JPH06193450A - 2サイクルエンジンの排気制御弁装置 - Google Patents

2サイクルエンジンの排気制御弁装置

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JPH06193450A
JPH06193450A JP4357766A JP35776692A JPH06193450A JP H06193450 A JPH06193450 A JP H06193450A JP 4357766 A JP4357766 A JP 4357766A JP 35776692 A JP35776692 A JP 35776692A JP H06193450 A JPH06193450 A JP H06193450A
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JP
Japan
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control valve
exhaust control
exhaust
engine
control valves
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JP4357766A
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Kosei Maehashi
耕生 前橋
Tsunehisa Nakamura
倫久 中村
Hidetaka Suhara
秀敬 須原
Hideaki Ito
秀明 伊藤
Tatsuyuki Masuda
達之 桝田
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication of JPH06193450A publication Critical patent/JPH06193450A/ja
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    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D13/00Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
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    • F02D13/028Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation for two-stroke engines
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • F02B75/00Other engines
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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン始動時から排気制御弁が確実に動作
するようにする。 【構成】 排気制御弁21を制御するECU30に、エ
ンジン停止後に排気制御弁21を作動させる固着防止手
段を設けた。排気制御弁21とシリンダボディ2との間
で凝固したカーボンやオイル等は排気制御弁21の端縁
によってエンジン停止後に主排気通路16内へ掻き出さ
れる。すなわち、排気制御弁21とシリンダボディ2と
の間にカーボンやオイル等が可及的少ない状態でエンジ
ン1が冷える。このため、エンジン始動後に排気制御弁
21を回すときの抵抗が小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2サイクルエンジンの
排気通路に臨む排気制御弁を作動させて排気時期(圧縮
開始時期)および排気通路断面積を変える2サイクルエ
ンジンの排気制御弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の2サイクルエンジンの排
気制御弁装置としては、排気制御弁を排気通路に臨ませ
る構造のものが多い。そして、この種の排気制御弁装置
は、排気制御弁をエンジンのシリンダボディに移動自在
に支持させ、排気通路への突出量を変える構造になって
いた。
【0003】すなわち、前記排気制御弁をシリンダボデ
ィに対して移動させることによって、排気制御弁によっ
て排気時期や排気通路の通路断面積が変えられることに
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うに構成された従来の2サイクルエンジンの排気制御弁
装置では、エンジン始動時に排気制御弁が動作しないこ
とがあった。これは、排気に含まれるカーボンやオイル
等がエンジン運転中に排気制御弁支持用凹部内(シリン
ダボディと排気制御弁との間の微小な隙間)に侵入し、
エンジン停止後に排気制御弁およびシリンダボディ側の
排気制御弁摺動面に固着してしまうからであった。
【0005】すなわち、エンジン運転中は熱膨張の関係
から前記隙間は広くなると共にこの隙間に侵入したカー
ボンやオイル等は温度が高く流動し易いために排気制御
弁は容易に開閉できるが、エンジン停止後にエンジンが
冷えると、隙間が狭くなると共に前記カーボンやオイル
等が凝固してしまい排気制御弁を開閉させるときの抵抗
が大きくなってしまう。
【0006】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、エンジン始動時から排気制御弁を確
実に動作させることができる2サイクルエンジンの排気
制御弁装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る2サイクル
エンジンの排気制御弁装置は、排気制御弁を制御する制
御装置に、エンジン停止後に排気制御弁を作動させる固
着防止手段を設けたものである。
【0008】
【作用】エンジン停止後に排気制御弁を作動させると、
排気制御弁とシリンダボディとの間で凝固したカーボン
やオイル等が排気制御弁の端縁によって排気通路内へ掻
き出される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図7に
よって詳細に説明する。本実施例では本発明を2サイク
ルディーゼルエンジンに適用した例について説明する。
図1は本発明に係る排気制御弁装置が装着された2サイ
クルディーゼルエンジンの縦断面図、図2は図1におけ
るシリンダボディのII−II線断面図、図3は排気制御弁
取付部を拡大して示す断面図である。
【0010】図4は本発明に係る排気制御弁装置に使用
する排気制御弁の斜視図、図5は本発明に係る排気制御
弁装置のブロック図、図6は同じく給電系の回路図、図
7は本発明に係る排気制御弁装置の動作を説明するため
のフローチャートである。
【0011】これらの図において、1は水冷式3気筒型
の2サイクルディーゼルエンジンである。2はこのエン
ジン1のシリンダボディ、3はクランクケースである。
シリンダボディ2は図2に示すようにシリンダ4が3つ
並設され、このシリンダ4の上部開口を塞ぐようにシリ
ンダヘッド5が取付けられている。このシリンダヘッド
5には各気筒毎に渦室式の副燃焼室Sが形成されてい
る。そして、この副燃焼室Sにはシリンダヘッド5に螺
着された燃料噴射弁6とグロープラグ7の各先部が臨ん
でいる。なお、図1および図2においてシリンダ4の近
傍に形成された符号2aで示す開口は、エンジン冷却水
が流されるウォータージャケットである。
【0012】8はクランク軸、9はこのクランク軸8に
コンロッド10を介して連結されたピストンである。前
記クランク軸8は前記シリンダボディ2とクランクケー
ス3とによって形成されたクランク室11に軸線をシリ
ンダ4の並設方向と平行にして回転自在に収容されてい
る。
【0013】12は前記クランク室11に吸気を導入す
るための吸気通路で、この吸気通路12は前記シリンダ
ボディ2に形成され、吸気流の上流側端部が吸気管13
内に連通すると共に下流側端部がクランク室11に連通
している。なお、この吸気通路12中に設けられた符号
14で示すものは、吸気(空気)をクランク室11側へ
のみ流すためのリード弁装置である。
【0014】15は前記クランク室11内の空気をシリ
ンダ4内に圧送するための掃気通路、16は主排気通
路、17は副排気通路である。前記掃気通路15は一端
が掃気ポート18としてシリンダ4内に開口し、他端が
クランク室11に開口している。また、主排気通路16
は一端が主排気ポート19としてシリンダ4内に開口
し、他端がシリンダボディ2の側面に開口している。前
記副排気通路17は前記主排気通路16よりピストン9
の上死点位置側(シリンダヘッド5側)に形成され、一
端が副排気ポート20としてシリンダ4内に開口し、他
端が後述する排気制御弁21を介して前記主排気通路1
6に連通している。
【0015】また、前記副排気通路17は図2に示すよ
うに平面視略横向きY字状に形成され、2通路からなる
上流部がそれぞれ副排気ポート20を介してシリンダ4
内に連通している。すなわち、各気筒毎の副排気ポート
20はシリンダ4の周方向に間隔をおいて2つ設けら
れ、それぞれの副排気ポート20は主排気ポート19よ
りシリンダヘッド5側に位置づけられている。そして、
上流部の2通路が合流する部分に排気制御弁21が位置
づけられている。
【0016】排気制御弁21は図4に示すように全体が
略円柱状に形成され、シリンダボディ2の円孔22内に
回動自在に嵌挿されている。この円孔22はクランク軸
8の軸方向と平行とされ、前記副排気通路17を丁度横
切るような位置に穿設されている。そして、排気制御弁
21は気筒数と対応する数量(本実施例では3本)だけ
円孔22に嵌挿されている。
【0017】前記排気制御弁21の構造を詳述すると、
排気制御弁21は、長手方向両側部が中央部より細く形
成されており、長手方向略中央部を断面略円弧状に形成
して連通溝23が設けられている。また、長手方向両端
部の細径部には、軸方向に延びる連結用突部21aと、
軸方向に凹む連結用凹部21bとが形成されている。な
お、連結用突部21aは排気制御弁21の一端側に配設
され、連結用凹部21bは他端側に配設されている。
【0018】前記連通溝23は、制御弁形成用円柱部材
を図3に示すように180°以上の角度範囲θにわたっ
て切り欠くことによって形成されている。なお、連通溝
23の底部となる断面略円弧状の部分を以下において弁
体24という。
【0019】そして、排気制御弁21は、係合用突部2
1aを隣の排気制御弁21の係合用凹部21bに嵌入さ
せると共に、隣接する排気制御弁21の細径部どうしを
後述する筒状連結部材25に嵌入させて前記円孔22内
に一列に並べて挿入されている。また、これら一体に連
結された排気制御弁21の一端は、円孔22の一端開口
部を塞ぐプラグ26に平軸受26aを介して回動自在に
支持され、他端は、シリンダボディ2の前記プラグ26
とは反対側に取付けられたステップモータ支持部材27
に平軸受27aを介して回動自在に支持されている。
【0020】また、各排気制御弁21どうしの連結部に
装着された筒状連結部材25は、内周部に平軸受25a
が固着されると共に、外周部に全周にわたって延びる凹
溝25bが形成されており、シリンダボディ2に螺着さ
れる位置決めねじ28をこの凹溝25bに係入させるこ
とによって軸方向への移動が規制されて位置決めされて
いる。この位置は、各排気制御弁21の連通溝23およ
び弁体24が副排気通路17と対応するような位置とさ
れている。すなわち、各排気制御弁21どうしの連結部
はこの筒状連結部材25に平軸受25aを介して回動自
在に支持されることになる。
【0021】このように排気制御弁21をシリンダボデ
ィ2に装着すると、各排気制御弁21が気筒毎の副排気
通路17を横切るようになる。そして、排気制御弁21
を軸心回りに回動させることで副排気通路17を開閉す
ることになる。図1〜図3では排気制御弁21を全閉位
置に回動させた状態を示してある。すなわち、これらの
図に示した状態では、弁体24が副排気通路17を閉塞
している。
【0022】そして、排気制御弁21を図1および図3
において時計回りに回すことによって副排気通路17が
開かれるようになる。このときには、弁体24の位置が
時計回りに移動し、連通溝23が副排気通路17の一部
を構成するようになるため、副排気通路17は連通溝2
3を介して主排気通路16に連通されるようになる。な
お、図3において、排気制御弁21が全開とされたとき
の弁体24の位置を二点鎖線Aで示し、全閉から全開に
なるまでの排気制御弁21の回転角度をαで示す。
【0023】前記各排気制御弁21を回動させるには、
前記ステップモータ支持部材27に取付けられたステッ
プモータ29によって行う。このステップモータ29
は、不図示の出力軸が図2において最も上側に位置する
排気制御弁21の連結用凹部21bに連結されており、
図2に示すように制御装置としてのエレクトリックコン
トロールユニット(以下、単にECUという)30に接
続されている。
【0024】前記ECU30は、エンジン1の運転を制
御する運転制御手段と、エンジン停止後に排気制御弁2
1を回動させる固着防止手段とが設けられている。この
固着防止手段を図5および図6において符号34で示
す。
【0025】前記運転制御手段は、図2に示すように、
エンジン1の回転数を検出するエンジン回転数センサ3
1と、不図示のアクセルペダルの開度を検出するアクセ
ル開度センサ32と、燃料噴射弁6等のエンジン運転に
必要な電子部材からなるアクチュエータ33等を備え、
エンジン回転数およびアクセル開度あるいは吸入空気量
等によって決まるエンジン運転状態に応じてステップモ
ータ29を制御し、排気制御弁21を開閉させるように
構成されている。
【0026】この運転制御手段による制御は、例えば全
負荷運転時ではエンジン回転数が予め定めた低回転側回
転数より小さい低速度域であるときには排気制御弁21
を全閉とし、前記低回転側回転数を上回ったときには、
エンジン回転数が大きくなるにしたがって次第に開度を
大きくして全閉から全開までの間の中間開度とする。さ
らに、エンジン回転数が予め定めた高回転側回転数より
大きくなり高速度域となったときには排気制御弁21を
全開とする。
【0027】このように排気制御弁21を制御すると、
エンジン回転数が低速度域であるときには排気制御弁2
1が全閉となる関係からピストン9の圧縮ストロークは
図1中に符号aで示す通りとなる。なお、このときには
排気時期が最も遅くなる。また、エンジン回転数が低速
度域より大きく高速度域以下となる中速度域では排気制
御弁21の開度が大きくなるにしたがって排気時期が速
くなると共に排気通路断面積(主排気通路16と副排気
通路17の総断面積)が大きくなる。
【0028】さらに、エンジン回転数が高速度域である
ときには排気制御弁21が全開となるため、圧縮ストロ
ークは前記aより短いbとなる。なお、このときに高速
運転に適合するように排気時期が最も早くなると共に、
排気通路断面積が最も大きくなる。
【0029】すなわち、エンジン回転数が低速度域であ
るときには高速度域であるときよりエンジン1の圧縮比
が高くなる。これによって始動時および低負荷運転時に
は高負荷運転時に較べて圧縮比が高められるから、始動
性が高くなると共に、高負荷運転時にシリンダ4の内圧
が上昇するのを抑えることができる。
【0030】前記固着防止手段34は図5および図6に
示すように、エンジン停止後に排気制御弁21を決めら
れた手順に則って回動させるCPU35と、このCPU
35にメインスイッチ36を介してバッテリ37を接続
する回路からなるメイン電源38と、前記CPU35に
安定化電源39を介してバッテリ37を接続する回路か
らなるサブ電源40と、エンジン1の冷却水温度を検出
してCPU35に出力する水温センサ41と、排気制御
弁21に連結されたステップモータ29の出力軸の回転
位置を検出してCPU35に出力するモータポテンショ
メータ42と、前記ステップモータ29を回転駆動する
ためのモータドライバ43と、エンジン1の電気式オイ
ルポンプ44を駆動するためのオイルポンプドライバ4
5と、前記電気式オイルポンプ44でのオイル吐出回数
に対する供給オイル量が記録されたマップ46等とから
構成されている。
【0031】前記CPU35は、メインスイッチ36が
OFFされた後であって冷却水温度が予め定めた温度よ
り下がったときにステップモータ29を作動させ、排気
制御弁21をエンジンが運転されていた状態に基づく回
数をもって回動させる。そして、その回数だけ排気制御
弁21を回動させた後、全閉状態としてからサブ電源4
0からの給電を絶つように構成されている。なお、この
CPU35は、前記運転制御手段での制御をも行う構造
になっている。
【0032】CPU35がステップモータ29を作動さ
せるときの冷却水温度は、エンジン停止直後の冷却水温
度より温度差をもって低くかつ外気温よりは高い温度に
定められている。すなわち、エンジン1が冷えきらない
うちにステップモータ29が作動されることになる。
【0033】また、CPU35が排気制御弁21を回動
させるときの回数は以下に説明するように決定される。
すなわち、エンジン1が停止する以前に電気式オイルポ
ンプ44がオイルをエンジン1に吐出した回数をCPU
35がRAM(図示せず)等に記憶させておき、このオ
イル吐出回数に対応したオイル供給量をマップ46から
読み込む。そして、オイル供給量に応じて排気制御弁2
1の回動回数を決定する。オイル供給量が多ければ多い
ほど回動回数が多くなるようになっている。なお、前記
RAMに記憶されたオイル吐出回数は、この固着防止手
段34の電源が絶たれたときに初期化されて0になるよ
うに構成されている。
【0034】このときの排気制御弁21の回転角度は、
図3に示すように、通常運転時の全閉から全開までの回
転角度αより大きいβとされている。すなわち、弁体2
4を図3に実線で示した位置から時計回りに全開位置ま
で移動させ、その後、反時計回りに全閉位置に戻してか
らさらに二点鎖線Bで示す位置まで移動させる。このよ
うに、二点鎖線Aで示した位置と二点鎖線Bで示した位
置との間で弁体24を前記回動回数だけ往復させ、最後
に全閉位置で停止させる。なお、排気制御弁21の回動
位置は、ステップモータ29に接続されたモータポテン
ショメータ42からの出力信号に基づいて求める。
【0035】エンジン1が冷えきらないうちに弁体24
が上述したように往復移動すると、エンジン運転中に円
孔22と弁体24との間の微小な隙間に侵入したカーボ
ンやオイル等は、断面略円弧状に形成された弁体24の
円弧両端縁によって主排気通路16内へ掻き出されるこ
とになる。なお、往復動作終了後に排気制御弁21を全
閉位置で停止させるのは、弁体24が円孔22の孔壁面
に接する部分の面積を可及的小さくしてカーボンやオイ
ル等によって孔壁面に固着されるのを防ぐためである。
【0036】さらに、メインスイッチ36がOFFされ
てエンジン1が停止した後のステップモータ29への給
電は以下に説明するように行う。先ず、メイン電源38
とサブ電源40の構成について説明する。
【0037】メイン電源38は、バッテリ37と安定化
電源39との間に介装されたヒューズ47,48と、メ
インスイッチ36と、リレー49等とから構成されてい
る。また、サブ電源40は、バッテリ37とCPU35
との間に介装されたヒューズ50,51と、リレー5
2,53と、スイッチングトランジスタ54等とから構
成されている。なお、図6において55はアクチュエー
タ33に給電するためのリレー、56は同じくヒューズ
である。
【0038】すなわち、エンジン1を停止させるために
メインスイッチ36がOFFされるとリレー54がOF
Fされてメイン電源38が絶たれる。このとき、アクチ
ュエータ33に給電するリレー55もOFF状態とな
る。ところが、このときにはスイッチングトランジスタ
54がON状態であるためにリレー52,53がON状
態に保たれてCPU35はサブ電源40から給電される
ようになる。この状態で上述したようにステップモータ
29が動作される。
【0039】そして、ステップモータ29の動作が終了
して排気制御弁21が全閉位置に停止された後、CPU
35がスイッチングトランジスタ54をOFF状態にす
る。このようにすると、リレー52,53がOFF状態
になってサブ電源40からの給電が絶たれる。すなわ
ち、CPU35は最終的に自ら電源を絶つことになる。
【0040】次に、上述したように構成された固着防止
手段34の動作を図7に示すフローチャートによって説
明する。エンジン始動時にはステップP1 に示すように
メインスイッチ36がONされる。エンジン1を停止さ
せるべくメインスイッチ36がOFFされると(ステッ
プP2 )、ステップP3 においてメインスイッチ36が
OFFされたか否かをCPU35が判断する。
【0041】メインスイッチ36がOFFされていると
判定されると、ステップP4 に進んでCPU35が水温
センサ41からの出力に基づいて冷却水温度を検出す
る。そして、ステップP5 でその冷却水温度が予め定め
た温度(動作開始水温)まで低下したか否かを判定す
る。動作開始水温より冷却水温度が高いときにはステッ
プP4 に戻る。
【0042】冷却水温度が動作開始温度に達すると、ス
テップP6 においてCPU35がオイルポンプ44での
オイル吐出回数をRAM等から読み込み、ステップP7
において前記オイル吐出回数に対応するオイル供給量を
マップ46から読み込む。そして、ステップP8 で前記
オイル供給量に基づいて排気制御弁21を回動させる回
数(クリーニング回数)を決定する。
【0043】このようにクリーニング回数を決定した
後、CPU35はステップP9 〜ステップP11にて前記
クリーニング回数だけ排気制御弁21が回動するように
ステップモータ29を動作させる。すなわち、ステップ
9 でステップモータ29を動作させた後にステップP
10で動作回数をカウントし、ステップP11でこの動作回
数とクリーニング回数を比較する。動作回数がクリーニ
ング回数より少ないときにはステップP9 に戻り、クリ
ーニング回数と等しくなるまで上述した動作を繰り返
す。クリーニング回数と同数だけステップモータ29が
動作した後は、ステップP12に進んでCPU35がスイ
ッチングトランジスタ54をOFF状態にしてサブ電源
40からの給電を絶つ。
【0044】このようにエンジン停止後に排気制御弁2
1を回動させることによって、排気制御弁21と円孔2
2の孔壁面との間で凝固したカーボンやオイル等が排気
制御弁21における弁体24の円弧両端縁によって主排
気通路16内へ掻き出されることになる。
【0045】なお、本実施例では排気制御弁21の弁体
24を断面略円弧状に形成して弁体24の摺動面を凹凸
のない円弧面とした例について説明したが、図8ないし
図10に示すように摺動面に異物逃がし部を設けてもよ
い。
【0046】図8は凹溝からなる異物逃がし部が設けら
れた排気制御弁を用いたエンジンの平面断面図、図9は
凹溝からなる異物逃がし部が設けられた排気制御弁の斜
視図である。図10は弁体の摺動面を部分的に平坦に形
成して異物逃がし部が設けられた排気制御弁を示す図
で、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図、同図
(c)は底面図である。これらの図において前記図1な
いし図5で説明したものと同一もしくは同等部材につい
ては、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0047】図8および図9に示した排気制御弁21
は、弁体24の摺動面に平面視長円状の凹溝61が複数
(図に示した例では6つ)形成されている。この凹溝6
1は弁体24の摺動面の周方向(排気制御弁21の回動
方向)に対して傾斜した方向に延び、排気制御弁21の
軸方向に等間隔おいて並設されている。なお、このよう
に形成された排気制御弁21をシリンダボディ2に装着
するに当たっては、排気制御弁21の外周面を円孔22
の孔壁面に摺接させるようにして行う。言い換えれば、
排気制御弁21は軸受部材を使用することなくシリンダ
ボディ2に回動自在に支持されている。図8中符号62
は各排気制御弁21の両端部外周と円孔22との間の気
密を保つためのOリングである。
【0048】このように形成された排気制御弁21で
は、弁体24の円弧両端縁以外に凹溝61の開口縁の角
もカーボン,オイル等の異物を掻き出すために機能す
る。そして、この排気制御弁21を使用してカーボン,
オイル等を掻き出すには、凹溝61の開口部が円孔22
の孔壁面から外れて主排気通路16側に開口するような
回転角度をもって排気制御弁21を回して行う。このよ
うに排気制御弁21を回動させると、弁体24の摺動面
と円孔22の孔壁面との間に浸入したカーボンやオイル
は、弁体24の円弧両端縁によって掻き出されると共
に、凹溝61の開口縁によって掻きとられて凹溝61内
に入り、この凹溝61の開口部が主排気通路16側に開
口したときに凹溝61から主排気通路16へ排出され
る。
【0049】図10(a)〜(c)に示した排気制御弁
21は、断面略円弧状に形成された弁体24の摺動面に
平坦面63を形成することによって、異物逃がし部が設
けられている。すなわち、湾曲する弁体24の摺動面が
部分的に凹むようになって摺動面に角が形成されるか
ら、この角と、弁体24の円弧両端縁の角とがカーボ
ン,オイル等の異物を掻き出すために機能する。なお、
この排気制御弁21も、平坦面63が主排気通路16を
向くような回転角度をもって異物除去時に回される。
【0050】また、前記図1〜図7で示した実施例では
異物を除去するときに排気制御弁を回動させる数をオイ
ル供給量に基づいて決定したが、エンジン冷却水の温度
やエンジン運転継続時間に基づいて決定することもでき
る。すなわち、エンジン冷却水温度が高ければ高いほ
ど、また、運転継続時間が長ければ長いほど多く排気制
御弁を回動させる。
【0051】さらに、排気制御弁を回動させるに当たっ
ては、制御弁駆動用ステップモータに加わる負荷が予め
定めた値に達するまで行うようにすることもできる。す
なわち、排気制御弁を回すときの抵抗が小さくなるまで
回動させる。このようにするときの動作を図11に示す
フローチャートによって説明する。
【0052】図11はモータ負荷が小さくなるまで排気
制御弁を回動させる他の例を示すフローチャートであ
る。なお、同図においてステップS1〜ステップS5に示
したフローは前記図7で説明した動作と変わるところが
ないのでここにおいて説明は省略する。ステップS5
おいてエンジン冷却水温度が予め定めた動作開始水温に
達したと判断されると、ステップS6 にてECU内のC
PUがステップS6 にてステップモータ駆動用モータド
ライバに制御信号を出力し、ステップモータを動作させ
て排気制御弁を全閉状態から例えば全開側へ回す。
【0053】次いで、ステップS7 でCPUが前記ステ
ップモータを駆動させるために要する電圧(モータ駆動
電圧)を求め、ステップS8 でステップモータの回転速
度を計算する。そして、ステップS9 においてCPUが
前記モータ駆動電圧と回転速度とからステップモータに
かかるトルクを計算し、ステップS10においてこのトル
ク値が予め定めた目標トルク値以下であるか否かを判断
する。この目標トルク値としては、排気制御弁とシリン
ダボディとの間にカーボン,オイル等の異物が少ない状
態で排気制御弁を回動させたときのステップモータにか
かるトルク値を用いる。
【0054】ステップS10でトルク値が目標トルク値よ
り大きいときには、異物が多いと判断できる。このた
め、そのようなときにはステップS11へ進んでからステ
ップS6 へ戻って再び排気制御弁を回す。なお、ステッ
プS11は排気制御弁の回動数に制限を設けるための判定
フローで、排気制御弁が予め定めた制限数より小さいと
きにステップS6 へ戻り、制限数以上となったときにス
テップS12に進んで電源をOFFする。すなわち、ステ
ップS6 〜S11のフローを繰り返すことによって排気制
御弁が回動してシリンダボディとの間の異物が除去さ
れ、ステップモータでのトルク値が次第に小さくなる。
そして、このトルク値が目標トルク値に達したときにス
テップS12に進んで電源がOFFされることになる。
【0055】このようにステップモータのトルク値に基
づいて排気制御弁を回動させても図1〜図7で示した実
施例と同等の効果が得られる。
【0056】さらにまた、図1〜図7で示した実施例で
はエンジン停止時にメインスイッチがOFFされた後は
サブ電源によってステップモータ等へ給電し、クリーニ
ング動作終了後にスイッチングトランジスタによって電
源を絶つ例を示したが、クリーニング動作終了後に電源
を絶つための回路は図12および図13に示すように構
成することもできる。
【0057】図12は水温スイッチを用いて電源を絶つ
他の例を示す給電系の回路図、図13はC・R回路を用
いて電源を絶つ他の例を示す給電系の回路図で、これら
の図において前記図6で説明したものと同一もしくは同
等部材については、同一符号を付し詳細な説明は省略す
る。
【0058】図12において、符号71は水温スイッチ
で、この水温スイッチ71はエンジン冷却水温度が予め
定めた温度に達したときにONしたりOFFしたりする
構造のものが用いられている。そして、この水温スイッ
チ71はモータドライバ43とバッテリ37側との間に
介装されたリレー52と、安定化電源39とバッテリ3
7側との間に介装されたリレー53とに接続されてい
る。
【0059】このように構成すると、ECU30とモー
タドライバ43は、水温スイッチ71がON状態であれ
ばメインスイッチ36がOFF状態であったとしてもバ
ッテリ37から給電され、水温スイッチ71がOFF状
態となると給電が絶たれることになる。このため、水温
スイッチ71がONとなる水温とOFFとなる水温を予
め設定しておくことによって、エンジン停止後に排気制
御弁の回動,停止を複数回繰り返させることができる。
【0060】すなわち、エンジン停止後に冷却水温度が
ある程度低下して作動開始水温に達したときに排気制御
弁が回動を開始し、さらに冷却水温度が作動終了水温ま
で低下し作動終了して全閉位置になったところで排気制
御弁が停止する。そして、さらに低温のOFF温度に達
したときに電源が絶たれるようになる。
【0061】図13に示した例は、ECU30とバッテ
リ37との間と、モータドライバ43とバッテリ37と
の間に、コンデンサC,抵抗RからなるC・R回路7
2,73をそれぞれ介装した構造になっている。このよ
うに構成すると、メインスイッチ36がOFFされた後
はC・R回路72,73の時定数に応じた時間だけEC
U30およびモータドライバ43に給電されることにな
る。
【0062】加えて、上述した各実施例では2サイクル
ディーゼルエンジンに本発明を適用した例を示したが、
適用するエンジンとしては2サイクルガソリンエンジン
でもよい。2サイクルディーゼルエンジンに本発明を適
用すると、排気制御弁とシリンダボディとの間の微小間
隙をより一層狭めることができるから、圧縮漏れが起き
難くなる。すなわち、2サイクルディーゼルエンジンに
排気制御弁を設ける場合、従来では排気制御弁が固着し
易い関係から排気制御弁とシリンダボディとの隙間をあ
る程度確保しなければならず、この隙間から僅かながら
も圧縮漏れが起こることがあった。本発明を適用する
と、圧縮漏れが起き難い構造としつつ排気制御弁が固着
するのを防ぐことができる。
【0063】なお、上述した各実施例では排気制御弁を
回動させるに当たってステップモータを使用したが、排
気制御弁の駆動源としてはDCモータを用いることもで
きる。さらに、上述した各実施例では排気制御弁として
略円柱状に形成されたものを使用したが、略板状に形成
されたスライド往復式の弁を用いることもできる。この
ようにする場合であっても固着防止のための動作範囲は
通常のエンジン運転時より大きくすることが好ましい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る2サイ
クルエンジンの排気制御弁装置は、排気制御弁を制御す
る制御装置に、エンジン停止後に排気制御弁を作動させ
る固着防止手段を設けたため、排気制御弁とシリンダボ
ディとの間で凝固したカーボンやオイル等が排気制御弁
の端縁によってエンジン停止後に排気通路内へ掻き出さ
れる。
【0065】したがって、排気制御弁とシリンダボディ
との間にカーボンやオイル等が可及的少ない状態でエン
ジンが冷えるから、このエンジン始動時から排気制御弁
を確実に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排気制御弁装置が装着された2サ
イクルディーゼルエンジンの縦断面図である。
【図2】図1におけるシリンダボディのII−II線断面図
である。
【図3】排気制御弁取付部を拡大して示す断面図であ
る。
【図4】本発明に係る排気制御弁装置に使用する排気制
御弁の斜視図である。
【図5】本発明に係る排気制御弁装置のブロック図であ
る。
【図6】本発明に係る排気制御弁装置の給電系の回路図
である。
【図7】本発明に係る排気制御弁装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図8】凹溝からなる異物逃がし部が設けられた排気制
御弁を用いたエンジンの平面断面図である。
【図9】凹溝からなる異物逃がし部が設けられた排気制
御弁の斜視図である。
【図10】弁体の摺動面を部分的に平坦に形成して異物
逃がし部が設けられた排気制御弁を示す図で、同図
(a)は平面図、同図(b)は正面図、同図(c)は底
面図である。
【図11】モータ負荷が小さくなるまで排気制御弁を回
動させる他の例を示すフローチャートである。
【図12】水温スイッチを用いて電源を絶つ他の例を示
す給電系の回路図である。
【図13】C・R回路を用いて電源を絶つ他の例を示す
給電系の回路図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 シリンダボディ 16 主排気通路 17 副排気通路 21 排気制御弁 22 円孔 23 連通溝 24 弁体 29 ステップモータ 30 ECU 34 固着防止手段 35 CPU 38 メイン電源 40 サブ電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 秀明 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動機 株式会社内 (72)発明者 桝田 達之 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動機 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気通路に臨む排気制御弁を備え、この
    排気制御弁を作動させて排気時期および排気通路断面積
    を変える2サイクルエンジンの排気制御弁装置におい
    て、前記排気制御弁を制御する制御装置に、エンジン停
    止後に排気制御弁を作動させる固着防止手段を設けたこ
    とを特徴とする2サイクルエンジンの排気制御弁装置。
JP4357766A 1992-12-25 1992-12-25 2サイクルエンジンの排気制御弁装置 Pending JPH06193450A (ja)

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