JPH048807A - 4サイクルエンジンの始動補助装置 - Google Patents
4サイクルエンジンの始動補助装置Info
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- JPH048807A JPH048807A JP11254590A JP11254590A JPH048807A JP H048807 A JPH048807 A JP H048807A JP 11254590 A JP11254590 A JP 11254590A JP 11254590 A JP11254590 A JP 11254590A JP H048807 A JPH048807 A JP H048807A
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- rocker
- rocker arm
- plunger
- rod
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- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 11
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 6
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 2
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/12—Transmitting gear between valve drive and valve
- F01L1/18—Rocking arms or levers
- F01L1/181—Centre pivot rocking arms
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L13/00—Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
- F01L13/0015—Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque
- F01L13/0021—Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque by modification of rocker arm ratio
- F01L13/0026—Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque by modification of rocker arm ratio by means of an eccentric
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L13/00—Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
- F01L13/08—Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for decompression, e.g. during starting; for changing compression ratio
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、4サイクルエンジンに適用される始動補助装
置に関する。
置に関する。
4サイクルエンジンの始動を補助するため、従来、以下
のような手段が実用されている。
のような手段が実用されている。
スターター:
キャブレターにメインボア以外の通路を形成し、エンジ
ンの始動時に上記通路を開いて瞬時に濃い混合気をイン
テークマニホールド側に送る。
ンの始動時に上記通路を開いて瞬時に濃い混合気をイン
テークマニホールド側に送る。
ティックラー:
始動時にキャブレターのフロートを押し下げ、これによ
り燃料をオーバーフローさせて濃い混合気をインテーク
マニホールド側に送る。
り燃料をオーバーフローさせて濃い混合気をインテーク
マニホールド側に送る。
上記各手段は、混合気を一時的に濃くして始動性を向上
するものであるから、暖機始動時には使用できない。
するものであるから、暖機始動時には使用できない。
本発明は、回動可能に支承され、ロッカアームの支持部
が嵌挿される部分に、他の部分よりも径が大きくかつ軸
心が上記他の部分の軸心から偏心したエキセントリック
大径部を形成してなるロッカシャフトと、始動時に上記
ロッカシャフトを所定角度回動させる手段とを備え、上
記ロッカシャフトの回動に伴う上記エキセントリック大
径部の回動によって上記ロッカアームの支持部をリフト
させるようにしている。
が嵌挿される部分に、他の部分よりも径が大きくかつ軸
心が上記他の部分の軸心から偏心したエキセントリック
大径部を形成してなるロッカシャフトと、始動時に上記
ロッカシャフトを所定角度回動させる手段とを備え、上
記ロッカシャフトの回動に伴う上記エキセントリック大
径部の回動によって上記ロッカアームの支持部をリフト
させるようにしている。
ロッカシャフトにエキセントリック大径部が形成され、
該大径部にロッカアームの支持部が嵌挿されている。し
たがって、ロッカシャフトの回動に伴ってロッカアーム
の支持部がリフトされ、その結果、吸、排気バルブのオ
ーバーラツプ範囲が狭められる。
該大径部にロッカアームの支持部が嵌挿されている。し
たがって、ロッカシャフトの回動に伴ってロッカアーム
の支持部がリフトされ、その結果、吸、排気バルブのオ
ーバーラツプ範囲が狭められる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。
する。
第1図は、2パルプ方式の4サイクルエンジンに適用し
た本発明の実施例を示している。
た本発明の実施例を示している。
同図において、ロッカシャフト1および2は、図示され
ていない軸受によってそれぞれ回動可能に支承されてい
る。
ていない軸受によってそれぞれ回動可能に支承されてい
る。
上記ロッカシャフト1および2は、その端部にピニオン
3および4をそれぞれ備え、またその中間部位にエキセ
ントリック大径部5および6をそれぞれ備えている。
3および4をそれぞれ備え、またその中間部位にエキセ
ントリック大径部5および6をそれぞれ備えている。
第5図に示したように、ロッカシャフト1のエキセント
リック大径部5は他の部分よりも径が大きく、かつ軸心
が上記能の部分の軸心から偏心している。ロッカシャフ
ト2のエキセントリック大径部6も同様の構成を有して
いる。
リック大径部5は他の部分よりも径が大きく、かつ軸心
が上記能の部分の軸心から偏心している。ロッカシャフ
ト2のエキセントリック大径部6も同様の構成を有して
いる。
なお、この実施例におけるエキセントリック大径部5お
よび6は、それぞれロッカシャフト1および2に一体形
成されているが、これらをエキセントリックブツシュと
して分離形成し、これをシャフト本体に嵌合固定しても
良い。
よび6は、それぞれロッカシャフト1および2に一体形
成されているが、これらをエキセントリックブツシュと
して分離形成し、これをシャフト本体に嵌合固定しても
良い。
ロッカアーム7および8は、それらの支持部7aおよび
8aがそれぞれ上記エキセントリック大径部5および6
に回動可能に嵌挿されている。そして、各ロッカアーム
7および8の先端部は、第2図に示したように吸気バル
ブ9および10のステム頭部に当接している。
8aがそれぞれ上記エキセントリック大径部5および6
に回動可能に嵌挿されている。そして、各ロッカアーム
7および8の先端部は、第2図に示したように吸気バル
ブ9および10のステム頭部に当接している。
上記ロッカシャフト1.2間には、カムシャフト11が
配設されている。このカムシャフト11は、ロッカアー
ム7および8を駆動するためのカム12および13と、
図示していないクランクシャフトからの回転動力を受け
るスプロケット14とを備えている。
配設されている。このカムシャフト11は、ロッカアー
ム7および8を駆動するためのカム12および13と、
図示していないクランクシャフトからの回転動力を受け
るスプロケット14とを備えている。
上記各ロッカシャフト1,2に設けられたピニオン3.
4には、オペレーティングロッド15に刻設されたラッ
ク15aが歯合されている。
4には、オペレーティングロッド15に刻設されたラッ
ク15aが歯合されている。
オペレーティングロッド15は、第2図に示したように
、シリンダヘッド16に形成された案内孔17および1
8によってその左端部および右端部が摺動可能に支承さ
れており、その左方にはリターンスプリング19が、ま
たその右方には両ロッド式のプランジャー20がそれぞ
れ配設されている。
、シリンダヘッド16に形成された案内孔17および1
8によってその左端部および右端部が摺動可能に支承さ
れており、その左方にはリターンスプリング19が、ま
たその右方には両ロッド式のプランジャー20がそれぞ
れ配設されている。
プランジャー20は、シリンダヘッド16に形成された
円筒状の案内孔21内に摺動可能に配置されている。案
内孔21は、オペレーティングロッド15に対して同軸
状に形成されている。そして、その左端には上記案内孔
18が開口し、またその右端部には栓22が圧入されて
いる。
円筒状の案内孔21内に摺動可能に配置されている。案
内孔21は、オペレーティングロッド15に対して同軸
状に形成されている。そして、その左端には上記案内孔
18が開口し、またその右端部には栓22が圧入されて
いる。
一方、案内孔21の右端部側方には、シリンダヘッド1
6に形成されたオイル流入用通路23およびオイル排出
用通路24が開口している。そして、オイル排出用通路
24の途中には、チエツクバルブ25が介在されている
。
6に形成されたオイル流入用通路23およびオイル排出
用通路24が開口している。そして、オイル排出用通路
24の途中には、チエツクバルブ25が介在されている
。
なお、オイル流入用通路23は、潤滑オイルを吐出する
図示していないオイルポンプ(エンジンによって駆動さ
れる)に接続されている。
図示していないオイルポンプ(エンジンによって駆動さ
れる)に接続されている。
以下、この実施例の作用について説明する。
いま、エンジンが運転状態にあるとすると、このときに
はオイルポンプが稼動しているので、該オイルポンプか
ら吐出されたオイルがオイル流入用通路23を介して案
内孔21に供給される。
はオイルポンプが稼動しているので、該オイルポンプか
ら吐出されたオイルがオイル流入用通路23を介して案
内孔21に供給される。
したがって、上記プランジャー20の右端面に油圧が作
用し、その結果、プランジャー20は第3図に示した位
置まで左行される。そのさい、該プランジャー20のロ
ッド29aの先端は、リターンスプリング19に抗して
オペレーティングロラド15を同図に示す左方位置まで
移動させる。
用し、その結果、プランジャー20は第3図に示した位
置まで左行される。そのさい、該プランジャー20のロ
ッド29aの先端は、リターンスプリング19に抗して
オペレーティングロラド15を同図に示す左方位置まで
移動させる。
オペレーティングロッド15が上記左方位置にある状態
では、前記ロッカシャフト1のエキセントリック大径部
5が第6図に実線で示した姿勢、つまりその軸心に最も
近接した周面が頂部に位置する姿勢となる。また上記状
態下では、ロッカシャフト2のエキセントリック大径部
6も上記エキセントリック大径部5と同様の姿勢をとる
(第2図参照)。
では、前記ロッカシャフト1のエキセントリック大径部
5が第6図に実線で示した姿勢、つまりその軸心に最も
近接した周面が頂部に位置する姿勢となる。また上記状
態下では、ロッカシャフト2のエキセントリック大径部
6も上記エキセントリック大径部5と同様の姿勢をとる
(第2図参照)。
かかる状態においては、ロッカアーム7のカム当接面7
bはカム12の回転位置によらず該カム12の周面に当
接し、またロッカアーム8のカム当接面8bはカム13
の回転位置によらず該カム13の周面に当接する。。
bはカム12の回転位置によらず該カム12の周面に当
接し、またロッカアーム8のカム当接面8bはカム13
の回転位置によらず該カム13の周面に当接する。。
それゆえ、吸気バルブ9および排気バルブ10は、それ
ぞれカム12および13のプロフィールにしたがって開
閉動作され、第7図(a)にはこの場合の吸気バルブ9
のリフト特性が符号Aて、また排気バルブ10のリフト
特性か符号Bてそれぞれ例示されている。
ぞれカム12および13のプロフィールにしたがって開
閉動作され、第7図(a)にはこの場合の吸気バルブ9
のリフト特性が符号Aて、また排気バルブ10のリフト
特性か符号Bてそれぞれ例示されている。
同図における横軸はクランクシャフトの回動角を示し、
また同図に示す符号りは、吸気ノ(ルブ9と排気バルブ
10が同時に開いている角度範囲、すなわち、いわゆる
オーバーラツプを示している。
また同図に示す符号りは、吸気ノ(ルブ9と排気バルブ
10が同時に開いている角度範囲、すなわち、いわゆる
オーバーラツプを示している。
なお、最近の自動二輪車のエンジンでは、高回転、高出
力化を図るために上記オーパーラ・ツブの範囲が広く設
定されている。
力化を図るために上記オーパーラ・ツブの範囲が広く設
定されている。
ここで、エンジンが停止されたとすると、この場合、プ
ランジャー20に作用していた油圧か消失する。したが
って、リターンスプリング1つの反発力でオペレーティ
ングロッド15およびプランジャー20が第4図に示し
た位置、つまりプランジャー20のロッド20bの先端
が栓22に当接する位置まで右行する。
ランジャー20に作用していた油圧か消失する。したが
って、リターンスプリング1つの反発力でオペレーティ
ングロッド15およびプランジャー20が第4図に示し
た位置、つまりプランジャー20のロッド20bの先端
が栓22に当接する位置まで右行する。
オペレーティングロッド15が右行すると、該ロッド1
5に刻設されたラック15Hによってロッカシャフト1
,2が時計回り方向に]80°回動され、その結果、ロ
ッカアーム7の支持部7aおよびロッカアーム8の支持
部8aがリフトされる。
5に刻設されたラック15Hによってロッカシャフト1
,2が時計回り方向に]80°回動され、その結果、ロ
ッカアーム7の支持部7aおよびロッカアーム8の支持
部8aがリフトされる。
すなわち、ロッカシャフト1か180°回動されると、
前記エキセントリック大径部5が第6図に一点鎖線で示
した姿勢、つまりその軸心から最も離れた周面が頂部に
位置する姿勢となるので、ロッカアーム7の支持部7a
が同図に符号g1て示した高さだけリフトされる。
前記エキセントリック大径部5が第6図に一点鎖線で示
した姿勢、つまりその軸心から最も離れた周面が頂部に
位置する姿勢となるので、ロッカアーム7の支持部7a
が同図に符号g1て示した高さだけリフトされる。
一方、ロッカシャフト2の回転によって、該シャフト2
のエキセントリック大径部6も上記エキセントリック大
径部5と同様の姿勢になる。この結果、ロッカアーム8
の支持部8aもリフトされる。
のエキセントリック大径部6も上記エキセントリック大
径部5と同様の姿勢になる。この結果、ロッカアーム8
の支持部8aもリフトされる。
ここで、エンジンが始動(クランキング)されると、プ
ランジャー20にオペレーティングロッド15を左行さ
せ得るだけの油圧が作用するまでの期間、吸気バルブ9
および排気バルブ10がそれぞれ第7図(b)に例示し
たリフト特性A′およびB′にしたがって作動される。
ランジャー20にオペレーティングロッド15を左行さ
せ得るだけの油圧が作用するまでの期間、吸気バルブ9
および排気バルブ10がそれぞれ第7図(b)に例示し
たリフト特性A′およびB′にしたがって作動される。
すなわち、上記ロッカアーム7の支持部7aかg、たけ
リフトしている上記期間においては、このロッカアーム
7のカム当接面7bが高さp2だけリフトされるので、
吸気バルブ9の作用角範囲(開動作している角度範囲)
か狭くなる。その結果、該吸気バルブ9は第7図(b)
に例示したリフト特性A′にしたがって作動することに
なる。
リフトしている上記期間においては、このロッカアーム
7のカム当接面7bが高さp2だけリフトされるので、
吸気バルブ9の作用角範囲(開動作している角度範囲)
か狭くなる。その結果、該吸気バルブ9は第7図(b)
に例示したリフト特性A′にしたがって作動することに
なる。
同様の理由て、上記期間においては排気バルブ]0か同
図(b)に例示したリフト特性B′にしたがって作動す
る。
図(b)に例示したリフト特性B′にしたがって作動す
る。
リフト特性A′およびB′でバルブ9および10がそれ
ぞれ作動された場合、同図(b)に符号L′で示したよ
うに、オーバーラツプの範囲が大幅に狭められる。
ぞれ作動された場合、同図(b)に符号L′で示したよ
うに、オーバーラツプの範囲が大幅に狭められる。
いま、エンジンが極低回転数で回っているときに同図C
a)に示した高回転用のオーバーラツプの範囲りが設定
されているとすると、エンジンのに吸入された混合気が
排気バルブ10を介して大量に燃焼室から吹き抜けるこ
とになり、これは燃焼室に対する混合気の充填効率(体
積効率)が極めて悪くなることを意味する。
a)に示した高回転用のオーバーラツプの範囲りが設定
されているとすると、エンジンのに吸入された混合気が
排気バルブ10を介して大量に燃焼室から吹き抜けるこ
とになり、これは燃焼室に対する混合気の充填効率(体
積効率)が極めて悪くなることを意味する。
そして、エンジンの始動時には該エンジンが極低回転数
で回っているので、上記充填効率の悪化はエンジンの始
動性を低下させることになる。
で回っているので、上記充填効率の悪化はエンジンの始
動性を低下させることになる。
上記実施例の場合、エンジンの始動時において、上記し
た極めて狭いオーバーラツプ範囲L′か設定されるので
、該始動時における混合気の充填効率が十分に高くなり
、この結果、エンジンの始動性が向上する。
た極めて狭いオーバーラツプ範囲L′か設定されるので
、該始動時における混合気の充填効率が十分に高くなり
、この結果、エンジンの始動性が向上する。
なお、エンジンが始動してその回転数が上昇すると、オ
ペレーティングロッド15が左行されることから、バル
ブ9および10が中、高速回転に適した前記リフト特性
AおよびBにしたがって作動される。
ペレーティングロッド15が左行されることから、バル
ブ9および10が中、高速回転に適した前記リフト特性
AおよびBにしたがって作動される。
かくして、この実施例によれば、エンジンの始動に適し
たオーバーラツプ範囲L′および中、高速回転時に適し
たオーバーラツプ範囲りが自動的に設定される。
たオーバーラツプ範囲L′および中、高速回転時に適し
たオーバーラツプ範囲りが自動的に設定される。
上記実施例では、オーバーラツプ範囲を狭めるためにロ
ッカアーム7.8の双方をリフトさせているが、それら
の一方のみをの支持部をリフトさせてもオーバーラツプ
範囲を狭めることが可能である。
ッカアーム7.8の双方をリフトさせているが、それら
の一方のみをの支持部をリフトさせてもオーバーラツプ
範囲を狭めることが可能である。
また、上記実施例は1力ム2バルブ形式の4サイクルエ
ンジンに適用されているが、本発明は2力ム4バルブ形
式の4サイクルエンジンにも当然適用することができる
。そして、セルスタータ式のエンジンだけでなく、キッ
ク式、リコイル式等の始動手段を備えたエンジンにも適
用することができる。
ンジンに適用されているが、本発明は2力ム4バルブ形
式の4サイクルエンジンにも当然適用することができる
。そして、セルスタータ式のエンジンだけでなく、キッ
ク式、リコイル式等の始動手段を備えたエンジンにも適
用することができる。
さらに、上記実施例では潤滑油の油圧を利用してロッカ
シャフト1.2を回動させているが、これらを電動機で
同期回動させることも可能である。
シャフト1.2を回動させているが、これらを電動機で
同期回動させることも可能である。
この場合には、エンジン回転数を適宜なセンサて検出し
、このエンジン回転数に基づいて上記電動機を制御する
。
、このエンジン回転数に基づいて上記電動機を制御する
。
すなわち、エンジンの始動開始時点で電動機をを正転作
動させてロッカシャフト1.2を回動し、上記センサで
検出される回転数が所定の値(始動完了が判断される値
)に達した時点で電動機を逆転あるいは正転させてロッ
カシャフト1.2を元の状態に戻す。
動させてロッカシャフト1.2を回動し、上記センサで
検出される回転数が所定の値(始動完了が判断される値
)に達した時点で電動機を逆転あるいは正転させてロッ
カシャフト1.2を元の状態に戻す。
なお、実施例に示したプランジャー20と、いわゆるデ
コンプレッサーとをリンクさせ、プランジャー20の左
行動作に基づいてデコンプレッサーを作動させるように
すれば、始動性を一層向上することができる。
コンプレッサーとをリンクさせ、プランジャー20の左
行動作に基づいてデコンプレッサーを作動させるように
すれば、始動性を一層向上することができる。
本発明によれば、始動時にロッカシャフトが回動されて
ロッカアームの支持部がリフトされる。
ロッカアームの支持部がリフトされる。
したがって、始動時のオーバーラツプ範囲が狭く設定さ
れて混合気の充填効率が高められ、この結果、エンジン
の始動性が向上される。
れて混合気の充填効率が高められ、この結果、エンジン
の始動性が向上される。
また本発明は、混合気を一時的に濃くして始動性を向上
するものではないので、暖機始動にも有効である。
するものではないので、暖機始動にも有効である。
斜視図、第6図はロッカアームのリフト動作の態様を示
した側面図、第7図はバルブのリフト特性を例示したグ
ラフである。
した側面図、第7図はバルブのリフト特性を例示したグ
ラフである。
1.2・・・ロッカシャフト、3.4・・・ピニオン、
5.6・・・エキセントリック大径部、7.8・・ロッ
カアーム、7a、8a・・・支持部、9.10・・・バ
ルブ、11・・・カムシャフト、12.13・・・カム
、15・・・オペレーティング−ロット、20・・・プ
ランジャ
5.6・・・エキセントリック大径部、7.8・・ロッ
カアーム、7a、8a・・・支持部、9.10・・・バ
ルブ、11・・・カムシャフト、12.13・・・カム
、15・・・オペレーティング−ロット、20・・・プ
ランジャ
第1図および第2図は、それぞれ本発明に係る始動補助
装置の一実施例を示した斜視図および縦断面図、第3図
および第4図は、それぞれオペレーティングロッドの作
動態様を示した横断面図、第5図はエキセントリック大
径部の構造を示した第5図 第6 図 第7図
装置の一実施例を示した斜視図および縦断面図、第3図
および第4図は、それぞれオペレーティングロッドの作
動態様を示した横断面図、第5図はエキセントリック大
径部の構造を示した第5図 第6 図 第7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 回動可能に支承され、ロッカアームの支持部が嵌挿され
る部分に、他の部分よりも径が大きくかつ軸心が上記他
の部分の軸心から偏心したエキセントリック大径部を形
成してなるロッカシャフトと、 始動時に上記ロッカシャフトを所定角度回動させる手段
とを備え、 上記ロッカシャフトの回動に伴う上記エキセントリック
大径部の回動によって、上記ロッカアームの支持部をリ
フトさせるようにしたことを特徴とする4サイクルエン
ジンの始動補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11254590A JPH048807A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 4サイクルエンジンの始動補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11254590A JPH048807A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 4サイクルエンジンの始動補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH048807A true JPH048807A (ja) | 1992-01-13 |
Family
ID=14589336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11254590A Pending JPH048807A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 4サイクルエンジンの始動補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH048807A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005068789A1 (ja) * | 2004-01-20 | 2005-07-28 | Honda Motor Co., Ltd. | 内燃機関の動弁装置 |
JP2007111705A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Osaka Seitetsu Kk | レストバー装置 |
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- 1990-04-27 JP JP11254590A patent/JPH048807A/ja active Pending
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