JPH06196992A - 半導体集積回路装置の出力回路 - Google Patents

半導体集積回路装置の出力回路

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JPH06196992A
JPH06196992A JP4343841A JP34384192A JPH06196992A JP H06196992 A JPH06196992 A JP H06196992A JP 4343841 A JP4343841 A JP 4343841A JP 34384192 A JP34384192 A JP 34384192A JP H06196992 A JPH06196992 A JP H06196992A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微細化されたトランジスタの信頼性を損なう
ことなく、内部の信号振幅より大きい信号を外部に出力
できる半導体集積回路装置の出力回路を得る。 【構成】 出力端子5に接続されたPMOSトランジス
タ23とNMOSトランジスタ24が出力電圧として電
源電位VDD2 あるいは接地電位VSSを出力する。電源電
位VDD1 あるいは接地電位VSSの入力信号の電位を第1
の変換部K2及び第2の変換部K3を用いて変換してP
MOSトランジスタ23のゲート電極に与える。第1の
変換部K2及び第2の変換部K3は中間電位発生回路の
発生する電位及び電源電位VDD1 を用いて入力信号の電
位を変換する。 【効果】 出力回路を構成している絶縁ゲート型トラン
ジスタ12〜23に電源電位VDD2 と接地電位VSSの電
位差をゲート電極と基板との間にかけることなく、入力
信号振幅より大きい振幅を有する出力信号を出力するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
の出力回路の構成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の半導体集積回路装置の出
力回路を示したものである。図12において、1は第1
の電源、3は接地、4は出力回路の入力端子、5は出力
回路の出力端子、40はゲート電極を入力端子4に接続
し、ソース電極を第1の電源1に接続し、ドレイン電極
を出力端子5に接続したPMOSトランジスタ、41は
ゲート電極を入力端子4に接続し、ソース電極を接地
し、ドレイン電極を出力端子5に接続したNMOSトラ
ンジスタである。
【0003】次に動作について説明する。第1の電源1
にVDD1 、接地3にVSSで示される電圧を印加し、出力
回路の入力端子4にVINで示される信号を印加する。P
MOSトランジスタ40とNMOSトランジスタ41は
CMOSインバータ回路を構成している。従って、入力
信号VINがVDD1 、つまりインバータ回路のしきい電圧
以上であるとき、出力信号VOUT はVSSである。また、
入力信号VINがVSS、つまりしきい電圧以下であると
き、出力信号VOUT はVDD1 である。
【0004】微細化されたMOS半導体集積回路装置で
はMOSトランジスタを構成するゲート絶縁膜が10n
mから14nm程度と極めて薄い。したがって、ゲート
絶縁膜の絶縁破壊防止やMOSトランジスタが動作中に
発生するホットエレクトロンがゲート絶縁膜に注入され
て絶縁膜中に固定電荷として残留しMOSトランジスタ
のしきい電圧が変動することを防止するために、微細化
されたMOS半導体集積回路装置に印加される電源電圧
DD1 は従来のMOS半導体集積回路装置の場合より低
くなっている。図12で示される半導体集積回路装置の
出力回路の出力電圧VO は、VSS≦VO ≦VDD1 であ
る。図13で示されるように半導体集積回路装置の出力
回路の出力端子を第2の電源2の電位VDD2 へプルアッ
プ抵抗42を介して接続する使用法をとる場合、VDD1
≦VDD2 であるとき、PMOSトランジスタ40のソー
ス電極のP型半導体とN型基板が順バイアスされるので
使用できない。
【0005】次に、従来の他の半導体集積回路装置を図
14に示す。図14において、K20は出力としてV
DD2 、VSS及び高インピーダンス状態の3つの出力状態
を持つ出力回路、K21は出力としてVDD1 、VSS及び
高インピーダンス状態の3つの出力状態を持つ出力回路
である。50はソース電極を電源電位VDD2 の電源2に
接続しドレイン電極をバスライン55に接続して出力回
路K20の出力段を構成するPMOSトランジスタ、5
1はソース電極を接地電位VSSに接地しドレイン電極を
バスライン55に接続して出力回路K20の出力段を構
成するNMOSトランジスタ、52はソース電極を電源
電位VDD2 の電源1に接続しドレイン電極をバスライン
55に接続して出力回路K21の出力段を構成するPM
OSトランジスタ、53はソース電極を接地電位VSS
接地しドレイン電極をバスライン55に接続して出力回
路K21の出力段を構成するNMOSトランジスタ、5
4は一方端を電源2に接続し、他方端をバスライン55
に接続してバスライン55の電位をVDD2 にプルアップ
するためのプルアップ抵抗である。ここで、出力する論
理の出力電圧がそれぞれの出力回路K20,K21にお
いて異なり、出力回路K20及び出力回路K21が共通
にバスライン55に接続されているため以下の問題点が
生じる。つまり、出力回路K21が高インピーダンス状
態で出力回路K20が出力としてVDD2 を出力している
とき、PMOSトランジスタ52のソース電極を構成し
ているP型半導体とN型基板とが順バイアスされるので
第1の電源1に電流が流入して不都合である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
装置の出力回路は以上のように構成されているので、出
力回路が半導体集積回路の内部の信号振幅より大きい信
号を外部に出力することができないという問題点があっ
た。
【0007】また、入力信号の振幅が異なる出力回路を
共通に接続することができないという問題点があった。
【0008】この発明は上記の問題点を解消するために
なされたもので、内部の信号振幅よりも大きい信号を外
部に出力することができる半導体集積回路装置の出力回
路を得ることを目的とする。また、入力信号振幅の異な
る出力回路の出力を共通に接続できるようにすることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
集積回路装置の出力回路は、第1の電位と該第1の電位
より低い第2の電位との間の電位で振幅する入力信号
と、該入力信号の反転論理とを入力し、かつ前記第1の
電位よりも高い第3の電位に接続され、前記入力信号と
前記反転論理とに応じて、前記第3の電位と前記第2の
電位より高い第4の電位との間で振幅する信号を出力す
る、複数の絶縁ゲート型トランジスタで構成された入力
信号電位変換回路を備え、前記複数の絶縁ゲート型トラ
ンジスタの各々の基板と制御電極間にかかる電圧は前記
第2の電位と前記第3の電位との電位差よりも小さく設
定され、前記入力信号電位変換回路の出力信号を制御電
極に入力し、前記第3の電位に一方電流電極を接続し、
他方電流電極を出力端子に接続し、基板電位を前記第3
の電位とした第1導電型の第1の絶縁ゲート型トランジ
スタをさらに備えて構成されている。
【0010】第2の発明に係る半導体集積回路装置の出
力回路は、第1の発明の半導体集積回路装置の出力回路
において、前記入力信号電位変換回路は、前記第1の電
位と前記第2の電位との間の中間電位を出力する中間電
位発生回路と、前記第2の電位及び前記第3の電位に接
続され、かつ前記中間電位発生回路の出力する前記中間
電位と、前記入力信号とを入力して、前記中間電位発生
回路の出力する前記中間電位を用いて、前記入力信号に
応じて前記第3の電位に近い第5の電位と前記第5の電
位より低い第6の電位との間で振幅する信号を生成して
出力する第1の変換部と、前記第2の電位及び前記第3
の電位に接続され、かつ前記中間電位発生回路の出力す
る前記中間電位と、前記入力信号の反転論理と、前記第
1の変換部の出力とを入力して、前記中間電位発生回路
の出力する前記中間電位を用いて前記入力信号の反転論
理及び前記第1の変換部の出力に応じて前記第3の電位
あるいは前記第4の電位を前記第1の絶縁ゲート型トラ
ンジスタの制御電極へ出力する第2の変換部とを備えて
構成されている。
【0011】第3の発明に係る半導体集積回路装置の出
力回路は、第2の発明の半導体集積回路装置の出力回路
において、前記第2の電位に一方電流電極を接続し、前
記出力端子に他方電流電極を接続した第2導電型の第2
の絶縁ゲート型トランジスタをさらに備えて構成されい
る。
【0012】第4の発明に係る半導体集積回路装置の出
力回路は、第3の発明の半導体集積回路装置の出力回路
において、前記入力信号電位変換回路の前段に設けら
れ、前記入力信号と、制御信号とを入力し、前記制御信
号の制御によって、前記入力信号に応じて第1あるいは
第2の絶縁ゲート型トランジスタのいずれか一方が遮断
状態となるか、あるいは前記入力信号によらず前記第1
及び第2の絶縁ゲート型トランジスタが同時に遮断状態
となるよう前記入力信号電位変換回路及び前記第2の絶
縁ゲート型トランジスタに対して信号を出力する制御回
路をさらに備えて構成されている。
【0013】第5の発明に係る半導体集積回路装置の出
力回路は、第3の発明の半導体集積回路装置の出力回路
において、前記第1の変換部は、前記第3の電位に一方
端を接続した電圧降下手段と、前記電圧降下手段の他方
端に一方電流電極を接続し、前記第1の電位に制御電極
を接続した第2導電型の第3の絶縁ゲート型トランジス
タと、前記第3の絶縁ゲート型トランジスタの他方電流
電極に一方電流電極を接続し、前記中間電位発生回路が
出力する前記中間電位を制御電極に入力する第1導電型
の第4の絶縁ゲート型トランジスタと、前記第2の電位
に一方電流電極を接続し、前記第4の絶縁ゲート型トラ
ンジスタの他方電流電極に他方電流電極を接続し、前記
入力信号を制御電極に入力する第2導電型の第5の絶縁
ゲート型トランジスタとを備え、前記第2の変換部は、
前記第3の電位に一方電流電極を接続し、前記電圧降下
手段の他方端に制御電極を接続した第1導電型の第6の
絶縁ゲート型トランジスタと、前記第6の絶縁ゲート型
トランジスタの他方電流電極に一方電流電極を接続し、
前記第1の電位に制御電極を接続した第2導電型の第7
の絶縁ゲート型トランジスタと、前記第7の絶縁ゲート
型トランジスタの他方電流電極に一方電流電極を接続
し、前記中間電位発生回路が出力する前記中間電位を制
御電極に入力する第1導電型の第8の絶縁ゲート型トラ
ンジスタと、前記第2の電位と前記第8の絶縁ゲート型
トランジスタの他方電流電極との間に直列に接続され、
前記入力信号を制御電極入力する第2導電型の第9の絶
縁ゲート型トランジスタとを備えて構成されいてる。
【0014】第6の発明に係る半導体集積回路装置の出
力回路は、第5の発明の半導体集積回路装置の出力回路
において、前記第2の変換部は、前記第6の絶縁ゲート
型トランジスタの一方電流電極と前記第3の電位との間
に接続され、前記第6の絶縁ゲート型トランジスタの制
御電極と一方電流電極との間の電位差が減少して前記第
6の絶縁ゲート型トランジスタが遮断状態に移行すると
きに前記第2の電位と前記第6の絶縁ゲート型トランジ
スタの一方電流電極との間の電圧降下を大きくするレベ
ルシフト回路をさらに備えて構成されている。
【0015】第7の発明に係る半導体集積回路装置の出
力回路は、第5の発明の半導体集積回路装置の出力回路
において、前記電圧降下手段は、前記第3の電位に一方
電流電極を接続し、前記第3の絶縁ゲート型トランジス
タの前記一方電流電極に制御電極及び他方電流電極を接
続した第1導電型の第10の絶縁ゲート型トランジスタ
を含み、前記第6の絶縁ゲート型トランジスタは、前記
第10の絶縁ゲート型トランジスタよりもしきい電圧の
高い絶縁ゲート型トランジスタを含むことを特徴とす
る。
【0016】第8の発明に係る半導体集積回路装置の出
力回路は、第5の発明の半導体集積回路装置の出力回路
において、前記第2の変換部は、前記第8の絶縁ゲート
型トランジスタの前記他方電流電極に一方端を接続し、
前記第9の絶縁ゲート型トランジスタの前記一方電流電
極に他方端を接続した抵抗手段をさらに備えて構成され
ている。
【0017】第9の発明に係る半導体集積回路装置の出
力回路は、第1の発明の半導体集積回路装置の出力回路
において、前記入力信号電位変換回路は、前記第1の電
位と前記第2の電位との間の中間電位を出力する中間電
位発生回路と、前記第2の電位及び前記第3の電位に接
続され、かつ前記中間電位発生回路の出力する前記中間
電位と、前記入力信号とを入力して、前記中間電位発生
回路の出力する前記中間電位を用いて、前記入力信号に
応じて前記第3の電位に近い第5の電位と前記第5の電
位より低い第6の電位との間で振幅する信号を生成して
出力する第1の変換部と、前記第2の電位及び前記第3
の電位に接続され、かつ前記中間電位発生回路の出力す
る前記中間電位と、前記入力信号の反転論理と、前記第
1の変換部の出力とを入力して、前記中間電位発生回路
の出力する前記中間電位を用いて前記入力信号の前記反
転論理及び前記第1の変換部の出力に応じて前記第3の
電位あるいは前記第4の電位を前記第1の絶縁ゲート型
トランジスタの制御電極へ出力する第2の変換部とを備
え、前記第1の変換部は、前記第3の電位と前記第2の
電位との間に接続された直列回路体と、前記直列回路体
に直列に挿入され、前記第2の変換部の出力する論理あ
るいは前記反転論理を入力し、前記論理あるいは前記反
転論理に応じて電流を制限する回路とを備えて構成され
ている。
【0018】
【作用】第1の発明における入力信号電位変換回路は、
第1の電位と第2の電位との間で振幅する入力信号を入
力して第3の電位あるいは第4の電位を出力信号として
出力する。この出力を受けて第1の絶縁ゲート型トラン
ジスタは第3の電位を出力することができる。このと
き、第1の絶縁ゲート型トランジスタ及び入力信号電位
変換回路を構成している絶縁ゲート型トランジスタの電
極間にかかる電圧はいずれも第2の電位と第3の電位と
の電位差よりも小さいので、絶縁ゲート型トランジスタ
のしきい電圧が変動することを防止することができる。
また、第1の電位と第2の電位との電位差に対する仕様
の絶縁ゲート型トランジスタで構成することも可能にな
る。
【0019】第2の発明における第1の変換部は、入力
信号の振幅する第1の電位あるいは第2の電位と異なる
第5の電位あるいは第6の電位を入力信号に応じて出力
する。そして、第2の変換部は、第1の変換部の出力を
受けて第1の絶縁ゲート型トランジスタの制御電極へ第
3の電位あるいは第4の電位を出力する。第1の電位あ
るいは第2の電位の入力信号を入力して第3の電位ある
いは第4の電位を出力するために2段階に分けて信号処
理することで、出力する電位の変換を容易に行うことが
できる。
【0020】第3の発明における第1及び第2の絶縁ゲ
ート型トランジスタは、いづれか一方が導通状態となる
ことによって、入力信号に応じて第3の電位あるいは第
2の電位を出力端子に出力することができる。
【0021】第4の発明における制御回路は、前記入力
信号電位変換回路及び前記第2の絶縁ゲート型トランジ
スタに対して出力する信号を制御して、出力回路の出力
状態を、入力信号に応じた論理を出力する状態あるいは
高インピーダンス状態とすることができる。
【0022】第5の発明における第3の絶縁ゲート型ト
ランジスタは、第6の絶縁ゲート型トランジスタの制御
電極の電位が第1の電位から自己のしきい電圧を引いた
値以下にならないように制御する役割を果たす。同様
に、第7の絶縁ゲート型トランジスタは、第1の絶縁ゲ
ート型トランジスタの制御電極の電位が第1の電位から
自己のしきい電圧を引いた値以下にならないように制御
する役割を果たす。また、第4の絶縁ゲート型トランジ
スタは、第5の絶縁ゲート型トランジスタの他方電流電
極の電位が中間電位から自己のしきい電圧を引いた値以
下にならないように制御する役割を果たす。同様に、第
8の絶縁ゲート型トランジスタは、第9の絶縁ゲート型
トランジスタの他方電流電極の電位が中間電位から自己
のしきい電圧を引いた値以上にならないように制御する
役割を果たす。以上のことから、入力信号電位変換回路
を構成している絶縁ゲート型トランジスタの電極には第
2の電位と第3の電位との電位差より小さい電圧しかか
らない。
【0023】第6の発明におけるレベルシフト回路は、
第6の絶縁ゲート型トランジスタの遮断状態における制
御電極と一方電流電極との間の電圧を小さくして、遮断
状態時に第6の絶縁ゲート型トランジスタの一方電流電
極から他方電流電極に流れる電流を大幅に減少させるこ
とができる。
【0024】第7の発明においては、第6の絶縁ゲート
型トランジスタのしきい電圧が第10の絶縁ゲート型ト
ランジスタのしきい電圧より高いため、第6の絶縁ゲー
ト型トランジスタが遮断状態となったときに第6の絶縁
ゲート型トランジスタの一方電流電極から他方電流電極
に流れる電流を大幅に減少させることができる。
【0025】第8の発明における第9の絶縁ゲート型ト
ランジスタは、抵抗手段によって第9の絶縁ゲート型ト
ランジスタに流れ込む電流が制限されるので、出力電圧
の急激な変化が抑制されて、出力のインダクタンスに誘
導される雑音信号を低減することができる。
【0026】第9の発明における第1の変換部は、入力
信号の振幅する第1の電位あるいは第2の電位と異なる
第5の電位あるいは第6の電位を入力信号に応じて出力
する。そして、第2の変換部は、第1の変換部の出力を
受けて第1の絶縁ゲート型トランジスタの制御電極へ第
3の電位あるいは第4の電位を出力する。第1の電位あ
るいは第2の電位の入力信号を入力して第3の電位ある
いは第4の電位を出力するために2段階に分けて信号処
理することで、出力する電位の変換を容易に行うことが
できる。また、第1の変換部の電流を制限する回路は、
第2の変換部の出力状態に応じて電流を制限するので、
第1の変換部の消費電力を小さくすることができる。
【0027】
【実施例】<実施例1>以下、この発明の第1実施例を
図について説明する。図1はこの発明の第1実施例によ
る半導体集積回路装置の出力回路の構成を示す回路図で
ある。図1において、1は第1の電源、2は第2の電
源、3は接地、4は出力回路の入力端子、5は出力回路
の出力端子、6,8,10,12,15,17,19,
21,23はPMOSトランジスタ、7,9,11,1
3,14,16,18,20,22,24はNMOSト
ランジスタである。
【0028】第1の電源1が出力する電位をVDD1 、第
2の電源2が出力する電位をVDD2、接地3の電位をV
SSとして、出力回路の入力端子4にVINで示される電圧
が印加されているとする。第1の電源1の電位VDD1
微細化MOSトランジスタの信頼性確保のため、外部へ
の出力回路のための第2の電源2の電位VDD2 より低く
なっている。NMOSトランジスタの基板電位は全てV
SSである。PMOSトランジスタの基板電位は明示され
ている場合を除いてVDD1 である。図1中の点a〜jの
電位をVa 〜Vj とし、また、出力回路の出力端子5か
らの出力電圧をVOUT とする。第1の電源1と接地3と
の間に直列に接続され、CMOSインバータ回路を構成
しているPMOSトランジスタ6とNMOSトランジス
タ7のゲート電極に入力端子4が接続されている。第1
の電源1と接地3との間に直列に接続され、CMOSイ
ンバータ回路を構成しているPMOSトランジスタ8と
NMOSトランジスタ9のゲート電極にPMOSトラン
ジスタ6とNMOSトランジスタ7のドレイン電極が接
続されている。同様に第1の電源1と接地3との間に直
列に接続され、CMOSインバータ回路を構成している
PMOSトランジスタ10とNMOSトランジスタ11
のゲート電極にPMOSトランジスタ6とNMOSトラ
ンジスタ7のドレイン電極が接続されている。中間電位
を発生する中間電位発生回路K1は、第1の電源1と接
地3との間に直列に接続されたPMOSトランジスタ1
2とNMOSトランジスタ13,14とによって構成さ
れている。PMOSトランジスタ12のゲート電極は接
地されており、NMOSトランジスタ13,14のゲー
ト電極は自己のドレイン電極に接続されている。中間電
位発生回路K1は、NMOSトランジスタ13のドレイ
ン電極の電位を中間電位として出力する。
【0029】第1の変換部K2は、中間電位発生回路K
1の発生する中間電位を入力し、入力端子4に入力され
る入力信号を、PMOSトランジスタ6とNMOSトラ
ンジスタ7及びPMOSトランジスタ8とNMOSトラ
ンジスタ9とで構成されている2つのCMOSインバー
タ回路を介して、入力する。第1の変換部K2は、第2
の電源2と接地3との間に直列に接続されたPMOSト
ランジスタ15,17とNMOSトランジスタ16,1
8とで構成されている。PMOSトランジスタ15のゲ
ート電極は自己のドレイン電極に接続され、ソース電極
は第2の電源2に接続されている。NMOSトランジス
タ16のゲート電極は、第1の電源1に接続され、ドレ
イン電極はPMOSトランジスタ15のドレイン電極に
接続されている。PMOSトランジスタ17は、ゲート
電極をNMOSトランジスタ13のドレイン電極に接続
され、ソース電極をNMOSトランジスタ16のソース
電極に接続されている。NMOSトランジスタ18のゲ
ート電極はPMOSトランジスタ8とNMOSトランジ
スタ9のドレイン電極に接続され、ソース電極は接地さ
れ、ドレイン電極はPMOSトランジスタ17のドレイ
ン電極に接続されている。
【0030】第2の変換部K3は、第1の変換部K2の
出力する電圧を入力し、入力信号をPMOSトランジス
タ6とNMOSトランジスタ7とで構成されたCMOS
インバータ回路を介して入力する。第2の変換部K3
は、第2の電源2と接地3との間に直列に接続されたP
MOSトランジスタ19,21とNMOSトランジスタ
20,22とで構成されている。PMOSトランジスタ
19のゲート電極はPMOSトランジスタ15のドレイ
ン電極に接続され、ソース電極は第2の電源2に接続さ
れている。NMOSトランジスタ20のゲート電極は、
第1の電源1に接続され、ドレイン電極はPMOSトラ
ンジスタ19のドレイン電極に接続されている。PMO
Sトランジスタ21のゲート電極は、NMOSトランジ
スタ20のドレイン電極に接続されている。NMOSト
ランジスタ22のゲート電極はPMOSトランジスタ6
とNMOSトランジスタ7のドレイン電極に接続され、
ソース電極は接地され、ドレイン電極はPMOSトラン
ジスタ21のドレイン電極に接続されている。
【0031】第2の変換部K2の出力はPMOSトラン
ジスタ23のゲート電極に入力され、PMOSトランジ
スタ23のソース電極は第2の電源2に接続され、ドレ
イン電極は出力端子5に接続されている。NMOSトラ
ンジスタ24のゲート電極はPMOSトランジスタ10
とNMOSトランジスタ11のドレイン電極に接続さ
れ、ソース電極は接地され、ドレイン電極は出力端子5
に接続されている。
【0032】次に動作について説明する。PMOSトラ
ンジスタ6とNMOSトランジスタ7、PMOSトラン
ジスタ8とNMOSトランジスタ9及びPMOSトラン
ジスタ10とNMOSトランジスタ11の構成するCM
OSインバータ回路の論理しきい電圧をVT とする。中
間電位発生回路K1は中間電位を発生し、即ちPMOS
トランジスタ17,21のゲート電極に印加する電位V
g を発生する。この電位Vg は次式で示される。
【0033】
【数1】
【0034】ここで、VTN13,VTN14はNMOSトラン
ジスタ13,14のしきい電圧である。
【0035】(1)VIN≦VT の場合について説明す
る。
【0036】PMOSトランジスタ6とNMOSトラン
ジスタ7、PMOSトランジスタ8とNMOSトランジ
スタ9、PMOSトランジスタ10とNMOSトランジ
スタ11の構成するCMOSインバータ回路の出力電圧
a ,Vb ,Vc は、それぞれ、Va =VDD1 ,Vb
SS,Vc =VSSである。したがって、NMOSトラン
ジスタ18,24は遮断状態、NMOSトランジスタ2
2は導通状態になる。NMOSトランジスタ18が遮断
状態になるので、e点の電位は上昇する。e点の電位が
次式の条件を満たした時、NMOSトランジスタ16は
遮断状態となる。
【0037】
【数2】
【0038】即ち、e点の電位はNMOSトランジスタ
16によって次式の範囲に制限されることになる。この
ことからPMOSトランジスタ19のゲート電極の電位
はこのe点の電位を下回ることがなく、PMOSトラン
ジスタ19は保護される。
【0039】
【数3】
【0040】また、このときNMOSトランジスタ18
が遮断状態にあるので、f点の電位Vf は次式で与えら
れる。
【0041】
【数4】
【0042】ここで、VTP15はPMOSトランジスタ1
5のしきい電圧、VTN16はNMOSトランジスタ16の
しきい電圧である(VTP15≦0、0≦VTN16)。
【0043】PMOSトランジスタ19のゲート・ソー
ス間電圧はf点の電位と第2の電源2の電位VDD2 との
電位差Vf −VDD2 であるので、PMOSトランジスタ
19は弱い導通状態にある。また、NMOSトランジス
タ22が導通状態にあるのでh点の電位は減少する。h
点の電位Vh が次式の条件を満たしたときPMOSトラ
ンジスタ21が遮断状態となる。
【0044】
【数5】
【0045】即ち、h点の電位はPMOSトランジスタ
21によって次式の範囲に制限されることとなる。この
ことから、h点の電位はこの電位を上回ることがなく、
NMOSトランジスタ22は保護されることとなる。
【0046】
【数6】
【0047】また、NMOSトランジスタ22は導通状
態にあるのでj点の電位Vj は次式で与えられる。
【0048】
【数7】
【0049】なお、VTP21はPMOSトランジスタ21
のしきい電圧である(VTP21≦0)。
【0050】PMOSトランジスタ23のゲート・ソー
ス間電圧はj点と第2の電源2の電位VDD2 との電位差
j −VDD2 であるので、強い導通状態にある。従っ
て、出力電圧VO は第2の電源2の電位VDD2 と接地電
位VSSとの電位差、つまりVDD2 −VSSに等しい。
【0051】(2)VT ≦VINの場合について説明す
る。
【0052】PMOSトランジスタ6とNMOSトラン
ジスタ7、PMOSトランジスタ8とNMOSトランジ
スタ9及びPMOSトランジスタ10とNMOSトラン
ジスタ11の構成するCMOSインバータ回路の出力電
圧Va ,Vb ,Vc は、それぞれ、Va =VSS,Vb
DD,Vc =VDDである。したがって、NMOSトラン
ジスタ22は遮断状態、NMOSトランジスタ18,2
4は導通状態にある。NMOSトランジスタ18が導通
状態にあるのでd点の電位は減少する。d点の電位が次
式の条件を満たしたときPMOSトランジスタ17が遮
断状態となる。
【0053】
【数8】
【0054】即ち、d点の電位はPMOSトランジスタ
17によって次式の範囲に制限されることとなる。この
ことから、d点の電位はこの電位を上回ることがなく、
NMOSトランジスタ18は保護されることとなる。
【0055】
【数9】
【0056】NMOSトランジスタ18が導通状態にあ
るので、f点の電圧Vf は、次式で与えられる。
【0057】
【数10】
【0058】ここでPMOSトランジスタ19のゲート
・ソース間電圧はVf −VDD2 であるので、PMOSト
ランジスタ19は強い導通状態にある。NMOSトラン
ジスタ22が遮断状態になるので、i点の電位は上昇す
る。i点の電位Vi が次式の条件を満たした時、NMO
Sトランジスタ20は遮断状態となる。
【0059】
【数11】
【0060】即ち、i点の電位はNMOSトランジスタ
20によって次式の範囲に制限されることになる。この
ことからPMOSトランジスタ23のゲート電極の電位
はこのi点の電位を下回ることがなく、PMOSトラン
ジスタ23は保護される。
【0061】
【数12】
【0062】なお、VTP17はPMOSトランジスタ17
のしきい電圧、VTN20はNMOSトランジスタ20のし
きい電圧である(VTP17≦0、0≦VTN20)。
【0063】また、NMOSトランジスタ22は遮断状
態にあるので、j点の電位Vj は第2の電源2の電位V
DD2 に等しい。ところでPMOSトランジスタ23とゲ
ート・ソース間電圧はj点の電位と第2の電源2の電位
との電位差Vj −VDD2 であるので、PMOSトランジ
スタ23は遮断状態にある。従って、出力電圧VO は0
Vである。
【0064】このように上記の出力回路によれば入力信
号として第1の電源1の電位VDD1あるいは接地電位V
SSを入力し、出力信号として第2の電源2の電位VDD2
あるいは接地電位VSSに変換して出力する。
【0065】<実施例2>次に、この発明の第2実施例
を図について説明する。図2はこの発明の第2実施例に
よる半導体集積回路装置の出力回路の構成を示す回路図
である。図2において、1は第1の電源、2は第2の電
源、3は接地、4は出力回路の入力端子、5は出力回路
の出力端子、25は出力回路の制御端子、10,12,
15,17,19,23,26,28,29,32,3
3はPMOSトランジスタ、11,13,14,16,
18,20,22,24,27,30,31,34,3
5はNMOSトランジスタである。
【0066】第1の電源1が出力する電位をVDD1 、第
2の電源2が出力する電位をVDD2、接地3の電位をV
SSとして、出力回路の入力端子4にVIN、出力信号の制
御端子25にVCNで示される電圧が印加されているとす
る。第1の電源1の電位VDD1 は微細化MOSトランジ
スタの信頼性確保のため、外部への出力回路のための第
2の電源2の電位VDD2 より低くなっている。NMOS
トランジスタの基板電位は全てVSSである。PMOSト
ランジスタの基板電位は明示されている場合を除いてV
DD1 である。図2中の点b,d〜nの電圧をVb ,Vd
〜Vn とし、また、出力回路の出力端子5からの出力電
圧をVOUT とする。
【0067】図2に示した半導体集積回路装置の出力回
路が図1に示した出力回路と異なる点は、第1の変換部
K2、第2の変換部K3及びNMOSトランジスタ24
と入力端子4との間の構成である。第1の電源1にソー
ス電極を接続したPMOSトランジスタ28,29と、
PMOSトランジスタ28,29のドレイン電極にドレ
イン電極を接続したNMOSトランジスタ30と、NM
OSトランジスタNMOSトランジスタ30のソース電
極にドレイン電極を接続しソース電極を接地したNMO
Sトランジスタ31とで構成されたCMOS2入力NO
R論理回路の出力がNMOSトランジスタ18のゲート
電極に接続されている。このNOR論理回路の入力には
それぞれ入力端子4と制御端子25が接続されている。
また、このNOR回路の出力はPMOSトランジスタ3
6とNMOSトランジスタ37とで構成されたCMOS
インバータ回路を通してNMOSトランジスタ22のゲ
ート電極に入力されている。
【0068】また、第1の電源1にソース電極を接続し
たPMOSトランジスタ32,33と、PMOSトラン
ジスタ32,33のドレイン電極にドレイン電極を接続
したNMOSトランジスタ34と、NMOSトランジス
タ34のソース電極にドレイン電極を接続しソース電極
を接地したNMOSトランジスタ35とで構成されたC
MOS2入力NOR論理回路の出力がPMOSトランジ
スタ10とNMOSトランジスタ11とで構成されたC
MOSインバータ回路を介してNMOSトランジスタ2
4のゲート電極に入力されている。このNAND論理回
路の一方の入力には制御端子25が接続され、他方の入
力にはPMOSトランジスタ26とNMOSトランジス
タ27とで構成されたCMOSインバータ回路を介して
入力端子4から入力信号が入力される。その他の構成は
図1に示した第1実施例と同様の構成である。
【0069】次に動作について説明する。CMOS論理
回路及びCMOS2入力NAND論理回路の論理しきい
電圧をVT とする。PMOSトランジスタ12とNMO
Sトランジスタ13,14はPMOSトランジスタ1
7,21のゲート電極に印加する中間電位Vg を発生
し、g点の電位Vg は、数1で与えられる。
【0070】(1)VCN≦VT の場合について説明す
る。
【0071】PMOSトランジスタ28,29とNMO
Sトランジスタ30,31の構成するCMOS2入力N
AND論理回路の出力電圧Vl はVDD1 、PMOSトラ
ンジスタ32,33とNMOSトランジスタ34,35
の構成するCMOS2入力NAND論理回路の出力電圧
k はVDD1 である。PMOSトランジスタ10,36
とNMOSトランジスタ11,37の構成するCMOS
インバータ回路の出力電圧Vm ,Vb は、それぞれ、V
m =VSS、Vb =VSSである。NMOSトランジスタ2
2,24は遮断状態、NMOSトランジスタ18は導通
状態にある。NMOSトランジスタ18が導通状態にあ
るので、f点の電圧Vf は、g点の電位Vg にほぼ等し
い。
【0072】従って、PMOSトランジスタ19のゲー
ト・ソース間電圧はVf −VDD2 なので、PMOSトラ
ンジスタ19は強い導通状態にある。また、NMOSト
ランジスタ22は遮断状態にあるので、j点の電位Vj
はVDD2 に等しい。そして、PMOSトランジスタ23
のゲート・ソース間電圧はVj −VDD2 なので、PMO
Sトランジスタ23は遮断状態にある。PMOSトラン
ジスタ23とNMOSトランジスタ24が共に遮断状態
になるので、出力端子5は高インピーダンス状態にな
る。
【0073】この状態で出力端子5が第2の電源2の電
位VDD2 になったとしても、PMOSトランジスタ23
の基板電位はVDD2 なので、出力端子5から第2の電源
2に向かって電流が逆向きにながれることはない。
【0074】(2)VT ≦VCNかつVT ≦VINの場合に
ついて説明する。
【0075】PMOSトランジスタ26とNMOSトラ
ンジスタ27の構成するCMOSインバータ回路の出力
電圧Vk はVSSになる。したがって、PMOSトランジ
スタ28,29とNMOSトランジスタ30,31の構
成するCMOS2入力NAND論理回路の出力電圧Vl
はVSS、PMOSトランジスタ32,33とNMOSト
ランジスタ34,35の構成するCMOS2入力NAN
D論理回路の出力電圧Vn はVDD1 である。PMOSト
ランジスタ10とNMOSトランジスタ11及びPMO
Sトランジスタ36とNMOSトランジスタ37の構成
するCMOSインバータ回路の出力電圧Vm ,Vb はそ
れぞれ、Vm =VDD1 、Vb =VSSである。NMOSト
ランジスタ18,24は遮断状態にあるので、f点の電
圧Vf は数4で与えられる。ここで、VTP15はPMOS
トランジスタ15のしきい電圧である(VTP15≦0)。
【0076】PMOSトランジスタ19のゲート・ソー
ス間電圧はVf −VDD2 であるので、弱い導通状態にあ
る。NMOSトランジスタ22は導通状態にあるのでj
点の電位Vj はg点の電位Vg にほぼ等しい。
【0077】PMOSトランジスタ23のゲート・ソー
ス間電圧Vj はVDD2 となり、PMOSトランジスタ2
3は強い導通状態にある。したがって、出力電圧VO
第2の電源2の電位VDD2 と接地電位VSSとの電位差V
DD2 −VSSで与えられる。
【0078】(3)VT ≦VCNかつVIN≦VT の場合に
ついて説明する。
【0079】PMOSトランジスタ26とNMOSトラ
ンジスタ27の構成するCMOSインバータ回路の出力
電圧Vk はVDD1 である。したがって、PMOSトラン
ジスタ28,29とNMOSトランジスタ30,31の
構成するCMOS2入力NAND論理回路の出力電圧V
l はVDD1 、PMOSトランジスタ32,33とNMO
Sトランジスタ34,35の構成するCMOS2入力N
AND論理回路の出力電圧Vn はVSSである。PMOS
トランジスタ10とNMOSトランジスタ11及びPM
OSトランジスタ36とNMOSトランジスタ37の構
成するCMOSインバータ回路の出力電圧Vm ,V
b は、それぞれ、Vm =VSS、Vb =VDD1である。N
MOSトランジスタ22は遮断状態、NMOSトランジ
スタ18,24は導通状態にある。NMOSトランジス
タ18が導通状態にあるので、f点の電圧Vf は、g点
の電位Vg にほぼ等しい。
【0080】PMOSトランジスタ19のゲート・ソー
ス間電圧はVf −VDD2 であるので、PMOSトランジ
スタ19は強い導通状態にある。NMOSトランジスタ
22は遮断状態にあるので、j点の電位Vj はVDD2
等しい。
【0081】PMOSトランジスタ21のゲート・ソー
ス間電圧はVj −VDD2 であるので、PMOSトランジ
スタ21は強い導通状態にある。したがって、出力電圧
は0Vである。
【0082】<実施例3>次にこの発明の第3実施例を
図について説明する。図3はこの発明の第3実施例によ
る半導体集積回路装置の出力回路の構成を示す回路図で
ある。図3は図2の出力回路のPMOSトランジスタ2
3のゲート電圧信号の生成回路の他の構成方法を示した
ものである。図3において、38はPMOSトランジス
タであり、その他図2と同一符号は図2と同等の部分を
示す。
【0083】図3に示した出力回路が図2に示した出力
回路と異なる点は、図2に示した第2の変換部K3に対
して図3の第2の変換部K4がレベルシフト回路として
PMOSトランジスタ38をさらに備えている点であ
る。PMOSトランジスタ38はゲート電極を第1の電
源1に接続しソース電極及び基板を第2の電源2に接続
しドレイン電極をPMOSトランジスタ19のソース電
極に接続している。
【0084】次に動作について説明する。図4はMOS
トランジスタのゲート・ソース間電圧VGSとドレイン
電流IDSの関係を示したものである。MOSトランジス
タのドレイン電流IDSはゲート・ソース間電圧VGSがM
OSトランジスタのしきい電圧Vth以下ではゲート・
ソース間電圧VGSに対して指数関数的に減少する。
【0085】いま、Vl =VSSであるとき、PMOSト
ランジスタ36とNMOSトランジスタ37の構成する
CMOSインバータ回路の出力電圧Vm はVDD1 であ
る。NMOSトランジスタ18は遮断状態であるので、
f点の電位Vf は、数8で与えられる。PMOSトラン
ジスタ38のゲート・ソース間電圧はVDD1 −VDD2
ので、PMOSトランジスタ38は強い導通状態であ
る。PMOSトランジスタ19のゲート・ソース間電圧
はVf −VDD2 であるので、PMOSトランジスタ19
は弱い導通状態にある。PMOSトランジスタ23のゲ
ート・ソース間電圧はj点と第2の電源2の電位VDD2
との電位差Vj −VDD2 であるので、強い導通状態にあ
る。従って、出力電圧VO は第2の電源2の電位VDD2
と接地電位V SSとの電位差、つまりVDD2 −VSSに等し
い。NMOSトランジスタ22は導通状態にあるので第
2の電源VDD2 よりPMOSトランジスタ38,19,
21、NMOSトランジスタ20,22を経て接地電位
SSに至る電流経路が存在する。このとき、PMOSト
ランジスタ19のソース電極と第2の電源2との間に挿
入されたPMOSトランジスタ38の電圧降下分だけP
MOSトランジスタ19のゲート・ソース間電圧が低下
する。図4からわかるように、第2の電源2の電位V
DD2 よりPMOSトランジスタ38,19,21、NM
OSトランジスタ20,22を経て接地電位VSSに至る
電流が指数関数的に減少し消費電力を低減する効果があ
る。
【0086】次にVl =VDD1 であるとき、PMOSト
ランジスタ36とNMOSトランジスタ37の構成する
CMOSインバータ回路の出力電圧Vm はVDD1 であ
る。NMOSトランジスタ18は導通状態であるので、
f点の電位Vf は、数4で与えられる。PMOSトラン
ジスタ38のゲート・ソース間電圧はVDD1 −VDD2
ので、PMOSトランジスタ38は強い導通状態であ
る。また、PMOSトランジスタ19のゲート・ソース
間電圧はVf −VDD2 であるので、PMOSトランジス
タ19は強い導通状態にある。従って、NMOSトラン
ジスタ22は遮断状態にあるのでj点の電位Vj は第2
の電源2の電位VDD2 に等しい。ところでPMOSトラ
ンジスタ23とゲート・ソース間電圧はj点の電位と第
2の電源2の電位との電位差Vj −VDD2 であるので、
PMOSトランジスタ23は遮断状態にある。従って、
出力電圧VO は0Vである。
【0087】<実施例4>実際の半導体集積回路装置の
出力回路では信号線を外部に導くための配線、電源線や
接地回路に寄生的に発生する抵抗、容量、インダクタン
スのために、出力信号を高速で変化させると大きな雑音
を電源線や接地回路に発生させる。この問題点を解消す
るため、第4実施例による半導体集積回路装置の出力回
路は、出力信号の時間当たりの変化率を制限する方法を
採用する。この発明の第4実施例を図について説明す
る。図5はこの発明の第4実施例による半導体集積回路
装置の出力回路を示す回路図である。図5において、3
9はNMOSトランジスタであり、その他の図2と同一
符号は図2と同等の部分を示す。
【0088】いま、l点の電位Vl がVDD1 または、V
SSであるときは図2の動作の説明と同一であるので省略
する。l点の電位Vl がVDD1 からVSSに変化したとき
を考えると、PMOSトランジスタ36とNMOSトラ
ンジスタ37より構成されるCMOSインバータ回路の
出力はVSSからVDD1 に変化する。NMOSトランジス
タ22と39は直列に接続されているので、図2のよう
に、NMOSトランジスタ39が無い場合よりもPMO
Sトランジスタ23のゲート電圧Vj はVDD2からVSS
に緩慢に変化する。このため、PMOSトランジスタ2
3は図2のように、NMOSトランジスタ39が無い場
合よりも強い導通状態に緩慢に変化するので、出力電圧
の急激な変化が抑制され、出力回路のインダクタンスに
誘導される雑音信号を低減することができる。
【0089】<実施例5>この発明の第5実施例を図に
ついて説明する。図6はこの発明の第5実施例による半
導体集積回路装置の出力回路を示す回路図である。図6
は図2の出力回路のPMOSトランジスタ23のゲート
電極に対して出力する第1の変換部の他の構成を示した
ものである。図6において、60はPMOSトランジス
タであり、その他の図2と同一符号は図2と同等の部分
を示す。
【0090】図6に示す出力回路が図2に示す出力回路
と異なる点は、図6に示す第1の変換部K6のPMOS
トランジスタ60のゲート電極がj点に接続されている
のに対して、PMOSトランジスタ60に対応する図2
に示した第1の変換部K2のPMOSトランジスタ15
のゲート電極がf点に接続されている点が異なるだけで
ある。PMOSトランジスタ60はゲート電極に第2の
変換部K3の出力を入力することによって第2の変換部
K2の状態に応じてPMOSトランジスタ60の抵抗値
を変化させることができる。
【0091】次に動作について説明する。PMOSトラ
ンジスタ36とNMOSトランジスタ37はCMOSイ
ンバータ回路を構成している。PMOSトランジスタ1
2とNMOSトランジスタ13,14はNMOSトラン
ジスタ17,21のゲート電極に印加する電位Vg を発
生する回路を構成する。g点の電位Vg は、数1で与え
られる。
【0092】(1)V1 ≦VT の場合について説明す
る。
【0093】PMOSトランジスタ36とNMOSトラ
ンジスタ37の構成するCMOSインバータ回路の出力
電圧Vm はVDD1 である。NMOSトランジスタ22は
遮断状態、18は導通状態にある。NMOSトランジス
タ18が導通状態にあるので、f点の電圧Vf は、g点
の電位Vg にほぼ等しい。
【0094】また、PMOSトランジスタ19のゲート
・ソース間電圧はVf −VDD2 であるので、PMOSト
ランジスタ19は強い導通状態にある。NMOSトラン
ジスタ22は遮断状態にあるので、第2の電源2の電位
DD2 よりPMOSトランジスタ19,21、NMOS
トランジスタ20,21を通って接地電位VSSに至る電
流は遮断される。この時j点の電位Vj はVDD2 に等し
い。
【0095】そして、PMOSトランジスタ60のゲー
ト・ソース間電圧はVj −VDD2 となり、PMOSトラ
ンジスタ60は遮断状態にある。このため第2の電源V
DD2よりPMOSトランジスタ60,17、NMOSト
ランジスタ16,18を通って接地電位VSSに至る電流
は遮断される。PMOSトランジスタ23のゲート・ソ
ース間電圧はVj −VDD2 であるので、PMOSトラン
ジスタ23は遮断状態になる。
【0096】(2)VT ≦V1 の場合について説明す
る。
【0097】PMOSトランジスタ36とNMOSトラ
ンジスタ37の構成するCMOSインバータ回路の出力
電圧Vm はVSSである。NMOSトランジスタ22は導
通状態、NMOSトランジスタ18は遮断状態にある。
NMOSトランジスタ22が導通状態にあるので、j点
の電圧Vj はg点の電位Vg に等しい。
【0098】また、NMOSトランジスタ18は遮断状
態にありPMOSトランジスタ60のゲート・ソース間
電圧はVj −VDD2 であるので、PMOSトランジスタ
60は強い導通状態にある。このため、f点の電位Vf
は、第2の電源電位VDD2 に等しい。
【0099】PMOSトランジスタ19のゲート・ソー
ス間電圧はVf −VDD2 であるのでPMOSトランジス
タ19は、強い導通状態になる。PMOSトランジスタ
23のゲート・ソース間電圧はVj −VDD2 であるの
で、PMOSトランジスタ23は強い導通状態になる。
このため第2の電源2の電位VDD2 よりPMOSトラン
ジスタ60,17、NMOSトランジスタ16,18を
通って接地電位VSSに至る電流、および、第2の電源2
の電位VDD2 よりPMOSトランジスタ19,21、N
MOSトランジスタ20,22を通って接地電位VSS
至る電流はNMOSトランジスタ18とPMOSトラン
ジスタ19とによって遮断される。
【0100】第5実施例による半導体集積回路装置の出
力回路は、第2の変換部K3の状態によって第1の変換
部K6に流れる電流を制御するように構成されており、
これによって第1の変換部K6で消費される電力を削減
することができる様になっている。従って、第2の変換
部K3の状態によって第1の変換部K6に流れる電流を
制御するような構成であれば他の構成であっても良く、
例えば図7乃至図11に示す半導体集積回路装置の出力
回路のような構成であっても同様の効果を奏する。
【0101】図7は第5実施例の他の態様のによる半導
体集積回路装置の出力回路である。図7に示した出力回
路はPMOSトランジスタ70によって第1の変換部K
7の電流を制御する。第1の変換部K7は、中間電位発
生回路K1の発生する中間電位を入力し、入力端子4に
入力される入力信号を、PMOSトランジスタ6とNM
OSトランジスタ7及びPMOSトランジスタ8とNM
OSトランジスタ9とで構成されている2つのCMOS
インバータ回路を介して、入力する。第1の変換部K7
は、第2の電源2と接地3との間に直列に接続されたP
MOSトランジスタ15,17,70とNMOSトラン
ジスタ16,18とで構成されている。PMOSトラン
ジスタ15のゲート電極は自己のドレイン電極に接続さ
れ、ソース電極は第2の電源2に接続されている。NM
OSトランジスタ16のゲート電極は、第1の電源1に
接続され、ドレイン電極はPMOSトランジスタ15の
ドレイン電極に接続されている。PMOSトランジスタ
70のゲート電極はPMOSトランジスタ19のドレイ
ン電極に接続され、ソース電極はNMOSトランジスタ
16のソース電極に接続されている。PMOSトランジ
スタ17のゲート電極はNMOSトランジスタ13のド
レイン電極に接続され、ドレイン電極はPMOSトラン
ジスタ70のドレイン電極に接続されている。NMOS
トランジスタ18のゲート電極はPMOSトランジスタ
8とNMOSトランジスタ9のドレイン電極に接続さ
れ、ソース電極は接地され、ドレイン電極はPMOSト
ランジスタ17のドレイン電極に接続されている。その
他図1と同一符号は図1と同等の部分を示す。
【0102】PMOSトランジスタ70はj点の電位V
j が第2の電源2の電位VDD2 に近くなると抵抗値が上
昇して第1の変換部K7に流れる電流を制限する。
【0103】図8は第5実施例の他の態様のによる半導
体集積回路装置の出力回路である。図8に示した出力回
路はNMOSトランジスタ80によって第1の変換部K
8の電流を制御する。第1の変換部K8は、中間電位発
生回路K1の発生する中間電位を入力し、入力端子4に
入力される入力信号を、PMOSトランジスタ6とNM
OSトランジスタ7及びPMOSトランジスタ8とNM
OSトランジスタ9とで構成されている2つのCMOS
インバータ回路を介して、入力する。第1の変換部K8
は、第2の電源2と接地3との間に直列に接続されたP
MOSトランジスタ15,17とNMOSトランジスタ
80,18とで構成されている。PMOSトランジスタ
15のゲート電極は自己のドレイン電極に接続され、ソ
ース電極は第2の電源2に接続されている。NMOSト
ランジスタ80のゲート電極は、第1の電源1に接続さ
れ、ドレイン電極はPMOSトランジスタ15のドレイ
ン電極に接続されている。PMOSトランジスタ17の
ゲート電極はNMOSトランジスタ13のドレイン電極
に接続され、ドレイン電極はNMOSトランジスタ80
のドレイン電極に接続されている。NMOSトランジス
タ18のゲート電極はPMOSトランジスタ8とNMO
Sトランジスタ9のドレイン電極に接続され、ソース電
極は接地され、ドレイン電極はPMOSトランジスタ1
7のドレイン電極に接続されている。その他図1と同一
符号は図1と同等の部分を示す。
【0104】NMOSトランジスタ80は入力信号がV
DD1 のとき、ゲート電極の電位が降下して抵抗値が上昇
し、第1の変換部K8に流れる電流を制限する。
【0105】図9は第5実施例の他の態様のによる半導
体集積回路装置の出力回路である。図9に示した出力回
路はNMOSトランジスタ90によって第1の変換部K
9の電流を制御する。第1の変換部K9は、中間電位発
生回路K1の発生する中間電位を入力し、入力端子4に
入力される入力信号を、PMOSトランジスタ6とNM
OSトランジスタ7及びPMOSトランジスタ8とNM
OSトランジスタ9とで構成されている2つのCMOS
インバータ回路を介して、入力する。第1の変換部K9
は、第2の電源2と接地3との間に直列に接続されたP
MOSトランジスタ15,17とNMOSトランジスタ
90,18とで構成されている。PMOSトランジスタ
15のゲート電極は自己のドレイン電極に接続され、ソ
ース電極は第2の電源2に接続されている。PMOSト
ランジスタ91はソース電極を第1の電源1に接続され
ている。NMOSトランジスタ92はソース電極を接地
され、ドレイン電極をPMOSトランジスタ91のゲー
ト電極及びドレイン電極に接続され、ゲート電極をh点
に接続されている。NMOSトランジスタ90のゲート
電極は、PMOSトランジスタ91のドレイン電極に接
続され、ドレイン電極はPMOSトランジスタ15のド
レイン電極に接続されている。PMOSトランジスタ1
7のゲート電極はNMOSトランジスタ13のドレイン
電極に接続され、ドレイン電極はNMOSトランジスタ
90のドレイン電極に接続されている。NMOSトラン
ジスタ18のゲート電極はPMOSトランジスタ8とN
MOSトランジスタ9のドレイン電極に接続され、ソー
ス電極は接地され、ドレイン電極はPMOSトランジス
タ17のドレイン電極に接続されている。その他図1と
同一符号は図1と同等の部分を示す。
【0106】NMOSトランジスタ90は、h点の電位
h が上昇するとNMOSトランジスタ92が導通状態
となるので、抵抗値が上昇して第1の変換部K9に流れ
る電流を制限する。
【0107】図10は第5実施例の他の態様のによる半
導体集積回路装置の出力回路である。図10に示した出
力回路はNMOSトランジスタ100によって第1の変
換部K10の電流を制御する。第1の変換部K10は、
中間電位発生回路K1の発生する中間電位を入力し、入
力端子4に入力される入力信号を、PMOSトランジス
タ6とNMOSトランジスタ7及びPMOSトランジス
タ8とNMOSトランジスタ9とで構成されている2つ
のCMOSインバータ回路を介して、入力する。第1の
変換部K10は、第2の電源2と接地3との間に直列に
接続されたPMOSトランジスタ15,17とNMOS
トランジスタ16,18,100とで構成されている。
PMOSトランジスタ15のゲート電極は自己のドレイ
ン電極に接続され、ソース電極は第2の電源2に接続さ
れている。NMOSトランジスタ16のゲート電極は、
第1の電源1に接続され、ドレイン電極はPMOSトラ
ンジスタ15のドレイン電極に接続されている。PMO
Sトランジスタ17のゲート電極は、NMOSトランジ
スタ13のドレイン電極に接続されている。NMOSト
ランジスタ18のゲート電極はPMOSトランジスタ8
とNMOSトランジスタ9のドレイン電極に接続され、
ソース電極は接地され、ドレイン電極はPMOSトラン
ジスタ17のドレイン電極に接続されている。NMOS
トランジスタ100はNMOSトランジスタ16と並列
に接続され、ゲート電極がh点に接続されている。その
他図1と同一符号は図1と同等の部分を示す。
【0108】NMOSトランジスタ100は、h点の電
位Vh が上昇すると抵抗値が上昇して第1の変換部K1
0に流れる電流を制限する。
【0109】図11は第5実施例の他の態様のによる半
導体集積回路装置の出力回路である。図11に示した出
力回路はPMOSトランジスタ110によって第1の変
換部K11の電流を制御する。第1の変換部K11は、
中間電位発生回路K1の発生する中間電位を入力し、入
力端子4に入力される入力信号を、PMOSトランジス
タ6とNMOSトランジスタ7及びPMOSトランジス
タ8とNMOSトランジスタ9とで構成されている2つ
のCMOSインバータ回路を介して、入力する。第1の
変換部K11は、第2の電源2と接地3との間に直列に
接続されたPMOSトランジスタ15,17とNMOS
トランジスタ16,18,110とで構成されている。
PMOSトランジスタ15のゲート電極は自己のドレイ
ン電極に接続され、ソース電極は第2の電源2に接続さ
れている。NMOSトランジスタ16のゲート電極は、
第1の電源1に接続され、ドレイン電極はPMOSトラ
ンジスタ15のドレイン電極に接続されている。PMO
Sトランジスタ17のゲート電極は、NMOSトランジ
スタ13のドレイン電極に接続されている。NMOSト
ランジスタ18のゲート電極はPMOSトランジスタ8
とNMOSトランジスタ9のドレイン電極に接続され、
ソース電極は接地され、ドレイン電極はPMOSトラン
ジスタ17のドレイン電極に接続されている。NMOS
トランジスタ110はNMOSトランジスタ16と並列
に接続され、ゲート電極がPMOSトランジスタ6とN
MOSトランジスタ7のドレイン電極に接続されてい
る。その他図1と同一符号は図1と同等の部分を示す。
【0110】NMOSトランジスタ110は、入力信号
がVDD1 のとき、抵抗値が上昇して第1の変換部K11
に流れる電流を制限する。
【0111】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1記載
の半導体集積回路装置の出力回路によれば、第1の電位
と該第1の電位より低い第2の電位との間の電位で振幅
する入力信号と、該入力信号の反転論理とを入力し、か
つ第1の電位よりも高い第3の電位に接続され、入力信
号と反転論理とに応じて、第3の電位と第2の電位より
高い第4の電位との間で振幅する信号を出力する、複数
の絶縁ゲート型トランジスタで構成された入力信号電位
変換回路を備えるとともに、複数の絶縁ゲート型トラン
ジスタの各々の基板と制御電極間にかかる電圧は第2の
電位と第3の電位との電位差よりも小さく設定されて構
成されているので、絶縁ゲート型トランジスタの信頼性
を損なうことなく、入力回路の信号振幅よりも大きな振
幅を持った出力信号を出力することができるという効果
がある。このことから入力信号に係わらず出力回路の出
力端子を共通に接続することができるという効果があ
る。
【0112】この発明の請求項2記載の半導体集積回路
装置の出力回路によれば、入力信号電位変換回路は、第
1の電位と第2の電位との間の中間電位を出力する中間
電位発生回路と、第2の電位及び第3の電位に接続さ
れ、かつ中間電位発生回路の出力する中間電位と、入力
信号とを入力して、中間電位発生回路の出力する中間電
位を用いて、入力信号に応じて第3の電位に近い第5の
電位と第5の電位より低い第6の電位との間で振幅する
信号を生成して出力する第1の変換部と、第2の電位及
び第3の電位に接続され、かつ中間電位発生回路の出力
する中間電位と、入力信号の反転論理と、第1の変換部
の出力とを入力して、中間電位発生回路の出力する中間
電位を用いて入力信号の反転論理及び第1の変換部の出
力に応じて第3の電位あるいは第4の電位を第1の絶縁
ゲート型トランジスタの制御電極へ出力する第2の変換
部とを備えて構成されているので、絶縁ゲート型トラン
ジスタの信頼性を損なうことなく、入力回路の信号振幅
よりも大きな振幅を持った出力信号を出力する半導体集
積回路装置の出力回路を容易に実現することができると
いう効果がある。
【0113】この発明の請求項3記載の半導体集積回路
装置の出力回路によれば、第2の電位に一方電流電極を
接続し、出力端子に他方電流電極を接続した第2導電型
の第2の絶縁ゲート型トランジスタを備えて構成されて
いるので、入力する2値の入力信号に応じて2値の出力
信号を出力することができるという効果がある。
【0114】この発明の請求項4記載の半導体集積回路
装置の出力回路によれば、入力信号電位変換回路の前段
に設けられ、入力信号と、制御信号とを入力し、制御信
号の制御によって、入力信号に応じて第1あるいは第2
の絶縁ゲート型トランジスタのいずれか一方が遮断状態
となるか、あるいは入力信号によらず第1及び第2の絶
縁ゲート型トランジスタが同時に遮断状態となるよう入
力信号電位変換回路及び第2の絶縁ゲート型トランジス
タに対して信号を出力する制御回路を備えて構成されて
いるので、入力信号に応じた論理を出力する状態あるい
は出力端子を高インピーダンス状態とすることができ、
出力として3つの状態をとる出力回路が得られるという
効果がある。
【0115】この発明の請求項5記載の半導体集積回路
装置の出力回路によれば、第1の変換部は、電圧降下手
段の他方端に一方電流電極を接続し、第1の電位に制御
電極を接続した第2導電型の第3の絶縁ゲート型トラン
ジスタと、第3の絶縁ゲート型トランジスタの他方電流
電極に一方電流電極を接続し、中間電位発生回路が出力
する中間電位を制御電極に入力する第1導電型の第4の
絶縁ゲート型トランジスタとを備え、第2の変換部は、
第3の電位に一方電流電極を接続し、電圧降下手段の他
方端に制御電極を接続した第1導電型の第6の絶縁ゲー
ト型トランジスタと、第6の絶縁ゲート型トランジスタ
の他方電流電極に一方電流電極を接続し、第1の電位に
制御電極を接続した第2導電型の第7の絶縁ゲート型ト
ランジスタと、第7の絶縁ゲート型トランジスタの他方
電流電極に一方電流電極を接続し、中間電位発生回路が
出力する中間電位を制御電極に入力する第1導電型の第
8の絶縁ゲート型トランジスタとを備えて構成されてい
るので、絶縁ゲート型トランジスタの信頼性を損なうこ
とのない半導体集積回路装置の出力回路を容易に構成す
ることができるという効果がある。
【0116】この発明の請求項6記載の半導体集積回路
装置の出力回路によれば、第2の変換部は、第6の絶縁
ゲート型トランジスタの一方電流電極と第3の電位との
間に接続され、第6の絶縁ゲート型トランジスタの制御
電極と一方電流電極との間の電位差が減少して第6の絶
縁ゲート型トランジスタが遮断状態に移行するときに第
2の電位と第6の絶縁ゲート型トランジスタの一方電流
電極との間の電圧降下を大きくするレベルシフト回路を
備えて構成されいるので、絶縁ゲート型トランジスタの
信頼性を損なうことなく、入力回路の信号振幅よりも大
きな振幅を持った出力信号を出力する半導体集積回路装
置の出力回路においてその消費電力を削減することがで
きるという効果がある。
【0117】この発明の請求項7記載の半導体集積回路
装置の出力回路によれば、電圧降下手段は、第3の電位
に一方電流電極を接続し、第3の絶縁ゲート型トランジ
スタの一方電流電極に制御電極及び他方電流電極を接続
した第1導電型の第10の絶縁ゲート型トランジスタを
含み、第6の絶縁ゲート型トランジスタは、第10の絶
縁ゲート型トランジスタよりもしきい電圧の高い絶縁ゲ
ート型トランジスタを含むように構成されているので、
絶縁ゲート型トランジスタの信頼性を損なうことなく、
入力回路の信号振幅よりも大きな振幅を持った出力信号
を出力する半導体集積回路装置の出力回路においてその
消費電力を削減することができるという効果がある。
【0118】この発明の請求項8記載の半導体集積回路
装置の出力回路によれば、第2の変換部は、第8の絶縁
ゲート型トランジスタの他方電流電極に一方端を接続
し、第9の絶縁ゲート型トランジスタの一方電流電極に
他方端を接続した抵抗手段を備えて構成されているの
で、雑音信号を低減して信頼性の高い半導体集積回路装
置の出力回路を得ることができるという効果がある。
【0119】この発明の請求項9記載の半導体集積回路
装置の出力回路によれば、入力信号電位変換回路は、第
1の電位と第2の電位との間の中間電位を出力する中間
電位発生回路と、第2の電位及び第3の電位に接続さ
れ、かつ中間電位発生回路の出力する中間電位と、入力
信号とを入力して、中間電位発生回路の出力する中間電
位を用いて、入力信号に応じて第3の電位に近い第5の
電位と第5の電位より低い第6の電位との間で振幅する
信号を生成して出力する第1の変換部と、第2の電位及
び第3の電位に接続され、かつ中間電位発生回路の出力
する中間電位と、入力信号の反転論理と、第1の変換部
の出力とを入力して、中間電位発生回路の出力する中間
電位を用いて入力信号の反転論理及び第1の変換部の出
力に応じて第3の電位あるいは第4の電位を第1の絶縁
ゲート型トランジスタの制御電極へ出力する第2の変換
部とを備え、第1の変換部は、第3の電位と第2の電位
との間に接続された直列回路体と、直列回路体に直列に
挿入され、第2の変換部の出力する論理あるいは反転論
理を入力し、論理あるいは前記反転論理に応じて電流を
制限する回路とを備えて構成されているので、絶縁ゲー
ト型トランジスタの信頼性を損なうことなく、入力回路
の信号振幅よりも大きな振幅を持った出力信号を出力す
る半導体集積回路装置の出力回路においてその消費電力
を削減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例による半導体集積回路装
置の出力回路を示す図である。
【図2】この発明の第2実施例による半導体集積回路装
置の出力回路を示す図である。
【図3】この発明の第3実施例による半導体集積回路装
置の出力回路を示す図である。
【図4】MOSトランジスタのゲート電圧・ドレイン電
流特性を説明する図である。
【図5】この発明の第5実施例による半導体集積回路装
置の出力回路を示す図である。
【図6】この発明の第6実施例による半導体集積回路装
置の出力回路を示す図である。
【図7】この発明の第6実施例による半導体集積回路装
置の出力回路の他の態様を示す図である。
【図8】この発明の第6実施例による半導体集積回路装
置の出力回路の他の態様を示す図である。
【図9】この発明の第6実施例による半導体集積回路装
置の出力回路の他の態様を示す図である。
【図10】この発明の第6実施例による半導体集積回路
装置の出力回路の他の態様を示す図である。
【図11】この発明の第6実施例による半導体集積回路
装置の出力回路の他の態様を示す図である。
【図12】従来の半導体集積回路装置の出力回路を示す
図である。
【図13】従来の半導体集積回路装置の出力回路を示す
図である。
【図14】従来の半導体集積回路装置の出力回路の他の
態様を示す図である。
【符号の説明】
1 第1の電源 2 第2の電源 4 入力端子 5 出力端子 25 制御端子 K1 中間電位発生回路 K2,K6〜K11 第1の変換部 K3,K4,K5 第2の変換部
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
の出力回路の構成に関するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】微細化されたMOS半導体集積回路装置で
はMOSトランジスタを構成するゲート絶縁膜が10n
mから14nm程度と極めて薄い。したがって、ゲート
絶縁膜の絶縁破壊防止やMOSトランジスタが動作中に
発生するホットエレクトロンがゲート絶縁膜に注入され
て絶縁膜中に固定電荷として残留しMOSトランジスタ
のしきい電圧が変動することを防止するために、微細化
されたMOS半導体集積回路装置に印加される電源電圧
DD1 は従来のMOS半導体集積回路装置の場合より低
くなっている。図12で示される半導体集積回路装置の
出力回路の出力電圧OUT 、VSSOUT ≦VDD1 であ
る。図13で示されるように半導体集積回路装置の出力
回路の出力端子を第2の電源2の電位VDD2 へプルアッ
プ抵抗42を介して接続する使用法をとる場合、VDD1
≦VDD2 であるとき、PMOSトランジスタ40のソー
ス電極のP型半導体とN型基板が順バイアスされるので
使用できない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】第5の発明に係る半導体集積回路装置の出
力回路は、第3の発明の半導体集積回路装置の出力回路
において、前記第1の変換部は、前記第3の電位に一方
端を接続した電圧降下手段と、前記電圧降下手段の他方
端に一方電流電極を接続し、前記第1の電位に制御電極
を接続した第2導電型の第3の絶縁ゲート型トランジス
タと、前記第3の絶縁ゲート型トランジスタの他方電流
電極に一方電流電極を接続し、前記中間電位発生回路が
出力する前記中間電位を制御電極に入力する第1導電型
の第4の絶縁ゲート型トランジスタと、前記第2の電位
に一方電流電極を接続し、前記第4の絶縁ゲート型トラ
ンジスタの他方電流電極に他方電流電極を接続し、前記
入力信号を制御電極に入力する第2導電型の第5の絶縁
ゲート型トランジスタとを備え、前記第2の変換部は、
前記第3の電位に一方電流電極を接続し、前記電圧降下
手段の他方端に制御電極を接続した第1導電型の第6の
絶縁ゲート型トランジスタと、前記第6の絶縁ゲート型
トランジスタの他方電流電極に一方電流電極を接続し、
前記第1の電位に制御電極を接続した第2導電型の第7
の絶縁ゲート型トランジスタと、前記第7の絶縁ゲート
型トランジスタの他方電流電極に一方電流電極を接続
し、前記中間電位発生回路が出力する前記中間電位を制
御電極に入力する第1導電型の第8の絶縁ゲート型トラ
ンジスタと、前記第2の電位と前記第8の絶縁ゲート型
トランジスタの他方電流電極との間に直列に接続され、
前記入力信号の反転論理を制御電極入力する第2導電型
の第9の絶縁ゲート型トランジスタとを備えて構成され
いてる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】図2に示した半導体集積回路装置の出力回
路が図1に示した出力回路と異なる点は、第1の変換部
K2、第2の変換部K3及びNMOSトランジスタ24
と入力端子4との間の構成である。第1の電源1にソー
ス電極を接続したPMOSトランジスタ28,29と、
PMOSトランジスタ28,29のドレイン電極にドレ
イン電極を接続したNMOSトランジスタ30と、NM
OSトランジスタNMOSトランジスタ30のソース電
極にドレイン電極を接続しソース電極を接地したNMO
Sトランジスタ31とで構成されたCMOS2入力NA
ND論理回路の出力がNMOSトランジスタ18のゲー
ト電極に接続されている。このNAND論理回路の入力
にはそれぞれ入力端子4と制御端子25が接続されてい
る。また、このNAND論理回路の出力はPMOSトラ
ンジスタ36とNMOSトランジスタ37とで構成され
たCMOSインバータ回路を通してNMOSトランジス
タ22のゲート電極に入力されている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】また、第1の電源1にソース電極を接続し
たPMOSトランジスタ32,33と、PMOSトラン
ジスタ32,33のドレイン電極にドレイン電極を接続
したNMOSトランジスタ34と、NMOSトランジス
タ34のソース電極にドレイン電極を接続しソース電極
を接地したNMOSトランジスタ35とで構成されたC
MOS2入力NAND論理回路の出力がPMOSトラン
ジスタ10とNMOSトランジスタ11とで構成された
CMOSインバータ回路を介してNMOSトランジスタ
24のゲート電極に入力されている。このNAND論理
回路の一方の入力には制御端子25が接続され、他方の
入力にはPMOSトランジスタ26とNMOSトランジ
スタ27とで構成されたCMOSインバータ回路を介し
て入力端子4から入力信号が入力される。その他の構成
は図1に示した第1実施例と同様の構成である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0086
【補正方法】変更
【補正内容】
【0086】次にVl =VDD1 であるとき、PMOSト
ランジスタ36とNMOSトランジスタ37の構成する
CMOSインバータ回路の出力電圧Vm はVDD1 であ
る。NMOSトランジスタ18は導通状態であるので、
f点の電位Vf は、数4で与えられる。PMOSトラン
ジスタ38のゲート・ソース間電圧はVDD1 −VDD2
ので、PMOSトランジスタ38は強い導通状態であ
る。また、PMOSトランジスタ19のゲート・ソース
間電圧はVf −VDD2 であるので、PMOSトランジス
タ19は強い導通状態にある。従って、NMOSトラン
ジスタ22は遮断状態にあるのでj点の電位Vj は第2
の電源2の電位VDD2 に等しい。ところでPMOSトラ
ンジスタ23とゲート・ソース間電圧はj点の電位と第
2の電源2の電位との電位差Vj −VDD2 であるので、
PMOSトランジスタ23は遮断状態にある。従って、
出力電圧OUT 0Vである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0090
【補正方法】変更
【補正内容】
【0090】図6に示す出力回路が図2に示す出力回路
と異なる点は、図6に示す第1の変換部K6のPMOS
トランジスタ60のゲート電極がj点に接続されている
のに対して、PMOSトランジスタ60に対応する図2
に示した第1の変換部K2のPMOSトランジスタ15
のゲート電極がf点に接続されている点が異なるだけで
ある。PMOSトランジスタ60はゲート電極に第2の
変換部K3の出力を入力することによって第2の変換部
K3の状態に応じてPMOSトランジスタ60の抵抗値
を変化させることができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/0175 8941−5J H03K 19/00 101 F

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電位と該第1の電位より低い第2
    の電位との間の電位で振幅する入力信号と、該入力信号
    の反転論理とを入力し、かつ前記第1の電位よりも高い
    第3の電位に接続され、前記入力信号と前記反転論理と
    に応じて、前記第3の電位と前記第2の電位より高い第
    4の電位との間で振幅する信号を出力する、複数の絶縁
    ゲート型トランジスタで構成された入力信号電位変換回
    路を備え、 前記複数の絶縁ゲート型トランジスタの各々の基板と制
    御電極間にかかる電圧は前記第2の電位と前記第3の電
    位との電位差よりも小さく設定され、 前記入力信号電位変換回路の出力信号を制御電極に入力
    し、前記第3の電位に一方電流電極を接続し、他方電流
    電極を出力端子に接続し、基板電位を前記第3の電位と
    した第1導電型の第1の絶縁ゲート型トランジスタをさ
    らに備える、半導体集積回路装置の出力回路。
  2. 【請求項2】 前記入力信号電位変換回路は、 前記第1の電位と前記第2の電位との間の中間電位を出
    力する中間電位発生回路と、 前記第2の電位及び前記第3の電位に接続され、かつ前
    記中間電位発生回路の出力する前記中間電位と、前記入
    力信号とを入力して、前記中間電位発生回路の出力する
    前記中間電位を用いて、前記入力信号に応じて前記第3
    の電位に近い第5の電位と前記第5の電位より低い第6
    の電位との間で振幅する信号を生成して出力する第1の
    変換部と、 前記第2の電位及び前記第3の電位に接続され、かつ前
    記中間電位発生回路の出力する前記中間電位と、前記入
    力信号の反転論理と、前記第1の変換部の出力とを入力
    して、前記中間電位発生回路の出力する前記中間電位を
    用いて前記入力信号の反転論理及び前記第1の変換部の
    出力に応じて前記第3の電位あるいは前記第4の電位を
    前記第1の絶縁ゲート型トランジスタの制御電極へ出力
    する第2の変換部と、 を備える請求項1記載の半導体集積回路装置の出力回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第2の電位に一方電流電極を接続
    し、前記出力端子に他方電流電極を接続した第2導電型
    の第2の絶縁ゲート型トランジスタをさらに備える、請
    求項2記載の半導体集積回路装置の入力回路。
  4. 【請求項4】 前記入力信号電位変換回路の前段に設け
    られ、前記入力信号と、制御信号とを入力し、前記制御
    信号の制御によって、前記入力信号に応じて第1あるい
    は第2の絶縁ゲート型トランジスタのいずれか一方が遮
    断状態となるか、あるいは前記入力信号によらず前記第
    1及び第2の絶縁ゲート型トランジスタが同時に遮断状
    態となるよう前記入力信号電位変換回路及び前記第2の
    絶縁ゲート型トランジスタに対して信号を出力する制御
    回路をさらに備える、請求項3記載の半導体集積回路装
    置の出力回路。
  5. 【請求項5】 前記第1の変換部は、 前記第3の電位に一方端を接続した電圧降下手段と、 前記電圧降下手段の他方端に一方電流電極を接続し、前
    記第1の電位に制御電極を接続した第2導電型の第3の
    絶縁ゲート型トランジスタと、 前記第3の絶縁ゲート型トランジスタの他方電流電極に
    一方電流電極を接続し、前記中間電位発生回路が出力す
    る前記中間電位を制御電極に入力する第1導電型の第4
    の絶縁ゲート型トランジスタと、 前記第2の電位に一方電流電極を接続し、前記第4の絶
    縁ゲート型トランジスタの他方電流電極に他方電流電極
    を接続し、前記入力信号を制御電極に入力する第2導電
    型の第5の絶縁ゲート型トランジスタとを備え、 前記第2の変換部は、 前記第3の電位に一方電流電極を接続し、前記電圧降下
    手段の他方端に制御電極を接続した第1導電型の第6の
    絶縁ゲート型トランジスタと、 前記第6の絶縁ゲート型トランジスタの他方電流電極に
    一方電流電極を接続し、前記第1の電位に制御電極を接
    続した第2導電型の第7の絶縁ゲート型トランジスタ
    と、 前記第7の絶縁ゲート型トランジスタの他方電流電極に
    一方電流電極を接続し、前記中間電位発生回路が出力す
    る前記中間電位を制御電極に入力する第1導電型の第8
    の絶縁ゲート型トランジスタと、 前記第2の電位と前記第8の絶縁ゲート型トランジスタ
    の他方電流電極との間に直列に接続され、前記入力信号
    を制御電極入力する第2導電型の第9の絶縁ゲート型ト
    ランジスタとを備える、請求項2記載の半導体集積回路
    装置の出力回路。
  6. 【請求項6】 前記第2の変換部は、 前記第6の絶縁ゲート型トランジスタの一方電流電極と
    前記第3の電位との間に接続され、前記第6の絶縁ゲー
    ト型トランジスタの制御電極と一方電流電極との間の電
    位差が減少して前記第6の絶縁ゲート型トランジスタが
    遮断状態に移行するときに前記第2の電位と前記第6の
    絶縁ゲート型トランジスタの一方電流電極との間の電圧
    降下を大きくするレベルシフト回路をさらに備える、請
    求項5記載の半導体集積回路装置の出力回路。
  7. 【請求項7】 前記電圧降下手段は、 前記第3の電位に一方電流電極を接続し、前記第3の絶
    縁ゲート型トランジスタの前記一方電流電極に制御電極
    及び他方電流電極を接続した第1導電型の第10の絶縁
    ゲート型トランジスタを含み、 前記第6の絶縁ゲート型トランジスタは、 前記第10の絶縁ゲート型トランジスタよりもしきい電
    圧の高い絶縁ゲート型トランジスタを含む、請求項5記
    載の半導体集積回路装置の出力回路。
  8. 【請求項8】 前記第2の変換部は、 前記第8の絶縁ゲート型トランジスタの前記他方電流電
    極に一方端を接続し、前記第9の絶縁ゲート型トランジ
    スタの前記一方電流電極に他方端を接続した抵抗手段を
    さらに備える、請求項5記載の半導体集積回路装置の出
    力回路。
  9. 【請求項9】 前記入力信号電位変換回路は、 前記第1の電位と前記第2の電位との間の中間電位を出
    力する中間電位発生回路と、 前記第2の電位及び前記第3の電位に接続され、かつ前
    記中間電位発生回路の出力する前記中間電位と、前記入
    力信号とを入力して、前記中間電位発生回路の出力する
    前記中間電位を用いて、前記入力信号に応じて前記第3
    の電位に近い第5の電位と前記第5の電位より低い第6
    の電位との間で振幅する信号を生成して出力する第1の
    変換部と、 前記第2の電位及び前記第3の電位に接続され、かつ前
    記中間電位発生回路の出力する前記中間電位と、前記入
    力信号の反転論理と、前記第1の変換部の出力とを入力
    して、前記中間電位発生回路の出力する前記中間電位を
    用いて前記入力信号の前記反転論理及び前記第1の変換
    部の出力に応じて前記第3の電位あるいは前記第4の電
    位を前記第1の絶縁ゲート型トランジスタの制御電極へ
    出力する第2の変換部とを備え、 前記第1の変換部は、 前記第3の電位と前記第2の電位との間に接続された直
    列回路体と、 前記直列回路体に直列に挿入され、前記第2の変換部の
    出力する論理あるいは前記反転論理を入力し、前記論理
    あるいは前記反転論理に応じて電流を制限する回路とを
    備える、請求項1記載の半導体集積回路装置の出力回
    路。
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