JP2508983Y2 - 田植機の施肥機構 - Google Patents
田植機の施肥機構Info
- Publication number
- JP2508983Y2 JP2508983Y2 JP13025990U JP13025990U JP2508983Y2 JP 2508983 Y2 JP2508983 Y2 JP 2508983Y2 JP 13025990 U JP13025990 U JP 13025990U JP 13025990 U JP13025990 U JP 13025990U JP 2508983 Y2 JP2508983 Y2 JP 2508983Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- feeding case
- fertilizer
- rice transplanter
- fertilizer application
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fertilizing (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は田植機の施肥機構に関する。
田植機に施肥機構において従来は、特開昭64−63311
号公報に示すように、ホッパーを立姿勢のまゝで、前後
に揺動させて配置変更するよう構成したものがあり、肥
料補給に際して、このホッパーを後方に平行移動し、畦
畔にいる補助者が水田に入らないで用意に肥料を供給す
ることができた。
号公報に示すように、ホッパーを立姿勢のまゝで、前後
に揺動させて配置変更するよう構成したものがあり、肥
料補給に際して、このホッパーを後方に平行移動し、畦
畔にいる補助者が水田に入らないで用意に肥料を供給す
ることができた。
しかし、上記従来の構成ではホッパーを後方に揺動し
た際に、揺動する前の高い位置と、ほぼ円高さに位置す
ることをになるため、低い畦畔での肥料の際には、重い
肥料袋等を上方に大きく持ち上げねばならないという不
具合があった。
た際に、揺動する前の高い位置と、ほぼ円高さに位置す
ることをになるため、低い畦畔での肥料の際には、重い
肥料袋等を上方に大きく持ち上げねばならないという不
具合があった。
本考案は上記実情に鑑みなされたもので、ホッパーの
移動構造と改良を加えることで、ホッパーへの肥料供給
を一層容易にすることを目的とする。
移動構造と改良を加えることで、ホッパーへの肥料供給
を一層容易にすることを目的とする。
本考案の特徴構成は繰出しケースの上に着脱自在に搭
載したホッパーの底部を開閉自在に構成し、このホッパ
ーを前記繰出しケース側に取り付けられた上下揺動自在
なアームの先端に横軸芯周りに回動自在に取り付け、こ
のアームの揺動によってホッパーを前記繰出しケースの
上方に持ち上げた状態と、後方に揺動した状態とに切換
可能に構成してある点にある。
載したホッパーの底部を開閉自在に構成し、このホッパ
ーを前記繰出しケース側に取り付けられた上下揺動自在
なアームの先端に横軸芯周りに回動自在に取り付け、こ
のアームの揺動によってホッパーを前記繰出しケースの
上方に持ち上げた状態と、後方に揺動した状態とに切換
可能に構成してある点にある。
前記アームを後方に揺動することで前記ホッパーを前
記繰出しケースの上方に持ち上げた状態に比べ、後方下
方に位置させることができる。
記繰出しケースの上方に持ち上げた状態に比べ、後方下
方に位置させることができる。
よって、重い肥料袋等を上方に大きく持ち上げる必要
がなくなり、肥料にホッパーへの補給作業が一層容易に
なるとともに、ホッパーに残留した肥料を、このホッパ
ーを後方下方に揺動した後に、その底部を開放又は前記
横軸芯周りに回動させることで直接容易に回収できる。
がなくなり、肥料にホッパーへの補給作業が一層容易に
なるとともに、ホッパーに残留した肥料を、このホッパ
ーを後方下方に揺動した後に、その底部を開放又は前記
横軸芯周りに回動させることで直接容易に回収できる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に本考案に係る乗用型田植機を示している。こ
の田植機は、乗用型走行機体(1)の後部に、油圧シリ
ンダ(2)の伸縮駆動により昇降揺動するリンク機構
(3)を介して苗植付装置(4)を連結するとともに、
苗植付装置(4)の後部に施肥装置(5)を装備し、前
部にエンジン(6)と中央部に操縦部(7)を搭載して
ある。前記施肥装置(5)は、肥料を貯留するホッパー
(8)、このホッパー(8)の下部に連なり貯留肥料を
一定量づつ繰出す繰出しケース(9)、泥面上に施肥用
溝を形成する作溝器(10)、及び前記繰出しケース
(9)から繰出された肥料を前記施肥用溝内に流下案内
する流下パイプ(11)等で構成してある。第1図に示す
ように、前記ホッパー(8)の底部には前後方向にスラ
イド自在で開閉可能に板材(12)を別体として取付ける
とともに、前記繰出しケース(9)側に取付けた上下揺
動自在なアーム(13)の先端に横軸芯(X)周り回動自
在に前記ホッパー(8)を取り付けてある。前記板材
(12)の背面にスライド用把握部(12a)を設けてあ
り、この把握部(12a)を挟持しながら機体前後方向に
前記板材(12)をスライドさせ、このホッパー(8)の
底部を開閉でき、そして、前記アーム(13)は左右一対
で、その一端側を前記繰出しケース(9)の両側面に横
軸芯(Y)周りに回動自在に枢支連結してある。また、
前記繰出しケース(9)の左右両側面に前記アーム(1
3)の横軸芯(Y)の前方でやゝ下方の箇所と前記アー
ム(13)とをトッグルスプリング(14)を介して連結し
てあるとともに、前記ホッパー(8)が前記繰出しケー
ス(9)の上方に持ち上げた状態以上に前方への揺動を
阻止するストッパー(15)及び前記ホッパー(15)が、
この繰出しケース(9)の後方に揺動した状態を支持す
るストッパー(15)を、この繰出しケース(9)の左右
両端面より夫々突設してある。
の田植機は、乗用型走行機体(1)の後部に、油圧シリ
ンダ(2)の伸縮駆動により昇降揺動するリンク機構
(3)を介して苗植付装置(4)を連結するとともに、
苗植付装置(4)の後部に施肥装置(5)を装備し、前
部にエンジン(6)と中央部に操縦部(7)を搭載して
ある。前記施肥装置(5)は、肥料を貯留するホッパー
(8)、このホッパー(8)の下部に連なり貯留肥料を
一定量づつ繰出す繰出しケース(9)、泥面上に施肥用
溝を形成する作溝器(10)、及び前記繰出しケース
(9)から繰出された肥料を前記施肥用溝内に流下案内
する流下パイプ(11)等で構成してある。第1図に示す
ように、前記ホッパー(8)の底部には前後方向にスラ
イド自在で開閉可能に板材(12)を別体として取付ける
とともに、前記繰出しケース(9)側に取付けた上下揺
動自在なアーム(13)の先端に横軸芯(X)周り回動自
在に前記ホッパー(8)を取り付けてある。前記板材
(12)の背面にスライド用把握部(12a)を設けてあ
り、この把握部(12a)を挟持しながら機体前後方向に
前記板材(12)をスライドさせ、このホッパー(8)の
底部を開閉でき、そして、前記アーム(13)は左右一対
で、その一端側を前記繰出しケース(9)の両側面に横
軸芯(Y)周りに回動自在に枢支連結してある。また、
前記繰出しケース(9)の左右両側面に前記アーム(1
3)の横軸芯(Y)の前方でやゝ下方の箇所と前記アー
ム(13)とをトッグルスプリング(14)を介して連結し
てあるとともに、前記ホッパー(8)が前記繰出しケー
ス(9)の上方に持ち上げた状態以上に前方への揺動を
阻止するストッパー(15)及び前記ホッパー(15)が、
この繰出しケース(9)の後方に揺動した状態を支持す
るストッパー(15)を、この繰出しケース(9)の左右
両端面より夫々突設してある。
以上の構成より、前記繰出しケース(9)の上に搭載
した位置から、この繰出しケース(9)の後方へ前記横
軸芯(Y)周りに前記アーム(13)を回動させることで
前記ホッパー(8)を揺動でき、そして、このホッパー
(8)に設けた横軸芯(X)周りに、このホッパー
(8)を回動させ姿勢を自由調整でき、また、このホッ
パー(8)を前記繰出しケース(9)の上の搭載した位
置に戻す際も前記横軸芯(X),(Y)周りにアーム
(13)及びホッパー(8)を回動することにより行な
え、この揺動の際に前記スプリング(14)が揺動し助け
る方向に働く。
した位置から、この繰出しケース(9)の後方へ前記横
軸芯(Y)周りに前記アーム(13)を回動させることで
前記ホッパー(8)を揺動でき、そして、このホッパー
(8)に設けた横軸芯(X)周りに、このホッパー
(8)を回動させ姿勢を自由調整でき、また、このホッ
パー(8)を前記繰出しケース(9)の上の搭載した位
置に戻す際も前記横軸芯(X),(Y)周りにアーム
(13)及びホッパー(8)を回動することにより行な
え、この揺動の際に前記スプリング(14)が揺動し助け
る方向に働く。
図面は本考案に係る田植機の施肥機構の実施例を示し、
第1図はホッパーを繰り出しケースの上方及び後方に揺
動した状態を示す施肥装置の側面図、第2図は田植機の
全体側面図である。 (8)……ホッパー、(9)……繰り出しケース、(1
3)……アーム、(X)……横軸芯
第1図はホッパーを繰り出しケースの上方及び後方に揺
動した状態を示す施肥装置の側面図、第2図は田植機の
全体側面図である。 (8)……ホッパー、(9)……繰り出しケース、(1
3)……アーム、(X)……横軸芯
Claims (1)
- 【請求項1】繰出しケース(9)の上に着脱自在に搭載
したホッパー(8)の底部を開閉自在に構成し、このホ
ッパー(8)を前記繰出しケース(9)側に取り付けら
れた上下揺動自在なアーム(13)の先端に横軸芯(X)
周りに回動自在に取り付け、このアーム(13)の揺動に
よってホッパー(8)を前記繰出しケース(9)の上方
に持ち上げた状態と、後方に揺動した状態とに切換可能
に構成してある田植機の施肥機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13025990U JP2508983Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 田植機の施肥機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13025990U JP2508983Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 田植機の施肥機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0488215U JPH0488215U (ja) | 1992-07-31 |
JP2508983Y2 true JP2508983Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=31877615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13025990U Expired - Lifetime JP2508983Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 田植機の施肥機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508983Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6635882B2 (ja) * | 2016-06-29 | 2020-01-29 | 株式会社クボタ | 水田作業車 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP13025990U patent/JP2508983Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0488215U (ja) | 1992-07-31 |
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