JP6432827B2 - 可変圧縮比機構を備えた内燃機関 - Google Patents

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Description

本開示は、車両に搭載される可変圧縮比機構を備えた内燃機関に係る。
近年、圧縮比を変更可能な機構を有する種々の内燃機関が提案されている。圧縮比を高く設定すると、効率よく動力を得ることができるが、ノッキングが発生し易い。このため、圧縮比は、運転状態に応じて変更される。例えば、内燃機関の負荷が低い場合(すなわちアクセル開度が小さい場合)には、ノッキングが発生し難いため、圧縮比は高く設定される。一方、内燃機関の負荷が高い場合(すなわちアクセル開度が大きい場合)には、ノッキングが発生し易いため、圧縮比は低く設定される(特許文献1参照)。この特許文献1に記載の内燃機関は、内燃機関始動後の暖機未了期間においては、内燃機関の運転状態で定まる目標圧縮比よりも低い圧縮比で運転される。
一方、圧縮比を変更可能な機構(以下、「圧縮比可変機構」と記す。)には、例えば、コネクティングロッドの大端部の支持穴に偏心スリーブを回転自在に設け、この偏心スリーブを油圧によって回転駆動させるアクチュエータを有して構成されたものがある。この圧縮比可変機構は、アクチュエータを駆動させると、アクチュエータ内を流れる油圧によって偏心スリーブが回転して、クランクシャフトのクランクピンの中心と、コネクティングロッドの大端部の中心が偏心し、高圧縮比の状態又は低圧縮比の状態に切替え可能である。
特開2007−146701号公報
このような油圧式のアクチュエータを用いた圧縮比可変機構では、内燃機関の始動時には、油の粘性が高くなり、偏心スリーブの摩擦力が大きくなる虞が生じる。従って、偏心スリーブが低圧縮比の状態にする位置に移動するまでの時間がかかり、圧縮比が低くならず、内燃機関の始動時にノッキングが発生して内燃機関がかかり難くなる虞が生じる。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも幾つかの実施形態は、油圧式のアクチュエータを備えた圧縮比可変機構において、内燃機関の始動をし易くすることができる可変圧縮比機構を備えた内燃機関を提供することを目的とする。
本発明の幾つかの実施形態に係わる可変圧縮比機構を備えた内燃機関は、
気筒内を往復移動するピストンの支持軸に小端部の支持穴が枢支されるとともに、クランクシャフトの支持軸に大端部の支持穴が枢支されるコネクティングロッドと、前記小端部若しくは前記大端部の前記支持穴と前記支持軸との間に回動自在に介装され、前記小端部若しくは前記大端部の前記支持穴の中心軸を前記支持軸の中心軸に対して変位させる偏心スリーブと、前記偏心スリーブを油の供給と排出の制御によって回動駆動させるアクチュエータと、を有する可変圧縮比機構を備え、前記偏心スリーブは、内燃機関の圧縮比を低圧縮比にする低圧縮比位置と、前記圧縮比を高圧縮比にする高圧縮比位置との間を回動する可変圧縮比機構を備える内燃機関であって、
前記内燃機関が停止要求されたか否かを判定する停止要求判定部と、
前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置又は前記高圧縮比位置に位置することを判定するスリーブ位置判定部と、
前記停止要求判定部により前記内燃機関が停止要求されたと判定したときに、前記スリーブ位置判定部により前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置に位置すると判定されると、前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置に維持されるように前記アクチュエータの作動を制御し、前記停止要求判定部により前記内燃機関が停止要求されたと判定したときに、前記スリーブ位置判定部により前記偏心スリーブが前記高圧縮比位置に位置すると判定されると、前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置に移動するように前記アクチュエータの作動を制御する駆動制御部と、
前記内燃機関が始動要求されたか否かを判定する始動要求判定部と、
前記油の温度を検出する油温検出部と、が設けられ、
前記駆動制御部は、前記始動要求判定部により前記内燃機関が前記停止要求によって停止した後に始動要求されたと判定したときに、前記油温検出部により検出された前記油の温度が前記可変圧縮比機構の作動可能温度よりも低い場合には、前記偏心スリーブを前記低圧縮比位置に維持するように前記アクチュエータの作動を制御し、前記始動要求判定部により前記内燃機関が前記停止要求によって停止した後に始動要求されたと判定したときに、前記油の温度が前記可変圧縮比機構の作動可能温度以上である場合には、前記偏心スリーブが前記高圧縮比位置に回動するように前記アクチュエータの作動を制御するように構成される。
上記可変圧縮比機構を備えた内燃機関によれば、停止要求判定部により内燃機関が停止要求されたと判定したときに、スリーブ位置判定部により偏心スリーブが低圧縮比位置に位置し、又は高圧縮比位置に位置すると判定されると、偏心スリーブが低圧縮比位置に位置するようにアクチュエータが作動するので、内燃機関の停止後に始動要求がされたときに、偏心スリーブは低圧縮比位置に位置した状態で内燃機関を始動させることが可能になる。よって、内燃機関の始動時にノッキングが発生する虞を抑制することができ、内燃機関の始動をし易くすることができる。
また、上記可変圧縮比機構を備えた内燃機関によれば、
前記内燃機関が始動要求されたか否かを判定する始動要求判定部と、
前記油の温度を検出する油温検出部とが設けられ、
前記駆動制御部は、前記始動要求判定部により前記内燃機関が始動要求されたと判定したときに、前記油温検出部により検出された前記油の温度が前記可変圧縮比機構の作動可能温度よりも低い場合には、前記偏心スリーブを前記低圧縮比位置に維持するように前記アクチュエータの作動を制御し、前記始動要求判定部により前記内燃機関が始動要求されたと判定したときに、前記油の温度が前記可変圧縮比機構の作動可能温度以上である場合には、前記偏心スリーブが前記高圧縮比位置に回動するように前記アクチュエータの作動を制御するように構成される。
この場合、油の温度が可変圧縮比機構の作動可能温度よりも低い場合には、偏心スリーブが低圧縮比位置に維持されるので、圧縮比が低圧縮比から高圧縮比に切り替えられるのを防止することができる。このため、高圧縮運転時の運転が不安定になる虞を未然に防止することができる。
また、幾つかの実施形態では、
前記内燃機関は、該内燃機関のアイドリングを自動的に停止するアイドリングストップモードを有し、
前記内燃機関がアイドリングストップモードに設定されているときに、前記内燃機関の停止要求が所定時間内に所定回数を超えたか否かを判定する停止要求回数判定部が設けられ、
前記駆動制御部は、前記停止要求回数判定部により前記内燃機関の停止要求が所定時間内に所定回数を超えたと判定されると、前記偏心スリーブを前記低圧縮比位置に維持するように前記アクチュエータの作動を制御するように構成される。
この場合には、アイドリングストップモード時に、停止要求回数判定部により内燃機関の停止要求が所定時間内に所定回数を超えたと判定されると、偏心スリーブが低圧縮比位置に維持される。内燃機関が停止すると、偏心スリーブは低圧縮比の位置に移動し、油の温度が可変圧縮比機構の作動可能温度以上になると、偏心スリーブは高圧縮比位置に移動する。このため、圧縮比を切り替えるには、偏心スリーブを低圧縮比の位置と高圧縮比の位置との間で移動させる必要があり、圧縮比を切り替えるための切替時間が必要となる。一方、アイドリングストップモード時において、内燃機関の停止及び始動が短時間の間に複数回行われると、偏心スリーブが所望の切替位置に移動する前に圧縮比が切り替えられる場合が生じる。その結果、所望の圧縮比での運転ができなくなる虞が生じる。そこで、内燃機関の停止要求が所定時間内に所定回数を超えたときには、偏心スリーブが低圧縮比位置に維持するようにして、内燃機関の運転を安定化することができる。
本発明の少なくとも幾つかの実施形態によれば、油圧式のアクチュエータを備えた可変圧縮比機構において、内燃機関の始動をし易くすることができる可変圧縮比機構を備えた内燃機関を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態である可変圧縮比機構を備えた内燃機関の部分断面図である。 本発明の一実施形態である可変圧縮比機構の要部外観図である。 コネクティングロッドの断面図であり、同図(a)は、ピストンが上死点に位置するときのコネクティングロッドの断面図を示し、同図(b)は、ピストンが下死点に位置するときのコネクティングロッドの断面図を示す。 コネクティングロッドの大端部の断面図である。 可変圧縮比機構の油圧回路の概略構成図である。 圧縮比を低圧縮比から高圧縮比に切り替える場合の動作説明図である。 圧縮比を高圧縮比から低圧縮比に切り替える場合の動作説明図である。 可変圧縮比機構の作動を制御するECUのブロック図である。 ECUのフローチャートである。
以下、添付図面に従って本発明の可変圧縮比機構を備えた内燃機関の実施形態について、図1〜図9を参照しながら説明する。なお、この実施形態に記載されている構成部品の材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明の一実施形態である可変圧縮比機構を備えたエンジン1(内燃機関)の部分断面図であり、図2は、可変圧縮比機構の要部外観図である。図1に示すように、エンジン1(内燃機関)の各気筒3内にはピストン5が往復移動自在に支持され、ピストン5によりシリンダヘッド7内に燃焼室8が形成されている。
エンジン1のシリンダヘッド7には気筒3毎に吸気ポート9が形成され、各吸気ポート9の燃焼室8側には吸気バルブ10がそれぞれ設けられている。吸気バルブ10はエンジン回転に応じて回転するカムシャフトのカムに倣って開閉動作され、各吸気ポート9と燃焼室8との連通・遮断を行う。各吸気ポート9には吸気マニホールド11の一端がそれぞれ接続され、各吸気ポート9に吸気マニホールド11が連通している。
また、エンジン1のシリンダヘッド7には気筒3毎に排気ポート13がそれぞれ設けられ、各排気ポート13の燃焼室8側には排気バルブ14がそれぞれ設けられている。排気バルブ14はエンジン回転に応じて回転するカムシャフトのカムに倣って開閉動作され、各排気ポート13と燃焼室8との連通・遮断を行う。各排気ポート13には排気マニホールド15の一端がそれぞれ接続され、各排気ポート13に排気マニホールド15が連通している。
シリンダヘッド7の各吸気ポート9には、燃焼室8に臨む燃料噴射弁17が取り付けられ、図示しない燃料ポンプの駆動により燃料噴射弁17に燃料が送られる。燃料噴射弁17からは、所定の時期に所定の燃料圧力で所定量の燃料が燃焼室8に噴射される。また、シリンダヘッド7の各気筒3の燃焼室8の頂部には点火プラグ18が備えられている。
吸気マニホールド11には図示しない吸気管が接続され、スロットルバルブの開閉により吸気管からの吸入空気量が調整されて吸気マニホールド11に空気が送られる。排気マニホールド15には図示しない排気管(排気通路)が接続され、排気通路には排気浄化装置が備えられている。また、排気通路で排気空燃比が検出され、排気空燃比の検出情報がフィードバックされて、混合気の空燃比が制御されるようになっている。
エンジン1には、この作動を制御する制御手段としてのECU(電子制御ユニット)20が備えられている。ECU20には、各種のセンサの検出情報が入力され、これら各種センサの情報に基づいてエンジン1の統合制御が行われる。即ち、各種センサからの検出情報に基づいて、燃料噴射弁17の燃料噴射時期、燃料噴射圧力、燃料噴射量等が調整されて空燃比が制御され(空燃比変更手段)、点火プラグ18の点火時期が制御される(点火時期遅角手段)。また、ECU20は、可変圧縮比機構30の作動を制御して圧縮比を変える。
一方、図1、図2に示すように、エンジン1内に設けられたクランクシャフト22のクランクピン23には、コネクティングロッド24の大端部25が回転自在に支持され、コネクティングロッド24の上端にピストン5が枢支されている。ピストン5が気筒3内を往復移動することにより、コネクティングロッド24を介してクランクシャフト22が回転し、ピストン5の往復動がクランクシャフト22の回転力として伝えられる。
このように構成されたエンジン1には、可変圧縮比機構30が備えられている。可変圧縮比機構30は、ピストン5の上死点の位置を変更して(切替えて)、燃焼室8の容積を変更し、高圧縮比の状態と低圧縮比の状態とを切替える。
次に、可変圧縮比機構30について説明する。図3はコネクティングロッド24の断面図である。図2に示すように、エンジン1のシリンダブロック(下部ブロック2だけを示してある)には、クランクシャフト22のクランクジャーナル26が回転自在に支持されている。また、クランクシャフト22のクランクピン23(支持軸)には、図2、図3に示すように、コネクティングロッド24の大端部25が回転自在に支持されている。即ち、コネクティングロッド24の大端部25の支持穴がクランクピン23(支持軸)に枢支される。コネクティングロッド24の小端部27には、気筒3内を往復移動するピストン5の支持軸が回転自在に支持される。即ち、ピストン5の支持軸にコネクティングロッド24の小端部27の支持穴が枢支されている。
ピストン5が気筒3内を往復移動することにより、コネクティングロッド24を介してクランクシャフト22がクランクジャーナル26を中心に回転する。つまり、コネクティングロッド24により、ピストン5の往復移動がクランクシャフト22の回転力として伝えられる。
コネクティングロッド24の大端部25の支持穴には、偏心スリーブ31の外周面が回転自在に支持され、偏心スリーブ31の内周面は、クランクシャフト22のクランクピン23の外周面に回転自在に支持されている。偏心スリーブ31は、厚肉部31aと薄肉部31bが周方向に対向して設けられ、肉厚が徐々に変化している。
コネクティングロッド24の大端部25には、偏心スリーブ31を回転駆動させるアクチュエータ33が内蔵されている。詳細は後述するが、アクチュエータ33で偏心スリーブ31を回転させることにより、クランクシャフト22のクランクピン23の中心と、コネクティングロッド24の大端部25の中心が偏心し、ピストン5の移動状態が高圧縮比の状態、もしくは、低圧縮比の状態に切替えられる。
エンジン1は、熱効率向上、燃費向上のため、高圧縮比での運転が有利となる一方、高負荷運転時に高圧縮比で運転を行うとノッキングの発生が生じる虞があるため、主に、低負荷運転時の際に高圧縮比で運転できるようになっている。このため、運転状態に応じて、アクチュエータ33を駆動して偏心スリーブ31を回転させることで、図3に示すように、高圧縮比の状態(図3(a)参照)、もしくは、低圧縮比の状態(図3(b)参照)に切り替えられる。
即ち、図3(a)に示すように、厚肉部31aが上方にある状態の偏心スリーブ31の回転位置が高圧縮比の状態となっている。図3(b)に示すように、薄肉部31bが上方にある状態の偏心スリーブ31の回転位置が低圧縮比の状態となっている。
つまり、図3(a)及び図3(b)に示すように、偏心スリーブ31の厚肉部31aが上方にある高圧縮比の状態(図3(a)参照)は、偏心スリーブ31の薄肉部31bが上方にある低圧縮比の状態(図3(b)参照)に比べ、ピストン5の上死点の位置(移動状態)が高さhだけ高い位置になる。
例えば、低圧縮比の状態は高負荷運転の時とされているため、高圧縮比の状態から低圧縮比の状態への切替えの場合、低負荷運転から高負荷運転への変化であり、高い応答性が要求されている。
このため、高圧縮比の状態から低圧縮比の状態への切替える場合、クランクシャフト22の回転により連れ回りする力が働く方向に偏心スリーブ31を回転させ、応答性が高い状態で偏心スリーブ31を回転させるようにしている。そして、低圧縮比の状態から高圧縮比の状態に切替える際には、高い応答性は要求されないので、アクチュエータ33の駆動範囲を必要以上に拡大することなく、クランクシャフト22の回転方向に対し逆方向に偏心スリーブ31を回転させるようにしている。
このように、アクチュエータ33を駆動して偏心スリーブ31を回転させるため、偏心スリーブ31の回転位置を確実に所望の回転位置に制御することが可能になる。
次に、図3、図4、図5に基づいてアクチュエータ33、偏心スリーブ31の回転を制御するECU20について説明する。図4には油圧回路の概略系統が示されている。
図3、図4に示すように、コネクティングロッド24の大端部25には、偏心スリーブ31を回転駆動させるアクチュエータ33の油圧室34が設けられている。即ち、コネクティングロッド24の大端部25は、コネクティングロッド24の下部に形成され、支持穴の上側の半分を形成する(半円状体に形成される)ロッド側端部25aと、支持穴の下側の半分を形成しロッド側端部25aに固定される半円状体のキャップ25bとで構成されている。
そして、キャップ25bの内側(支持穴)に断面がコ字型(図2参照)の油圧室34が設けられている。油圧室34はキャップ25bの内側の周方向の両端部に亘って設けられている。つまり、油圧室34は、コネクティングロッド24の大端部25のロッド側端部25aとキャップ25bとで囲まれる部位に形成されている。
油圧室34はキャップ25bの内側の周方向の両端部に亘って設けられているので、アクチュエータ33より偏心スリーブ31を略180度の角度で回転駆動させることができる。このため、偏心スリーブ31の偏心量を広い回転範囲で設定することができる。
尚、油圧室34をキャップ25bの両端部に亘って形成したが、偏心スリーブ31の偏心状況に応じて、キャップ25bの任意の周長の長さの油圧室とすることができる。また、ロッド側端部25aに油圧室を設けることも可能であり、キャップ25bとロッド側端部25aとに亘り油圧室を設けることも可能である。更に、偏心スリーブ31側に油圧室を設けることも可能である。
偏心スリーブ31の外周部の厚肉部31aと薄肉部31bの境目に該当する部位には、伝達手段としてのベーン31cが設けられている。ベーン31cは油圧室34の断面形状に応じたコ字型に形成されて油圧室34に配され、ベーン31cにより油圧室34が二室に仕切られている。
一方の油圧室に油圧を供給すると共に他方の油圧室から油圧を排出することにより偏心スリーブ31が一方向に回転し、他方の油圧室に油圧を供給すると共に一方の油圧室から油圧を排出することにより偏心スリーブ31が他方向に回転する。
つまり、伝達手段であるベーン31cがシリンダーのピストンの役割を果たし、ベーン31cを挟んだ一方の油圧室34に油圧を供給すると同時に他方の油圧室34から油圧を排出し、排出状況を制御することにより、偏心スリーブ31の回転位置の制御が実施される。言い換えれば、油圧室34およびベーン31cがキャップ25bに内蔵されてアクチュエータ33を構成し、偏心スリーブ31の回転位置の制御が実施される。
クランクシャフト22(図2参照)の回転方向が、図4中で時計回り方向である場合(クランクピン23の移動方向が図中白抜き矢印方向である場合)、偏心スリーブ31の厚肉部31aが図中右半分を回転して上下に配されると共に薄肉部31bが図中左半分を回転して上下に配される状態で、ベーン31cが油圧室34内に配される。
図6(a)、図6(b)、図6(c)に示すように、ベーン31cから厚肉部31a側の図中右側の油圧室(一方の油圧室34a)に油圧を供給すると同時に、ベーン31cから図中左側の薄肉部31b側の油圧室(他方の油圧室34b)から油圧が排出されることで、偏心スリーブ31が図中時計回り方向に回転して薄肉部31bが上方になる低圧縮比の状態にされる。
つまり、圧縮比の状態から圧縮比の状態へ切替える場合に、クランクシャフト22(図2参照)の回転により連れ回りする力が働く方向に偏心スリーブ31を回転させ、応答性が高い状態で偏心スリーブ31を回転させている。
逆に、図7(a)、図7(b)、図7(c)に示すように、他方の油圧室34bに油圧を供給すると同時に、一方の油圧室34aから油圧が排出されることで、偏心スリーブ31が図中反時計回り方向、即ち、クランクシャフト22(図1参照)の回転方向に対し逆方向に回転して厚肉部31aが上方になる高圧縮比の状態にされる。
つまり、圧縮比の状態から圧縮比の状態に切替える際には、高い応答性は要求されないので、クランクシャフト22(図2参照)の回転方向に対し逆方向に偏心スリーブ31を回転させている。
図4に示すように、大端部25のロッド側端部25aには固定ピン28が支持穴側に突出付勢された状態で設けられている。つまり、固定ピン28の先端が偏心スリーブ31の周面に摺接した状態でロッド側端部25aに固定ピン28が設けられている。偏心スリーブ31の外周面には、固定ピン28の先端が嵌合する嵌合溝29a、29bが形成されている。
偏心スリーブ31の厚肉部31aが上方になる高圧縮比の状態にされる時に、嵌合溝29aが固定ピン28に対向して固定ピン28が嵌合溝29aに嵌合して高圧縮比の状態が固定される。偏心スリーブ31の薄肉部31bが上方になる高圧縮比の状態にされる時に、嵌合溝29bが固定ピン28に対向して固定ピン28が嵌合溝29bに嵌合して低圧縮比の状態が固定される。
圧縮比を変更する場合、図示しない機構により、一方の嵌合溝29(嵌合溝29a)から固定ピン28の嵌合を解除する。そして、偏心スリーブ31を回転させることで、他方の嵌合溝29(嵌合溝29b)に固定ピン28を嵌合させて変更後の圧縮比の状態を固定する。
図1、図4、図5に基づいて偏心スリーブ31の回転を制御するための機構を具体的に説明する。
図4、図5に示すように、一方の油圧室34a側の油圧室34の端部には第1排出口36が連通し、他方の油圧室34b側の油圧室34の端部には第2排出口37が連通している。また、一方の油圧室34a側の油圧室34の端部には第1供給口38が連通し、他方の油圧室34b側の油圧室34の端部には第2供給口39が連通している。
第1排出口36が閉じられて第1供給口38から油圧が一方の油圧室34aに供給されると、第2排出口37から油圧が排出されて偏心スリーブ31が図4中時計回り方向に回転する。第2排出口37が閉じられて第2供給口39から油圧が他方の油圧室34bに供給されると、第1排出口36から油圧が排出されて偏心スリーブ31が図4中反時計回り方向に回転する。
図5に示すように、第1供給口38と第2供給口39の切替えを行う供給切替え弁40が備えられている。また、第1排出口36と第2排出口37の切替えを行う排出切替え弁41が備えられている。供給切替え弁(V)40及び排出切替え弁(V)41の切替えはECU20の指令により制御される。ECU20には運転状態(高負荷時等の低圧縮比で運転する状態、低負荷時等の高圧縮比で運転する状態)の情報が入力される。
つまり、車両の運転状態に応じて、供給切替え弁40及び排出切替え弁41が切替え制御され、油圧の供給が第1供給口38もしくは第2供給口39から実施されることが切替えられ、油圧の排出が第1排出口36もしくは第2排出口37から実施されることが切替えられる。即ち、偏心スリーブ31の回転方向が供給切替え弁40及び排出切替え弁41の切替えにより制御される。
供給切替え弁40には油圧タンク44との間を繋ぐ供給路45が接続され、供給路45には油圧ポンプ43が設けられている。排出切替え弁32には油圧タンク44に繋がる排出路46が接続されている。
図2に示すように、供給切替え弁40及び排出切替え弁41は、シリンダブロックの下部ブロック2に設けられたバルブブロック48に配されている。バルブブロック48から、クランクシャフト22のクランクジャーナル26、クランクピン23を介して油圧の供給と排出が実施される。
これら供給切替え弁40及び排出切替え弁41の切り替え制御が前述したECU20によって行われる。ECU20は、図8に示すように、エンジン1が停止要求されたか否かを判定する停止要求判定部58と、
偏心スリーブ31が低圧縮比位置又は高圧縮比位置に位置することを判定するスリーブ位置判定部52と、エンジン1が始動要求されたか否かを判定する始動要求判定部59と、
始動要求判定部58によりエンジン1が始動要求されたと判定したときに、スリーブ位置判定部52により偏心スリーブ31が低圧縮比位置に位置すると判定されると、偏心スリーブ31が低圧縮比位置に維持されるようにアクチュエータ33の作動を制御し、
停止要求判定部58によりエンジン1が停止要求されたと判定したときに、スリーブ位置判定部52により偏心スリーブ31が高圧縮比位置に位置すると判定されると、偏心スリーブ31が低圧縮比位置に移動するようにアクチュエータ33の作動を制御する駆動制御部53と、エンジン1がアイドリングストップモードに設定されているときに、エンジン1の停止要求が所定時間内に所定回数を超えたか否かを判定する停止要求回数判定部54と、を有してなる。
また、駆動制御部53は、始動要求判定部58によりエンジン1が始動要求されたと判定したときに、油温判定部57により油温センサ55で検出された油の温度がアクチュエータ33の作動可能温度よりも低いと判定された場合には、偏心スリーブ31を低圧縮比位置に維持するようにアクチュエータ33の作動を制御し、始動要求判定部58によりエンジン1が始動要求されたと判定したときに、油温判定部57により油の温度がアクチュエータ33の作動可能温度以上であると判定された場合には、偏心スリーブ31が高圧縮比位置に回動するようにアクチュエータ33の作動を制御する。
また、駆動制御部53は、停止要求回数判定部54によりエンジン1の停止要求が所定時間内に所定回数を超えたと判定されると、偏心スリーブ31を低圧縮比位置に維持するようにアクチュエータ33の作動を制御する。
次に、図8及び図9に基づいて、エンジン停止時及び始動時における圧縮比の切替動作について説明する。イグニションスイッチ51によってエンジン1を停止させる操作が行われると、停止要求判定部58によって、エンジン1の停止要求があるか否かが判定される(ステップ100)。停止要求判定部58によって、エンジン1の停止要求がないと判定されると、ステップ100が繰り返される。
停止要求判定部58によって、エンジン1の停止要求があると判定されると、ECU20のスリーブ位置判定部52によって、偏心スリーブ31が低圧縮比位置又は高圧縮比位置に位置するかを判定する(ステップ101)。スリーブ位置判定部52により偏心スリーブ31が高圧縮比位置に位置すると判定されると、駆動制御部53によって偏心スリーブ31が低圧縮比位置に位置するように、第1排出口36を閉じ、第2排出口37を開くように排出切替え弁41を制御する(ステップ102)。
一方、スリーブ位置判定部52により偏心スリーブ31が低圧縮比位置に位置すると判定されると、駆動制御部53によって偏心スリーブ31を低圧縮比位置に維持するように、第1排出口36を閉じ、第2排出口37が開いた状態に維持させる。そして、駆動制御部53は、燃料噴射装置17等の作動を停止させてエンジン1を停止させる(ステップ104)。
次に、イグニションスイッチ51によってエンジン1を始動させる操作が行われると、始動要求判定部59によって、エンジン1の始動要求があるか否かが判定される(ステップ104)。始動要求判定部59によって、エンジン1の始動要求がないと判定されると、ステップ104が繰り返される。
始動要求判定部59によって、エンジン1の始動要求があると判定されると、ECU20の油温判定部57により、アクチュエータ33の油の温度が作動可能温度Tを超えているか否かが判定される(ステップ105)。油の温度が作動可能温度Tを超えていなければ偏心スリーブ31が低圧縮比位置に維持されるように、第1排出口36を閉じ、第2排出口37を開いた状態に維持する(ステップ106)。
一方、油温判定部57により、アクチュエータ33の油の温度が作動可能温度Tを超えていると判定されると、ステップ107に移行する。ステップ107では、エンジン1がアイドリングストップモードに設定されているときに、停止要求回数判定部54によりエンジン1の停止要求が所定時間(例えば、1分)内に所定回数N(例えば、3回)を超えていれば、偏心スリーブ31が低圧縮比位置に維持される(ステップ108)。また停止要求回数判定部54によりエンジン1の停止要求が所定時間(例えば、1分)内に所定回数(例えば、3回)を超えていなければ、低圧縮比運転が終了して、高圧縮比運転に移行する。
このように、可変圧縮比機構30を備えたエンジン1によれば、停止要求判定部58によりエンジン1が停止要求されたと判定したときに、スリーブ位置判定部52により偏心スリーブ31が低圧縮比位置に位置し、又は高圧縮比位置に位置すると判定されると、偏心スリーブ31が低圧縮比位置に位置するようにアクチュエータ33が作動する。このため、エンジン1の停止後に始動操作がされると、偏心スリーブ31は低圧縮比位置に位置した状態でエンジン1を始動させることができる。よって、エンジン1の始動時にノッキングが発生する虞を抑制することができるので、エンジン1の始動をし易くすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲での種々の変更が可能である。例えば、上述した各種実施形態を適宜組み合わせてもよい。
1 エンジン(内燃機関)
2 下部ブロック
3 気筒
5 ピストン
7 シリンダヘッド
8 燃焼室
9 吸気ポート
10 吸気バルブ
11 吸気マニホールド
13 排気ポート
14 排気バルブ
15 排気マニホールド
17 燃料噴射弁
18 点火プラグ
20 ECU
22 クランクシャフト
23 クランクピン
24 コネクティングロッド
25 大端部
25a ロッド側端部
25b キャップ
26 クランクジャーナル
27 小端部
28 固定ピン
29a、29b 嵌合溝
30 可変圧縮比機構
31 偏心スリーブ
31a 厚肉部
31b 薄肉部
31c ベーン
33 アクチュエータ
34、34a、34b 油圧室
36 第1排出口
37 第2排出口
38 第1供給口
39 第2供給口
40 供給切替え弁
41 排出切替え弁
43 油圧ポンプ
44 油圧タンク
45 供給路
46 排出路
48 バルブブロック
51 イグニションスイッチ
52 スリーブ位置判定部
53 駆動制御部
54 停止要求回数判定部
55 油温センサ
57 油温判定部
58 停止要求判定部

Claims (2)

  1. 気筒内を往復移動するピストンの支持軸に小端部の支持穴が枢支されるとともに、クランクシャフトの支持軸に大端部の支持穴が枢支されるコネクティングロッドと、前記小端部若しくは前記大端部の前記支持穴と前記支持軸との間に回動自在に介装され、前記小端部若しくは前記大端部の前記支持穴の中心軸を前記支持軸の中心軸に対して変位させる偏心スリーブと、前記偏心スリーブを油の供給と排出の制御によって回動駆動させるアクチュエータと、を有する可変圧縮比機構を備え、前記偏心スリーブは、内燃機関の圧縮比を低圧縮比にする低圧縮比位置と、前記圧縮比を高圧縮比にする高圧縮比位置との間を回動する可変圧縮比機構を備える内燃機関であって、
    前記内燃機関が停止要求されたか否かを判定する停止要求判定部と、
    前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置又は前記高圧縮比位置に位置することを判定するスリーブ位置判定部と、
    前記停止要求判定部により前記内燃機関が停止要求されたと判定したときに、前記スリーブ位置判定部により前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置に位置すると判定されると、前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置に維持されるように前記アクチュエータの作動を制御し、前記停止要求判定部により前記内燃機関が停止要求されたと判定したときに、前記スリーブ位置判定部により前記偏心スリーブが前記高圧縮比位置に位置すると判定されると、前記偏心スリーブが前記低圧縮比位置に移動するように前記アクチュエータの作動を制御する駆動制御部と、
    前記内燃機関が始動要求されたか否かを判定する始動要求判定部と、
    前記油の温度を検出する油温検出部と、が設けられ、
    前記駆動制御部は、前記始動要求判定部により前記内燃機関が前記停止要求によって停止した後に始動要求されたと判定したときに、前記油温検出部により検出された前記油の温度が前記可変圧縮比機構の作動可能温度よりも低い場合には、前記偏心スリーブを前記低圧縮比位置に維持するように前記アクチュエータの作動を制御し、前記始動要求判定部により前記内燃機関が前記停止要求によって停止した後に始動要求されたと判定したときに、前記油の温度が前記可変圧縮比機構の作動可能温度以上である場合には、前記偏心スリーブが前記高圧縮比位置に回動するように前記アクチュエータの作動を制御する
    ことを特徴とする可変圧縮比機構を備える内燃機関。
  2. 前記内燃機関は、該内燃機関のアイドリングを自動的に停止するアイドリングストップモードを有し、
    前記内燃機関がアイドリングストップモードに設定されているときに、前記内燃機関の停止要求が所定時間内に所定回数を超えたか否かを判定する停止要求回数判定部が設けられ、
    前記駆動制御部は、前記停止要求回数判定部により前記内燃機関の停止要求が所定時間内に所定回数を超えたと判定されると、前記偏心スリーブを前記低圧縮比位置に維持するように前記アクチュエータの作動を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の可変圧縮比機構を備える内燃機関。
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