JP3354603B2 - 乗用型田植機 - Google Patents

乗用型田植機

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JP3354603B2 JP29475592A JP29475592A JP3354603B2 JP 3354603 B2 JP3354603 B2 JP 3354603B2 JP 29475592 A JP29475592 A JP 29475592A JP 29475592 A JP29475592 A JP 29475592A JP 3354603 B2 JP3354603 B2 JP 3354603B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の肥料貯留ホッパ
ーを機体左右方向に並べて配置して構成される施肥装置
を備えた乗用型田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】施肥装置を備えた乗用型田植機では、例
えば実開平2−102918号公報に開示されているよ
うに、肥料貯留ホッパーの全横幅に亘る平板状の袋載置
台を施肥装置に沿って配置し、肥料貯留ホッパーの位置
及び肥料貯留ホッパーから下方の位置に亘り、袋載置台
を平行な姿勢で昇降自在に構成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の袋載置台では肥
料袋の載置面が水平面に形成されているので、肥料袋を
袋載置台に載置すると、肥料袋が横向きになる。これに
より、例えば袋載置台の右側部分に肥料袋を載置した状
態で、右側の肥料貯留ホッパーに肥料を補給した後、左
側の肥料貯留ホッパーに肥料を補給する必要が生じた場
合、横向きの肥料袋を袋載置台の載置面に沿って、袋載
置台の右側部分から左側部分に引きずるようにして移動
させなければならない。
【0004】又、肥料袋を横向きのままで移動させる
と、肥料袋の開口部から肥料がこぼれ出易いので、肥料
袋の開口部から肥料がこぼれ出ないように肥料袋の開口
部を塞いだ状態で、横向きの肥料袋を袋載置台の載置面
に沿って移動させなければならない。本発明は施肥装置
を備えた乗用型田植機において、肥料袋から肥料貯留ホ
ッパーへの肥料の補給が、容易に行えるように、また簡
単な構造でメンテナンスも行い易く構成することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、複数の
肥料貯留ホッパーを機体左右方向に並べて配置して構成
された施肥装置を備えると共に、前記肥料貯留ホッパー
の近傍に、肥料袋の袋載置台と、その袋載置台を機体左
右方向に沿って移動自在に支持する支持部材を装備し
て、袋載置台を、機体左右方向に沿って移動自在、且
つ、袋載置台の移動方向に沿う軸芯周りで上下揺動自在
に設けてある乗用型田植機において次のように構成する
ことにある。 前記支持部材に、袋載置台の移動方向に沿
って配設された支持レールと案内レールとを備えるとと
もに、 袋載置台に、前記支持レールに対して上方から載
置状態に係脱可能なガイドロ ーラと、前記肥料袋を縦向
き姿勢で載置支持する縦姿勢で、前記案内レールに接当
して袋載置台の前記軸芯周りでの揺動を規制するように
位置決め接当規制する接当案内機構とを設けて、この袋
載置台を、前記肥料袋が縦向きで支持される縦姿勢で機
体左右方向に沿って移動自在、ならびに、その縦姿勢か
ら前記軸芯周りでの揺動による持ち上げ姿勢へ姿勢変更
自在に構成してある
【0006】
【作用】請求項1の特徴によると、肥料袋を袋載置台に
支持させて、肥料袋を支持した袋載置台を支持部材に沿
って移動させることにより、肥料袋及び袋載置台を肥料
貯留ホッパーに沿って右側及び左側に移動させることが
できるのであり、「従来の技術」及び「発明が解決しよ
うとする課題」に記載のように、袋載置台の載置面に沿
って肥料袋を引きずるようにして移動させると言うよう
なことを行わなくてもよい。この場合、請求項1の特徴
によると、肥料袋を縦向きで支持する縦姿勢で、袋載置
台を支持部材に沿って移動させることができるので、肥
料袋及び袋載置台を移動させる際に、肥料袋の開口部か
ら肥料がこぼれ出るようなことは少ない。
【0007】請求項1の特徴によると、縦姿勢の肥料袋
及び袋載置台を所望の位置に移動させた後、肥料袋が横
向きになるように袋載置台を上下に揺動させることによ
り、肥料袋の開口部から肥料貯留ホッパーに肥料を補給
することができる。この場合に、肥料袋の肥料の残量に
応じて、袋載置台の角度を変えることにより、肥料袋の
開口部から肥料貯留ホッパーに、肥料をこぼれ出すこと
少なく補給することができる。さらに、袋載置台を縦姿
勢で移動させるにあたって、支持レールに対しては上方
から載置状態に係脱可能なガイドローラを用い、案内レ
ールに対して側方からの接当で袋載置台の前記軸芯周り
での揺動を規制する接当案内機構を構成するようにした
ので、袋載置台の縦姿勢の維持、ならびに持ち上げ姿勢
への姿勢変更のための構造が簡単であると共に、その袋
載置台全体の着脱も簡単に行えることになる。
【0008】
【発明の効果】請求項1の特徴によると、施肥装置を備
えた乗用型田植機において、肥料袋を支持した袋載置台
を支持部材に沿って移動させることにより、袋載置台の
載置面に沿って肥料袋を引きずるようにして移動させる
と言うようなことを行わなくても、肥料袋及び袋載置台
を肥料貯留ホッパーに沿って右側及び左側に楽に移動さ
せることができるようになって、肥料貯留ホッパーへの
肥料の補給の作業性を良いものにすることができた。
【0009】請求項1の特徴によると、肥料袋を縦向き
で支持する縦姿勢で、袋載置台を支持部材に沿って移動
させることができるので、肥料袋及び袋載置台を移動さ
せる際に、肥料袋の開口部から肥料がこぼれ出るような
ことが少なくなって、肥料の無駄や、こぼれ出た肥料が
金属部分に付着することによる錆の発生等を少なくする
ことができた。
【0010】請求項1の特徴によると、肥料袋が横向き
になるように袋載置台を上下に揺動させることにより、
肥料袋の開口部から肥料貯留ホッパーに肥料を楽に補給
することができるのであり、肥料袋の肥料の残量に応じ
て袋載置台の角度を変えることにより、肥料袋の開口部
から肥料貯留ホッパーに肥料をこぼれ出すこと少なく補
給することが容易に行えるようになって、肥料貯留ホッ
パーへの肥料の補給の作業性を良いものにすることがで
きた。さらに、袋載置台を縦姿勢で移動させるにあたっ
て、支持レールに対して上方から載置状態に係脱可能な
ガイドローラと、案内レールに対して側方からの接当で
袋載置台の縦姿勢の維持を行う接当案内機構とを採用し
ているので、袋載置台の縦姿勢を維持しての左右移動、
ならびに持ち上げ姿勢への姿勢変更のための構造が簡単
であり、その上、袋載置台全体の着脱も簡単に行えるの
で、メンテナンスの便を図る上でも有利である。
【0011】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に施肥装置2を備えた乗用型田植機の後部が示されてい
る。この乗用型田植機は、乗用型の走行機体(図外)の
後部にリンク機構(図示せず)を介して、苗植付装置1
が連結され、苗植付装置1の後方上部に施肥装置2が装
着されて構成されている。
【0012】図1及び図2に示すように苗植付装置1
は、フレーム兼用の植付ケース3に対して一定ストロー
クで往復横移動する苗のせ台4、苗のせ台4の下端部か
ら一株ずつ苗を取り出して圃場に植え付ける植付機構
5、圃場を整地する整地フロート6等を備えて構成され
ている。施肥装置2は、機体左右方向に並べて配置され
た複数の肥料貯留ホッパー7の下方に、肥料を所定量ず
つ繰出す繰出し機構8が備えられ、繰出し機構8から繰
り出された肥料を流下パイプ9を介して、圃場に施肥溝
を形成する作溝器10に向けて案内するように構成され
ている。
【0013】図1及び図2に示すように植付機構5は、
横軸芯周りで回転駆動される回転ケース11の両端に、
植付爪12を備えた爪支持ケース13が相対回転自在に
支持され、カム機構(図示せず)により植付爪12が側
面視で略楕円軌跡を描いて苗を植え付けるように構成さ
れている。図1,2,5に示すように繰り出し機構8
は、回転ケース11の途中部に枢支連結されたロッド1
4を介して繰出しロール15が回転駆動されて、植付作
動に伴って所定量ずつ肥料を繰り出すよう構成されてい
る。
【0014】図5に示すように肥料貯留ホッパー7の下
部に、粉粒状の肥料が水分等で塊になった場合に、塊状
の肥料を受け止める合成樹脂の一体成型による網体33
が配置されており、下側に突出した係止爪33aを、肥
料貯留ホッパー7の下端に形成された繰出しケース8a
の嵌め込み用の段差部34に弾性的に係止させて、網体
33を位置決めするように構成されている。
【0015】図1,2,3に示すように施肥装置2は、
植付機構5の上方側に位置して苗のせ台4の下端部と重
なる下方の作業位置と、苗のせ台4の下端部を開放する
上方の退避位置とに亘り、上下方向にスライド移動自在
に構成されており、植付作業の終了時に、苗のせ台4に
残る苗を容易に取り出すことができるように構成されて
いる。植付ケース3に立設された左右一対の縦フレーム
16にガイドローラ17を介してスライド移動自在に支
持された横向きフレーム18に、施肥装置2が支持さ
れ、縦フレーム16の上下端部に形成された係合孔1
9,20に係合して施肥装置2を作業及び退避位置に固
定するロック操作具21が備えられている。施肥装置2
のスライド移動に伴って、ロッド14及び肥料の案内経
路が途中で分離されるように構成されている。
【0016】図1に示すように肥料貯留ホッパー7の後
方側近傍に、肥料補給装置Aが備えられている。図1,
2,3,4に示すように肥料貯留ホッパー7の近傍に、
肥料袋Fを支持する袋載置台22が、支持レール23に
沿って機体左右方向に移動自在に支持され、肥料袋Fを
縦向きで支持する縦姿勢で袋載置台22を位置決めする
接当案内機構24が備えられており、支持レール23が
円筒形状に形成され、袋載置台22が支持レール23を
軸芯Xとして上下揺動自在に支持されて、肥料補給装置
Aが構成されている。
【0017】施肥装置2の略全横幅に亘る支持レール2
3が、横向きフレーム18にアーム25を介して機体左
右方向に沿って支持され、支持レール23にガイドロー
ラ26を介して、スライドフレーム27がスライド移動
自在に支持されており、スライドフレーム27に袋載置
台22が連結されている。スライドフレーム27は丸パ
イプを正面視角形ループ状に屈曲して構成されており、
支持レール23と一緒に一体的に支持された案内レール
28に前後方向から接当して転がる転動ローラ29が、
スライドフレーム27の下端部に支持されている。上記
の支持レール23、横向きフレーム18、アーム25、
及び案内レール28が、袋載置台22を左右移動自在に
支持する支持部材を構成している。
【0018】従って袋載置台22は、自由状態で支持レ
ール23とガイドローラ26との係合、及び転動ローラ
29と案内レール28との接当により縦姿勢で保持さ
れ、縦姿勢で横方向に自由にスライド移動操作すること
ができるのであり、この転動ローラ29により案内レー
ル28に対する接当案内機構24が構成されている。支
持レール23においてガイドローラ26との係合部が円
筒形状に形成され、ガイドローラ26の摺接面が支持レ
ール23の円弧面に沿う断面円弧状に形成されており、
袋載置台22が支持レール23を軸芯Xとして上方に揺
動操作自在に構成されている。
【0019】[別実施例] 袋載置台22について、図
6に示すように構成してもよい。袋載置台22を軸芯X
周りに上下に揺動自在にスライドフレーム27に支持
し、袋載置台22とスライドフレーム27との間に、袋
載置台22を上方に持ち上げ付勢する圧縮バネ31を設
けて、袋載置台22の持ち上げの労力を軽減している。
袋載置台22を縦姿勢で保持するロック具32が備えら
れている。
【0020】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機における苗植付装置及び施肥装置
の側面図
【図2】乗用型田植機における苗植付装置及び施肥装置
の背面図
【図3】袋載置台付近の側面図
【図4】袋載置台付近の背面図
【図5】肥料貯留ホッパーの下部及び繰出し機構の縦断
正面図
【図6】別実施例における袋載置台付近の側面図
【符号の説明】
2 施肥装置 7 肥料貯溜用ホッパー 22 袋載置台23 支持レール F 肥料袋 X 軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−127903(JP,A) 特開 平4−88911(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 15/00 A01C 11/00 302

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の肥料貯留ホッパー(7)を機体左
    右方向に並べて配置して構成された施肥装置(2)を備
    えると共に、 前記肥料貯留ホッパー(7)の近傍に、肥料袋(F)の
    袋載置台(22)と、その袋載置台(22)を機体左右
    方向に沿って移動自在に支持する支持部材を装備して、
    袋載置台(22)を、機体左右方向に沿って移動自在、
    且つ、袋載置台(22)の移動方向に沿う軸芯(X)周
    りで上下揺動自在に設けてある乗用型田植機であって、 前記支持部材に、袋載置台(22)の移動方向に沿って
    配設された支持レール(23)と案内レール(28)と
    を備えるとともに、 袋載置台(22)に、前記支持レール(23)に対して
    上方から載置状態に係脱可能なガイドローラ(26)
    と、前記肥料袋(F)を縦向き姿勢で載置支持する縦姿
    勢で、前記案内レール(28)に接当して袋載置台(2
    2)の前記軸芯(X)周りでの揺動を規制するように位
    置決め接当規制する接当案内機構(24)とを設けて、
    この袋載置台(22)を、前記肥料袋(F)が縦向きで
    支持される縦姿勢で機体左右方向に沿って移動自在、な
    らびに、その縦姿勢から前記軸芯(X)周りでの揺動に
    よる持ち上げ姿勢へ姿勢変更自在に構成してある 乗用型
    田植機。
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