JPH05137430A - 施肥装置付き田植機 - Google Patents
施肥装置付き田植機Info
- Publication number
- JPH05137430A JPH05137430A JP30732291A JP30732291A JPH05137430A JP H05137430 A JPH05137430 A JP H05137430A JP 30732291 A JP30732291 A JP 30732291A JP 30732291 A JP30732291 A JP 30732291A JP H05137430 A JPH05137430 A JP H05137430A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fertilizer
- hopper
- rice transplanter
- guide rail
- storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fertilizing (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 田植機の施肥用ホッパーに対する肥料補給作
業を労力負担の少ない状態で行えるようにする。 【構成】 走行機体に苗植付装置2を装着するととも
に、この苗植付装置2の近傍に複数の肥料貯溜用ホッパ
ー8を備えた施肥装置3を配設してある施肥装置付き田
植機であって、前記肥料貯溜用ホッパー8の上部に、補
給用肥料を収納する予備ホッパー12をガイドレール1
3に沿って横方向にスライド移動自在並びに着脱自在に
配設するとともに、前記予備ホッパー12に運搬用の把
手20を設けてある。
業を労力負担の少ない状態で行えるようにする。 【構成】 走行機体に苗植付装置2を装着するととも
に、この苗植付装置2の近傍に複数の肥料貯溜用ホッパ
ー8を備えた施肥装置3を配設してある施肥装置付き田
植機であって、前記肥料貯溜用ホッパー8の上部に、補
給用肥料を収納する予備ホッパー12をガイドレール1
3に沿って横方向にスライド移動自在並びに着脱自在に
配設するとともに、前記予備ホッパー12に運搬用の把
手20を設けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体に苗植付装置
を装着するとともに、この苗植付装置の近傍に複数の肥
料貯溜用ホッパーを備えた施肥装置を配設してある施肥
装置付き田植機に関する。
を装着するとともに、この苗植付装置の近傍に複数の肥
料貯溜用ホッパーを備えた施肥装置を配設してある施肥
装置付き田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記施肥装置付き田植機において、従来
では、特開平2−145114号公報に開示されるよう
に、施肥装置における肥料貯溜ホッパーを固定レールに
より機体前後方向にスライド移動自在に支持する構成の
ものがあった。
では、特開平2−145114号公報に開示されるよう
に、施肥装置における肥料貯溜ホッパーを固定レールに
より機体前後方向にスライド移動自在に支持する構成の
ものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造は、施肥
作業中においては、貯溜ホッパーを施肥箇所のほぼ上方
に位置させて肥料の流下案内を良好に行えるようにする
とともに、貯溜ホッパーに対して新たに肥料を補給する
場合には、一般に袋詰めされ運搬の行い難い肥料収納袋
からホッパー内に肥料を供給し易いように、畦に近づけ
た状態で作業できるようにしたものである。ところが、
上記従来構造では、植付け条数が多い場合には、左右に
長いホッパーを一体的に前後にスライドさせる必要があ
り、支持構造を強固にする必要があるとともに、重量が
大となって作業労力が大になる欠点があった。しかも、
上記ホッパーに対して肥料を供給する場合には、袋詰め
状態の肥料を袋を抱えた状態で供給しなければならず、
供給作業が行い難く、この点でも改善の余地があった。
本発明は上記不具合点を解消することを目的としてい
る。
作業中においては、貯溜ホッパーを施肥箇所のほぼ上方
に位置させて肥料の流下案内を良好に行えるようにする
とともに、貯溜ホッパーに対して新たに肥料を補給する
場合には、一般に袋詰めされ運搬の行い難い肥料収納袋
からホッパー内に肥料を供給し易いように、畦に近づけ
た状態で作業できるようにしたものである。ところが、
上記従来構造では、植付け条数が多い場合には、左右に
長いホッパーを一体的に前後にスライドさせる必要があ
り、支持構造を強固にする必要があるとともに、重量が
大となって作業労力が大になる欠点があった。しかも、
上記ホッパーに対して肥料を供給する場合には、袋詰め
状態の肥料を袋を抱えた状態で供給しなければならず、
供給作業が行い難く、この点でも改善の余地があった。
本発明は上記不具合点を解消することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した施肥装置付き田植機において、前記肥料貯
溜用ホッパーの上部に、補給用肥料を収納する予備ホッ
パーをガイドレールに沿って横方向にスライド移動自在
並びに着脱自在に配設するとともに、前記予備ホッパー
に運搬用の把手を設けてある点にある。
頭に記載した施肥装置付き田植機において、前記肥料貯
溜用ホッパーの上部に、補給用肥料を収納する予備ホッ
パーをガイドレールに沿って横方向にスライド移動自在
並びに着脱自在に配設するとともに、前記予備ホッパー
に運搬用の把手を設けてある点にある。
【0005】
【作用】施肥装置における肥料貯溜ホッパーに肥料を補
給する際には、予備ホッパーを取り外して、畦際の低い
地面に接地した状態で肥料袋からこの予備ホッパーに肥
料を供給した後、この予備ホッパーを前記ガイドレール
に載置させて肥料貯溜ホッパー上にスライド移動させて
補給するのである。予備ホッパーを持ち上げるときは、
運搬用把手を持つことで、肥料袋のように掴みどころの
ない収納具と異なり、運搬が容易となる。しかも、いっ
たんガイドレール上に載置した後はガイドレール上をス
ライド移動させるだけでよく、労力負担が少ない。
給する際には、予備ホッパーを取り外して、畦際の低い
地面に接地した状態で肥料袋からこの予備ホッパーに肥
料を供給した後、この予備ホッパーを前記ガイドレール
に載置させて肥料貯溜ホッパー上にスライド移動させて
補給するのである。予備ホッパーを持ち上げるときは、
運搬用把手を持つことで、肥料袋のように掴みどころの
ない収納具と異なり、運搬が容易となる。しかも、いっ
たんガイドレール上に載置した後はガイドレール上をス
ライド移動させるだけでよく、労力負担が少ない。
【0006】
【発明の効果】従って、合理的改良によって、植付け作
業中における畦側からの肥料補給が労力負担の少ない状
態で楽に行えるものとなり、しかも、予備ホッパーは施
肥装置における肥料貯溜ホッパーよりも小型のものに構
成することが可能で、支持構造が簡素化できるものとな
った。
業中における畦側からの肥料補給が労力負担の少ない状
態で楽に行えるものとなり、しかも、予備ホッパーは施
肥装置における肥料貯溜ホッパーよりも小型のものに構
成することが可能で、支持構造が簡素化できるものとな
った。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図3
に施肥装置付き田植機の後部を示している。この田植機
は、乗用型走行機体の後部にリンク機構1を介して苗植
付装置2を昇降自在に連結するとともに、苗植付装置2
の後方に施肥装置3を装着して構成してある。
に施肥装置付き田植機の後部を示している。この田植機
は、乗用型走行機体の後部にリンク機構1を介して苗植
付装置2を昇降自在に連結するとともに、苗植付装置2
の後方に施肥装置3を装着して構成してある。
【0008】苗植付装置2は、フレーム兼用の植付伝動
ケース4に対して一定ストロークで往復横移動する苗の
せ台5、苗のせ台5の下端部から一株づつ苗を取り出し
て泥面に植付ける植付機構6、泥面上を滑走する接地フ
ロート7等を備えて構成してある。前記施肥装置3は、
苗のせ台5の後方に配備された肥料貯溜ホッパー8内に
肥料を貯溜するとともに、この肥料貯溜ホッパー8の下
方に連設した繰り出し機構9により植付け作動に伴って
所定量づつ肥料を繰り出し、その下方に連通する流下パ
イプ10を介して作溝器11により泥面上に作成された
溝内に肥料を落下供給するよう構成してある。前記肥料
貯溜ホッパー8は左右に3個並列配備してある。
ケース4に対して一定ストロークで往復横移動する苗の
せ台5、苗のせ台5の下端部から一株づつ苗を取り出し
て泥面に植付ける植付機構6、泥面上を滑走する接地フ
ロート7等を備えて構成してある。前記施肥装置3は、
苗のせ台5の後方に配備された肥料貯溜ホッパー8内に
肥料を貯溜するとともに、この肥料貯溜ホッパー8の下
方に連設した繰り出し機構9により植付け作動に伴って
所定量づつ肥料を繰り出し、その下方に連通する流下パ
イプ10を介して作溝器11により泥面上に作成された
溝内に肥料を落下供給するよう構成してある。前記肥料
貯溜ホッパー8は左右に3個並列配備してある。
【0009】そして、図1、図2に示すように、前記施
肥装置3の近くに、肥料貯溜ホッパー8に対する補給用
肥料を収納する予備ホッパー12を、前記苗植付装置2
の横外方に突出する状態で設けたガイドレール13に機
体横方向にスライド移動自在に支持して配設するととも
に、前記ガイドレール13の横外方突出部13aを内方
側に格納自在に構成してある。詳述すると、植付伝動ケ
ース4から固定立設した支柱14により前後一対のガイ
ドレール13,13を支持するとともに、このガイドレ
ール13,13を苗植付装置2の横側端よりも横外方に
突出する状態で延設してある。そして、このガイドレー
ル13,13の横外方突出部分は、中央側固定レール部
分13bと直線状に連なる作用姿勢と、下方に揺動する
格納姿勢とに亘り姿勢切り換え自在に構成してある。つ
まり、途中部において揺動自在に枢支連結するととも
に、貫通ピン15を抜き差しして作用姿勢と格納姿勢と
に切り換え自在に構成してある。前記予備ホッパー12
は、補給用肥料を収納するための収納部12aを備える
とともに、この収納部12aの中央底部には、下方に向
けて開放する吐出口12bを形成してあり、この吐出口
12bをスライド開閉自在なシャッター16をバネ19
により閉じ付勢した状態で備えてある。又、この予備ホ
ッパーには、ガイドレール13に移動自在に係合するガ
イドローラ17を左右2個づつ備えてガイドレール13
の全域に亘り、円滑に移動自在に載置案内されるよう構
成してある。尚、ガイドレール13の左右両側端には、
載置台の抜け外れを阻止するストッパー18を設けてあ
る。そして、この予備ホッパー12は、ガイドレール1
3に載置した状態から上方に持ち上げると、そのまま取
り外し可能に設けられ、かつ、その取り外し時には、左
右に形成した運搬用把手20を持って持ち運びが容易に
できるよう構成してある。このような構成において、肥
料を補給する際には、図2に示すように、圃場を走行す
る機体を畦Kに横付けして、前記ガイドレール13の延
長突出部13aを畦に近い箇所に位置させ、前記予備ホ
ッパー12を取り外して畦側の地面に載置し、肥料袋か
らこの予備ホッパー12内に肥料を供給した後、予備ホ
ッパー12をガイドレール13上に載置してスライド移
動させる。尚、このとき、予備ホッパー12から延設し
た操作杆21を操作することで、畦側から予備ホッパー
12をスライドできるよう構成してあり、又、操作杆2
1に沿って設けられるシャッター操作具22を畦側から
操作して閉じ付勢されるシャッター16をスライド開放
操作して肥料を貯溜ホッパー8内に排出できるよう構成
してある。
肥装置3の近くに、肥料貯溜ホッパー8に対する補給用
肥料を収納する予備ホッパー12を、前記苗植付装置2
の横外方に突出する状態で設けたガイドレール13に機
体横方向にスライド移動自在に支持して配設するととも
に、前記ガイドレール13の横外方突出部13aを内方
側に格納自在に構成してある。詳述すると、植付伝動ケ
ース4から固定立設した支柱14により前後一対のガイ
ドレール13,13を支持するとともに、このガイドレ
ール13,13を苗植付装置2の横側端よりも横外方に
突出する状態で延設してある。そして、このガイドレー
ル13,13の横外方突出部分は、中央側固定レール部
分13bと直線状に連なる作用姿勢と、下方に揺動する
格納姿勢とに亘り姿勢切り換え自在に構成してある。つ
まり、途中部において揺動自在に枢支連結するととも
に、貫通ピン15を抜き差しして作用姿勢と格納姿勢と
に切り換え自在に構成してある。前記予備ホッパー12
は、補給用肥料を収納するための収納部12aを備える
とともに、この収納部12aの中央底部には、下方に向
けて開放する吐出口12bを形成してあり、この吐出口
12bをスライド開閉自在なシャッター16をバネ19
により閉じ付勢した状態で備えてある。又、この予備ホ
ッパーには、ガイドレール13に移動自在に係合するガ
イドローラ17を左右2個づつ備えてガイドレール13
の全域に亘り、円滑に移動自在に載置案内されるよう構
成してある。尚、ガイドレール13の左右両側端には、
載置台の抜け外れを阻止するストッパー18を設けてあ
る。そして、この予備ホッパー12は、ガイドレール1
3に載置した状態から上方に持ち上げると、そのまま取
り外し可能に設けられ、かつ、その取り外し時には、左
右に形成した運搬用把手20を持って持ち運びが容易に
できるよう構成してある。このような構成において、肥
料を補給する際には、図2に示すように、圃場を走行す
る機体を畦Kに横付けして、前記ガイドレール13の延
長突出部13aを畦に近い箇所に位置させ、前記予備ホ
ッパー12を取り外して畦側の地面に載置し、肥料袋か
らこの予備ホッパー12内に肥料を供給した後、予備ホ
ッパー12をガイドレール13上に載置してスライド移
動させる。尚、このとき、予備ホッパー12から延設し
た操作杆21を操作することで、畦側から予備ホッパー
12をスライドできるよう構成してあり、又、操作杆2
1に沿って設けられるシャッター操作具22を畦側から
操作して閉じ付勢されるシャッター16をスライド開放
操作して肥料を貯溜ホッパー8内に排出できるよう構成
してある。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】予備ホッパー配設部の斜視部
【図2】予備ホッパー配設部の後面図
【図3】田植機後部の側面図
2 苗植付装置 3 施肥装置 8 肥料貯溜ホッパー 12 予備ホッパー 13 ガイドレール 20 把手
Claims (1)
- 【請求項1】 走行機体に苗植付装置(2)を装着する
とともに、この苗植付装置(2)の近傍に複数の肥料貯
溜用ホッパー(8)を備えた施肥装置(3)を配設して
ある施肥装置付き田植機であって、前記肥料貯溜用ホッ
パー(8)の上部に、補給用肥料を収納する予備ホッパ
ー(12)をガイドレール(13)に沿って横方向にス
ライド移動自在並びに着脱自在に配設するとともに、前
記予備ホッパー(12)に運搬用の把手(20)を設け
てある施肥装置付き田植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30732291A JPH05137430A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 施肥装置付き田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30732291A JPH05137430A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 施肥装置付き田植機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05137430A true JPH05137430A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17967750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30732291A Pending JPH05137430A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 施肥装置付き田植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05137430A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009261364A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Kubota Corp | 農作業機 |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP30732291A patent/JPH05137430A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009261364A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Kubota Corp | 農作業機 |
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