JP6432827B2 - 可変圧縮比機構を備えた内燃機関 - Google Patents
可変圧縮比機構を備えた内燃機関 Download PDFInfo
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Description
気筒内を往復移動するピストンの支持軸に小端部の支持穴が枢支されるとともに、クランクシャフトの支持軸に大端部の支持穴が枢支されるコネクティングロッドと、前記小端部若しくは前記大端部の前記支持穴と前記支持軸との間に回動自在に介装され、前記小端部若しくは前記大端部の前記支持穴の中心軸を前記支持軸の中心軸に対して変位させる偏心スリーブと、前記偏心スリーブを油の供給と排出の制御によって回動駆動させるアクチュエータと、を有する可変圧縮比機構を備え、前記偏心スリーブは、内燃機関の圧縮比を低圧縮比にする低圧縮比位置と、前記圧縮比を高圧縮比にする高圧縮比位置との間を回動する可変圧縮比機構を備える内燃機関であって、
前記内燃機関が停止要求されたか否かを判定する停止要求判定部と、
前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置又は前記高圧縮比位置に位置することを判定するスリーブ位置判定部と、
前記停止要求判定部により前記内燃機関が停止要求されたと判定したときに、前記スリーブ位置判定部により前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置に位置すると判定されると、前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置に維持されるように前記アクチュエータの作動を制御し、前記停止要求判定部により前記内燃機関が停止要求されたと判定したときに、前記スリーブ位置判定部により前記偏心スリーブが前記高圧縮比位置に位置すると判定されると、前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置に移動するように前記アクチュエータの作動を制御する駆動制御部と、
前記内燃機関が始動要求されたか否かを判定する始動要求判定部と、
前記油の温度を検出する油温検出部と、が設けられ、
前記駆動制御部は、前記始動要求判定部により前記内燃機関が前記停止要求によって停止した後に始動要求されたと判定したときに、前記油温検出部により検出された前記油の温度が前記可変圧縮比機構の作動可能温度よりも低い場合には、前記偏心スリーブを前記低圧縮比位置に維持するように前記アクチュエータの作動を制御し、前記始動要求判定部により前記内燃機関が前記停止要求によって停止した後に始動要求されたと判定したときに、前記油の温度が前記可変圧縮比機構の作動可能温度以上である場合には、前記偏心スリーブが前記高圧縮比位置に回動するように前記アクチュエータの作動を制御するように構成される。
前記内燃機関が始動要求されたか否かを判定する始動要求判定部と、
前記油の温度を検出する油温検出部とが設けられ、
前記駆動制御部は、前記始動要求判定部により前記内燃機関が始動要求されたと判定したときに、前記油温検出部により検出された前記油の温度が前記可変圧縮比機構の作動可能温度よりも低い場合には、前記偏心スリーブを前記低圧縮比位置に維持するように前記アクチュエータの作動を制御し、前記始動要求判定部により前記内燃機関が始動要求されたと判定したときに、前記油の温度が前記可変圧縮比機構の作動可能温度以上である場合には、前記偏心スリーブが前記高圧縮比位置に回動するように前記アクチュエータの作動を制御するように構成される。
前記内燃機関は、該内燃機関のアイドリングを自動的に停止するアイドリングストップモードを有し、
前記内燃機関がアイドリングストップモードに設定されているときに、前記内燃機関の停止要求が所定時間内に所定回数を超えたか否かを判定する停止要求回数判定部が設けられ、
前記駆動制御部は、前記停止要求回数判定部により前記内燃機関の停止要求が所定時間内に所定回数を超えたと判定されると、前記偏心スリーブを前記低圧縮比位置に維持するように前記アクチュエータの作動を制御するように構成される。
偏心スリーブ31が低圧縮比位置又は高圧縮比位置に位置することを判定するスリーブ位置判定部52と、エンジン1が始動要求されたか否かを判定する始動要求判定部59と、
始動要求判定部58によりエンジン1が始動要求されたと判定したときに、スリーブ位置判定部52により偏心スリーブ31が低圧縮比位置に位置すると判定されると、偏心スリーブ31が低圧縮比位置に維持されるようにアクチュエータ33の作動を制御し、
停止要求判定部58によりエンジン1が停止要求されたと判定したときに、スリーブ位置判定部52により偏心スリーブ31が高圧縮比位置に位置すると判定されると、偏心スリーブ31が低圧縮比位置に移動するようにアクチュエータ33の作動を制御する駆動制御部53と、エンジン1がアイドリングストップモードに設定されているときに、エンジン1の停止要求が所定時間内に所定回数を超えたか否かを判定する停止要求回数判定部54と、を有してなる。
2 下部ブロック
3 気筒
5 ピストン
7 シリンダヘッド
8 燃焼室
9 吸気ポート
10 吸気バルブ
11 吸気マニホールド
13 排気ポート
14 排気バルブ
15 排気マニホールド
17 燃料噴射弁
18 点火プラグ
20 ECU
22 クランクシャフト
23 クランクピン
24 コネクティングロッド
25 大端部
25a ロッド側端部
25b キャップ
26 クランクジャーナル
27 小端部
28 固定ピン
29a、29b 嵌合溝
30 可変圧縮比機構
31 偏心スリーブ
31a 厚肉部
31b 薄肉部
31c ベーン
33 アクチュエータ
34、34a、34b 油圧室
36 第1排出口
37 第2排出口
38 第1供給口
39 第2供給口
40 供給切替え弁
41 排出切替え弁
43 油圧ポンプ
44 油圧タンク
45 供給路
46 排出路
48 バルブブロック
51 イグニションスイッチ
52 スリーブ位置判定部
53 駆動制御部
54 停止要求回数判定部
55 油温センサ
57 油温判定部
58 停止要求判定部
Claims (2)
- 気筒内を往復移動するピストンの支持軸に小端部の支持穴が枢支されるとともに、クランクシャフトの支持軸に大端部の支持穴が枢支されるコネクティングロッドと、前記小端部若しくは前記大端部の前記支持穴と前記支持軸との間に回動自在に介装され、前記小端部若しくは前記大端部の前記支持穴の中心軸を前記支持軸の中心軸に対して変位させる偏心スリーブと、前記偏心スリーブを油の供給と排出の制御によって回動駆動させるアクチュエータと、を有する可変圧縮比機構を備え、前記偏心スリーブは、内燃機関の圧縮比を低圧縮比にする低圧縮比位置と、前記圧縮比を高圧縮比にする高圧縮比位置との間を回動する可変圧縮比機構を備える内燃機関であって、
前記内燃機関が停止要求されたか否かを判定する停止要求判定部と、
前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置又は前記高圧縮比位置に位置することを判定するスリーブ位置判定部と、
前記停止要求判定部により前記内燃機関が停止要求されたと判定したときに、前記スリーブ位置判定部により前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置に位置すると判定されると、前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置に維持されるように前記アクチュエータの作動を制御し、前記停止要求判定部により前記内燃機関が停止要求されたと判定したときに、前記スリーブ位置判定部により前記偏心スリーブが前記高圧縮比位置に位置すると判定されると、前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置に移動するように前記アクチュエータの作動を制御する駆動制御部と、
前記内燃機関が始動要求されたか否かを判定する始動要求判定部と、
前記油の温度を検出する油温検出部と、が設けられ、
前記駆動制御部は、前記始動要求判定部により前記内燃機関が前記停止要求によって停止した後に始動要求されたと判定したときに、前記油温検出部により検出された前記油の温度が前記可変圧縮比機構の作動可能温度よりも低い場合には、前記偏心スリーブを前記低圧縮比位置に維持するように前記アクチュエータの作動を制御し、前記始動要求判定部により前記内燃機関が前記停止要求によって停止した後に始動要求されたと判定したときに、前記油の温度が前記可変圧縮比機構の作動可能温度以上である場合には、前記偏心スリーブが前記高圧縮比位置に回動するように前記アクチュエータの作動を制御する
ことを特徴とする可変圧縮比機構を備える内燃機関。 - 前記内燃機関は、該内燃機関のアイドリングを自動的に停止するアイドリングストップモードを有し、
前記内燃機関がアイドリングストップモードに設定されているときに、前記内燃機関の停止要求が所定時間内に所定回数を超えたか否かを判定する停止要求回数判定部が設けられ、
前記駆動制御部は、前記停止要求回数判定部により前記内燃機関の停止要求が所定時間内に所定回数を超えたと判定されると、前記偏心スリーブを前記低圧縮比位置に維持するように前記アクチュエータの作動を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の可変圧縮比機構を備える内燃機関。
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JP2014192677A JP6432827B2 (ja) | 2014-09-22 | 2014-09-22 | 可変圧縮比機構を備えた内燃機関 |
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Family Applications (1)
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