JPS63302622A - インタフエ−ス回路 - Google Patents

インタフエ−ス回路

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JPS63302622A
JPS63302622A JP62138759A JP13875987A JPS63302622A JP S63302622 A JPS63302622 A JP S63302622A JP 62138759 A JP62138759 A JP 62138759A JP 13875987 A JP13875987 A JP 13875987A JP S63302622 A JPS63302622 A JP S63302622A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、LSIチップ間の信号を高速に伝達する入出
力インタフェース回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、入出力インタフェースがE CL (Ea+1t
terCoupled Logic)レベルであるバイ
ポーラCMOS複合LSIの入出力回路として、日経エ
レクトロニクスN11390のpp209〜Pp210
に記載のような回路が知られている。
第11図はこの従来回路の要部の構成を示すもので、第
1のLSIIから第2のLSI2へ信号が伝播する場合
を考えるものとすると、信号を出力するLSIIの出力
回路7は、LSllの電源電位にほぼ等しい論理レベル
を持つ1”レベルあるいは“O″レベル信号36が入力
される前段部9と、コレクタを電圧v1の電源10に接
続したエミッタフォロワのNPNトランジスタ8とから
構成されている。一方、信号を受けるLSI2の入力回
路11は、差動入力段3.レベルシフト段4.シングル
エンドのゲイン段5.及びバイポーラCMO8複合回路
6とから成っている。この場合、差動入力段3とレベル
シフト段4はその接続位置を入れ換えることも可能であ
る。
動作について次に説明する。まず信号36の論理レベル
に対応してNPN トランジスタ8のエミッタから出力
されるLSIIの出力信号22がLSI2の差動入力段
3に入力される。出力信号22のレベルは電源10のレ
ベルを接地電位とすると、′1”レベルは約−〇、96
V、“O”レベルは約−1,7vである。このようなレ
ベルの信号22を受けて差動入力段3は相補出力23゜
24を出力する。レベルシフト段4は、相補出力23.
24のレベルをそれぞれ0.7V下げた相補出力25.
26を出力する。その相補出力25゜26を受けてシン
グルエンドのゲイン段5は信号25.26の信号レベル
に応じてLSI2の電源電位にほぼ等しい論理レベルを
持つ“1”レベル出力あるいはit Ouレベルの出力
27を出力する。
バイポーラCMO8複合回路6は信号27を受けてLS
I2の電源電位にほぼ等しい論理レベルを持つ“1”レ
ベル出力あるいは“0”レベル出力28を出力する。入
力回路11が反転接続されていれば、信号28と信号2
2は反転レベル関係となり、非反転接続されていれば信
号28と信号22は同レベル関係となる。但し、電位的
には信号22はECレベルであり、信号28は電源電位
レベルである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記の構成のインタフェース回路では、特に
入力回路11の信号通過段数が多く、この入力回路11
での遅れが大きく、信号の高速伝達を行うことができな
いという問題があった。
本発明の目的は、バイポーラcMO8m合LSIにおい
て、ECLレベルの信号を高速に伝達することができる
入出力インタフェース回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、シングルエンドのゲイン段とバイポーラC
MO8複合回路とから成るECI、インタフエ・−スの
入力回路と、相補出力を出力するようにしたECLイン
タフェースの出力回路を組み合わせることにより、達成
される。
(作用〕 相補出力を出力するECLインタフェース出力回路を設
けることにより、ECLインタフェース入力回路におい
ては、差動入力段とレベルシフト段を除去でき、この結
果として信号通過段数が少くなるので、高速な入出力イ
ンタフェース回路を実現できる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示する実施例に従って説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、L
SIIの出力をLSI2へ入力する場合を示している。
信号を出力するLSIIの出力回路29は、前段部9と
、コレクタを電圧v1の電源1oに接続したエミッタフ
ォロワのNPNトランジスタ8および12から構成され
ている。一方、信号を受けるLSI2の入力回路30は
シングルエンドのゲイン段5、及びバイポーラCMO3
複合回路6から成っている。
次に動作について説明する。出力回路29の前段部9に
は、LSIIの電源電位にほぼ等しい論理レベルを持つ
“1″レベルあるいは“O”レベル信号36が入力され
、前段部9はその論理レベルに応じて相補出力31,3
2を出力する。NPNトランジスタ8と12のベースに
は、前段部9から出力される相補出力31,32が入力
される。
この場合、相補出力を出す方法はいくつか考えられるが
、例えば、前段部9に差動部が含まれていれば、容易に
取り出せる。
NPN トランジスタ8と12は相補信号31゜32に
応じて約0.7vだけレベルシフトした相補出力信号2
2.33を各エミッタから出力する。
出力信号22.33のレベルは電源10のレベルを接地
電位とすると、各々“1”レベルは約−Q、96V、”
O”レベルは−1,7vである。
相補出力信号22.23がLSI2に入力されると、こ
れらの信号はLSI2の入力回路30のシングルエンド
のゲイン段5に入力される。その相補出力22,33を
受けてシングルエンドのゲイン段5は、信号22.33
の論理レベルによって電源電位にほぼ等しい論理レベル
を持つ“1′″レベル出力あるいは“0”レベル出力3
4を出力する。
バイポーラCMO3複合回路6は信号34を受けて、信
号34の論理レベルに対応してLSI2の電源電位にほ
ぼ等しい論理レベルを持つ“1”レベル出力あるいは“
0”レベル出力35を出力する。
本実施例によれば、従来構成と比べて判るように、入力
回路30の差動入力段及びレベルシフト段が除去できる
ので、ECLインタフェース入出力回路部を高速化でき
る。
第2図は入力回路30の具体的構成を示す回路図であり
、第1図と同一部品は同一符号で示している。まず、シ
ングルエンドのゲイン段5は、他のLSIからの相補出
力が入る入力端子に各々ゲートが接続され、ソースが各
々電圧v1の電源37に接続され、ドレインがそれぞれ
NMOS42.43のドレインに接続されたPMO84
0゜41と、ゲートが各々PMO840のドレインに接
続され、ソースが各々電圧v2の電源38に接続された
NMO342,43とから構成されている。
バイポーラCMO8複合回路6は、電圧v2の電源38
との間にトーテムポール接続されたNPNトランジスタ
46.47を出力段とし、ゲートが各々入力端子に接続
され、ソースおよびドレインが各々NPNトランジスタ
46.47のコレクタ。
ベース間に接続されたPMO844,NMO845と、
NPNトランジスタ46.47のベース、エミッタ間に
接続された抵抗48.49とから構成されている。
次に動作について説明する。ここでは通常のECLレベ
ルである電源37のレベルを接地電位、電源38のレベ
ルを−4,5vとする。まず他のLSIからの相補信号
22が“0”レベルで、信号33が“1″レベルの時の
動作を説明する。
電源37のレベルを接地電位とすると、信号22が約−
1,7v、信号33が約−0,96V(7)時にはゲー
ト電圧はPMOS41の方が40よりも低いので、PM
O841が強くオンし、PMO340は弱くオンする。
したがって、PMO340のドレイン電流は小さく、ダ
イオード接続しているNMO842(7)働きでNMO
543(7)ゲート電圧は上がらず、NMO343は弱
くオンする。
この結果、強くオンしているPMO341を通して電源
37から電流が流れ、信号34のレベルカ上がり、はぼ
接地電位になる。この高いレベルの信号34がバイポー
ラCMO8複合回路6に六方サレルト、PMO344が
オフし、NMO845がオンする。したがって、NPN
トランジスタ46がオフし、逆に47がオンする。故に
、出力信号35はO“レベルとなる。この場合には、電
源38が−4,5vの時には信号35は−4,5Vとな
る。
逆に、他のLSIからの相補信号22が“1”レベルで
、信号33が0”レベルの時、即ち、信号22が約−〇
、96 Vテ、信号33が−1,7Vの時には、ゲイン
段5のゲート電圧はPMO840の方が41よりも低い
ので、PMO840が強くオンし、PMO841は弱く
オンする。したがって、PMO840のドレイン電流は
大きく、ダイオード接続しているNMO842の働きで
NMO843のゲート電圧が上がる。その結果、NMO
343が強くオンする。PMO841は弱くオンしてい
るので、強くオンしているNMOS43を通して電源3
8へ電流が流れ、信号34のレベルが下がり、はぼ−4
,5vになる。この低いレベルの信号34がバイポーラ
CMO8複合回路6に入力されると、PMO844がオ
ンし、NMO845がオフする。したがって、NPNト
ランジスタ46がオンし、47がオフする。故に、出力
信号35は“1“レベルになる。この場合には、電源3
7が接地電位ならば、パ1nレベルは接地電位である。
本実施例によれば、表1に示すようにE CLレベルの
相補信号22.23を電源37の振幅の信号35に論理
伝達できるので、バイポーラCMO5複合LSI用の高
速、低消費電力のECLインタフェース入力回路を実現
できる。
表  1 なお、バイポーラCMO3複合回路6は遅延時間の負荷
容量依存性が小さいという特長を持っているが、負荷容
量が小さい場合には信号34を入力回路30の出力とし
て用いることも可能である。
その場合には、シングルエンドのゲイン段5はCMO8
のみで構成されているので、側03LSI用の高速、低
消費電力のECLインタフェース回路を実現することが
できる。
第3図は出力回路29の具体的構成を示す回路図であり
、第1図と同一部品は同一符号で示している。図におい
て、出力回路の前段部9は、差動回路を形成している抵
抗56,57およびNPNトランジスタ53.54なら
びに定電流源59と。
NPNトランジスタ53の飽和を防ぐために、入力信号
36を約0.7v レベルダウンさせるレベルシフト回
路を形成しているNPNトランジスタ52および定電流
11j(58とから構成されており、差動対を構成して
いるNPNトランジスタ53゜54の出力信号がエミッ
タフォロワを形成しているNPNトランジスタ8と12
のベースへ各々供給されている。
次に動作について説明する。入力端子には信号36が入
力される。この入力信号36はNPNトランジスタ52
によって約0.7V  レベルダウンされてNPNトラ
ンジスタ53のベースに入力される。NPNトランジス
タ54のベース51は、電源10と電源50の中間電圧
値程度の電位に設定されている。したがって、信号36
が11パレベルであると、NPNトランジスタ53はオ
ンし。
NPNトランジスタ54はオフする。したがって、信号
31はレベルを下げ、信号32はレベルを上げる。これ
らの信号31.32はエミッタフォロワのNPNトラン
ジスタ8と12によって約0.7Vシフトダウンされて
ECLレベルの相補出力信号22,23となる。この場
合、信号22が0”レベルで、信号33が“1”レベル
である。逆に、入力信号36が゛0″レベルであると、
NPNトランジスタ53はオフし、54はオンする。し
たがって、上記の場合と逆に信号22が“1″レベル、
信号33が“0”レベルとなる。
本実施例によれば表2に示すように、電源電位レベル振
幅の信号36を、ECLレベルの相補信号22,23に
変換して伝達できるので、バイポーラCMO5複合LS
I用の相補出力ECLインタフェース出力回路を実現で
きる。また、エミッタフォロワのNPNトランジスタ1
2を付加するのみで相補出力を取り出せるので、素子の
増加分を極力少なくできる効果がある。
表  2 第4図は入力回路30の他の構成例を示す回路図であり
、第1図と同一部品は同一符号で示している。この回路
は第2図の入力回路30と同一機能であるが、異なる点
は第2図のシングルエンドのゲイン段5とバイポーラC
MO3複合回路6を一体化した点である。図において、
他のLSIからの相補出力22,23が入力される入力
端子に各々ゲートが接続され、ソースが各々電源37に
接続され、ドレインがNMO813,14のドレインに
接続されたPMO860,61と、ゲートがPMO86
0のドレインに接続され、ソースが電源38に接続され
たNMO313,14とから構成されるシングルエンド
のゲイン段、電源37と電源38の間のトーテムポール
接続したNPNトランジスタ17,18、このNPNト
ランジスタ18のコレクタとベース間にドレインとソー
スが接続されたPMO815,NPNトランジスタ18
のベースとエミッタ間に接続された抵抗16から成り、
NPN)−ランジスタ17のベースとPMO815のゲ
ートには、シングルエンドのゲイン段の出力信号62が
入力されている。
次に動作について説明する。ここでは、電源37のレベ
ルを接地電位、電源38のレベルを−4,5V  とす
る。まず、他のLSIからの相補信号22がRI 11
で、もう一方の信号33が“0″レベルの時を説明する
。この時、信号22は約−0,96V 、信号33は約
−1,7V である。
ゲイン段におけるゲート電圧はPMO861の方が60
よりも低いので、PMO861が強くオンし、PMO5
60は弱くオンする。したがって、PMO860のドレ
イン電流は小さく、ダイオード接続している8MO81
3の働きでNMOS14のゲート電圧は上がらず、NM
OS14は弱くオンする。この結果1強くオンしている
PMO861を通して、電源v137から電流が流れ、
信号62のレベルはほぼ接地電位になる。故に、PMO
315とNPN トランジスタ18はオフし、NPNト
ランジスタ17はオンするので、出力信号35は“1”
レベルになる。この場合、信号35は−0,7V程度で
ある。
逆に、他のLSIからの相補信号22が“0”レベルで
、信号33が“1”レベルの時、即ち。
信号22が約−1,7vで、信号33が約−0,96V
の時は、ゲート電圧はPMO860の方が61よりも低
いので、PMO860が強くオンし、PMO561は弱
くオンする。したがって、PMO560のドレイン電流
は大きく、ダイオード接続している8MO813の働き
でNMo514のゲート電圧が上がる。その結果、NM
OS14が強くオンする。PMO561は弱くオンして
いるので。
強くオンしているNMOS14を通して電源38へ電流
が流れ、信号62のレベルが下がり、はぼ−4,5V 
になる、この低いレベルの信号62がNPNl’5:/
ジスタ17のベースとPMoS15のゲートに入力され
ているので、NPNトランジスタ17はオフし、NPN
トランジスタ18はオン状態のNMOS15を通してベ
ース電流が供給されるのでオンする。故に、信号35は
“O”レベルになる。この場合、信号35は電源38の
電位−4,5vからPMO815のXL/シホールド電
圧の絶対値である約0.6vだけ浮上したー3.9程度
である。
本実施例によれば、表3に示すように、ECLレベルの
相補信号22.33を電源37の振幅に近い振幅の信号
35に論理伝達できるので、バイポーラCMO8複合L
SI用の高速、低消費電力のECLインタフェース入力
回路を実現できる。
さらに、この実施例では第2図のシングルエンドのゲイ
ン段5とバイポーラCMO3複合回路6を一体化してい
るので信号の伝達を更に高速化できる。
第5図は入力回路30の他の構成例を示す回路図であり
、第4図と同一部品は同一符号で示している。この回路
は第4図の入力回路30と同一機能であるが、異なる点
はシングルエンドのゲイン段の出力段に相当する部分を
もう一組用意し、その出力をバイポーラトランジスタの
トーテムポール出力と結線したことである。従って、こ
の変更点の構成についてのみ説明する。まず電源37と
電源38の間にPMO863とNMOS 64を直列接
続し、それらのゲートはPMO861とNMらと14の
ゲートに接続し、PMO863とNMOS64のドレイ
ンは、NPNトランジスタ17と18の出力部に接続し
ている。
次に動作について説明する。ここでは、電源37(電圧
v1)レベルを接地電位、電源38(電圧V2)のレベ
ルを−4,5vとする。第4図と同一部分は既に説明済
みであるで変更部分について述べる。まず、他のLSI
からの相補信号22が1”レベルで、信号33が“0”
レベルの時は、信号22は約−〇、96V、信号33は
約−1,7vである。PMO860とPMO863のゲ
ート電圧は、PMO863の方が低いのでPMO860
は弱くオンし、PMO863は強くオンする。したがっ
て、PMO860のドレイン電流は小さく、ダイオード
接続しているNMOS13の働きで、NMOS64のゲ
ート電圧は上がらず、NMOS64は弱くオンする。こ
の結果、強くオンしているPMOS63を通して、電源
37より電流が流れ、信号65のレベルはほぼ接地電位
になる。即ち、′1”レベルとなる・第5図の説明にお
ける表3を見ると判るようにトーテムポール出力(信号
35)もこの時に“1”レベル(電位的には一〇、7V
)になっているので、論理的に不具合は起こしていない
、最終的には出力レベルはほぼ接地電位になる。
逆に、他のLSIからの相補信号22が“′0”レベル
で、信号33が“1”レベルの時、即ち。
信号22が約−1,7vで信号33が約−0,96vの
時は、PMO860とPMO863はPMO360のゲ
ート電圧の方が低いので、PMO860は強くオンし、
PMO863は弱くオンする。したがって、PMO86
0のドレイン電流は大きく、ダイオード接続しているN
MO313の働きで、NMOS 64のゲート電圧が上
がる。その結果、NMOS 64が強くオンする。PM
O863は弱くオンしているので5強くオンしているN
MOS64を通して電源38へ電流が流れ、信号65の
レベルが下がり、はぼ−4,5vになる。即ち、“0”
レベルとなる。表3を見ると判るようにトーテムポール
出力(信号35)もこの時に“0”レベル(電位的には
約−3,9V)になっているので論理的に不具合は起こ
していない、最終的には出力レベルはほぼ−4,5vに
なる。
本実施例によれば、CMO8出力とバイポーラ出力の論
理和をとる形になっているので、第6図に示すように、
遅延時間の負荷依存性の大きいCMO8出力と)負荷依
存性の小さいバイポーラ出力の遅延時間の小さい方の特
性を得ることができ、全ての負荷容量領域で高速化を図
ることができる利点がある。
第7図は第4図あるいは第5図で示したNPNトランジ
スタ18のベース電荷引抜き用の抵抗16の代わりにN
MOS 66を用いた例である。
なお、NMO866のゲートは出力に接続しているが、
NPNトランジスタ17のベースに接続してもよい0次
に動作を説明する。
信号62が“1″レベルになると、NPNトランジスタ
17はオンになり、PMO815はオフになる。したが
って、出力35は“1”レベルになり、NMO866は
強くオンになり、NPNトランジスタ18のベース電荷
を引抜き、NPNトランジスタ18は完全にオフになる
。逆に、信号62が0”レベルになると、NPNトラン
ジスタ17はオフになり、PMO815はオンになる。
故に、NPN18のベース電流が供給され、NPNトラ
ンジスタ18はオンになり、出力35は“OIIレベル
になる。したがって、NMO866はオフになり、NP
Nトランジスタ18へのベース電流が充分供給される。
本実施例によれば、第4図および第5図の実施例の回路
に比べて更に高速化が図れ、また、抵抗用のマスク枚数
を減らすことのできる効果もある。
第8図は入力回路30の他の実施例を示すブロック図で
あり、入力回路30を2組の入力回路30A、30Bで
構成したもので、第1図と同じ構成の出力回路29から
の信号22.33を受けるLSI2の入力回路30A、
30Bはそれぞれシングルエンドのゲイン段5A、5B
とバイポーラCMO8複合回路6A、6Bとから成って
いる。
入力回路30Aは第1図の入力回路30と全く同一であ
る。又、入力回路30Aと30Bは全く同一の構成であ
る。但し、入力回路30Aの信号22が入っている箇所
と同一の入力回路30B箇所には信号33を入れ、入力
回路30Aの信号33が入っている個所と同一の入力回
路30Bの箇所には入力信号22を入力している。した
がって、第2図で説明したように、シングルエンドのゲ
イン段の5A、5Bの出力34と92は相補出力となり
、バイポーラCMO8複合回路6Aと6Bを経た出力3
5と90も相補出力信号となる。
本実施例によれば、信号通過段数が小さいためECLイ
ンタフェース入出力回路部を高速化できたうえ、ECL
レベルの相補信号22.23を受けて、電源電位レベル
振幅の相補信号35,90を出力できるので、伝達効力
が上がる。又、入力回路30Aと30Bを全く同一にで
きるので、信号35と90を位相差のない相補信号にす
ることができる、このような信号はアドレス、アクセス
時間をそろえたいメモリの入力信号として有効である。
更に、入力回路30A、30Bの立下がり遅延時間を立
上り遅延時間よりも速くすれば。
“1”レベルの重なりのない相補信号を得ることができ
る。このような信号はプロセッサのクロック信号として
有効である。
次に、具体的回路実施例について説明する。
第9図は入力回路30Aと30Bから成る入力回路部の
具体的構成を示す回路図であり、第8図と同一部品は同
一符号で示している。又、第2図と同一部品は同一符号
あるいは同一符号にBを付加して示している。この実施
例の構成は第2図の入力回路30を並列にしたものであ
る。但し、信号22は入力回路30AではPMO340
に入力するが、入力回路30BではPMO841Bに入
力している。また、信号33は入力回路30AではPM
O841に入力しているが、入力回路30BはPMO8
40Bに入力している。このように、入力回路30Aと
30Bへの入力信号は互い違いに入力している。この結
果、出力35と90は相補の関係にあることは第2図の
説明から明らかである。
本実施例によれば、ECLレベルの相補信号22.23
を電源電位レベル振幅の相補信号35゜90に論理伝達
できるので、バイポーラCMOS複合LSI用の高効率
、高速、低消費電力のECLインタフェース入力回路を
実現できる。
第10図は入力回路30Aと30Bから成る入力回路部
の他の実施例を示す回路図であり、第8図と同一部品は
同一符号で示している。また、第4図と同一部品は同一
符号あるいは同一符号にBを付加して示している。この
実施例の構成は第4図の入力回路30を並列にしたもの
である。但し、入力信号22と33は第9図の実施例と
同様に入力回路30Aと30Bに互い違いに入力してい
る。
この結果、出力35と90は相補の関係にあることは第
4図の説明から明らかである。
本実施例によれば、ECLレベルの相補信号22.23
を電源電位レベルに近い振幅の相補信号35.90に変
換伝達できるので、バイポーラCMO8複合LSI用の
高効率、高速、低消費電力のECLインタフェース入力
回路を実現できる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明によれば、ECL
入力回路部の信号通過段数を削減できるので、ECLレ
ベルの信号を高速に伝達することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のECLインタフェースの入
出力回路のブロック図、第2図はECLインタフェース
の入力回路の詳細構成図、第3図はECLインタフェー
スの出力回路図の詳細構成図、第4および第5図はEC
Lインタフェースの入力回路の他の実施例を示す詳細構
成図、第6図は第5図の回路の特性図、第7図はECL
インタフェースの入力回路の変形例を示す部分回路図、
第8図はECLインタフェースの入力回路の他の実施例
を示すブロック図、第9および第10図はECLインタ
フェースの入力回路の他の実施例を示す回路図、第11
図は従来のECLインタフェースの入出力回路のブロッ
ク図である。 5・・・シングルエンドのゲイン段、6・・・バイポー
ラCMO8複合回路、8,12・・・NPNトランジス
タ、29・・・出力回路、30・・・入力回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、バイポーラトランジスタと電界効果トランジスタと
    を含む第1および第2の回路間に挿入されるインタフェ
    ース回路であって、第1の回路からの出力信号をECL
    レベルの相補信号に変換して出力する出力回路と、該相
    補信号を第2の回路で用いる論理レベルに変換して出力
    する入力回路とから成るインタフェース回路。
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