JP2009098424A - 画像加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多種類の記録シートのカール矯正効果を保つためには生産性を低下させるおそれがある。
【解決手段】 加熱されて回転可能な無端ベルト130と、無端ベルト130と圧接して圧接部N1を構成する加圧ローラ140と、を備え、圧接部N1において記録シートを挟持搬送して該記録シート上の画像を加熱する構成において、圧接部N1のシート搬送方向の下流側で無端ベルト130の外周面を内方に押圧可能にカール矯正ローラ160を設け、カール矯正ローラ160が押圧する部分で記録シートのカールを矯正する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式を用いたプリンタ、複写機等の画像形成装置において形成されるトナー画像を記録シートに定着する定着装置として用いれば好適な画像加熱装置に関するものである。
近年、電子写真方式の画像形成装置に使用される画像加熱装置を用いた定着装置として、例えば図11に示すような、ベルト定着方式が提案されている。このベルト定着方式は、加熱ローラ50と、この加熱ローラ50と間隔を空けて配設される剥離用ローラ60とに張架されて回転する無端ベルト30と、この無端ベルト30を加熱ローラ50に圧接させる加圧ローラ70と、を備えている。さらに、無端ベルト30における加熱ローラ50と剥離用ローラ60との間のベルト内周面に接して無端ベルト30に保持されるシートを冷却するための冷却部80を備えている。加熱ローラ50は、ローラ芯材51の内部に加熱用のハロゲンランプ53を有し、ローラ芯材51の外側には被覆層54が被覆されている構成である。また、加圧ローラ70は、ローラ芯材71と、ローラ芯材71の外側に被覆層74が被覆されている構成である。
無端ベルト30は、厚さが30〜200μm程度のベルト基材とそのベルト基材の外周面側に形成される厚さが10〜200μm程度の弾性離型層とで構成されている。ベルト基材は、ポリイミド、ポリアミド等の耐熱性樹脂やニッケル、アルミニウム等の金属材料を用いて形成される。また、弾性離型層は、シリコーン系ゴム、フッ素系ゴム等で形成される。
この定着装置の構成における動作を説明する。
無端ベルト30を図中A方向に回転させると、トナー画像Tが担持された記録シートPが、無端ベルト30と加圧ローラ70との間の圧接部N1に導入される。続いて、記録シートPは、無端ベルト30の表面に保持された状態で冷却部80を通過して冷却され、さらに、剥離用ローラ60まで搬送されて無端ベルト30から剥離される。これらの動作により、トナー画像Tが記録シートPに定着される。
冷却部80では、無端ベルト30を介して圧接部N1でトナー画像Tが定着された記録シートPを冷却することにより、無端ベルト30にトナーが付着することがなく、オフセットの発生を防止することができる。さらに、記録シートPはトナー画像Tが定着された後に平坦なベルト面上に保持された状態で冷却されるため、記録シートPのカールの発生が低減される(特許文献1参照)。なお、このときに記録シートPに生じるカールは、定着されたトナーが冷却時に記録シートよりも収縮してしまうことに起因する画像面側が凹状に湾曲するカール(以下、トナーカールという)が主である。
なお、冷却部として無端ベルトの内周面に接離可能に配設した空冷式の冷却ローラを適用したもの(特許文献2参照)、無端ベルトの内周面との接触面に多数の空気流通孔が開設された空冷ボックスを適用したもの(特許文献3参照)などがある。
特開2004−203527号公報 特開平4−216580号公報 特開平5−72926号公報
しかしながら、近年、電子写真方式を用いたプリンタ、複写機等の画像形成装置では、記録シートの種類、サイズなどは使用者の使用目的などにより多岐に渡るものが使用されるようになってきている。そのため、記録シートの厚さ、密度、材質、コート層の有無、強度、スキ目、保持水分量等、記録シートに発生するカールに影響を与える要因も多様になっている。
こうした状況では、従来の定着装置のように無端ベルトの平坦な表面で記録シートを保持した状態でトナー画像を冷却部により冷却して凝固させるだけでは、記録シートの画像面側に湾曲するカールの発生を防止することが困難になってきている。
さらに、近年のプリンタ、複写機等ではより高い生産性をもたらすことが求められてきており、例えば定着ベルトの搬送速度を従来よりも速くすると冷却部での冷却効果が低下してしまい、カールの発生の防止の効果も低下してしまうことになる。
また、定着装置の下流にローラ対等で構成されるカール矯正機構を設けることにより発生したカールを矯正することも考えられるが、カール矯正機構を用いると次のような問題が生じる。すなわち、一旦無端ベルトから記録シートの画像面が剥離させた後にカール矯正を行うと、無端ベルトの平滑性により画像面が無端ベルトと同程度の平滑性を得たとしてもカール矯正機構のカール矯正部分での表面平滑度によっては画像面が粗くなってしまう。特に、上述したように搬送速度を速くしたために記録シートが十分に冷却されていない場合には、この問題が顕著に生じる。
なお、カール矯正機構をベルトを用いたもので、ベルトを定着装置の無端ベルトと同じ構造にすることにより上記問題を解消することが考えられる。しかし、一般的には、定着装置の無端ベルトは、耐熱性樹脂やニッケル、アルミニウム等の金属材料からなるベルト基材に、シリコーン系ゴム、フッ素系ゴム等の弾性離型層を被覆したものであるためコスト的に高い。そのため、無端ベルトと同等の構造のベルトをカール矯正機構に設けると装置のコスト高を招くため、通常は、カール矯正機構はゴム等のベルトが用いられてて、高い表面平滑度を得ることができない。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、確実にカールの発生を抑えることのできる画像加熱装置を提供することを目的とする。
本発明は、加熱されて回転可能な無端ベルトと、前記無端ベルトと圧接して圧接部を構成する加圧部材と、を備え、前記圧接部において記録シートを挟持搬送して該記録シート上の画像を加熱する画像加熱装置において、前記圧接部のシート搬送方向の下流側で前記無端ベルトの外周面を内方に押圧可能に設けられ、押圧する部分で記録シートのカールを矯正するカール矯正機構を備えることを特徴とする。
本発明によれば、従来のように冷却効果の利用だけでなく、多種類の記録シートに生じるのカールを、記録シートを無端ベルトの外周面に密着させた状態で効果的に除去することが可能となる。そのため、定着後における記録シート上の画像は、表面凹凸による光の乱反射が少なく光沢性に富み、写真画像に近似した高画質のものとして得られるとともに、カールが除去された高品質な出力紙を得ることができる。また、カールの矯正を、無端ベルトの搬送速度を低下させずに行うことができるので高い生産性をもたらすことができる。
本発明の実施の最良の形態について説明する。ます、図4は、本実施の形態の画像形成装置の一例であるカラー電子写真プリンタ(以下、プリンタという)1の断面図である。なお、本実施の形態で使用する記録シートとして、普通紙、樹脂製の記録シート状のもの、厚紙、オーバーヘッドプロジェクター用シートなどである。
図4に示すプリンタは、Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk(ブラック)の各色のトナー画像を形成する4色の画像形成ユニットから構成される画像形成部10を備えている。各画像形成ユニットの感光ドラム11の表面は、それぞれ帯電ローラ12によってあらかじめ帯電され、その後、レーザスキャナ13によって潜像が形成される。潜像は現像器14によって現像されて感光ドラム11の表面にトナー画像が形成される。感光ドラム11のトナー画像は、像担持体である中間転写ベルト31に順次転写されて各色の画像が重ねられる。
一方、記録シートPは、プリンタ1の下側に配置されている給紙カセット20に収納されており、給紙カセット20から1枚ずつ送り出されてレジストローラ対23に送り込まれる。レジストローラ対23では、記録シートPを一旦受け止めて斜行を補正する。さらに、レジストローラ対23は、中間転写ベルト31上に形成されたトナー画像と同期を取って、記録シートPを中間転写ベルト31と二次転写ローラ35との間に送り込む。
中間転写ベルト31上に複数の色が重ねられたカラーのトナー画像は、二次転写ローラ35によって記録シートPに転写される。その後、トナー画像が転写された記録シートPが本発明の定着装置100に送られて、定着装置100で記録シートPが加熱加圧されることで記録シートPにトナー画像が定着される。その後、トナー画像が定着された記録シートPがフェイスアップ(トナー画像が上側の状態)で排紙トレイ65に排出される。なお、本実施の形態では、本発明の画像加熱装置をトナー画像を記録シートに定着するための定着装置として用いる例を示す。
(実施の形態1)
実施の形態1に係る定着装置100は、図1及び図2に示すように、加熱ローラ110、剥離用ローラ120、無端ベルト130、加圧ローラ140、冷却部150、カール矯正ローラ160でその主要部が構成されている。
本発明の加熱部材としての加熱ローラ110は、アルミニウム、ステンレス等からなる円筒状のローラ芯材111上に被覆層112が形成されたローラ本体と、ローラ芯材111の内部空間に配設される加熱用ハロゲンランプ113とで構成されている。被覆層112は、例えば、シリコーンゴム等からなる厚さが0.5〜5mm程度の弾性体層と、その弾性体層の表面に形成されるフッ素系樹脂(PFA等)等からなる厚さが数μm〜数10μm程度の表面層で形成されている。
図2に示すように、加熱ローラ110は、図示されていない支持フレームに軸受114を介して回転自在に支持されているとともに、モータMを備えた回転駆動手段により所定の方向(図1の矢印B方向)に回転駆動されるようになっている。また、この加熱ローラ110は、800W程度の加熱用ハロゲンランプ113により定着加熱温度(例えば150〜180℃)になるまで表面が加熱される。さらに、ハロゲンランプ113は、加熱ローラ表面の温度を測定する温度センサSt(図6に図示)による検知情報に基づいてフィードバック制御されて所定の定着加熱温度に維持されるようになっている。
本発明の剥離部材としての剥離用ローラ120は、無端ベルト130より保持されて搬送されてくる記録シートPを無端ベルト130から剥離をするためのローラであり、例えばアルミニウム、SUS(ステンレス鋼)等の金属材料で形成されている。この剥離用ローラ120は、図示されていない支持フレームに回転自在に軸受121を介して支持されているとともに、テンションバネ122等からなる張力付与機構によって無端ベルト130に張力を付与するように付勢されている。
無端ベルト130は、厚さが30〜200μm程度のベルト基材とそのベルト基材の外周面側に形成される厚さが10〜200μm程度の弾性離型層とで構成されている。ベルト基材は、ポリイミド、ポリアミド等の耐熱性樹脂やニッケル、アルミニウム等の金属材料を用いて形成される。また、弾性離型層は、シリコーン系ゴム、フッ素系ゴム等で形成される。この無端ベルト130の外周面の弾性離型層の表面は、できる限り平滑面(鏡面に近いもの)であることが望ましい。この無端ベルト130は、加熱ローラ110と剥離用ローラ120との間で掛け回され、加熱ローラ110の回転駆動により図中の矢印A方向に回転可能となっている。
加圧ローラ140は、無端ベルト130を加熱ローラ110に圧接させるように配設されるものであり、例えば加熱ローラ110と同じ層構造からなり、ローラ芯材141と被覆層142とを備えるものである。なお、加圧ローラ140には、必要に応じて加熱ローラ110と同様に、加熱用ハロゲンランプを配設して加熱機能を付加してもよい。
本発明の加圧部材としての加圧ローラ140は、図示されていない支持フレームに回転自在に支持されているとともに、所定の圧力(50〜200kgf)で図示しないスプリング等の弾性部材により加熱ローラ110に圧接されるように支持されている。また、加圧ローラ140の圧接により、加圧ローラ140と無端ベルト130との間には記録シートの搬送方向に所定幅の圧接部(ニップ部)N1が構成される。
冷却部150は軸流ファンである冷却ファン151(図6に図示)と、加熱ローラ110と剥離用ローラ120との間で無端ベルト130の内側に配置されたダクト152と、を備えている。そして、冷却ファン151によりダクト152を介して無端ベルト130の内周面を下方から上方に向けて矢印の方向に吸排気することにより無端ベルト130を内側から冷却することができる。この空気の流れにより、記録シートP上のトナー画像を冷却、固化して、無端ベルト130表面の平滑性により記録シートPに転写されたトナー画像Tの表面を平滑化させ、さらに、記録シートPの無端ベルト130からの剥離性を向上させる。
なお、この定着装置100では、図4で示した電子写真方式を利用した画像形成部10で形成されたトナー画像Tが記録シートPに転写されて、無端ベルト130と加圧ローラ140との間の圧接部N1に搬送されるように構成されている。
この定着装置100の定着対象となる記録シートPは、プリンタ1に適用可能である記録媒体であれば特に制約されるものではない。しかし、この定着装置100により特に光沢性に富む写真調の画像を得たい場合には、図5(a)に例示するように、基材P1に熱可塑性樹脂を主成分とする透明樹脂層P2を積層形成した記録シートが使用される。基材P1としては、画像形成用の普通紙、コート紙や、印画紙等が挙げられる。透明樹脂層P2を構成する熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン樹脂、スチレン−アクリル酸エステル樹脂等が挙げられる。透明樹脂層P2は、図5(b)に示すように,トナー画像Tが転写された後、図5(c)に示すように定着時の加熱加圧により溶融してトナー画像Tが埋め込まれる程度の層の厚さからなるものであることが好ましい。
続いて、図2及び図3と用いて、記録シートに生じるカール(特にトナーカール)を矯正するための本発明のカール矯正機構について説明する。カール矯正機構は、無端ベルト130によるシートの搬送方向(図1のA方向)における圧接部(ニップ部)N1の下流側で、且つ冷却部150と剥離用ローラ120との間に配置されている。そして、カール矯正機構は、無端ベルト130の記録シートを支持する外周面を外側から内方に押圧可能に設けられている。そして、無端ベルト130を押圧して内側に凹む凹形状を形成させ、この凹形状の押圧部分を記録シートが通過することにより記録シートのカールを矯正することができる。
無端ベルト130の外周面を内方に押圧するカール矯正ローラ160は、例えばステンレス鋼からなる中実ローラであり、図示しない支持フレームに左右の軸受161を介して回転自在に支持されて、無端ベルト130の回転に従動回転するように設けられている。軸受161は支持フレームに上下方向(カール矯正ローラ160の押圧方向)に往復動可能に支持されているとともに、下方から左右に配置されている駆動カム171,171に支持されている。なお、カール矯正ローラ160の外周に、加熱ローラ110と同様に被覆層を設けてもよい。
駆動カム171,171は、無端ベルト130のカール矯正ローラ160に対する巻き付け角X(図3に図示)を変更可能とするためのものであり、カム軸170に固定されていて、カム軸170の回転にともない回転駆動される。カム軸170にはステッピングモータ180が連結されていて、後述する制御装置Cからの命令により回転駆動をカム軸170に伝達する。一方の駆動カム171には回転位置検知のためのフラグ171aが一体に形成されており、フラグ171aがフォトインタラプタ172を遮光することにより駆動カムの基準回転位置を検知する。
そして、この基準回転位置からステッピングモータ180のステップ数に基づく回転により駆動カム171,171を所定の位相になるように回転させることができる。このようにして駆動カム171,171の回転位置制御が行われ、無端ベルト130のカール矯正ローラ160に対する巻き付け角Xが適宜設定される。なお、本実施の形態では、図3に示すように、駆動カム171,171が上死点すなわちカール矯正ローラ160が無端ベルト130に最も侵入する位置を基準回転位置とし、この位置を基準として駆動カム171,171の位相を設定している。
ここで、図6は、カール矯正ローラ160が記録シートに応じたカール矯正行うための適正な位置に位置するための設定動作を行うための制御部の制御ブロック図であり、図7は、設定動作を説明するフローチャートである。
まず、図6に示す制御ブロック図を説明する。
制御装置Cには、使用者がプリンタ1や、プリンタ1に接続されているPC等の操作部Sから入力した記録シートPの種類、厚みを指定した情報が入力される。また、駆動カム171,171の基準回転位置を検知するためのフォトインタラプタ172からの検知信号が入力され、さらに、加熱ローラ110の表面の温度を測定する温度センサStの検知信号が入力される。そして、制御装置Cは、フォトインタラプタ172からの検知信号に基づいて、ステッピングモータ180の回転を制御して駆動カム171,171の回転位置制御を行い、カール矯正ローラ160を記録シートの情報に応じた最適な位置に移動させる。また、制御装置Cは、温度センサStの検知信号に基づいて、加熱用ハロゲンランプ113の温度を制御して、適正な定着加熱温度に維持する。
なお。制御装置Cは、定着装置100の加熱ローラ110の駆動を行うモータMの制御、冷却部150の冷却ファン151の制御など、定着装置100の動作全般の制御を行う。
次に、この定着装置100の動作について説明する。まず、図7のフローチャートに基づいてカール矯正ローラ160の位置の設定動作を説明する。
定着動作が開始されると、加熱ローラ110が無端ベルト130を矢印B方向に回転させるように回転駆動をし始めるとともに、加熱用ハロゲンランプ113が通電により発熱して加熱ローラ110を所定の定着温度まで加熱する。この際、加圧ローラ140は無端ベルト130を介して加熱ローラ110の回転に応じて従動回転し始める(STEP1)。
駆動カム171,171はステッピングモータ180の回転駆動により回転を開始して、図3のように上死点まで回転した後フォトインタラプタ172により基準回転位置として検知され停止する。この状態では、カール矯正ローラ160によって無端ベルト130の外周面を最大量で下方から内方に押圧して凹形状の湾曲した搬送経路が形成される。
このとき使用者が操作部Sから入力した記録シートPの種類、厚みを指定した情報から、カール矯正ローラ160が記録シートPのカール矯正に応じた位置に移動するように駆動カム171,171を回転させる。これにより、無端ベルト130のカール矯正ローラ160に対する巻き付け角Xを適正に設定して、この湾曲した搬送経路の押圧部分を通過する記録シートに対して最適なカール矯正を行うことができる。
この動作をフローチャートを用いて説明する。駆動カム171,171がステッピングモータ180の回転駆動により回転を開始する(STEP2)。そして、フォトインタラプタ172がフラグ171aにより遮光されると(STEP3)、駆動カム171,171が上死点まで回転して基準回転位置に移動したとしてステッピングモータ180が停止される(STEP4)。その後、記録シートPの種類、厚みに最適なカール矯正ローラ160の無端ベルト130に対する侵入量に対応した駆動パルスだけステッピングモータ180を回転駆動させる(STEP5)。そして、必要なパルスに到達すると(STEP6)、ステッピングモータ180が停止されるる(STEP7)。
記録シートPの種類、厚みに最適なカール矯正ローラ160の無端ベルト130に対する侵入量とは、例えば、最もカール矯正効果を必要とするA3サイズで坪量52gの再生紙の場合に前記駆動カム171,171を上死点まで回転させた位置とする。このときカール矯正ローラ160の無端ベルト130に対する侵入量は約20mmが必要である。この位置に対し坪量52gの上質紙の場合15mm、坪量80gの普通紙の場合7mm、坪量250gの厚紙コート紙の場合18mmである。これら侵入量に対応するステッピングモータ180の回転駆動パルスをコントローラCが指示する。このようにしてカール矯正機構が適正な状態に設定される。
続いて、カール矯正ローラ160が適正な位置に設定された後の定着装置100の動作を説明する。
定着装置100に対して、プリンタ1の画像形成部10で画像情報に応じて形成されたトナー画像Tが転写された記録シートPが、図示されていない用紙搬送装置によって定着ベルト130と加圧ローラ140との間の圧接部N1に送り込まれる。これにより、記録シートPは、圧接部N1においてトナー画像Tが加熱加圧されて溶融するとともに記録シートP(の透明樹脂層P2)内に埋め込まれるようになる。そして、記録シートPは圧接部N1で挟持搬送された後も無端ベルト130の外周面に当接(密着)した状態でベルト130の回転にともなって搬送される。
次いで、無端ベルト130に当接した状態で搬送される定着対象の記録シートPは、冷却部150により吸気されるベルト部分(冷却領域)を無端ベルト130に当接した状態のままで通過するように搬送され、その通過の際に冷却部150により強制的に冷却される。すなわち、圧接部N1で加熱された記録シートP及びトナー画像Tは、冷却領域を通過する間にその保有する熱が無端ベルト130を介して冷却部150に伝達されて放熱される。冷却部150に吸気された空気は図示しないダクトを抜けてプリンタ1の機外へ排出される。
トナー画像T及び記録シートP(の透明樹脂層P2)は、圧接部N1でトナー画像Tが記録シートP(の透明樹脂層P2)内に埋め込まれ、その状態で冷却部150で冷却されてほぼ固まる。
そして、冷却部150の冷却領域を通過した記録シートPは、無端ベルト130に当接した状態で無端ベルト130とカール矯正ローラ160とで形成された圧接部(ニップ部)N2を通過することにより図3中で上側に凸形状の曲げ力が与えられることになる。そのため、トナー画像Tの冷却、固化にともなう収縮によるトナーカール(下側に凸形状のカール)が、記録シートP(の透明樹脂層P2)を無端ベルト130の表面に密着させた状態で矯正されることになる。
また、記録シートPは、無端ベルト130とカール矯正ローラ160とで形成された圧接部N2を通過することにより図3中で上側に凸形状の曲げ力が与えられる。その際に記録シートPの剛性(腰)の強さに応じて、無端ベルト130とカール矯正ローラ160とで形成された圧接部N2よりも後方の部分は図3の矢印C方向、すなわち無端ベルト130に向かって押し付けられる。これにより、記録シートPと無端ベルト130の密着性がより向上する。
この圧接部N2を通過した記録シートPは、図3に示すように、無端ベルト130に当接した状態で剥離用ローラ120に搬送される。そして、剥離用ローラ120に架かる無端ベルト30の曲率をもった部分と記録シートP自身の剛性(腰)の強さとが相反することにより、剥離用ローラ120に架かる無端ベルト部分から記録シートPが自然に剥離される。これにより、記録シートPの定着が終了して排紙トレイ65に積載される。
この定着装置100による定着が正常になされると、トナー画像Tが記録シートP(の透明樹脂層P2)内に一様に埋め込まれたような状態で定着される。さらに、定着後の記録シート表面(透明樹脂層P2の表面)が無端ベルト130の平滑な表面にならって平滑性に優れた状態となるように定着される。この定着後における記録シートP上の画像は、表面凹凸による光の乱反射が少なく光沢性に富み、写真画像に近似した高画質のものとして得られる。
また、記録シートPとして透明樹脂層P2を持たない一般的な普通紙などの場合においても、トナー画像Tが記録シートPの繊維内に一様に埋め込まれたような状態で定着される。さらに、定着後の記録シートP表面及びトナー画像表面が無端ベルト130の平滑な表面にならって平滑性に優れた状態となるように定着される。これにより、定着後における記録シートP上の画像は、表面凹凸による光の乱反射が少なく光沢性に富み、写真画像に近似した高画質のものとして得られる。
(変形例)
図8に示すように、定着装置を、無端ベルト130と加圧ローラ140の位置関係が上下逆の構成としてもよい。この定着装置101は、前記定着装置100と同様、加熱ローラ110、剥離用ローラ120、無端ベルト130、加圧ローラ140、冷却部150、カール矯正ローラ160でその主要部が構成されており、上下が定着装置100とは逆の配置となっている。
なお、定着装置101は、定着装置100と上下の関係が異なるだけであり、各主要部の構成及び動作は同一であるため説明は省略する。
この構成の定着装置101では、記録シートPの自重が加わるため、無端ベルト130と記録シートPとの密着力が強くなるため、より効果的にカールの矯正が行える。
以上述べた構成により、多岐にわたる記録シートのカール(特にトナーカール)を、記録シートPが無端ベルト130表面に密着した状態で効果的に矯正することが可能となる。そのため定着後における記録シートP上の画像は、表面凹凸による光の乱反射が少なく光沢性に富み、写真画像に近似した高画質のものとして得られるとともに、カールが除去された高品質な出力紙を得ることができる。
また、カールの除去にカール矯正ローラ160を用いており従来のように冷却部150の冷却効果だけに頼っていないので無端ベルト130の搬送速度を低下させずに高い生産性をもたらすことができる。
(実施の形態2)
図9及び図10を参照しながら実施の形態2の本発明の画像加熱装置を用いた定着装置200を説明する。なお、実施の形態1の定着装置100と同じ構成の部位については同一の符号として説明を省略する。また、カール矯正機構が異なり、基本的な定着動作も定着装置100と同じであるため説明を省略する。
210は、定着装置200に設けられているカール矯正ローラ160の上流側で無端ベルト130の内周面側から押圧するように配置されている本発明の押圧部材としてのテンションローラである。このテンションローラ210は、実施の形態1の場合よりも無端ベルト130のカール矯正ローラ160に対する巻き付け角Xをさらに大きくすることにより、上方向に凸形状の曲げを記録シートPに与える時間を増すために設けられている。すなわち、より記録シートPに生じるカールの矯正力を強くすることが可能となる。
テンションローラ210は、図示しない支持フレームに軸受211を介して回転自在に支持されているとともに、無端ベルト130の内側から無端ベルト130の内周面を外方に押圧するように配置されている。そして、この構成により、テンションローラ210は無端ベルト130の回転により従動回転することができる。
記録シートPは、無端ベルト130とカール矯正ローラ160とで形成された圧接部N2を通過するときに実施の形態1の場合よりも上側に凸形状のより大きい曲げ力が加えられる。そのため、大きなカールが発生する記録シート等でも効率的にカールの矯正することができる。
なお、カールを矯正するときに記録シートPの剛性(腰)の強さに応じて、無端ベルト130がテンションローラ210に巻き付いている部位よりも後方の部分は図9におけるP‘に示す破線のように無端ベルト130の表面から剥離しやすくなる。そのため、本発明の送風手段としてのファン220をカール矯正ローラ160の上流側でテンションローラ210の配置位置に対応させて設け、ファン220からの送風により記録シートPを無端ベルト130の表面に向けて強制的に押し付けるようにしている。これにより、シートの無端ベルト130の表面からの剥離を防止して接触を維持することができ、画像の乱れ等が防止することができる。
本実施の形態では、ファン220とテンションローラ210を追加するだけで、実施の形態1の場合よりも無端ベルト130のカール矯正ローラ160に対する巻き付け角Xを大きくすることができる。これにより、記録シートPが無端ベルト130とカール矯正ローラ160とで形成された圧接部N2を通過したときに、実施の形態1の場合よりも上方向に凸形状のより大きい曲げ力が加えられるためにより効率的にカールを矯正することができる。
また、ファン220により吹き付けられる空気によって記録シートPを無端ベルト130に押し付けて、記録シートPが剥離されないようにし、さらにファン220の空気を記録シートの冷却にも利用できるため、画像品質の向上も図れる。
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記本実施の形態では、本発明の画像加熱装置をトナー画像を記録シートに定着するための定着装置に適用した例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、トナー画像を定着するための一般的な定着装置によって、記録シートにトナー画像を定着させておき、続いて本発明の画像加熱装置を通過させることによりさらに高光沢な画像を得ることができる。すなわち、定着装置で定着されたトナー画像を本発明の画像加熱装置で再加熱することにより、より確実にトナー画像を記録シート(の透明樹脂層)内に一様に埋め込まれたような状態で定着させることができる。そして、さらに定着装置で定着後の記録シート表面(透明樹脂層の表面)を画像加熱装置の無端ベルトの平滑な表面にならって平滑性に優れた状態となるようにすることができる。これにより、写真画像に近似した高画質の画像が形成された記録シートを得ることができる。
なお、このような画像加熱装置を画像形成装置とは別にユニットとして着脱自在に構成し、画像形成装置に必要に応じて装着して使用できるようにしてもよい。また、使用者の使用目的により定着装置を通過させて形成される一般的な光沢度の画像と、定着装置と画像加熱装置の両方を通過させて高光沢の画像とが選択的に得られるようにすることもできる。
なお、本実施の形態では、無端ベルト130の外周面を内方に押圧してカールを矯正する構成を説明したが、カールが形成される向きによっては、無端ベルト130の内周面を外方に押圧してカールを矯正するようにしてもよい。この場合には、無端ベルト130の外側にスポンジローラやベルト等を当接させて圧接部N2を構成する必要がある。
本発明の実施の形態1の定着装置を示す断面図 図1に示す定着装置の下側から見た図 図1に示す定着装置のカール矯正ローラ部分の詳細を示す断面図 本発明の画像形成装置の一例を示す断面図 トナー画像の記録シートへの定着過程を示す概要図 第1の実施の形態に設けられている制御部の制御ブロック図 図1に示す定着装置のカール矯正ローラの設定動作を示すフローチャート 図1に示す定着装置と構成を上下逆にした定着装置の断面図 本発明の実施の形態2の定着装置のカール矯正ローラ部分の詳細を示す断面図 図9に示す定着装置の下側から見た図 従来の定着装置の一例を示す断面図
符号の説明
110 加熱ローラ
120 剥離用ローラ
130 無端ベルト
140 加圧ローラ
150 冷却部
151 冷却ファン
160 カール矯正ローラ
171 駆動カム
172 フォトインタラプタ
180 ステッピングモータ
220 冷却部
P 記録シート
T トナー画像
N1 圧接部
N2 圧接部

Claims (8)

  1. 加熱されて回転可能な無端ベルトと、前記無端ベルトと圧接して圧接部を構成する加圧部材と、を備え、前記圧接部において記録シートを挟持搬送して該記録シート上の画像を加熱する画像加熱装置において、
    前記圧接部のシート搬送方向の下流側で前記無端ベルトを押圧可能に設けられ、押圧する部分で記録シートのカールを矯正するカール矯正機構を備えることを特徴とする画像加熱装置。
  2. 前記無端ベルトは、該無端ベルトを加熱する加熱部材と記録シートを前記無端ベルトから剥離するための剥離部材との間で掛け回され、前記加圧部材を前記加熱部材に向けて付勢して前記無端ベルトとの間で前記圧接部を構成し、前記カール矯正機構が前記圧接部と前記剥離部材との間で前記無端ベルトを押圧することにより該無端ベルトが巻き付くように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  3. 前記カール矯正機構は、前記無端ベルトを押圧する部分の押圧方向の位置を変更することにより、前記無端ベルトとの巻き付け角を変更可能とすることを特徴とする請求項2に記載の画像加熱装置。
  4. 前記カール矯正機構は、前記無端ベルトの外周面を内方に押圧可能に設けられており、前記カール矯正機構の上流側において前記無端ベルトの内周面を外方に押圧するための押圧部材を設けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  5. 前記押圧部材の配置位置において記録シートの前記無端ベルトに対する接触を維持するために前記無端ベルトの外周面に向けて空気を吹き付けるための送風手段を設けることを特徴とする請求項4記載の画像加熱装置。
  6. 記録シートにトナー画像を転写する転写装置と、
    前記転写装置により転写されたトナー画像を加熱して定着するための請求項1乃至5のいずれか1項記載の画像加熱装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 記録シートにトナー画像を転写する転写装置と、
    前記転写装置により転写されたトナー画像を定着する定着装置と、
    前記定着装置により記録シートに定着されたトナー画像を加熱するための請求項1乃至5のいずれか1項記載の画像加熱装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記画像加熱装置が前記画像形成装置に着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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