JP2000034039A - シート材搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート材搬送装置及び画像形成装置Info
- Publication number
- JP2000034039A JP2000034039A JP10219635A JP21963598A JP2000034039A JP 2000034039 A JP2000034039 A JP 2000034039A JP 10219635 A JP10219635 A JP 10219635A JP 21963598 A JP21963598 A JP 21963598A JP 2000034039 A JP2000034039 A JP 2000034039A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet material
- sheet
- standby position
- image forming
- conveying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート材搬送経路に配置された検知手段によ
るシート材検知時間の短縮と、シート材搬送経路が解放
された時に検知手段の露出を防止してユーザーによる接
触を防止可能とする。 【解決手段】 横レジセンサー30(検知手段)は、搬
送されるシート材Sのサイズに応じた複数の待機位置P
1,P2を有し、待機位置P1,P2の少なくとも1つ
はシート材の搬送領域の外側に位置する。
るシート材検知時間の短縮と、シート材搬送経路が解放
された時に検知手段の露出を防止してユーザーによる接
触を防止可能とする。 【解決手段】 横レジセンサー30(検知手段)は、搬
送されるシート材Sのサイズに応じた複数の待機位置P
1,P2を有し、待機位置P1,P2の少なくとも1つ
はシート材の搬送領域の外側に位置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシート材搬送経路を
搬送されるシート材の位置検知に関し、デジタル複写
機、プリンター等の画像形成装置に適用可能である。
搬送されるシート材の位置検知に関し、デジタル複写
機、プリンター等の画像形成装置に適用可能である。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機、プリンター等の画像
形成装置において、画像形成部で片面に画像が形成され
たシート材を反転させ、反転搬送経路により再度画像形
成部へと搬送し、反対側の面に画像を形成可能(両面プ
リント)とするものがある。
形成装置において、画像形成部で片面に画像が形成され
たシート材を反転させ、反転搬送経路により再度画像形
成部へと搬送し、反対側の面に画像を形成可能(両面プ
リント)とするものがある。
【0003】このような画像形成装置では、両面プリン
ト時に搬送方向に直交する方向である搬送幅方向に、シ
ート材と形成される画像がずれてしまうことが懸念され
ている。
ト時に搬送方向に直交する方向である搬送幅方向に、シ
ート材と形成される画像がずれてしまうことが懸念され
ている。
【0004】これは、両面プリントの場合、片面プリン
トに比べて、給紙されてから、シート材の第2面に画像
形成されるまでのシート材搬送経路のパス長が長いため
に、微小な搬送ローラーのアライメントの狂いやガイド
板の歪み等が加算されることにより、シート材が序々に
搬送幅方向にずれてしまうためである。
トに比べて、給紙されてから、シート材の第2面に画像
形成されるまでのシート材搬送経路のパス長が長いため
に、微小な搬送ローラーのアライメントの狂いやガイド
板の歪み等が加算されることにより、シート材が序々に
搬送幅方向にずれてしまうためである。
【0005】そこで、この問題を解決するために、搬送
経路内にシート材の搬送幅方向のずれ量を検知する横レ
ジセンサーを設け、シート材のずれ量に応じて画像形成
部における感光体ドラムに書き込む潜像位置をずらすこ
とにより、シート材と画像の搬送幅方向の位置を一致さ
せていた。
経路内にシート材の搬送幅方向のずれ量を検知する横レ
ジセンサーを設け、シート材のずれ量に応じて画像形成
部における感光体ドラムに書き込む潜像位置をずらすこ
とにより、シート材と画像の搬送幅方向の位置を一致さ
せていた。
【0006】シート材の搬送幅方向のずれ量を検知する
横レジセンサーの検知方式には、さまざまな種類がある
が、例えば以下の構成を採用したものがある。この横レ
ジセンサーは、駆動手段により搬送幅方向に搬送領域外
と搬送領域内との間を移動する。搬送経路にシート材が
搬送されている時に、搬送領域の外側の待機位置から搬
送領域内に移動しながら、シート材の側端部を検知す
る。そして、シート材の側端部を検知したら搬送領域の
外側の待機位置までもどる。
横レジセンサーの検知方式には、さまざまな種類がある
が、例えば以下の構成を採用したものがある。この横レ
ジセンサーは、駆動手段により搬送幅方向に搬送領域外
と搬送領域内との間を移動する。搬送経路にシート材が
搬送されている時に、搬送領域の外側の待機位置から搬
送領域内に移動しながら、シート材の側端部を検知す
る。そして、シート材の側端部を検知したら搬送領域の
外側の待機位置までもどる。
【0007】従って、横レジセンサーは、各シート材毎
に上記の移動動作である、「待機位置→移動→検知→移
動→待機位置」の移動パターンを繰り返す。
に上記の移動動作である、「待機位置→移動→検知→移
動→待機位置」の移動パターンを繰り返す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例において、両面プリントを行なう全てのシート材の
位置を検知する場合、横レジセンサーの待機位置がシー
ト材検知位置から遠く離れた位置にあると、検知のため
のセンサーの移動距離と時間が長くなり、両面プリント
時のプロダクティビティ、部品耐久性に影響を与える。
来例において、両面プリントを行なう全てのシート材の
位置を検知する場合、横レジセンサーの待機位置がシー
ト材検知位置から遠く離れた位置にあると、検知のため
のセンサーの移動距離と時間が長くなり、両面プリント
時のプロダクティビティ、部品耐久性に影響を与える。
【0009】従って、待機位置を可能な限りシート材検
知位置に近づけて配置することが好ましい。このため、
待機位置は搬送領域の両側に設けられた側板の内側に設
けられる。
知位置に近づけて配置することが好ましい。このため、
待機位置は搬送領域の両側に設けられた側板の内側に設
けられる。
【0010】尚、従来の横レジセンサーはフラグをシー
ト材に当接させてフラグを動かし、フラグで光学式セン
サー(フォトインタラプタ)を遮光することで検知する
タイプが用いられていた。
ト材に当接させてフラグを動かし、フラグで光学式セン
サー(フォトインタラプタ)を遮光することで検知する
タイプが用いられていた。
【0011】この方式では、フラグを介してシート材検
知を行なう分だけ検知精度が悪化し、検知時間が長くな
っていた。
知を行なう分だけ検知精度が悪化し、検知時間が長くな
っていた。
【0012】これを改善するためにフラグを介さずに直
線光学式センサーで紙端部を検知する方式が提案されて
いるが、光学式センサー(フォトインタラプタ)は、精
密な光学部品であり、ユーザーが触れることを前提とし
ていない部品であることもあり、構造的に丈夫に作られ
ていない。
線光学式センサーで紙端部を検知する方式が提案されて
いるが、光学式センサー(フォトインタラプタ)は、精
密な光学部品であり、ユーザーが触れることを前提とし
ていない部品であることもあり、構造的に丈夫に作られ
ていない。
【0013】また、光学式センサーであるため、検知部
が汚れてしまうと検知誤差や検知不能となってしまうこ
ともあり、可能な限りユーザーに触れられたくない部品
でもある。
が汚れてしまうと検知誤差や検知不能となってしまうこ
ともあり、可能な限りユーザーに触れられたくない部品
でもある。
【0014】しかしながら、本構成では待機位置が両側
板の内側に設けられるため、ジャムジャム処理やメンテ
ナンスの際に、横レジセンサー周辺の開閉ガイド板、カ
バー類を開くことにより待機位置の横レジセンサーが露
出し、ユーザーが容易に触れることが可能になってしま
う。
板の内側に設けられるため、ジャムジャム処理やメンテ
ナンスの際に、横レジセンサー周辺の開閉ガイド板、カ
バー類を開くことにより待機位置の横レジセンサーが露
出し、ユーザーが容易に触れることが可能になってしま
う。
【0015】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、シート
材搬送経路に配置された検知手段によるシート材検知時
間の短縮と、シート材搬送経路が解放された時に検知手
段の露出を防止してユーザーによる接触を防止可能とす
るシート材搬送装置及び画像形成装置を提供することに
ある。
めになされたもので、その目的とするところは、シート
材搬送経路に配置された検知手段によるシート材検知時
間の短縮と、シート材搬送経路が解放された時に検知手
段の露出を防止してユーザーによる接触を防止可能とす
るシート材搬送装置及び画像形成装置を提供することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、ガイド部材により搬送領域が定め
られたシート材搬送経路と、このシート材搬送経路上を
搬送されるシート材に対して搬送方向に直交する方向に
移動し該シート材の側端部の位置を検知する検知手段
と、を備えたシート材搬送装置において、前記検知手段
は、搬送領域内にある搬送されるシート材のサイズに応
じた少なくとも1つの第1の待機位置と、搬送領域の外
側にある第2の待機位置とを有することを特徴とする。
に本発明にあっては、ガイド部材により搬送領域が定め
られたシート材搬送経路と、このシート材搬送経路上を
搬送されるシート材に対して搬送方向に直交する方向に
移動し該シート材の側端部の位置を検知する検知手段
と、を備えたシート材搬送装置において、前記検知手段
は、搬送領域内にある搬送されるシート材のサイズに応
じた少なくとも1つの第1の待機位置と、搬送領域の外
側にある第2の待機位置とを有することを特徴とする。
【0017】前記ガイド部材は、ガイド面に設けられた
前記検知手段を搬送領域の外側へと通過させる開口部
と、第2の待機位置にある前記検知手段を収容する収容
部と、を備えることも好適である。
前記検知手段を搬送領域の外側へと通過させる開口部
と、第2の待機位置にある前記検知手段を収容する収容
部と、を備えることも好適である。
【0018】シート材搬送経路におけるシート材の搬送
が行なわれない場合に、前記検知手段を第2の待機位置
に位置させることも好適である。
が行なわれない場合に、前記検知手段を第2の待機位置
に位置させることも好適である。
【0019】シート材搬送経路におけるシート材の滞留
であるジャムが検出された場合に、前記検知手段を第2
の待機位置に位置させることも好適である。
であるジャムが検出された場合に、前記検知手段を第2
の待機位置に位置させることも好適である。
【0020】画像形成装置にあっては、上記記載のシー
ト材搬送装置と、前記シート材搬送装置により搬送され
るシート材に画像を形成する画像形成手段とを備えるこ
とを特徴とする。
ト材搬送装置と、前記シート材搬送装置により搬送され
るシート材に画像を形成する画像形成手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0021】前記シート材搬送装置を、シート材の両面
に画像を形成するために備えられた反転搬送経路に備え
ることも好適である。
に画像を形成するために備えられた反転搬送経路に備え
ることも好適である。
【0022】前記検知手段により検知されたシート材の
側端部の位置に応じ、シート材に対する画像形成位置の
横レジスト調整を行なうことも好適である。
側端部の位置に応じ、シート材に対する画像形成位置の
横レジスト調整を行なうことも好適である。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明を適用した画像形成装置の
実施形態について図面を参照して詳しく説明する。
実施形態について図面を参照して詳しく説明する。
【0024】図1の、画像形成装置において、画像読取
部R(リーダー部)では、プラテンガラス1上に原稿が
置かれ、原稿の画像情報は、照明ランプ、反射ミラー、
レンズからなる光学読取系2によってCCD3に導かれ
て読み取られ、電気信号に変換される。
部R(リーダー部)では、プラテンガラス1上に原稿が
置かれ、原稿の画像情報は、照明ランプ、反射ミラー、
レンズからなる光学読取系2によってCCD3に導かれ
て読み取られ、電気信号に変換される。
【0025】この電気信号に基づいて画像形成部P(プ
リンタ部)において、一次帯電器5によって一様に帯電
された感光ドラム4にレーザー光が照射され静電潜像が
形成される。この静電潜像は、現像器6から供給される
トナーによって顕像化されトナー像となる。
リンタ部)において、一次帯電器5によって一様に帯電
された感光ドラム4にレーザー光が照射され静電潜像が
形成される。この静電潜像は、現像器6から供給される
トナーによって顕像化されトナー像となる。
【0026】一方、給紙手段7によって給紙されたシー
ト材は停止したレジストローラ8に先端が突き当たるこ
とによって斜行を補正され、感光ドラム4上に形成され
たトナー像と同期するようにレジストローラ8が回転す
ることによって転写部9へと送られる。
ト材は停止したレジストローラ8に先端が突き当たるこ
とによって斜行を補正され、感光ドラム4上に形成され
たトナー像と同期するようにレジストローラ8が回転す
ることによって転写部9へと送られる。
【0027】転写部9においてはコロナ帯電器等によっ
て感光ドラム4上のトナー像をシート材裏側から静電的
に引き付けることによってシート材上に転写する。
て感光ドラム4上のトナー像をシート材裏側から静電的
に引き付けることによってシート材上に転写する。
【0028】トナー像が転写されたシート材は分離帯電
器10によって感光ドラム4との静電吸着力を除去され
たのち吸引ベルト搬送部11によって定着部14へと搬
送される。
器10によって感光ドラム4との静電吸着力を除去され
たのち吸引ベルト搬送部11によって定着部14へと搬
送される。
【0029】吸引ベルト搬送部11は、ファン12によ
ってシート材を吸着しながらクロロプレン製のゴムベル
ト13によってシート材の搬送を行うものである。
ってシート材を吸着しながらクロロプレン製のゴムベル
ト13によってシート材の搬送を行うものである。
【0030】定着部14にてトナー像が定着されたシー
ト材は排紙部15(排紙部15は画像形成部Pの側面部
に設けられている)を介して機外のトレイ16へと排出
される。または両面コピーのために反転ローラ17によ
り反転された後に、シート材搬送経路としての再給紙搬
送経路18へと送られたり或いは仕分け、ステイプル等
の後工程へと送られる。搬送経路の切り換えは切換手段
19により行なう。
ト材は排紙部15(排紙部15は画像形成部Pの側面部
に設けられている)を介して機外のトレイ16へと排出
される。または両面コピーのために反転ローラ17によ
り反転された後に、シート材搬送経路としての再給紙搬
送経路18へと送られたり或いは仕分け、ステイプル等
の後工程へと送られる。搬送経路の切り換えは切換手段
19により行なう。
【0031】再給紙搬送経路18は、装置本体に対しス
ライドレールで支持され、図において手前側に引き出し
可能に設置されている。そして、レジストローラ8へと
接続されるシート材搬送経路20に反転したシート材を
再給紙する。
ライドレールで支持され、図において手前側に引き出し
可能に設置されている。そして、レジストローラ8へと
接続されるシート材搬送経路20に反転したシート材を
再給紙する。
【0032】図2は再給紙搬送経路18を構成する下搬
送ユニット21の図である。
送ユニット21の図である。
【0033】下搬送ユニット21は、再給紙搬送経路1
8を挟んで上下にガイド板22,23があり、上のガイ
ド板22は図において左側のヒンジ部により回動し、開
閉可能になっている。ガイド板22,23のシート材の
搬送方向に直交する方向である搬送幅方向には、ガイド
部材としての前側板24と後側板25が配置され、シー
ト材の搬送領域を定めている。
8を挟んで上下にガイド板22,23があり、上のガイ
ド板22は図において左側のヒンジ部により回動し、開
閉可能になっている。ガイド板22,23のシート材の
搬送方向に直交する方向である搬送幅方向には、ガイド
部材としての前側板24と後側板25が配置され、シー
ト材の搬送領域を定めている。
【0034】前側板24と後側板25にはそれぞれその
外側にカバー26,27が取り付けられ、内部の部品を
覆っている。
外側にカバー26,27が取り付けられ、内部の部品を
覆っている。
【0035】下のガイド板23には、検知手段としての
横レジセンサー30が搬送幅方向に移動するための逃げ
用の切り欠き部23aが形成されている。また、後側板
25にも横レジセンサー30を通過させる開口部25a
が形成されている。
横レジセンサー30が搬送幅方向に移動するための逃げ
用の切り欠き部23aが形成されている。また、後側板
25にも横レジセンサー30を通過させる開口部25a
が形成されている。
【0036】図3は横レジセンサー30を説明する図で
ある。横レジセンサー30は、スライダー31に固定さ
れ、スライダー31はレール32の上に摺動自在に支持
され、モーター33により駆動され、搬送幅方向(矢印
A1方向)に移動する。
ある。横レジセンサー30は、スライダー31に固定さ
れ、スライダー31はレール32の上に摺動自在に支持
され、モーター33により駆動され、搬送幅方向(矢印
A1方向)に移動する。
【0037】レール32は後側板25を貫通して搬送領
域外に突出しているので、横レジセンサー30は後側板
25の後ろ側であるシート材の搬送領域外からシート材
の搬送領域まで移動可能である。
域外に突出しているので、横レジセンサー30は後側板
25の後ろ側であるシート材の搬送領域外からシート材
の搬送領域まで移動可能である。
【0038】次に、横レジセンサー30のシート材検知
動作を説明する。横レジセンサー30は、レール32上
を移動するスライダー31により搬送幅方向(図4にお
ける矢印A2方向)に移動することができ、かつ図示さ
れるように2つの待機位置をそれぞれ第1,第2の待機
位置P1,P2として有している。
動作を説明する。横レジセンサー30は、レール32上
を移動するスライダー31により搬送幅方向(図4にお
ける矢印A2方向)に移動することができ、かつ図示さ
れるように2つの待機位置をそれぞれ第1,第2の待機
位置P1,P2として有している。
【0039】第1の待機位置P1は、所定の大きさのシ
ート材Sの通過位置(この実施の形態ではA4サイズ)
からL1寸法(10mm)外側に設定されている。第1
の待機位置P1にあるとき、横レジセンサー30はシー
ト材Sの搬送可能領域内にあるので、上のガイド板22
を開放すると、横レジセンサー30自身が露出し、ユー
ザーにより接触可能な状態となる(図5参照)。
ート材Sの通過位置(この実施の形態ではA4サイズ)
からL1寸法(10mm)外側に設定されている。第1
の待機位置P1にあるとき、横レジセンサー30はシー
ト材Sの搬送可能領域内にあるので、上のガイド板22
を開放すると、横レジセンサー30自身が露出し、ユー
ザーにより接触可能な状態となる(図5参照)。
【0040】また、第1の待機位置P1はシート材の搬
送幅方向の端部の位置を基準として設定されているの
で、各サイズ毎に待機位置を有することも可能である
(図6におけるA4Rのシート材に対応する待機位置P
1’等)。
送幅方向の端部の位置を基準として設定されているの
で、各サイズ毎に待機位置を有することも可能である
(図6におけるA4Rのシート材に対応する待機位置P
1’等)。
【0041】シート材の各サイズ毎に待機位置をもつ理
由としては、シート材サイズの大小にかかわらず、待機
位置からシート材の端(紙端)までの移動距離を最小限
に設定することで、シート材の位置を検知するのに要す
る時間を最小にするためである。
由としては、シート材サイズの大小にかかわらず、待機
位置からシート材の端(紙端)までの移動距離を最小限
に設定することで、シート材の位置を検知するのに要す
る時間を最小にするためである。
【0042】検知時間を短くすることで、両面プリント
時の生産性を落とすことなく横レジスト検知を行なえ
る。
時の生産性を落とすことなく横レジスト検知を行なえ
る。
【0043】第2の待機位置P2は、後側板25からL
2寸法(10mm)外側(搬送領域外)に設定されてい
る。第2の待機位置P2で横レジセンサー30が待機し
ているとき、上のガイド板22を開放しても横レジセン
サー30は後側板25の奥であって、カバー27との間
の収容部に収容されているので容易に触れることはでき
ない(図5参照)。
2寸法(10mm)外側(搬送領域外)に設定されてい
る。第2の待機位置P2で横レジセンサー30が待機し
ているとき、上のガイド板22を開放しても横レジセン
サー30は後側板25の奥であって、カバー27との間
の収容部に収容されているので容易に触れることはでき
ない(図5参照)。
【0044】横レジセンサー30の位置制御は、ホーム
ポジション板34を横レジセンサー30が切った位置を
基準に、モーター33の回転数もしくは駆動パルス数か
ら距離をカウントし、位置を制御している。
ポジション板34を横レジセンサー30が切った位置を
基準に、モーター33の回転数もしくは駆動パルス数か
ら距離をカウントし、位置を制御している。
【0045】尚、各サイズ毎の待機位置P1,P1’・
・・を備えず、すべてのサイズのシート材に対して第2
の待機位置P2から紙端の検知動作を行なうと、検知の
ための横レジセンサー30の移動距離(すなわち移動時
間)が長くなり、両面プリント時の生産性を落としてし
まう可能性がある。
・・を備えず、すべてのサイズのシート材に対して第2
の待機位置P2から紙端の検知動作を行なうと、検知の
ための横レジセンサー30の移動距離(すなわち移動時
間)が長くなり、両面プリント時の生産性を落としてし
まう可能性がある。
【0046】特に、小サイズ紙では、移動距離が長くな
るため、生産性を落とさないための対策(センサー移動
速度を上げる等)が必須となってしまう。
るため、生産性を落とさないための対策(センサー移動
速度を上げる等)が必須となってしまう。
【0047】横レジセンサー30により検知された、搬
送されるシート材の紙端位置に基づいて、感光ドラム4
に形成する潜像の位置を調整し、シート材に対する画像
形成位置の横レジスト調整を行なうことで、画像をシー
ト材の正しい位置に形成することが可能となる。
送されるシート材の紙端位置に基づいて、感光ドラム4
に形成する潜像の位置を調整し、シート材に対する画像
形成位置の横レジスト調整を行なうことで、画像をシー
ト材の正しい位置に形成することが可能となる。
【0048】横レジスト調整を行なう方法としては、例
えばレジストローラ8がシート材を挟持したまま搬送幅
方向に移動することによっても行なうことが可能であ
る。
えばレジストローラ8がシート材を挟持したまま搬送幅
方向に移動することによっても行なうことが可能であ
る。
【0049】次に画像形成装置の動作を説明する。メイ
ンスイッチON〜スタンバイ時には、メインスイッチO
Nと同時にモーター33を正転させ、横レジセンサー3
0を手前(ホームポジション側)に移動し、ホームポジ
ション板34を検知すると同時に停止、直ちにモーター
33を反転し、第2の待機位置P2に移動して待機する
(ホームポジションからL3寸法(202mm)移動後
モーター33を停止する(図4参照))。
ンスイッチON〜スタンバイ時には、メインスイッチO
Nと同時にモーター33を正転させ、横レジセンサー3
0を手前(ホームポジション側)に移動し、ホームポジ
ション板34を検知すると同時に停止、直ちにモーター
33を反転し、第2の待機位置P2に移動して待機する
(ホームポジションからL3寸法(202mm)移動後
モーター33を停止する(図4参照))。
【0050】片面プリントが行なわれる際には、再給紙
搬送経路18は使用されず、横レジセンサー30も使用
されないので、横レジセンサー30は第2の待機位置P
2に待機している。
搬送経路18は使用されず、横レジセンサー30も使用
されないので、横レジセンサー30は第2の待機位置P
2に待機している。
【0051】両面プリントが行なわれると、横レジセン
サー30は第2の待機位置P2から第1の待機位置P1
に移動する(ホームポジションからL4寸法(150m
m)であり、第2の待機位置P2から52mm移動後、
モーター33を停止する(図4参照))。
サー30は第2の待機位置P2から第1の待機位置P1
に移動する(ホームポジションからL4寸法(150m
m)であり、第2の待機位置P2から52mm移動後、
モーター33を停止する(図4参照))。
【0052】そして、再給紙搬送経路18をシート材が
通過するタイミングに合わせて搬送領域の中央側へと移
動してシート材の紙端を検知する。画像形成の際、シー
ト材の紙端の検知情報に基づいて横レジスト調整を行な
う。横レジセンサー30は、検知後直ちに第1の待機位
置P1に戻り、次のシート材を待つ。
通過するタイミングに合わせて搬送領域の中央側へと移
動してシート材の紙端を検知する。画像形成の際、シー
ト材の紙端の検知情報に基づいて横レジスト調整を行な
う。横レジセンサー30は、検知後直ちに第1の待機位
置P1に戻り、次のシート材を待つ。
【0053】両面プリントジョブ終了後(両面のラスト
紙検知後)、第2の待機位置P2に移動して待機する。
紙検知後)、第2の待機位置P2に移動して待機する。
【0054】また、再給紙搬送経路18にジャムが発生
した時、横レジセンサー30が第2の待機位置P2にい
ない場合は、両面、片面のモードに関わらず、直ちに第
2の待機位置P2に横レジセンサー30を移動する。
した時、横レジセンサー30が第2の待機位置P2にい
ない場合は、両面、片面のモードに関わらず、直ちに第
2の待機位置P2に横レジセンサー30を移動する。
【0055】尚、本実施の形態では、下搬送ユニット2
1が引き出し可能な構成をとるが、画像形成装置本体に
固定されて引き出されない構成においても本構成を適用
することが可能である。
1が引き出し可能な構成をとるが、画像形成装置本体に
固定されて引き出されない構成においても本構成を適用
することが可能である。
【0056】下搬送ユニット21は、複数枚のシート材
を収容する中間トレイを備えていないスタックレス方式
をモデルにしているが、中間トレイを備えた構成におい
ても、同様の横レジ検知を行なうことが可能である。
を収容する中間トレイを備えていないスタックレス方式
をモデルにしているが、中間トレイを備えた構成におい
ても、同様の横レジ検知を行なうことが可能である。
【0057】横レジセンサー30に関しては、第2の待
機位置P2を本体奥側に設定されているが、本体前側に
設定してもよい。また、検知方法としては、フォトイン
タラプタの間にシート材を直線通過させて検知する方法
を採用しているが、フラグにシート材を当接させてフラ
グをフォトセンサーで検知するタイプを使用することも
可能である。
機位置P2を本体奥側に設定されているが、本体前側に
設定してもよい。また、検知方法としては、フォトイン
タラプタの間にシート材を直線通過させて検知する方法
を採用しているが、フラグにシート材を当接させてフラ
グをフォトセンサーで検知するタイプを使用することも
可能である。
【0058】横レジセンサー30のホームポジション検
知は、センサーがホームポジション板34を切ることで
検知しているが、マイクロスイッチ等を用いて検知する
ことも可能である。またホームポジションの位置も装置
の奥/手前側のどちら側に配置しても良い。
知は、センサーがホームポジション板34を切ることで
検知しているが、マイクロスイッチ等を用いて検知する
ことも可能である。またホームポジションの位置も装置
の奥/手前側のどちら側に配置しても良い。
【0059】本実施の形態のガイド板22の開閉方向、
ヒンジ位置等は一例である。他の開閉方向、ヒンジ位置
の設定やガイド板22を備えない構成等を適宜採用する
ことが可能である。
ヒンジ位置等は一例である。他の開閉方向、ヒンジ位置
の設定やガイド板22を備えない構成等を適宜採用する
ことが可能である。
【0060】本実施の形態では両面プリントモードをモ
デルにしているが、片面プリントモードで横レジ検知を
行なう場合にも適用することが可能である。
デルにしているが、片面プリントモードで横レジ検知を
行なう場合にも適用することが可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ート材搬送経路に配置された検知手段によるシート材検
知時間の短縮と、シート材搬送経路が解放された時に検
知手段の露出を防止してユーザーによる接触を防止可能
とする。
ート材搬送経路に配置された検知手段によるシート材検
知時間の短縮と、シート材搬送経路が解放された時に検
知手段の露出を防止してユーザーによる接触を防止可能
とする。
【0062】従って、シート材の処理速度を低下させる
ことなく生産性を高め、またジャム処理やメンテナンス
時等においてユーザーの検知手段への接触が抑えられ、
検知手段の汚れや破損が抑制され、装置の信頼性を向上
させる。
ことなく生産性を高め、またジャム処理やメンテナンス
時等においてユーザーの検知手段への接触が抑えられ、
検知手段の汚れや破損が抑制され、装置の信頼性を向上
させる。
【図1】図1は実施の形態の画像形成装置を説明する
図。
図。
【図2】図2は実施の形態の下搬送ユニットを説明する
図。
図。
【図3】図3は検知手段を説明する図。
【図4】図4は実施の形態の下搬送ユニットの要部を説
明する図。
明する図。
【図5】図5は実施の形態の下搬送ユニットの要部を説
明する図。
明する図。
【図6】図6は実施の形態の下搬送ユニットの要部を説
明する図。
明する図。
1 プラテンガラス 2 光学読取系 3 CCD 4 感光ドラム 5 一次帯電器 6 現像器 7 給紙手段 8 レジストローラ 9 転写部 10 分離帯電器 11 吸引ベルト搬送部 12 ファン 13 ゴムベルト 14 定着部 15 排紙部 16 トレイ 17 反転ローラ 18 再給紙搬送経路 19 切換手段 20 シート材搬送経路 21 下搬送ユニット 22,23 ガイド板 23a 切り欠き部 24 前側板(ガイド部材) 25 後側板(ガイド部材) 25a 開口部 26,27 カバー 30 横レジセンサー(検知手段) 31 スライダー 32 レール 33 モータ 34 ホームポジション板 P 画像形成部 P1,P2 第1,第2の待機位置 R 画像読取部 S シート材
Claims (7)
- 【請求項1】 ガイド部材により搬送領域が定められた
シート材搬送経路と、このシート材搬送経路上を搬送さ
れるシート材に対して搬送方向に直交する方向に移動し
該シート材の側端部の位置を検知する検知手段と、を備
えたシート材搬送装置において、 前記検知手段は、搬送領域内にある搬送されるシート材
のサイズに応じた少なくとも1つの第1の待機位置と、
搬送領域の外側にある第2の待機位置とを有することを
特徴とするシート材搬送装置。 - 【請求項2】 前記ガイド部材は、ガイド面に設けられ
た前記検知手段を搬送領域の外側へと通過させる開口部
と、第2の待機位置にある前記検知手段を収容する収容
部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のシー
ト材搬送装置。 - 【請求項3】 シート材搬送経路におけるシート材の搬
送が行なわれない場合に、前記検知手段を第2の待機位
置に位置させることを特徴とする請求項1または2に記
載のシート材搬送装置。 - 【請求項4】 シート材搬送経路におけるシート材の滞
留であるジャムが検出された場合に、前記検知手段を第
2の待機位置に位置させることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載のシート材搬送装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
シート材搬送装置と、前記シート材搬送装置により搬送
されるシート材に画像を形成する画像形成手段とを備え
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】 前記シート材搬送装置を、シート材の両
面に画像を形成するために備えられた反転搬送経路に備
えることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記検知手段により検知されたシート材
の側端部の位置に応じ、シート材に対する画像形成位置
の横レジスト調整を行なうことを特徴とする請求項5ま
たは6に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10219635A JP2000034039A (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | シート材搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10219635A JP2000034039A (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | シート材搬送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000034039A true JP2000034039A (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=16738624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10219635A Withdrawn JP2000034039A (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | シート材搬送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000034039A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002053246A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-02-19 | Canon Inc | シート搬送装置及び画像形成装置 |
US6539199B1 (en) * | 2001-10-10 | 2003-03-25 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image forming device and method capable of correcting lateral misalignment |
US7058353B2 (en) | 2003-12-27 | 2006-06-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Paper detecting device of paper feeding cassette and an image forming apparatus having the same |
JP2012012171A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1998
- 1998-07-17 JP JP10219635A patent/JP2000034039A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002053246A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-02-19 | Canon Inc | シート搬送装置及び画像形成装置 |
US6539199B1 (en) * | 2001-10-10 | 2003-03-25 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image forming device and method capable of correcting lateral misalignment |
US7058353B2 (en) | 2003-12-27 | 2006-06-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Paper detecting device of paper feeding cassette and an image forming apparatus having the same |
JP2012012171A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Canon Inc | 画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7857308B2 (en) | Off-center adjustment apparatus | |
JP3877367B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH03106765A (ja) | 横移動反転機構付き自動印刷装置 | |
JP2008265974A (ja) | シート材搬送装置、シート材位置揃え装置、および、画像形成装置 | |
JP2002347987A (ja) | 画像形成装置及び画像形成装置における給紙方法 | |
JP6233683B2 (ja) | 給送装置、画像形成装置及び画像読取装置 | |
JP2000034039A (ja) | シート材搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2004354422A (ja) | 用紙搬送装置及び画像形成装置 | |
JP4526510B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3257899B2 (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2002128363A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5012051B2 (ja) | 転写材搬送装置、および、画像形成装置 | |
JPH04277150A (ja) | シート搬送装置 | |
JPH1143238A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0413263B2 (ja) | ||
JP4042221B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2929482B2 (ja) | 原稿給送装置及びこの装置付き画像形成装置 | |
JP2714139B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10153939A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2021042026A (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2020015591A (ja) | シート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP2011128418A (ja) | シート類搬送装置、これを用いた画像形成装置 | |
JP2002234639A (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2001192149A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1087139A (ja) | シート反転搬送装置及びシート処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051004 |