JPH06156852A - 画像形成装置のカール補正装置 - Google Patents

画像形成装置のカール補正装置

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JPH06156852A
JPH06156852A JP4328799A JP32879992A JPH06156852A JP H06156852 A JPH06156852 A JP H06156852A JP 4328799 A JP4328799 A JP 4328799A JP 32879992 A JP32879992 A JP 32879992A JP H06156852 A JPH06156852 A JP H06156852A
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JP
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paper
sheet
loop
curl correction
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JP4328799A
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English (en)
Inventor
Takashi Nakazato
貴仕 中里
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子複写機の定着装置の下流部にカール補正
装置を配置し、両部材の間で用紙にループを形成する際
に、ループの大きさを任意に調整できるとともに、用紙
の搬送速度を制御できるようにする。 【構成】 定着装置1の下流部に所定の間隔をおいてカ
ール補正装置10を配置し、カールを生じた用紙に対し
て、カール補正装置によりカールを補正させる。前記カ
ール補正装置10は、ベルト11に対して押圧ロール1
5を押圧する量を、カム部材18を用いて、任意に調整
できるように構成し、両装置の間に配置するループ設定
ゲート5とループ逃がしゲート6により、用紙のループ
の制御を行うようにする。また、前記用紙のループの状
態に対応させて、カール補正装置での用紙搬送速度を変
化させ、ループの制御を行うとともに、用紙が定着装置
から離れた状態で用紙を高速で排出させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を用いる
電子複写機等の装置において、定着装置を通った際に、
コピーとしての記録紙(以下用紙と呼ぶ)に発生するカ
ールを補正する装置に関し、特に、ベルトに対して押圧
ロールを押圧してカールを補正する機構を、定着装置の
下流部に配置する場合に、カール除去装置の用紙搬送速
度を可変に構成して、両装置の間で用紙に一定の形状の
ループを形成した状態でカールの補正を行い得るように
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いる電子複写機等の画
像形成装置においては、感光体ドラム等の画像担持体に
トナー画像を形成し、そのトナー画像を用紙に転写した
後で、定着装置に通して熱と圧力とを加えて定着し、コ
ピーを作成する手段を用いている。ところが、前記トナ
ー画像を担持する用紙を、定着装置を通して定着する際
に、紙に熱や圧力が付与されることにより、コピーとし
て排出される用紙が一方に湾曲し、カール紙が形成され
るという問題がある。また、用紙が担持するトナー画像
の画像濃度等の条件によっても、カールの発生状態に影
響を与えるもので、画像濃度が高いものほど大きくカー
ルが発生するという傾向がある。
【0003】前述したように、用紙にカールが発生した
場合には、そのカール紙が用紙路内を搬送される際に、
用紙路のガイド板の端部に引っ掛かったり、ゲート部材
等に係止されたりすることがある。そして、カールを生
じた用紙により、用紙路内での搬送作用に支障が生じた
り、途中でジャムが発生する原因となることがある。ま
た、カール紙をソータのトレイに仕分けて収容する場合
にも、その用紙が整然と収容されないために、トレイに
設定されている用紙の収容枚数に達する前に満杯の検知
情報が出力され、正常に用紙を収容できない場合が発生
する。その他に、トレイに収容されている用紙の先端部
に次の用紙が突き当たったりして、用紙の収容の作用が
正常に行われなくなる等の問題が発生する。
【0004】前述したようなカール紙による問題を解消
するために、例えば、特開昭60−31464号公報等
に示されるように、定着装置の下流部にカール補正装置
を配置し、用紙のカールを修正した状態で、排出トレイ
等に向けて排出させることが行われている。前記従来例
に示されるカール補正装置は、定着装置から排出される
用紙を搬送するベルトに対して押圧ロールを配置し、前
記押圧ロールによりベルトを押圧させた部分に用紙を通
過させるように構成している。そして、ベルトと押圧ロ
ールとの間を通過する用紙に対して、紙の厚さに対応す
る押圧作用を加えて、用紙をカールの方向と反対の方向
に向けて急激に湾曲させる作用を加え、用紙のカールを
除去するようにしている。そして、前述したようなカー
ル補正装置を用いることによって、定着装置から排出さ
れる用紙が大きなカールを発生している場合でも、その
用紙がカールしていない状態となるために、用紙の収容
性を向上させることができる。また、用紙が用紙路内で
搬送される場合でも、用紙の先端部が用紙搬送路のガイ
ド板の継ぎ目等に引っ掛かったりすることがなく、ジャ
ム等の不都合な問題が発生することを防止できるという
利点を発揮させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したようなカール
除去装置は、一般に定着装置の下流部に配置されている
ものであり、該定着装置との間で用紙に引っ張り合う状
態が発生すると、ベルトにより画像面を擦ったりする問
題が発生する。そこで、従来の装置では、定着装置に対
してカール除去装置を用紙の長さよりも大きな間隔で配
置し、両装置の間で用紙に引っ張り作用が生じないよう
にしている。例えば、比較的大きな電子複写機等の装置
では、装置の内部に十分な余裕があるので、従来のカー
ル除去装置を装備しても用紙の引っ張り合い等が発生し
ない。しかし、小型の電子写真複写機等においては、装
置内部に余裕スペースがないために、カール除去装置を
一体に装備することができないという問題がある。
【0006】前記問題を解決するために、カール除去装
置を定着装置に近接させて配置し、定着装置での用紙搬
送速度に対して、カール除去装置での搬送速度を小さく
設定することが考えられる。しかし、両装置の間で、用
紙にループを形成した状態に設定する場合に、大サイズ
の用紙ではそのループが非常に大きくなり、用紙が用紙
路のガイド板に強く摺動して、画像面を損傷する等の問
題が発生する。また、用紙のループが大きくなった場合
には、用紙路内で用紙が折れ曲がったりする等の不都合
な状態が発生する。したがって、両装置における用紙搬
送速度を正確に設定し、用紙に対して適正な量のループ
を形成させることが必要となるものの、用紙の種類等に
対応させて、各装置における送り速度を正確にコントロ
ールすることが困難である。
【0007】前述したような問題の他に、例えば、厚紙
やOHPシートのように、カールを生じないものがあっ
ても、従来のカール補正装置では、カール補正作用を中
断できないという問題がある。また、両面コピーのう
ち、特にフルカラーコピーのように、用紙の両面に濃度
の高いトナー画像が転写されたものでは、その用紙に生
じるカールの方向が一定せずに、従来の装置のように、
一方向のカールのみを補正する手段では対応できないと
いう問題がある。さらに、ソータの用紙導入部に対して
カール補正装置を配置し、該カール補正装置と定着装置
との間に用紙を反転排出する機構を設ける場合には、両
面コピーの場合と同様に、用紙のカールの方向が一定し
ないという問題がある。
【0008】
【発明の目的】本発明の画像形成装置のカール補正装置
は、前述したような従来のカール除去装置の問題を解消
するもので、定着装置とカール除去装置とを近接させて
配置し、カール除去装置での用紙搬送速度の調整を行い
得るように構成し、両装置の間で、適正なループを形成
させる手段を設けるとともに、用紙の後端部が定着装置
でのニップ位置から離れた状態で、用紙を高速で排出で
きるようにする装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、電
子写真方式を用いて感光体に形成したトナー画像を用紙
に転写し、定着装置を通して定着して用紙を作成すると
ともに、前記定着装置の下流部にカール除去装置を配置
してなる装置に関する。本発明においては、前記定着装
置とカール除去装置との間隔に対して、用紙の長さの情
報を比較する手段と、前記カール除去装置による用紙の
搬送速度と、定着装置における用紙の搬送速度とを異な
る速度に設定する手段、および、前記定着装置とカール
除去装置との間で、用紙に対してループを形成させる手
段と、前記用紙のループの大きさを制御する手段を設
け、用紙のループの大きさを調整しながら、用紙の搬送
と、カールの修正作用を行う機構を設けている。
【0010】また、本発明のカール補正装置において
は、定着装置との間で用紙にループを形成しながら搬送
する速度と、用紙が定着装置のニップ位置から離れた状
態で高速で搬送する速度との間に、任意の速度を設定可
能に構成し、用紙搬送作用を発揮できるように構成する
ことができる。さらに、本発明の装置は、カールの補正
を必要としない用紙に対しては、搬送力のみを付与する
手段を設けることができる。前記構成に加えて、本発明
においては、前記定着装置とカール補正装置との間に反
転経路を配置し、用紙を反転させて排出するモードを設
定可能に構成することができ、前記カール補正装置を、
修正方向の異なる2つの装置を組み合わせて配置し、用
紙に生じたカールの方向に対応させるカール補正装置を
作用させる機構を構成することができる。
【0011】前述したように構成したことにより、本発
明においては、カール除去装置を定着装置に近接させて
配置することができ、小型の画像形成装置にもカール補
正装置を設けることが可能になる。また、本発明の画像
形成装置のカール補正装置は、定着装置とカール除去装
置との間に、適正な量のループを形成させることができ
るので、ループ部分がガイド板にこすられることを防止
でき、画像面を損傷したりすることが防止される。さら
に、本発明の装置では、用紙のループの状態に応じてカ
ール除去装置の速度を変化させることができるので、両
装置の間で用紙を引っ張り合う等の問題が生じることが
なく、定着装置によるニップ部から用紙の後端部が離れ
た状態では、カール補正装置を高速で駆動して、用紙を
高速で排出することができる。前記作用に加えて、本発
明においては、2つのカール修正方向の異なるカール補
正装置を組み合わせて配置し、用紙が反転排出される場
合、または、両面コピーで、カールの方向が一方に規定
されない場合等でも、任意の方向のカールを補正するこ
とができる。
【0012】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明の画像形
成装置のカール補正装置を説明する。図1に示されるよ
うに、本発明では、電子写真複写機に設ける定着装置1
の下流部に、カール補正装置10を配置し、該定着装置
から排出される用紙をベルト11と押圧ロール15との
間で急激に折り曲げるような作用を加えて、カールを修
正する作用を付与するようにしている。前記図1に示さ
れる画像形成装置において、定着装置の下流部に排出ロ
ーラ2を配置しており、前記排出ローラ2の下流部の用
紙路に、用紙のループ制御機構を配置し、定着装置との
間に一定の間隔をおいて、カール補正装置10を配置し
ている。前記定着装置1とカール補正装置10との間の
用紙路は、上下のガイド板3、4により規制されている
が、本発明の装置においては、上ガイド板3に対応させ
てループ設定ゲート5を配置し、下ガイド板4に対応さ
せてループ逃がしゲート6を配置し、前記ループ設定ゲ
ート5とループ逃がしゲート6とを、それぞれ揺動可能
に設けている。また、前記ループ逃がしゲート6に対応
させて、アクチュエータ7とセンサ8とを設け、アクチ
ュエータ7が用紙のループにより押圧されて、軸7aを
介して揺動されて、センサ8により検知される情報を用
いて、カール補正装置による用紙搬送速度を変化させ得
るように構成している。
【0013】前記定着装置の下流部に配置されるカール
補正装置10は、ベルト11と押圧ロール15との間に
用紙を通す際に、用紙に対して急激な曲げ作用を付与し
て、カールを修正する作用を行うものとして構成され
る。前記図1に示されカール補正装置10は、図2に示
されるように構成された装置を用いている。図2に示さ
れるカール補正装置10においては、ベルト11を駆動
軸12と従動軸13とに掛け渡して、所定の張力をベル
ト11に付与した状態に設定している。また、前記ベル
ト11に対して押圧される押圧ロール15は、ロッド状
の小径の部材をリンク17により支持し、該リンク17
の他端部に配置したカム従動子16が、カム部材18に
係合されて、押圧ロール15に対する押圧の作用を付与
するようにしている。前記カム部材18は、その支軸1
9に割り出し用円板22を設けており、その円板22の
突起23に対して、ソレノイド20により作動される係
止爪部材21が係合することにより、カム部材18の回
転位置の制御を行うようにしている。
【0014】そして、前記カム軸19をモータ25によ
り駆動して、カム部材18を回転させ、押圧ロール15
がベルト11を押圧する量を設定することによって、用
紙のカール修正の性能を変化させ得るようにしている。
例えば、定着装置を通った用紙に発生するカールの大き
さは、用紙の紙質や、トナー画像の濃度等の条件によっ
て異なるものであるから、カール補正装置によるカール
修正の性能を、その用紙に発生するカールの程度に対応
させて設定することが必要である。そこで、本発明のカ
ール補正装置においては、例えば、普通紙とトレーシン
グペーパー等の場合と、モノクロコピーと、カラーコピ
ー等の複写のモードに対応させて、カール補正装置にお
けるカール修正の性能を変え得るように構成した装置を
用いている。
【0015】前記図2に示されるカール補正装置10に
おいて、押圧ロール15をベルト11に対して押圧する
際に、カム部材18の位置決めのための円板部材22に
は、3つの係止爪23……が配置されているので、前記
カム部材18により、押圧ロール15の押圧状態は3種
類に設定される。したがって、前記図2に示されるカー
ル補正装置10では、強く押圧するモードと、非常に弱
く押圧するモード、および、その中間の押圧モードとを
設定できるようにしている。そして、前述したように構
成する本発明のカール補正装置では、例えば、カラーコ
ピー等のようにカールの発生量が大きい用紙に対して
は、カール修正作用を強く発揮させ、厚紙等のように、
カールが生じにくい用紙に対しては最も弱い押圧モード
を設定できるようにするとともに、普通紙のモノクロモ
ードに対しては、その中間の押圧モードを設定できるよ
うにすることができる。また、本発明に用いるカール補
正装置としては、押圧力を無段階に設定できるような機
構を用いることが可能であり、そのように、無段階に押
圧力を制御できる装置では、用紙の種類やコピーモー
ド、画像密度等の情報により、カール補正装置をベルト
に向けて押圧する力を適宜調整することができるものと
なる。
【0016】前記図1に示される装置においては、前記
図2に示された構成を有するカール補正装置を用い、該
カール補正装置における用紙搬送速度を調整できるよう
な機構のものとして構成している。また、図1に示すよ
うに、本発明の装置では、定着装置1とカール補正装置
10との間に、用紙の検知を行うために、用紙センサS
1、S2を配置して、用紙の移動の状態を検知できるよ
うに構成している。もちろん、前記用紙センサは、1個
だけ設けても以下に説明する用紙の検知と、各部材に対
する動作の制御を行うことができる。
【0017】次に、本発明の装置において、用紙のカー
ルを除去する際の各部材の動作を説明する。まず、定着
装置1から用紙が送り出される際には、各装置は図1に
示される位置に設定され、用紙を上下のガイド板3、4
の間で案内し、その用紙の先端部がカール補正装置10
によるニップ位置に到達させるようにする。その際に、
カール補正装置10のベルト11は、定着装置1と排出
ローラ2による用紙搬送速度V1よりも遅い速度V2で
駆動され、用紙が定着装置とカール補正装置との2つの
部材により送られる状態が設定される。そして、その後
で、一定の時間が経過すると、前記両装置の速度差V1
>V2の関係から、両装置の間の用紙にループが形成さ
れる状態となる。そこで、用紙路に配置した用紙センサ
が用紙を検知してから一定の時間が経過した後で、ルー
プ設定ゲート5とループ逃がしゲート6とを、図示を省
略した駆動手段を作動させて、支軸を中心にして時計方
向に揺動させ、用紙Pをゲート5により押し下げるよう
にして、該用紙のループが下向きになるように案内す
る。そして、用紙Pをループ設定ゲート5により押圧し
て、ループを下向きに形成し、そのループがアクチュエ
ータ7を揺動させて、センサ8により検知される状態に
なるまでその状態を継続する。
【0018】前述したような状態で、用紙を搬送してい
る途中で、用紙のループが一定値以上に大きくなり、ア
クチュエータ7を押し下げると、該アクチュエータ7の
後端部がセンサ8の光路を遮断する状態となり、該セン
サが検知情報を出力し、その情報が制御装置に入力され
る。そして、その情報により、制御装置はカール補正装
置10の駆動軸12の駆動速度を高速に変化させ、ルー
プを解消させる動作を行なう、そして、センサ8の検知
情報がなくなってから一定の時間経過すると、再びカー
ル補正装置による用紙搬送速度を定速に戻すようにす
る。前記カール補正装置10による用紙搬送速度をセン
サ8からの情報と、制御装置に設定されている低速モー
ドとで駆動することにより、用紙に発生するループの量
を調整しながら、用紙を搬送する作用を行わせることが
できる。
【0019】また、前記図1に示される装置において、
定着装置2とカール補正装置10との用紙ニップ位置の
間隔をXに設定し、その間隔Xに対して、用紙の長さL
との関係を検知する必要がある。つまり、用紙の長さL
が、間隔Xに対して長いものである場合には、用紙路内
でのループの制御を行う必要があるものの、前記両部材
の長さの関係がL<Xの場合には、用紙のループを制御
する必要がない。そこで、前記ループ制御機構を作動さ
せるために、電子写真複写機の本体、または、任意の箇
所に用紙の長さを検知する手段を配置して、搬送される
用紙の長さの情報を、図示を省略した制御装置に入力
し、ループ制御機構を作動させるか否かを判定させるこ
とが必要となる。
【0020】前述したように、用紙の長さLと両装置の
間隔Xとの関係にもとづいて、カール補正装置10にお
ける搬送速度の制御を行う場合には、定着装置の速度V
1に対して、カール補正装置での速度V2を適宜調整す
ることが必要となる。例えば、L>Xの関係にある場合
には、定着装置とカール補正装置との間で用紙に張力を
付与しないようにするために、カール補正装置では最初
の搬送速度がV21(V1>V21)に設定され、両装置に
ニップされた用紙にループが形成される状態を設定す
る。そして、用紙のループがセンサ8により検知される
と、カール補正装置での速度をV22(V1<V22)に変
更し、ループがセンサにより検知されない状態となる
と、元の速度V21に低下させる。前記速度を変更する作
用は、用紙が定着装置を通過し終えるまでの間に、セン
サからの検知信号にもとづいて繰り返して行われる。
【0021】そして、前記用紙の後端部が定着装置を通
過し終えて、センサS1による用紙の検知情報がオフに
なると、用紙に対する引っ張り合いの恐れがなくなるの
で、カール補正装置10では用紙の排出速度V2を、非
常に高速(例えばV1の2倍以上)に設定し、用紙を高
速で排出することができるようにする。したがって、カ
ール補正装置の下流部の装置での用紙搬送作用を高速で
行い得るようにすることによって、ソータのトレイに向
けて用紙を仕分ける作用を良好に行い得て、後続の用紙
が先の用紙に衝突したりする等の不都合が生じることを
防止できる。また、用紙がカール補正装置を通過し終え
ると、カール補正装置での用紙搬送速度は元の速度V21
に戻されて、次の用紙の到達に対応させるようにする。
なお、用紙の長さLが、間隔Xと同じか、短いものであ
る場合には、両装置の間で用紙を引っ張り合うことがな
いので、カール補正装置を高速で駆動するモードを設定
したままで、用紙に対する搬送作用を行うことができ
る。
【0022】なお、前記用紙の長さの情報は、画像形成
装置が用紙を選択した際の情報を用いることができるも
ので、給紙トレイから給紙する際に、その給紙トレイの
用紙サイズの情報を用いると、用紙搬送路に検知装置を
配置する必要がなくなる。また、前記用紙サイズの情報
の他に、本発明においては、用紙の種類の情報により、
カール補正装置を作動させるか否かの選択を行うことが
必要となる。例えば、厚紙やOHPシート等のように、
カール補正を必要としない種類の用紙に対しては、その
情報を制御装置に入力することにより、カール修正作用
を最も弱く発揮するモードに設定し、用紙に対してルー
プを形成せずに、定着装置とカール補正装置との用紙搬
送速度を同じに設定した状態で排出させるようにする。
【0023】
【実施例2】前記図1に示されるように、定着装置とカ
ール補正装置との間にループ制御機構のみを配置する場
合の他に、本発明においては、図3に示されるように、
定着装置1とカール補正装置10との間に、反転路30
を配置して、用紙を反転排出させる機構を構成すること
ができる。前記図3に示される例では、定着装置からの
用紙排出部に対して反転路30を配置し、その分岐部に
分岐ゲート31を設けて、反転路30に向けて用紙の分
岐を行うようにする。前記反転路30には、所定の間隔
を介して正逆駆動ローラ33、34を設けておき、該反
転路30から送り出される用紙を、カール補正装置10
に向けて送るために、搬送ローラ装置32を設けてい
る。そして、画像形成装置で作成された用紙を反転排出
する場合には、排出ローラ装置2から送り出される用紙
を、分岐ゲート31を介して反転路30に導入し、その
用紙の後端部が分岐ゲート31を通過し終えるまでは、
正逆駆動ローラ33、34の駆動ローラを正転方向に駆
動する。前記反転路30は、用紙を反転排出するための
装置として用いることの他に、片面コピー用紙を中間ト
レイに向けて搬送する経路としても使用することができ
る。
【0024】また、用紙を反転路30から排出する際に
は、前記正逆駆動ローラを逆転方向に駆動して、分岐ゲ
ートの他の案内面を介してカール補正装置に向けて排出
する。前記用紙を反転路から排出する際には、正逆駆動
ローラ33、34と、搬送ローラ装置32、および、カ
ール補正装置による搬送速度は高速に設定することがで
きる。なお、前記搬送ローラ装置32とカール補正装置
10との間で用紙のループを調整する必要がある場合に
は、用紙の反転排出の場合でも、前記搬送ローラ装置3
2での駆動速度を、定着装置の場合と同様に定速V1で
駆動し、ループ制御手段を作動させるモードを設定する
ことができる。
【0025】前記反転排出の作用を行う場合の他に、前
記図3に示される装置では、用紙を直接排出するモード
を使用することができる。そして、用紙を直接排出する
モードを設定する場合には、前記図1の場合と同様に、
搬送ローラ装置32とカール補正装置10との間で用紙
のループを制御しながら、搬送する動作を行い、カール
補正装置の駆動速度をセンサからの信号により制御する
ことができる。さらに、用紙の後端部が搬送ローラ装置
32を通過し終えると、カール補正装置10を高速で駆
動するモードにしたがって、用紙を送り出し、後処理装
置での処理の動作に対応させることができる。
【0026】前述したように、用紙の反転排出する機構
を設けて、用紙の排出面を任意に選択する場合、また
は、両面に画像を形成したフルカラーコピーを排出する
場合には、用紙のカールの方向が一定しないという問題
があり、図示されるように、カール補正装置が一方のカ
ールのみを補正できるような機構のものでは、十分に対
応させることができない。そこで、前記図3に示される
ような装置では、カール補正装置10を1つだけ設ける
ことに代えて、図4または、図5に示されるように、2
つの異なる方向のカール修正性能を発揮するカール補正
装置10、10aを配置することができる。前記図4に
示される例では、例えば、ループ制御装置の下流部に、
上向きのカールを補正するカール補正装置10を配置
し、さらに、その下流部に下向きのカールを補正するカ
ール補正装置10aを配置して、それ等の2つのカール
補正装置を用紙のループの方向に対応させて作動させる
ようにすることができる。そして、用紙のカール方向に
対応させて、1つのカール補正装置を作動させ、他のカ
ール補正装置は押圧力が最も弱い状態にして、カール補
正作用を発揮させずに、用紙の搬送作用を行わせること
ができる。
【0027】前記図4の例とは別に、図5に示される例
では、ループ制御機構の下流部に、分岐ゲート35を配
置して分岐路に接続し、2つのカール補正方向の異なる
カール補正装置10、11を配置している。そして、用
紙に生じるカールの方向の情報にしたがって、分岐ゲー
ト35を揺動させて用紙を分岐し、該当するカール補正
装置に対してカール補正性能を設定した状態で、用紙の
カールを補正する作用を付与できるようにする。また、
前記図4、5に示される2つのカール補正装置10、1
0aでは、前記図2に示されたような機構のものを、上
下を逆に設定する状態で配置し、そのカール補正装置で
の押圧ロールによる押圧作用が、任意の段階で行うこと
ができるようにすること等の制御を行うことが可能であ
る。なお、前記図5に示される例では、カール補正装置
と定着装置との間でのループの制御を行うことができな
いので、例えば、分岐ゲート35の上流部にカール補正
装置と連動させる状態で、速度の制御を行い得るような
搬送ローラ装置を配置し、その搬送ローラ装置と定着装
置との間で、搬送速度を制御することにより、用紙のル
ープを制御する手段を用いることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の画像形成装置のカール補正装置
は、前述したように構成したことにより、カール除去装
置を定着装置に近接させて配置することができ、小型の
画像形成装置にもカール除去装置を設けることが可能に
なる。また、本発明の画像形成装置のカール補正装置
は、定着装置とカール除去装置との間に、適正な量のル
ープを形成させることができるので、ループ部分がガイ
ド板にこすられることを防止でき、画像面を損傷したり
することが防止される。さらに、本発明の装置では、用
紙のループの状態に応じてカール除去装置の速度を変化
させることができるので、両装置の間で用紙を引っ張り
合う等の問題が生じることがなく、定着装置によるニッ
プ部から用紙の後端部が離れた状態では、カール補正装
置を高速で駆動して、用紙を高速で排出することができ
る。前記作用に加えて、本発明においては、2つのカー
ル修正方向の異なるカール補正装置を組み合わせて配置
し、用紙が反転排出される場合、または、両面コピー
で、カールの方向が一方に規定されない場合等でも、任
意の方向のカールを補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置におけるカール補正装
置の構成を示す説明図である。
【図2】 本発明のカール補正装置の構成を示す説明図
である。
【図3】 本発明の他の実施例の説明図である。
【図4】 2方向のカール補正装置を直列に配置する例
の説明図である。
【図5】 2方向のカール補正装置を並列に配置する例
の説明図である。
【符号の説明】
1 定着装置、 5 ループ設定ゲート、 6
ループ逃がしゲート、7 アクチュエータ、 8
センサ、 10 カール補正装置、11 ベルト、
15 押圧ロール、 20 ソレノイド、30
反転路、 31 分岐ゲート、 33・34 正
逆駆動ローラ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/20 102

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式を用いて感光体に形成した
    トナー画像を用紙に転写し、定着装置を通して定着して
    記録紙を作成するとともに、前記定着装置の下流部にカ
    ール除去装置を配置してなる装置において、 前記定着装置とカール除去装置との間隔に対して、用紙
    の長さの情報を比較する手段と、 前記カール除去装置による用紙の搬送速度と、定着装置
    における用紙の搬送速度とを異なる速度に設定する手
    段、および、 前記定着装置とカール除去装置との間で、用紙に対して
    ループを形成させる手段と、前記用紙のループの大きさ
    を制御する手段を設け、 用紙のループの大きさを調整しながら、用紙の搬送と、
    カールの修正作用を行うことを特徴とする画像形成装置
    のカール補正装置。
  2. 【請求項2】 前記カール補正装置においては、定着装
    置との間で用紙にループを形成しながら搬送する速度
    と、用紙が定着装置のニップ位置から離れた状態で高速
    で搬送する速度との間に、任意の速度を設定可能に構成
    し、用紙搬送作用を発揮できるようにすることを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置のカール補正装置。
  3. 【請求項3】 前記カール補正装置は、カールの補正を
    必要としない用紙に対しては、搬送力のみを付与する手
    段を設けることを特徴とする請求項1または2に記載の
    画像形成装置のカール補正装置。
  4. 【請求項4】 前記定着装置とカール補正装置との間に
    反転経路を配置し、用紙を反転させて排出するモードを
    設定可能に構成するとともに、 前記カール補正装置を、修正方向の異なる2つの装置を
    組み合わせて配置し、用紙に生じたカールの方向に対応
    させるカール補正作用を行うことを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置のカール補正装置。
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