JPH06141643A - 田植機における肥料補給装置 - Google Patents

田植機における肥料補給装置

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JPH06141643A
JPH06141643A JP29475592A JP29475592A JPH06141643A JP H06141643 A JPH06141643 A JP H06141643A JP 29475592 A JP29475592 A JP 29475592A JP 29475592 A JP29475592 A JP 29475592A JP H06141643 A JPH06141643 A JP H06141643A
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fertilizer
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hoppers
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rice transplanter
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Yutaka Takao
裕 高尾
Yasunari Nakao
康也 中尾
Hiroaki Kitai
浩昭 北井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の貯溜ホッパーに対する肥料補給を少な
い労力で操作性よく行えるようにする。 【構成】 機体に装着された苗植付装置の近傍に複数の
肥料貯溜用ホッパー7を横方向に並列配備した施肥装置
2を配設し、肥料貯溜用ホッパー7の近傍に、肥料袋F
を載置支持する袋載置台22をガイドローラ26を介し
て苗植付装置のフレームから延設した支持レール23に
沿って横方向にスライド移動自在に支持し、肥料袋Fを
縦向き姿勢で載置支持する縦姿勢で、袋載置台22を位
置決め接当規制する接当案内機構24を備えるととも
に、袋載置台22をスライド方向に沿う軸芯周りで上下
揺動操作自在に構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体に装着された苗植
付装置の近傍に複数の肥料貯溜用ホッパーを横方向に並
列配備した施肥装置を配設してある田植機における肥料
補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記田植機における肥料補給装置におい
て、従来では、例えば実開平2−102918号公報に
示されるように、施肥装置の後方側に横方向ほぼ全幅に
亘る平坦面の肥料袋載置台を配備し、この肥料載置台を
上方に持ち上げ付勢するとともに、肥料ホッパーと同一
高さで位置保持できるよう構成したものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
造においては、袋載置台が常に水平面であるから肥料袋
を載置して肥料補給作業を行う場合、袋開口部から肥料
が零れ落ちないよう袋を支持しながら必要な補給箇所に
摺動移動させながら横移動させなければならず、ホッパ
ーが複数配備される田植機においては、補給作業が行い
難いものになる欠点があった。本発明は上記不具合点を
解消することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した田植機における肥料補給装置において、前
記肥料貯溜用ホッパーの近傍に、肥料袋を載置支持する
袋載置台をガイドローラを介して苗植付装置のフレーム
から延設した支持レールに沿って横方向にスライド移動
自在に支持し、肥料袋を縦向き姿勢で載置支持する縦姿
勢で、前記袋載置台を位置決め接当規制する接当案内機
構を備えるとともに、前記袋載置台をスライド方向に沿
う軸芯周りで上下揺動操作自在に構成してある点にあ
る。
【0005】
【作用】肥料を補給する場合には、肥料袋の一端を開口
させてその開口部が上方に向いた縦姿勢で袋載置台に載
置して、そのまま袋重量を載置台に支持させた状態で載
置台を横スライドさせることで、作業者は労力少なく所
定の補給対象ホッパーの位置まで移動でき、載置台を横
軸芯周りで上方揺動させると、袋底部が持ち上げられ袋
開口部から補給対象ホッパーに対して肥料を供給するこ
とができる。そして、このとき載置台は任意角度に回動
自在であるから袋内の肥料の残量に応じて適切な角度で
補給作業を行え、無駄な零れ落ちを少なくできる。
【0006】
【発明の効果】従って、複数の貯溜ホッパーが並列配備
されている田植機であっても、重量の大きな肥料袋を作
業者が平坦面上を載置移送しながら横スライドさせる場
合に比較して労力負担の軽減が図れるとともに、肥料零
れを防止することができるものとなり、作業操作性が向
上するものとなった。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に施肥装置付き乗用型田植機の後部を示している。この
田植機は、図外の乗用型走行機体の後部にリンク機構を
介して苗植付装置1を連結するとともに、その後方上部
に施肥装置2を装着して構成してある。苗植付装置1
は、フレーム兼用の植付ケース3に対して一定ストロー
クで往復横移動する苗のせ台4、苗のせ台4の下端部か
ら一株づつ苗を取り出して植付ける植付機構5、圃場面
を整地する整地フロート6等を備えて構成され、施肥装
置2は、上部の肥料貯溜ホッパー7の下方に肥料を所定
量づつ繰出す繰出し機構8を連設し、繰出し機構8から
繰り出される肥料を流下パイプ9を介して圃場面に施肥
溝を作成する作溝器10に向けて流下案内するよう構成
してある。植付機構5は、横軸芯周りで回転駆動される
回転ケース11の両側端に植付爪12を取付けた爪支持
ケース13を相対回動自在に支持し、図示しないカム機
構により植付爪12が側面視ほぼ楕円軌跡を描いて苗を
植付けることができるよう構成してある。又、肥料繰り
出し機構8は前記回転ケース11の途中部に枢支連結さ
れたロッド14を介して繰り出しロール15が回転駆動
され、植付け作動に伴って所定量づつ肥料を繰り出すよ
う構成してある。
【0008】図5に示すように、前記肥料貯溜ホッパー
7の下端部には、粉粒状の肥料が水分等で塊になった場
合にそのような塊状の肥料を受け止めする合成樹脂の一
体成型による網体33を配備してあり、この網体33は
下側に突出した係止爪33aを、ホッパー7の下端に形
成された繰出しケース8aの嵌め込み用段差部34に弾
性的に係止させて位置決めするよう構成してある。
【0009】前記施肥装置2は植付機構5のすぐ上方側
に位置し苗のせ台4の下端部と重なる下方作業位置と、
苗のせ台4の下端部を開放する上方退避位置とに亘り上
下スライド移動自在に設けて、植付け作業終了時におけ
る苗のせ台4上の残り苗を容易に取り出すことができる
よう構成してある。詳述すると、図2に示すように、植
付ケース3から立設した左右一対の縦フレーム16にガ
イドローラ17を介してスライド自在に支持される横向
きフレーム18に施肥装置2を支持するとともに、縦フ
レーム16の上下端部に形成した係合孔19,20のい
ずれかに係合して施肥装置2を前記2位置に固定するロ
ック操作具21を備えてある。尚、この施肥装置2のス
ライド移動に伴って前記ロッド14及び肥料流下経路は
途中で分離されるようにしてある。
【0010】そして、施肥装置2における肥料ホッパー
7の後方側近傍に肥料補給装置Aを備えてある。図3、
図4に示すように、この肥料補給装置Aは、ホッパー7
の近傍に、肥料袋Fを載置支持する袋載置台22を支持
レール23に沿って横方向にスライド移動自在に支持
し、肥料袋Fを縦向き姿勢で載置支持する縦姿勢で、袋
載置台22を位置決め接当規制する接当案内機構24を
備えるとともに、前記支持レール23を円筒形状に形成
して、袋載置台22をレール支持部を支点として上下揺
動操作自在に構成してある。詳述すると、前記横向きフ
レーム18にアーム25を介して連結支持され、施肥装
置2のほぼ全幅に亘って設けられる横向き支持レール2
3に、ガイドローラ26を介してスライド自在にスライ
ドフレーム27を載置支持してあり、このスライドフレ
ーム27に前記袋載置台22を連結してある。スライド
フレーム27は丸パイプを正面視角形ループ状に屈曲し
てなり、その下端部には横向き支持レール23と一体的
に支持される案内レール28に前後方向に接当して摺接
転動する転動ローラ29を支承してある。従って、袋載
置台22は自由状態では支持レール23とガイドローラ
26との係合並びに転動ローラ29と案内レール28と
の接当規制により縦向き非作用姿勢で位置保持されるよ
う構成され、かつ、その状態で横方向に自由にスライド
できるのである。転動ローラ29と案内レール28とに
より接当案内機構24を構成する。そして、支持レール
23のローラ係合部を円筒形状に形成するとともに、ガ
イドローラ26の摺接面を支持レール23の円弧面に沿
う断面円弧状に形成し、袋載置台22をレール支持部を
支点として上方に持ち上げ回動自在となるよう構成して
ある。
【0011】〔別実施例〕前記袋載置台22の回動構造
は図6に示すように構成してもよい。つまり、袋載置台
22を横軸芯X周りで回動自在にスライドフレーム27
に支持するとともに、袋載置台22とスライドフレーム
27との間に袋載置台22を上方に持ち上げ回動付勢す
る圧縮バネ31を介装して、持ち上げ労力を軽減させて
ある。尚、図面中32は縦姿勢で位置保持するロック具
である。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機後部の側面図
【図2】田植機の背面図
【図3】肥料補給装置の側面図
【図4】肥料補給装置の背面図
【図5】ホッパー下部の断面図
【図6】別実施例の肥料補給装置の側面図
【符号の説明】
1 苗植付装置 2 施肥装置 3 フレーム 7 肥料貯溜用ホッパー 22 袋載置台 23 支持レール 24 接当案内機構 26 ガイドローラ F 肥料袋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体に装着された苗植付装置(1)の近
    傍に複数の肥料貯溜用ホッパー(7)を横方向に並列配
    備した施肥装置(2)を配設してある田植機における肥
    料補給装置であって、前記肥料貯溜用ホッパー(7)の
    近傍に、肥料袋(F)を載置支持する袋載置台(22)
    をガイドローラ(26)を介して苗植付装置(1)のフ
    レーム(3)から延設した支持レール(23)に沿って
    横方向にスライド移動自在に支持し、肥料袋(F)を縦
    向き姿勢で載置支持する縦姿勢で、前記袋載置台(2
    2)を位置決め接当規制する接当案内機構(24)を備
    えるとともに、前記袋載置台(22)をスライド方向に
    沿う軸芯周りで上下揺動操作自在に構成してある田植機
    における肥料補給装置。
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