JPH08245011A - シート搬送装置 - Google Patents
シート搬送装置Info
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- JPH08245011A JPH08245011A JP7056190A JP5619095A JPH08245011A JP H08245011 A JPH08245011 A JP H08245011A JP 7056190 A JP7056190 A JP 7056190A JP 5619095 A JP5619095 A JP 5619095A JP H08245011 A JPH08245011 A JP H08245011A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- roller
- sheet conveying
- rollers
- conveying
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- Pending
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Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シート先端と搬送ローラとの衝突音を低減さ
せること。 【構成】 シート搬送通路27に配置され、シートPを
挟んだ状態で回転することによりシートPを搬送する一
対のローラ34,35を有するシート搬送ローラ33
と、シートPの先端位置が前記シート搬送ローラ33を
通過したことを検出するシート先端位置検出手段45
と、前記シート搬送ローラ33の一対のローラ34,3
5をそれらが互いに離れた待機位置と互いに当接する搬
送位置との間で移動可能に保持するローラ移動装置B
と、前記シートP先端位置が前記シート搬送ローラ33
を通過するまでは前記一対のローラ34,35を前記待
機位置に移動させるとともに前記シートP先端位置が前
記シート搬送ローラ33を通過してから前記一対のロー
ラ34,35を前記搬送位置に移動させるように前記ロ
ーラ移動装置Bの作動を制御するローラ移動制御装置と
を備えたシート搬送装置。
せること。 【構成】 シート搬送通路27に配置され、シートPを
挟んだ状態で回転することによりシートPを搬送する一
対のローラ34,35を有するシート搬送ローラ33
と、シートPの先端位置が前記シート搬送ローラ33を
通過したことを検出するシート先端位置検出手段45
と、前記シート搬送ローラ33の一対のローラ34,3
5をそれらが互いに離れた待機位置と互いに当接する搬
送位置との間で移動可能に保持するローラ移動装置B
と、前記シートP先端位置が前記シート搬送ローラ33
を通過するまでは前記一対のローラ34,35を前記待
機位置に移動させるとともに前記シートP先端位置が前
記シート搬送ローラ33を通過してから前記一対のロー
ラ34,35を前記搬送位置に移動させるように前記ロ
ーラ移動装置Bの作動を制御するローラ移動制御装置と
を備えたシート搬送装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等の
画像記録装置、およびそれに接続されたシート処理装置
等で使用されるシート搬送装置に関し、特に、シート搬
送通路に配置され、シートを挟んだ状態で回転すること
によりシートを搬送する一対のローラを有するシート搬
送ローラを備えたシート搬送装置に関する。
画像記録装置、およびそれに接続されたシート処理装置
等で使用されるシート搬送装置に関し、特に、シート搬
送通路に配置され、シートを挟んだ状態で回転すること
によりシートを搬送する一対のローラを有するシート搬
送ローラを備えたシート搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の高生産性の画像記録装置およびそ
の画像記録装置に接続されたシート処理装置等では、原
稿やコピー用紙等のシートを搬送するシート搬送装置の
搬送速度が速くなっている。また、画像記録装置の小型
化により搬送経路も短くなってきている。そして、シー
ト搬送時のシートとシートガイド部材との擦過音、摺動
音が以前より大きくなつてきている。また、搬送するシ
ートの先端がシュ−トや搬送ローラに衝突する音も問題
となっている。
の画像記録装置に接続されたシート処理装置等では、原
稿やコピー用紙等のシートを搬送するシート搬送装置の
搬送速度が速くなっている。また、画像記録装置の小型
化により搬送経路も短くなってきている。そして、シー
ト搬送時のシートとシートガイド部材との擦過音、摺動
音が以前より大きくなつてきている。また、搬送するシ
ートの先端がシュ−トや搬送ローラに衝突する音も問題
となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記シート先端と搬送
ローラとの衝突音を低減する技術として、従来、下記
(J01)〜(J03)の技術が知られている。 (J01)特開平4−112144号公報、特開平6−1
27753号公報等に記載の技術 これらの公報には、搬送されるシートがレジストローラ
対に衝突するときの衝撃音を低減するため、レジストロ
ーラへの衝突前にシートを一旦停止させる技術が記載さ
れている。 (前記(J01)の問題点)前記(J01)の技術は、シー
トの搬送の停止、減速制御等を行うので、一般の搬送ロ
ーラに適用すると、シート搬送速度が低下してしまう。
したがって、生産性が低下してしまう。
ローラとの衝突音を低減する技術として、従来、下記
(J01)〜(J03)の技術が知られている。 (J01)特開平4−112144号公報、特開平6−1
27753号公報等に記載の技術 これらの公報には、搬送されるシートがレジストローラ
対に衝突するときの衝撃音を低減するため、レジストロ
ーラへの衝突前にシートを一旦停止させる技術が記載さ
れている。 (前記(J01)の問題点)前記(J01)の技術は、シー
トの搬送の停止、減速制御等を行うので、一般の搬送ロ
ーラに適用すると、シート搬送速度が低下してしまう。
したがって、生産性が低下してしまう。
【0004】(J02)特開平5−294489号公報記
載の技術 この公報には、ガイド部材に弾性部材を設けた技術が記
載されている。この技術は、ガイドへの用紙先端干渉音
の低減には効果がある。 (前記(J02)の問題点)前記(J02)の技術では、シ
ート先端と搬送ローラとの衝突音を低減することはでき
ない。
載の技術 この公報には、ガイド部材に弾性部材を設けた技術が記
載されている。この技術は、ガイドへの用紙先端干渉音
の低減には効果がある。 (前記(J02)の問題点)前記(J02)の技術では、シ
ート先端と搬送ローラとの衝突音を低減することはでき
ない。
【0005】本発明は、前述の事情に鑑み、下記の記載
内容を課題とする。 (O01)シートの搬送速度を低下させることなく、シー
ト先端と搬送ローラとの衝突音を低減させること。
内容を課題とする。 (O01)シートの搬送速度を低下させることなく、シー
ト先端と搬送ローラとの衝突音を低減させること。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。ま
た、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。ま
た、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0007】(第1発明)前記課題を解決するために、
本出願の第1発明のシート搬送装置は、下記の要件を備
えたことを特徴とする、(Y01)シート搬送通路(2
6;27;66)に配置され、シート(P)を挟んだ状
態で回転することによりシート(P)を搬送する一対の
ローラ(53,54;34,35;69,70)を有す
るシート搬送ローラ(29;33;68)、(Y02)シ
ート(P)の先端位置が前記シート搬送ローラ(29;
33;68)を通過したことを検出するシート先端位置
検出手段(45)、(Y03)前記シート搬送ローラ(2
9;33;68)の一対のローラ(53,54;34,
35;69,70)をそれらが互いに離れた待機位置と
互いに当接する搬送位置との間で移動可能に保持するロ
ーラ移動装置(B)、(Y04)前記シート(P)先端位
置が前記シート搬送ローラ(29;33;68)を通過
するまでは前記シート搬送ローラ(29;33;68)
の一対のローラ(53,54;34,35;69,7
0)を前記待機位置に移動させるとともに前記シート
(P)先端位置が前記シート搬送ローラ(29;33;
68)を通過してから前記シート搬送ローラ(29;3
3;68)の一対のローラ(53,54;34,35;
69,70)を前記搬送位置に移動させるように前記ロ
ーラ移動装置(B)の作動を制御するローラ移動制御装
置。
本出願の第1発明のシート搬送装置は、下記の要件を備
えたことを特徴とする、(Y01)シート搬送通路(2
6;27;66)に配置され、シート(P)を挟んだ状
態で回転することによりシート(P)を搬送する一対の
ローラ(53,54;34,35;69,70)を有す
るシート搬送ローラ(29;33;68)、(Y02)シ
ート(P)の先端位置が前記シート搬送ローラ(29;
33;68)を通過したことを検出するシート先端位置
検出手段(45)、(Y03)前記シート搬送ローラ(2
9;33;68)の一対のローラ(53,54;34,
35;69,70)をそれらが互いに離れた待機位置と
互いに当接する搬送位置との間で移動可能に保持するロ
ーラ移動装置(B)、(Y04)前記シート(P)先端位
置が前記シート搬送ローラ(29;33;68)を通過
するまでは前記シート搬送ローラ(29;33;68)
の一対のローラ(53,54;34,35;69,7
0)を前記待機位置に移動させるとともに前記シート
(P)先端位置が前記シート搬送ローラ(29;33;
68)を通過してから前記シート搬送ローラ(29;3
3;68)の一対のローラ(53,54;34,35;
69,70)を前記搬送位置に移動させるように前記ロ
ーラ移動装置(B)の作動を制御するローラ移動制御装
置。
【0008】(第2発明)また、本出願の第2発明のシ
ート搬送装置は、下記の要件を備えたことを特徴とす
る、(Y01)シート搬送通路(66)に配置され、シー
ト(P)を挟んだ状態で回転することによりシート
(P)を搬送する一対のローラ(69,70)を有する
シート搬送ローラ(68)、(Y05)前記シート搬送ロ
ーラ(68)のシート搬送方向上流側に配置されて、搬
送されるシート(P)の先端を前記一対のローラ(6
9,70)の当接部に向けてガイドするガイドベルト装
置(G)。
ート搬送装置は、下記の要件を備えたことを特徴とす
る、(Y01)シート搬送通路(66)に配置され、シー
ト(P)を挟んだ状態で回転することによりシート
(P)を搬送する一対のローラ(69,70)を有する
シート搬送ローラ(68)、(Y05)前記シート搬送ロ
ーラ(68)のシート搬送方向上流側に配置されて、搬
送されるシート(P)の先端を前記一対のローラ(6
9,70)の当接部に向けてガイドするガイドベルト装
置(G)。
【0009】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。 (第1発明の作用)前述の特徴を備えた本出願の第1発
明のシート搬送装置では、シート搬送通路(26;2
7;66)に配置されたシート搬送ローラ(29;3
3;68)の一対のローラ(53,54;34,35;
69,70)は、ローラ移動制御装置により作動を制御
されるローラ移動装置(B)により、シート(P)の先
端が通過するまでは互いに離れた待機位置に保持され
る。シート先端位置検出手段(45)は、シート(P)
の先端位置が前記シート搬送ローラ(29;33;6
8)を通過したことを検出する。シート搬送通路(2
6;27;66)に配置されたシート搬送ローラ(2
9;33;68)の一対のローラ(53,54;34,
35;69,70)は、ローラ移動制御装置により作動
を制御されるローラ移動装置(B)により、シート
(P)の先端が通過してから、互いに当接する搬送位置
に移動させられる。その搬送位置では前記シート搬送ロ
ーラ(29;33;68)は、シート(P)を挟んだ状
態で回転することによりシート(P)を搬送する。この
第1発明では、前記各ローラ表面とシート(P)先端と
が衝突することが無いので、各ローラの表面とシート
(P)先端との衝突音の発生を防止できる。したがっ
て、シート搬送装置の騒音を低減することができる。
する。 (第1発明の作用)前述の特徴を備えた本出願の第1発
明のシート搬送装置では、シート搬送通路(26;2
7;66)に配置されたシート搬送ローラ(29;3
3;68)の一対のローラ(53,54;34,35;
69,70)は、ローラ移動制御装置により作動を制御
されるローラ移動装置(B)により、シート(P)の先
端が通過するまでは互いに離れた待機位置に保持され
る。シート先端位置検出手段(45)は、シート(P)
の先端位置が前記シート搬送ローラ(29;33;6
8)を通過したことを検出する。シート搬送通路(2
6;27;66)に配置されたシート搬送ローラ(2
9;33;68)の一対のローラ(53,54;34,
35;69,70)は、ローラ移動制御装置により作動
を制御されるローラ移動装置(B)により、シート
(P)の先端が通過してから、互いに当接する搬送位置
に移動させられる。その搬送位置では前記シート搬送ロ
ーラ(29;33;68)は、シート(P)を挟んだ状
態で回転することによりシート(P)を搬送する。この
第1発明では、前記各ローラ表面とシート(P)先端と
が衝突することが無いので、各ローラの表面とシート
(P)先端との衝突音の発生を防止できる。したがっ
て、シート搬送装置の騒音を低減することができる。
【0010】(第2発明の作用)また、本出願の第2発
明のシート搬送装置では、前記シート搬送ローラ(6
8)のシート搬送方向上流側に配置されたガイドベルト
装置(G)は、搬送されるシート(P)の先端を前記一
対のローラ(69,70)の当接部に向けてガイドす
る。シート搬送通路(66)に配置されたシート搬送ロ
ーラ(68)の一対のローラ(69,70)は、前記ガ
イドベルト装置(G)によって一対のローラ(69,7
0)の当接部にガイドされたシート(P)を挟んだ状態
で回転することによりシート(P)を搬送する。この第
2発明では、前記各ローラ表面とシート(P)との進入
方向との間の角度(以下「衝突角度」という)を、各ロ
ーラの表面にシート(P)先端がガイドされずに直接衝
突する場合の衝突角度に比較して小さくすることができ
る。このため、各ローラ(69,70)表面とシート
(P)先端との衝突時に発生する騒音を低減することが
できる。
明のシート搬送装置では、前記シート搬送ローラ(6
8)のシート搬送方向上流側に配置されたガイドベルト
装置(G)は、搬送されるシート(P)の先端を前記一
対のローラ(69,70)の当接部に向けてガイドす
る。シート搬送通路(66)に配置されたシート搬送ロ
ーラ(68)の一対のローラ(69,70)は、前記ガ
イドベルト装置(G)によって一対のローラ(69,7
0)の当接部にガイドされたシート(P)を挟んだ状態
で回転することによりシート(P)を搬送する。この第
2発明では、前記各ローラ表面とシート(P)との進入
方向との間の角度(以下「衝突角度」という)を、各ロ
ーラの表面にシート(P)先端がガイドされずに直接衝
突する場合の衝突角度に比較して小さくすることができ
る。このため、各ローラ(69,70)表面とシート
(P)先端との衝突時に発生する騒音を低減することが
できる。
【0011】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。 (実施例1)図1は本発明の実施例1のシート搬送装置
を備えた画像形成装置の全体説明図である。図2は同実
施例1の要部拡大説明図で、反転路搬送ローラ33の一
対のローラ34,35が互いに離れた待機位置に保持さ
れた状態を示す図である。図3は前記図2に示す反転路
搬送ローラ33の一対のローラ34,35が互いに当接
した搬送位置に保持された状態を示す図である。図4は
同実施例1のシート搬送装置の制御部分の説明図であ
る。図5は同実施例1の作用を説明するためのタイムチ
ャートである。図1において、画像形成装置Uはレーザ
走査系U1を有している。このレーザ走査系U1はレーザ
光源としての半導体レーザ発振器1、この半導体レーザ
発振器1からのレーザビームLを集光してそれを平行化
するコリメートレンズ2、このコリメートレンズ2によ
りコリメートされたレーザビームLを走査方向に偏向さ
せるポリゴンミラー3、偏向させたレーザビームLを像
担持体(すなわち、感光体ドラム)K上の潜像書込位置
Q1に結像照射させる結像レンズ4、および前記ポリゴ
ンミラー3の面倒れを補正するシリンドリカルミラー5
等から構成されている。また、前記レーザ走査系U1
は、前記半導体レーザ発振器1に画像情報信号を送るた
めの画像処理装置(図示せず)に接続されている。
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。 (実施例1)図1は本発明の実施例1のシート搬送装置
を備えた画像形成装置の全体説明図である。図2は同実
施例1の要部拡大説明図で、反転路搬送ローラ33の一
対のローラ34,35が互いに離れた待機位置に保持さ
れた状態を示す図である。図3は前記図2に示す反転路
搬送ローラ33の一対のローラ34,35が互いに当接
した搬送位置に保持された状態を示す図である。図4は
同実施例1のシート搬送装置の制御部分の説明図であ
る。図5は同実施例1の作用を説明するためのタイムチ
ャートである。図1において、画像形成装置Uはレーザ
走査系U1を有している。このレーザ走査系U1はレーザ
光源としての半導体レーザ発振器1、この半導体レーザ
発振器1からのレーザビームLを集光してそれを平行化
するコリメートレンズ2、このコリメートレンズ2によ
りコリメートされたレーザビームLを走査方向に偏向さ
せるポリゴンミラー3、偏向させたレーザビームLを像
担持体(すなわち、感光体ドラム)K上の潜像書込位置
Q1に結像照射させる結像レンズ4、および前記ポリゴ
ンミラー3の面倒れを補正するシリンドリカルミラー5
等から構成されている。また、前記レーザ走査系U1
は、前記半導体レーザ発振器1に画像情報信号を送るた
めの画像処理装置(図示せず)に接続されている。
【0012】像担持体Kの周囲には、像担持体Kの表面
を帯電させるための帯電器(帯電ローラ)6が配設され
ている。また前記像担持体Kの周囲には、前記帯電器6
から像担持体(ドラム)回転方向に向けて順に、トナー
を収容した現像器7、像担持体K上のトナー像を用紙
(転写材)に転写させるための転写器(転写ローラ)
8、像担持体K上の残留トナーを除去するためのクリー
ナ9、および像担持体K上の残留電荷を除去するための
除電器(除電ローラ)10、がそれぞれ配設されてい
る。なお、前記転写器8と像担持体Kとが対向する領域
Q2は、その領域Q2を通過するシートにトナー像を転写
するための転写領域Q2である。
を帯電させるための帯電器(帯電ローラ)6が配設され
ている。また前記像担持体Kの周囲には、前記帯電器6
から像担持体(ドラム)回転方向に向けて順に、トナー
を収容した現像器7、像担持体K上のトナー像を用紙
(転写材)に転写させるための転写器(転写ローラ)
8、像担持体K上の残留トナーを除去するためのクリー
ナ9、および像担持体K上の残留電荷を除去するための
除電器(除電ローラ)10、がそれぞれ配設されてい
る。なお、前記転写器8と像担持体Kとが対向する領域
Q2は、その領域Q2を通過するシートにトナー像を転写
するための転写領域Q2である。
【0013】外方への引き出しおよび内方への挿入が可
能な給紙トレイ11は、シートPを収容している。前記
給紙トレイ11の左側部分にはシート取出ローラ12及
びシートを一枚だけ通過させるためのさばきローラ13
が配置されている。前記シート取出ローラ12及びさば
きローラ13から給紙ローラ装置14が構成されてい
る。給紙トレイ11に収容された用紙Pは、前記レーザ
走査系U1の作動とタイミングを合わせて、給紙ローラ
装置14により搬出されて前記転写領域Q2に搬送され
るようになっている。前記給紙ローラ装置14と前記転
写領域Q2との間にはシート搬入路16が設けられてい
る。シート搬入路16には搬入路搬送ローラ17、及び
レジストローラ18が配置されている。
能な給紙トレイ11は、シートPを収容している。前記
給紙トレイ11の左側部分にはシート取出ローラ12及
びシートを一枚だけ通過させるためのさばきローラ13
が配置されている。前記シート取出ローラ12及びさば
きローラ13から給紙ローラ装置14が構成されてい
る。給紙トレイ11に収容された用紙Pは、前記レーザ
走査系U1の作動とタイミングを合わせて、給紙ローラ
装置14により搬出されて前記転写領域Q2に搬送され
るようになっている。前記給紙ローラ装置14と前記転
写領域Q2との間にはシート搬入路16が設けられてい
る。シート搬入路16には搬入路搬送ローラ17、及び
レジストローラ18が配置されている。
【0014】前記転写領域Q2でトナー像が転写された
シートPを搬送する未定着シート搬送路19は、前記転
写領域Q2と定着装置21との間に設けられている。定
着装置21は加圧ローラ22及び加熱ローラ23を有し
ており、通過するシートP上の未定着トナー像を加熱定
着する機能を有している。定着装置21の下流側には、
切替ゲート24が設けられている。切替ゲート24は、
トナー像が定着されたシートの搬送方向をシート排出路
26に向かわせる排出位置と、一旦シート排出路26に
搬送されたシートPをスイッチバックさせてシート反転
路27に向かわせる反転位置との間で切り替えて使用さ
れる。シート排出路26の中途には排出路搬送ローラ2
8が設けられ、シート排出路26の終端(上端)には排
出ローラ29が設けられている。そして、排出ローラか
ら排出されたシートPは、排出トレイ30に排出される
ようになっている。
シートPを搬送する未定着シート搬送路19は、前記転
写領域Q2と定着装置21との間に設けられている。定
着装置21は加圧ローラ22及び加熱ローラ23を有し
ており、通過するシートP上の未定着トナー像を加熱定
着する機能を有している。定着装置21の下流側には、
切替ゲート24が設けられている。切替ゲート24は、
トナー像が定着されたシートの搬送方向をシート排出路
26に向かわせる排出位置と、一旦シート排出路26に
搬送されたシートPをスイッチバックさせてシート反転
路27に向かわせる反転位置との間で切り替えて使用さ
れる。シート排出路26の中途には排出路搬送ローラ2
8が設けられ、シート排出路26の終端(上端)には排
出ローラ29が設けられている。そして、排出ローラか
ら排出されたシートPは、排出トレイ30に排出される
ようになっている。
【0015】前記シート反転路27の中途には反転路搬
送ローラ32,33が配置されている。図2において、
前記反転路搬送ローラ32,33のうちの下流側に配置
された反転路搬送ローラ33は、駆動ローラ34,及び
従動ローラ35を有している。前記従動ローラ35を支
持するL字型の回動アーム36は、支点37周りに回動
可能な上部レバー38とこの上部レバー38の下端に固
定連結された板バネ39を有し、全体としてL字型に構
成されている。そして、板バネ39の先端に前記従動ロ
ーラ35が回転自在に支持されている。
送ローラ32,33が配置されている。図2において、
前記反転路搬送ローラ32,33のうちの下流側に配置
された反転路搬送ローラ33は、駆動ローラ34,及び
従動ローラ35を有している。前記従動ローラ35を支
持するL字型の回動アーム36は、支点37周りに回動
可能な上部レバー38とこの上部レバー38の下端に固
定連結された板バネ39を有し、全体としてL字型に構
成されている。そして、板バネ39の先端に前記従動ロ
ーラ35が回転自在に支持されている。
【0016】前記上部レバー38の上端部には長孔38
aが形成されている。前記長孔38aには、ソレノイド4
1の作動ロッド41aの先端のピン42がスライド可能
に係合している。前記作動ロッド41aの先端は引張バ
ネ43によって常時外方(左方)に引っ張られている。
したがって、図1,2から分かるように、ソレノイド4
1が非作動の時には、前記L字型の回動アーム36は前
記引張バネ43により、支点37周りに反時計方向に回
動している。このときの回動アーム36の位置はストッ
パ44によって定められている。そしてこのとき、従動
ローラ35は駆動ローラ34から離れた待機位置に保持
されている。前記符号36〜44で示された要素から従
動ローラ35を駆動ローラ34から離れた待機位置およ
び駆動ローラ35に当接する搬送位置間で移動させるロ
ーラ移動装置Bが構成されている。
aが形成されている。前記長孔38aには、ソレノイド4
1の作動ロッド41aの先端のピン42がスライド可能
に係合している。前記作動ロッド41aの先端は引張バ
ネ43によって常時外方(左方)に引っ張られている。
したがって、図1,2から分かるように、ソレノイド4
1が非作動の時には、前記L字型の回動アーム36は前
記引張バネ43により、支点37周りに反時計方向に回
動している。このときの回動アーム36の位置はストッ
パ44によって定められている。そしてこのとき、従動
ローラ35は駆動ローラ34から離れた待機位置に保持
されている。前記符号36〜44で示された要素から従
動ローラ35を駆動ローラ34から離れた待機位置およ
び駆動ローラ35に当接する搬送位置間で移動させるロ
ーラ移動装置Bが構成されている。
【0017】そして、ソレノイド41が作動したとき
(通電されたとき)、前記L字型の回動アーム36は、
支点37周りに時計方向に回動し、このとき、従動ロー
ラ35は駆動ローラ34に当接する搬送位置(当接位
置)に移動する。前記搬送位置においては、従動ローラ
35は駆動ローラ34に押圧されるが、その押圧力は、
前記L字型の回動アーム36の板バネ39の弾性等によ
って定まる。前記シート反転路27には、前記反転路搬
送ローラ33の上流側に隣接してシートセンサ45が配
置されている。このシートセンサ45は、前記ソレノイ
ド41の作動のタイミングを定めるのに使用される部材
である。
(通電されたとき)、前記L字型の回動アーム36は、
支点37周りに時計方向に回動し、このとき、従動ロー
ラ35は駆動ローラ34に当接する搬送位置(当接位
置)に移動する。前記搬送位置においては、従動ローラ
35は駆動ローラ34に押圧されるが、その押圧力は、
前記L字型の回動アーム36の板バネ39の弾性等によ
って定まる。前記シート反転路27には、前記反転路搬
送ローラ33の上流側に隣接してシートセンサ45が配
置されている。このシートセンサ45は、前記ソレノイ
ド41の作動のタイミングを定めるのに使用される部材
である。
【0018】次に図4により本実施例1の制御部分の構
成について説明する。図4は本発明のシート搬送装置の
実施例1の制御部分の説明図である。図4に示す本実施
例の制御部分はマイコンMを使用している。マイコンM
は、接続機器に対する入出力信号のレベルを調節するI
/O(入出力インターフェース)、画像形成装置の制御
プログラムが記憶されROM(リードオンリメモリ)、
前記ROMに記憶されたプログラムに従った処理を実行
するCPU(中央処理装置)、前記処理の実行時にデー
タを一時的に記憶したりするのに使用するRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)、その他、クロック発振器等から
構成されている。マイコンMは、シートセンサ45の
外、定着装置21のヒータの温度センサ46その他の信
号出力要素に接続されている。また、マイコンMは、ソ
レノイド駆動回路47の外、定着装置21のヒータの駆
動回路48その他の制御要素に接続されている。そし
て、マイコンMは、前記信号出力要素45,46からの
入力信号を前記ROMに記憶されたプログラムに従って
処理し、その処理結果に応じた出力信号を前記各制御要
素47,48に出力するように構成されている。
成について説明する。図4は本発明のシート搬送装置の
実施例1の制御部分の説明図である。図4に示す本実施
例の制御部分はマイコンMを使用している。マイコンM
は、接続機器に対する入出力信号のレベルを調節するI
/O(入出力インターフェース)、画像形成装置の制御
プログラムが記憶されROM(リードオンリメモリ)、
前記ROMに記憶されたプログラムに従った処理を実行
するCPU(中央処理装置)、前記処理の実行時にデー
タを一時的に記憶したりするのに使用するRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)、その他、クロック発振器等から
構成されている。マイコンMは、シートセンサ45の
外、定着装置21のヒータの温度センサ46その他の信
号出力要素に接続されている。また、マイコンMは、ソ
レノイド駆動回路47の外、定着装置21のヒータの駆
動回路48その他の制御要素に接続されている。そし
て、マイコンMは、前記信号出力要素45,46からの
入力信号を前記ROMに記憶されたプログラムに従って
処理し、その処理結果に応じた出力信号を前記各制御要
素47,48に出力するように構成されている。
【0019】(実施例1の作用)図1において前記画像
形成装置Uは、まず帯電器6により像担持体K表面が一
様に帯電される。次に潜像書込位置Q1において、レー
ザ走査系U1により、像担持体K表面に静電潜像が形成
される。次いで、像担持体Kの回転に伴って、上記静電
潜像が現像装置7と対向する現像領域に移動すると、現
像装置7内部のトナーが像担持体K表面に付着し、トナ
ー像が形成される。像担持体K上のトナー像が転写器8
に対向する前記転写領域Q2に移動すると、これと同期
してシートPが給紙トレイ11 から供給され、像担持
体K上のトナー像がシートP上に転写される。転写工程
後に像担持体K上に残留したトナーは、クリーナ9によ
りクリーニングされる。その後像担持体Kは除電器10
により除電され、次に前記帯電器6により一様に帯電さ
れる。以後、前述と同様の工程を繰り返して、一工程毎
にシート上に画像が記録される。
形成装置Uは、まず帯電器6により像担持体K表面が一
様に帯電される。次に潜像書込位置Q1において、レー
ザ走査系U1により、像担持体K表面に静電潜像が形成
される。次いで、像担持体Kの回転に伴って、上記静電
潜像が現像装置7と対向する現像領域に移動すると、現
像装置7内部のトナーが像担持体K表面に付着し、トナ
ー像が形成される。像担持体K上のトナー像が転写器8
に対向する前記転写領域Q2に移動すると、これと同期
してシートPが給紙トレイ11 から供給され、像担持
体K上のトナー像がシートP上に転写される。転写工程
後に像担持体K上に残留したトナーは、クリーナ9によ
りクリーニングされる。その後像担持体Kは除電器10
により除電され、次に前記帯電器6により一様に帯電さ
れる。以後、前述と同様の工程を繰り返して、一工程毎
にシート上に画像が記録される。
【0020】転写領域Q2でトナー像が転写されたシー
トPは定着装置21に搬送され、トナー像が定着され
る。前記トナー像が定着されたシートPは、片面コピー
の場合は、切替ゲート24により、シート排出路26に
搬送され、排出トレイ30に排出される。前記定着装置
21でトナー像が定着されたシートPは、両面コピーの
場合は、切替ゲート24により前記シート排出路26か
ら、シート反転路27に搬送される。シート反転路27
に搬送された片面コピーシートは、反転路搬送ローラ3
2を通って反転路搬送ローラ33に搬送される。
トPは定着装置21に搬送され、トナー像が定着され
る。前記トナー像が定着されたシートPは、片面コピー
の場合は、切替ゲート24により、シート排出路26に
搬送され、排出トレイ30に排出される。前記定着装置
21でトナー像が定着されたシートPは、両面コピーの
場合は、切替ゲート24により前記シート排出路26か
ら、シート反転路27に搬送される。シート反転路27
に搬送された片面コピーシートは、反転路搬送ローラ3
2を通って反転路搬送ローラ33に搬送される。
【0021】反転路搬送ローラ33の従動ローラ35
は、それを支持する前記L字型の回動アーム36が前記
引張バネ43により支点37周りに反時計方向に回動し
ているため、通常は駆動ローラ34から離れた待機位置
(図2に示す位置)に保持されている。図5において、
片面コピーシートPの先端が前記シートセンサ45を通
過すると、シートセンサ45はOFFからONになる。
シートセンサ45がONとなってから、所定時間(シー
トPの先端が反転路搬送ローラ33を通過するのに要す
る時間、T1msec)後に、前記ソレノイド41が作動す
る(OFFからONになる)。そして、シートPの先端
が反転路搬送ローラ33を通過したときに、従動ローラ
35が駆動ローラ34に当接する搬送位置(図3参照)
に移動する。そして、シートPは駆動ローラ34及び従
動ローラ35により挟まれた状態で搬送されることにな
る。
は、それを支持する前記L字型の回動アーム36が前記
引張バネ43により支点37周りに反時計方向に回動し
ているため、通常は駆動ローラ34から離れた待機位置
(図2に示す位置)に保持されている。図5において、
片面コピーシートPの先端が前記シートセンサ45を通
過すると、シートセンサ45はOFFからONになる。
シートセンサ45がONとなってから、所定時間(シー
トPの先端が反転路搬送ローラ33を通過するのに要す
る時間、T1msec)後に、前記ソレノイド41が作動す
る(OFFからONになる)。そして、シートPの先端
が反転路搬送ローラ33を通過したときに、従動ローラ
35が駆動ローラ34に当接する搬送位置(図3参照)
に移動する。そして、シートPは駆動ローラ34及び従
動ローラ35により挟まれた状態で搬送されることにな
る。
【0022】図5において、片面コピーシートPの後端
が前記シートセンサ45を通過すると、シートセンサ4
5はONからOFFになる。シートセンサ45がOFF
となってから、所定時間(T2msec)後に、前記ソレノ
イド41が作動を停止する(ONからOFFになる)。
そして、シートPの後端が反転路搬送ローラ33を通過
した状態で、従動ローラ35が駆動ローラ34から離れ
た待機位置(図3参照)に移動する。前記後端が反転路
搬送ローラ33を通過したシートPは、下流側の搬入路
搬送ローラ17(図1参照)によって搬送される。した
がって、シートP先端と反転路搬送ローラ33との衝突
音は発生しないので、シート搬送時の騒音を低減するこ
とができる。
が前記シートセンサ45を通過すると、シートセンサ4
5はONからOFFになる。シートセンサ45がOFF
となってから、所定時間(T2msec)後に、前記ソレノ
イド41が作動を停止する(ONからOFFになる)。
そして、シートPの後端が反転路搬送ローラ33を通過
した状態で、従動ローラ35が駆動ローラ34から離れ
た待機位置(図3参照)に移動する。前記後端が反転路
搬送ローラ33を通過したシートPは、下流側の搬入路
搬送ローラ17(図1参照)によって搬送される。した
がって、シートP先端と反転路搬送ローラ33との衝突
音は発生しないので、シート搬送時の騒音を低減するこ
とができる。
【0023】前記実施例1において、ソレノイド41の
作動タイミングを決定するためのシートセンサ45を用
いる代わりに、図示しないジャムセンサによりシートP
が通過した時刻を基準にしてソレノイド41の作動タイ
ミングを決定することも可能である。また、前記実施例
1のシートセンサ45を用いる代わりに、図1に示すシ
ート取出ローラ12およびレジストローラ18の作動開
始時点を基準にしてマイコンMにより、シート搬送速度
からシートPの位置を算出し、その算出値を用いてソレ
ノイド41の作動タイミングを決定することが可能であ
る。
作動タイミングを決定するためのシートセンサ45を用
いる代わりに、図示しないジャムセンサによりシートP
が通過した時刻を基準にしてソレノイド41の作動タイ
ミングを決定することも可能である。また、前記実施例
1のシートセンサ45を用いる代わりに、図1に示すシ
ート取出ローラ12およびレジストローラ18の作動開
始時点を基準にしてマイコンMにより、シート搬送速度
からシートPの位置を算出し、その算出値を用いてソレ
ノイド41の作動タイミングを決定することが可能であ
る。
【0024】(実施例2)次に、図6により本発明のシ
ート搬送装置の実施例2について説明する。なお、この
実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対
応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。この実施例2は、下記の点で前記実施例
1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に
構成されている。 (S01)反転路排出ローラ33を構成する従動ローラ3
5の軸35aの両端部はそれぞれガイド部材51の上下
に延びるガイド溝51aによってスライド可能に支持さ
れている。ソレノイド41の作動ロッド41a の先端に
設けたピン42は、中間連結部材52の上下に延びるガ
イド溝52aにスライド可能に連結されている。
ート搬送装置の実施例2について説明する。なお、この
実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対
応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。この実施例2は、下記の点で前記実施例
1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に
構成されている。 (S01)反転路排出ローラ33を構成する従動ローラ3
5の軸35aの両端部はそれぞれガイド部材51の上下
に延びるガイド溝51aによってスライド可能に支持さ
れている。ソレノイド41の作動ロッド41a の先端に
設けたピン42は、中間連結部材52の上下に延びるガ
イド溝52aにスライド可能に連結されている。
【0025】中間連結部材52の先端に設けたピン53
には連結アーム54,55が回転自在に連結されてい
る。連結アーム54の先端は前記反転路搬送ローラ33
の駆動ローラ34の軸34aに回転自在に連結されてい
る。連結アーム55の先端は前記従動ローラ軸35aに
回転自在に連結されている。そして、前記連結アーム5
4および55は圧縮バネ56によって常時押し広げられ
ている。そして、前記駆動ローラ軸34aは移動不可能
であるが前記従動ローラ軸35aは、前記ガイド溝51a
に沿って上下にスライド可能である。したがって、前記
圧縮バネ56によって前記連結アーム55は常時上方に
押し上げられている。このとき、前記ピン53が図6で
右方に引っ張られるので、ソレノイド41の作動ロッド
41aは常時右方に引き出される力を受けている。そし
て、前記従動ローラ35は駆動ローラ34から離れた待
機位置(図6に示す位置)に保持されている。
には連結アーム54,55が回転自在に連結されてい
る。連結アーム54の先端は前記反転路搬送ローラ33
の駆動ローラ34の軸34aに回転自在に連結されてい
る。連結アーム55の先端は前記従動ローラ軸35aに
回転自在に連結されている。そして、前記連結アーム5
4および55は圧縮バネ56によって常時押し広げられ
ている。そして、前記駆動ローラ軸34aは移動不可能
であるが前記従動ローラ軸35aは、前記ガイド溝51a
に沿って上下にスライド可能である。したがって、前記
圧縮バネ56によって前記連結アーム55は常時上方に
押し上げられている。このとき、前記ピン53が図6で
右方に引っ張られるので、ソレノイド41の作動ロッド
41aは常時右方に引き出される力を受けている。そし
て、前記従動ローラ35は駆動ローラ34から離れた待
機位置(図6に示す位置)に保持されている。
【0026】(実施例2の作用)次に、前述の構成を備
えた本発明の実施例2の作用を説明する。この実施例2
では、前記圧縮バネ56によって、従動ローラ35が図
6に示す待機位置に保持されている状態で、片面コピー
シートPの先端が前記シートセンサ45を通過して所定
時間(シートPの先端が反転路搬送ローラ33を通過す
るのに要する時間)後に、前記ソレノイド41が作動す
る。そして、作動ロッド41aが左方に引き込まれる。
このとき、ピン53が左方に引っ張られるので、シート
Pの先端が反転路搬送ローラ33を通過したとき、従動
ローラ35が駆動ローラ34に当接する搬送位置(図3
参照)に移動する。そして、前記実施例1と同様に、シ
ートPは駆動ローラ34及び従動ローラ35により挟ま
れた状態で搬送されることになる。したがって、この実
施例2は前記実施例1と同様に、シートP先端と反転路
搬送ローラ33との衝突音は発生しないので、シート搬
送時の騒音を低減することができる。
えた本発明の実施例2の作用を説明する。この実施例2
では、前記圧縮バネ56によって、従動ローラ35が図
6に示す待機位置に保持されている状態で、片面コピー
シートPの先端が前記シートセンサ45を通過して所定
時間(シートPの先端が反転路搬送ローラ33を通過す
るのに要する時間)後に、前記ソレノイド41が作動す
る。そして、作動ロッド41aが左方に引き込まれる。
このとき、ピン53が左方に引っ張られるので、シート
Pの先端が反転路搬送ローラ33を通過したとき、従動
ローラ35が駆動ローラ34に当接する搬送位置(図3
参照)に移動する。そして、前記実施例1と同様に、シ
ートPは駆動ローラ34及び従動ローラ35により挟ま
れた状態で搬送されることになる。したがって、この実
施例2は前記実施例1と同様に、シートP先端と反転路
搬送ローラ33との衝突音は発生しないので、シート搬
送時の騒音を低減することができる。
【0027】(実施例2の変形例)前記実施例2におい
て、前記前記ガイド溝51aに沿って上下にスライド可
能な前記従動ローラ軸35aと同様に、前記駆動ローラ
34の駆動ローラ軸34aをガイドするガイド溝を設
け、上下にスライド可能に構成することが可能である。
この場合、従動ローラ35だけでなく、駆動ローラ34
も待避させることができる。
て、前記前記ガイド溝51aに沿って上下にスライド可
能な前記従動ローラ軸35aと同様に、前記駆動ローラ
34の駆動ローラ軸34aをガイドするガイド溝を設
け、上下にスライド可能に構成することが可能である。
この場合、従動ローラ35だけでなく、駆動ローラ34
も待避させることができる。
【0028】(実施例3)次に、図7により本発明のシ
ート搬送装置の実施例3について説明する。なお、この
実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対
応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。この実施例3は、下記の点で前記実施例
1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に
構成されている。 (S02)前記実施例1では反転路搬送ローラ33の従動
ローラ35を待機位置および搬送位置間で移動させるロ
ーラ移動装置Bを設けることにより騒音の発生を低減さ
せていたが、その他のシート搬送ローラ17,18,2
8,29,32については、前記ローラ移動装置Bは設
けられていなかった。しかしながら、この実施例3で
は、反転路搬送ローラ33だけでなく、湾曲したシート
排出路26に設けた排出ローラ29に対しても、前記図
3に示すローラ移動装置Bと同様のローラ移動装置Bが
設けられている。
ート搬送装置の実施例3について説明する。なお、この
実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対
応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。この実施例3は、下記の点で前記実施例
1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に
構成されている。 (S02)前記実施例1では反転路搬送ローラ33の従動
ローラ35を待機位置および搬送位置間で移動させるロ
ーラ移動装置Bを設けることにより騒音の発生を低減さ
せていたが、その他のシート搬送ローラ17,18,2
8,29,32については、前記ローラ移動装置Bは設
けられていなかった。しかしながら、この実施例3で
は、反転路搬送ローラ33だけでなく、湾曲したシート
排出路26に設けた排出ローラ29に対しても、前記図
3に示すローラ移動装置Bと同様のローラ移動装置Bが
設けられている。
【0029】すなわち図7において、前記排出ローラ2
9は駆動ローラ53および従動ローラ54から構成され
ている。そして、排出ローラ29の従動ローラ54は、
前記反転路搬送ローラ33の従動ローラ35を移動させ
るのと同様のソレノイド41、L字型の回動アーム36
等により駆動ローラ53から離れた待機位置および駆動
ローラ53に当接する搬送位置の間で移動制御されるよ
うに構成されている。したがって、この実施例3は前記
実施例1と同様に、シートP先端と排出ローラ29との
衝突音は発生しないので、シート搬送時の騒音を低減す
ることができる。また、前記湾曲したシート排出路26
の外側のガイドを擦りながら搬送されるシートは、駆動
ローラ53および従動ローラ54の接触部(ニップ)に
突入させることが難しいため、この実施例3のような構
成を採用することによって、湾曲したシート排出路を搬
送されるシートの搬送ローラとの衝突音を有効に低減す
ることができる。
9は駆動ローラ53および従動ローラ54から構成され
ている。そして、排出ローラ29の従動ローラ54は、
前記反転路搬送ローラ33の従動ローラ35を移動させ
るのと同様のソレノイド41、L字型の回動アーム36
等により駆動ローラ53から離れた待機位置および駆動
ローラ53に当接する搬送位置の間で移動制御されるよ
うに構成されている。したがって、この実施例3は前記
実施例1と同様に、シートP先端と排出ローラ29との
衝突音は発生しないので、シート搬送時の騒音を低減す
ることができる。また、前記湾曲したシート排出路26
の外側のガイドを擦りながら搬送されるシートは、駆動
ローラ53および従動ローラ54の接触部(ニップ)に
突入させることが難しいため、この実施例3のような構
成を採用することによって、湾曲したシート排出路を搬
送されるシートの搬送ローラとの衝突音を有効に低減す
ることができる。
【0030】(実施例4)次に、図8,9により本発明
のシート搬送装置の実施例4について説明する。図8は
本発明の実施例4のシート搬送装置の説明図で、本発明
をADF(オートドキュメントフィーダ、自動原稿搬送
装置)に適用した場合の説明図である。図9は前記図8
の要部拡大図である。図8において、複写機Fの上端の
プラテンガラスF1上には、ADF(原稿自動搬送装
置)が載置されている。ADFは、前記プラテンガラス
F1上の複写位置に自動的に原稿を搬送する機能を有し
ている。前記ADFは、給紙トレイ61および起伏可能
な排紙トレイ62を有している。給紙トレイ61のシー
ト(原稿)Pは給紙ローラ63、レジローラ64、およ
び原稿搬送ベルト65等によって前記プラテンガラスF
1上の複写位置に搬送される。複写が完了したシート
(原稿)Pは、プラテンガラスF1上の前記搬送ベルト
65、およびシート排出路66の上流側部分に配置され
たシート搬送ローラ67、下流端に配置された排出ロー
ラ68により前記排紙トレイ62上に排出されるように
構成されている。
のシート搬送装置の実施例4について説明する。図8は
本発明の実施例4のシート搬送装置の説明図で、本発明
をADF(オートドキュメントフィーダ、自動原稿搬送
装置)に適用した場合の説明図である。図9は前記図8
の要部拡大図である。図8において、複写機Fの上端の
プラテンガラスF1上には、ADF(原稿自動搬送装
置)が載置されている。ADFは、前記プラテンガラス
F1上の複写位置に自動的に原稿を搬送する機能を有し
ている。前記ADFは、給紙トレイ61および起伏可能
な排紙トレイ62を有している。給紙トレイ61のシー
ト(原稿)Pは給紙ローラ63、レジローラ64、およ
び原稿搬送ベルト65等によって前記プラテンガラスF
1上の複写位置に搬送される。複写が完了したシート
(原稿)Pは、プラテンガラスF1上の前記搬送ベルト
65、およびシート排出路66の上流側部分に配置され
たシート搬送ローラ67、下流端に配置された排出ロー
ラ68により前記排紙トレイ62上に排出されるように
構成されている。
【0031】この実施例4の排出ローラ68は駆動ロー
ラ69および従動ローラ70から構成されており、従動
ローラ70に対しては、前記図7に示す実施例3の排出
ローラ29のローラ移動装置B(36〜44)と同様の
ローラ移動装置B(36〜44)が設けられている。す
なわちこの実施例4では、排出ローラ68の従動ローラ
70は、前記図7に示す従動ローラ54を移動させるの
と同様のソレノイド41、L字型の回動アーム36等に
より駆動ローラ69から離れた待機位置および駆動ロー
ラ69に当接する搬送位置の間で移動制御されるように
構成されている。したがって、この実施例4は前記実施
例3と同様に、シートP先端と排出ローラ68との衝突
音は発生しないので、シート搬送時の騒音を低減するこ
とができる。
ラ69および従動ローラ70から構成されており、従動
ローラ70に対しては、前記図7に示す実施例3の排出
ローラ29のローラ移動装置B(36〜44)と同様の
ローラ移動装置B(36〜44)が設けられている。す
なわちこの実施例4では、排出ローラ68の従動ローラ
70は、前記図7に示す従動ローラ54を移動させるの
と同様のソレノイド41、L字型の回動アーム36等に
より駆動ローラ69から離れた待機位置および駆動ロー
ラ69に当接する搬送位置の間で移動制御されるように
構成されている。したがって、この実施例4は前記実施
例3と同様に、シートP先端と排出ローラ68との衝突
音は発生しないので、シート搬送時の騒音を低減するこ
とができる。
【0032】(実施例5)次に、図10,11により本
発明のシート搬送装置の実施例4について説明する。図
10は本発明の実施例5のシート搬送装置の説明図で、
前記実施例4と同様にADFに適用した場合の実施例で
あり、前記図8に対応する図である。図11は前記図1
0の要部平面図である。なお、この実施例5の説明にお
いて、前記実施例4の構成要素に対応する構成要素には
同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この
実施例5は、下記の点で前記実施例4と相違している
が、他の点では前記実施例4と同様に構成されている。
図10,11において、この実施例5のシート搬送装置
では、前記実施例4における従動ローラ70を待機位置
および搬送位置間で移動させるローラ移動装置B(36
〜44)が省略され、その代わりに、搬送されて来るシ
ートPの先端が衝突する位置にガイドベルト装置Gが配
置されている。ガイドベルト装置Gは、衝突した用紙先
端を排出ローラ68にガイドする機能を有している。
発明のシート搬送装置の実施例4について説明する。図
10は本発明の実施例5のシート搬送装置の説明図で、
前記実施例4と同様にADFに適用した場合の実施例で
あり、前記図8に対応する図である。図11は前記図1
0の要部平面図である。なお、この実施例5の説明にお
いて、前記実施例4の構成要素に対応する構成要素には
同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この
実施例5は、下記の点で前記実施例4と相違している
が、他の点では前記実施例4と同様に構成されている。
図10,11において、この実施例5のシート搬送装置
では、前記実施例4における従動ローラ70を待機位置
および搬送位置間で移動させるローラ移動装置B(36
〜44)が省略され、その代わりに、搬送されて来るシ
ートPの先端が衝突する位置にガイドベルト装置Gが配
置されている。ガイドベルト装置Gは、衝突した用紙先
端を排出ローラ68にガイドする機能を有している。
【0033】図10,11において、排出ローラ68の
従動ローラ70と一体的に回転する軸71には、板バネ
72の先端が回転自在に連結されている。板バネ72の
基端部はフレームに固定されている。そして、前記板バ
ネ72はその弾性力によって先端部の従動ローラ70を
駆動ローラ69に押圧している。したがって、、従動ロ
ーラ70は常時駆動ローラ69に当接して一緒に回転し
ている。前記軸71には、前記従動ローラ70と略同径
の補助ローラ73が固定されており、この補助ローラ7
3とフレームに固定されたアイドラプーリ74との間に
ベルト75が掛け回されている。そして、補助ローラ7
3、ベルト75およびアイドラプーリ74は、前記従動
ローラ70と一緒に回転するように構成されている。前
記符号73〜75で示された要素からガイドベルト装置
Gが構成されている。
従動ローラ70と一体的に回転する軸71には、板バネ
72の先端が回転自在に連結されている。板バネ72の
基端部はフレームに固定されている。そして、前記板バ
ネ72はその弾性力によって先端部の従動ローラ70を
駆動ローラ69に押圧している。したがって、、従動ロ
ーラ70は常時駆動ローラ69に当接して一緒に回転し
ている。前記軸71には、前記従動ローラ70と略同径
の補助ローラ73が固定されており、この補助ローラ7
3とフレームに固定されたアイドラプーリ74との間に
ベルト75が掛け回されている。そして、補助ローラ7
3、ベルト75およびアイドラプーリ74は、前記従動
ローラ70と一緒に回転するように構成されている。前
記符号73〜75で示された要素からガイドベルト装置
Gが構成されている。
【0034】(実施例5の作用)図10において、シー
ト搬送ローラ67によってシート排出路66を搬送され
るシートPは、その先端が前記ガイドベルト装置Gのベ
ルト75に衝突する。ベルト75は排出ローラ68の駆
動ローラ69および従動ローラ70の表面に比較して弾
力性が大きいので、シート先端がベルト75に衝突する
ときに発生する音は、排出ローラ68に直接衝突する場
合に発生する音に比較して小さい。
ト搬送ローラ67によってシート排出路66を搬送され
るシートPは、その先端が前記ガイドベルト装置Gのベ
ルト75に衝突する。ベルト75は排出ローラ68の駆
動ローラ69および従動ローラ70の表面に比較して弾
力性が大きいので、シート先端がベルト75に衝突する
ときに発生する音は、排出ローラ68に直接衝突する場
合に発生する音に比較して小さい。
【0035】前記ベルト75に衝突したシートP先端
は、ベルト75によって排出ローラ68の駆動ローラ6
9および従動ローラ70の当接部にガイドされる。この
ように駆動ローラ69および従動ローラ70の当接部に
シートP先端がガイドベルト装置Gによって案内されて
進入する場合、前記各ローラ69,70の表面とシート
Pとの進入方向との間の角度(以下「衝突角度」とい
う)は、各ローラ69,70の表面にシートP先端がガ
イドされずに直接衝突する場合の衝突角度に比較して小
さくすることが可能である。前記衝突角度が小さいと、
前記各ローラ69,70間にシートP先端が滑らかに進
入することができるので、前記各ローラ69,70とシ
ートP先端との衝突時に発生する音は、小さくなる。し
たがって、この実施例5のように、ガイドベルト装置G
を設けることにより、前記排出ローラ68とシートP先
端との衝突時に発生する騒音を低減することができる。
は、ベルト75によって排出ローラ68の駆動ローラ6
9および従動ローラ70の当接部にガイドされる。この
ように駆動ローラ69および従動ローラ70の当接部に
シートP先端がガイドベルト装置Gによって案内されて
進入する場合、前記各ローラ69,70の表面とシート
Pとの進入方向との間の角度(以下「衝突角度」とい
う)は、各ローラ69,70の表面にシートP先端がガ
イドされずに直接衝突する場合の衝突角度に比較して小
さくすることが可能である。前記衝突角度が小さいと、
前記各ローラ69,70間にシートP先端が滑らかに進
入することができるので、前記各ローラ69,70とシ
ートP先端との衝突時に発生する音は、小さくなる。し
たがって、この実施例5のように、ガイドベルト装置G
を設けることにより、前記排出ローラ68とシートP先
端との衝突時に発生する騒音を低減することができる。
【0036】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。
【0037】(H01)本発明は、前記実施例1のシート
搬送ローラ17,28,29,32,33の全ての従動
ローラに対して適用することが可能である。 (H02)本発明は、駆動ローラを移動させるように構成
することが可能である。 (H03)本発明において、シート先端位置検出手段は、
シートの先端位置がシート搬送ローラを通過したことを
検出できる手段ならどのような手段であっても採用可能
である。例えば、シートを給紙トレイから取り出した時
刻からの経過時間を計測するタイマによっても、シート
先端位置を検出することが可能である。また、静電潜像
の書込み開始時刻からの経過時間を計測するタイマによ
ってシート先端位置検出手段を構成することが可能であ
る。
搬送ローラ17,28,29,32,33の全ての従動
ローラに対して適用することが可能である。 (H02)本発明は、駆動ローラを移動させるように構成
することが可能である。 (H03)本発明において、シート先端位置検出手段は、
シートの先端位置がシート搬送ローラを通過したことを
検出できる手段ならどのような手段であっても採用可能
である。例えば、シートを給紙トレイから取り出した時
刻からの経過時間を計測するタイマによっても、シート
先端位置を検出することが可能である。また、静電潜像
の書込み開始時刻からの経過時間を計測するタイマによ
ってシート先端位置検出手段を構成することが可能であ
る。
【0038】
【発明の効果】前述の本発明のシート搬送装置は、下記
の効果を奏することができる。 (E01)シートの搬送速度を低下させることなく、シー
ト先端と搬送ローラとの衝突音を低減させることができ
る。
の効果を奏することができる。 (E01)シートの搬送速度を低下させることなく、シー
ト先端と搬送ローラとの衝突音を低減させることができ
る。
【図1】 図1は本発明の実施例1のシート搬送装置を
備えた画像形成装置の全体説明図である。
備えた画像形成装置の全体説明図である。
【図2】 図2は同実施例1の要部拡大説明図で、反転
路搬送ローラ33が待機位置に保持された状態を示す図
である。
路搬送ローラ33が待機位置に保持された状態を示す図
である。
【図3】 図3は前記図2に示す反転路搬送ローラ33
が搬送位置に保持された状態を示す図である。
が搬送位置に保持された状態を示す図である。
【図4】 図4は同実施例1のシート搬送装置の制御部
分の説明図である。
分の説明図である。
【図5】 図5は同実施例1の作用を説明するためのタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図6】 図6は本発明のシート搬送装置の実施例2の
説明図で前記実施例1の図2に対応する図である。
説明図で前記実施例1の図2に対応する図である。
【図7】 図7は本発明のシート搬送装置の実施例3の
説明図で前記実施例1の図2に対応する図である。
説明図で前記実施例1の図2に対応する図である。
【図8】 図8は本発明の実施例4のシート搬送装置の
説明図で、本発明をADF(オートドキュメントフィー
ダ、自動原稿搬送装置)に適用した場合の説明図であ
る。
説明図で、本発明をADF(オートドキュメントフィー
ダ、自動原稿搬送装置)に適用した場合の説明図であ
る。
【図9】 図9は前記図8の要部拡大図である。
【図10】 図10は本発明の実施例5のシート搬送装
置の説明図で、前記実施例4と同様にADFに適用した
場合の実施例であり、前記図8に対応する図である。
置の説明図で、前記実施例4と同様にADFに適用した
場合の実施例であり、前記図8に対応する図である。
【図11】 図11は前記図10の要部平面図である。
B…ローラ移動装置、G…ガイドベルト装置、P…シー
ト、(26;27;66)…シート搬送通路、(53,
54;34,35;69,70)…一対のローラ、(2
9;33;68)…シート搬送ローラ、45…シート先
端位置検出手段、
ト、(26;27;66)…シート搬送通路、(53,
54;34,35;69,70)…一対のローラ、(2
9;33;68)…シート搬送ローラ、45…シート先
端位置検出手段、
Claims (2)
- 【請求項1】 下記の要件を備えたシート搬送装置、
(Y01)シート搬送通路に配置され、シートを挟んだ状
態で回転することによりシートを搬送する一対のローラ
を有するシート搬送ローラ、(Y02)シートの先端位置
が前記シート搬送ローラを通過したことを検出するシー
ト先端位置検出手段、(Y03)前記シート搬送ローラの
一対のローラをそれらが互いに離れた待機位置と互いに
当接する搬送位置との間で移動可能に保持するローラ移
動装置、(Y04)前記シート先端位置が前記シート搬送
ローラを通過するまでは前記シート搬送ローラの一対の
ローラを前記待機位置に移動させるとともに前記シート
先端位置が前記シート搬送ローラを通過してから前記シ
ート搬送ローラの一対のローラを前記搬送位置に移動さ
せるように前記ローラ移動装置の作動を制御するローラ
移動制御装置。 - 【請求項2】 下記の要件を備えたシート搬送装置、
(Y01)シート搬送通路に配置され、シートを挟んだ状
態で回転することによりシートを搬送する一対のローラ
を有するシート搬送ローラ、(Y05)前記シート搬送ロ
ーラのシート搬送方向上流側に配置されて、搬送される
シートの先端を前記一対のローラの当接部に向けてガイ
ドするガイドベルト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7056190A JPH08245011A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | シート搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7056190A JPH08245011A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | シート搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08245011A true JPH08245011A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=13020199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7056190A Pending JPH08245011A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | シート搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08245011A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1354832A2 (en) * | 2002-04-17 | 2003-10-22 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet conveying device and image forming apparatus including the sheet conveying device |
JP2007230702A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Ricoh Elemex Corp | 搬送装置、画像形成装置および搬送ローラ離間方法 |
JP2011057428A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2011235994A (ja) * | 2010-05-07 | 2011-11-24 | Ricoh Co Ltd | 自動原稿搬送装置およびこれを備えた画像形成装置 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP7056190A patent/JPH08245011A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1354832A2 (en) * | 2002-04-17 | 2003-10-22 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet conveying device and image forming apparatus including the sheet conveying device |
EP1354832A3 (en) * | 2002-04-17 | 2003-12-03 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet conveying device and image forming apparatus including the sheet conveying device |
US7147223B2 (en) | 2002-04-17 | 2006-12-12 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet conveying device and image forming apparatus including the sheet conveying device |
JP2007230702A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Ricoh Elemex Corp | 搬送装置、画像形成装置および搬送ローラ離間方法 |
JP2011057428A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2011235994A (ja) * | 2010-05-07 | 2011-11-24 | Ricoh Co Ltd | 自動原稿搬送装置およびこれを備えた画像形成装置 |
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