JPH07247815A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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JPH07247815A
JPH07247815A JP4023994A JP4023994A JPH07247815A JP H07247815 A JPH07247815 A JP H07247815A JP 4023994 A JP4023994 A JP 4023994A JP 4023994 A JP4023994 A JP 4023994A JP H07247815 A JPH07247815 A JP H07247815A
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timing
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Seinosuke Hara
誠之助 原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低回転中負荷域における良好な燃焼状態を確
保しつつポンプ損失の低減化を図り、燃費の向上を得
る。 【構成】 バルブリフト制御機構とバルブタイミング制
御機構とを備えた動弁装置であって、コントロールユニ
ットは、まずセクション1で各センサ類から入力した情
報信号に基づいて機関運転状態を検出し、セクション2
で機関水温が所定値以上か否かを判断する。所定値以上
であれば、セクション3で機関回転数が所定値以下か否
かを判別する。所定値以下であれば、セクション4で今
度は中負荷域かを判別し、中負荷域である場合は、低速
用バルブリフト特性(小作動角)を進角側、つまり吸気
弁の開弁時期と閉弁時期を早める制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルブタイミングを可
変制御しつつバルブリフト特性を切り換えるようにした
内燃機関の動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用内燃機関にあっては、従来から
低中速運転時の燃費と高速運転時の出力トルクの向上を
両立する目的で、運転状態に応じて吸気弁または排気弁
のリフト特性を異ならせ、これによって吸排気のタイミ
ングあるいは吸排気量を制御するバルブリフト制御機構
を備えたものが知られている(例えば特開昭62−12
1811号公報等参照)。
【0003】これは、その揺動先端が例えば吸気弁に当
接する低速用ロッカアームと、この低速用ロッカアーム
の片側に隣接して吸気弁との当接部位を持たない高速用
ロッカアームとが共通のロッカシャフトに揺動可能に支
持されている。また、低速用ロッカアームには低速用カ
ムが、高速用ロッカアームには低速用カムよりも開弁角
度または弁リフト量が大きくなるプロフィールを有する
高速用カムがそれぞれ摺接している。
【0004】さらに、各ロッカアームには、該各ロッカ
アームを一体に連結あるいは連結を解除するプランジャ
やガイド孔等からなる連結切換手段が設けられている。
【0005】そして、現在の機関運転状態に応じてコン
トローラからの出力信号に基づいて連結切換手段を制御
して、機関の低回転時には、各ロッカアームの連結を解
除して図11の実線で示すように低速側のバルブリフト
特性(小作動角)とし、高回転時には各ロッカアームを
一体に連結して図11の一点鎖線で示すように高速側の
バルブリフト特性(大作動角)に選択的に切り換えるよ
うになっている。これによって、低回転時には、吸気弁
のバルブリフト量を小さくすると共に、閉弁時期を下死
点より早くなるように制御して機関のポンプ損失やフリ
クション等の機械的損失を可及的に小さくして燃費等を
向上させる一方、高回転時には、吸気弁のバルブリフト
量を大きくかつ開弁時期を早めることによって吸気の充
填効率を向上させて十分な出力を確保するようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前記従来の
装置にあっては、機関低回転時にバルブリフト制御機構
により単にバルブリフト特性を固定的な小作動角に変換
して、吸気弁の開弁時期を遅角(遅らせる)制御と、閉
弁時期を進角(早める)制御を行うにすぎない。したが
って、様々な機関運転状態つまり回転数の他に負荷の変
化に応じた制御がなされないため、機関性能を十分に発
揮させることが困難である。
【0007】即ち、例えば低回転低負荷域では、前述の
ような小作動角制御によって燃焼改善,ポンプ損失の低
下等の効果が得られるものの、高回転時において大作動
角に制御された場合に比較して夫々の吸気充填効率が著
しく相違するため、該大小作動角の切り換え時において
大きな出力変化、つまり大きなトルクショックが発生す
る。この結果、運転の不安定化を招く。したがって、バ
ルブリフト制御機構による小作動角制御だけでは、排気
弁とのオーバラップを単純に小さくしたり、吸気弁の閉
弁時期を進角するだけでは燃費を向上するための制御が
自ずと制約されてしまう。
【0008】特に、低回転中負荷域では、小作動角制御
によって吸気弁の閉弁時期を大作動角時の閉弁時期より
も進角させることができるものの、その進角量は制限的
なものであって、下死点位置よりも若干進角されるにす
ぎず、十分に進角させることがっできない。したがっ
て、ポンプ損失の低減効果つまり燃費の向上が不十分に
なるといった問題がある。つまり、ポンプ損失は図12
に示すように吸気弁の閉弁時期が下死点(BDC)近傍
にあるときに最も大きくなるため、制限的な進角量では
ポンプ損失を十分に低減できない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の問
題点に鑑みて案出されたもので、請求項1の発明は、機
関運転状態を検出するコントローラからの出力信号に基
づいて吸気弁のバルブリフト特性を機関低回転域では小
さな弁作動角に、高回転域では大きな弁作動角に夫々切
り換えるバルブリフト制御機構と、前記コントローラか
らの出力信号に基づいて前記弁作動角の位相を変換して
吸気弁の開閉時期を進角側あるいは遅角側に切り換える
バルブタイミング制御機構とを備えた動弁装置であっ
て、機関低回転時においてバルブリフト制御機構により
小作動角に制御された位相を、機関中負荷時にはバルブ
タイミング制御機構によって進角側に変換したことを特
徴としている。
【0010】請求項2の発明は、機関運転状態を検出す
るコントローラからの出力信号に基づいて排気弁のバル
ブリフト特性を機関低回転域では小さな弁作動角に、高
回転域では大きな弁作動角に夫々切り換えるバルブリフ
ト制御機構と、前記コントローラからの出力信号に基づ
いて前記弁作動角の位相を変換して排気弁の開閉時期を
進角側あるいは遅角側に切り換えるバルブタイミング制
御機構とを備えた動弁装置であって、機関低回転時にお
いて前記バルブリフト制御機構により小作動角に制御さ
れた位相を、機関中負荷時には前記バルブタイミング制
御機構によって遅角側に変換したことを特徴としてい
る。
【0011】請求項3の発明は、前記機関低回転中負荷
時における吸気弁の進角側への位相変換制御並びに排気
弁の遅角側への位相変換制御を、機関温度が所定値以上
のときに行うことを特徴としている。
【0012】請求項4の発明は、前記機関低回転中負荷
時における吸気弁の開弁時期を大作動角時の開弁時期よ
りも進角側に制御したことを特徴としている。
【0013】請求項5の発明は、前記機関低回転中負荷
時における排気弁の閉弁時期を大作動角時の閉弁時期よ
りも遅角側に制御したことを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1の発明によれば、機関低回転中負荷時
には、小作動角の位相を進角側に制御して、吸気弁の閉
弁時期を下死点位置よりも十分に早くなるようにしたた
め、機関のポンプ損失を低減させることが可能になる。
また、同時に吸気弁の開弁時期も早くなるため、排気弁
とのオーバーラップが大きくなり、気筒内の高温な残留
ガス割合が増加して吸入された混合気を暖めることがで
きる。したがって、前述のように吸気弁の閉弁時期の大
きな進角制御によって有効圧縮比が低下しても燃焼開始
時(圧縮行程終わり)の混合気温度が上昇して良好な燃
焼が得られる。
【0015】請求項2の発明によれば、機関低回転中負
荷時には、小作動角の位相を遅角側に制御して排気弁の
閉時期を上死点より遅くすることにより、排気を燃焼室
内に吸い戻す。したがって、気筒内には高温な残留ガス
割合が増加して吸入された混合気を暖めることができ、
燃焼開始時(圧縮行程終わり)の混合気温度が上昇して
良好な燃焼が得られる。
【0016】請求項3の発明によれば、機関温度(油温
や水温等)が所定温度以上のときにはじめて前述の進角
あるいは遅角制御を行い、所定温度以下では行わずに遅
角側あるいは進角側の制御を維持するため、吸気弁の早
閉じやオーバーラップ大による燃焼悪化を防止できる。
【0017】請求項4の発明によれば、開弁時期を大作
動角制御時よりも進角側に制御したため、前述の吸気弁
の早閉じとオーバーラップを大きくすることによる効果
が一層助長される。
【0018】請求項5の発明によれば、閉弁時期を大作
動角制御時よりも遅角側に制御したため、前述の排気弁
の遅閉じとオーバーラップを大きくすることによる効果
が一層助長される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。尚、本実施例では、1気筒当たり2つの吸気弁を
備えた機関に適用したものを示している。
【0020】図1は本実施例の構成全体を示す概略図で
あって、図中Aはカムシャフト11に設けられたバルブ
リフト制御機構、Bはカムシャフト11の一端部に設け
られたバルブタイミング制御機構、Cはクランク角セン
サFやエアーフローメータG,油水温センサHおよびス
ロットル弁開度センサ等からの出力信号に基づいて検出
した現在の機関運転状態及び油水温に応じて油圧切換弁
D,Eを切り換えるコントロールユニットであって、前
記油圧切換弁Dは、バルブリフト制御機構Aの制御油圧
を低速側と高速側に切り換える一方、油圧切換弁Eは、
バルブタイミング制御機構Bの後述する圧力室に対する
油圧の供給をON−OFF的に切り換えるものである。
【0021】前記バルブリフト制御機構Aは、図2〜図
5に示すように構成されている。即ち、各気筒には、2
本の吸気弁3,3に対応した単一のメインロッカアーム
1が設けられており、このメインロッカアーム1は、基
端部1aが各気筒に共通なメインロッカシャフト4を介
してシリンダヘッドに揺動自在に支持されている一方、
先端部1bが吸気弁3,3のステム頂部に当接してい
る。また、このメインロッカアーム1は、平面略矩形状
を呈し、一側部の長手方向に長方形状の開口5が切欠形
成されていると共に、他側部の長手方向にも前記開口5
よりも面積の大きな略長方形状の矩形孔6が切欠形成さ
れており、この矩形孔6の外側壁1Cの前端側には、該
矩形孔6を外部に臨ませる切欠窓7が形成されている。
そして、前記開口5には、図5にも示すようにシャフト
8にニードルベアリング9を介してローラ10が回転自
在に設けられている一方、矩形孔6内にサブロッカアー
ム2が配置されている。また、前記ローラ10は、図外
のクランクシャフトと同期回転するカムシャフト11に
有する低速用カム12が転接している。
【0022】前記サブロッカアーム2は、図4にも示す
ように基端がサブロッカシャフト13を介してメインロ
ッカアーム2に相対的に揺動自在に支持されていると共
に、吸気弁3に当接する部位を有さず、その先端には前
記低速用カム12と並設された高速用カム14に摺接す
るカムフォロア部15が円弧状に突出形成されている。
また、その下側には、カムフォロア部15を高速用カム
14に押し付けるコイル状のロストモーションスプリン
グ16が介装されている。前記サブロッカシャフト13
は、サブロッカアーム2の基端内部に形成された挿通孔
2aに摺動自在に挿通していると共に、その両端部13
a,13bが基端部1aの矩形孔6両対向位置に穿設さ
れた圧入用穴17,17に圧入固定されている。
【0023】また、メインロッカアーム1には、図4に
も示すようにサブロッカアーム2の直下に位置してロス
トモーションスプリング16を保持する円柱状の凹部1
8が一体形成されている。ロストモーションスプリング
16は、下端が凹部18の底板18aに着座し、その上
端が凹部18に摺動自在に嵌合するリテーナ19を介し
てサブロッカアーム2に一体形成されたフォロア部20
を押圧している。
【0024】図中21はメインロッカアーム1とサブロ
ッカアーム2を適宜連結,解除する連結切換手段であっ
て、この連結切換手段21は、図2及び図3に示すよう
に構成されている。即ち、メインロッカアーム1のロー
ラ10の側部内には、有底円筒状の第1ガイド孔23が
幅方向に形成され、この内部に円柱状の短尺なピストン
22が摺動自在に保持されていると共に、該ピストン2
2の背後に油室24が画成されている。一方、サブロッ
カアーム1には、第1ガイド孔23と同軸上でかつ同一
径の第2ガイド孔25が形成されており、この第2ガイ
ド孔25には、一端がリテーナ28により支持されたリ
ターンスプリング26を介して前記ピストン22を油室
24方向に付勢するプランジャ27が収納されている。
【0025】そして、油室24に導かれる作動油圧によ
りピストン22が第1,第2ガイド孔22,25に渡っ
て嵌合することによりメインロッカアーム1とサブロッ
カアーム2が一体に連結されるようになっている。一
方、油室24内に作動油圧が導入されない場合は、リタ
ーンスプリング26のばね力により、ピストン22がプ
ランジャ27を介して油室24側に押されて第1ガイド
孔23に収まった状態で両ロッカアーム1,2の連結が
解除されるようになっている。
【0026】また、前記油室24に作動油圧を導く油圧
回路29は、図2に示すようにメインロッカシャフト4
の内部軸方向に形成されたオイルギャラリ30と、メイ
ンロッカシャフト4の半径方向及びメインロッカアーム
1の内部を通って油室24とオイルギャラリ30とを連
通する油通路31とから構成されている。
【0027】オイルギャラリ30には、前記油圧切換弁
Dを介してオイルポンプの吐出油圧が所定の高速運転時
に導かれる。油圧切換弁Dは、3ポート2位置型の電磁
弁が用いられ、コントロールユニットCからの制御信号
によって作動が制御されるようになっている。
【0028】前記低速用カム12とこれに隣接する高速
用カム14は、それぞれ共通のカムシャフト11に一体
形成され、機関の低回転時と高回転時において要求され
る弁リフト特性を満足するように異なる形状(大きさが
異なる相似形も含む)に形成されている。つまり、高速
用カム14は、低速用カム12と比べ、弁リフト量と開
弁期間の両方を大きくするプロフィールを有している。
【0029】したがって、このバルブリフト制御機構A
によれば、機関低回転運転時には、メインロッカアーム
1が低速用カム12のプロフィールに従って揺動し、各
吸気弁3を開閉駆動し、弁の開き角度及びリフト量が図
9のX1のように共に小さくなる。
【0030】尚、このとき、サブロッカアーム2は、高
速用カム14によって揺動されるものの、リターンスプ
リング26の付勢力により各ピストン22及びプランジ
ャ27が各ガイド孔23,25に夫々収まってメインロ
ッカアーム1の動きを妨げることはない。
【0031】これに対して、機関の高回転運転時(約4
000〜5000rpm)には、オイルポンプ32から圧
送された作動油圧がオイルギャラリ30および油通路3
1を介して油室24に導かれると、各ピストン22,プ
ランジャ27は、リターンスプリング26に抗して移動
し、ピストン22が各ガイド孔23,25に渡って嵌合
する。これによって、両ロッカアーム1,2が一体とな
って揺動する。ここで、高速用カム14は、低速用カム
12に比較して、弁の開き角度およびリフト量が共に大
となるように形成されているから、サブロッカアーム2
と一体化した揺動時はメインロッカアーム1のローラ1
0が低速用カム12から浮き上がり、各吸気弁3は高速
用カム14のプロフィールに従って開閉駆動され、弁の
開き角度およびリフト量が図9のX2のように共に大き
くなる。
【0032】一方、機関運転状態が高回転域から再び低
回転域に移行すると、油圧切換弁Dの作動により油室2
4に導かれる油圧が低下し、リターンスプリング26の
弾性復元力によりピストン22及びプランジャ27が元
の位置に移動して、メインロッカアーム1の拘束が解除
される。
【0033】これにより、第9図に示すように、低速用
カム12のプロフィールに基づくバルブリフト特性(小
作動角)X1と高速用カム14のプロフィールに基づく
バルブリフト特性(大作動角)X2が合成される。ま
た、低速用バルブリフト特性X1における各吸気弁3の
閉弁時期は下死点近傍に設定されている。
【0034】一方、前記バルブタイミング制御機構B
は、図6に示すように、シリンダヘッドにブラケット4
0を介して軸支されたカムシャフト11と、クランクシ
ャフトから駆動力が伝達されるスプロケット41との間
に設けられており、前記カムシャフト11の前端部11
aにスリーブ42が取付ボルト43によって設けられて
いる。このスリーブ42は、外周にアウタ歯42aが形
成されていると共に、端部のフランジ部44外周面で前
記スプロケット41を回転自在に支持している。
【0035】前記スプロケット41は、スリーブ42の
外周に被嵌した筒状本体45の内周にインナ歯45aが
形成されていると共に、該筒状本体45の外端部開口が
円環状のカバー部46によって閉塞されている。また、
この筒状本体45とスリーブ42との間には軸方向へ移
動自在な筒状歯車47が介装されている。
【0036】この筒状歯車47は、前後2個の歯車構成
部からなり、夫々の内外周面には前記アウタ歯42aと
インナ歯45aが噛合する両方がはす歯の内外歯47
a,47bが形成されている。さらに、この筒状歯車4
7は、後側の歯車構成部とフランジ部44との間に弾持
された圧縮スプリング48のばね力で前側歯車構成部が
カバー部46に突き当たるまで前方に付勢されていると
共に、カバー部46と前側歯車構成部との間に形成され
た圧力室49内の油圧によって後側歯車構成部がフラン
ジ部44に突き当たるまで後方移動するようになってい
る。
【0037】前記圧力室49には、油圧回路50を介し
て前記油圧切換弁Eによりオイルポンプ32からの油圧
が給・排されるようになっている。前記油圧切換弁E
は、バルブリフト制御機構Aの油圧切換弁Dと同様に3
ポート2位置型電磁弁で構成され、コントロールユニッ
トCからの出力信号によって作動が制御されるようにな
っている。
【0038】該コントロールユニットCは、機関の回転
数だけではなく負荷及び冷却水温度をも制御要素として
前記油圧切換弁EをON−OFF制御しており、前述の
機関低回転域においてバルブリフト制御機構Aが小作動
角X1制御を行っている場合にみ油圧切換弁Eを制御す
るようになっている。
【0039】以下、このコントロールユニットCによる
油圧切換弁Eの制御を図7のフローチャートに基づいて
説明する。
【0040】まず、セクション1で前述のように各セン
サ類からの情報信号に基づいて現在の機関運転状態を検
出する。セクション2では、現在の冷却水温度Tが所定
値TW以上か否かを判別し、所定値以上と判別した場合
はセクション3に進む。このセクション3では、クラン
ク角センサFからの信号に基づいて現在の機関回転数が
所定回転数(例えば約3,500rpm)以下か否かを判別
し、所定回転数以下であれば、セクション4に移行す
る。ここでは、図8の特性図で示すようにスロットルバ
ルブの開度量に基づいて現在の機関負荷が中負荷域か否
かを判別する。ここで、中負荷域であると判別した場合
は、セクション5に移行する。このセクション5では、
前記油圧切換弁EのソレノイドにON信号(通電)を出
力して、油圧回路50の供給通路を開成する。これによ
って、後述する各吸気弁3の開閉時期の進角制御を行
う。この進角量は、図9のX3(破線)で示すように吸
気弁3の閉弁時期が下死点位置よりも十分手前に設定さ
れ、開弁時期が高速側バルブリフト特性X2時の開弁時
期よりもα分さらに進角した位置に設定されている。
【0041】一方、前記セクション2で冷却水温が所定
値以下(例えば60℃以下)と判断した場合は、セクシ
ョン6に進み、ここでは油圧切換弁EのソレノイドにO
FF信号(非通電)を出力して油圧回路50の供給通路
を閉成する。また、セクション3で機関回転数が所定回
転数以上であると判別した場合及びセクション4で中負
荷以外の低負荷あるいは高負荷域であると判断した場合
は、セクション6に進んで、油圧切換弁EにOFF信号
を出力して供給通路を閉成する。これによって、吸気弁
3の開閉時期の進角制御を行わずに遅角制御を行う。
【0042】即ち、アイドリング時やアイドリング近傍
の低速低負荷域では、供給通路が閉成されるため、オイ
ルポンプ32から圧力室49へ作動油圧が供給されな
い。したがって、筒状歯車47は、図6に示すように圧
縮スプリング48のばね力によって最大前方向位置(図
示位置)に付勢され、カムシャフト11をスプロケット
41に対して回転方向と逆の方向へ相対回動させる。依
って、バルブリフト制御機構Aによって小作動角に制御
されたバルブリフト特性X3を、図9に示すように遅れ
側に制御する。
【0043】したがって、各吸気弁3の閉弁時期Y1を
従来のものよりも下死点近傍としたため、圧縮比を高め
ることができる。このため、圧縮行程終わりの燃焼温度
を高めて良好な燃焼状態を得ることが可能になる。つま
り、アイドリング近傍の運転条件では、混合気の流量が
絞られるので、燃焼による発熱量が少なくなり、また、
燃焼室の壁温も低いため、燃焼速度が遅く燃焼不安定に
なり易いが、前述のように圧縮比を高めることができる
ので、燃焼が改善され、燃費の向上と回転の安定化等が
図れる。
【0044】また、吸気弁3,3の開弁時期は遅らせる
ため、排気弁とのオーバーラップが小さくなり、燃焼室
内に排気ポートから逆流して残留する既燃ガス量を減ら
すことができる。したがって、この点でも燃焼の改善が
図れる。
【0045】一方、前記低回転中負荷域では、前述のよ
うに供給通路が開成されるため、圧力室49に作動油圧
が供給されて高圧になる。したがって、筒状歯車47
は、圧縮スプリング48のばね力に抗して最大後方向位
置(図中右方向)に移動し、カムシャフト11を回転方
向と同方向に相対回動させる。依って、バルブリフト
は、前述のように図9のX3(破線)で示すように小作
動角制御の状態のまま進角側に制御され、各吸気弁3の
閉弁時期と開弁時期を十分に早めることができる。した
がって、良好な燃焼状態を確保しつつポンプ損失の低減
化が図れる。
【0046】即ち、斯かる中負荷域で各吸気弁3の閉弁
時期を早めると、有効な圧縮比が低下して圧縮後の混合
気温度が低下し、燃焼の悪化を招く惧れがある。しか
し、この運転域では吸入混合気量も多く燃焼による発熱
量も高くなるため、燃焼室の壁温や残留ガス温度等が上
昇して圧縮後の混合気温度も高くなるので、燃焼の悪化
を十分に抑制できる。したがって、積極的に各吸気弁3
の閉弁時期を早めることによりポンプ損失を低減するこ
とが可能になる。換言すれば、各吸気弁3の閉弁時期を
早めることを優先させてポンプ損失の低減化による燃費
の向上を図るものである。
【0047】但し、各吸気弁3の閉弁時期を早めすぎる
と、やがて圧縮温度が低下して燃焼の悪化を招来する。
そこで、前述のように、吸気弁3の開弁時期も早めて、
排気弁とのオーバーラップを大きくする制御を行った。
これにより、燃焼室内の残留ガス割合を増加させて該残
留ガスの熱で混合気を暖めることができるので、閉弁時
期を早めることによる有効圧縮比の低下が生じても燃焼
開始時の燃焼状態が良好になり、燃焼悪化を防止しつつ
ポンプ損失の低減化が図れるのである。
【0048】さらに、残留ガスを増加させるので、その
分、気筒内の吸気行程時における負圧が小さくなり(圧
力が上昇する)、この点からもポンプ損失の低減化が図
れる。
【0049】次に、低回転高負荷域では、前記低回転無
負荷域と同じ制御を行い、吸気弁3の閉時期を遅らせて
下死点近傍とするため、有効な吸気行程を長くすること
ができ、これによって吸気充填効率の向上が図れ、出力
トルクを高めることが可能になる。
【0050】また、各吸気弁3の開弁時期も遅らせたた
め、排気弁とのオーバーラップが小さくなり、残留ガス
の減少化によってノッキングの発生を防止することがで
きる。
【0051】しかも、本実施例では、前述のように低回
転中負荷域における進角制御は、冷却水温度TWが所定
値以下(例えば60℃)の場合は行わないようにしたた
め、燃焼の悪化を防止できる。
【0052】また、前記進角制御における各吸気弁3の
開弁時期を高速用バルブリフトの開弁時期よりも進角さ
せたため、各吸気弁3の早閉じとオーバーラップ大によ
る効果を従来よりもさらに大きくすることができる。即
ち、従来では、構造上の点(バルブリフト制御機構Aの
メインロッカアーム1とサブロッカアーム2が高回転,
低回転運転を問わず常に揺動している構造のもの)から
低速用バルブリフトを高速用バルブリフトの前後へはみ
出させることはできないが、本実施例では高低バルブリ
フトの切り換えと位相の変換とを夫々別個に制御するこ
とができるため、前述のような進角制御が可能になり、
より高いレベルの効果を得ることができるのである。
【0053】尚、低回転中負荷域では、図9に示す高速
用バルブリフト特性X2に制御することにより各吸気弁
3の閉弁時期を通常機関の吸気弁閉時期よりもさらに遅
らせることによってポンプ損失の低減効果が得られると
共に、吸気弁3の開弁時期が通常機関の閉弁時期より進
み側となって排気弁とのバルブオーバーラップ量が大き
くなって残留ガスによる混合気の加熱作用が一層向上す
るが、バルブリフト量が大きくなるため、動弁駆動損失
つまり摺動摩擦抵抗が大きくなってしまい、出力トルク
が低下する惧れがある。
【0054】これに対し、本実施例では、低速用バルブ
リフト特性X3を選択するため、各吸気弁3の小さな開
口部によって混合気が絞られ、燃焼室内でのスワールが
強化され、燃焼が良好になると共に、小バルブリフトに
より動弁駆動損失が小さくなり、出力トルクを向上させ
ることができる。また、各吸気弁3の閉弁時期を進ませ
る方が気筒内断熱膨張作用により一時的に大きな負圧に
なるため、燃料の気化が促進されて燃焼が良好になると
いった種々の利点がある。
【0055】図10は、本発明を排気弁に適用したバル
ブリフト特性を示しており、一点鎖線は高速用バルブリ
フト特性XE3を、実線は低速用バルブリフト特性XE
4、二点鎖線は低速用バルブリフト特性の閉弁時期を進
角側(進み側)に制御した進角側低バルブリフト特性X
E1、破線は低速用バルブリフト特性の閉弁時期を遅角
側(遅れ側)に制御した遅角側低バルブリフト特性XE
2をそれぞれ示している。即ち、アイドリングやアイド
リング近傍の機関の低速低負荷域(バルブリフト制御)
では、機構Aによって低速用カムのプロフィールに基づ
く低速用バルブリフト特性XE4に切り換わり、さらに
バルブタイミング制御機構BによってXE4をさらにX
E1に示すように進角側(進み側)に制御する。したが
って、排気弁は、下死点位置近傍で開弁し、上死点位置
近傍で閉弁するので膨張行程が長くなると共に、吸気弁
3とのオーバラップ量も少なくなるので燃焼の悪化が防
止されて、燃費の向上が図れる。
【0056】次に、機関の低回転中負荷域では、低速用
バルブリフト特性XE4をバルブタイミング制御機構B
によってXE2に示すように遅角側(遅れ側)に制御す
る。したがって、排気弁の閉弁時期を高速用カムのカム
プロフィールに基づいた高速用バルブリフト特性XE3
の閉弁時期より遅らせることができるので、吸気管に逆
流した既燃ガス(残留ガス)を燃焼室内に吸い戻す作用
が大きくなる。このため、該残留ガスの加熱作用により
混合気が暖められ燃焼効率が良好となる。
【0057】尚、排気弁の閉弁時期を上死点前まで進角
(進み側)させることにより、前記残留ガスの加熱作用
を行うことができる。即ち、この場合は既燃ガス(残留
ガス)を燃焼室内に封じ込めるようにしている(図10
のXE1参照)。以上説明した封じ込め作用及び吸い戻
し作用は、機関の排気行程終期のHC濃度の濃い排気を
燃焼室内に封じ込めあるいは吸い戻して次の行程で再燃
焼させることができるので、HCの低減化が図れる。ま
た、小バルブリフトにより動弁駆動損失が小さくなり、
出力トルクを向上させることができる。
【0058】本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、制御要素としての機関温度は冷却水温以外に潤
滑油温であってもよい。また、制御要素の機関回転数上
限値は機関の仕様等によって任意に設定することができ
る。
【0059】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
及び2の発明によれば、低回転中負荷域において良好な
燃焼状態を確保しつつポンプ損失の低減化が図れる。こ
の結果、運転性の安定化と燃費の大巾な向上が図れる。
【0060】また、請求項3の発明によれば、機関温度
が所定値以下の場合は、吸気弁の進角制御並びに排気弁
の遅角制御を行わないため、燃焼の悪化を防止できる。
【0061】さらに、請求項4及び5の発明によれば、
吸気弁あるいは排気弁の開閉時期を大作動角時の開閉時
期よりも進角,遅角側に制御したため、ポンプ損失の低
減効果を一層助長できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図。
【図2】本実施例のバルブリフト制御機構を示す平面
図。
【図3】図2のI−I線断面図。
【図4】図2のJ−J線断面図。
【図5】図2のK−K線断面図。
【図6】本実施例のバルブタイミング制御機構を示す断
面図。
【図7】本実施例の制御態様を示すフローチャート図。
【図8】スロットル開度と負荷との関係を示す特性図。
【図9】本実施例におけるバルブリフトとバルブタイミ
ング特性を示す図。
【図10】排気弁側に適用した実施例におけるバルブリ
フトとバルブタイミング特性を示す図。
【図11】従来のバルブリフト特性図。
【図12】クランク角とポンプ損失の関係を示す説明
図。
【符号の説明】
A…バルブリフト制御機構 B…バルブタイミング制御機構 C…コントロールユニット(コントローラ) D・E…油圧切換弁 3…吸気弁 11…カムシャフト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関運転状態を検出するコントローラか
    らの出力信号に基づいて吸気弁のバルブリフト特性を機
    関低回転域では小さな弁作動角に、高回転域では大きな
    弁作動角に夫々切り換えるバルブリフト制御機構と、前
    記コントローラからの出力信号に基づいて前記弁作動角
    の位相を変換して吸気弁の開閉時期を進角側あるいは遅
    角側に切り換えるバルブタイミング制御機構とを備えた
    動弁装置であって、 機関低回転時において前記バルブリフト制御機構により
    小作動角に制御された位相を、機関中負荷時には前記バ
    ルブタイミング制御機構によって進角側に変換したこと
    を特徴とする内燃機関の動弁装置。
  2. 【請求項2】 機関運転状態を検出するコントローラか
    らの出力信号に基づいて排気弁のバルブリフト特性を機
    関低回転域では小さな弁作動角に、高回転域では大きな
    弁作動角に夫々切り換えるバルブリフト制御機構と、前
    記コントローラからの出力信号に基づいて前記弁作動角
    の位相を変換して排気弁の開閉時期を進角側あるいは遅
    角側に切り換えるバルブタイミング制御機構とを備えた
    動弁装置であって、 機関低回転時において前記バルブリフト制御機構により
    小作動角に制御された位相を、機関中負荷時には前記バ
    ルブタイミング制御機構によって遅角側に変換したこと
    を特徴とする内燃機関の動弁装置。
  3. 【請求項3】 前記機関低回転中負荷時における吸気弁
    の進角側への位相変換制御並びに排気弁の遅角側への位
    相変換制御を、機関温度が所定値以上のときに行うこと
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の内燃機関の
    動弁装置。
  4. 【請求項4】 前記機関低回転中負荷時における吸気弁
    の開弁時期を大作動角時の開弁時期よりも進角側に制御
    したことを特徴とする請求項1または請求項3記載の内
    燃機関の動弁装置。
  5. 【請求項5】 前記機関低回転中負荷時における排気弁
    の閉弁時期を大作動角時の閉弁時期よりも遅角側に制御
    したことを特徴とする請求項2または請求項3記載の内
    燃機関の動弁装置。
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