JP4053634B2 - Dohcエンジンの可変バルブタイミング装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくともエンジン回転数と吸入空気量に基づいて吸・排気バルブの少なくとも一方の開閉タイミング(バルブタイミング)を変えるようにしたDOHCエンジンの可変バルブタイミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
DOHCエンジンにおいて吸気カム軸と排気カム軸の少なくとも一方に可変バルブタイミング装置を備え、吸・排気バルブの少なくとも一方の開閉タイミングを少なくともエンジン回転数と吸入空気量に基づいて制御して両バルブのオーバーラップを大きくして掃気効率向上によるトルクアップや内部EGR率向上による燃費の改善とNOX の低減を図ったり、吸・排気バルブの少なくとも一方を遅閉じとして圧縮行程におけるポンピングロスを小さく抑えて燃費の改善を図ることは従来から行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、排気脈動の周波数は排気温度によって変化するが、従来はエンジンの定常運転時の排気温度に基づいてバルブタイミングを決定していたため、エンジンが定常運転域に達するまでの過渡状態であって、排気温度が上昇している過程においてはバルブタイミングにミスマッチングが生じ、掃気効率や内部EGR率の低下に伴うトルクダウンが発生して車両の加速感が損なわれ、ドライバビリティが低下する等の問題が発生していた。特に、バルブオーバーラップの大きなエンジンにおいては、低・中速、高負荷等のように車両の走行条件によって排気温度が変わり易く、掃気効果の大きな領域での排気温度のトルクへの影響が大きかった。
【0004】
そこで、上記問題に対してバルブオーバーラップを縮小する等の対策が考えられるが、斯かる対策を講じれば低・中速トルクの大幅な低下を招いてしまう。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、エンジンの運転条件に拘らずバルブタイミングを最適に制御して低・中速トルクの向上と燃費及び排ガス特性の改善を図ることができるDOHCエンジンの可変バルブタイミング装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためのDOHCエンジンの可変バルブタイミング装置は、少なくともエンジン回転数と吸入空気量に基づいて吸・排気バルブの少なくとも一方の開閉タイミングを制御するようにしたDOHCエンジンの可変バルブタイミング装置において、排気温度を検出する排気温度検出手段を設け、該排気温度検出手段によって検出された排気温度を制御パラメータに加えてバルブの開閉タイミングを制御するようにしたことを特徴とする。
【0007】
また、上記DOHCエンジンの可変バルブタイミング装置において、低・中速−高負荷領域においては、吸・排気バルブのオーバーラップ領域が排気圧力波の低い谷の領域に一致するようバルブの開閉タイミングを制御してもよい。
【0008】
また、上記DOHCエンジンの可変バルブタイミング装置において、低・中速−中負荷領域においては、吸・排気バルブのオーバーラップ領域が排気圧力波の高い山の領域に一致するようバルブの開閉タイミングを制御してもよい。
【0009】
また、上記DOHCエンジンの可変バルブタイミング装置において、エンジン回転数、吸入空気量及び排気温度の3次元マップを作成し、その3次元マップからバルブタイミングを算出してもよい。
【0010】
また、上記DOHCエンジンの可変バルブタイミング装置において、エンジン回転数と吸入空気量によって基準となるバルブタイミングを算出した後、排気温度による係数で基準となるバルブタイミングを補正してもよい。
【0011】
従って、本発明によれば、可変バルブタイミング装置の制御パラメータとして排気温度を加えたため、エンジンの運転状態に拘らず、エンジン始動後の排気温度が低い過渡状態から定常状態までの全運転範囲でバルブの開閉タイミングを最適に保つことができ、低・中速トルクの向上と燃費及び排ガス特性の改善を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は本発明に係る可変バルブタイミング装置を備えるDOHCエンジンの構成図、図2は同エンジンの負荷特性を示す図(エンジン回転数−負荷曲線)、図3はエンジンの低・中速−高負荷域(W.O.T.域)におけるクランク角と排気圧力及び吸・排気バルブの開閉タイミング(バルブリフト量)との関係を示す図、図4は低・中速−高負荷域(W.O.T.域)におけるバルブタイミングとトルクの時間変化を示す図、図5はエンジンの低・中速−中負荷域(パーシャル域)におけるクランク角と排気圧力及び吸・排気バルブの開閉タイミング(バルブリフト量)との関係を示す図である。
【0014】
先ず、本実施の形態に係るDOHCエンジン1の概略構成を図1に基づいて説明する。
【0015】
図1に示すDOHCエンジン1は自動車用の水冷4気筒エンジンであって、そのシリンダブロック2には各気筒毎にピストン3が上下摺動自在に嵌装されており、各ピストン3はコンロッド4を介してクランク軸5に連結されている。尚、クランク軸5はクランク室6内に図1の紙面垂直方向に長く配されており、エンジン1の下部にはエンジン回転数を検出するための回転センサ7が取り付けられ、この回転センサ7はエンジンコントロールユニット(以下、ECUと略称する)8に電気的に接続されている。
【0016】
又、上記シリンダブロック2の上部に被着されたシリンダヘッド9には各気筒毎に吸気通路10と排気通路11が形成されており、各吸気通路10と排気通路11が燃焼室に開口する吸気ポートと排気ポートは吸気バルブ12と排気バルブ13によってそれぞれ適当なタイミングで開閉されて所要のガス交換がなされる。
【0017】
即ち、上記吸気バルブ12と排気バルブ13は吸気カム軸14と排気カム軸15にそれぞれ一体に形成された吸気カム14aと排気カム15aにそれぞれ当接しており、吸気カム軸14と排気カム軸15が回転駆動されることによって前述のようにそれぞれ適当なタイミングで開閉される。
【0018】
ところで、上記吸気カム軸14と排気カム軸15の各端部には、吸気バルブ12と排気バルブ13の開閉タイミングを変えるための可変バルブタイミング装置(以下、VVTと略称する)16,17がそれぞれ取り付けられており、これらのVVT16,17は前記ECU8からの制御信号によってその駆動が制御される。
【0019】
尚、シリンダヘッド9の上部にはシリンダヘッドカバー18が被着されており、シリンダヘッド9の側部には冷却水温度を検出するための水温センサ19が取り付けられ、この水温センサ19は前記ECU8に電気的に接続されている。
【0020】
又、前記シリンダヘッド9の吸気側には、各気筒の前記吸気通路10に連なる吸気マニホールド20が取り付けられており、該吸気マニホールド20にはスロットルボディ21が接続されている。そして、このスロットルボディ21には不図示のスロットルバルブが内蔵されている。尚、吸気マニホールド20のシリンダヘッド9に近い部位には負圧センサ22が取り付けられており、この負圧センサ22は前記ECU8に電気的に接続されている。
【0021】
他方、シリンダヘッド9の排気側には、各気筒の前記排気通路11に連なる排気マニホールド23が取り付けられており、この排気マニホールド23の集合部23aには排気温度を検出するための排気温センサ24が取り付けられ、この排気温センサ24は前記ECU8に電気的に接続されている。
【0022】
而して、以上の構成を有するDOHCエンジン1においては、前記回転センサ7によって検出されたエンジン回転数と、前記水温センサ19によって検出された冷却水温と、前記負圧センサ22によって検出された吸気マニホールド20内の負圧及び前記排気温センサ24によって検出された排気温度は前記ECU8に入力され、ECU8はこれらのデータに基づいて前記VVT16,17の駆動を制御して前記吸気バルブ12と排気バルブ13の開閉タイミングをそれぞれ調整する。尚、ECU8は負圧センサ22から入力される負圧に基づいて吸入空気量(エンジン負荷)を算出するが、吸入空気量はエンジン回転数とスロットル開度及び吸入空気温度に基づいて算出することもでき、或はエアーフローメータによって直接計測することもできる。
【0023】
即ち、ECU8は従来の制御パラメータであるエンジン回転数と冷却水温及び吸入空気量(エンジン負荷)に排気温度を制御パラメータに加えて吸・排気バルブ12,13の開閉タイミングを調整するものであって、具体的には図2に示す低・中速−高負荷領域(W.O.T.域)A、低・中速−中負荷領域(パーシャル域)B、低・中速−低負荷領域(低負荷域)C及び高回転領域Dに分けてそれぞれ以下のように吸・排気バルブ12,13の開閉タイミングを制御する。
【0024】
1)低・中速−高負荷領域(W.O.T.域)A:
図3において実線は排気温度が高い状態(エンジンの定常運転状態)における排気圧力とバルブの開閉タイミングを示すが、この領域Aにおいては高トルクを得るために吸・排気バルブ12,13のオーバーラップ(両バルブ12,13が共に開いている斜線領域)が排気圧力が最も低い領域(排気圧力波の谷の領域)に位置するように吸・排気バルブ12,13の開閉タイミングがVVT16,17によって制御される。
【0025】
ところが、エンジン1の始動後の排気温度が低い過渡状態における排気圧力は図3に破線にて示すように排気温度が高い定常状態のそれに対してずれるため、図4に実線にて示すように(従来のように)排気温度とは無関係に(排気温度が低いにも拘らず)領域Aにおいて吸・排気バルブ12,13の開閉タイミングを進角させると、図3に示すように吸・排気バルブ12,13のオーバーラップ領域が排気温度が低い状態における排気圧力の最も低い領域から外れ、吸・排気バルブ12,13の開閉タイミングにミスマッチングが生じて高い掃気効果が得られず、図4に実線にて示すように排気温度が定常値に達するまでの過渡域においてトルクの低下が生じて車両の良好な加速感が得られず、ドライバビリティの低下を招いてしまう。
【0026】
而して、本実施の形態では、図4に破線にて示すようにECU8は排気温度の上昇に応じて吸・排気バルブ12,13の開閉タイミングを徐々に進角するようVVT16,17を制御し、図3に破線にて示すように吸・排気バルブ12,13のオーバーラップ領域を排気温度が高い場合のそれに対してずらせ、このオーバーラップ領域がそのときの排気圧力が最も低い領域(排気圧力波の谷の領域)に一致するようにしている。この結果、エンジン1の始動後の排気温度が定常値に達しない過渡域においても高い掃気効果が得られ、図4に実線にて示すようにトルクの低下が防がれ、車両の良好な加速感が得られて高いドライバビリティが確保される。
【0027】
2)低・中速−中負荷領域(パーシャル域)B:
図5において実線は排気温度が高い状態(エンジンの定常運転状態)における排気圧力とバルブの開閉タイミングを示すが、この領域Bにおいては内部EGR率を高めてエミッションの低減(NOX 量の低減)を図るために吸・排気バルブ12,13のオーバーラップ領域(斜線領域)が排気圧力が高い領域(排気圧力波の山の領域)に位置するように吸・排気バルブ12,13の開閉タイミングがVVT16,17によって制御される。
【0028】
ところが、エンジン1の始動後の排気温度が低い過渡状態における排気圧力は図5に破線にて示すように排気温度が高い定常状態のそれに対してずれるため、吸・排気バルブ12,13のオーバーラップ領域が排気温度が低い状態における排気圧力の高い領域から外れ、吸・排気バルブ12,13の開閉タイミングにミスマッチングが生じて高い内部EGR率が得られず、燃焼最高温度を十分低く抑えることができない。この結果、NOX 量が増えるとともに、燃費が悪化してしまう。
【0029】
而して、本実施の形態では、ECU8は排気温度に応じて吸・排気バルブ12,13の開閉タイミングを制御し、図5に破線にて示すように排気温度が低い状態において吸・排気バルブ12,13のオーバーラップ領域を排気温度が高い場合のそれに対してずらせ、このオーバーラップ領域がそのときの排気圧力が高い領域(排気圧力波の山の領域)に一致するようにしている。この結果、エンジン1の始動後の排気温度が定常値に達しない過渡域においても高い内部EGR率が得られ、最高燃焼温度が抑制されてNOX 量が低減され、排気特性と燃費の改善が図られる。
【0030】
3)低・中速−低負荷領域(低負荷域)C:
この領域Cにおいては吸気及び排気の脈動は共に小さいため、VVT16,17は駆動されず、吸・排気バルブ12,13の開閉タイミングの調整はなされない。
【0031】
4)高回転領域D:
この領域Dにおいては排気温度は十分高いため、排気温度の違いによる排気脈動のずれは小さく、排気脈動のずれがエンジン性能及び車両のドライバビリティに及ぼす影響は無視し得る。従って、この領域DではVVT16,17による吸・排気バルブ12,13の開閉タイミングの制御において排気温度は制御パラメータに加えられず、従来と同様の制御がなされる。
【0032】
以上のように、本実施の形態では、可変バルブタイミング装置の制御パラメータとして排気温度を加えたため、エンジン1の運転状態に拘らず、エンジン始動後の排気温度が低い過渡状態から定常状態までの全運転範囲で吸・排気バルブ12,13の開閉タイミングを最適に保つことができ、低・中速トルクの向上と燃費及び排ガス特性の改善を図ることができる。
【0033】
ところで、可変バルブタイミング装置において排気温度を制御パラメータに加えて吸・排気バルブ12,13の排気タイミングを制御する具体的方法としては下記の3つが考えられる。
【0034】
▲1▼エンジン回転数、吸入空気量及び排気温度の3次元マップを作成し、その3次元マップからVVT作動角を算出する方法。
▲2▼エンジン回転数と吸入空気量によって基準となるVVT作動角を算出した後、排気温度による係数で基準となるVVT作動角を補正する方法。但し、係数はエンジン回転数及び吸入空気量毎に持つものとする。
▲3▼上記▲2▼と同様に排気温度による係数で基準となるVVT作動角を補正する方法。但し、係数は高負荷領域のみとし、エンジン回転数毎に持つものとする。
尚、以上は吸・排気側に設けられたVVT16,17によって吸・排気バルブ12,13の開閉タイミングを可変とする例について述べたが、本発明は吸・排気バルブ12,13の少なくとも一方の開閉タイミングを可変とする可変バルブタイミング装置をもその適用対象に含むものである。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、可変バルブタイミング装置の制御パラメータとして排気温度を加えたため、エンジンの運転状態に拘らず、エンジン始動後の排気温度が低い過渡状態から定常状態までの全運転範囲でバルブの開閉タイミングを最適に保つことができ、低・中速トルクの向上と燃費及び排ガス特性の改善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可変バルブタイミング装置を備えるDOHCエンジンの構成図である。
【図2】本発明に係る可変バルブタイミング装置を備えるDOHCエンジンの負荷特性を示す図(エンジン回転数−負荷曲線)である。
【図3】本発明に係る可変バルブタイミング装置を備えるDOHCエンジンの低・中速−高負荷域(W.O.T.域)におけるクランク角と排気圧力及び吸・排気バルブの開閉タイミング(バルブリフト量)との関係を示す図である。
【図4】本発明に係る可変バルブタイミング装置を備えるDOHCエンジンの低・中速−高負荷域(W.O.T.域)におけるバルブタイミングとトルクの時間変化を示す図である。
【図5】本発明に係る可変バルブタイミング装置を備えるDOHCエンジンの低・中速−中負荷域(パーシャル域)におけるクランク角と排気圧力及び吸・排気バルブの開閉タイミング(バルブリフト量)との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 DOHCエンジン
7 回転センサ
8 エンジンコントロールユニット(ECU)
12 吸気バルブ
13 排気バルブ
16,17 可変バルブタイミング装置(VVT)
22 負圧センサ
24 排気温センサ(排気温度検出手段)
Claims (5)
- 少なくともエンジン回転数と吸入空気量に基づいて、吸・排気バルブのオーバーラップ期間に対応する開閉タイミングを制御するDOHCエンジンの可変バルブタイミング装置において、
排気圧力が最も低くなるタイミングに応じた前記開閉タイミングを、排気温度が上昇するにしたがって徐々に進角するように、排気温度に対応付けて定めておき、排気温度を検出する排気温度検出手段を設け、該排気温度検出手段によって検出された排気温度に対応する前記開閉タイミングにて前記吸・排気バルブを開閉し、当該排気温度が上昇するにしたがって前記開閉タイミングを徐々に進角させることを特徴とするDOHCエンジンの可変バルブタイミング装置。 - 低・中速−高負荷領域において、吸・排気バルブのオーバーラップ期間が、排気圧力が最も低くなるタイミングに一致するよう前記開閉タイミングにて前記吸・排気バルブを開閉することを特徴とする請求項1記載のDOHCエンジンの可変バルブタイミング装置。
- 低・中速−中負荷領域においては、吸・排気バルブのオーバーラップ期間が、排気圧力が最も高くなるタイミングに一致するようバルブの開閉タイミングを制御することを特徴とする請求項1又は2記載のDOHCエンジンの可変バルブタイミング装置。
- エンジン回転数、吸入空気量及び排気温度の3次元マップを作成し、その3次元マップから開閉タイミングを算出することを特徴とする請求項1,2又は3記載のDOHCエンジンの可変バルブタイミング装置。
- エンジン回転数と吸入空気量によって基準となる開閉タイミングを算出した後、排気温度による係数で基準となるバルブタイミングを補正することを特徴とする請求項1,2又は3記載のDOHCエンジンの可変バルブタイミング装置。
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