生しなければ、前記
スイッチング素子をオンする機能を付加し、確実に起動
するようにした請求項1記載のスイッチング電源装置。 - 【請求項4】前記制御回路は、前記3次巻線に発生していたフライバック電圧がなくな
ったことを検出して所定の遅延時間後ターンオン信号を
出力するタイミング回路と、 前記検知回路からの帰還信号を受電し、前記スイッチン
グ素子がオンの時に前記出力直流電圧を安定化するよう
に前記スイッチング素子のオン時間を決定し、ターンオ
フ信号を出力するオン時間設定回路と、 最小オフ時間を決定し、前記スイッチング素子がオフの
時に最小オフ時間信号を出力する第1のオフ時間設定回
路と、 最大オフ時間を決定し、前記スイッチング素子がオフの
時に最大オフ時間信号を出力する第2のオフ時間設定回
路と、 前記ターンオン信号と前記ターンオフ信号と前記最小オ
フ時間信号と前記最大オフ時間信号を受電し、前記ター
ンオフ信号の受電によって前記スイッチング素子をオフ
し、オフ後は前記最小オフ時間信号の受電期間は前記ス
イッチング素子のオフを維持し、前記最小オフ時間が終
了した後に前記ターンオン信号の受電によって前記スイ
ッチング素子をオンするとともに、前記最大オフ時間信
号の受電期間が終了した後には前記ターンオン信号がな
くとも前記スイッチング素子をオンするドライブ回路と
から構成される請求項3記載のスイッチング電源装置。 - 【請求項5】入力直流電源の電圧を、オンオフするスイ
ッチング素子により高周波交流電圧に変換し、トランス
またはチョークを介して整流平滑し、出力直流電圧を負
荷に供給し、前記スイッチング素子がオフの時に前記ト
ランスまたはチョークが励磁エネルギーを放出し終わる
スイッチングコンバータにおいて、 前記トランスまたはチョークが励磁エネルギーを放出し
終わった後に発生するリンギング電圧を検出し、前記ス
イッチング素子が所定のオフ時間の終了後に発生してい
たフライバック電圧がなくなった時点から所定の遅延時
間後に、前記スイッチング素子をオンするスイッチング
電源装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7090686A JP3022246B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | スイッチング電源装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7090686A JP3022246B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | スイッチング電源装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08289543A JPH08289543A (ja) | 1996-11-01 |
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ID=14005427
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|---|---|---|---|
| JP7090686A Expired - Fee Related JP3022246B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | スイッチング電源装置 |
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| JP (1) | JP3022246B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7336508B2 (en) | 2005-09-30 | 2008-02-26 | Sanken Electric Co., Ltd. | Switching power source apparatus with voltage gate detector for the switch |
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-
1995
- 1995-04-17 JP JP7090686A patent/JP3022246B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7336508B2 (en) | 2005-09-30 | 2008-02-26 | Sanken Electric Co., Ltd. | Switching power source apparatus with voltage gate detector for the switch |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08289543A (ja) | 1996-11-01 |
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